JPH05165829A - 文書作成装置および文書作成方法 - Google Patents

文書作成装置および文書作成方法

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JPH05165829A
JPH05165829A JP3333210A JP33321091A JPH05165829A JP H05165829 A JPH05165829 A JP H05165829A JP 3333210 A JP3333210 A JP 3333210A JP 33321091 A JP33321091 A JP 33321091A JP H05165829 A JPH05165829 A JP H05165829A
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JP3333210A
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English (en)
Inventor
Tetsuro Tozaki
哲朗 戸崎
Masaki Fujiwara
正樹 藤原
Naoko Tashiro
直子 田代
Koji Kimura
晃司 木村
Chizuko Imaizumi
千鶴子 今泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文書中での修正個所や注意個所など利用者が気
に留めておきたい個所を明示するための目印を設定可能
とし、また、この目印を用いてしおりやメモ,インデッ
クスなどとして利用可能な文書作成装置あるいは文書作
成方法を提供する。 【構成】文書中での修正個所や注意個所などを明示する
ための目印を付与したり、付与した目印を取り外したり
する目印編集制御部54と、目印編集制御部54により
設定された目印を目印情報として作成文書の一部の情報
として文書データ31に保持し、また、目印編集制御部
54により設定された目印を作成文書とともに画面上に
表示する表示制御部58と前記各部を制御する編集制御
部51とを具備することにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は作成文書中に目印を設定
可能とし、これをしおりやメモ,インデックスなどとし
て利用可能な文書作成装置あるいは文書作成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】文書の作成にあたって、作成文書の内容
を修正した場合や文書中において特に気に留めておきた
い所には、作成文書を印刷した印刷物にラインマーカ等
で目印を付けたり、また、気の付いたことをメモ用紙に
記入してその紙をはさんでおくということがある。ま
た、文書作成中に作成を一旦中断するような場合、どこ
まで作成,編集を行ったかを覚えておくため、また、次
に編集を再開するとき、すぐその頁が開けるようにする
ために、作成文書を印刷した印刷物にしおりなどをはさ
んでおく場合がある。
【0003】従来、ワードプロセッサなどの文書作成装
置においては、前者のような目的に直接合致した手段は
提供されておらず、しいてあげれば、文字修飾機能を応
用し、文章中にアンダラインを施しておくといった方法
により代用していた。
【0004】また、後者に対しては、特開平3−15969号
公報に記載のように、文書中の編集したい頁を表示する
ために、該当する頁番号を数値で入力するというものが
あった。また、その他関連する技術としては、あらかじ
め作成書類とは別に、しおりを作成し、そのしおりの一
覧表に従って参照したい頁を表示するというものがあっ
た。
【0005】また、この装置に関連するものとして、特
開昭59−36867 号公報記載の文書画像ファイル装置があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の文字修飾による方法においては、実際の作成文書
上に修飾が施されてしまうため、ちょっとしたメモ程度
に記録しておきたい場合、正式に文書を印刷する際に
は、再度その修飾を解除しなければならないという手間
がかかっていた。
【0007】また、前述したように気の付いたことを書
き留めておくといったメモの変わりに活用するといった
ことは不可能であった。
【0008】また、編集したい頁を表示する場合、事前
に編集したい頁が何頁なのか利用者が覚えておく必要が
あった。このため、通常は、正確な頁番号を記憶してい
ることが稀れなため、おおよその頁番号を入力してとり
あえず暫定的な頁を一旦表示してからその内容を確認し
た後、違っていたら内容から判断して、別の画面操作方
法、例えば前頁,次頁,上下スクロールといった手段を
併用しながら目的の頁に少しずつ近づいていくという方
法をとっていた。このため目的とする頁に達するまで非
常に手間がかかるという問題があった。
【0009】更にまた、頁番号を覚えておくという問題
は解決されるものの、作成文書とは独立した別の記憶媒
体の中から、作成文書に関するしおりファイルを探しだ
してしおり一覧を表示し、その中から目的とする頁に付
随するしおりを指定して初めて所望する頁を参照できる
ため、操作に手間がかかるという問題や、また、実際に
作成している文書の関係が判りづらいという問題があっ
た。
【0010】そこで、本発明の第1の目的は、上記問題
点を解消するために、文書中での修正個所や注意個所な
ど利用者が気に留めておきたい個所を明示するための目
印を設定可能な文書作成装置あるいは文書作成方法を提
供することにある。
【0011】また、本発明の第2の目的は、前記目印を
用いて簡単な操作で頁切り替えなどの画面操作が行える
ようにし、前記目印をしおり的な用途として活用可能な
文書作成装置を提供することにある。
【0012】また、本発明の第3の目的は、前記目印に
対してメモ情報を記入可能とし、これによって文書を作
成中に気の付いたことや、ある頁に対し何らかの修正を
行い、その修正に関する来歴情報などを、作成文書の中
に、作成文書とは独立した形で記録しておくことを可能
とする文書作成装置を提供することにある。
【0013】また、本発明の第4の目的は、前記頁切り
替えなどの画面操作と、前記メモ情報の記入をともに可
能とすることによって、前記目印が何を意味するもので
あるか利用者毎の用途に応じて意味的に判断できるよう
にし、インデックスのような形で目印を利用可能とする
文書作成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、文書
中に記載する文字,図形などの記載要素のデータを入力
する入力部と、前記で入力されたデータを記憶する記憶
部と、前記記憶部に記憶されたデータを表示する表示部
と、前記記憶部に記憶されたデータを印刷する印刷部と
からなる文書作成装置において、文書中、修正個所や注
意個所など利用者が気に留めておきたい個所を明示する
ための目印を付与する目印設定手段と、付与した目印を
取り外す目印設定解除手段と、前記目印設定手段によっ
て設定された目印を目印情報として記憶する記憶部と、
同じく目印設定手段により設定された目印を作成文書と
ともに画面上に表示する目印表示手段とを備えることに
より達成される。
【0015】また、上記第2の目的は、文書中に記載す
る文字,図形などの記載要素のデータを入力する入力部
と、前記入力されたデータを記憶する記憶部と、前記記
憶部に記憶されたデータを表示する表示部と、前記記憶
部に記憶されたデータを印刷する印刷部とからなる文書
作成装置において、文書中での修正個所や注意個所など
利用者が気に留めておきたい個所を明示するための目印
を付与したり、付与した目印を取り外したりする目印設
定,解除手段と、該手段により設定された目印を目印情
報として作成文書の一部の情報として記憶部に保持し、
また、目印設定,解除手段により設定された目印を作成
文書とともに画面上に表示する目印表示手段と、画面上
に表示されている目印を前記入力部を用いて指示するこ
とによって、現在表示している頁を指示された目印が付
与されている頁に切り替える頁切り替え手段とを備える
ことにより達成される。
【0016】また、上記第3の目的は、文書中に記載す
る文字,図形などの記載要素のデータを入力する入力部
と、前記入力されたデータを記憶する記憶部と、前記記
憶部に記憶されたデータを表示する表示部と、前記記憶
部に記憶されたデータを印刷する印刷部とからなる文書
作成装置において、文書中での修正個所や注意個所など
利用者が気に留めておきたい個所を明示するための目印
を付与したり、付与した目印を取り外したりし、さらに
目印設定時に設定する目印に対しメモを記入可能とする
目印設定,解除手段と、該手段により設定された目印を
目印情報として作成文書の一部の情報として記憶部に保
持し、また、目印設定,解除手段により設定された目印
を作成文書とともに画面上に表示する目印表示手段とを
備えたことにより達成される。
【0017】また、上記第4の目的は、文書中に記載す
る文字,図形などの記載要素のデータを入力する入力部
と、前記入力されたデータを記憶する記憶部と、前記記
憶部に記憶されたデータを表示する表示部と、前記記憶
部に記憶されたデータを印刷する印刷部とからなる文書
作成装置において、文書中での修正個所や注意個所など
利用者が気に留めておきたい個所を明示するための目印
を付与したり、付与した目印を取り外したりし、さらに
目印設定時に設定する目印に対しメモを記入可能とする
目印設定,解除手段と、該手段により設定された目印を
目印情報として作成文書の一部の情報として記憶部に保
持し、また、目印設定,解除手段により設定された目印
を作成文書とともに画面上に表示する目印表示手段と、
画面上に表示されている目印を前記入力部を用いて指示
することによって、現在表示している頁を指示された目
印が付与されている頁に切り替える頁切り替え手段とを
備えたことにより達成される。
【0018】
【作用】前記構成あるいは方法によれば、目印設定,解
除手段は、利用者により指示された頁に対し目印を付与
したり、付与した目印を取り外したりし、また、設定さ
れた目印は目印情報として作成文書の一部の情報として
記憶部に保持され、その目印は、目印表示手段により作
成文書とともに画面上に表示されるので、文書中での修
正個所や注意個所など利用者が気に留めておきたい個所
を明示することが可能となるように作用する。
【0019】さらに、画面上に表示された目印を利用者
が指示することによって、頁切り替え手段は、現在表示
している頁を指示された目印が付与されている頁に切り
替えるので、これにより利用者は作成文書中で必要な頁
にあらかじめ目印設定,解除手段を用いて目印を付与し
ておけば、必要な時に頁切り替え手段により簡単に表示
頁を目印が付与されている頁に切り替えることができ、
目印をしおり的な用途として用いることができるように
作用する。
【0020】また、前記目印設定手段において、目印設
定時に設定する目印に対しメモを記入可能とすることに
よって、前記目印表示手段を通して画面上にそのメモの
内容を含んだ形で目印が表示されるので、目印をメモ用
紙的に活用することができるように作用する。また、目
印の内容を利用者ごとの用途に応じた内容、例えば、作
成文書中の各章の見出しなどを記入しておけば、目印を
インデックスのような形で利用できるように作用する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の構成および方法を日本語ワー
ドプロセッサに実施した例について図により説明する。
【0022】まず、図1は本発明を適用した日本語ワー
ドプロセッサの構成について示したブロック図である。
【0023】1は文字,コマンド等の入力を行うキーボ
ード,マウスの入力部、2は現在の日付を保持する時計
部である。3は半導体メモリや磁気記憶装置等による記
憶部で、現在編集中の文書の情報が入っている文書デー
タ31があり、その中には文書の頁数の情報を管理する
文書管理データ32や、頁内の領域数等の頁の情報を管
理する頁管理データ33,領域の種別や頁内での位置等
の領域の情報を管理する領域管理データ34,それぞれ
の領域の個別の内容である領域要素データ35がある。
また、現在レイアウト表示している頁を記憶する表示頁
データ36や、指定状態にある目印の領域番号を記憶す
る目印対象指定データ37,その指定状態にある目印が
付与されている頁の頁番号を記憶する対象指定頁データ
38,目印の表示位置計算時に目印を頁の右端に重なら
ないように表示するための情報を記憶する目印表示位置
計算データ39,目印の表示位置情報を記憶する目印位
置データ40,目印を表示する際の条件を記憶する目印
表示条件データ41,目印の表示レベルや表示する目印
の領域番号を記憶する表示目印データ42,頁切り取
り,取り出しを行う際に一時的に情報を確保する中継用
バッファ43,登録文書を格納する登録文書格納バッフ
