JPH05164A - 低周波治療器 - Google Patents
低周波治療器Info
- Publication number
- JPH05164A JPH05164A JP12915891A JP12915891A JPH05164A JP H05164 A JPH05164 A JP H05164A JP 12915891 A JP12915891 A JP 12915891A JP 12915891 A JP12915891 A JP 12915891A JP H05164 A JPH05164 A JP H05164A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- human body
- circuit
- start switch
- electrodes
- control signal
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電圧の印加された電極を人体に装着すること
により与える使用者への不快感をなくす。 【構成】 制御回路２により、人体検知回路５で治療器
の人体への装着が確認され、かつ、操作開始スイッチＳ
Ｗからの信号が入力されたときにはじめて昇圧回路３の
昇圧動作を開始させる制御信号を出力するようにしてお
り、使用者が治療器を人体に装着し、かつ操作開始スイ
ッチＳＷを入力したときから、昇圧回路３による昇圧動
作が開始されるので、人体に印加される電圧は、必ず零
から除々に昇圧される。
により与える使用者への不快感をなくす。 【構成】 制御回路２により、人体検知回路５で治療器
の人体への装着が確認され、かつ、操作開始スイッチＳ
Ｗからの信号が入力されたときにはじめて昇圧回路３の
昇圧動作を開始させる制御信号を出力するようにしてお
り、使用者が治療器を人体に装着し、かつ操作開始スイ
ッチＳＷを入力したときから、昇圧回路３による昇圧動
作が開始されるので、人体に印加される電圧は、必ず零
から除々に昇圧される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、低周波の高電圧パルス
により人体に電気的な刺激を与える低周波治療器に関す
るものである。
により人体に電気的な刺激を与える低周波治療器に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、人体の表面に一対の電極を接触さ
せて、電極間に低周波の高電圧パルスを印加することに
より人体に電気的な刺激を与えて治療効果を得るように
した低周波治療器が広く用いられている。
せて、電極間に低周波の高電圧パルスを印加することに
より人体に電気的な刺激を与えて治療効果を得るように
した低周波治療器が広く用いられている。
【０００３】このような低周波治療器の概略構成図を図
３に示す。操作部１により施療のパターンを示す信号を
入力すると、制御回路２では、施療のオン／オフ、施療
モード（揉む、叩く、振動等）、施療の強弱、施療の速
さ等の施療パターンに判別される。
３に示す。操作部１により施療のパターンを示す信号を
入力すると、制御回路２では、施療のオン／オフ、施療
モード（揉む、叩く、振動等）、施療の強弱、施療の速
さ等の施療パターンに判別される。
【０００４】制御回路２は、前記施療パターンに応じ
て、昇圧回路３により一定の電圧になるまで昇圧させ、
一定の電圧になったとき、制御回路２からの制御信号に
より、パルス放電回路４を介して、電極Ａ、Ｂに対して
放電を行わせる。
て、昇圧回路３により一定の電圧になるまで昇圧させ、
一定の電圧になったとき、制御回路２からの制御信号に
より、パルス放電回路４を介して、電極Ａ、Ｂに対して
放電を行わせる。
【０００５】電極Ａ、Ｂは人体の皮膚表面に装着されて
おり、パルス電流が神経、筋の電気刺激を行うことによ
り治療がなされるのである。
おり、パルス電流が神経、筋の電気刺激を行うことによ
り治療がなされるのである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上述の低周波治療器に
あっては、電極Ａ、Ｂが人体に装着されているか否かに
かかわらず、操作部１から施療のパターンを示す信号が
入力されると、昇圧回路３により昇圧され、パルス放電
回路４により電極Ａ、Ｂ間に昇圧された電圧が印加され
ることになる。
あっては、電極Ａ、Ｂが人体に装着されているか否かに
かかわらず、操作部１から施療のパターンを示す信号が
入力されると、昇圧回路３により昇圧され、パルス放電
回路４により電極Ａ、Ｂ間に昇圧された電圧が印加され
ることになる。
【０００７】従って、上述のように電極Ａ、Ｂ間に昇圧
