JP3327913B1 - 電気刺激装置 - Google Patents
電気刺激装置Info
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Abstract
で、皮膚部位への着脱の手間のかからない電極を備えた
電気刺激装置を提供する。 【解決手段】 把持可能な筐体2と、筐体2の外面に配
置され、掌の略中央に当接させるための第1の電極41
と、筐体2の外面に配置され、掌に当接させるための第
2の電極42と、筐体2の内部に格納され、各電極4
1,42に対して低周波パルス信号を出力する信号出力
手段と、を有し、第2の電極42は、第1の電極41よ
りも広い電極面積を有し、かつ、筐体2の把持の際にお
ける掌への接触面積が広い構成とする。
Description
し、詳しくは、精神的ストレスを和らげる等の目的で掌
を電気的に刺激する電気刺激装置に関する。
の目的で、人体に電気刺激を与える各種の装置が提供さ
れている。
の掌への電気刺激が脳の広範囲な機能に影響を与えるも
のと考えられており、ストレス社会と呼ばれる現代で
は、ストレス障害や精神的な緊張を和らげ、本来脳が有
する矛盾解決能力を活性化させて情報統合機能や矛盾解
決機能等の回復を図るための、掌に対する効果的な刺激
方法の研究がなされている。
従来の低周波治療器等の電気刺激装置では、プラス電極
とマイナス電極をそれぞれユーザの掌とその他の部位に
貼付け等によって装着し、この状態から、各電極に電圧
を印加して電気刺激を与えていたが、各電極として同様
のものを使用していたことから、各電極における皮膚へ
の刺激感覚が同程度となってしまい、掌の一箇所を集中
的に刺激することが出来ず、効率の良い通電が行われて
いなかった。
来の装置は、比較的大型で携帯性の面で不便なものが多
く、持ち運びや屋外での使用に適していなかったり、各
電極が粘着面を有し皮膚部位に貼り付けるタイプ等が多
かったため、皮膚部位に対する電極の着脱に手間がかか
ってしまうという問題点があった。
にカバンやポケット等に収納して持ち運び、各種イベン
トの際或いはその直前に他人に知られずに使用し、使用
後には再びカバンやポケット等にすばやく収納する、と
いったことができず、必要なときに適切な電気刺激を行
うことができなかった。
激することが可能で、皮膚部位への着脱の手間のかから
ない電極を備えた電気刺激装置を提供することにある。
置の主たる構成は、把持可能な筐体と、筐体の外面に配
置され、掌の略中央に当接させるための第1の電極と、
筐体の外面に配置され、掌に当接させるための第2の電
極と、筐体の内部に格納され、各電極に対して低周波パ
ルス信号を出力する信号出力手段と、を有し、第2の電
極は、第1の電極よりも広い電極面積を有し、かつ、筐
体の把持の際における掌への接触面積が広いことを特徴
とする。
第1の電極よりも電極面積及び皮膚への接触面積が広く
なっていることから、筐体を把持した状態で、信号出力
手段から低周波パルス信号が出力されると、第2の電極
を介して生体に流れる電流の密度が第1の電極を介して
生体に流れる電流の密度よりも低くなり、第1の電極を
介して生体に流れる電流によって掌の中央に集中的に電
気刺激を与えることが可能となる。
配置されることで、筐体を把持している間は各電極が掌
の皮膚に対して密着するので、各電極を粘着部材等で構
成する必要がなくなり、皮膚部位に対する電極の着脱の
手間がかからなくなる。
2の電極が第1の電極の略同一面上に設けられ、第1の
電極は、各電極を掌側に向けて筐体が把持されると掌中
央部に当接する位置に設けられた構成とする。
り、筐体が把持されることにより、掌に対して各電極が
同時に接触し、各指を動かしても皮膚部位への接触面積
がほとんど変化しない状態となる。また、掌の中央のツ
ボを刺激する、等の使い方が可能となる。
曲面形状とすることにより、筐体を把持する際における
第1の電極の皮膚への密着性が向上する。
的に和らげるために、信号出力手段から各電極に対し
て、人間の脳波に対応する周波数の低周波パルスを変動
或いは固定して出力する構成とする。
スの周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域によ
る最低周波数からガンマ(γ)波の帯域による最高周波
数まで連続的に漸増するように出力する動作を所定周期
