JP2000288099A - 低周波治療器 - Google Patents

低周波治療器

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JP2000288099A
JP2000288099A JP11098531A JP9853199A JP2000288099A JP 2000288099 A JP2000288099 A JP 2000288099A JP 11098531 A JP11098531 A JP 11098531A JP 9853199 A JP9853199 A JP 9853199A JP 2000288099 A JP2000288099 A JP 2000288099A
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JP11098531A
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English (en)
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Shinya Noro
進矢 野呂
Yasuo Fujita
安生 藤田
Shiyunji Takahashi
俊詞 高橋
Takefumi Nakanishi
剛文 中西
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 症状に応じ、効果的な治療をなし得る低周波
治療器を提供する。 【解決手段】 “強さ”ダイヤル3cの設定が「強」側
の場合ほど、マイクロコンピュータ1から出力される治
療パルス制御用のパルス信号C、Dの周波数を高くす
る。このパルス信号C、Dによって、トランジスタTr
2 、Tr3 及びトランジスタTr4 、……、Tr7 がオ
ン/オフされ、ジャック2に接続される電極に高い周波
数治療用の高圧パルスが印加する。周波数を高くするこ
とによって、症状が重い場合にも有効な治療を行うこと
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高電圧パルスを
人体に貼られた電極を通じて人体に通電することによ
り、低周波治療を行う低周波治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、低周波治療器には、使用者が刺
激の強弱を調整し得るように、強さ設定器を備えてい
る。従来のこの種の低周波治療器の刺激を調整するの
に、 ダイヤルでの強さ設定により、治療波形の波高値を変
化させ、刺激の体感の強弱を操作するもの。
【0003】ダイヤルでの強さ設定により、治療波形
のパルス幅を変化させ、刺激の体感の強弱を操作するも
の。がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の低周波治療器のダイヤルによる強さ設定は、刺
激の体感の強弱を操作するのみであり、強い刺激を求め
る重い症状に合わせたものではなく、重い症状に対する
効果的な治療が行えないという問題があった。この発明
は上記問題点に着目してなされたものであって、症状に
応じ、効果的な治療をなし得る低周波治療器を提供する
ことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の低周波治療器
は、高電圧パルスを人体に装着された電極を通じて人体
に通電することにより、低周波治療を行うものにおい
て、強さの設定に合わせて刺激の種類が変化するように
している。刺激の種類の変化は、治療パルスの周波数の
変化、複数種類の刺激の割合の変化、治療時間の変化等
である。
【0006】この低周波治療器では、強さ設定を変化す
ることにより、刺激の種類が変化し、使用者の症状に有
効な刺激を与えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明をさらに詳細に説明する。図1は、この発明が実施さ
れる低周波治療器の回路図である。もっとも、この回路
自体に、この発明の特徴があるわけではない。この低周
波治療器では、治療用の一対の電極(図示せず)の接続
プラグがジャック2に挿入接続される。したがって、
E、Fは両電極の接続点である。この電極接続点E、F
は、4個のトランジスタTr4 、Tr5 、Tr6 、Tr
7 がブリッジ接続された回路の接続中点e、fに接続さ
れている。
【0008】マイクロコンピュータ(CPU)1から
は、信号A、C、Dが出力される。信号Aは、昇圧用の
パルス信号であり、この信号によって昇圧回路4のトラ
ンジスタTr1 がON/OFFされ、電源電圧VDDは昇
圧され、B点の出力電圧が昇圧されて、トランジスタT
4 、……、Tr7 のブリッジ回路に供給される。信号
C、Dは、電極に治療用の高電圧パルスを印加するため
の入力パルス信号である。 この低周波治療器におい
て、マイクロコンピュータよりパルス信号Cがトランジ
スタTr2 に加えられると、トランジスタTr2 がON
し、応じてトランジスタTr4 、Tr7 がONし、E接
続点の電極が正、F接続点の電極が負となり、E→Fの