された電圧が印加された状態の低周波治療器を用いて、
その電極Ａ、Ｂを、使用者が自分の皮膚表面に装着した
とすると、突然強い刺激を受けることになり、使用者に
不快感を与えてしまうという問題があった。
された電圧が印加された状態の低周波治療器を用いて、
その電極Ａ、Ｂを、使用者が自分の皮膚表面に装着した
とすると、突然強い刺激を受けることになり、使用者に
不快感を与えてしまうという問題があった。
【０００８】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、電圧の印加された電極
を人体に装着することにより与える使用者への不快感を
なくした低周波治療器を提供することにある。
あり、その目的とするところは、電圧の印加された電極
を人体に装着することにより与える使用者への不快感を
なくした低周波治療器を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、使用者が施療
パターンを選択できる操作部と、前記操作部により選択
された施療パターンに対応した制御信号を出力する制御
回路と、前記制御信号により高電圧パルスを発生する昇
圧回路と、前記昇圧回路で昇圧した電圧を前記制御信号
に応じて人体に印加する一対の電極とを有する低周波治
療器において、治療器が人体に装着されているか否かを
検出する人体検知回路を付加するとともに、前記操作部
に操作開始スイッチを設け、前記制御回路では、前記人
体検知回路で治療器の人体への装着が確認され、かつ、
前記操作開始スイッチからの信号が入力されたときには
じめて前記昇圧回路の昇圧動作を開始させる制御信号を
出力するようにしたことを特徴とするものである。
パターンを選択できる操作部と、前記操作部により選択
された施療パターンに対応した制御信号を出力する制御
回路と、前記制御信号により高電圧パルスを発生する昇
圧回路と、前記昇圧回路で昇圧した電圧を前記制御信号
に応じて人体に印加する一対の電極とを有する低周波治
療器において、治療器が人体に装着されているか否かを
検出する人体検知回路を付加するとともに、前記操作部
に操作開始スイッチを設け、前記制御回路では、前記人
体検知回路で治療器の人体への装着が確認され、かつ、
前記操作開始スイッチからの信号が入力されたときには
じめて前記昇圧回路の昇圧動作を開始させる制御信号を
出力するようにしたことを特徴とするものである。
【００１０】
【作用】本発明の低周波治療器にあっては、制御回路に
より、人体検知回路で治療器の人体への装着が確認さ
れ、かつ、操作開始スイッチからの信号が入力されたと
きにはじめて昇圧回路の昇圧動作を開始させる制御信号
を出力するようにしており、使用者が治療器を人体に装
着し、かつ操作開始スイッチを入力したときから、昇圧
回路による昇圧動作が開始されるので、人体に印加され
る電圧は、必ず零から除々に昇圧されることになる。
より、人体検知回路で治療器の人体への装着が確認さ
れ、かつ、操作開始スイッチからの信号が入力されたと
きにはじめて昇圧回路の昇圧動作を開始させる制御信号
を出力するようにしており、使用者が治療器を人体に装
着し、かつ操作開始スイッチを入力したときから、昇圧
回路による昇圧動作が開始されるので、人体に印加され
る電圧は、必ず零から除々に昇圧されることになる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【００１２】本実施例の基本動作に関する部分は図３に
示した従来例と同等であるので、同一部には同一番号を
付して説明を省略する。
示した従来例と同等であるので、同一部には同一番号を
付して説明を省略する。
【００１３】図１は、本発明の一実施例を示すブロック
図であり、図２は具体的回路図である。
図であり、図２は具体的回路図である。
【００１４】本実施例では、図３に示した従来の低周波
治療器に、人体検知回路５および操作部１内に操作開始
スイッチＳＷを付加し、制御回路２では、人体検知回路
５および操作開始スイッチＳＷからの出力信号を取り込
み、治療器が人体に装着されており、かつ操作開始スイ
ッチＳＷがオンされた場合にはじめて昇圧回路３に対し
て、昇圧のための制御信号を出力するのである。
治療器に、人体検知回路５および操作部１内に操作開始
スイッチＳＷを付加し、制御回路２では、人体検知回路
５および操作開始スイッチＳＷからの出力信号を取り込
み、治療器が人体に装着されており、かつ操作開始スイ
ッチＳＷがオンされた場合にはじめて昇圧回路３に対し
て、昇圧のための制御信号を出力するのである。
【００１５】制御回路２は、低消費電力のマイコン等で
構成されており、ＯＵＴ１端子より定期的にパルスを送
