JP3327913B1 - 電気刺激装置 - Google Patents

電気刺激装置

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JP3327913B1
JP3327913B1 JP2001192198A JP2001192198A JP3327913B1 JP 3327913 B1 JP3327913 B1 JP 3327913B1 JP 2001192198 A JP2001192198 A JP 2001192198A JP 2001192198 A JP2001192198 A JP 2001192198A JP 3327913 B1 JP3327913 B1 JP 3327913B1
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Abstract

【要約】 【課題】 掌の一箇所を集中的に刺激することが可能
で、皮膚部位への着脱の手間のかからない電極を備えた
電気刺激装置を提供する。 【解決手段】 把持可能な筐体2と、筐体2の外面に配
置され、掌の略中央に当接させるための第1の電極41
と、筐体2の外面に配置され、掌に当接させるための第
2の電極42と、筐体2の内部に格納され、各電極4
1,42に対して低周波パルス信号を出力する信号出力
手段と、を有し、第2の電極42は、第1の電極41よ
りも広い電極面積を有し、かつ、筐体2の把持の際にお
ける掌への接触面積が広い構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気刺激装置に関
し、詳しくは、精神的ストレスを和らげる等の目的で掌
を電気的に刺激する電気刺激装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、健康維持、各種治療、美容等
の目的で、人体に電気刺激を与える各種の装置が提供さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、人間
の掌への電気刺激が脳の広範囲な機能に影響を与えるも
のと考えられており、ストレス社会と呼ばれる現代で
は、ストレス障害や精神的な緊張を和らげ、本来脳が有
する矛盾解決能力を活性化させて情報統合機能や矛盾解
決機能等の回復を図るための、掌に対する効果的な刺激
方法の研究がなされている。
【0004】ここで、掌に対する電気刺激を行う場合、
従来の低周波治療器等の電気刺激装置では、プラス電極
とマイナス電極をそれぞれユーザの掌とその他の部位に
貼付け等によって装着し、この状態から、各電極に電圧
を印加して電気刺激を与えていたが、各電極として同様
のものを使用していたことから、各電極における皮膚へ
の刺激感覚が同程度となってしまい、掌の一箇所を集中
的に刺激することが出来ず、効率の良い通電が行われて
いなかった。
【0005】また、皮膚部位に対して電気刺激を行う従
来の装置は、比較的大型で携帯性の面で不便なものが多
く、持ち運びや屋外での使用に適していなかったり、各
電極が粘着面を有し皮膚部位に貼り付けるタイプ等が多
かったため、皮膚部位に対する電極の着脱に手間がかか
ってしまうという問題点があった。
【0006】このため、従来の電気刺激装置では、手軽
にカバンやポケット等に収納して持ち運び、各種イベン
トの際或いはその直前に他人に知られずに使用し、使用
後には再びカバンやポケット等にすばやく収納する、と
いったことができず、必要なときに適切な電気刺激を行
うことができなかった。
【0007】本発明の目的は、掌の一箇所を集中的に刺
激することが可能で、皮膚部位への着脱の手間のかから
ない電極を備えた電気刺激装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気刺激装
置の主たる構成は、把持可能な筐体と、筐体の外面に配
置され、掌の略中央に当接させるための第1の電極と、
筐体の外面に配置され、掌に当接させるための第2の電
極と、筐体の内部に格納され、各電極に対して低周波パ
ルス信号を出力する信号出力手段と、を有し、第2の電
極は、第1の電極よりも広い電極面積を有し、かつ、筐
体の把持の際における掌への接触面積が広いことを特徴
とする。
【0009】本発明の電気刺激装置では、第2の電極が
第1の電極よりも電極面積及び皮膚への接触面積が広く
なっていることから、筐体を把持した状態で、信号出力
手段から低周波パルス信号が出力されると、第2の電極
を介して生体に流れる電流の密度が第1の電極を介して
生体に流れる電流の密度よりも低くなり、第1の電極を
介して生体に流れる電流によって掌の中央に集中的に電
気刺激を与えることが可能となる。
