JP2971956B2 - 低周波治療器 - Google Patents
低周波治療器Info
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- JP2971956B2 JP2971956B2 JP869191A JP869191A JP2971956B2 JP 2971956 B2 JP2971956 B2 JP 2971956B2 JP 869191 A JP869191 A JP 869191A JP 869191 A JP869191 A JP 869191A JP 2971956 B2 JP2971956 B2 JP 2971956B2
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- Japan
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- main
- treatment device
- frequency treatment
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は低周波治療器、特に治療
器の本体と操作器とがワイヤレスで接続された低周波治
療器に関する。
器の本体と操作器とがワイヤレスで接続された低周波治
療器に関する。
【0002】
【従来の技術】低周波治療器として従来より提供されて
いるのは、人体に接する電極を備えて人体に貼着される
本体と、指示を与えるための操作器とがコードで接続さ
れたものであった。
いるのは、人体に接する電極を備えて人体に貼着される
本体と、指示を与えるための操作器とがコードで接続さ
れたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、操作器と本
体とを接続しているコードが邪魔になって非常に煩わし
い。このために両者を電波で接続するワイヤレスとする
ことが考えられるが、この場合、複数個の本体を夫々異
なる動作モードで動作させる場合、各本体の動作開始タ
イミングと出力レベルとが問題となってくる。たとえ
ば、動作開始タイミングが各本体で全く異なれば、本来
の治療効果を得られない場合が生じる。
体とを接続しているコードが邪魔になって非常に煩わし
い。このために両者を電波で接続するワイヤレスとする
ことが考えられるが、この場合、複数個の本体を夫々異
なる動作モードで動作させる場合、各本体の動作開始タ
イミングと出力レベルとが問題となってくる。たとえ
ば、動作開始タイミングが各本体で全く異なれば、本来
の治療効果を得られない場合が生じる。
【0004】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは本体と操作器との間を
電波で接続することでワイヤレスとして使い勝手を向上
させるとともに、動作開始タイミングと出力レベルとを
各本体間で同期させることができる低周波治療器を提供
するにある。
であり、その目的とするところは本体と操作器との間を
電波で接続することでワイヤレスとして使い勝手を向上
させるとともに、動作開始タイミングと出力レベルとを
各本体間で同期させることができる低周波治療器を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、人体
に接する電極を夫々備えた複数個の本体と、これら本体
に個別動作を指示することができる操作器とが電波で接
続されたものであって、操作器は各本体に与える出力レ
ベルを同一にして各本体に動作開始を指示するものであ
ることに特徴を有している。
に接する電極を夫々備えた複数個の本体と、これら本体
に個別動作を指示することができる操作器とが電波で接
続されたものであって、操作器は各本体に与える出力レ
ベルを同一にして各本体に動作開始を指示するものであ
ることに特徴を有している。
【0006】本発明によれば、ワイヤレスであるために
コードの煩わしさがなく、また各本体に個別動作を行わ
せる場合にも、各本体の動作開始タイミングと出力レベ
ルとを合わせることができる。
コードの煩わしさがなく、また各本体に個別動作を行わ
せる場合にも、各本体の動作開始タイミングと出力レベ
ルとを合わせることができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、この低周波治療器は、図3に示すように、二つの
本体1,1と、操作器2、そして二つの延長パッド3,
3とからなるものとして構成されている。ここにおける
本体1は、図5に示すように、電源スイッチ10と、一
対の電極11,11、電池電源12、受信アンテナ1
3、受信回路14、動作表示ランプ15,操作器2から
の送信電波を受信する毎に報知音を発するブザー16、
タイマーを内蔵した制御回路17、制御回路17と電極
11との間に排された波形成形回路1aと極性切換回路
1bと電極切換スイッチ1cと人体検知回路1dとから
なるもので、電極切換スイッチ1cは、常時は一対の電
極11,11を異なる極に設定して、両電極11,11
間で電流を流すものの、電極31を備えた延長パッド3
が本体1に接続された時には、本体1側の一対の電極1
1,11を同極に、延長パッド3の電極31を異極に設
定して、本体1と延長パッド3との間で電流を流す。
ると、この低周波治療器は、図3に示すように、二つの
本体1,1と、操作器2、そして二つの延長パッド3,
3とからなるものとして構成されている。ここにおける
本体1は、図5に示すように、電源スイッチ10と、一
対の電極11,11、電池電源12、受信アンテナ1
3、受信回路14、動作表示ランプ15,操作器2から
の送信電波を受信する毎に報知音を発するブザー16、
