JP2001204829A - 電気治療器 - Google Patents

電気治療器

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JP2001204829A
JP2001204829A JP2000399564A JP2000399564A JP2001204829A JP 2001204829 A JP2001204829 A JP 2001204829A JP 2000399564 A JP2000399564 A JP 2000399564A JP 2000399564 A JP2000399564 A JP 2000399564A JP 2001204829 A JP2001204829 A JP 2001204829A
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treatment
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pulse
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JP2000399564A
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Yasuyuki Tsuchida
康之 土田
Takahiro Yunai
隆博 勇内
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】治療モード選択スイッチ8で選択されたモード
で治療パルスを発生し、この治療パルスの周波数を調節
できる周波数調節手段15を備え、周波数調節手段15は、
一旦マイクロコンピュータ1にその値を取り込み、治療
モードに応じた治療パルスを設定して出力するようにし
た電気治療器。 【効果】それぞれの治療モードに応じた周波数で治療パ
ルスが出力でき、使用者に対して治療効果が向上する他
に、簡単に設計できる。また、治療パルスの周期を、た
たくモードよりももむモードの周期を大きく設定するこ
とで、使用者に対する治療効果を向上させることができ
るといった効果を奏する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極から治療電流
を流すことにより筋肉を解すことができる電気治療器に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電気治療器は、特開平3−14
6072号公報(A61N1/32)に示す如く、パルス発生回路
から発生するパルスを昇圧し、連続的に出力パルスを電
極から印加するものが知られている。そして、出力され
るパルスは連続的に電極に印加される「たたく」モード
と、所定の印加時間と休止期間をおいて電極に印加され
る「もむ」モードとがあり、モード切り替え手段を切り
替えることによって、治療モードを変えることができ
る。そして、このモード切り替え手段の切り替えに連動
して所定値だけシフトする手段を設け、このシフトする
手段によってボリウムの調整の度合いに応じた出力がで
きるようにし、従来のように「たたく」から「もむ」に
切り替えた時にボリウムを再び調整することがないとい
う効果がある。
【0003】しかしながら、このような構成において、
ツマミ目盛りと周波数との関係が、該公報の第2図に示
してあるが、使用者の使用感は周波数が高いほどその変
化が感じにくく、周波数が低いときには微妙な変化も感
じることができ、図6に示す如く、ツマミ目盛りと使用
感との関係は、ツマミ目盛りが小さいときには少しの変
化で急激に周波数が変わったように感じ、またツマミ目
盛りが大きいときにはツマミを大きく変化させても使用
感はあまり変わらない。
【0004】即ち、この回路はアナログによって処理し
ているため、ボリウムの抵抗値の変化を利用して治療周
波数を変えるようにしているので、上述するようなこと
が生じる。
【0005】よって、使用者は周波数を変えるためにツ
マミを調整するが、好みの周波数に合わせにくいため使
い勝手が悪く、また、このために治療効果が低下すると
いう問題点があった。
【0006】また、アナログ処理による治療周波数の調
整を行っていたのであれば、治療周波数が使用する可変
抵抗器の特性に委ねられてしまい、自由に設定すること
が困難であり、更に治療モードが複数有るとそれに応じ
て周波数を変えるために回路を設定しなければならない
と言った問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、治療周波数
が調整しやすいため使い勝手がよく、また、このことに
よって治療効果を向上させ、更には設計上の自由度を向
上させることができる電気治療器を提供することを課題
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の治療パ
ルスの出力モードを選択する治療モード選択スイッチ
と、該治療モード選択スイッチで選択されたモードで治
療パルスを発生する治療電流発生回路と、該治療電流発
生回路の周波数を調節する周波数調節手段と、前記治療
電流発生回路から発生する治療パルスが印加される電極
とを備え、前記周波数調節手段の値を取り込んで前記治
療モード選択スイッチで選択されるモードに応じた所定