【0010】また、各電極が、把持可能な筐体の外面に
配置されることで、筐体を把持している間は各電極が掌
の皮膚に対して密着するので、各電極を粘着部材等で構
成する必要がなくなり、皮膚部位に対する電極の着脱の
手間がかからなくなる。
【0011】各電極の配置としては、絶縁体を介して第
2の電極が第1の電極の略同一面上に設けられ、第1の
電極は、各電極を掌側に向けて筐体が把持されると掌中
央部に当接する位置に設けられた構成とする。
【0012】各電極をこのような構成とすることによ
り、筐体が把持されることにより、掌に対して各電極が
同時に接触し、各指を動かしても皮膚部位への接触面積
がほとんど変化しない状態となる。また、掌の中央のツ
ボを刺激する、等の使い方が可能となる。
【0013】さらに、第1の電極を、中央が盛り上がる
曲面形状とすることにより、筐体を把持する際における
第1の電極の皮膚への密着性が向上する。
【0014】また、ストレス障害や精神的な緊張を効果
的に和らげるために、信号出力手段から各電極に対し
て、人間の脳波に対応する周波数の低周波パルスを変動
或いは固定して出力する構成とする。
【0015】具体的には、信号出力手段は、低周波パル
スの周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域によ
る最低周波数からガンマ(γ)波の帯域による最高周波
数まで連続的に漸増するように出力する動作を所定周期
で繰り返すようにする。このように、信号出力手段の出
力周波数が連続的に漸増することによって、生体側では
所謂引き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波
数に同調しようとすることで、脳からガンマ(γ)波が
発生しやすくなる。
【0016】或いは、信号出力手段は、低周波パルスの
周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域による最
高周波数からデルタ(δ)波の帯域による最低周波数ま
で連続的に漸減するように出力する動作を所定周期で繰
り返すようにする。このように、信号出力手段の出力周
波数が連続的に漸減する場合でも、生体側では所謂引き
込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同調
しようとすることで、脳からデルタ(δ)波が発生しや
すくなる。
【0017】さらには、信号出力手段は、低周波パルス
の周波数を、人間の脳波のシータ(θ)波の帯域内の所
定周波数に固定して出力するようにする。このように、
信号出力手段の出力周波数がシータ(θ)波の帯域内で
固定される場合にも、生体側では所謂引き込み効果が誘
発され、ユーザの脳波が出力周波数に同調しようとする
ことで、脳からシータ(θ)波が発生しやすくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照しながら詳細に説明する。まず、図1乃至図5を参照
して、本発明が適用された電気刺激装置1の全体構成を
説明する。
【0019】本実施の形態の電気刺激装置1は、図1乃
至図3の各外観図に示すように、全体略卵状の外形を有
する筐体2を有し、筐体2の上部外面に、一対の電極4
1,42を備えた電極部4が設けられ、筐体2の下側が
合成樹脂等の絶縁部材で形成された絶縁部3をなし、電
極部4が絶縁部3から連続するように設けられている。
また、筐体2の内部には、低周波パルス信号を生成する
後述のパルス生成回路が格納され、パルス生成回路の出
力端子が電極部4の各電極41,42に接続されてい
る。
【0020】この電気刺激装置1は、図4及び図5に示
すように、筐体2について、手で握ることが可能で、か
つ手で握った際に掌内に収まるほどの大きさとなってい
る。このため、実施の形態では、筐体2の長手方向の
幅、これと直交する奥行き方向の幅、及び高さを、それ
ぞれ、70mm、34mm、及び32mmとしている。
なお、本発明がこの値に限定されるものではないことは
勿論である。
【0021】そして、電気刺激装置1では、筐体2全体
が丸みを帯びて角や段差が少ない形状となっており、特
に電極部4と絶縁部3との接続箇所が略面一で段差がな
い構成とされることにより、手で握った際の違和感等が
生じないようになっている。
【0022】また、絶縁部3の図2左右両端側には、ダ
イヤル式の電源/出力調整用操作部7とスライドレバー
式の動作モード選択スイッチ14が取り付けられてい
る。これら操作部7及びスイッチ14は、筐体2から若
干突出しているが、筐体2の長手方向の各端部側に設け
られることで、後述する使用時に邪魔にならず、かつ把
持側の手の親指や反対側の手で操作できるようになって
いる。