出して昇圧回路３のトランジスタＱ1 をオン、オフさ
せ、インダクタンスＬで昇圧した後、ダイオ−ドＤで整
流し、施療パターンに応じた所定電圧になるまでコンデ
ンサＣに充電する。
構成されており、ＯＵＴ１端子より定期的にパルスを送
出して昇圧回路３のトランジスタＱ1 をオン、オフさ
せ、インダクタンスＬで昇圧した後、ダイオ−ドＤで整
流し、施療パターンに応じた所定電圧になるまでコンデ
ンサＣに充電する。
【００１６】ＯＵＴ２端子からは、施療パターンに応じ
た周期、パルス幅のパルスを送出し、パルス放電回路４
のトランジスタＱ2 をオンオフさせ、電極Ａ、Ｂに対し
て放電が行われる。
た周期、パルス幅のパルスを送出し、パルス放電回路４
のトランジスタＱ2 をオンオフさせ、電極Ａ、Ｂに対し
て放電が行われる。
【００１７】人体検知回路５は、トランジスタＱ3 、ツ
ェナーダイオ−ドＺD 、抵抗Ｒ3 、Ｒ4 からなり、電極
Ａ、Ｂが人体に装着されたことを検知し、検知信号を制
御回路２へ送出するものである。
ェナーダイオ−ドＺD 、抵抗Ｒ3 、Ｒ4 からなり、電極
Ａ、Ｂが人体に装着されたことを検知し、検知信号を制
御回路２へ送出するものである。
【００１８】つまり、電極Ａ、Ｂが人体に装着されると
その間のインピーダンスが小さくなり、この結果、電極
Ａ、Ｂ間を流れる電流が大きくなるので、この電流の変
化を検知することにより、インピーダンスの変化を検知
し、電極Ａ、Ｂが人体に装着されたことが検知され、検
知信号が低消費電力のマイコン等で構成された制御回路
２へ送られるのである。
その間のインピーダンスが小さくなり、この結果、電極
Ａ、Ｂ間を流れる電流が大きくなるので、この電流の変
化を検知することにより、インピーダンスの変化を検知
し、電極Ａ、Ｂが人体に装着されたことが検知され、検
知信号が低消費電力のマイコン等で構成された制御回路
２へ送られるのである。
【００１９】さらに詳述すると、電極Ａ、Ｂが人体に装
着されていると、トランジスタＱ2 のオンの期間、電極
Ａ、Ｂ間のインピーダンスと人体検知回路５の抵抗Ｒ4
を介して、コンデンサＣから放電電流が流れるのであ
る。
着されていると、トランジスタＱ2 のオンの期間、電極
Ａ、Ｂ間のインピーダンスと人体検知回路５の抵抗Ｒ4
を介して、コンデンサＣから放電電流が流れるのであ
る。
【００２０】抵抗Ｒ4 の両端の電圧はツェナーダイオ−
ドＺD のツェナー電圧に達するまで上昇し、トランジス
タＱ3 のベース電位に達したらトランジスタＱ3 がオン
し、制御回路２のＩＮＴ２端子をローレベルにするので
ある。
ドＺD のツェナー電圧に達するまで上昇し、トランジス
タＱ3 のベース電位に達したらトランジスタＱ3 がオン
し、制御回路２のＩＮＴ２端子をローレベルにするので
ある。
【００２１】なお、人体検知回路５として、温度を判別
する検知方式のものを用いてもよい。
する検知方式のものを用いてもよい。
【００２２】操作開始スイッチＳＷは、操作部１に設け
られており、操作開始スイッチＳＷをオンすると、オン
を示すローレベルの信号が制御回路２のＩＮＴ１端子に
入力される。
られており、操作開始スイッチＳＷをオンすると、オン
を示すローレベルの信号が制御回路２のＩＮＴ１端子に
入力される。
【００２３】次に、本実施例の動作を説明する。使用者
は、まず、治療器の電極Ａ、Ｂを人体の治療箇所に装着
し、操作部１により、所望の施療パターンを設定した上
で、操作開始スイッチＳＷにより操作開始の信号を送
る。
は、まず、治療器の電極Ａ、Ｂを人体の治療箇所に装着
し、操作部１により、所望の施療パターンを設定した上
で、操作開始スイッチＳＷにより操作開始の信号を送
る。
【００２４】このとき、制御回路２では、人体検知回路
５からの電極Ａ、Ｂが人体に装着されていることを示す
信号と、操作開始スイッチＳＷからの操作開始の信号と
により、昇圧回路３に、昇圧のための制御信号を送出す
る。
５からの電極Ａ、Ｂが人体に装着されていることを示す
信号と、操作開始スイッチＳＷからの操作開始の信号と
により、昇圧回路３に、昇圧のための制御信号を送出す
る。
【００２５】さらに、ＯＵＴ２端子からは、パルス放電
回路４に対して、設定された施療パルスに応じた放電が
行われるように、制御信号を送出する。
回路４に対して、設定された施療パルスに応じた放電が
行われるように、制御信号を送出する。
【００２６】従って、使用者は、電極Ａ、Ｂを治療箇所
に装着した後、電極Ａ、Ｂ間に印加される電圧が零レベ
ルから除々に上昇していき、所定の電圧に達するのであ
る。
に装着した後、電極Ａ、Ｂ間に印加される電圧が零レベ
ルから除々に上昇していき、所定の電圧に達するのであ
る。
