JP3018571B2 - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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和博 本田
悟 田舎片
耕司 山下
浩治 小林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低周波の高電圧パルス
により人体に電気的な刺激を与える治療器本体を無線信
号で制御可能とした低周波治療器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体の表面に一対の電極を接触さ
せて、電極間に低周波の高電圧パルスを印加することに
より人体に電気的な刺激を与えて治療効果を得るように
した低周波治療器が広く用いられている。
【0003】一般に、この種の治療器は、人体の表面に
装着される治療器本体と、これを制御するためのコント
ローラからなり、両者は導線を介して接続されている。
【0004】このため、使用に際しては導線が邪魔にな
り、使用勝手が悪いという問題があった。
【0005】そこで、無線信号を用いてコントローラか
ら治療器本体に制御信号を伝送することにより、低周波
治療器をコードレス化することが提案されている。
【0006】このような低周波治療器の概略構成図を図
4に示す。コントローラ2から治療器本体1に向け電波
が送信されると、この電波は治療器本体1で、受信アン
テナ11を介して受信回路12により検波、復調され、
データに変換される。
【0007】このデータは制御回路13に入力され、施
療のオン/オフ、施療モード(揉む、叩く、振動等)、
施療の強弱、施療の速さ等の施療パターンに判別され
る。
【0008】制御回路13は、前記施療パターンに応じ
て、昇圧回路14により一定の電圧になるまで昇圧さ
せ、一定の電圧になったとき、制御回路13からの制御
信号により、パルス放電回路15を介して、電極A、B
に対して放電を行わせる。
【0009】電極A、Bは人体の皮膚表面に装着されて
おり、パルス電流が神経、筋の電気刺激を行うことによ
り治療がなされるのである。
【0010】18は電源回路で、受信回路12、制御回
路13および昇圧回路14に電源を供給するものであ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の低周波治療器に
あっては、無線式にしたから、治療器本体1の電源回路
18として電池や2次電池を採用しなければならなくな
る。
【0012】また、装着時の違和感を少なくするため
に、治療器本体1をげきるだけ小さくしたいという要望
がある。
【0013】従って、この2つの要望を達成しようとす
ると、電池を小さくするために、電源回路18での消費
電流をできるだけ小さくしなければならない。
【0014】しかし、受信回路12には、常時電源を供
給しているので、消費電流を小さくできないという問題
があった。
【0015】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、受信回路での消費電流
を低減させた低周波治療器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、治療器本体と
前記治療器本体に制御用の無線信号を与えるコントロー
ラとからなり、前記治療器本体は前記無線信号をデータ
に変換する受信回路と、前記データにより施療パターン
に対応した制御信号を出力する制御回路と、前記制御信
号により高電圧パルスを発生する昇圧回路と、前記昇圧
回路で昇圧した電圧を前記制御信号に応じて人体に印加
する一対の電極と、これらの回路に電源を供給する電源
回路とを有してなる低周波治療器において、治療器本体
が人体に装着されているか否かを検出する人体検知回路
と、前記電源回路から受信回路への電源の供給を制御す
るスイッチ回路を付加し、前記制御回路では、人体検知
回路からの検知信号が入力されたとき前記スイッチ回路
を介して受信回路に電源が供給されるようにするととも
に、人体検知回路からの検知信号がなくなった後、所定
時間経過後は、前記スイッチ回路を介して受信回路への
電源の供給を遮断するようにしたことを特徴とするもの
である。
【0017】
【作用】本発明の低周波治療器にあっては、人体検知回
路により、電極が人体に装着されているか否かを検出し
て検出信号を出力し、制御回路では、この検出信号を受
けて、スイッチ回路を動作させるための制御信号を出力
し受信回路に電源が供給されるようにするとともに、人
体検知回路からの検知信号がなくなった後、所定時間経
過後は、前記スイッチ回路により受信回路への電源の供
給を遮断するようにしており、治療器本体が人体に装着
されている状態、および治療器本体が人体装着状態から