ァ44等がある。次に5は、前記各部の制御を行うため
のマイクロプロセッサ等による制御部で、各種文書の作
成,編集等の制御を行う編集制御部51があり、その中
には、文字の入力,編集を制御する文字制御部52,図
形の入力,編集を制御する図形制御部53,目印の入
力,編集を制御する目印編集制御部54,文字領域や図
形領域などの領域の編集を制御する領域編集制御部5
5,頁の編集を制御する頁編集制御部56,現在の時間
の情報を時計部2より読みだす時計制御部57,表示部
6の制御を行う表示制御部58,印刷部7を制御する印
刷制御部59がある。ここで、文字制御部52,図形制
御部53,目印編集制御部54,領域編集制御部55,
頁編集制御部56は文書データ31に対し、データの更
新を行う。また、6は文字,図形,目印等の文書情報や
頁枠などを表示するCRTディスプレイなどによる表示
部である。7は入力された内容を印刷するプリンタ等に
よる印刷部である。
【0024】次に、本実施例の日本語ワードプロセッサ
における入力部であるキーボードとマウスを用いた入力
方法について、図2を用いて説明する。
【0025】キーボードには、文字キー61,スクロー
ルキー62,カーソルキー63,実行キー64,取消キ
ー65のほか、画面操作を行う画面操作キー66,キー
カーソルの位置にある文書や文書内の文字や目印の領域
等を指定,解除するために用いる指定キー67,解除キ
ー68等があり、これらのキーを押すことによりそれぞ
れ該当する処理を行う。また、マウスは、マウスの2つ
のボタンにそれぞれ指定,解除が割り当てられており、
それぞれこの指定ボタン69,解除ボタン70を押すこ
とによりマウスカーソルの位置にある文書,領域等を指
定,解除できる。
【0026】次に、本発明を適用した日本語ワードプロ
セッサを起動し、文書の作成,編集、及び印刷を行う処
理について、図9を用いて説明する。
【0027】日本語ワードプロセッサを起動すると、ま
ず始めに編集制御部51が起動し、登録文書格納バッフ
ァ45以外の記憶部3を初期化し(ステップ101),
初期メニュー画面(図28)を表示し(ステップ10
2),入力部1からの編集指示を待つ(ステップ10
3)。ここで利用者からの入力指示を判定し(ステップ
104),新規文書作成が指示されると新規文書の文書
編集処理を行う(ステップ105)。また、ステップ1
03で文書更新・印刷が指示された場合は、文書一覧画
面(図29)を表示し(ステップ106),入力待ち状
態になる(ステップ107)。ここで、利用者からの入
力指示を判定し(ステップ108),文書の更新が指示
されると、登録文書の文書編集処理を行う(ステップ1
09)。また、ステップ107で文書の印刷が指示され
ると、登録文書の印刷を行う(ステップ110)。登録
文書に対する各処理を終えると、再度文書一覧画面(図
29)に戻り(ステップ106),入力待ち状態になる
(ステップ107)。また、ステップ107で取消を指
示するか、新規作成文書の文書編集処理(ステップ105)
を終えると、初期メニュー画面(図28)に戻り(ステ
ップ102),入力待ち状態になる(ステップ10
3)。
【0028】次に、新規作成文書、及び登録文書の文書
編集処理について図10を用いて説明する。
【0029】編集制御部51は、まず利用者の指示が新
規作成か文書更新かを判定し、それぞれに応じた文書デ
ータ31を作成する(ステップ121)。
【0030】ここで、文書データ31の構成について図
3を用いて説明する。
【0031】文書データ31は、文書内の情報を管理す
る文書管理データ32と頁単位のデータである頁データ
71で構成し、これらを頁番号順に管理する。また各頁
データ71は頁内の情報を管理する頁管理データ33と
頁内の領域単位のデータである領域データ72で構成
し、これらを領域番号順に管理する。また、各領域デー
タ72は領域番号等の領域内の情報を管理する領域管理
データ34とその領域の内容である領域要素データ35
で構成する。本発明では、目印を領域の一種として扱う
ことにする。
【0032】ここで、頁管理データ33と領域データ7
2、及び種別が目印の時の領域要素データ35である目
印データについて、図4を用い説明する。
【0033】まず、頁管理データ33には先頭領域情報
73と末尾領域情報74があり、それを用いて頁内にあ
る領域の数と、その領域番号を管理する。またそれぞれ
の領域は、前述のように領域管理データ34と領域要素
データ35で構成する領域データ72があり、領域管理
データ34は、領域の位置情報や領域内に作成されてい
るデータの種別、例えば文字や図形,目印といった種別
に関する情報を管理し、領域要素データ35は、それぞ
れの領域の要素である文字データ75,図形データ7
6,目印データ77等がある。ここでこの目印データ7
7は、その目印の示す頁範囲の先頭と末尾の頁番号であ
る目印先頭頁78と目印末尾頁79,目印の属するグル
ープの番号である目印種類80,目印を設定した日付8
1,目印のメモ情報82の情報を管理する。
【0034】さてステップ121では、新規作成の場合
は、初期データとして1頁のみの文書データを編集対象
の文書データ31として作成し、文書更新の場合は、更
新対象となる文書データを登録文書格納バッファ45か
ら呼び出し、それを編集対象の文書データ31として作
成する。またこの際に、初期表示に関するデータである
表示頁データ36,表示目印データ42を初期化する。
【0035】これらの初期処理が終わると、編集制御部
51は文書を表示部6にレイアウト表示し(ステップ1
22),更新文書で目印がある文書の場合は目印を表示
し(ステップ123),編集モード選択メニュー(図3
0)を表示し(ステップ124),入力部1からの編集
指示を待つ(ステップ125)。利用者から入力があれ
ば、その内容を編集制御部51で判定し(ステップ12
6),文字が指示されると、文字制御部52を起動して
文字の入力,編集処理を行い(ステップ127),図形
が指示されると、図形制御部53を起動して図形の入
力,編集処理を行い(ステップ128),目印編集が指
示されると、目印編集制御部54を起動して目印の入
力,編集処理を行い(ステップ129),領域編集が指
示されると、領域編集制御部55を起動して文字や図形
などの領域の編集を行い(ステップ130),画面操作
が指示されると、表示制御部58を起動して画面操作処
理による表示の制御を行い(ステップ131),印刷が
指示されると、印刷制御部59を起動して編集中文書の
印刷を行い(ステップ132),頁編集が指示される
と、頁編集制御部56を起動して頁単位の編集処理を行
い(ステップ133),登録が指示されると、編集制御
部51が起動して編集中の文書データ31を登録文書格
納バッファ45へ格納する(ステップ134)。また、
目印をキーやマウスの入力部1で指定・解除すると、目
印の指定・解除処理を行い(ステップ135)、それが
終わると次の入力待ち状態になる(ステップ125)。
また、目印に対してマウスの指定ボタンを連続して二度
押す(以下、連続二度指定と呼ぶ)と、表示制御部58
を起動して画面操作処理を行い、指定された目印が付与
されている頁に画面表示を切り換える(ステップ13
1)。それぞれ上記の処理が終わると、レイアウトの表
示(ステップ122),目印の表示(ステップ123)、編
集モード選択メニュー(図30)の表示を行い(ステッ
プ124),入力待ち状態になる(ステップ125)。
ステップ125において終了が指示された場合には、作
成した文書データを登録文書格納バッファ45に格納
し、文書の編集を終える編集終了処理を行う(ステップ
136)。
【0036】ここで、頁枠や文字,図形領域、及び目印
を表示部6に表示するレイアウト表示処理について、図
11を用いて説明する(ステップ122)。
【0037】まず、表示頁データ36より表示頁番号を
取得し(ステップ141),その頁の頁枠を表示し(ス
テップ142)、頁管理データ33よりその表示頁内の
領域数を取得する(ステップ143)。次に、頁枠内の
領域の表示を行う。まず表示頁内の領域に対してデータ
を取得し(ステップ145),その領域の種別が目印以
外のときは(ステップ146),その領域の表示、例え
ば文字領域ならば文字の表示を行い、図形領域ならば図
形の表示を行う(ステップ147)。これを表示頁内の
全ての領域について行い(ステップ144)、レイアウ
ト表示処理を行う。
【0038】次に、頁に対して目印を貼り付けたり,は
ずしたり、また目印をグループ分けしたり、その目印に
メモをつけるといった処理を行う目印編集処理(ステッ
プ129)について、図14を用いて説明する。
【0039】編集モード選択メニュー(図30)で目印
編集が指定されると、目印編集メニュー画面(図31)
が表示され(ステップ201),入力待ち状態になる
(ステップ202)。利用者からの入力があれば、その
内容を編集制御部51で判定し(ステップ203),目
印貼り付けが指示されると、目印貼り付け編集処理を行
い(ステップ204),目印はずしが指示されると、目
印はずし編集処理を行い(ステップ205),目印一括
はずしが指示されると、目印一括はずし編集処理を行い
(ステップ206),目印メモ・種類が指示されると、
目印メモ・種類変更処理を行い(ステップ207),画
面操作が指示されると、画面操作処理を行う(ステップ
208)。また、利用者により目印の指定・解除が指示
されたら(ステップ202)、目印の指定・解除処理を
行い(ステップ209)、次の入力待ち状態になる(ス
テップ202)。それぞれの処理が終わると、目印編集
メニュー画面(図31)が表示され(ステップ20
1)、入力待ち状態になる(ステップ202)。また、
ステップ202で取消が指示されると目印編集処理は終
わる。
【0040】次に、目印編集メニュー画面(図31)よ
り指示されたそれぞれの機能の処理内容について説明す
る。
【0041】まず、表示している頁に目印を貼り付ける
目印貼り付け処理(ステップ204)について図15を用
いて説明する。目印貼り付けが指示されると、目印種類
・メモ設定画面(図32)を表示し(ステップ21
1),入力待ち状態になる(ステップ212)。この目
印種類・メモ設定画面(図32)で、この図の目印範囲
にその目印の示す頁の範囲を設定することにより、その
目印が付与された頁のみを示すものか、ある一定の頁範
囲を示すものかを指定することができる。また、図32
の目印種類を設定することにより、目印をグループ別に
分類分けすることができ、図32の目印メモを設定する
ことにより、目印にメモ情報を付与することができる
(ステップ214)。これらの図32の各項目の設定を
終えて実行を指示すると(ステップ212),その入力
指示を判定し(ステップ213),表示頁データ36を
取得し(ステップ215)、該当頁内に領域管理データ
34と領域要素データ35を作成する。ここで領域要素
データ35の内容としては、図32で設定された情報を
元にそれぞれ目印データ77の目印先頭頁78,目印末
尾頁79,目印種類80,目印メモ82に格納し、それ
と同時に日付81には、時計制御部57により現在の日
付を時計部2から目印貼り付け時の日付として格納する
(ステップ216)。そして、表示目印データ42を更
新し(ステップ217),目印を表示することにより
(ステップ218),表示頁に対する目印の貼り付けを
行う。また、ステップ212で取消を指示すると目印貼
り付け処理は終わる。
【0042】ここで、この目印を表示する際の情報であ
る表示目印データ42について図8を用いて説明する。
【0043】表示目印データ42は、目印を一切表示し
ない「目印表示なし」、目印とその目印のついている頁
と目印をつけた日付だけを表示する「目印簡略表示」、
目印とその目印の情報全てを表示する「目印詳細表示」
のうち、どのレベルで表示するかを示す目印表示レベル
93と、表示すべき目印数を示す表示目印数94と、そ
れらの目印の領域番号を示す目印番号95を格納する。
そこで、目印貼り付けの際の表示目印データ42の更新
時(ステップ217)では、表示目印数94を一つ増や
し、貼り付けた目印の領域番号を目印番号95の中に一
つ加えることを行う。
【0044】次に、表示目印データ42の目印表示レベ
ル93に基づいたレイアウト画面上の目印の表示(ステ
ップ218)について、図12を用い説明する。
【0045】まず、目印表示レベル93が「表示無し」
のときは、目印表示は何も行わないで終る(ステップ1
51)。目印表示レベル93が「表示無し」以外のとき
は、目印表示カウントに0を入れる初期処理をし(ステ
ップ152),以下の処理を表示目印94の数だけ行う
(ステップ153)。まず、目印表示レベル93が「簡
略表示」のときは、目印を頁の右端に、目印どうしが重
ならないで表示するように目印の表示位置を計算し(ス
テップ154),そのステップ154で求めた目印位置
データ40の示す位置に目印枠を表示する(ステップ1