【0023】電源/出力調整用操作部7は、図2に示す
ように、絶縁部3の一端側に形成された切欠開口部3a
から一部が突出するように配置された円盤状の部材であ
り、絶縁部3に対して図1の矢印AB方向に回動可能に
取り付けられている。
【0024】同様に、動作モード選択スイッチ14は、
絶縁部3の他端側に形成された切欠開口部3bからレバ
ーの先端部が突出するように配置され、切欠開口部3b
内でスライド可能であり、図1のポジションC,D,E
の3つの設定位置(停止位置)に切替可能となってい
る。
【0025】さらに、電気刺激装置1を側面側から表し
た図3に示すように、絶縁部3の下面側には、後述する
電池12の交換時に操作される電池蓋5が設けられる。
この電池蓋5は、電極部4の反対側となる絶縁部3の底
面に取り付けられ、筐体2の長手方向(図3の矢印F方
向)に移動させることで、筐体2に対して取り外し可能
となっている。
【0026】電極部4は、第1の電極としての関電極4
1と、第1の電極よりも広い面積を有する第2の電極と
しての不関電極42と、関電極41と不関電極42との
間に配置された絶縁部材43とを有しており、筐体2の
上部外面として筐体2と一体化され、筐体2の一部をな
している。各電極41,42は、表面が滑らかで粘着面
を有していないため、電気刺激装置1をポケットやカバ
ン等に入れて持ち歩いても劣化することがない。
【0027】電極部4は、図2に示すように、筐体2の
平面形状(上面)の大部分を占める面積を有する平面略
楕円形状をなしており、不関電極42の略中央に形成さ
れた穴部42a内に、絶縁部材43を介して関電極41
が配置された構成となっている。
【0028】この実施の形態では、電極部4における不
関電極42の長手方向の幅、これと直交する奥行き方向
の幅が、それぞれ58mm、29mmとされ、関電極4
1の長手方向の幅及び奥行き方向の幅は、それぞれ20
mm及び16mmとされる。なお、本発明がこの値に限
定されるものではない。
【0029】第2の電極である不関電極42は、図2に
示すように、外周が略楕円形をなし、関電極41よりも
若干大径の穴部42aが略中央に形成されている。不関
電極42は、筐体2の長手方向及びそれと直交する方向
にRが設けられ、中央側が上方に盛り上がるような曲面
形状となっている。
【0030】第1の電極である関電極41は、平面略円
形で、不関電極42と同様に、筐体2の長手方向及びそ
れと直交する方向にRが設けられて、中央が上方に盛り
上がるような曲面形状となっている。ここで、関電極4
1は、図3に示すように、不関電極42よりも急なRに
よる曲面形状とされることにより、その中央が不関電極
42よりも上方に突出するように設けられる。
【0031】以下に、図4及び図5を参照して、電気刺
激装置1の使用方法等について説明する。
【0032】電気刺激装置1の使用の際には、ユーザ
は、動作モード選択スイッチ14をポジションC,D,
Eのいずれかに設定して、図4に示すように、電極部4
を掌に対向するように向け、かつ、筐体2の長手方向が
中指の伸びる方向と略直交する向きになるようにして、
装置全体を掌の上に乗せる。
【0033】このとき、電極部4の関電極41の最も突
出した中央部が掌の略中央に来るように位置決めして、
各指で筐体2全体を掴むように握ることにより、図5に
示すように、装置全体が掌内に収まった状態となり、人
目に付かずに使用することができる。
【0034】この例では、電源/出力調整用操作部7が
親指側になるように握っていることから、図5の状態か
ら把持側の親指で電源/出力調整用操作部7を回動させ
て、電源のオンオフ及び出力の強弱を操作することが可
能となる。なお、これとは逆向きの握り方、すなわち、
動作モード選択スイッチ14が親指側になるように握っ
て使用しても良いことは勿論である。
【0035】また、各電極41,42の位置及び曲面形
状等により、筐体2を把持した際には、関電極41の中
央の部位が掌の中央部に確実に当接し、かつ、関電極4
1の周囲に位置する不関電極42のほぼ全ての領域が掌
の他の部位に当接し、筐体2を軽く握った場合でも各電
極41,42が掌の各皮膚部位に対して良好に密着す
る。
【0036】そして、使用後は、把持側の掌を開いて筐
体2を隔離させることで、各電極41,42が同時に掌
の各皮膚部位から離れた状態となるので、皮膚部位に対
する各電極41,42の着脱についての一切の手間が不
要となる。
【0037】さらには、この電気刺激装置1では、装置
全体を片手で握ることが可能となっているので、通電時
にはもう一方の手が自由となり、電源/出力調整用操作
部7の操作、或いは他の作業を行うことも可能である。
【0038】なお、図4及び図5に示す例では、装置全