の周期で治療パルスを出力するマイクロコンピュータを
設けたことを特徴とする。
【0009】また、前記治療モード選択スイッチは、単
パルスが周期的に出力するたたくモードと、群パルスが
周期的に出力するもむモードとからなることを特徴とす
る。
【0010】また、前記周波数調節手段は、可変抵抗器
からなり前記マイクロコンピュータに直接接続されてい
ることを特徴とする。
【0011】更に、前記マイクロコンピュータで設定さ
れる治療パルスの周期は、たたくモードよりももむモー
ドの周期を大きく設定することを特徴とする。
【0012】上記構成により、使用者は電極を患部に当
接させ、治療電流発生回路から電極に治療パルスを印加
することによって治療する。ここで、治療に変化を持た
せる場合、周波数調節手段を調節したり、治療モードを
変更することによって行なう。周波数調節手段は、一旦
マイクロコンピュータにそのデータを入力し、所定の変
換によって所定の周期で治療パルスを出力する。この
時、周波数調節手段によって選択される周波数が同一の
目盛りであっても治療モードに応じて周波数を異ならせ
ることで、治療効果を向上させることができる。また、
たたくモードともむモードとによって、周波数を異なら
せることによって、使用者に対する治療感覚を損なうこ
となく治療が行える。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づき
低周波治療器を例に以下に詳述する。
【0014】図1に示すのは低周波治療器のブロック図
で、図2は低周波治療器の回路図である。
【0015】1は、この治療器を制御するマイクロコン
ピュータ(以下、マイコンという)で、該マイコン1は
ACアダプター又は電池の電源2から、定電圧回路3を
介して電力供給される。該定電圧回路3は定電圧IC等
によって構成されている。
【0016】4は、前記ACアダプターからの電源を供
給するための電源ジャックで、該電源ジャック4は常
時、電池を電源とするように接続されており、ACアダ
プターを接続したときは電池側の接続は断たれ、ACア
ダプター側に切り替わる。
【0017】5は、抵抗VR3、R2によって構成され
る発振周波数決定部品で、該発振周波数決定部品5は前
記マイコン1に内蔵されたコンデンサとにより、400
KHzで発振する。
【0018】6は、前記マイコン1の暴走を防ぐために
介入されたリセット回路で、該リセット回路6は前記マ
イコン1の保証動作電圧以下になると必ず動作するよう
になっている。
【0019】7は、治療周波数のパルスの発生周期、即
ち治療のパルス発生速さを変えるための治療周波数選択
回路で、該治療周波数選択回路7は、前記マイコン1内
蔵のコンパレータ、周波数調節手段15であるボリウム
と、抵抗アレイRN1等によって構成され、周波数調節
手段15であるボリウムを可変することによって治療のパ
ルス発生速さを変えることができる。
【0020】前記出力調節回路7の動作について説明す
る。
【0021】前記周波数調節手段15であるボリウムを可
変すると、前記マイコン1で補正処理された後の出力
は、図3に示す如く、ボリウムのツマミの目盛りとそれ
に応じて変化する周波数との関係が、目盛りが小さいと
きは周波数の変化率が小さく、大きくなると変化率が大
きくなるという関係にある。即ち、一般のボリウムの抵
抗の変化が大きいところを細かく分け、変化の少ないと
ころを大きく分けてそれをマイコン1の処理によってデ
ジタル出力する。そのため、実際にボリウムのつまみを
変えた場合には、図4に示す如く、最初はつまみの変化
量に対して治療周波数の変化が少なく、つまみの目盛り
が大きくなるほど治療周波数の変化量が大きくなるの
で、図5に示す如く、使用者の使用感はボリウムのつま
みの変化量に応じて一定の変化をする。これは、人間の
感じる周波数が高いときよりも低いほうが微妙な変化を
感じることができ、周波数が高いときには大きな変化も
感じないという特性があるためである。
【0022】8は、「たたく」と「もむ」の治療モード
の切り替えを行う治療モード選択スイッチで、該治療モ
ード選択スイッチ8は切り替えることにより前記マイコ
ン1内に信号を送り、それぞれの治療モードを選択して
出力することができる。
【0023】第1モード、即ち「たたく」モードは、治
療パルスが一つずつ周期的に連続発生するモードのこと
をいう。また、第2モード、即ち「もむ」モードにおい
ては、複数の治療パルスが時間の経過と共にパルス幅が
大きくなるようにしたソフトスタート部と、一定間隔で
パルスが発生するパルス発生部とを組み合わせて構成し
た印加期間と、この印加期間と次に発生する印加期間と
の間に休止期間を設けて繰り返している。また、「たた
く」モードと「もむ」モードは、それぞれ前記周波数調
節手段15によって調節できるようになっているのである
が、これらのモードは「たたく」と「もむ」での人体が
感じる周波数が異なっているため、最小周波数を「たた
く」モードを1Hz、「もむ」モードを20Hzに異なら
せてある。このようにすることにより、いづれのモード
においてもツマミ目盛りの全域にわたってボリウムの動
作範囲を活用することができ、有効な治療を行うことが
できる。
【0024】9は、治療パルスに同期してLEDを点滅
させるためのLED表示回路である。
【0025】10は、前記マイコン1によって発振された
パルスを増幅する出力増幅回路で、該出力増幅回路10は