55)。次に、目印データ77を取得し(ステップ15
6),目印先頭頁78,目印末尾頁79を参照して目印枠
の中に頁番号を表示し(ステップ157),目印内の頁
番号の後に日付81を表示する(ステップ158)。
「簡略表示」はこれらの表示を終えると(ステップ15
9)、目印表示カウントに1加え(ステップ162)、
これらの処理を表示目印数94の数だけ行い(ステップ
153)、目印表示処理を終える。また、目印表示レベ
ル91が「詳細表示」のときは、上記ステップ152〜
ステップ159を行い、ステップ154で求めた目印位
置データ40の示す位置に目印,頁番号,日付を表示し
た後、目印の中の日付の後に続けて、目印種類80と
(ステップ156)目印メモ82を表示し(ステップ1
61)、目印表示カウントに1加え(ステップ16
2)、これらの処理を表示目印数94の数だけ行い(ス
テップ153)、処理を終える。これにより「表示無
し」の時は目印の表示を何もしないで、「簡略表示」の
時は目印の頁と日付のみのついた目印を表示し(図4
0)、「詳細表示」の時は目印の頁,日付,種類、及び
メモがついた目印を表示するようになる(図41)。
【0046】次に、目印の表示する位置を計算し、それ
を目印位置データ40に格納する処理である目印位置計
算処理(ステップ154)について、図6及び図13を
用い説明する。
【0047】始めに図6を用いて、目印位置計算時に目
印を頁右端に表示し、それらの目印が重ならないように
するために必要なデータである目印表示位置計算データ
39について説明する。
【0048】目印表示位置計算データ39は、1つ目の
目印を頁右端の上方に表示する位置情報である先頭目印
表示位置87と、目印が縦方向に重ならないような目印
間の縦方向の間隔である目印縦間隔88と、目印が横方
向に重ならないような目印間の横方向の間隔である目印
横間隔89と、1列で表示可能な目印の最大数である目
印1列表示最大数90で構成されている。
【0049】次に目印位置計算処理について図13を用
いて説明する。まず、表示する目印の列番号,行番号の
計算を行う(ステップ171)。これは、図12のステ
ップ152で初期設定され、ステップ162で1加えら
れている目印表示カウントを利用して、これから表示す
べき目印の列番号と行番号を求めるもので、目印表示カ
ウントを目印1列表示最大数90で割り、その商を目印
列番号に格納し、余りを目印行番号に格納する。次に、
目印列番号,目印行番号に基づき目印位置データ40の
更新を行う。まず縦方向のデータには、目印縦間隔88
と目印行番号をかけあわせたものに目印初期表示位置8
7の縦座標を加えたものを格納する(ステップ17
2)。また横方向のデータには、目印横間隔89と目印
列番号をかけあわせたものに目印初期表示位置87の横
座標を加えたものを格納する(ステップ172)。これ
により、目印位置データ40には目印を頁の右端で、目
印どうしが重ならないように計算された値が格納され
る。
【0050】さて、ここで目印を設定した場合の画面に
ついて例を用いて説明する。例えば、図42のように1
頁目が表示されているような場合に、まず図30で目印
編集を指示し、図31で目印貼り付けを指示し、図32
で目印データの内容を設定すれば、図43のように1頁
目の右端に目印が貼り付られ、目印には図32で設定さ
れた情報が表示される。ここで図面の方では日付の表示
は省略することとする。また、この目印貼り付けと画面
操作による頁切り換えを利用することにより、表示頁以
外の別の頁にも目印を貼り付けることができ、その際元
貼り付いていた目印と重ならないで表示される。例え
ば、図43のように1頁目に目印が貼り付いていた場
合、画面を3頁目に切り換え(図44)、そこで目印貼
り付けを指示すれば、3頁目に目印が新たに貼り付けら
れる。この際、ステップ154の目印位置計算処理によ
り目印は元貼り付いていた1頁目の目印と重ならないよ
うになる。また、一つの頁に複数個の目印を貼り付ける
ことも可能である。これは、既に目印の付いている頁を
表示した状態で(図43)、再度目印貼り付けを指示す
ることにより、図46のように複数の目印を1つの頁に
貼り付けることが可能となる。また、目印の示す頁の範
囲を目印が付与されている頁のみを示すだけでなく、あ
る一定の範囲の頁を示すようにすることもできる。これ
を用いて図32で目印の頁範囲に対して複数の頁を設定
すると、1つの目印で連続した複数の頁を示す目印を貼
り付けることができる(図47)。
【0051】次に、指定した目印をはずす処理である目
印はずし処理(ステップ205)について図16を用い
て説明する。目印はずしが指示されると、目印指定メッ
セージ画面(図33)を表示し(ステップ221),は
ずす目印の指定を行うための入力待ちの状態になる(ス
テップ222)。ここで、利用者からの入力指示を判定
し(ステップ223),目印の指定・解除の場合は目印
指定・解除処理を行う(ステップ224)。また、はず
したい目印のある頁に頁切り換えをしてその頁の内容を
確認したい場合、画面操作処理により頁切り換えをし確
認を行う(ステップ225)。この際、目印指定・解除
処理,画面操作処理を終えると入力待ち状態になる(ス
テップ222)。ここで、ステップ222で実行を指示
し、指定状態の目印がある場合は(ステップ226),
目印対象指定データ37より指定された目印番号を取得
し(ステップ227),その目印領域の領域データを削
除し、文書データの更新を行い(ステップ228),そ
の目印が表示されていた場合は表示目印データ42の表
示目印数94の更新、目印番号95からその目印の領域
番号の削除を行い(ステップ229),目印を表示し
(ステップ230)、目印はずし処理を終える。また、
ステップ222で取消が指示された場合や、実行が指示
されたが指定状態の目印が一つも無い場合(ステップ2
26)は、何もしないで処理を終える。
【0052】ここで、目印を指定・解除した際の処理
(ステップ209,目印はずし時にはステップ224)
について、図17を用いて説明する。
【0053】まず、目印を指定した場合は、その時のカ
ーソルの位置を取得し(ステップ231),その位置に
ある目印の目印番号を取得し(ステップ232),それ
に基づき目印対象指定データ37を更新し(ステップ2
33),指定した目印のついている頁の頁番号を、対象
指定頁データ38に格納し(ステップ234),その
後、指定が指示された目印を目印指定状態にして表示し
(ステップ235)、処理を終える。
【0054】ここで、目印対象指定データ37と対象指
定頁データ38について、図5を用い説明する。
【0055】まず、目印対象指定データ37は、指定状
態の目印の数を示す対象指定目印数83と、それらの目
印の領域番号を示す目印番号84を格納する。また、対
象指定頁データ38は、指定状態の目印のついた頁の数
を示す対象指定頁数85と、目印のついた頁の番号を示
す頁番号86を格納する。この際、格納される頁番号が
対象指定頁データ38内に既にある場合は格納しないよ
うにすることにより、対象指定頁データ38の中には指
定された目印がある頁番号が、重なることなしに格納さ
れるようにする。また、指定された目印の頁範囲が複数
の頁範囲である場合、それに該当する範囲の頁は全て対
象指定頁データ38に格納することとする。
【0056】すなわち、1つ指定するたびにステップ2
33では対象指定目印数83の数が1増え、目印番号8
4に指定した目印の領域番号が加えられ、ステップ23
4では、その指定した目印の目印先頭頁78と目印末尾
頁79を取得し、その頁範囲にある頁番号について対象
指定頁データ38内の頁番号86と見比べ、頁番号86
内に指定した目印の頁がなかった場合は、その頁数分、
対象指定頁数85の数を増やし、その頁番号を頁番号8
6に加える。
【0057】次に、目印の指定を解除した場合は、まず
その時のカーソルの位置を取得し(ステップ231),
その位置にある目印の目印番号を取得し(ステップ23
2)、それを目印対象指定データ37内の目印番号84
と見比べ、目印番号84内に解除した目印があった場合
は、対象指定目印数83の数を1減らし、目印番号84
から解除した目印の領域番号を減らす(ステップ23
3)。次に、全目印に対し、改めて対象指定頁データ3
8を作成し(ステップ234),解除が指示された目印を
目印指定無し状態にして表示し(ステップ235),処
理を終える。
【0058】ここで、目印の指定,解除、及び、目印を
はずした場合の画面について例を用いて説明する。例え
ば、図48のように目印が貼り付いている場合に、1つ
の目印にカーソルを持っていき(図49)、そこで指定
キー67、またはマウスの指定ボタン69を押すと、そ
の目印は指定状態になる(図50)。逆に、1つの目印
が指定状態になっている場合に(図50)、指定されて
いる目印にカーソルを持っていき(図51)、そこで解
除キー68、またはマウスの解除ボタン70を押すと、
その目印は解除状態になる(図48)。また、図50の
ように1つの目印が指定されているときに、目印はずし
を指示すると、図43のように指定した目印をはずした
ものが表示される。
【0059】次に、貼り付いている目印が不要な場合等
に一括してその目印をはずず目印一括はずし処理(ステ
ップ206)について図18を用いて説明する。目印一
括はずしが指示されると、種別が目印の領域データを全
て削除し、文書データの更新を行い(ステップ24
1),表示目印データ42を初期化し(ステップ24
2),表示していた目印を全部消去する(ステップ24
3)。
【0060】これを利用すると、不要の目印を一括して
はずすことができる。例えば、図48のように2つの目
印が貼り付いていて、その目印が不要の場合に、一括は
ずしを指示すると、すべての目印は消去され、図42の
ようになる。
【0061】次に、目印の頁範囲や目印のグループを示
す目印種類、及び目印のメモ情報を変更する目印メモ・
種類変更処理(ステップ207)について、図19を用
いて説明する。目印メモ・種類が指示されると、目印指
定メッセージ画面(図33)を表示し(ステップ25
1),目印のメモ,種類等を変更する目印を指定するた
めの入力待ちの状態になる(ステップ252)。ここ
で、利用者からの入力指示を判定し(ステップ25
3),それが目印の指定・解除の場合は目印指定・解除
処理を行う(ステップ254)。また、目印のメモ,種
類等を変更したい目印がある頁を見たい場合は、画面操
作を指示し頁を切り換えることにより、見ることができ
る(ステップ255)。この際、目印指定・解除処理,
画面操作処理を終えると入力待ち状態になる(ステップ
252)。ステップ252で実行を指示し、指定状態の
目印がある場合は(ステップ256),目印対象指定デ
ータ37を取得し(ステップ257),その中の先頭目
印の目印データ77を取得し(ステップ258),その
データ内容に基づき、目印種類・メモ設定画面(図3
2)を表示し(ステップ259),入力待ち状態になる
(ステップ260)。この目印種類・メモ設定画面(図
32)で、それぞれ目印の頁範囲,目印種類,目印メモ
を設定し(ステップ262),実行を指示すると(ステ
ップ260),その入力指示を判定し(ステップ26
1)、目印対象指定データ37の目印番号84に属する
目印に関して、図32で設定された情報をそれぞれ目印
データ77の目印先頭頁78,目印末尾頁79,目印種
類80,目印メモ82に格納し、それと同時に日付81
には、時計制御部57により現在の日付を時計部2から
目印貼り付け時の日付として格納し(ステップ26
3),目印を再度表示しなおすことにより(ステップ2
64)、目印のメモ・種類の変更を行う。また、ステッ
プ260で取消を指示すると、目印指定メッセージ画面
(図33)を表示し(ステップ251),入力待ち状態にな
る(ステップ252)。また、ステップ252で取消を
指示した場合(ステップ253)、または実行を指示し
たが、指定状態の目印が無かった場合は(ステップ25
6)、何もせずに処理を終える。
【0062】これを利用すると、目印の種類やメモ情
報、または目印の指示する頁範囲を変更することが可能
となる。例えば、図48の片方の目印を指定し(図5
0)、そこで目印メモ・種類を指示すると、図32の画
面が表示し、その画面で内容を変更することにより、図
52のように、目印の情報が変更される。
【0063】次に、頁や画面の表示の切り換えを行う画
面操作処理(ステップ131)について、図20を用い
て説明する。
【0064】画面操作が指示されると、マウスの連続二
度指定によるものか判定し(ステップ301),連続二
度指定による場合は指定された目印が付与されている頁
への切り換え処理を行う(ステップ302)。それ以外
のときは、画面操作メニュー画面(図34)を表示し
(ステップ303),入力待ち状態になる(ステップ3
04)。利用者からの入力があれば、その内容を編集制
御部51で判定し(ステップ305),前目印が指示さ