【００２７】本実施例によれば、電極Ａ、Ｂが人体に装
着されていない状態では、操作開始スイッチＳＷをオン
しても、昇圧回路３による昇圧は行われないので、電極
Ａ、Ｂが人体に装着されたときに、突然高い電圧が人体
に印加されるというようなことは起こらないのである。
着されていない状態では、操作開始スイッチＳＷをオン
しても、昇圧回路３による昇圧は行われないので、電極
Ａ、Ｂが人体に装着されたときに、突然高い電圧が人体
に印加されるというようなことは起こらないのである。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、本発明の低周波治療器に
よれば、制御回路により、人体検知回路で治療器の人体
への装着が確認され、かつ、操作開始スイッチからの信
号が入力されたときにはじめて昇圧回路の昇圧動作を開
始させる制御信号を出力するようにしており、使用者が
治療器を人体に装着し、かつ操作開始スイッチを入力し
たときから、昇圧回路による昇圧動作が開始されるの
で、人体に印加される電圧は、必ず零から除々に昇圧さ
れるので、電圧の印加された電極を人体に装着すること
により与える使用者への不快感をなくした低周波治療器
が提供できた。
よれば、制御回路により、人体検知回路で治療器の人体
への装着が確認され、かつ、操作開始スイッチからの信
号が入力されたときにはじめて昇圧回路の昇圧動作を開
始させる制御信号を出力するようにしており、使用者が
治療器を人体に装着し、かつ操作開始スイッチを入力し
たときから、昇圧回路による昇圧動作が開始されるの
で、人体に印加される電圧は、必ず零から除々に昇圧さ
れるので、電圧の印加された電極を人体に装着すること
により与える使用者への不快感をなくした低周波治療器
が提供できた。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】同上に係る具体的回路図である。
【図３】従来例を示すブロック図である。
１ 操作部 ２ 制御回路 ３ 昇圧回路 ４ パルス放電回路 ５ 人体検知回路 Ａ 電極 Ｂ 電極 ＳＷ 操作開始スイッチ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 使用者が施療パターンを選択できる操作
部と、前記操作部により選択された施療パターンに対応
した制御信号を出力する制御回路と、前記制御信号によ
り高電圧パルスを発生する昇圧回路と、前記昇圧回路で
昇圧した電圧を前記制御信号に応じて人体に印加する一
対の電極とを有する低周波治療器において、治療器が人
体に装着されているか否かを検出する人体検知回路を付
加するとともに、前記操作部に操作開始スイッチを設
け、前記制御回路では、前記人体検知回路で治療器の人
体への装着が確認され、かつ、前記操作開始スイッチか
らの信号が入力されたときにはじめて前記昇圧回路の昇
圧動作を開始させる制御信号を出力するようにしたこと
を特徴とする低周波治療器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12915891A JPH05164A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 低周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12915891A JPH05164A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 低周波治療器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05164A true JPH05164A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=15002581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12915891A Pending JPH05164A (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 低周波治療器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05164A (ja) |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP12915891A patent/JPH05164A/ja active Pending
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