体を左手で握る例について説明したが、右手で握って使
用しても良いことは勿論である。
【0039】次に、電気刺激装置1の筐体2内に格納さ
れたパルス生成回路について、図6のブロック図を参照
して説明する。
【0040】筐体2内のパルス生成回路は、図6に示す
ように、この回路全体の制御を行うマイクロコンピュー
タ13と、電源としての電池12と、電池12の電圧を
所定値に昇圧して出力する昇圧回路17と、昇圧回路1
7の出力電圧及びマイクロコンピュータ13の制御信号
に基づいて低周波のパルス信号を出力する信号出力手段
としての低周波出力用ドライバ18と、所定周波数のク
ロック信号をマイクロコンピュータ13に供給する発振
子15と、図1で説明した電源/出力調整用操作部7に
対して機械的に接続されたオンオフスイッチ7a及びボ
リューム7bと、低周波出力用ドライバ18が出力する
パルス信号の周波数のモードについて選択するための動
作モード選択スイッチ14と、リセット信号をマイクロ
コンピュータ13に供給するリセット回路16と、を備
えている。
【0041】本実施の形態では、電池12としてコイン
形のCR2032(二酸化マンガンリチウム電池、公称
電圧3V)が使用されることにより、筐体2の小型化に
寄与している。
【0042】昇圧回路17は、電池12から供給される
DC3Vの電源を例えばDC55Vに昇圧して低周波出
力用ドライバ18に供給する。
【0043】マイクロコンピュータ13は、電池12に
よるDC3Vの電源及び発振子15で励起される例えば
4MHzのクロック信号に基づいて駆動され、低周波出
力用ドライバ18に対して制御信号を出力する。
【0044】低周波出力用ドライバ18は、昇圧回路1
7から供給されるDC55Vの電圧及びマイクロコンピ
ュータ13からの制御信号に基づいて、低周波のパルス
信号を出力する。本実施の形態では、低周波出力用ドラ
イバ18からは、人間の脳のデルタ(δ)波からガンマ
(γ)波の帯域内の周波数の低周波パルスとして、80
Hz以下のパルス信号が、各出力動作モードに基づいて
変動或いは固定して出力されるようになっており、その
詳細については後述する。
【0045】動作モード選択スイッチ14は、本実施の
形態では、低周波出力用ドライバ18が出力するパルス
信号の周波数のパターン(出力動作モード)を、第1乃
至第3のいずれかの出力動作モードに切り替え選択する
ためのものであり、上述したスイッチの設定位置(ポジ
ションC,D,E)に対応したモード選択信号をマイク
ロコンピュータ13に供給するようになっている。
【0046】本実施の形態では、動作モード選択スイッ
チ14が例えば図1のポジションCの位置にあるときは
第1の出力動作モード、ポジションDの位置にあるとき
は第2の出力動作モード、ポジションEの位置にあると
きは第3の出力動作モードとなる。
【0047】オンオフスイッチ7aは、主電源のオンオ
フ、すなわち各回路に対する電池12の電源供給のオン
オフを切り替える電源スイッチとしての機能を有し、図
1の電源/出力調整用操作部7を回動させることによ
り、オンオフの状態が切り替わるようになっている。
【0048】ボリューム7bは、低周波出力用ドライバ
18から各電極41,42に供給されるパルス信号の電
圧レベルを調整する機能を有している。具体的には、ボ
リューム7bは、不図示の可変抵抗器等からなり、低周
波出力用ドライバ18の後段に設けられ、図6に示すよ
うに、その出力端子が上述の各電極41,42に接続さ
れる。
【0049】本実施の形態では、上述の電源/出力調整
用操作部7をオフからオンの位置に回動させることで、
オンオフスイッチ7aがオンになり主電源が投入される
とともに、各電極41,42に供給される電圧が最も低
くなる位置にボリューム7bの不図示の接点が移動し、
さらに電源/出力調整用操作部7を回動させるに従って
各電極41,42に供給される電圧が高くなるようにボ
リューム7bの接点が移動するようになっている。
【0050】リセット回路16は、電源/出力調整用操
作部7の回動によりオンオフスイッチ7aがオンになっ
た際に、マイクロコンピュータ13にリセット信号を出
力する。本実施の形態では、リセット回路16からのリ
セット信号をマイクロコンピュータ13が検知すると、
マイクロコンピュータ13内の不図示のメモリ等に記憶
されたデータが消去される等により、初期化が行われ
る。これにより、オンオフスイッチ7aがオンになり主
電源が再度投入される際には、低周波出力用ドライバ1
8に供給される制御信号が初期状態に戻るようになって
いる。
【0051】このような構成とされたパルス生成回路で
は、ユーザによる電源/出力調整用操作部7の回動操作
に基づいてオンオフスイッチ7aがオンになると、電池
