JPH0448032Y2 - - Google Patents

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JPH0448032Y2
JPH0448032Y2 JP1986027432U JP2743286U JPH0448032Y2 JP H0448032 Y2 JPH0448032 Y2 JP H0448032Y2 JP 1986027432 U JP1986027432 U JP 1986027432U JP 2743286 U JP2743286 U JP 2743286U JP H0448032 Y2 JPH0448032 Y2 JP H0448032Y2
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wireless
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wireless telephone
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は無線電話装置に関し、特に有線電話回
線に接続される親装置と無線回線で接続される無
線電話器における保留音の送出方式に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の無線電話装置における保留音の
送出方式は、次の様な方式となつている。第2図
に、その保留音送出方式を採用した無線電話装置
を示す。この無線電話装置は有線電話回線に接続
される親装置30とこの親装置に無線回線で接続
され、音声及び回線接続のためのデータ信号を送
受信する無線電話器43とから構成されている。
この無線電話装置において、有線電話回線より
親装置30に送られてきた音声信号は、ハイブリ
ツド回路41により送話音声ゲート42を通つて
送信回路32、送信アンテナ31により送信電波
57となる。この送信電波は無線電話器43の受
信アンテナ44で受信され、受信回路55により
音声信号に戻され受話音声ゲート53を通つて受
話器54に達する。
一方、無線電話器43の送話器51により入つ
た音声信号は送話音声ゲート50を通つて送信回
路49、送信アンテナ48により送信電波56と
なる。この送信電波は親装置30の受信アンテナ
36で受信され、受信回路37により音声信号に
戻され受話音声ゲート39を通つてハイブリツド
回路41より有線電話回線へ送り出される。
さてこのとき、無線電話器43の利用者が保留
スイツチ52をONにすると制御部46はこれを
検出して受話音声ゲート53及び送話音声ゲート
50をOFFにする。さらに信号送出部47を駆
動して保留データ信号を送信回路49へ送る。こ
の保留データ信号は、送信アンテナ48、受信ア
ンテナ36及び受信回路37を通つた後、信号検
出部35により検出されて制御部34へ入力され
る。保留データ信号が入力されると制御部34は
受話音声ゲート39及び送話音声ゲート42を
OFFにした後、メロデイー音発生回路40を駆
動して有線電話回線へ無線電話器43が保留中で
あることを知らせるメロデイー音を信号として送
り始める。
また無線電話器43の利用者が保留スイツチ5
2をOFFにすると、制御部46はこれを検出し
て信号送出部47を駆動して保留解除信号を送信
回路49へ送つた後、受話音声ゲート53及び送
話音声ゲート50をONにする。送信回路49へ
送られた保留解除信号は、送信アンテナ48、受
信アンテナ36及び受信回路37を通つた後、信
号検出部35により検出されて制御部34へ入力
される。保留解除データ信号が入力されると、制
御部34はメロデイー音発生回路40の駆動を停
止して受話音声ゲート39及び送話音声ゲート4
2をONにして保留状態を終了する。
なお、第2図において、33は信号送出部、4
5は信号検出部である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述した従来の無線電話装置は、無線電話器4
3により送出した保留データ信号を親装置30が
受け取つた後、受話音声ゲート39が閉じられる
ため、保留データ信号が受話音声ゲート39を通
つてハイブリツド回路41に入り有線電話回線へ
送り出される。このため有線電話回線を通して無
線電話器43の利用者と通話を行つている相手利
用者には、保留スイツチ52がONにされた時、
メロデイー音が聞こえる前に、意味の無いデータ
信号の音が聞こえるという欠点があつた。
本考案の目的は、このような欠点の無い無線電
話装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、有線電話回線に接続される親装置
と、この親装置と無線回線で接続される無線電話
器とから成り、前記親装置は、前記無線電話器と
無線回線にて音声及びデータ信号を送受信する親
装置送受信機と、この親装置送受信機及び有線電
話回線と接続され、前記無線電話器と前記親装置
送受信機を通してデータ信号のやりとり及び無線
回線の接続制御を行う親装置制御部と、この親装
置制御部により制御され、前記親装置送受信機と
有線電話回線の間とを断続する音声ゲートとを有
し、前記無線電話器は、前記親装置と無線回線に
て音声及びデータ信号を送受信する無線電話器送
受信機と、この無線電話器送受信機に接続され、
前記親装置とデータ信号のやりとり及び無線回線
の接続制御を行う無線電話器制御部と、この無線
電話器制御部に接続された保留スイツチと、前記
無線電話器制御部により制御される送話音声ゲー
ト及び受話音声ゲートとを有する無線電話装置で
あつて、通話状態で前記保留スイツチがONの
時、前記無線電話器制御部は、前記送話音声ゲー
ト及び受話音声ゲートをOFFにし、前記保留ス
イツチがONであることに対応した保留データ信
号を送出し続け、前記親装置制御部は前記保留デ
ータ信号を受信している間、前記音声ゲートを
ONにして前記保留データ信号を前記有線電話回
線に送り続けることを特徴としている。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の一実施例である。この実施例
は、第2図に示した従来の無線電話装置におい
て、メロデイー音発生回路を除去し、親装置の制
御部が無線電話器から連続して送出される保留デ
ータ信号を受信したときに、受話音声ゲートは
OFFすることなくON状態に保持し、保留データ
信号をハイブリツド回路を経て有線電話回線に送
出する構成となつている。
親装置1において、有線電話回線より送られて
きた音声信号はハイブリツド回路10及び送話音