離れた後、所定時間だけ受信回路に電源が供給されるの
である。
【0018】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。本実施例の基本動作に関する部分は図4に示した
従来例と同等であるので、同一部には同一番号を付して
説明を省略する。
【0019】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図であり、図2は治療器本体の具体的回路図である。
【0020】本実施例では、図4に示した従来の低周波
治療器に、電極A、Bが人体に装着されているか否かを
検出する人体検知回路16、および電源回路18から受
信回路12への電源の供給を制御するスイッチ回路17
を付加し、制御回路13により、人体検知回路16から
の検知信号が入力されたとき、スイッチ回路17を介し
て受信回路12に電源が供給されるようにするととも
に、人体検知回路16からの検知信号がなくなった後、
所定時間経過後は、スイッチ回路17により受信回路1
2への電源の供給を遮断するようにしている。
【0021】制御回路13は、低消費電力のマイコン等
で構成されており、OUT1端子より定期的にパルスを
送出して昇圧回路14のトランジスタQ2 をオン、オフ
させ、インダクタンスLで昇圧した後、ダイオ−ドDで
整流し、施療パターンに応じた所定電圧になるまでコン
デンサCに充電する。
【0022】OUT2端子からは、施療パターンに応じ
た周期、パルス幅のパルスを送出し、パルス放電回路1
5のトランジスタQ3 をオン、オフさせ、電極A、Bに
対して放電が行われる。
【0023】人体検知回路16は、トランジスタQ4
ツェナーダイオ−ドZD 、抵抗R4、R5 からなり、電
極A、Bが人体に装着されたことを検知し、検知信号を
制御回路13へ送出するものである。
【0024】つまり、電極A、Bが人体に装着されると
その間のインピーダンスが小さくなり、この結果、電極
A、B間を流れる電流が大きくなるので、この電流の変
化を検知することにより、インピーダンスの変化を検知
し、電極A、Bが人体に装着されたこと、つまり、治療
器本体1が人体に装着されたことが検知され、検知信号
が低消費電力のマイコン等で構成された制御回路13へ
送られるのである。
【0025】さらに詳述すると、電極A、Bが人体に装
着されていると、トランジスタQ3のオンの期間、電極
A、B間のインピーダンスと人体検知回路16の抵抗R
5 を介して、コンデンサCから放電電流が流れるのであ
る。
【0026】抵抗R5 の両端の電圧はツェナーダイオ−
ドZD のツェナー電圧に達するまで上昇し、トランジス
タQ4 のベース電位に達したらトランジスタQ4 がオン
し、制御回路13のINT2端子をローレベルにするの
である。
【0027】なお、人体検知回路16として、温度を判
別する検知方式のものを用いてもよい。
【0028】スイッチ回路17は、トランジスタQ1
抵抗R1 からなり、人体の検知信号が制御回路13へ入
力されると、制御回路13から制御信号が出力され、電
源回路18と受信回路12を導通させ、受信回路12に
電源が供給されるようにするとともに、人体の検知信号
が制御回路13へ入力されなくなったとき、つまり、人
体に装着されていた治療器本体1が人体から離脱された
とき、これを検知して、その時点から所定時間経過後、
制御回路13から出力される制御信号により、トランジ
スタQ1 がオフされ、受信回路12への電源の供給が遮
断されるようになっている。
【0029】次に、本実施例の動作を、図3に示した各
部の信号波形を用いて説明する。制御回路13は常時動
作している。
【0030】OUT1端子より定期的にパルス信号が出
力され、このパルス信号によりトランジスタQ2 が発振
させられ、インダクタンスLで昇圧される。
【0031】昇圧された電圧はダイオ−ドDで整流さ
れ、コンデンサCに充電される。電極A、Bが人体に装
着されていない場合は、以上の動作を最低レベルにして
おき、消費電流を極力抑えるのがよい。
【0032】制御回路13のOUT2端子からも定期的
にパルスが出力され、このパルス信号によりトランジス
タQ3 がオンする。
【0033】ここで、電極A、Bが人体に装着されてい
ると、トランジスタQ3 のオン期間、電極A、B間のイ
ンピーダンスと人体検知回路16の抵抗R5 を介して、
コンデンサCから放電電流が流れる。
【0034】抵抗R5 の両端の電圧は、ツェナーダイオ
−ドZD のツェナー電圧に達するまで上昇し、トランジ
スタQ4 のベース電位に達したらトランジスタQ4 がオ
ンし、制御回路13のINT2端子をローレベルにす
る。
【0035】つまり、このローレベルの信号が人体検知
信号となるのである。制御回路13では、人体検知信号
が入力されると、OUT3端子からの信号が立ち下が
