JP2677427B2 - 無線式低周波治療器 - Google Patents

無線式低周波治療器

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JP2677427B2 JP21098589A JP21098589A JP2677427B2 JP 2677427 B2 JP2677427 B2 JP 2677427B2 JP 21098589 A JP21098589 A JP 21098589A JP 21098589 A JP21098589 A JP 21098589A JP 2677427 B2 JP2677427 B2 JP 2677427B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、低周波の高電圧パルスにより人体に電気的
な刺激を与える低周波治療器を無線信号で制御可能とし
た無線式低周波治療器に関するものである。
[従来の技術] 従来、人体の表面に一対の電極を接触させて、電極間
に低周波の高電圧パルスを印加することにより人体に電
気的な刺激を与えて治療効果を得るようにした低周波治
療器が広く用いられている。一般に、この種の治療器
は、人体の表面に装着される施療子と、これを制御する
ための治療器本体とからなり、両者は導線を介して接続
されている。このため、使用に際しては導線が邪魔にな
り、使い勝手が悪いという問題があった。そこで、無線
信号を用いて治療器本体から施療子に制御信号を伝送す
ることにより、低周波治療器をコードレス化することが
考えられる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、施療子は人体の表面に装着されるものであ
るから、出来る限り小型軽量に構成することが望まれ
る。このため、内蔵電池の容量を大きくすることは困難
であり、電池寿命を長くするためには、治療器本体から
の制御用の無線信号を間欠的に受信することが好まし
い。低周波治療器では電気的刺激の強さや周期を一度設
定すると、その後は設定を変えずに治療を続けることが
多いので、治療中は間欠受信で十分である。しかしなが
ら、電気的刺激の強さや周期を設定するための操作中は
間欠受信では応答性が悪くなるという問題がある。ま
た、間欠受信の周期が長くなると、電池寿命は長くなる
が、応答性は悪くなるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、治療器本体から施療子に無線
信号で制御信号を伝送するようにした無線式低周波治療
器において、施療子での間欠受信動作により電池寿命を
長くすると共に、応答性の劣化を防止することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る無線式低周波治療器にあっては、上記の
課題を解決するために、第1図乃至第3図に示すよう
に、施療子1と、施療子1に制御用の無線信号を与える
治療器本体3とからなり、施療子1は無線信号が一定期
間T以上受信されないときには間欠受信状態に移行し、
間欠受信状態で無線信号を受信したときには連続受信状
態に移行する制御手段を具備し、治療器本体3は前記一
定期間T以上無線信号を送信していないときには間欠受
信周期tよりも長い呼出用の無線信号の送信後に制御用
の無線信号を送信し、前記一定期間T以内に無線信号を
送信しているときには呼出用の無線信号を送信せずに制
御用の無線信号のみを送信するように制御する手段を具
備することを特徴とするものである。
また、請求項2記載の発明にあっては、第4図に示す
ように、施療子1は間欠受信状態への移行後の経過時間
が長くなるにつれて間欠受信周期を長く設定する手段を
備え、治療器本体3は施療子1における間欠受信周期が
長くなるにつれて呼出用の無線信号の送信期間を長く設
定する手段を備えることを特徴とするものである。
[作用] 本発明にあっては、上記のように、施療子1は無線信
号が一定期間T以上受信されないときには間欠受信状態
に移行し、間欠受信状態で無線信号を受信したときには
連続受信状態に移行するので、間欠受信状態が長く続け
ば、電池寿命を長くすることができる。また、治療器本
体3は一定期間T以上無線信号を送信していないときに
は間欠受信周期tよりも長い呼出用の無線信号の送信後
に制御用の無線信号を送信し、前記一定期間T以内に無
線信号を送信しているときには呼出用の無線信号を送信
せずに制御用の無線信号のみを送信するので、間欠受信
状態となっている施療子1を連続受信状態に移行させる
ことができ、連続受信状態の施療子1に対しては制御用