れると、前目印処理を行い(ステップ306),次目印
が指示されると、次目印処理を行い(ステップ30
7),目印表示無し,目印簡略表示,目印詳細表示が指
示されると、それぞれそのレベルを表示目印データ42
内の目印表示レベル93に格納し(ステップ308〜ス
テップ310),目印ソート表示が指示されると、目印
ソート表示処理を行い(ステップ311),目印セレクト
表示が指示されると、目印セレクト表示処理を行い(ス
テップ312),目印一覧表示が指示されると、目印一
覧編集処理を行い(ステップ314)、前頁,次頁等の
その他の画面操作が指示されると、それに見合った画面
操作処理を行う(ステップ314)。上記のそれぞれの
処理が終ると、レイアウト表示を行い(ステップ31
5),表示目印データ42に基づき目印の表示を行い
(ステップ316)、画面操作処理を終える。
【0065】ここで、まず目印をマウスで連続二度指定
することによる頁切り換え処理(ステップ302)につ
いて、図21を用いて説明する。
【0066】まず、連続二度指定時のマウスカーソルの
位置を取得し(ステップ321),そこにある目印の番
号(ステップ322)、及びその目印のある頁番号を取
得し(ステップ323),それを表示頁データ36に格
納し(ステップ324)、引き続き、ステップ315を
実行することにより頁レイアウトが再表示され頁が切り
替わる。
【0067】これを利用すると、例えば、図48の片方
の目印にカーソルを持っていき(図49)、そこで連続
二度指定を行う(図51)と、図45のように指定され
た目印が付与されている3頁目が表示される。
【0068】次に、画面操作メニュー画面(図34)で
指示されるそれぞれの機能の処理内容について、説明す
る。
【0069】まず、前目印処理(ステップ306)につ
いて図22を用いて説明する。前目印が指示されると、
表示頁データ36と(ステップ331)表示目印データ
42を取得し(ステップ332),表示している頁に表
示目印がある場合は(ステップ333),表示目印デー
タ42の目印番号95でその目印を検索し、その目印の
前の目印番号(前目印)を取得する(ステップ33
4)。もし前目印があった場合は(ステップ335),
その目印の付与している頁番号を表示頁データ36に格
納し(ステップ336)、この処理を終える。もし前目
印がなかった場合は(ステップ335)、何もせずにこ
の処理を終える。また、もし表示頁に表示目印がなかっ
た場合は(ステップ333)、表示している頁番号以前
の頁に表示目印があるかどうか、表示目印データ42に
ついて調べ、表示目印がある場合は(ステップ33
7),その表示頁番号以前の目印の中で、一番頁番号の
大きい目印を前目印として取得し(ステップ338),
前目印のある頁を表示頁データに格納し(ステップ33
6),この処理を終える。もし表示している頁番号以前
の頁に表示目印がなかった場合は(ステップ337),
何もせずにこの処理を終える。
【0070】これを利用すると、表示頁に目印がついて
いる場合、表示している目印の表示において、一つ前の
目印のついた頁に切り替えることができる。例えば、図
53のように3頁目が表示されている場合、前目印を指
示すると、3頁目より前の頁で目印がついており、その
中で最も近い頁である1頁目に表示頁が切り換わる(図
54)。また、表示している頁に目印がない場合は、表
示頁の前方の頁の中で、最も近い表示目印のついた頁に
切り替えることができる。
【0071】次に、次目印処理(ステップ306)につ
いて図22を用いて説明する。次目印が指示されると、
表示頁データ36と(ステップ331)表示目印データ
42を取得し(ステップ332),表示している頁に表
示目印がある場合は(ステップ333),表示目印デー
タ42の目印番号95でその目印を検索し、その目印の
後の目印番号(次目印)を取得する(ステップ33
4)。もし次目印があった場合は(ステップ335),
その目印の付与している頁番号を表示頁データ36に格
納し(ステップ336)、この処理を終える。もし次目
印がなかった場合は(ステップ335)、何もせずにこ
の処理を終える。また、もし表示頁に表示目印がなかっ
た場合は(ステップ333),表示している頁番号以後
の頁に表示目印があるかどうか、表示目印データ42に
ついて調べ、表示目印がある場合は(ステップ33
7),その表示頁番号以後の目印の中で、一番頁番号の
大きい目印を次目印として取得し(ステップ338),
次目印のある頁を表示頁データに格納し(ステップ33
6),この処理を終える。もし表示している頁番号以後
の頁に表示目印がなかった場合は(ステップ337)、
何もせずにこの処理を終える。
【0072】これを利用すると、表示頁に目印がついて
いる場合、表示している目印の表示において、一つ後の
目印のついた頁に切り替えることができる。例えば、図
54のように1頁目が表示されている場合、次目印を指
示すると、1頁目より後の頁で目印がついており、その
中で最も近い頁である3頁目に表示頁が切り換わる(図
54)。また、表示している頁に目印がない場合は、表
示頁の後方の頁の中で、最も近い表示目印のついた頁に
切り替えることができる。
【0073】次に、目印種類80、及び日付81により
目印を特定の順番で表示させる目印ソート表示処理(ス
テップ311)について、図24を用いて説明する。目
印ソート表示が指示されると、目印ソート画面(図3
5)を表示し(ステップ351),入力待ち状態になる
(ステップ352)。この際、目印ソート画面で以下の
ソート順番が選択できる。目印種類昇順を選択すると、
表示目印データ42内の各目印について目印種類80を
キーとして昇順にソートし、また目印種類降順を選択す
ると、上記の目印について目印種類80をキーとして降
順にソートし、また日付古い順を選択すると、上記目印
について日付81をキーとして古いものから順にソート
し、また日付新しい順を選択すると、上記目印について
日付81をキーとして新しいものから順にソートし、頁
番号順を選択すると、頁の番号順にソートする。これら
のいずれかを選択した後(ステップ354),再度目印
ソート画面(図35)を表示して(ステップ351),
入力待ち状態になる(ステップ352)。ここで利用者
からの入力指示を判定し(ステップ353),実行が指
示されると、目印表示条件データ41を更新する(ステ
ップ335)。目印表示条件データ41は図7に示すよ
うに、ソートする際のソートの順番を格納するソート条
件91と、セレクトする際のセレクトする目印種類80
を格納する目印条件92から構成される。
【0074】そこで、ステップ355ではソート条件9
1のみを更新し、まず現状の表示目印データを取得し
(ステップ356),それに基づき表示目印データ42
をソートした(ステップ357)後、新しい表示目印デ
ータ42を格納し(ステップ358)、この処理を終え
る。また、ステップ352で取消が指示された場合は、
何もせずに処理を終わる。
【0075】これを利用すると、目印の順番を通常の頁
順番のほかに、目印種類によりソートの順番を替えた
り、また作成した日付により目印のソート順番を替える
ことができる。例えば、図55のような5つの目印がつ
いており、それぞれ目印種類があるような場合に、目印
ソート表示を指示し、目印ソート画面(図35)でソー
ト条件を選択することにより、図56のようにソートさ
れた目印を表示することができる。
【0076】次に、ある特定の目印種類80の目印だけ
を表示させる目印セレクト表示について、図25を用い
て説明する。目印セレクト表示が指示されると、目印セ
レクト画面(図36)を表示し(ステップ361),入
力待ち状態になる(ステップ362)。この目印セレク
ト画面(図36)で、セレクトして、最終的に残す目印
種類80を指定することができ(ステップ364),そ
れが終わると再度目印セレクト画面(図36)を表示し
て(ステップ361),入力待ち状態になる(ステップ
362)。ここで、利用者からの入力指示を判定し(ス
テップ363)実行を指示すると、目印表示条件データ
41のセレクト条件92に目印セレクト画面(図36)
で設定した値を格納する(ステップ365)。この際、
セレクト情報が設定されていない場合は、目印種類に関
係無く全目印を表示する情報をセレクト条件92に格納
する。その後、文書データ31より全領域の数を取得し
(ステップ366),各領域データ72を取得し(ステ
ップ368),その領域の種別が目印で(ステップ36
9),セレクト条件92に見合っていれば(ステップ3
70),表示目印データ42に格納する(ステップ37
1)。これを全領域について行うことにより(ステップ
367),表示目印データ43にセレクトされた結果が
格納され、その結果に対しソート条件91に基づきソー
ト処理を行い(ステップ372),改めて表示目印デー
タ42の更新を行い(ステップ373)、処理を終える。ス
テップ336で取消を指示した場合は、何もせずに処理
を終える。
【0077】これを利用すると、目印を目印種類80に
より選択することができる。例えば図55のような5つ
の目印がついており、それぞれ目印種類があるような場
合に、目印セレクト表示を指示し、目印セレクト画面
(図36)でセレクト条件を設定することにより、図5
7のように選択された目印を表示することができる。
【0078】次に、目印に関する項目が一覧となってい
る目印一覧表(図37)に対して表示,編集をする目印
一覧編集について図26を用いて説明する。目印一覧が
指示されると、表示目印データ42を取得し(ステップ
381),それに基づき目印一覧表(ステップ38
2)、およびそれに対する編集機能を指示する目印一覧
メニュー表示を行い(ステップ383,図37)、入力
待ち状態になる(ステップ384)。ここで目印一覧表
(図37)は、各目印に対し、目印の頁番号,目印種
類,日付、及び目印メモの内容を一覧表示する。また、
一覧表は目印一覧指定・解除処理により各目印単位(一
覧表の行単位)で指定・解除を行い(ステップ38
6),それを終えると入力待ち状態(ステップ384)
になる。ここで、ステップ384で一覧表印刷を指示す
ると、一覧表を印刷する処理である一覧表印刷処理を行
う(ステップ387)。また、ここで目印編集を指示す
ると、一覧表用の目印編集メニュー画面(図38)を表
示し、目印はずし、目印の種類・メモの変更が可能な目
印編集処理を行う(ステップ388)。また、ここで画
面操作を指示すると、一覧表用の画面操作メニュー画面
(図39)を表示し、レイアウト表示,目印のセレクト
表示,ソート表示の処理が可能な画面操作処理を行う
(ステップ389)。この際、目印編集処理を終える
か、画面操作処理でレイアウト表示以外が選択された場
合は(ステップ390),目印一覧表(ステップ38
2)、及び目印一覧メニューが再度表示され(ステップ
383),入力待ち状態になる(ステップ384)。ま
た、ステップ384で取消が指示されるか、画面操作処
理でレイアウト表示が選択された場合は(ステップ39
0)、目印一覧編集を終え、レイアウト表示に戻る。
【0079】ここで、目印一覧における目印の指定・解
除について図27を用いて説明する。
【0080】まず、利用者により目印一覧表で目印の行
を指定した場合について述べると、まずその時のカーソ
ルの位置を取得し(ステップ391),カーソルのある
行に該当する目印番号を取得し(ステップ392),それ
を目印対象指定データ37に格納し(ステップ393),
その目印のある頁番号が対象指定頁データ38の中にな
かった場合はその頁番号を対象指定頁データ38に格納
し(ステップ394),指定が指示された目印のある行
を指定状態にして表示し(ステップ395)、処理を終え
る。
【0081】次に、利用者により目印一覧表で目印の行
を解除した場合について述べると、まずその時のカーソ
ルの位置を取得し(ステップ391),カーソルのある
行に該当する目印番号を取得し(ステップ392),そ
の目印が指定されている場合は、目印対象指定データ3
7からその目印番号を削除し(ステップ393),再
度、対象指定頁データ38を作成し(ステップ39
4),指定されていて解除が指示された目印のある行の
指定状態を解除して表示し(ステップ395),処理を
終える。
【0082】これを利用すると、目印一覧表を用いた目
印の指定・解除が可能となる。例えば、図37のように
2番目と4番目の目印を指定しておけば、画面操作のレ
イアウト表示でレイアウト画面に戻ると、図58のよう
に3頁目の目印と7〜8頁目の目印が指定状態となる。
【0083】以上述べてきたように本実施例によれば、
目印編集制御部54により、利用者により指示された頁
に対し目印を付与したり、付与した目印を取り外したり
し、また、設定された目印は目印情報として作成文書の
一部の情報として文書データ31に保持され、その目印
は、表示制御部58により作成文書とともに画面上に表
示されるので、文書中での修正個所や注意個所など利用