方向に通電される。マイクロコンピュータ1からのパル
ス信号Cが停止され、これに替えてパルス信号Dが出力
されると、このパルス信号Dにより、トランジスタTr
3 がONし、応じてブリッジ回路のトランジスタT
5 、Tr 6 がONする。この場合、E接続点の電極が
負、F接続点の電極が正となり、F→Eの方向に通電さ
れる。このようにして、電極には治療パルスが印加され
る。なお、信号Gは皮膚検知信号である。図1におい
て、キー入力部3は「腰」、「肩」、「腕」等の治療部
位、「おす」、「たたく」、「もむ」等の治療の種類を
指定するキースイッチ、“強さ”を設定するダイヤルを
備えている。
【0009】図2は、この低周波治療器の平面図であ
り、キー入力部3には、治療部位を指定するキー群3a
と、治療の種類を指定するキー群3b、“強さ”ダイヤ
ル3cを配置している。この実施形態低周波治療器の特
徴は、強さダイヤル3cによって設定する“強さ”に応
じて、治療パルスの周波数を変化するようにしたことで
ある。
【0010】強い刺激にて治療を行おうとする強度の肩
こりの場合、痛みを伴う場合が多く、弱い刺激にて治療
を行おうとする弱度の肩こりの場合、こり及び肩の重苦
しさを感じることが多い(図3参照)。一方、痛みに対
しては高い周波数、こりや重苦しさに対しては低い周波
数が有効であることがわかっている(図4参照)。その
ため、より症状に適した治療効果を得るためには、治療
パルスの周波数を変化させるとよい。したがって、この
実施形態低周波治療器は、強さの設定に応じて治療パル
スの周波数を変化させるようにしている。強さダイヤル
3cを弱側に設定すると、治療パルスの周波数は低くな
り、強さが強側に設定されると、治療パルスの周波数は
高くなるようになっている。この実施形態低周波治療器
では“強さ”を4段階に分けて、各設定された“強さ”
の段階に応じ、治療パルスの周波数を変化させている。
【0011】この実施形態低周波治療器の動作を図5に
示すフロー図により説明する。治療パルスを出力する処
理に入ると、強さダイヤル3cの設定を読み、その“強
さ”が、V1 よりも小さいか(ステップST1)、V1
以上でV2 よりも小さいか(ステップST2)、V2
上でV3 よりも小さいか(ステップST3)、V3 以上
か判定する(V1 <V2 <V3 )。判定の結果、強さが
1 よりも小さい「弱」の場合、治療パルスの周波数を
1 とする(ステップST4)。強さがV1 以上でV2
よりも小さい「中弱」の場合、治療パルスの周波数をf
2 とする(ステップST5)。強さがV2 以上でV3
りも小さい「中強」の場合、治療パルスの周波数をf3
とする(ステップST6)。また、強さがV3 以上の
「強」の場合に治療パルスの周波数をf4 とする(ステ
ップST7)。周波数はf1 <f2<f3 <f4 に設定
している。周波数の選択後、マイクロコンピュータ1は
選択された周波数のパルス信号C、DをトランジスタT
2 、Tr3 に入力し、昇圧回路4からの高電圧をスイ
ッチングして、ジャック2に接続される電極に、選択さ
れた周波数の治療パルスを印加する。
【0012】設定された“強さ”が大なるほど高い周波
数の治療パルスが印加され、“痛み”を感じる重症の肩
こりなどに有効な治療を施すことができる。図6は、こ
の発明の他の実施形態低周波治療器の動作を説明するた
めのフロー図である。この実施形態低周波治療器におい
て、治療パルスを出力する処理に入ると、図5の場合と
同様に、強さダイヤル3cの設定を読み、その“強さ”
がV 1 よりも小さいか(ステップST11)、V1 以上
でV2 よりも小さいか(ステップST12)、V2 以上
でV3 よりも小さいか(ステップST13)、V3 以上
か(ステップST14)判定する。つまり“強さ”が
「弱」、「中弱」、「中強」、「強」のどの段階に設定
されているか判定する。
【0013】判定の結果、“強さ”がV1 よりも小さい
「弱」の場合、低い周波数f1 のみを治療パルスの周波
数として選択する(ステップST14)。“強さ”がV
1 以上でV2 よりも小さい「中弱」の場合、低い周波数
1 の治療パルスが7、高い周波数f2 の治療パルス3
の割合となるように選択する(ステップST15)。
“強さ”がV2 以上でV3 よりも小さい「中強」の場
合、低い低周波f1 の治療パルスが3、高い周波数の治
療パルスが7となるように割合を選択する(ステップS
T16)。また、“強さ”がV3 以上の「強」の場合、
高い周波数f2 のみを治療パルスの周波数として選択す
る(ステップST17)。以上のようにして選択した周
波数f1 のパルスと、周波数f2 のパルスの割合で治療
パルスを出力する。ここでの割合は周波数比ではなく、
1 のパルスとf2 のパルスの出力パルス数の度合であ
る。割合を変化させるのは、異なる周波数f1 、f2
出力割合のみならず、他の種類の刺激の割合であっても
よい。
【0014】なお、上記図5、図6の実施形態低周波治
療器では、4段階の“強さ”に応じ、周波数を変化、選
択し、あるいは低い周波数と高い周波数のパルスの出力
割合を変化、選択しているが、“強さ”の設定に応じ、
選択される周波数や割合は連続的に変化させるようにし