の無線信号のみを送信するので、素早い応答性を確保す
ることができる。
また、請求項2記載の発明にあっては、施療子1が間
欠受信状態へ移行した後の経過時間が長くなるにつれて
間欠受信周期を長く設定し、治療器本体3では施療子1
における間欠受信周期が長くなるにつれて呼出用の無線
信号の送信期間を長く設定するようにしたので、治療器
本体3での操作が無い状態が長く続けば、電池寿命を一
層長くすることができる。
[実施例1] 第2図は本発明の一実施例の使用状態を示している。
図中、1は施療子、3は治療器本体である。治療器本体
3は施療子1に無線信号により制御信号を伝送してい
る。施療子1は治療器本体3から受信した無線信号に応
じてそれぞれ低周波パルスを発生する。施療子1で発生
される低周波パルスにより、第2図の破線で示すように
電流が流れて、人体Mに電気的な刺激が与えられる。
第3図は本実施例の内部構成を示すブロック図であ
る。まず、治療器本体3は無線信号を送信するためのア
ンテナ31と、アンテナ31に無線信号を給電する送信回路
32と、送信回路32を制御する制御部33と、制御部33に各
種の操作信号を与えるための操作部34と、制御状態を表
示するための表示部35と、各部に動作電源を供給するた
めの電源部36とを備える。操作部34は、電源スイッチ34
aと、強弱切換スイッチ34b,34cと、周期切換スイッチ34
d,34eとからなる。また、表示部35は、電源表示部35a
と、強弱表示部35bと、周期表示部35eとからなる。次
に、施療子1は治療器本体3からの無線信号を受信する
ための受信アンテナ10と、受信された無線信号を増幅し
復調する受信回路11と、受信回路11の出力信号を処理す
る信号処理部12と、治療用の低周波パルスを発生する低
周波パルス発生部13と、上記各部を制御する制御部14
と、上記各部に動作電圧を供給する電源部15と、低周波
パルス発生部13により発生された低周波パルスを人体に
与えるための導子16とを備える。導子16には一対の電極
E1,E2が設けられている。この電極E1,E2は人体Mの治療
部位に密着して使用される。低周波パルス発生部13によ
り発生された低周波の高電圧パルスが電極E1,E2間に印
加されると、第2図の破線で示すように電流が流れて、
人体Mに電気的な刺激が与えられる。電気的な刺激の強
さは強弱切換スイッチ34b,34cにより切り換えられ、強
弱表示部35bにより表示される。また、電気的な刺激の
周期は周期切換スイッチ34d,34eにより切り換えられ、
周期表示部35cにより表示される。
第1図(a),(b)は本実施例の動作説明図であ
る。まず、治療器本体3の電源スイッチ34aが操作され
ると、電源表示部35aが点灯し、呼出信号が無線信号さ
れる。呼出信号は施療子1の間欠受信周期tよりも長く
続くので、施療子1は呼出信号を必ず受信することがで
き、これにより連続受信状態に移行する。その後、治療
器本体3からは制御信号が送信される。この制御信号
は、治療器本体3の電源ONを施療子1に知らせるため
のデータを含んでおり、施療子1は動作Aの制御状態と
なる。この制御状態では、電気的刺激は強く設定され、
周期は速く設定されているものとする。この場合、治療
器本体3における強弱表示部35bでは“強”の表示が点
灯し、周期表示部35cでは“速”の表示が点灯する。
この制御状態から、電気的刺激の強さを弱く変更した
い場合には、強弱切換スイッチ34cを操作する。これに
より、強弱切換のための制御信号が無線送信され、強
弱表示部35bでは“弱”の表示が点灯し、“強”の表示
は消灯される。このとき、制御信号の送信後の経過時
間は一定時間T以内であるので、施療子1は依然として
連続受信状態である。したがって、制御信号の送信に
先立って、呼出信号は送信されないので、制御信号は
施療子1に素速く伝送される。施療子1は制御信号の
受信により動作Bの制御状態となる。動作Bの制御状態
では、電気的刺激が弱く設定される。
この制御状態から、電気的刺激の周期を遅く変更した
い場合には、周期切換スイッチ35eを操作する。これに
より、周期切換のための制御信号が無線送信され、周
期表示部35cでは“遅”の表示が点灯し、“速”の表示
は消灯される。このとき、制御信号の送信後の経過時
間は一定時間T以内であるので、施療子1は依然として
連続受信状態である。したがって、制御信号の送信に
先立って、呼出信号は送信されないので、制御信号は
施療子1に素早く伝送される。施療子1は制御信号の
受信により動作Cの制御状態となる。動作Cの制御状態
では、電気的刺激の周期が遅く設定される。