声ゲート11を通つて送信回路12及び送信アン
テナ2により無線波26となる。また無線電話器
13より送出された無線波27は受信アンテナ6
及び受信回路7により復調され、受話音声ゲート
9及びハイブリツド回路10を通つて有線電話回
線へ送り出される。制御部4は信号送出部3を駆
動してデータ信号を送信回路12へ送り、信号検
出部5が受信回路7の出力により検出したデータ
信号を受け取り、ハイブリツド回路10を通して
有線電話回線とのデータの送受を行う。
無線電話器13において、送話器22より入つ
た音声信号は送話音声ゲート21を通して送信回
路20に入り、送信アンテナ19より無線波27
となる。また受信アンテナ14より入つた無線波
26は受信回路15により復調され受話音声ゲー
ト25を通して受話器24に入る。信号検出部1
6は受信回路15の出力からデータ信号を検出し
て制御部17へ送る。制御部17は信号送出部1
8を駆動してデータ信号を送信回路20へ送る。
ここで親装置1の制御部4は、有線電話回線を
通してこれにつながる交換機と、無線波を通して
つながる無線電話器13とデータ信号の送受を行
い無線通話回線の接続制御を行う。また無線電話
器13の制御部17は、無線波を通して親装置1
とデータ信号の送受を行い無線通話回線の接続制
御を行う。
さて、親装置1と無線電話器13の間で無線通
話回線の接続が完了して、無線電話器13の使用
者が有線電話回線及び交換機の先につながる電話
器使用者と通話を行つているとき、無線電話器1
3の使用者が保留スイツチ23をONにすると、
制御部17は保留スイツチがONになつたことを
検出して送話音声ゲート21及び受話音声ゲート
25をOFFにする。そして信号送出部18、送
信回路20及び送信アンテナ19を通して保留デ
ータ信号の連続した送出を始める。保留データ信
号は親装置1の受信アンテナ6、受信回路7及び
信号検出部5を通つて制御部4へ入る。保留デー
タ信号を受け取つた制御部4は送話音声ゲート1
1をOFFにする。受話音声ゲート9はONのまま
であるため保留データ信号はハイブリツド回路1
0を経て有線電話回線に送られて、交換機の先に
つながる電話器の使用者に保留音として聞こえ
る。この音により電話器使用者は無線電話器13
が保留状態に入つていることを知る。このとき、
無線電話器13の制御部17が出す保留データ信
号のデータ・パターンを、例えば1と0の完全な
繰り返しの様に聴覚上穏やかなものにすれば保留
音としての効果が上がる。
以上のように、本実施例によれば、保留データ
信号そのものを保留音として利用するようにして
いるので、従来の無線電話のように、保留状態に
入つた瞬間、保留データ信号の音が聞こえて、そ
の後メロデイー音が聞こえるという不自然な状況
は無くなる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば無線電話器
の制御部が保留スイツチのONされている間、保
留データ信号を連続して送出し、保留データ信号
を受けた親装置はこの保留データ信号を有線電話
回線へ送るようにしているので、従来の無線電話
装置のように無線電話器で保留スイツチをONに
すると相手通話者にメロデイー音が聞こえる前に
保留信号の音が聞こえるという不自然さが無くな
る。
また、本考案によれば親装置のメロデイー音発
生回路が必要なく、従つて製造コストが低減でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は従来の無線電話装置を示すブロツク図で
ある。 1……親装置、2……送信アンテナ、3……信
号送出部、4……制御部、5……信号検出部、6
……受信アンテナ、7……受信回路、9……受話
音声ゲート、10……ハイブリツド回路、11…
…送話音声ゲート、12……送信回路、13……
無線電話器、14……受信アンテナ、15……受
信回路、16……信号検出部16、17……制御
部、18……信号送出部、19……送信アンテ
ナ、20……送信回路、21……送話音声ゲー
ト、22……送話器、23……保留スイツチ、2
4……受話器、25……受話音声ゲート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有線電話回線に接続される親装置と、この親装
    置と無線回線で接続される無線電話器とから成
    り、前記親装置は、前記無線電話器と無線回線に
    て音声及びデータ信号を送受信する親装置送受信
    機と、この親装置送受信機及び有線電話回線と接
    続され、前記無線電話器と前記親装置送受信機を
    通してデータ信号のやりとり及び無線回線の接続
    制御を行う親装置制御部と、この親装置制御部に
    より制御され、前記親装置送受信機と有線電話回
    線の間とを断続する音声ゲートとを有し、前記無
    線電話器は、前記親装置と無線回線にて音声及び
    データ信号を送受信する無線電話器送受信機と、
    この無線電話器送受信機に接続され、前記親装置
    とデータ信号のやりとり及び無線回線の接続制御
    を行う無線電話器制御部と、この無線電話器制御
    部に接続された保留スイツチと、前記無線電話器
    制御部により制御される送話音声ゲート及び受話
    音声ゲートとを有する無線電話装置であつて、通
    話状態で前記保留スイツチがONの時、前記無線
    電話器制御部は、前記送話音声ゲート及び受話音
    声ゲートをOFFにし、前記保留スイツチがONで
    あることに対応した保留データ信号を送出し続
    け、前記親装置制御部は前記保留データ信号を受
    信している間、前記音声ゲートをONにして前記
    保留データ信号を前記有線電話回線に送り続ける
    ことを特徴とする無線電話装置。
JP1986027432U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0448032Y2 (ja)

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JP1986027432U JPH0448032Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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JPS62141235U JPS62141235U (ja) 1987-09-05
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