JPH05164360A - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置Info
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- JPH05164360A JPH05164360A JP3336889A JP33688991A JPH05164360A JP H05164360 A JPH05164360 A JP H05164360A JP 3336889 A JP3336889 A JP 3336889A JP 33688991 A JP33688991 A JP 33688991A JP H05164360 A JPH05164360 A JP H05164360A
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- air conditioning
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- heat exchanger
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱ロスを抑えられ、しかも、一つの装置で建
物全体の換気を行える空気調和装置を提供する。 【構成】 熱回収用熱交換器9と空調用熱交換器7とを
備えた空気調和装置1において、通風路20には、室外
空気の一部を2階の空調領域40に導く補助通風路24
の接続部23を設けたので、2階の空調領域40へ室外
空気の一部を導くことができるから、この装置一つで建
物27全体の換気を行うことができる。しかも、空調領
域40へは熱回収用熱交換器9を経た室外空気の一部を
導くから、この領域での熱ロスが抑えられ、この領域の
調温に要するエネルギーを少なくすることができる。
物全体の換気を行える空気調和装置を提供する。 【構成】 熱回収用熱交換器9と空調用熱交換器7とを
備えた空気調和装置1において、通風路20には、室外
空気の一部を2階の空調領域40に導く補助通風路24
の接続部23を設けたので、2階の空調領域40へ室外
空気の一部を導くことができるから、この装置一つで建
物27全体の換気を行うことができる。しかも、空調領
域40へは熱回収用熱交換器9を経た室外空気の一部を
導くから、この領域での熱ロスが抑えられ、この領域の
調温に要するエネルギーを少なくすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、室内へ導入した室外
空気と室外へ排出する室内空気とを熱交換させる熱回収
用の熱交換器と、空調用熱交換器とを備えた空気調和装
置に関する。
空気と室外へ排出する室内空気とを熱交換させる熱回収
用の熱交換器と、空調用熱交換器とを備えた空気調和装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和装置の従来技術としては
実公昭60−26340号公報に記載されたものがあ
る。
実公昭60−26340号公報に記載されたものがあ
る。
【0003】この公報に記載の空気調和装置は、室内へ
導入した室内空気と室外へ排出する室内空気とを熱交換
させる熱回収用熱交換器と、室内を調温するための空調
用熱交換器とを備え、室内循環空気と熱回収された室外
空気とを空調用熱交換器で調温し室内へ供給するように
構成されていた。
導入した室内空気と室外へ排出する室内空気とを熱交換
させる熱回収用熱交換器と、室内を調温するための空調
用熱交換器とを備え、室内循環空気と熱回収された室外
空気とを空調用熱交換器で調温し室内へ供給するように
構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した空気調和装置
では、ある特定の室の調温と換気を行うものであったた
め、別の室も換気したい場合は、この空気調和装置では
行えなかった。
では、ある特定の室の調温と換気を行うものであったた
め、別の室も換気したい場合は、この空気調和装置では
行えなかった。
【0005】別の室を換気したい場合は、別途に換気扇
を設けるか、あるいは他の室にも空気調和装置を設ける
ことが考えられる。
を設けるか、あるいは他の室にも空気調和装置を設ける
ことが考えられる。
【0006】別途に換気扇を設ける場合は熱ロスがあ
り、しかも、建物全体としての換気を考慮していないと
いう欠点がある。
り、しかも、建物全体としての換気を考慮していないと
いう欠点がある。
【0007】また、他の室にも空気調和装置を設ける場
合は、一つの装置で建物全体の換気を行えないという欠
点があった。
合は、一つの装置で建物全体の換気を行えないという欠