者が気に留めておきたい個所を明示することが可能とな
る。
【0084】さらに、画面上に表示された目印を利用者
が指示することによって、現在表示している頁を指示さ
れた目印が付与されている頁に切り替えるので、これに
より利用者は作成文書中で必要な頁にあらかじめ目印を
付与しておけば、必要な時に簡単に表示頁を目印が付与
されている頁に切り替えることができ、目印をしおり的
な用途として用いることができる。
【0085】また、目印設定時に設定する目印に対しメ
モを記入することができ、画面上にそのメモの内容を含
んだ形で目印が表示されるので、目印をメモ用紙的に活
用することができる。
【0086】また、目印の内容を利用者ごとの用途に応
じた内容、例えば、作成文書中の各章の見出しなどを記
入しておけば、目印をインデックスのような形で利用す
ることも可能となる。
【0087】また、目印を外す際に、設定した目印の中
から不要な目印を指定しながら外すモードと一括して全
て取り外すモードを有しているので、文書の作成が完了
し、目印が不要となったような場合に一括してはずすと
いったことが簡単な操作で行える。
【0088】また、前記目印はいくつかのグループに分
類分けすることができるので、例えば仕様書の改訂など
において、改訂した頁に対し目印を付与する場合、改訂
の版毎に分類分けすることによって、後で目印を見たと
きに、それがいつの改訂に対する印なのかを簡単に理解
することができる。
【0089】また、前記目印は、目印設定時に設定した
時点での日付が付与されるので、後で目印を見たとき
に、それがいつごろ設定された目印であるかを簡単に理
解することができる。
【0090】また、前記目印は、目印表示手段により表
示中の頁の端に編集のじゃまにならないように表示され
るので、目印を表示することが編集のさまたげになるよ
うなことはない。
【0091】また、前記目印は、一般的なインデックス
のように一覧表示されるので、利用者が通常利用してい
る感覚と近いイメージで違和感無く目印を利用すること
ができる。
【0092】また、前記目印は、目印内に頁番号も表示
されるので、頁呼出しといった数値指定による頁切り替
えの場合でも、目印内に表示されている頁番号を参照す
ることによって必要とする頁番号がいくつなのかを簡単
に知ることができる。
【0093】また、前記目印は、目印の表示をやめた
り、簡略的に表示したり、また、全て表示したりといっ
た具合に表示の内容を選択的に切り替えることができる
ので、詳細に目印の内容を知りたい場合、単に目印があ
ることだけを知りたい場合など利用者の用途に応じて使
いわけることが可能となる。
【0094】さらに、目印が多く付与されているような
場合、表示したい目印を種類情報に従って選択し、ま
た、その選択された情報に従って、目印を限定して表示
するので、必要な目印を簡単に探しだすことができる。
【0095】さらに、目印の表示を頁順とするか、もし
くは種類情報に従ってソートして表示するか、もしくは
日時情報に従ってソートして表示するかを選択し、ま
た、その選択された情報に従って、目印の表示順序を並
べ替えることができるので、利用者は必要な目印を簡単
に探しだすことができる。
【0096】また、画面上に表示されている頁の切り替
えに際して、次目印,前目印によって、目印のついてい
る頁だけを順次参照するといった操作も可能となり、こ
れによりあらかじめ目印を種類情報に従ってソート表示
しておけば、特定の種類のみの目印が付与されている頁
のみを次々に参照することができる。
【0097】また、付与されている目印のみを一覧表形
式で参照することができ、これにより、付与されている
目印の内容を特に重点的に参照したいような場合に便利
である。さらに、目印一覧表表示時にある目印が設定さ
れている頁の内容を参照したいような場合、利用者によ
り指定された目印が付与されている頁に簡単に画面表示
を切り替えることができる。
【0098】次に、図59〜図74により目印を用いた
文書の編集処理について説明する。最初に、図59を用
いて頁編集処理を説明する。頁編集が指定された場合、
まず、利用者が頁編集の機能を選択するための、頁編集
メニュー画面を表示する(ステップ401)。頁編集メ
ニュー画面の一例を図63に示す。次に、利用者からの
編集指示を待つ(ステップ402)。続いて利用者からの
入力があれば、その内容を判定し(ステップ403),頁
削除,頁移動,頁複写,頁切取り,頁取出しのいずれか
が指定された場合は、頁編集実行処理を行い(ステップ
404),頁登録が指定された場合は、頁登録処理を行
い(ステップ405),頁の挿入,追加といったその他
の頁編集処理が指定された場合、その他の頁編集処理を
行い(ステップ406)、その後、頁編集メニュー表示
(ステップ401)に戻る。ステップ402において終
了が指示された場合は頁編集処理を行わず、処理を抜け
る。
【0099】次に、図61を用いて、ステップ404に
示す頁編集実行処理を詳細に説明する。頁編集実行処理
では、まず、頁取出しの指定か否かを判定し(ステップ
421),頁取出しの指定でなければ、対象とする頁を指定
するための対象指定頁画面表示を行う(ステップ42
3)。頁対象指定画面の表示例を図64に示す。次に、
利用者からの編集指示を待つ(ステップ424)。続い
て利用者からの入力があればその内容を判定する(ステ
ップ425)。入力された情報が目印の指定・解除や頁
番号の指定・解除であった場合は、対象とする頁の指定
をしたり、対象として指定した頁の指定解除を行ったり
して、対象とする頁を決める頁指定・解除処理を行う
(ステップ426)。ここで、頁指定・解除処理につい
て図60を用いて詳細に説明する。まず、マウス等によ
る目印の指定・解除か、テンキー等による頁番号の指定
・解除かを判定する(ステップ411)。マウス等によ
る目印の指定・解除である場合は、目印の指定・解除処
理(ステップ413)を行い、この処理では新たに対象
指定・解除された頁の情報を反映させるため、対象指定
されている頁番号の情報を保持する対象指定頁データ3
8の更新処理を行い、さらに、指定した目印に指定済の
表示をしたり、指定解除した目印に指定無しの表示をし
たりする。次に、対象指定頁データ38を参照して、画
面下部の対象指定頁表示エリアに対象指定されている頁
の頁番号の表示処理を行う(ステップ415)。これによ
り、マウス等により目印の指定をした場合、対象指定済
であることを示す表示を指定した目印に対して行い、そ
れに連動して、指定した目印の存在する頁の頁番号を、
画面下部の対象指定頁表示エリアに表示することができ
る。マウス等により1,3,5頁の目印を対象指定した
後の表示例を図65に示す。また、ステップ411の判
定で、テンキー等頁番号を指定したと判定された場合
は、まず、指定した頁に目印があるか否かを判定する
(ステップ412)。目印がある場合は、目印の指定・
解除処理(ステップ413)を行い、目印がない場合
は、対象指定頁データ38に対象指定された頁番号をセ
ットする対象指定頁データ更新処理を行う(ステップ4
14)。この後に、対象指定頁データ38を参照して、
画面下部の対象指定頁表示エリアに対象指定されている
頁の頁番号の表示処理を行う(ステップ415)。これ
により、対象指定頁表示エリアに、直接テンキー等によ
り数字を入力して対象とする頁の指定した場合、連動し
て、対象指定した頁に目印があればその目印に、対象指
定済の表示を行うことができる。テンキー等により1,
3,5頁を対象指定した後の表示例を図65に示す。以
上、頁指定・解除処理について述べたが、この処理後、
入力待ち(ステップ424)に戻る。また、画面操作が
指定された場合は、画面操作を行い(ステップ427)、
利用者は画面上に表示されている頁を切り換えることに
よって操作対象とする頁の内容を確認することもでき
る。画面操作処理後、入力待ち(ステップ424)に戻
る。取消が指定された場合は、そのまま処理を抜ける。
実行が指定された場合は、まず、機能の判定を行う(ス
テップ428)。頁移動,頁複写であった場合、頁の移
動先,複写先の頁を指示する,操作先頁指示画面表示を
行う(ステップ429)。操作先頁指示画面表示の一例
を、図66に示す。そして、入力待ちを行い(ステップ
430),続いて利用者からの入力があればその内容を
判定する(ステップ431)。入力された情報が目印の
指定・解除や頁番号の指定・解除であった場合は、頁の
指定・解除を行うことにより操作先とする頁を決める頁
指定・解除処理を行う(ステップ432)。このとき
も、対象頁の指定のときと同様に、マウス等による目印
の指定と、テンキーによる数字入力による指定が可能
で、目印と、対象指定頁表示エリアを連動して表示を行
う。例として、操作先とする頁を11頁として指定した
状態を図67に示す。頁指定・解除処理後、入力待ち
(ステップ430)に戻る。ステップ430において画
面操作が指定された場合は、画面操作を行い(ステップ
433)、利用者は頁切り換え等によって操作先とする
頁の内容を確認することもできる。画面操作処理後、入
力待ち(ステップ430)に戻る。取消が指定された場
合は、そのまま処理を抜ける。実行が指定された場合
は、対象指定頁データ38を参照して、文書データ31
の更新処理を行う(ステップ434)。文書データ31
の更新処理(ステップ434)では、対象指定頁データ
38を参照して、頁削除のときは、文書データから対象
指定した頁の情報を削除し、頁移動のときは、文書デー
タ内で対象指定した頁を操作先指定した頁の前に移動
し、頁複写のときは、文書データ内で対象指定した頁を
操作先指定した頁の前に複写する処理を行う。ステップ
428の判定で頁削除または、頁切取りの場合、頁切取
りか否かの判定を行い(ステップ435)、頁削除であ
れば、文書データ31の更新処理(ステップ434)を
行い、処理を抜ける。頁切取りの場合、対象指定頁デー
タ38を参照して、切取り対象とする頁の情報を中継用
バッファ43に切取る処理を行い(ステップ436)処
理を抜ける。
【0100】ステップ421の判定において、頁取出し
の指定であれば、中継用バッファ44から文書データを
取出す処理を行い(ステップ422)、その後操作先の
頁を指定する処理に進む。実行が指示された場合は、継
用バッファから取り出したデータを文書データ内で操作
先指定した頁の前にマージする取り出し処理である文書
データ31の更新処理(ステップ434)を行う。
【0101】本頁編集実行処理による頁編集の使用例を
以下に示す。まず、図64のような文書において頁削除
を指示し、1,3,5頁を対象指定すると、画面は図6
5のようになり、そこで実行を指示すると、作成文書は
図69のようになる。また、図64のような文書におい
て頁移動を指示し、1,3,5頁を対象指定すると、画
面は図65のようになり、そこで実行を指示すると、画
面は図66のようになり、次に、操作先とする頁として
11頁を指定すると、画面は図67のようになり、さら
に実行を指示すると、作成文書は図70のようになる。
また、図64のような文書において頁複写を指示し、
1,3,5頁を対象指定すると、画面は図65のように
なり、そこで実行を指示すると、画面は図66のように
なり、次に、操作先とする頁として11頁を指定する
と、画面は図67のようになり、さらに実行を指示する
と、作成文書は図71のようになる。また、図64のよ
うな文書において頁切取りを指示し、1,3,5頁を対
象指定すると、画面は図65のようになり、そこで実行
を指示すると、中継用バッファ43の内容は図72のよ
うになる。さらに、図72に示すように頁が頁切取りに
より中継用バッファ43に格納されている時、図73に
示すような文書において、頁取出しを指示し、1頁を操
作先頁として実行を指示すると、取出し後の文書は図7
4のようになる。次に、図62を用いて、ステップ40
5に示す頁登録処理を詳細に説明する。頁登録処理で
は、まず、登録頁を指定するための対象指定頁画面表示
を行う(ステップ441)。対象指定頁画面の表示例を
図64に示す。次に、利用者からの編集指示を待つ(ス
テップ442)。続いて利用者からの入力があればその
内容を判定する(ステップ443)。入力された情報が
目印の指定・解除や頁番号の指定・解除であった場合
は、対象とする頁の指定を行ったり、対象として指定し
た頁の指定解除を行ったりして、登録対象とする頁を決
める頁指定・解除処理を行う(ステップ444)。頁の
指定の方法は、他の頁編集の場合と同様である。頁指定
・解除処理後、入力待ち(ステップ442)に戻る。画
面操作が指定された場合は、画面操作を行い(ステップ
445)、利用者は画面上に表示されている頁を切り換
えることによって操作対象とする頁の内容を確認するこ
ともできる。画面操作処理後、入力待ち(ステップ44
2)に戻る。ステップ442において取消が指定された
場合は、そのまま処理を抜ける。実行が指定された場合
は、次に、登録する時の文書名及び、登録先を指定する