トランジスタQ1〜Q4とトランスT1等によって構成
されており、前記マイコン1から出力されるパルスを約
10倍に増幅させることができる。そして、増幅された
パルスはボリウムVR1からなる出力調整回路11によっ
て調整されて、出力ジャック12を介して電極13へ出力さ
れ、人体の患部へと治療電流を送ることができる。前記
ボリウムVR1は電源スイッチ16と連動しており、該電
源スイッチ16投入後、徐々に出力を増やしていくことが
できる。前記出力増幅回路10と前記出力調整回路11とを
合わせて、治療電流発生回路14という。
【0026】次に動作について説明する。
【0027】治療を行う場合、電極13を患部に貼り付
け、治療モード選択スイッチ8の治療モードを使用者の
好みの値に設定し、出力調整回路11によって出力を可変
していく。この時、発振周波数決定部品5によってマイ
コン1の発振周波数が決定され、マイコン1からパルス
が出力される。そして、このパルスは出力増幅回路10に
よって増幅され、出力調整回路11によって使用者の好み
の出力で電極13より出力される。そして、電極13から患
部に治療パルスが与えられ、患部の筋肉をほぐしてい
く。
【0028】これと同時に、使用者の好みの周波数、即
ち、好みの速さでパルスを出力させることができ、これ
は周波数調節手段15であるボリウムを可変することによ
って行われる。周波数調節手段15は、ツマミ目盛りが小
さいときには周波数の変化率が小さく、ツマミ目盛りが
大きくなってきたときには周波数の変化率が大きくなる
ようにマイコン1によってデジタル処理し、図4に示す
ような周波数の変化を出力する。しかし、使用者に与え
る使用感は、図5に示すようにツマミ目盛りの変化に応
じて周波数の変化率が一定になるようになっている。
【0029】以上のように、周波数調節手段15のツマミ
目盛りの変化量に対する周波数の変化を、ツマミ目盛り
が小さい時と大きい時とで変化率を変えたので、周波数
調節手段15のツマミの変化量に応じて使用感が一定の変
化率で変わるようになる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、周波数調節手段の値を取り込
んで、選択した治療モードに応じて所定の周期で治療パ
ルスを出力するマイクロコンピュータを設けたので、そ
れぞれの治療モードに応じた周波数で治療パルスが出力
でき、使用者に対して治療効果が向上する他に、簡単に
設計できるといった効果がある。
【0031】また、治療パルスの周期を、たたくモード
よりももむモードの周期を大きく設定することで、使用
者に対する治療効果を向上させることができるといった
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるブロック図である。
【図2】同回路図である。
【図3】同周波数調節手段の変化に対する周波数の変化
を示す図である。
【図4】同周波数調節手段の変化に対する治療周波数の
変化を示す図である。
【図5】同周波数調節手段の変化に対する使用感の変化
を示す図である。
【図6】従来の周波数調節手段の変化に対する使用感の
変化を示す図である。
【符号の説明】
14 治療周波数発生回路 15 周波数調節手段 13 電極 7 治療周波数選択回路 1 マイクロコンピュータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の治療パルスの出力モードを選択す
    る治療モード選択スイッチと、該治療モード選択スイッ
    チで選択されたモードで治療パルスを発生する治療電流
    発生回路と、該治療電流発生回路の周波数を調節する周
    波数調節手段と、前記治療電流発生回路から発生する治
    療パルスが印加される電極とを備え、前記周波数調節手
    段の値を取り込んで前記治療モード選択スイッチで選択
    されるモードに応じた所定の周期で治療パルスを出力す
    るマイクロコンピュータを設けたことを特徴とする電気
    治療器。
  2. 【請求項2】 前記治療モード選択スイッチは、単パル
    スが周期的に出力するたたくモードと、群パルスが周期
    的に出力するもむモードとからなることを特徴とする請
    求項1記載の電気治療器。
  3. 【請求項3】 前記周波数調節手段は、可変抵抗器から
    なり前記マイクロコンピュータに直接接続されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気治療器。
  4. 【請求項4】 前記マイクロコンピュータで設定される
    治療パルスの周期は、たたくモードよりももむモードの
    周期を大きく設定することを特徴とする請求項1記載の
    電気治療器。
JP2000399564A 2000-12-27 2000-12-27 電気治療器 Pending JP2001204829A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034321A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Ito Choutanpa Kk 複合型電子治療器

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040106