点があった。
【0008】この発明は、熱ロスを抑えられ、しかも、
一つの装置で建物全体の換気を行える空気調和装置を提
供するものである。
一つの装置で建物全体の換気を行える空気調和装置を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、室内へ導入
する室外空気と室外へ排出する室内空気とを熱交換させ
る熱回収用熱交換器と、空調用熱交換器とを備え、室内
循環空気と熱回収された前記室外空気とを前記空調用熱
交換器で調温し空調領域へ供給するようにした空気調和
装置において、前記熱回収された室外空気を空調用熱交
換器に導く通風路には、この熱回収された室外空気の一
部を前記空調領域とは異なる空調領域へ導く補助通風路
の接続部を設けたものである。
する室外空気と室外へ排出する室内空気とを熱交換させ
る熱回収用熱交換器と、空調用熱交換器とを備え、室内
循環空気と熱回収された前記室外空気とを前記空調用熱
交換器で調温し空調領域へ供給するようにした空気調和
装置において、前記熱回収された室外空気を空調用熱交
換器に導く通風路には、この熱回収された室外空気の一
部を前記空調領域とは異なる空調領域へ導く補助通風路
の接続部を設けたものである。
【0010】
【作用】この空気調和装置では、熱回収された室外空気
を空調用熱交換器に導く通風路には補助通風路の接続部
を設けたので、この接続部から空調用熱交換器で調温さ
れる空調領域とは異なる空調領域へ熱回収された室外空
気の一部を導くことができる。
を空調用熱交換器に導く通風路には補助通風路の接続部
を設けたので、この接続部から空調用熱交換器で調温さ
れる空調領域とは異なる空調領域へ熱回収された室外空
気の一部を導くことができる。
【0011】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0012】図1ないし図3には第1実施例を示し、図
において、1はこの発明の空気調和装置で、主に室内機
2と室外機3とで構成されている。
において、1はこの発明の空気調和装置で、主に室内機
2と室外機3とで構成されている。
【0013】室外機3には冷媒圧縮機4や、室外熱交換
器5や、四方弁〔図示せず〕等が設けられている。
器5や、四方弁〔図示せず〕等が設けられている。
【0014】室内機2には室外機3に冷媒配管6で接続
されている空調用熱交換器7や、この熱交換器へ室〔空
調領域〕からの空気〔室内循環空気〕を通過させ再び室
へ送るための循環用ファン8や、室内へ導入する室外空
気と室外へ排出する室内空気とを熱交換させる熱回収用
熱交換器9や、室外空気を室内へ導入するためのファン
10や、室内空気を室外へ排出するためのファン11等
が設けられている。
されている空調用熱交換器7や、この熱交換器へ室〔空
調領域〕からの空気〔室内循環空気〕を通過させ再び室
へ送るための循環用ファン8や、室内へ導入する室外空
気と室外へ排出する室内空気とを熱交換させる熱回収用
熱交換器9や、室外空気を室内へ導入するためのファン
10や、室内空気を室外へ排出するためのファン11等
が設けられている。
【0015】また、室内機2には外気処理フィルター1
2や、帯電フィルターあるいはフィルター素子の両面間
に電圧が印加されており微細な埃を除去する静電式の集
塵フィルター13及びこのフィルターの風下側に配置さ
れた脱臭フィルター14とで構成する空気清浄フィルタ
ー15や、熱交換器7風下側に配置された加湿器16等
も設けられている。
2や、帯電フィルターあるいはフィルター素子の両面間
に電圧が印加されており微細な埃を除去する静電式の集
塵フィルター13及びこのフィルターの風下側に配置さ
れた脱臭フィルター14とで構成する空気清浄フィルタ
ー15や、熱交換器7風下側に配置された加湿器16等
も設けられている。
【0016】17,18は室内空気の排気流路、19は
室外空気の導入流路、20は熱回収用熱交換器9を経て
熱回収された室外空気を空調用熱交換器7に導く通風
路、21は室内空気の還流路である。
室外空気の導入流路、20は熱回収用熱交換器9を経て
熱回収された室外空気を空調用熱交換器7に導く通風
路、21は室内空気の還流路である。
【0017】22は通風路20に設けられた還流路21
との接続部、23は通風路20に設けられた補助通風路
24との接続部で、この接続部は接続部22より風上側
に設けられている。
との接続部、23は通風路20に設けられた補助通風路
24との接続部で、この接続部は接続部22より風上側
に設けられている。
【0018】尚、補助通風路24は室内機2内に着脱自
在に設けられている。
在に設けられている。
【0019】26は建物27の1階側の空調領域28の