り、これが制御信号として出力される。
【0036】スイッチ回路17では、この制御信号によ
り、トランジスタQ1 がオンされ、受信回路12に電源
が供給されることにより、受信状態となるのである。
【0037】次に、電極A、Bを人体から取り外すと、
INT2端子はハイレベルとなり、電極A、Bが人体か
ら取り外されたことが制御回路13で判断できるのであ
る。
【0038】電極A、Bが人体から取り外されたと判断
した時点から所定時間Tだけ、OUT3端子の出力信号
をローレベルに保持しておき、この間も受信回路12に
電源が供給されるようにしておく。
【0039】そして、所定時間T経過後は、OUT3端
子の出力信号をハイレベルにし、スイッチ回路17のト
ランジスタQ1 をオフすることにより受信回路12への
電源供給を遮断するのである。
【0040】なお、ツェナーダイオ−ドZD は、治療時
の人体検知回路16の抵抗R5 でのロスを極力抑えるた
めのものである。
【0041】従って、本実施例では、治療器本体1が人
体に装着されている状態においては、受信回路12に電
源が供給されるようにしているので、受信回路12での
消費電流を低減させることができる。
【0042】さらに、治療器本体1が人体装着状態から
離脱された後の所定時間は受信回路12に電源が供給さ
れるようにしているので、例えば、コントローラ2の送
信出力の低下により、治療中にコントローラ2による治
療器本体1の制御が不能となった場合等において、治療
器本体1を人体から取り外し、コントローラ2の近くに
持ってきて受信動作の確認をすることも可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上のように、本発明の低周波治療器に
よれば、人体検知回路により、電極が人体に装着されて
いるか否かを検出して検出信号を出力し、制御回路で
は、この検出信号を受けて、スイッチ回路を動作させる
ための制御信号を出力し受信回路に電源が供給されるよ
うにするとともに、人体検知回路からの検知信号がなく
なった後、所定時間経過後は、前記スイッチ回路により
受信回路への電源の供給を遮断するようにしており、治
療器本体が人体に装着されている状態および治療器本体
が人体装着状態から離れた後所定時間だけ受信回路に電
源が供給されるようにしたので、受信回路での消費電流
を低減させるとともに、治療器本体を人体から取り外し
た後の受信動作の確認が容易にできるような低周波治療
器が提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】同上に係る具体的回路図である。
【図3】同上に係る各部の信号波形図であく。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【符号の説明】 1 治療器本体 2 コントローラ 11 受信アンテナ 12 受信回路 13 制御回路 14 昇圧回路 15 パルス放電回路 16 人体検知回路 17 スイッチ回路 18 電源回路 A 電極 B 電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 浩治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−159660(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61N 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 治療器本体と前記治療器本体に制御用の
    無線信号を与えるコントローラとからなり、前記治療器
    本体は前記無線信号をデータに変換する受信回路と、前
    記データにより施療パターンに対応した制御信号を出力
    する制御回路と、前記制御信号により高電圧パルスを発
    生する昇圧回路と、前記昇圧回路で昇圧した電圧を前記
    制御信号に応じて人体に印加する一対の電極と、これら
    の回路に電源を供給する電源回路とを有してなる低周波
    治療器において、治療器本体が人体に装着されているか
    否かを検出する人体検知回路と、前記電源回路から受信
    回路への電源の供給を制御するスイッチ回路を付加し、
    前記制御回路では、人体検知回路からの検知信号が入力
    されたとき前記スイッチ回路を介して受信回路に電源が
    供給されるようにするとともに、人体検知回路からの検
    知信号がなくなった後、所定時間経過後は、前記スイッ
    チ回路を介して受信回路への電源の供給を遮断するよう
    にしたことを特徴とする低周波治療器。
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