登録画面表示を行う(ステップ446)。登録画面の一
例を図68に示す。そして、利用者からの入力を待ち
(ステップ447),続いて利用者からの入力があれば
その内容を判定する(ステップ448)。入力された情
報が文字であれば、登録する文書の文書名作成処理を行
い(ステップ449),登録画面表示(ステップ44
6)に戻り、登録する文書名を表示する。登録先の指定
がされた時には、文書の登録先を利用者の指示した場所
にするための登録先指定処理を行い(ステップ45
0),登録画面表示(ステップ446)に戻り、登録先
を表示する。実行が指定された場合は、対象指定頁デー
タ38を参照して、登録対象とする頁の情報を登録済文
書格納バッファ44に登録する処理を行い(ステップ4
51)、取消が指定された場合は、そのまま処理を抜け
る。図65の、1,3,5頁を頁登録した後の登録文書
の内容を図72に示す。
【0102】以上、述べてきたように本実施例によれ
ば、目印が付与されている頁に対し、一括して移動,複
写,削除などの頁編集を行うので、任意の頁、例えば、
とびとびの頁に対しても一括して頁単位の編集を行うこ
とができる。また、頁単位の編集を行う際に、編集対象
とする頁の指定を前記目印を指定することにより行え
ば、編集対象とする頁の番号をいちいち記憶しておく必
要がなくなる。
【0103】また、作成文書中において一部の頁を別の
文書として登録したいような場合、利用者が所望する頁
に目印を付与するだけで簡単にその頁だけ抜き出して登
録することができる。また、連続していない頁に対して
も対象指定して頁の編集が行えるので、効率良く頁の対
象指定して、頁編集を行うことができるようになる。本
実施例によれば頁の削除,移動,複写,切取り,登録と
いった頁編集において、目印を対象指定した頁を削除,
移動,複写,切取り,登録することができるので、利用
者は、表示してある目印の頁番号やメモや種別や日付を
見て頁の内容を認識しながら、編集の対象とする頁を対
象指定して、一括して頁編集を行うことができる。この
ため、編集したい頁が目印を見てわかる場合には、レイ
アウト画面で頁の切り替えをして対象とする頁を確認す
るといった手間が省ける。また、頁の移動,複写,取り
出しといった頁編集に関しては、移動先,複写先,取出
し先の頁を指定する際に、目印を見ながら、操作先とす
る頁を探したり、指定したりすることができるので効率
良く頁編集を行うことができるようになる。さらに、目
印に種類を設けておけば、即時に種類が同一の目印を一
括して指定することが可能なので、頁編集における頁の
対象指定がより簡単に効率良く行うことができるように
なる。
【0104】本実施例による使用例として、例えば、頁
毎に様々なフォーマットが作成されている文書の各頁
に、目印によりフォーマットの内容のメモを作成してお
けば、使用したいフォーマットの頁を別文書に複写する
時、目印のメモを見ながら頁切取り・取出しを行うこと
により容易に別文書に頁の複写を行うことができ便利で
ある。
【0105】また、文書の一部のみに修正を加えた時、
修正した情報をわかりやすくするため、「改訂済」のよ
うなメモをつけた目印をつけておくことができる。この
ように作成した目印をもとに不要な頁を頁削除したり、
目印により指定した頁のみ別文書に頁切取り・取出しに
より複写したり、別文書として頁登録したりすることも
できる。また、目印に表示される作成時の日付をもと
に、同様な操作を行うことができ、便利である。
【0106】また、文書内の頁に改訂した版別に種類の
目印を設定しておけば、利用者が希望する版毎に頁編集
をすることができる。
【0107】このように、目印を付与しておくことによ
り、頁の対象指定が容易に行えるようになり、頁編集が
効率良く行えるようになり、操作性が向上する。
【0108】次に、図75〜図84により目印を用いた
文書の印刷処理、及び一覧表の印刷処理について説明す
る。
【0109】最初に、図75で文書印刷の処理フローを
説明する。まず、印刷指示を行うと、初期処理を行い
(ステップ501),印刷条件設定画面(図80)を表
示する(ステップ502)。印刷条件設定画面が表示さ
れると利用者からの入力指示を待ち(ステップ50
3)、印刷条件の指定があれば、印刷部数,印刷範囲,
印刷頁,目印指定,目印種類,印刷内容の指定を行う。
ここで印刷条件設定画面の各項目について図80を用い
て説明する。印刷部数の欄で印刷文書の部数,印刷範囲
の欄で頁の範囲、そして印刷頁の欄で印刷範囲で指定し
た頁全部か、目印が付いている頁のみの印刷かを指定す
る。この印刷頁の欄で目印付き頁が指定された場合、そ
の下の目印指定,目印種類,目印内容の指定欄が入力可
能になる。目印指定の欄では対象範囲の全目印か、一覧
表を表示してそれにより指定するかどうかを選択し、目
印種類を指定する場合には下の目印種類欄に対象の目印
を入力する。目印内容の欄では上で指定した対象頁(目
印)の文書のみの印刷か、文書の右下に目印内容を付け
た目印付き文書を指定する。また、印刷条件設定画面を
表示する前、編集画面上で印刷対象頁の目印をマウスに
よって指定することも可能である(指定目印)。その場
合、編集画面上で指定した後印刷指示を行うと印刷条件
設定画面が表示され、印刷条件設定画面での入力可能な
項目は印刷部数と印刷内容である。また、事前の指定が
無く、印刷条件設定画面の印刷頁を目印付き頁と指定し
た以外に指定項目が無ければ該当文書の全目印が印刷対
象となる。以上の項目を条件設定画面で設定、または解
除し(ステップ512)、取消キーが押下された場合処
理を終了し、実行キーが押下されると(ステップ50
4)目印による印刷指定かどうかを判定する(ステップ
505)。印刷条件設定画面の印刷頁の欄で上記範囲全
てが選択されていれば印刷範囲の頁全てを印刷対象頁と
して取得し、対象指定頁データ38に格納する(ステッ
プ506)。目印付き頁が指定されていた場合は、文書
印刷条件設定画面の目印指定欄で一覧表指定が選択され
たかを判定し(ステップ507),一覧表指定であれば
目印一覧表指定処理を行う(ステップ508)。目印一
覧表で対象目印を指定した後入力判定を行い(ステップ
509)、実行キーであれば次のステップ510の処理
を行い、取消キーが入力されれば印刷条件設定画面(ス
テップ502)に戻る。目印指定欄において、一覧表指
定が選択されていない場合はステップ508,509を
行わずに次のステップ510の処理を行う。次にステッ
プ510の処理では印刷対象頁番号の取得を行い(ステ
ップ510),最後に印刷処理を行い(ステップ511)
文書印刷の処理を終了する。一覧表指定処理,印刷対象
頁番号取得処理,印刷処理の詳細を次に述べる。
【0110】図76で一覧表指定処理の処理フローを詳
述する。印刷条件設定画面において一覧表指定が選択さ
れた場合は、目印一覧表画面が表示される(ステップ5
13,図81)。目印一覧表画面は対象文書の全目印が
表になっているもので、指定方法はマウスによる方法
と、画面下の印刷対象目印No.欄に番号を入力する方法
と2通りあり、指定された目印は白黒反転表示される。
目印一覧表画面が表示されると入力要求状態になり(ス
テップ514),入力判定を行って(ステップ51
5)、番号入力による、あるいはマウスによる目印一覧
指定・解除処理を行う(ステップ516,図27)。図2
7のステップ394で対象指定頁データ38の更新を行
う。ステップ516の後再び入力要求状態になり、ステ
ップ515の入力判定で実行キーまたは取消キーが押下
された場合は一覧表指定処理を終了する。
【0111】次に、図77で印刷対象頁番号取得処理の
処理フローを詳述する。まず、印刷条件設定画面の目印
指定欄で全目印が選択された場合、または目印種類入力
欄に有効な目印種類の番号が入力された場合は、参照す
る頁ポインタを指定された印刷範囲の最初の頁に設定し
(ステップ518)、その頁の目印データ77を探索す
る(ステップ520)。次にその頁に目印データ77が
あるかどうかを判定し(ステップ521)目印データ7
7がある場合は印刷対象が全目印か、目印種類による指
定かを判定する(ステップ522)。全目印が対象の場
合は、目印のついている全頁を対象指定頁データ38に
格納し(ステップ523)、全目印ではない場合、すな
わち目印種類による指定の場合は目印種類86を参照し
てそれが指定された目印種類であれば対象指定頁データ
38に格納し、そうでない場合は格納せずに次のステッ
プ525の処理を行う(ステップ524)。ステップ52
0において目印データ77がその頁にない場合は、ステ
ップ524に移る。次に、参照する頁ポインタを1つ増
やして次の頁の領域データを参照し(ステップ525)、
ステップ518で参照する頁ポインタが指定の印刷範囲
の最終頁より大きくなった場合は処理を終了する。ステ
ップ517において指定目印と判定された場合、その目
印の付いている頁を探索し、それを対象指定頁データ3
8に格納して(ステップ526)処理を終了する。指定
目印とは、編集画面上で印刷対象の目印を指定してから
印刷指示を行う操作のことである。
【0112】次に、図78を用いて、印刷処理フローの
詳述を行う。印刷処理に入ると初期処理を行った(ステ
ップ527)後、参照する頁ポインタを指定の印刷範囲
の最初の頁に設定する(ステップ528)。次に、対象
指定頁データ38を参照して当該頁は印刷対象頁かどう
かを判定する(ステップ530)。そうであれば、ま
ず、その頁の文書イメージを展開し(ステップ531)
し、次に印刷条件設定画面の印刷内容欄で目印付き文書
が選択されたかどうかの判定を行う(ステップ53
2)。目印付き文書であれば文書イメージの頁の右下に
目印の内容を展開し(ステップ533),目印付き文書
ではなく文書が選択されていれば、ステップ533は行
わずに印刷を行う(ステップ534)。ステップ530
において、当該頁を印刷しない場合は以上のステップ5
31〜534を行わずに次の処理を行う。次に、参照す
る頁ポインタを1つ増やして(ステップ535)、ステ
ップ529に戻る。ステップ529において、参照する
頁ポインタが指定の印刷範囲の最終頁より大きければ処
理を終了する。
【0113】図79で一覧表印刷の処理フローを説明す
る。一覧表印刷とは、図37の目印一覧画面の下に表示
されている機能1の印刷を指定して、表示されている目
印の一覧表を印刷する機能のことである。一覧表の印刷
が指示されると初期処理を行い(ステップ536)、参
照するポインタを目印対象指定データ37の目印番号8
4の先頭に設定する(ステップ537)。そして、該当
する目印番号の目印データを展開し(ステップ53
9),参照する目印番号ポインタを1つ増やして(ステ
ップ540)次の目印番号を参照する。ステップ538
で参照ポインタが表示目印数94より大きくなったら、
展開した目印内容の一覧表を印刷して(ステップ54
1)処理を終了する。
【0114】図82は、印刷条件設定画面(図80)の
印刷内容欄で文書を指定した場合と目印付き印刷を指定
した場合のそれぞれの印刷結果を示している。編集中の
画面上で図の左上のように表示されている頁を、文書を
指定して印刷した場合は右上のような印刷結果となり、
目印付き印刷を指定して印刷を行うと図の左下のように
目印の内容が頁の右下に印刷された結果となる。
【0115】図83は、印刷条件設定画面(図80)の
目印種類の欄に、有効な目印種類の番号を入力して印刷
した場合の印刷対象を示している。図のように対象文書
の目印種類が1から3まである時に目印種類2を指定し
て印刷を行うと、印刷範囲の頁のうち目印種類2の付い
た頁のみが印刷対象となる。
【0116】図84は、図37の目印一覧画面で印刷が
選択された場合の印刷結果である。目印一覧画面で印刷
が選択されると、指定状態にある目印の内容を、図84
に示す表に展開して印刷する。
【0117】以上述べてきたように、本実施例によれ
ば、目印付き頁の印刷は作成文書を印刷時に目印のつい
ている頁のみを印刷するので、印刷したい頁に対して、
あらかじめ目印を付与しておくことにより、印刷時にい
ちいち頁番号を指定しなくても簡単に目印のついている
頁のみを印刷することが可能となる。また、これによ
り、印刷対象とする頁の番号を記憶しておく、もしくは
メモ用紙などに記録しておくといった手間を省くことも
可能となる。
【0118】また、目印は目印種類を設定することによ
りいくつかのグループに分類分けすることができ、印刷
時に印刷したい特定の種類情報を有する目印を選択する
ことができる。さらに、分類分けされた目印の内、選択
された種類情報を有する目印が付与されている頁のみを
印刷することができるので、例えば仕様書の改訂などに
おいて、改訂の版毎に分類分けして改訂した頁に目印を
付与しておけば、特定の改訂分の頁のみの印刷といった
操作が簡単に行える。
【0119】また、目印一覧表示によって、該当文書の
目印を一覧表形式で表示し、一覧表上で目印を指定する
ことによって印刷したい頁を指定し、指定された目印が