空調用給気吹出口29と調温された空気の吹出口30と
をつなぐ空調用給気ダクト、31は空調領域28の室内
還気取入口32と排気口33とをつなぐ室内排気用ダク
ト、34は空調領域28の空調用還気取入口35と還気
口36とをつなぐ空調用還気ダクトである。
空調用給気吹出口29と調温された空気の吹出口30と
をつなぐ空調用給気ダクト、31は空調領域28の室内
還気取入口32と排気口33とをつなぐ室内排気用ダク
ト、34は空調領域28の空調用還気取入口35と還気
口36とをつなぐ空調用還気ダクトである。
【0020】37は台所のレンジ台等の上方に設けられ
た同時給排式のレンジフードで、このレンジフードには
排出する汚れた空気からの熱を回収するための熱交換器
が内蔵されている。
た同時給排式のレンジフードで、このレンジフードには
排出する汚れた空気からの熱を回収するための熱交換器
が内蔵されている。
【0021】38は空調用給気ダクト26途中に設けた
サイレンサー、56は空調用還気ダクト34途中に設け
たサイレンサーである。
サイレンサー、56は空調用還気ダクト34途中に設け
たサイレンサーである。
【0022】39は2階側の空調領域40の換気用新鮮
外気吹出口41と吹出口42とをつなぐ換気用新鮮外気
供給ダクト、43は空調領域40の還気用換気取入口4
4と排気口45とをつなぐ換気用還気ダクトである。
外気吹出口41と吹出口42とをつなぐ換気用新鮮外気
供給ダクト、43は空調領域40の還気用換気取入口4
4と排気口45とをつなぐ換気用還気ダクトである。
【0023】46,47,48は空調領域40に設けら
れた空気調和機の室内機で、冷媒配管49,50,51
で室外機52と接続されている。
れた空気調和機の室内機で、冷媒配管49,50,51
で室外機52と接続されている。
【0024】53は換気用新鮮外気供給ダクト39途中
に設けたサイレンサーである。
に設けたサイレンサーである。
【0025】54は室外空気の導入口、55は室内空気
の排気口である。
の排気口である。
【0026】このように構成された空気調和装置1で
は、導入した新鮮な室外空気は熱回収用熱交換器9を経
た通風路20でその一部が接続部23から補助通風路2
4へと分流される。
は、導入した新鮮な室外空気は熱回収用熱交換器9を経
た通風路20でその一部が接続部23から補助通風路2
4へと分流される。
【0027】通風路20の室外空気は接続部22で室内
からの還気と混ざった後、空調用熱交換器7で調温され
〔加熱もしくは冷却され〕空調用給気ダクト26で1階
の空調領域28の各室へ供給される。
からの還気と混ざった後、空調用熱交換器7で調温され
〔加熱もしくは冷却され〕空調用給気ダクト26で1階
の空調領域28の各室へ供給される。
【0028】また、補助通風路24へと分流した室外空
気は、外気供給ダクト39で2階の空調領域40の各室
へ供給される。
気は、外気供給ダクト39で2階の空調領域40の各室
へ供給される。
【0029】1階の空調領域28及び2階の空調領域4
0から吸込まれた室内空気は室内排気用ダクト31及び
換気用還気ダクト43により室内機2に導びかれ、熱回
収用熱交換器9で室外空気と熱交換した後屋外へ排出さ
れる。
0から吸込まれた室内空気は室内排気用ダクト31及び
換気用還気ダクト43により室内機2に導びかれ、熱回
収用熱交換器9で室外空気と熱交換した後屋外へ排出さ
れる。
【0030】このように、通風路20の接続部23から
空調領域28とは異なる空調領域40へ室外空気の一部
を導くことができるので、室外空気を建物27全体に供
給でき、延いてはこの装置一つで建物27全体の換気を
行うことができる。
空調領域28とは異なる空調領域40へ室外空気の一部
を導くことができるので、室外空気を建物27全体に供
給でき、延いてはこの装置一つで建物27全体の換気を
行うことができる。
【0031】しかも、空調領域28とは異なる空調領域
40へは熱回収用熱交換器9を経て熱回収された室外空
気の一部を導くことができるから、この空調領域40で
の熱ロスが抑えられ、この空調領域40の調温に要する
エネルギーを少なくすることができる。
40へは熱回収用熱交換器9を経て熱回収された室外空
気の一部を導くことができるから、この空調領域40で
の熱ロスが抑えられ、この空調領域40の調温に要する
エネルギーを少なくすることができる。
【0032】また、この空気調和装置1では室内機2の
吹出口30と吹出口29とを、排気口33と取入口32
とを、還気口36と還気取入口35とを、吹出口42と
外気吹出口41とを、排気口45と換気取入口44とを
夫々ダクトで接続しているので、任意の位置に吹出口2