で繰り返すようにする。このように、信号出力手段の出
力周波数が連続的に漸増することによって、生体側では
所謂引き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波
数に同調しようとすることで、脳からガンマ(γ)波が
発生しやすくなる。
周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域による最
高周波数からデルタ(δ)波の帯域による最低周波数ま
で連続的に漸減するように出力する動作を所定周期で繰
り返すようにする。このように、信号出力手段の出力周
波数が連続的に漸減する場合でも、生体側では所謂引き
込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同調
しようとすることで、脳からデルタ(δ)波が発生しや
すくなる。
の周波数を、人間の脳波のシータ(θ)波の帯域内の所
定周波数に固定して出力するようにする。このように、
信号出力手段の出力周波数がシータ(θ)波の帯域内で
固定される場合にも、生体側では所謂引き込み効果が誘
発され、ユーザの脳波が出力周波数に同調しようとする
ことで、脳からシータ(θ)波が発生しやすくなる。
照しながら詳細に説明する。まず、図1乃至図5を参照
して、本発明が適用された電気刺激装置1の全体構成を
説明する。
至図3の各外観図に示すように、全体略卵状の外形を有
する筐体2を有し、筐体2の上部外面に、一対の電極4
1,42を備えた電極部4が設けられ、筐体2の下側が
合成樹脂等の絶縁部材で形成された絶縁部3をなし、電
極部4が絶縁部3から連続するように設けられている。
また、筐体2の内部には、低周波パルス信号を生成する
後述のパルス生成回路が格納され、パルス生成回路の出
力端子が電極部4の各電極41,42に接続されてい
る。
すように、筐体2について、手で握ることが可能で、か
つ手で握った際に掌内に収まるほどの大きさとなってい
る。このため、実施の形態では、筐体2の長手方向の
幅、これと直交する奥行き方向の幅、及び高さを、それ
ぞれ、70mm、34mm、及び32mmとしている。
なお、本発明がこの値に限定されるものではないことは
勿論である。
が丸みを帯びて角や段差が少ない形状となっており、特
に電極部4と絶縁部3との接続箇所が略面一で段差がな
い構成とされることにより、手で握った際の違和感等が
生じないようになっている。
イヤル式の電源/出力調整用操作部7とスライドレバー
式の動作モード選択スイッチ14が取り付けられてい
る。これら操作部7及びスイッチ14は、筐体2から若
干突出しているが、筐体2の長手方向の各端部側に設け
られることで、後述する使用時に邪魔にならず、かつ把
持側の手の親指や反対側の手で操作できるようになって
いる。
ように、絶縁部3の一端側に形成された切欠開口部3a
から一部が突出するように配置された円盤状の部材であ
り、絶縁部3に対して図1の矢印AB方向に回動可能に
取り付けられている。
絶縁部3の他端側に形成された切欠開口部3bからレバ
ーの先端部が突出するように配置され、切欠開口部3b
内でスライド可能であり、図1のポジションC,D,E
の3つの設定位置(停止位置)に切替可能となってい
る。
た図3に示すように、絶縁部3の下面側には、後述する
電池12の交換時に操作される電池蓋5が設けられる。
この電池蓋5は、電極部4の反対側となる絶縁部3の底
面に取り付けられ、筐体2の長手方向(図3の矢印F方
向)に移動させることで、筐体2に対して取り外し可能
となっている。
1と、第1の電極よりも広い面積を有する第2の電極と
しての不関電極42と、関電極41と不関電極42との
間に配置された絶縁部材43とを有しており、筐体2の
上部外面として筐体2と一体化され、筐体2の一部をな
している。各電極41,42は、表面が滑らかで粘着面
を有していないため、電気刺激装置1をポケットやカバ
ン等に入れて持ち歩いても劣化することがない。
平面形状(上面)の大部分を占める面積を有する平面略
楕円形状をなしており、不関電極42の略中央に形成さ
れた穴部42a内に、絶縁部材43を介して関電極41
が配置された構成となっている。
関電極42の長手方向の幅、これと直交する奥行き方向
の幅が、それぞれ58mm、29mmとされ、関電極4
1の長手方向の幅及び奥行き方向の幅は、それぞれ20