付与されている頁のみを印刷するので、数多く目印が付
与されている文書の中で特定の目印が付与されている頁
のみの印刷といった操作も可能となる。
【0120】また、文書を編集中に目印を指定すること
によって印刷したい頁を指定することができ、指定され
た目印が付与された頁のみを印刷するので、数多く目印
が付与されている文書の中で特定の目印が付与されてい
る頁のみを印刷する場合、文書の内容を確認しながら、
また、印刷時にいちいち頁番号を入力することなく特定
の頁のみを印刷することが可能となる。また、目印設定
時に設定する目印に対しメモを記入可能とするととも
に、印刷対象となった頁中に目印が付与され、該目印内
にメモが記入されている場合には、そのメモの内容も当
該頁内に印刷する。これにより、例えば、文書を作成し
ている最中に気がついたことを一旦目印内にメモとして
記入しておき、また、文書を印刷する際にそのメモの内
容も知りたければ一緒に印刷することが可能となる。
【0121】また、設定された目印情報を一覧表形式で
印刷するので、あらかじめ修正内容等を目印内にメモと
して記入しておけば、改訂来歴表のようなものを簡単に
印刷することができる。
【0122】
【発明の効果】以上述べたように本発明の文書作成装置
あるいは文書作成方法によれば、目印設定,解除手段
は、利用者により指示された頁に対し目印を付与した
り、付与した目印を取り外したりし、また、設定された
目印は目印情報として作成文書の一部の情報として記憶
部に保持され、その目印は、目印表示手段により作成文
書とともに画面上に表示されるので、文書中での修正個
所や注意個所など利用者が気に留めておきたい個所を明
示することが可能となる。
【0123】画面上に表示された目印を利用者が指示す
ることによって、頁切り替え手段は、現在表示している
頁を目印が付与されている頁に切り替えることができる
ので、これにより利用者は作成文書中で必要な頁にあら
かじめ目印設定,解除手段を用いて目印を付与しておけ
ば、必要な時に頁切り替え手段により簡単に表示頁を目
印が付与されている頁に切り替えることができ、目印を
しおり機能の用途として用いることができる。
【0124】前記目印設定手段において、目印設定時に
設定する目印に対しメモを記入可能とすることによっ
て、前記目印表示手段を通して画面上にそのメモの内容
を含んだ形で目印が表示されるので、目印をメモ用紙的
に活用することができる。また、目印の内容を利用者毎
の用途に応じた内容、例えば、作成文書中の各章の見出
しなどを記入しておけば、目印をインデックスのような
形で利用することも可能となる。
【0125】前記目印設定,解除手段は、目印を外す際
に、設定した目印の中から不要な目印を指定しながら外
すモードと一括して全て取り外すモードを有しているの
で、文書の作成が完了し、目印が不要となったような場
合に一括してはずすといったことが簡単な操作で行え
る。
【0126】前記目印はいくつかのグループに分類分け
することができるので、例えば仕様書の改訂などにおい
て、改訂した頁に対し目印を付与する場合、改訂の版毎
に分類分けすることによって、後で目印を見たときに、
それがいつの改訂に対する印なのかを簡単に理解するこ
とができる。
【0127】前記目印は、目印設定時に設定した時点で
の日付が付与されるので、後で目印を見たときに、それ
がいつごろ設定された目印であるかを簡単に理解するこ
とができる。
【0128】前記目印は、目印表示手段により表示中の
頁の端に編集のじゃまにならないように表示されるの
で、目印を表示することが編集のさまたげになるような
ことはない。
【0129】前記目印は、一般的なインデックスのよう
に前記目印表示手段により一覧表示されるので、利用者
が通常利用している感覚と近いイメージで違和感無く目
印を利用することができる。
【0130】前記目印は、目印内に頁番号も表示される
ので、従来の第2の技術における頁切り替え方式を併用
する場合でも、目印内に表示されている頁番号を参照す
ることによって必要とする頁番号がいくつなのかを簡単
に知ることができる。
【0131】前記目印は、目印表示モード切り替え手段
により、目印の表示をやめたり、簡略的に表示したり、
また、全て表示したりといった具合に表示の内容を選択
的に切り替えることができるので、詳細に目印の内容を
知りたい場合、単に目印があることだけを知りたい場合
など利用者の用途に応じて使いわけることが可能とな
る。
【0132】目印が多く付与されているような場合、表
示目印選択手段により表示したい目印を種類情報に従っ
て選択し、また、目印表示手段は、その選択された情報
に従って、目印を限定して表示するので、必要な目印を
簡単に探しだすことができる。
【0133】表示目印順序選択手段は、目印の表示を頁
順とするか、もしくは種類情報に従ってソートして表示
するかを選択し、また、目印表示手段は、その選択され
た情報に従って、目印の表示順序を並べ替えることがで
きるので、利用者は必要な目印を簡単に探しだすことが
できる。
【0134】表示目印順序選択手段は、目印の表示を頁
順とするか、もしくは日時情報に従ってソートして表示
するかを選択し、また、目印表示手段は、その選択され
た情報に従って、目印の表示順序を並べ替えることがで
きるので、利用者は必要な目印を簡単に探しだすことが
できる。
【0135】画面上に表示されている頁の切り替えに際
して、次目印頁切り替え手段、前目印頁切り替え手段を
用いることによって、目印のついている頁だけを順次参
照するといった操作も可能となる。
【0136】目印一覧表示手段により、付与されている
目印のみを一覧表形式で参照することができ、これによ
り付与されている目印の内容を特に重点的に参照したい
ような場合に便利である。
【0137】更にまた、前記目印一覧表表示時にある目
印が設定されている頁の内容を参照したいような場合、
表示切り替え手段を用いることにより、利用者により指
定された目印が付与されている頁に簡単に画面表示を切
り替えることができる。
【0138】以上説明したように本発明によれば、文書
編集、特に複数頁に及ぶ文書編集を行うとき編集作業の
向上という観点で顕著な効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した日本語ワードプロセッサの構
成を示したブロック図。
【図2】本発明を適用した日本語ワードプロセッサの入
力部の構成図。
【図3】本発明における文書データの構成図。
【図4】本発明における頁を管理する頁管理データと領
域データ、特に目印データとの関係を表す図。
【図5】目印を指定した際にその目印の情報を格納する
目印対象指定データと対象指定頁データを示す図。
【図6】目印の表示位置を計算する際に参照する目印表
示位置計算データを示す図。
【図7】目印をソートやセレクトして表示する際の条件
を格納する目印表示条件データを示す図。
【図8】表示する目印の情報を格納する表示目印データ
を示す図。
【図9】文書初期メニュー選択フローを示す図。
【図10】文書作成編集フローを示す図。
【図11】頁内の領域のレイアウト編集フローを示す
図。
【図12】目印の表示フローを示す図。
【図13】目印の表示位置計算フローを示す図。
【図14】目印の編集フローを示す図。
【図15】目印を貼り付けるときのフローを示す図。
【図16】目印をはずすときのフローを示す図。
【図17】目印を指定・解除するときのフローを示す
図。
【図18】目印を一括してはずすときのフローを示す
図。
【図19】目印のメモ,種類,頁範囲の変更フローを示
す図。
【図20】頁の切り換えや表示のレベルを選ぶ画面制御
処理フローを示す図。
【図21】目印に対し連続二度指定することによる頁切
り替え処理フローを示す図。
【図22】前目印のついている頁の頁切り替えフローを
示す図。
【図23】次目印のついている頁の頁切り替えフローを
示す図。
【図24】目印を特定の順番に変えて表示する目印ソー
トフローを示す図。
【図25】特定の目印だけを表示する目印セレクト表示
フローを示す図。
【図26】目印情報を一覧表にして表示して編集する目
印一覧編集フローを示す図。
【図27】目印一覧表において、各目印の行を指定・解
除する目印一覧指定・解除フローを示す図。
【図28】文書作成か更新・印刷かを選択する初期メニ
ュー画面を示す図。
【図29】更新・印刷を選択した際に編集する文書を指
定する文書一覧画面を示す図。
【図30】日本語ワードプロセッサの文書編集時の編集
モード選択画面を示す図。
【図31】目印編集時の目印編集機能選択画面を示す
図。
【図32】目印の頁範囲,種類,メモの設定画面を示す
図。
【図33】目印編集時に目印を指定するときの目印指定
メッセージ画面を示す図。
【図34】画面操作編集機能の選択画面を示す図。
【図35】目印のソート順番選択画面を示す図。
【図36】目印のセレクト条件設定画面を示す図。
【図37】目印一覧画面での目印行の指定、及び一覧画
面編集機能の選択画面を示す図。
【図38】目印一覧画面から目印編集が指定された際の
目印編集メニュー画面を示す図。
【図39】目印一覧画面から画面操作が指定された際の
画面操作メニュー画面を示す図。
【図40】簡略表示した際の目印を示す図。
【図41】詳細表示した際の目印を示す図。
【図42】頁に目印が何も付いていないときの例を示す
図。
【図43】表示されている頁に目印が貼り付いていると
きの例を示す図。
【図44】目印が貼り付いている頁以外の頁に切り替え
たときの例を示す図。
【図45】目印が複数の頁に貼り付いているときの例を
示す図。
【図46】目印が一つの頁に複数個貼り付いているとき
の例を示す図。
【図47】複数の頁を示す目印が貼り付いているときの
例を示す図。
【図48】1頁目が表示され、1頁目と3頁目に目印が
貼り付いているときの例を示す図。
【図49】3頁目の目印の上にカーソルがきているとき
の例を示す図。
【図50】3頁目の目印が指定されているときの例を示
す図。
【図51】指定されている3頁目の目印が連続二度指定
されているときの例を示す図。
【図52】3頁目の目印の目印種類,メモが変更されて
いるときの例を示す図。
【図53】目印が表示されている3頁目が表示されてお
り、前目印が1頁目であるときの例を示す図。
【図54】目印が表示されている1頁目が表示されてお
り、次目印が3頁目であるときの例を示す図。
【図55】1〜5頁目までのそれぞれの目印が表示され
ているときの例を示す図。
【図56】目印種類昇順で並び替えられた例を示す図。
【図57】目印種類が1と3以上のものをセレクトした
ときの例を示す図。
【図58】目印一覧表で指定した後に、レイアウト表示
したときの例を示す図。
【図59】頁編集フローを示す図。
【図60】頁指定・解除処理フローを示す図。
【図61】頁編集実行処理フローを示す図。
【図62】頁登録処理フローを示す図。
【図63】頁編集指示後表示される頁編集メニュー画面
を示す図。
【図64】目印を対象指定していない状態の頁対象指定
画面を示す図。
【図65】1,3,5頁の目印を対象指定した状態の頁
対象指定画面を示す図。
【図66】操作先を指定していない状態の頁操作先指定
画面を示す図。
【図67】11頁の目印を操作先として指定した状態の
頁操作先指定画面を示す図。
【図68】登録指示後に表示される登録画面を示す図。
【図69】頁編集における頁削除後の文書の画面例を示
す図。
【図70】頁編集における頁移動後の文書の画面例を示
す図。
【図71】頁編集における頁複写後の文書の画面例を示
す図。
【図72】頁編集における頁切取り後の中継箱の内容の
一例と頁登録後の文書の内容の一例を示す図。
【図73】頁編集における頁取り出し前の文書の画面例
を示す図。
【図74】頁編集における頁取り出し後の文書の画面例
を示す図。
【図75】文書印刷フローを示す図。
【図76】一覧表指定フローを示す図。
【図77】印刷対象頁番号取得フローを示す図。
【図78】印刷処理フローを示す図。
【図79】一覧表印刷処理フローを示す図。
【図80】印刷指示後表示される、印刷条件設定画面を
示す図。
【図81】印刷条件設定で一覧表を指定時表示される目
印一覧表画面を示す図。
【図82】印刷を行った場合の通常印刷時と目印付き印
刷時の印刷例を示す図。
【図83】目印種類を指定して印刷を行った場合の印刷
例を示す図。
【図84】目印一覧表印刷を行った場合の印刷結果を示
す図。
【符号の説明】
1…入力部、2…時計部、3…記憶部、5…制御部、6
…表示部、7…印刷部、31…文書データ、32…文書
管理データ、33…頁管理データ、34…領域管理デー
タ、35…領域要素データ、36…表示頁データ、37
…目印対象指定データ、38…対象指定頁データ、39
…目印表示位置計算データ、40…目印位置データ、4
1…目印表示条件データ、42…表示目印データ、43
…中継用バッファ、44…登録文書格納バッファ、51
…編集制御部、52…文字制御部、53…図形制御部、