12によるDC3Vの電源が昇圧回路17とマイクロコ
ンピュータ13にそれぞれ供給され、昇圧回路17によ
ってDC55Vに上昇されるとともに、動作モード選択
スイッチ14の設定位置に対応した出力動作モードでマ
イクロコンピュータ13から低周波出力用ドライバ18
に制御信号が供給され、この制御信号に基づいて低周波
出力用ドライバ18から出力されたパルス信号がボリュ
ーム7bを介して各電極41,42に供給される。
【0052】低周波出力用ドライバ18から発生した低
周波出力は、電源/出力調整用操作部7の回動操作によ
るボリューム7bの設定位置に基づいた出力電圧値に
て、関電極41と不関電極42に供給される。なお、本
実施の形態では、ボリューム7bの設定位置により、出
力電圧が、例えば20V〜55Vの範囲で無段階に調整
される。
【0053】本実施の形態では、関電極41がマイナス
で不関電極42がプラスとなる極性のパルス信号が各電
極41,42に供給されるようになっている。なお、関
電極41に印加される電圧の極性については、プラス、
マイナスのいずれでも良く、刺激感が若干異なることを
除いては、同様の効果が得られる。
【0054】この電気刺激装置1では、上述のように、
不関電極42が関電極41よりも電極面積が広くなって
おり、さらに、ユーザによって筐体2が把持されると、
関電極41の中央の部位が掌の中央部に確実に当接し、
かつ、関電極41の周囲に位置する不関電極42のほぼ
全ての領域が掌の他の部位に当接するので、電源/出力
調整用操作部7の回動操作に基づく電源投入後の通電状
態では、不関電極42を介して生体に流れる電流密度が
関電極41を介して生体に流れる電流密度よりも低くな
り、掌の中央部に集中的に電気刺激を与えることが可能
となる。
【0055】本実施の形態では、上述のような構成とす
ることにより、電源投入後の通電状態では、不関電極4
2に接触する皮膚部位への刺激感が無くなり、関電極4
1に接触する皮膚部位への刺激感のみが発生することが
確認された。
【0056】このため、この電気刺激装置1によれば、
例えば掌の略中央にある労宮(自律神経症状や不安に対
して鎮静効果があると言われているツボ)を集中的に刺
激することも可能となる。
【0057】次に、電気刺激装置1で掌に電気的刺激を
与える際の、関電極41及び不関電極42に供給される
パルス信号の周波数の各パターン(各出力動作モード)
について、図7乃至図9を参照して説明する。
【0058】(第1の出力動作モード)パルス生成回路
の第1の出力動作モードでは、低周波出力用ドライバ1
8から出力されるパルス信号の周波数が、人間の脳波の
ベータ(β)波の帯域に相当する最低周波数からガンマ
(γ)波の帯域に相当する最高周波数まで連続的に漸増
するように出力する動作を所定周期で繰り返すようにな
っている。
【0059】具体的には、図7に示すように、パルス生
成回路の第1の出力動作モードでは、低周波出力用ドラ
イバ18から出力されるパルス信号の周波数が、60秒
の周期で約14Hzから約73Hzまで連続的に漸増す
る(1秒間に1Hzずつ増加する)ことで、図7の右上
がりののこぎり刃状の波形パターンとなっている。
【0060】すなわち、第1の出力動作モードでは、パ
ルス信号の周波数が、β波の帯域(14〜30Hz)か
ら、脳の情報統合作用と密接に関係するガンマ(γ)波
の帯域(31〜73Hz)まで漸増し、60秒経過する
と、ベータ(β)波の帯域まで下がって再び漸増するこ
とになる。
【0061】このような波形パターンとすることによ
り、電気刺激装置1のユーザは、通電時において所謂引
き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同
調しようとすることで、脳からガンマ(γ)波が発生し
やすくなり、情報統合の作用が促進されることが期待さ
れる。
【0062】なお、本実施の形態では、所定時間(この
実施の形態では15分)が経過すると自動的に低周波出
力用ドライバ18の出力が停止して、動作が終了するよ
うになっている。
【0063】(第2の出力動作モード)パルス生成回路
の第2の出力動作モードでは、低周波出力用ドライバ1
8から出力されるパルス信号の周波数が、人間の脳波の
ベータ(β)波の帯域(14〜30Hz)に相当する最
高周波数から、アルファ(α)波帯域(8〜13Hz)
及びシータ(θ)波帯域(4〜7Hz)を経て、デルタ
(δ)波の帯域(0.5〜3Hz)による最低周波数ま
で連続的に漸減するように出力する動作を所定周期で繰
り返すようになっている。
【0064】具体的には、図8に示すように、パルス生
成回路の第2の出力動作モードでは、低周波出力用ドラ
イバ18から出力されるパルス信号の周波数が、60秒