タイマーを内蔵した制御回路17、制御回路17と電極
11との間に排された波形成形回路1aと極性切換回路
1bと電極切換スイッチ1cと人体検知回路1dとから
なるもので、電極切換スイッチ1cは、常時は一対の電
極11,11を異なる極に設定して、両電極11,11
間で電流を流すものの、電極31を備えた延長パッド3
が本体1に接続された時には、本体1側の一対の電極1
1,11を同極に、延長パッド3の電極31を異極に設
定して、本体1と延長パッド3との間で電流を流す。
【0008】一方、操作器2は図4に示すように、電源
20と送信アンテナ21、送信回路22、電流の波形等
を異ならせることで異なるモードを得るためのモードス
イッチ23、強弱調整のための強さスイッチ24と弱さ
スイッチ25、操作器2の電源をオフとする停止スイッ
チ26、セットした強さレベルを表示する液晶表示部2
7、セットしたモードを表示するモードランプ28、電
波送信時にこれを表示するための動作指示ランプ29、
そして制御回路2aとチャンネル切換スイッチ5を備え
たものとなっている。ここにおけるチャンネル切換スイ
ッチ5は、二つの本体1,1が夫々チャンネル1及びチ
ャンネル2にセットされていることに合わせて、チャン
ネル1及びチャンネル2を切り替えて、いずれかの本体
1のみに指示を送ることができる状態と、チャンネル1
及びチャンネル2に同時に指示を、つまり二つの本体
1,1に同時に指示を送ることができる状態との3つを
切り替えることができるようになっている。
20と送信アンテナ21、送信回路22、電流の波形等
を異ならせることで異なるモードを得るためのモードス
イッチ23、強弱調整のための強さスイッチ24と弱さ
スイッチ25、操作器2の電源をオフとする停止スイッ
チ26、セットした強さレベルを表示する液晶表示部2
7、セットしたモードを表示するモードランプ28、電
波送信時にこれを表示するための動作指示ランプ29、
そして制御回路2aとチャンネル切換スイッチ5を備え
たものとなっている。ここにおけるチャンネル切換スイ
ッチ5は、二つの本体1,1が夫々チャンネル1及びチ
ャンネル2にセットされていることに合わせて、チャン
ネル1及びチャンネル2を切り替えて、いずれかの本体
1のみに指示を送ることができる状態と、チャンネル1
及びチャンネル2に同時に指示を、つまり二つの本体
1,1に同時に指示を送ることができる状態との3つを
切り替えることができるようになっている。
【0009】尚、操作器2側に二つの送信アンテナ2
1,21を設けているのは、偏波面が直交する2種の電
波を送信することで、操作器2の送信アンテナ21と本
体1の受信アンテナ13との向きの関係に影響なく、本
体1側で確実に受信できるようにしているためであり、
送信回路22は両送信アンテナ21,21を切り替えて
送信を行うために、一方の偏波の信号Hと、他方の偏波
の信号Vとは一定の時間差をおいて送信される。
1,21を設けているのは、偏波面が直交する2種の電
波を送信することで、操作器2の送信アンテナ21と本
体1の受信アンテナ13との向きの関係に影響なく、本
体1側で確実に受信できるようにしているためであり、
送信回路22は両送信アンテナ21,21を切り替えて
送信を行うために、一方の偏波の信号Hと、他方の偏波
の信号Vとは一定の時間差をおいて送信される。
【0010】しかして、この低周波治療器では、本体1
の電源スイッチ10をオンとして本体1を待機状態と
し、その後、操作器2においていずれかのモードスイッ
チ23を操作すれば、操作器2の電源が入るとともにモ
ードが選択されるものであり、各チャンネル毎にこのモ
ード設定を行った後、両チャンネルに同時に指示を送る
ことができる状態にして、強さスイッチ24もしくは弱
さスイッチ25を操作すれば、各チャンネルに夫々のモ
ードと出力レベルとを含めた指示信号を同時に送信す
る。
の電源スイッチ10をオンとして本体1を待機状態と
し、その後、操作器2においていずれかのモードスイッ
チ23を操作すれば、操作器2の電源が入るとともにモ
ードが選択されるものであり、各チャンネル毎にこのモ
ード設定を行った後、両チャンネルに同時に指示を送る
ことができる状態にして、強さスイッチ24もしくは弱
さスイッチ25を操作すれば、各チャンネルに夫々のモ
ードと出力レベルとを含めた指示信号を同時に送信す
る。
【0011】一方各本体1においては、上記信号をH信
号あるいはV信号のいずれか、あるいはこの両者を受信
検波して、自身のチャンネルに合った信号があれば、そ
の信号に含まれているモードで動作を開始するのである
が、この動作開始は受信直後に行うのではなく、図1に
示すように、H信号の受信時点からT1 時間の経過後、
V信号の受信時点からT2 時間後に指定のモードの動作
を開始するようになっている。なお、H信号とV信号の
いずれを起点とする場合にも、動作開始時点が同じとな
るようにT1 ,T2 時間を設定してある。
号あるいはV信号のいずれか、あるいはこの両者を受信
検波して、自身のチャンネルに合った信号があれば、そ
の信号に含まれているモードで動作を開始するのである
が、この動作開始は受信直後に行うのではなく、図1に
示すように、H信号の受信時点からT1 時間の経過後、
V信号の受信時点からT2 時間後に指定のモードの動作
を開始するようになっている。なお、H信号とV信号の
いずれを起点とする場合にも、動作開始時点が同じとな
るようにT1 ,T2 時間を設定してある。
【0012】また、この動作開始にあたり、各本体1は
指定された出力レベルではなく、最低レベルから動作を
開始し、その後、操作器2から指示された出力レベルま
でレベルをあげていく。尚、操作器2で出力レベルの設
定を変更をするたびに、このレベル情報は本体1側に送