54…目印編集制御部、55…領域編集制御部、56…
頁編集制御部、57…時計制御部、58…表示制御部、
59…印刷制御部、61…文字キー、62…スクロール
キー、63…カーソルキー、64…実行キー、65…取
消キー、66…画面操作キー、67…指定キー、68…
解除キー、69…指定ボタン、70…解除ボタン、71
…頁データ、72…領域データ、73…先頭領域情報、
74…末尾領域情報、75…文字データ、76…図形デ
ータ、77…目印データ、78…目印先頭頁、79…目
印末尾頁、80…目印種類、81…日付、82…メモ情
報、83…対象指定目印数、84…目印番号、85…対
象指定頁数、86…頁番号、87…先頭目印表示位置、
88…目印縦間隔、89…目印横間隔、90…目印1列
表示最大数、91…ソート条件、92…セレクト条件、
93…目印表示レベル、94…表示目印数、95…目印
番号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 晃司 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内 (72)発明者 今泉 千鶴子 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書中に記載する文字,図形などの記載要
    素のデータを入力する入力部と、前記入力されたデータ
    を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータを
    表示する表示部と、前記記憶部に記憶されたデータを印
    刷する印刷部とからなる文書作成装置において、 文書中での修正個所や注意個所など利用者が気に留めて
    おきたい個所を明示するための目印を付与する目印設定
    手段と、付与した目印を取り外す目印設定解除手段と、
    前記目印設定手段によって設定された目印を目印情報と
    して記憶する記憶部と、目印設定手段により設定された
    目印を作成文書とともに画面上に表示する目印表示手段
    とを備えたことを特徴とする文書作成装置。
  2. 【請求項2】文書中に記載する文字,図形などの記載要
    素のデータを入力する入力部と、この入力部によって入
    力されたデータを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶
    されたデータを表示する表示部と、前記記憶部に記憶さ
    れたデータを印刷する印刷部とからなる文書作成装置に
    おいて、 文書中での修正個所や注意個所など利用者が気に留めて
    おきたい個所を明示するための目印を付与したり、付与
    した目印を取り外したりする目印設定,解除手段と、該
    手段により設定された目印を目印情報として作成文書の
    一部の情報として記憶部に保持し、また、目印設定,解
    除手段により設定された目印を作成文書と共に画面上に
    表示する目印表示手段と、画面上に表示されている目印
    を前記入力部を用いて指示することによって、現在表示
    している頁を指示された目印が付与されている頁に切り
    替える頁切り替え手段とを備えたことを特徴とする文書
    作成装置。
  3. 【請求項3】文書中に記載する文字,図形などの記載要
    素のデータを入力する入力部と、前記入力されたデータ
    を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータを
    表示する表示部と、前記記憶部に記憶されたデータを印
    刷する印刷部とからなる文書作成装置において、 文書中での修正個所や注意個所など利用者が気に留めて
    おきたい個所を明示するための目印を付与したり、付与
    した目印を取り外したりし、さらに目印設定時に設定す
    る目印に対しメモを記入可能とする目印設定,解除手段
    と、該手段により設定された目印を目印情報として作成
    文書の一部の情報として記憶部に保持し、また、目印設
    定,解除手段により設定された目印を作成文書とともに
    画面上に表示する目印表示手段とを備えたことを特徴と
    する文書作成装置。
  4. 【請求項4】文書中に記載する文字,図形などの記載要
    素のデータを入力する入力部と、前記入力されたデータ
    を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータを
    表示する表示部と、前記記憶部に記憶されたデータを印
    刷する印刷部とからなる文書作成装置において、 文書中での修正個所や注意個所など利用者が気に留めて
    おきたい個所を明示するための目印を付与したり、付与
    した目印を取り外したりし、さらに目印設定時に設定す
    る目印に対しメモを記入可能とする目印設定,解除手段
    と、該手段により設定された目印を目印情報として作成
    文書の一部の情報として記憶部に保持し、また、目印設
    定,解除手段により設定された目印を作成文書と共に画
    面上に表示する目印表示手段と、画面上に表示されてい
    る目印を前記入力部を用いて指示することによって、現
    在表示している頁を指示された目印が付与されている頁
    に切り替える頁切り替え手段とを備えたことを特徴とす
    る文書作成装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の文書作成装置において、 前記目印設定,解除手段は、設定された目印を利用者に
    より指定された目印のみ取外す個別解除モードと、設定
    されている目印を全て取外す一括解除モードとを有する
    ことを特徴とする文書作成装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の文書作成装置において、 前記目印情報は、目印が付与された頁のみを示す単一頁
    モードと、ある一定範囲の頁を示す範囲頁モードの2つ
    のモードを有し、また、前記目印設定手段は、目印設定
    時に上記2つのモードのいずれとするかを指定可能とす
    ることを特徴とする文書作成装置。
  7. 【請求項7】請求項1記載の文書作成装置において、 前記目印情報は、設定された目印をいくつかのグループ
    に分類するための種類情報を有し、また、前記目印設定
    手段は、目印設定時に設定する目印をどのグループに所
    属させるかを指定可能とすることを特徴とする文書作成
    装置。
  8. 【請求項8】請求項1記載の文書作成装置において、 日付や時刻を管理する時計部と、時計部により管理され
    ている日時を読み出す日時読み出し手段とを備え、前記
    目印情報は、日時情報を有し、また、前記目印設定手段
    は、目印設定時に、設定された時点での日時を日時読み
    出し手段により読み出し、読み出した日時を日時情報と
    して目印に付与することを特徴とする文書作成装置。
  9. 【請求項9】請求項1記載の文書作成装置において、 前記目印表示手段は、目印設定手段により設定された目
    印を、文書の編集の邪魔にならないように編集中の頁の
    端に表示することを特徴とする文書作成装置。
  10. 【請求項10】請求項1記載の文書作成装置において、 前記目印表示手段は、目印設定手段により設定された目
    印を、利用者が一覧可能な表示形式で表示することを特
    徴とする文書作成装置。
  11. 【請求項11】請求項1記載の文書作成装置において、 前記目印表示手段は、表示する目印内に目印が設定され
    ている頁の頁番号を表示することを特徴とする文書作成
    装置。
  12. 【請求項12】請求項8記載の文書作成装置において、 前記目印表示手段は、表示する目印内に目印が有してい
    る日時情報を表示することを特徴とする文書作成装置。
  13. 【請求項13】請求項1記載の文書作成装置において、 目印表示手段は、目印を表示しない表示無しモードと、
    目印に対し付与されているメモ情報や頁番号など全てを
    表示する詳細モードと、頁番号や日時など目印に対し付
    与されている情報のうち、一部のみを表示する簡略表示
    モード等複数の表示モードを有し、これらを利用者の用
    途に応じて選択的に切り替え可能とする目印表示モード
    切り替え手段を有することを特徴とする文書作成装置。
  14. 【請求項14】請求項7記載の文書作成装置において、 前記目印表示手段は、分類分けされた目印の内、特定の
    目印のみを表示することを可能とし、また、表示したい
    特定の種類情報を有する目印を利用者の用途に応じて選
    択可能とする表示目印選択手段を有することを特徴とす
    る文書作成装置。
  15. 【請求項15】請求項7記載の文書作成装置において、 前記目印表示手段は、目印を種類情報に従ってソートし
    て表示することを可能とし、また、目印の表示を頁順と
    するか種類情報に従ってソートして表示するかを利用者
    の用途に応じて選択可能とする表示目印順序選択手段を
    有することを特徴とする文書作成装置。
  16. 【請求項16】請求項8記載の文書作成装置において、 前記目印表示手段は、目印を日時情報に従ってソートし
    て表示することを可能とし、また、目印の表示を頁順と
    するか日時情報に従ってソートして表示するかを利用者
    の用途に応じて選択可能とする表示目印順序選択手段を
    有することを特徴とする文書作成装置。
  17. 【請求項17】請求項1記載の文書作成装置において、 画面上に表示している頁中に目印が表示されていると
    き、目印の表示順番上、現在表示している目印の次の目
    印が付与されている頁に切り替え、画面上に表示してい
    る頁中に目印が表示されていないとき、現在画面上に表
    示している頁をその頁以降の頁の中で目印が表示されて
    いる頁の内、現在表示している頁から数えて最も近い頁
    に切り替える次目印頁切り替え手段と、さらに、現在画
    面上に表示している頁中に目印が表示されていれば、目
    印の表示順番上、現在表示している目印の前の目印が付
    与されている頁に切り替え、また、現在画面上に表示し
    ている頁中に目印が表示されていなければ、現在画面上
    に表示している頁をその頁以前の頁の中で目印が表示さ
    れている頁の内、現在表示している頁から数えて最も近
    い頁に切り替える前目印頁切り替え手段とを有すること
    を特徴とする文書作成装置。
  18. 【請求項18】文書中に記載する文字,図形などの記載
    要素を入力する入力部と、前記入力されたデータを記憶
    する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータを表示す
    る表示部と、前記記憶部に記憶されたデータを印刷する
    印刷部とからなる文書作成装置において、 文書中での修正個所や注意個所など利用者が気に留めて
    おきたい個所を明示するための目印を付与したり、付与
    した目印を取り外したりする目印設定,解除手段と、該
    手段により設定された目印を目印情報として作成文書の
    一部の情報として記憶部に保持し、また、設定された目
    印に関する情報を一覧表形式で表示する目印一覧表示手
    段とを備えたことを特徴とする文書作成装置。
  19. 【請求項19】請求項第17項記載の文書作成装置にお
    いて、 前記目印一覧表示手段により設定目印が一覧表示されて
    いる時に、画面上に表示されている目印を前記入力部を
    用いて指示することによって、指示された目印が付与さ
    れている頁に画面表示を切り替える表示切り替え手段を
    有することを特徴とする文書作成装置。
  20. 【請求項20】文書中に文字,図形などの記載要素のデ
    ータを入力する入力部と、前記入力されたデータを記憶
    する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデータを表示す
    る表示部と、前記記憶部に記憶されたデータを印刷する
    印刷部とを有し、前記入力部から入力された文字あるい
    は図形を編集処理する文書作成方法において、 文書中、修正個所や注意個所など利用者が気に留めてお
    きたい個所に目印を明示し、あるいは付与した目印を取
    り外し、かつ前記で付与した目印を目印情報として記憶
    部に記憶させ、あるいは目印情報を作成文書とともに画
    面上に表示する文書作成方法。
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