の周期で約14Hzから約1Hzまで連続的に漸減する
ことで、右下がりののこぎり刃状の波形パターンとな
る。
【0065】すなわち、第2の出力動作モードでは、パ
ルス信号の周波数が、ベータ(β)波帯域(14Hz)
から精神的な安定をもたらすアルファ(α)波帯域(1
3〜8Hz)及びシータ(θ)波帯域(7〜4Hz)を
経て、デルタ(δ)波の帯域(3〜1Hz)まで連続的
に漸減し、60秒経過すると、ベータ(β)波の帯域ま
で上がって再び漸減することになる。そして、第2の出
力動作モードでも、動作開始から15分が経過すると自
動的に低周波出力用ドライバ18の出力が停止して、動
作が終了する。
【0066】このような波形パターンとすることによ
り、電気刺激装置1のユーザは、通電時において所謂引
き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同
調しようとすることで、脳波の周波数が漸減しやすくな
り、交感神経が抑制され、睡眠が促進されることが期待
される。
【0067】(第3の出力動作モード)パルス生成回路
の第3の出力動作モードでは、低周波出力用ドライバ1
8から出力され各電極41,42に供給されるパルス信
号の周波数が、人間の脳波のシータ(θ)波の帯域(4
〜7Hz)内の所定周波数に固定して出力される固定出
力モードとなっている。
【0068】具体的には、図9に示すように、パルス生
成回路の第3の出力動作モードでは、低周波出力用ドラ
イバ18から出力されるパルス信号の周波数が、略7H
zの周波数に固定して出力されるようになっている。そ
して、第3の出力動作モードでも、動作開始から15分
が経過すると自動的に低周波出力用ドライバ18の出力
が停止して、動作が終了する。
【0069】このように、各電極41,42に供給され
るパルス信号の周波数が略7Hz一定とされることによ
り、電気刺激装置1のユーザは、通電時において所謂引
き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同
調しようとすることで、脳から略7Hzのシータ(θ)
波が発生しやすくなり、集中した精神状態が得られるこ
とが期待される。
【0070】このように、本実施の形態の電気刺激装置
1では、掌の中央に的確かつ集中的に電気刺激が加えら
れ、かつ、ストレス障害、精神的な緊張、集中力の低下
等を改善するための効果的な設定がなされているので、
精神的ストレス等に対する効率の良い効果的な治療等を
行うことができる。
【0071】また、電気刺激装置1によれば、関電極4
1と不関電極42とが略同一面に設けられ、筐体2を握
るだけで関電極41が掌の中央に接触し、不関電極42
がこの周囲の皮膚部位に接触するため、皮膚に電極を取
り付ける際の面倒な作業が必要なく、さらに、筐体2を
手で握って装置全体を隠すことが可能なため、他人に知
られずに使用することができる。さらには、電気刺激装
置1をかばんやポケット等の中に入れて外出して、屋外
や観衆の前等において気軽に使用することができるの
で、必要な時にいつでも適切な電気刺激を行うことが可
能となる。
【0072】従って、電気刺激装置1のユーザは、例え
ばスポーツの試合、楽器や演劇等の発表、人前でのスピ
ーチ等の各種イベントの参加時において、当該イベント
の最中或いは直前まで、精神的緊張を和らげる等の目的
で掌に対する電気刺激を行う、といった使い方をするこ
とも可能となり、これにより、所謂上がり症のユーザで
あっても、本来の実力が発揮できなかったり、沢山練習
したにもかかわらず練習通りに出来なかったり、予め十
分考えて記憶したスピーチの内容が上手く喋れない、等
の事態を回避することが期待できる。
【0073】なお、不関電極42の構成については、上
述した実施の形態に限定されるものではなく、関電極4
1よりも面積が広く、かつ、関電極41を掌の中央に当
接させて筐体2全体を握った際に、掌の他の皮膚部位に
当接する位置に配置されていれば良い。従って、不関電
極42については、例えば関電極41と反対側の面(筐
体2の底面側)に配置する構成としても良い。
【0074】不関電極42と関電極41との面積比等に
ついても特に限定されないが、好ましくは、パルス生成
回路によるパルス信号の出力時に、不関電極42から生
体への刺激が感じられなくなる程度の面積比とする。
【0075】また、使用時により他人に気付かれにくい
ようにするため、筐体2の絶縁部3等を人間の肌に近い
色としても良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
掌の一箇所を集中的に刺激することが可能で、皮膚部位
への着脱の手間のかからない電極を備えた電気刺激装置
を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電気刺激装置の外観斜視図で
ある。
【図2】図1の電気刺激装置の外観平面図である。
【図3】電気刺激装置の側面図である。
【図4】電気刺激装置を掌で握る際の向きや各電極の位
置等を説明する図である。
【図5】電気刺激装置を掌で握った状態を示す図であ
る。
【図6】電気刺激装置の筐体内に格納されたパルス生成
回路のブロック図である。
【図7】パルス生成回路の第1の出力動作モードにおい
て、各電極に供給されるパルス信号の周波数のパターン
を示す図である。
【図8】パルス生成回路の第2の出力動作モードにおい
て、各電極に供給されるパルス信号の周波数のパターン
を示す図である。
【図9】パルス生成回路の第3の出力動作モードにおい
て、各電極に供給されるパルス信号の周波数のパターン
を示す図である。
【符号の説明】
1 電気刺激装置 2 筐体 3 絶縁部 3a,3b 切欠開口部 4 電極部 41 関電極(第1の電極) 42 不関電極(第2の電極) 42a 穴部 43 絶縁部材 5 電池蓋 7 電源/出力調整用操作部 7a オンオフスイッチ 7b ボリューム 12 電池 13 マイクロコンピュータ 14 動作モード選択スイッチ 15 発振子 16 リセット回路 17 昇圧回路 18 低周波出力用ドライバ(信号出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細木 力 東京都渋谷区神泉町17番2号 株式会社 ホーマーイオン研究所内 (56)参考文献 特開 平2−99074(JP,A) 実開 昭57−17649(JP,U) 実開 平7−34845(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61N 1/32 A61H 39/00 A61H 39/04 A61M 21/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 把持可能な筐体と、 前記筐体の外面に配置され、掌の略中央に当接させるた
    めの第1の電極と、 前記筐体の外面に配置され、掌に当接させるための第2
    の電極と、 前記筐体の内部に格納され、前記各電極に対して低周波
    パルス信号を出力する信号出力手段と、を有し、 前記第2の電極は、前記第1の電極よりも広い電極面積
    を有し、かつ、前記筐体の把持の際における掌への接触
    面積が広いことを特徴とする電気刺激装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の電極は、絶縁体を介して前記
    第1の電極の略同一面上に設けられ、 前記第1の電極は、各電極を掌側に向けて前記筐体が把
    持されると、掌中央部に当接する位置に設けられたこと
    を特徴とする請求項1記載の電気刺激装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の電極は、中央が盛り上がる曲
    面形状とされたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    電気刺激装置。
  4. 【請求項4】 前記信号出力手段は、前記低周波パルス
    の周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域による
    最低周波数からガンマ(γ)波の帯域による最高周波数
    まで連続的に漸増するように出力する動作を所定周期で
    繰り返す第1の出力動作モードを有することを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1記載の電気刺激装置。
  5. 【請求項5】 前記信号出力手段は、前記低周波パルス
    の周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域による
    最高周波数からデルタ(δ)波の帯域による最低周波数
    まで連続的に漸減するように出力する動作を所定周期で
    繰り返す第2の出力動作モードを有することを特徴とす
    る請求項1乃至3のいずれか1記載の電気刺激装置。
  6. 【請求項6】 前記信号出力手段は、前記低周波パルス
    の周波数を、人間の脳波のシータ(θ)波の帯域内の所
    定周波数に固定して出力する固定出力モードを有するこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の電気
    刺激装置。
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