られて、本体1はこのレベル情報に従うものであり、チ
ャンネルが指定されておれば、一致するチャンネルの本
体1のみが出力レベルを指示に合わせる。
指定された出力レベルではなく、最低レベルから動作を
開始し、その後、操作器2から指示された出力レベルま
でレベルをあげていく。尚、操作器2で出力レベルの設
定を変更をするたびに、このレベル情報は本体1側に送
られて、本体1はこのレベル情報に従うものであり、チ
ャンネルが指定されておれば、一致するチャンネルの本
体1のみが出力レベルを指示に合わせる。
【0013】ただし、動作のモードが「たたき」モード
である場合には、図2に示すように、一方のチャンネル
2の本体1は、上記時間T1 ,T2 に夫々T3 時間だけ
加えた時間が経過した後に動作を開始させるようになっ
ており、この結果、二つの本体1,1に同時に「たた
き」モードを指示した場合、一方の本体1の「たたき」
動作の周期と、他方の本体1の「たたき」動作の周期と
が半位相ずれるようになっている。
である場合には、図2に示すように、一方のチャンネル
2の本体1は、上記時間T1 ,T2 に夫々T3 時間だけ
加えた時間が経過した後に動作を開始させるようになっ
ており、この結果、二つの本体1,1に同時に「たた
き」モードを指示した場合、一方の本体1の「たたき」
動作の周期と、他方の本体1の「たたき」動作の周期と
が半位相ずれるようになっている。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ワイヤ
レスであるためにコードの煩わしさがなく、また各本体
に個別動作を行わせる場合にも、各本体の動作開始タイ
ミングと出力レベルとを合わせることができるものであ
り、このために複数の本体による各治療を効果の高い状
態で得ることができるとともに、出力レベルの違いによ
る不快感を生じたりすることもないものである。
レスであるためにコードの煩わしさがなく、また各本体
に個別動作を行わせる場合にも、各本体の動作開始タイ
ミングと出力レベルとを合わせることができるものであ
り、このために複数の本体による各治療を効果の高い状
態で得ることができるとともに、出力レベルの違いによ
る不快感を生じたりすることもないものである。
【図1】本発明における動作を示すタイムチャートであ
る。
る。
【図2】本発明における他の動作を示すタイムチャート
である。
である。
【図3】本発明一実施例の正面図である。
【図4】同上の操作器のブロック回路図である。
【図5】同上の本体のブロック回路図である。
1 本体 2 操作器
Claims (3)
- 【請求項1】 人体に接する電極を夫々備えた複数個の
本体と、これら本体に個別動作を指示することができる
操作器とが電波で接続されたものであって、操作器は各
本体に与える出力レベルを同一にして各本体に動作開始
を指示するものであることを特徴とする低周波治療器。 - 【請求項2】 操作器は偏波面の異なる2種の電波を時
間差をおいて送信するものであり、本体は偏波面の異な
る2種の電波の受信から夫々所定時間の経過後に指示さ
れた動作を開示するものであることを特徴とする請求項
1記載の低周波治療器。 - 【請求項3】 本体に指示された動作のモードがたたき
モードである時、複数個の本体は同一周期で且つ異なる
タイミングで動作を開始することを特徴とする請求項2
記載の低周波治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP869191A JP2971956B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 低周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP869191A JP2971956B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 低周波治療器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04250173A JPH04250173A (ja) | 1992-09-07 |
JP2971956B2 true JP2971956B2 (ja) | 1999-11-08 |
Family
ID=11699949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP869191A Expired - Fee Related JP2971956B2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | 低周波治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2971956B2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP869191A patent/JP2971956B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04250173A (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990817 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070827 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080827 Year of fee payment: 9 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |