JPH0623077Y2 - 携帯形送受信機 - Google Patents

携帯形送受信機

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JPH0623077Y2
JPH0623077Y2 JP1988152948U JP15294888U JPH0623077Y2 JP H0623077 Y2 JPH0623077 Y2 JP H0623077Y2 JP 1988152948 U JP1988152948 U JP 1988152948U JP 15294888 U JP15294888 U JP 15294888U JP H0623077 Y2 JPH0623077 Y2 JP H0623077Y2
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JP
Japan
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identification code
signal
unit
circuit
signal wave
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JP1988152948U
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JPH0273844U (ja
Inventor
募 深沢
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ダイコク電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、お互いの接近状態を簡単に知ることができる
機能を備えた携帯形送受信機に関する。
(従来の技術) 例えば、人と待合わせした際に、待合わせ場所が分りに
くかったり、或は待合せ場所が混んでいるような場合
は、約束した人となかなか会えずにいらだつことがあ
る。斯様な問題に対処できる装置としては従来適当なも
のがなく、強いて挙げればトランシーバーが考えられ
る。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、トランシーバーは概して大形であるから
携帯するのに不便であり、また、人の接近状態を知るだ
けのためには大袈裟である。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
は、携帯するのに簡便で且つ人の接近状態を簡単に知る
ことができる携帯形送受信機を提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の携帯形送受信機は、駆動されるのに応じて予め
設定された固有の識別コードを含む信号波を送信可能な
送信部を設け、この送信部から送信される周波数の信号
波と同一の信号波を受信可能で且つ受信信号波に含まれ
ている識別コードを判別すると共に受信信号波の強度を
検出する受信部を設け、報知信号を出力する報知手段を
設け、前記送信部に対する駆動及び前記受信部の受信状
態の判断を一定時間毎に交互に実行し、前記受信部の受
信時に前記受信部により判別された識別コードが前記送
信部に予め設定された識別コードと一致した場合は、前
記受信部により検出された受信信号波の強度に応じて前
記報知手段を駆動する制御手段を設けたものである。
(作用) 例えば待合わせした者同士が送受信機を携帯して待合わ
せ場所に向かう。そして、待合わせ場所が接近したとこ
ろで、送受信機を機能させる。すると、送信部から予め
設定された識別コードを含む信号波が送信され、これに
より、夫々の送受信機の受信部は相手が携帯する送受信
機の送信部から送信された所定周波数の信号波を受信す
る。そして、制御手段は、受信信号波に予め設定された
識別コードが含まれていたときは受信信号波の強度を検
出すると共に、受信部の検出結果に基づいて受信信号波
の強度に対応した報知信号を報知手段から出力する。従
って、各送受信機からは受信信号の強度に応じた報知信
号が出力されるから、報知信号に基づいてお互いの接近
状態を知ることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図において、1は薄肉矩形状の機本体で、これには
電源スイッチ2,送信確認用LED3,ブザー4及び送
受信共用アンテナ5が設けられている。
電気的構成を示す第1図において、6は送信部で、これ
は、アンテナ5,送信回路7,コード変換回路8から構
成されている。このコード変換回路8は制御手段たる制
御回路9から識別コードが与えられると、その識別コー
ドを電圧信号に変換して送信回路7に出力する。そし
て、送信回路7は、コード変換回路8から与えられる電
圧信号を送信信号波としてアンテナ5から送信する。一
方、10は受信部で、これは、アンテナ5,受信回路1
1,コード識別回路12,信号レベル変換回路13から
構成されている。この受信回路11は、アンテナ5が受
信した受信信号波のうち送信部6の送信周波数の信号波
を選択すると共に、その選択した信号波をコード識別回
路12及び信号レベル変換回路13に送る。コード識別
回路12は、受信回路11から与えられた信号波に含ま
れる識別コードを検出して制御回路9に送る。信号レベ
ル変換回路13は、受信回路11から与えられる受信信
号(アナログレベル)をデジタル変換して制御回路9に
出力する。
14は報知手段で、これは駆動回路15及びブザー16
から構成されている。駆動回路15は、制御回路9から
駆動信号が与えられるとそのタイミングでブザー4を鳴
動させる。16は電源としての例えばリチウム電池で、
これは電源スイッチ2がオンされると制御回路9及び他
回路に電源を供給する。
前記制御回路9は、機本体1固有の識別を示す識別コー
ドを記憶すると共に、電源スイッチ2のオンにより電源
が与えられると内蔵したプログラムを実行するようにな
っている。尚、制御回路9に記憶させた識別コードは図
示しない設定スイッチによって任意に変更することがで
きる。
さて、第3図は制御回路9の制御内容を示すフローチャ
ートで、これを参照しながら上記構成の作用を説明す
る。即ち、当方及び待合わせ相手は機本体1を夫々携帯
して待合わせ場所に向かう。そして、待合せ場所が接近
したところで機本体1の電源スイッチ2をオンする。す
ると、各機本体1の制御回路9は、ステップS1におい
て信号レベル変換回路13からデジタル信号が入力して
いるか否かを判断する。そして、信号レベル変換回路1
3からデジタル信号が入力していないとき、つまりお互
いの距離が離れていることによって待合わせ相手が携帯
している機本体1から送信される所定周波数の送信波が
十分に受信できないときは、一定時間毎に送信用プログ
ラム(図示せず)を実行して記憶している識別コードを
含んだ送信信号をコード変換回路8に出力する。する
と、コード変換回路8は、与えられた識別コードを電圧
信号に変換して送信回路7に出力し、これにより、送信
回路7はコード変換回路8から与えられた電圧信号を送
信信号としてアンテナ5に出力し、以てアンテナ5から
識別コードを含んだ送信信号波が一定時間毎に送信され
る。
この場合、送信部6からの送信タイミングと受信部10
の受信タイミングとは異なるタイミングに設定されてい
るので、受信部10に送信部6からの送信信号波が到達
するにしても、受信部10が送信部6からの送信信号波
を誤って受信してしまうことはない。
そして、互いに待合わせ場所に接近すると、当方の機本
体1のアンテナ5に、約束した相手方の機本体1から送
信された所定周波数の送信信号波が所定の信号レベル以
上で到達するようになる。すると、アンテナ5に所定周
波数の受信信号が発生すると共に、受信回路11におい
て所定周波数の受信信号のみが選択されて信号レベル変
換回路13及びコード識別部12に送られる。そして、
信号レベル変換回路13は受信信号の信号レベルに対応
したデジタル信号を出力すると共に、コード識別部12
は受信回路11から送られた受信信号に含まれている識
別コードを検出して制御回路9に送る。これにより、制
御回路9は、ステップS1において「YES」と判断し
てコード識別部12から識別コードを入力してから、ス
テップS3においてコード識別回路12から与えられた
識別コードと記憶している識別コードとが一致するか否
かを判断する。そして、両方の識別コードが一致しない
とき、つまり所定周波数の信号波を送信する機本体1を
携帯した人が近くに居るのに、その機本体1の識別コー
ドが待合わせ相手の携帯する機本体1の識別コードと異
なっているときは、「NO」と判断してステップS1
戻る。また、両方の識別コードが一致したときは「YE
S」と判断してステップS4において信号レベル変換回
路13からデジタル信号を入力する。この場合、アンテ
ナ5に発生する受信信号の強度ひいてはデジタル信号の
示す数値は、相手側の機本体1が当方側の機本体1に接
近する程高くなるから、制御回路9は、ステップS5
おいてデジタル信号の示す数値に応じて次のように駆動
回路15に駆動信号を出力する。
[I]デジタル信号の示す数値が下限値以下のとき、つ
まり受信信号レベルが低いときは、3秒間隔で駆動信号
を出力する。従って、ブザー4からは3秒間隔の間欠音
が発せられるから、相手が接近しているもののまだ十分
に接近していないことが分る。
[II]デジタル信号の示す数値が下限値と上限値との間
のとき、つまり受信信号レベルが[I]の場合に比べて
高くなったときは、例えば2秒間隔で駆動信号を出力す
る。従って、ブザー4からは2秒間隔の間欠音が発せら
れるから、相手がかなり接近したとが分る。
[III]デジタル数値が示す数値が上限値以上のとき、
つまり受信信号レベルが[II]の場合に比べて高くなっ
たときは、例えば1秒間隔で駆動信号を出力する。従っ
て、ブザー4からは1秒間隔の間欠音が発せられるか
ら、相手が十分接近したことが分る。
次に、制御回路9はステップS6で一定時間経過するま
で待機してから、ステップS7で識別コードを含んだ信
号をコード変換回路8に出力する。この結果、識別コー
ドを含んだ送信信号波が相手が携帯している機本体1に