mm及び16mmとされる。なお、本発明がこの値に限
定されるものではない。
示すように、外周が略楕円形をなし、関電極41よりも
若干大径の穴部42aが略中央に形成されている。不関
電極42は、筐体2の長手方向及びそれと直交する方向
にRが設けられ、中央側が上方に盛り上がるような曲面
形状となっている。
形で、不関電極42と同様に、筐体2の長手方向及びそ
れと直交する方向にRが設けられて、中央が上方に盛り
上がるような曲面形状となっている。ここで、関電極4
1は、図3に示すように、不関電極42よりも急なRに
よる曲面形状とされることにより、その中央が不関電極
42よりも上方に突出するように設けられる。
激装置1の使用方法等について説明する。
は、動作モード選択スイッチ14をポジションC,D,
Eのいずれかに設定して、図4に示すように、電極部4
を掌に対向するように向け、かつ、筐体2の長手方向が
中指の伸びる方向と略直交する向きになるようにして、
装置全体を掌の上に乗せる。
出した中央部が掌の略中央に来るように位置決めして、
各指で筐体2全体を掴むように握ることにより、図5に
示すように、装置全体が掌内に収まった状態となり、人
目に付かずに使用することができる。
親指側になるように握っていることから、図5の状態か
ら把持側の親指で電源/出力調整用操作部7を回動させ
て、電源のオンオフ及び出力の強弱を操作することが可
能となる。なお、これとは逆向きの握り方、すなわち、
動作モード選択スイッチ14が親指側になるように握っ
て使用しても良いことは勿論である。
状等により、筐体2を把持した際には、関電極41の中
央の部位が掌の中央部に確実に当接し、かつ、関電極4
1の周囲に位置する不関電極42のほぼ全ての領域が掌
の他の部位に当接し、筐体2を軽く握った場合でも各電
極41,42が掌の各皮膚部位に対して良好に密着す
る。
体2を隔離させることで、各電極41,42が同時に掌
の各皮膚部位から離れた状態となるので、皮膚部位に対
する各電極41,42の着脱についての一切の手間が不
要となる。
全体を片手で握ることが可能となっているので、通電時
にはもう一方の手が自由となり、電源/出力調整用操作
部7の操作、或いは他の作業を行うことも可能である。
体を左手で握る例について説明したが、右手で握って使
用しても良いことは勿論である。
れたパルス生成回路について、図6のブロック図を参照
して説明する。
ように、この回路全体の制御を行うマイクロコンピュー
タ13と、電源としての電池12と、電池12の電圧を
所定値に昇圧して出力する昇圧回路17と、昇圧回路1
7の出力電圧及びマイクロコンピュータ13の制御信号
に基づいて低周波のパルス信号を出力する信号出力手段
としての低周波出力用ドライバ18と、所定周波数のク
ロック信号をマイクロコンピュータ13に供給する発振
子15と、図1で説明した電源/出力調整用操作部7に
対して機械的に接続されたオンオフスイッチ7a及びボ
リューム7bと、低周波出力用ドライバ18が出力する
パルス信号の周波数のモードについて選択するための動
作モード選択スイッチ14と、リセット信号をマイクロ
コンピュータ13に供給するリセット回路16と、を備
えている。
形のCR2032(二酸化マンガンリチウム電池、公称
電圧3V)が使用されることにより、筐体2の小型化に
寄与している。
DC3Vの電源を例えばDC55Vに昇圧して低周波出
力用ドライバ18に供給する。
よるDC3Vの電源及び発振子15で励起される例えば
4MHzのクロック信号に基づいて駆動され、低周波出
力用ドライバ18に対して制御信号を出力する。
7から供給されるDC55Vの電圧及びマイクロコンピ
ュータ13からの制御信号に基づいて、低周波のパルス
信号を出力する。本実施の形態では、低周波出力用ドラ
イバ18からは、人間の脳のデルタ(δ)波からガンマ
(γ)波の帯域内の周波数の低周波パルスとして、80
Hz以下のパルス信号が、各出力動作モードに基づいて
変動或いは固定して出力されるようになっており、その
詳細については後述する。
形態では、低周波出力用ドライバ18が出力するパルス
信号の周波数のパターン(出力動作モード)を、第1乃
至第3のいずれかの出力動作モードに切り替え選択する
ためのものであり、上述したスイッチの設定位置(ポジ
ションC,D,E)に対応したモード選択信号をマイク
ロコンピュータ13に供給するようになっている。
チ14が例えば図1のポジションCの位置にあるときは
第1の出力動作モード、ポジションDの位置にあるとき
は第2の出力動作モード、ポジションEの位置にあると
きは第3の出力動作モードとなる。
フ、すなわち各回路に対する電池12の電源供給のオン
オフを切り替える電源スイッチとしての機能を有し、図
1の電源/出力調整用操作部7を回動させることによ
り、オンオフの状態が切り替わるようになっている。
18から各電極41,42に供給されるパルス信号の電
圧レベルを調整する機能を有している。具体的には、ボ
リューム7bは、不図示の可変抵抗器等からなり、低周
波出力用ドライバ18の後段に設けられ、図6に示すよ
うに、その出力端子が上述の各電極41,42に接続さ
れる。
用操作部7をオフからオンの位置に回動させることで、
オンオフスイッチ7aがオンになり主電源が投入される
とともに、各電極41,42に供給される電圧が最も低
くなる位置にボリューム7bの不図示の接点が移動し、
さらに電源/出力調整用操作部7を回動させるに従って
各電極41,42に供給される電圧が高くなるようにボ
リューム7bの接点が移動するようになっている。
作部7の回動によりオンオフスイッチ7aがオンになっ
た際に、マイクロコンピュータ13にリセット信号を出
力する。本実施の形態では、リセット回路16からのリ
セット信号をマイクロコンピュータ13が検知すると、
マイクロコンピュータ13内の不図示のメモリ等に記憶
されたデータが消去される等により、初期化が行われ
る。これにより、オンオフスイッチ7aがオンになり主
電源が再度投入される際には、低周波出力用ドライバ1
8に供給される制御信号が初期状態に戻るようになって
いる。
は、ユーザによる電源/出力調整用操作部7の回動操作
に基づいてオンオフスイッチ7aがオンになると、電池
12によるDC3Vの電源が昇圧回路17とマイクロコ
ンピュータ13にそれぞれ供給され、昇圧回路17によ
ってDC55Vに上昇されるとともに、動作モード選択
スイッチ14の設定位置に対応した出力動作モードでマ
イクロコンピュータ13から低周波出力用ドライバ18
に制御信号が供給され、この制御信号に基づいて低周波
出力用ドライバ18から出力されたパルス信号がボリュ
ーム7bを介して各電極41,42に供給される。
周波出力は、電源/出力調整用操作部7の回動操作によ
るボリューム7bの設定位置に基づいた出力電圧値に
て、関電極41と不関電極42に供給される。なお、本
実施の形態では、ボリューム7bの設定位置により、出
力電圧が、例えば20V〜55Vの範囲で無段階に調整
される。
で不関電極42がプラスとなる極性のパルス信号が各電
極41,42に供給されるようになっている。なお、関
電極41に印加される電圧の極性については、プラス、
マイナスのいずれでも良く、刺激感が若干異なることを
除いては、同様の効果が得られる。
不関電極42が関電極41よりも電極面積が広くなって
おり、さらに、ユーザによって筐体2が把持されると、
関電極41の中央の部位が掌の中央部に確実に当接し、
かつ、関電極41の周囲に位置する不関電極42のほぼ
全ての領域が掌の他の部位に当接するので、電源/出力
調整用操作部7の回動操作に基づく電源投入後の通電状
態では、不関電極42を介して生体に流れる電流密度が
関電極41を介して生体に流れる電流密度よりも低くな
り、掌の中央部に集中的に電気刺激を与えることが可能
となる。
ることにより、電源投入後の通電状態では、不関電極4
2に接触する皮膚部位への刺激感が無くなり、関電極4
1に接触する皮膚部位への刺激感のみが発生することが
確認された。
例えば掌の略中央にある労宮(自律神経症状や不安に対
して鎮静効果があると言われているツボ)を集中的に刺
激することも可能となる。
与える際の、関電極41及び不関電極42に供給される
パルス信号の周波数の各パターン(各出力動作モード)
について、図7乃至図9を参照して説明する。
の第1の出力動作モードでは、低周波出力用ドライバ1
8から出力されるパルス信号の周波数が、人間の脳波の
ベータ(β)波の帯域に相当する最低周波数からガンマ
(γ)波の帯域に相当する最高周波数まで連続的に漸増
するように出力する動作を所定周期で繰り返すようにな
っている。
成回路の第1の出力動作モードでは、低周波出力用ドラ
イバ18から出力されるパルス信号の周波数が、60秒
の周期で約14Hzから約73Hzまで連続的に漸増す
る(1秒間に1Hzずつ増加する)ことで、図7の右上
がりののこぎり刃状の波形パターンとなっている。
ルス信号の周波数が、β波の帯域(14〜30Hz)か
ら、脳の情報統合作用と密接に関係するガンマ(γ)波
の帯域(31〜73Hz)まで漸増し、60秒経過する
と、ベータ(β)波の帯域まで下がって再び漸増するこ
とになる。
り、電気刺激装置1のユーザは、通電時において所謂引
き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同
調しようとすることで、脳からガンマ(γ)波が発生し
やすくなり、情報統合の作用が促進されることが期待さ
れる。
実施の形態では15分)が経過すると自動的に低周波出
力用ドライバ18の出力が停止して、動作が終了するよ
うになっている。
の第2の出力動作モードでは、低周波出力用ドライバ1
8から出力されるパルス信号の周波数が、人間の脳波の
ベータ(β)波の帯域(14〜30Hz)に相当する最
高周波数から、アルファ(α)波帯域(8〜13Hz)
及びシータ(θ)波帯域(4〜7Hz)を経て、デルタ
(δ)波の帯域(0.5〜3Hz)による最低周波数ま
で連続的に漸減するように出力する動作を所定周期で繰
り返すようになっている。
成回路の第2の出力動作モードでは、低周波出力用ドラ
イバ18から出力されるパルス信号の周波数が、60秒
の周期で約14Hzから約1Hzまで連続的に漸減する
ことで、右下がりののこぎり刃状の波形パターンとな
る。
ルス信号の周波数が、ベータ(β)波帯域(14Hz)
から精神的な安定をもたらすアルファ(α)波帯域(1
3〜8Hz)及びシータ(θ)波帯域(7〜4Hz)を
経て、デルタ(δ)波の帯域(3〜1Hz)まで連続的
に漸減し、60秒経過すると、ベータ(β)波の帯域ま
で上がって再び漸減することになる。そして、第2の出
力動作モードでも、動作開始から15分が経過すると自
動的に低周波出力用ドライバ18の出力が停止して、動
作が終了する。
り、電気刺激装置1のユーザは、通電時において所謂引
き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同
調しようとすることで、脳波の周波数が漸減しやすくな
り、交感神経が抑制され、睡眠が促進されることが期待
される。
の第3の出力動作モードでは、低周波出力用ドライバ1
8から出力され各電極41,42に供給されるパルス信
号の周波数が、人間の脳波のシータ(θ)波の帯域(4
〜7Hz)内の所定周波数に固定して出力される固定出
力モードとなっている。
成回路の第3の出力動作モードでは、低周波出力用ドラ
イバ18から出力されるパルス信号の周波数が、略7H
zの周波数に固定して出力されるようになっている。そ
して、第3の出力動作モードでも、動作開始から15分
が経過すると自動的に低周波出力用ドライバ18の出力
が停止して、動作が終了する。
るパルス信号の周波数が略7Hz一定とされることによ
り、電気刺激装置1のユーザは、通電時において所謂引
き込み効果が誘発され、ユーザの脳波が出力周波数に同
調しようとすることで、脳から略7Hzのシータ(θ)
波が発生しやすくなり、集中した精神状態が得られるこ
とが期待される。
1では、掌の中央に的確かつ集中的に電気刺激が加えら
れ、かつ、ストレス障害、精神的な緊張、集中力の低下
等を改善するための効果的な設定がなされているので、
精神的ストレス等に対する効率の良い効果的な治療等を
行うことができる。
1と不関電極42とが略同一面に設けられ、筐体2を握
るだけで関電極41が掌の中央に接触し、不関電極42
がこの周囲の皮膚部位に接触するため、皮膚に電極を取
り付ける際の面倒な作業が必要なく、さらに、筐体2を
手で握って装置全体を隠すことが可能なため、他人に知
られずに使用することができる。さらには、電気刺激装
置1をかばんやポケット等の中に入れて外出して、屋外
や観衆の前等において気軽に使用することができるの
で、必要な時にいつでも適切な電気刺激を行うことが可
能となる。
ばスポーツの試合、楽器や演劇等の発表、人前でのスピ
ーチ等の各種イベントの参加時において、当該イベント
の最中或いは直前まで、精神的緊張を和らげる等の目的
で掌に対する電気刺激を行う、といった使い方をするこ
とも可能となり、これにより、所謂上がり症のユーザで
あっても、本来の実力が発揮できなかったり、沢山練習
したにもかかわらず練習通りに出来なかったり、予め十
分考えて記憶したスピーチの内容が上手く喋れない、等
の事態を回避することが期待できる。
述した実施の形態に限定されるものではなく、関電極4
1よりも面積が広く、かつ、関電極41を掌の中央に当
接させて筐体2全体を握った際に、掌の他の皮膚部位に
当接する位置に配置されていれば良い。従って、不関電
極42については、例えば関電極41と反対側の面(筐
体2の底面側)に配置する構成としても良い。
ついても特に限定されないが、好ましくは、パルス生成
回路によるパルス信号の出力時に、不関電極42から生
体への刺激が感じられなくなる程度の面積比とする。
ようにするため、筐体2の絶縁部3等を人間の肌に近い
色としても良い。
掌の一箇所を集中的に刺激することが可能で、皮膚部位
への着脱の手間のかからない電極を備えた電気刺激装置
を提供することが可能となる。
ある。
置等を説明する図である。
る。
回路のブロック図である。
て、各電極に供給されるパルス信号の周波数のパターン
を示す図である。
て、各電極に供給されるパルス信号の周波数のパターン
を示す図である。
て、各電極に供給されるパルス信号の周波数のパターン
を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 把持可能な筐体と、 前記筐体の外面に配置され、掌の略中央に当接させるた
めの第1の電極と、 前記筐体の外面に配置され、掌に当接させるための第2
の電極と、 前記筐体の内部に格納され、前記各電極に対して低周波
パルス信号を出力する信号出力手段と、を有し、 前記第2の電極は、前記第1の電極よりも広い電極面積
を有し、かつ、前記筐体の把持の際における掌への接触
面積が広いことを特徴とする電気刺激装置。 - 【請求項2】 前記第2の電極は、絶縁体を介して前記
第1の電極の略同一面上に設けられ、 前記第1の電極は、各電極を掌側に向けて前記筐体が把
持されると、掌中央部に当接する位置に設けられたこと
を特徴とする請求項1記載の電気刺激装置。 - 【請求項3】 前記第1の電極は、中央が盛り上がる曲
面形状とされたことを特徴とする請求項1又は2記載の
電気刺激装置。 - 【請求項4】 前記信号出力手段は、前記低周波パルス
の周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域による
最低周波数からガンマ(γ)波の帯域による最高周波数
まで連続的に漸増するように出力する動作を所定周期で
繰り返す第1の出力動作モードを有することを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれか1記載の電気刺激装置。 - 【請求項5】 前記信号出力手段は、前記低周波パルス
の周波数を、人間の脳波のベータ(β)波の帯域による
最高周波数からデルタ(δ)波の帯域による最低周波数
まで連続的に漸減するように出力する動作を所定周期で
繰り返す第2の出力動作モードを有することを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれか1記載の電気刺激装置。 - 【請求項6】 前記信号出力手段は、前記低周波パルス
の周波数を、人間の脳波のシータ(θ)波の帯域内の所
定周波数に固定して出力する固定出力モードを有するこ
とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1記載の電気
刺激装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001192198A JP3327913B1 (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 電気刺激装置 |
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---|---|---|---|
JP2001192198A JP3327913B1 (ja) | 2001-06-26 | 2001-06-26 | 電気刺激装置 |
Publications (2)
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