その後、治療器本体3が操作されず、制御信号の送信
が無い状態が一定期間T以上続くと、施療子1は連続受
信状態から間欠受信状態に移行する。以上の動作を第1
図(a)に示す。
次に、上記の制御状態から、電気的刺激の強さを強く
変更したい場合には、強弱切換スイッチ34bを操作す
る。これにより、強弱表示部35bでは“強”の表示が点
灯し、“弱”の表示は消灯される。このとき、制御信号
の送信後の経過時間は一定時間T以上であるので、施
療子1は間欠受信状態に移行している。そこで、治療器
本体3では、強弱切換のための制御信号の送信に先立
って、間欠受信状態tよりも長い呼出信号を送信する。
施療子1は間欠受信により呼出信号を受信すると、連続
受信状態に移行する。そして、呼出信号に続く制御信号
の受信により動作Dの制御状態となる。動作Dの制御
状態では、電気的刺激が強く設定される。また、施療子
1では制御信号の受信後の一定期間Tは連続受信状態
を継続する。したがって、治療器本体3での操作が無い
状態が長く続いた後、最初の操作時の応答性は良くない
が、その後、一定期間T以内における操作時の応答性は
良くなる。以上の動作を第1図(b)に示す。
[実施例2] 第4図(a),(b)は本発明の他の実施例の動作説
明図である。本実施例における治療器本体や施療子の構
成は第2図及び第3図に示す構成と同一で良い。実施例
1では、施療子1での間欠受信周期tは一定としている
が、本実施例では、これを可変としている。つまり、第
4図に示すように、制御信号の送信後、一定期間Tが経
過して施療子1が間欠受信状態に移行した後の経過時間
が長くなるにつれて、間欠受信周期t1,t2,t3,…を次第
に長く設定している。つまり、図中、t1<t2<t3<…と
いう関係が成り立つ。また、間欠受信周期が長くなるに
つれて、治療器本体3からの呼出信号の送信期間も長く
し、間欠受信周期よりも呼出信号の送信期間の方が必ず
長くなるように制御している。その他の動作について
は、実施例1と同様である。
このように制御すれば、治療器本体3での操作が無い
状態が長く続くほど、施療子1での間欠受信周期が長く
なり、施療子1の電池寿命を長くすることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、治療器本体から施療子に一定期間以
上無線信号が送信されていないときには施療子は間欠受
信状態となるので、施療子の電池寿命を長くすることが
できるという効果があり、また、一定期間以内に無線信
号が送信されているときには施療子は連続受信状態とな
るので、素早い応答性を確保できるという効果がある。
また、請求項2記載の発明にように、施療子が間欠受
信状態に移行した後の経過時間が長くなるにつれて、間
欠受信状態を長く設定し、治療器本体からの呼出用の無
線信号の送信期間も長く設定すれば、治療器本体での操
作の無い状態が長く続いた場合には、施療子の電池寿命
を一層長くすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の動作説明図、第2図は同上
の使用状態を示す図、第3図は同上の内部構成を示すブ
ロック図、第4図は本発明の他の実施例の動作説明図で
ある。 1は施療子、3は治療器本体、14は制御部、33は制御部
である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施療子と、施療子に制御用の無線信号を与
    える治療器本体とからなり、施療子は無線信号が一定期
    間以上受信されないときには間欠受信状態に移行し、間
    欠受信状態で無線信号を受信したときには連続受信状態
    に移行する制御手段を具備し、治療器本体は前記一定期
    間以上無線信号を送信していないときには間欠受信周期
    よりも長い呼出用の無線信号の送信後に制御用の無線信
    号を送信し、前記一定期間以内に無線信号を送信してい
    るときには呼出用の無線信号を送信せずに制御用の無線
    信号のみを送信するように制御する手段を具備すること
    を特徴とする無線式低周波治療器。
  2. 【請求項2】施療子は間欠受信状態への移行後の経過時
    間が長くなるにつれて間欠受信周期を長く設定する手段
    を備え、治療器本体は施療子における間欠受信周期が長
    くなるにつれて呼出用の無線信号の送信期間を長く設定
    する手段を備えることを特徴とする請求項1記載の無線
    式低周波治療器。
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