てもよい。例えば、図4に示す場合のように、“強さ”
を「弱」から「強」に向けて徐々に強くしてゆく場合、
周波数を低いものから順次徐々に高くしてゆくようにし
てもよい。
【0015】上記実施形態における“強さ”を入力とす
る周波数、あるいは割合の選択は、図7に示すように、
周波数メモリ11に“強さ”に対応する周波数を周波数
設定表にして記憶しておき、入力強さに対応する周波数
を読みだしてもよいし、図8に示すように、換算式メモ
リ12に強さを入力とする換算式を記憶しておき、“強
さ”が入力されると、その“強さ”を換算式に入れ、周
波数あるいは割合を算出してもよい。
【0016】また、この発明の他の実施形態として、
“強さ”の設定に応じて治療時間を変化させてもよい。
例えば“強さ”が「弱」の場合、治療時間を5分、「中
弱」の場合8分、「中強」の場合10分、「強」の場合
15分とする。この場合、強さの設定が強の場合、使用
者は強い刺激を求めており、有効な治療を行うため、治
療時間を長くする。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、“強さ”の設定に応
じ、刺激の種類を変化させるので、例えば肩こり、重苦
しさ、痛む等の症状に応じ、体感とは別に有効な刺激を
与えることができ、より症状に合わせた治療効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が実施される低周波治療器の回路図で
ある。
【図2】同低周波治療器の外観平面図である。
【図3】肩の場合の刺激強さと症状との関係を説明する
図である。
【図4】刺激の強さの変化に応じ、治療パルスの周波数
を変化させる場合を説明する図である。
【図5】この発明の一実施形態低周波治療器の動作を説
明するためのフロー図である。
【図6】この発明の他の実施形態低周波治療器の動作を
説明するためのフロー図である。
【図7】設定された“強さ”に応じて、周波数を選択す
る場合の一例を説明する図である。
【図8】設定された“強さ”に応じて、周波数を選択す
る場合の他の例を説明する図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 電極操作用ジャック部 3c “強さ”ダイヤル Tr2 、Tr3 、……、Tr7 治療パルス発生用トラ
ンジスタ C、D 治療パルス制御用信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 俊詞 京都市右京区山ノ内山ノ下町24番地 株式 会社オムロンライフサイエンス研究所内 (72)発明者 中西 剛文 三重県松阪市久保町1855番地の370 オム ロン松阪株式会社内 Fターム(参考) 4C053 JJ01 JJ02 JJ04 JJ06 JJ22 JJ27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧パルスを人体に装着された電極を通
    じて人体に通電することにより、低周波治療を行う低周
    波治療器において、強さの設定に合わせて刺激の種類が
    変化することを特徴とする低周波治療器。
  2. 【請求項2】前記刺激の種類は、治療パルスの周波数で
    あり、強さの設定に応じ、この治療パルスの周波数を変
    化することを特徴とする請求項1記載の低周波治療器。
  3. 【請求項3】前記周波数の変化は、強さの設定に合わせ
    て決められた周波数設定表に基づき行うことを特徴とす
    る請求項2記載の低周波治療器。
  4. 【請求項4】前記周波数の変化は、強さの設定に合わせ
    て決められた換算式に基づき行うことを特徴とする請求
    項2記載の低周波治療器。
  5. 【請求項5】前記刺激の種類の変化は、強さの設定に応
    じ、複数種類の刺激の割合を変化することを特徴とする
    請求項1記載の低周波治療器。
  6. 【請求項6】前記複数種類の刺激の割合の変化は、強さ
    の設定に応じ、治療パルスの異なる周波数の治療パルス
    の割合を変化することを特徴とする請求項1記載の低周
    波治療器。
  7. 【請求項7】前記刺激の種類は、治療時間であり、強さ
    の設定に合わせて治療時間が変化することを特徴とする
    請求項1記載の低周波治療器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101350440B1 (ko) * 2012-03-14 2014-01-16 건국대학교 산학협력단 본태성 진전 억제를 위한 휴대용 감각 자극 시스템
WO2019225162A1 (ja) * 2018-05-24 2019-11-28 オムロンヘルスケア株式会社 電気治療器、および治療システム
US11992680B2 (en) 2018-05-24 2024-05-28 Omron Healthcare Co., Ltd. Electrical treatment device and treatment system

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