与えられるから、これに応じて、相手が携帯している機
本体1は、当方が携帯している機本体1と同様にして受
信信号に識別コードが含まれていることを判断した後、
一定時間後に識別コードを含んだ送信信号波を送信す
る。斯様にして、お互いの機本体1同士が一定時間毎に
信号の交換を行なうと共に、そのタイミングでもって受
信信号の信号レベルに基づいて相手の接近状態を知るこ
とができる。
要するに、上記構成のものによれば、当方が携帯してい
る機本体1に設定された識別コードと同一の識別コード
が設定された機本体1を携帯した人が接近すると、受信
回路11から出力される受信信号の信号レベルが大きく
なり、これに応じてブザー4から発せられる間欠音の間
隔が短くなるから、これにより、相手の接近状態を知る
ことができる。従って、ブザー4からの間欠音の間隔が
短くなったところで相手を捜すようにすればよいから、
それまでは相手を捜す必要がなくなる。しかも、当方の
機本体1に設定された識別コードと異なる識別コードが
設定された機本体1を携帯した人が接近いた場合であっ
ても、その接近状態を検出しないようになっているの
で、約束した人の接近状態のみを正確に検出することか
できる。また、トランシーバーのように一々機器を操作
して会話を行なう必要がないから、周囲を気にすること
なく相手の接近を知ることかできる。さらに、機本体1
は音声を送受信する機能を必要としないから、極めて簡
単な構成で実現でき、以て小形化を図って携帯性を良好
とすることができる。
加えて、上記実施例の場合、制御回路9は、設定された
識別コード以外の識別コードを含んだ受信信号を無視す
るので、たとえ同一構成の機本体1を携帯した人が接近
した場合であっても、混信を防止することができる。
尚、上記実施例では、二人が待合わせする場合を想定し
て説明したが、複数人が待合わせするときに各人が機本
体1を夫々携帯するようにしてもよい。この場合、各人
の機本体1の識別コードを予め一致させておくことは勿
論である。
また、受信信号レベルが高くなる程、ブザー4から発せ
られる間欠音の間隔を短くするのに代えて、受信信号レ
ベルが高くなる程、ブザー4から発せられる音を大きく
するようにしてもよく、更に、ブザー4に代えて機本体
1に複数のLEDを設け、受信信号レベルが高くなるに
つれて点灯させるLED数を多くするようにしてもよ
い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示したものに限定さ
れることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可
能である。
[考案の効果] 以上の記述から明らかなように、本考案の携帯形送受信
機によれば、送受信機を携帯した人が互いに接近するの
に応じて報知手段によってその接近状態が示されるか
ら、送受信機の外形を抑えることができ、以て携帯する
のに簡便で且つ人の接近を簡単に知ることができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は電気的
構成を示すブロック図、第2図は斜視図、第3図は制御
回路の制御内容を示すフローチャートである。 図中、1は機本体、6は送信部、9は制御回路(制御手
段)、10は受信部、14は報知手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動されるのに応じて予め設定された固有
    の識別コードを含む信号波を送信可能に設けられた送信
    部と、この送信部から送信される周波数の信号波と同一
    の信号波を受信可能に設けられ受信信号波に含まれてい
    る識別コードを判別すると共に受信信号波の強度を検出
    する受信部と、報知信号を出力する報知手段と、前記送
    信部に対する駆動及び前記受信部の受信状態の判断を一
    定時間毎に交互に実行し、前記受信部の受信時に前記受
    信部により判別された識別コードが前記送信部に予め設
    定された識別コードと一致した場合は、前記受信部によ
    り検出された受信信号波の強度に応じて前記報知手段を
    駆動する制御手段とを備えたことを特徴とする携帯形送
    受信機。
JP1988152948U 1988-11-24 1988-11-24 携帯形送受信機 Expired - Lifetime JPH0623077Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3877504B2 (ja) * 2000-07-28 2007-02-07 シャープ株式会社 無線探索装置
JP2003102063A (ja) * 2001-09-26 2003-04-04 Toshiba Corp 無線通信機器及び他の携帯型無線通信機器の接近通知方法

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JPH0273844U (ja) 1990-06-06

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