9,41や取入口32,44、還気口35を配置でき、
室内機2から離れた位置に給気したり、室内機2から離
れた位置から還気や排気したりすることができる。
吹出口30と吹出口29とを、排気口33と取入口32
とを、還気口36と還気取入口35とを、吹出口42と
外気吹出口41とを、排気口45と換気取入口44とを
夫々ダクトで接続しているので、任意の位置に吹出口2
9,41や取入口32,44、還気口35を配置でき、
室内機2から離れた位置に給気したり、室内機2から離
れた位置から還気や排気したりすることができる。
【0033】また、吹出口29,41を居間や寝室等居
住空間に設けてこの居住空間に給気すると共に、取入口
32,44をトイレやクローゼット等の非居住空間に設
けると、建物27内に適切な換気径路が形成されるの
で、建物27内の臭気や湿気を効率良く排出することが
できる。
住空間に設けてこの居住空間に給気すると共に、取入口
32,44をトイレやクローゼット等の非居住空間に設
けると、建物27内に適切な換気径路が形成されるの
で、建物27内の臭気や湿気を効率良く排出することが
できる。
【0034】更にまた、室内機2内に加湿器16や空気
清浄フィルター15が設けられているので空調領域28
の湿度を調整したり、還気や室外空気の微細な埃や臭気
を除去することができる。
清浄フィルター15が設けられているので空調領域28
の湿度を調整したり、還気や室外空気の微細な埃や臭気
を除去することができる。
【0035】しかも、この加湿器16や空気清浄フィル
ター15は室内機2内にまとめて配置されているので、
別販売していた加湿器や空気清浄フィルターを外側から
組付けていた従来のものと比較して、メンテナンスが非
常に容易である。
ター15は室内機2内にまとめて配置されているので、
別販売していた加湿器や空気清浄フィルターを外側から
組付けていた従来のものと比較して、メンテナンスが非
常に容易である。
【0036】次に、図4について説明する。
【0037】図4には、第2実施例を示し、第1実施例
と同一の構成に相当するものは同一の符号を付け、その
説明は省略する。
と同一の構成に相当するものは同一の符号を付け、その
説明は省略する。
【0038】60は2階の空調領域40を空調するため
に設けられた空気調和機の室内機で、冷媒配管61で室
外機62と接続されている。
に設けられた空気調和機の室内機で、冷媒配管61で室
外機62と接続されている。
【0039】63は吹出口64と室内機60とをつなぐ
ダクト、65は還気口66と室内機60とをつなぐダク
ト、67は室内機60と室内機2をつなぐダクト、68
はこのダクトの途中に設けたサイレンサーである。
ダクト、65は還気口66と室内機60とをつなぐダク
ト、67は室内機60と室内機2をつなぐダクト、68
はこのダクトの途中に設けたサイレンサーである。
【0040】そして、室内機2からの室外空気はダクト
67を介して室内機60に送られ、この室内機の送風フ
ァン〔図示せず〕によりダクト63を介して各室内へ送
られる。
67を介して室内機60に送られ、この室内機の送風フ
ァン〔図示せず〕によりダクト63を介して各室内へ送
られる。
【0041】59は空調領域40の室内還気取入口であ
る。
る。
【0042】このように構成された空気調和装置では、
第1実施例とほぼ同様な働きがある。
第1実施例とほぼ同様な働きがある。
【0043】次に図5,図6について説明する。
【0044】図5,図6には、建物27の床面積が小さ
い場合や、建物27が高気密であり、かつ、高断熱であ
る場合の第3実施例を示し、第1実施例と同一の構成に
相当するものは同一の符号を付け、その説明は省略す
る。
い場合や、建物27が高気密であり、かつ、高断熱であ
る場合の第3実施例を示し、第1実施例と同一の構成に
相当するものは同一の符号を付け、その説明は省略す
る。
【0045】この第3実施例では、補助通風路24が取
外されているので、接続部23が閉塞板23a〔図2参
照〕で、吹出口42が閉塞板〔図示せず〕で夫々塞がれ
ている。
外されているので、接続部23が閉塞板23a〔図2参
照〕で、吹出口42が閉塞板〔図示せず〕で夫々塞がれ
ている。
【0046】70は2階側の空調領域40の空調用空気
吹出口71とダクト26の接続部72とをつなぐ空調用
給気ダクトである。
吹出口71とダクト26の接続部72とをつなぐ空調用
給気ダクトである。
【0047】このように構成された空気調和装置1で
は、建物27の床面積が小さい場合や建物27が高気密
であり、かつ、高断熱である場合には、空調用熱交換器
7一つで建物27全体の調温を行うことができる。
は、建物27の床面積が小さい場合や建物27が高気密
であり、かつ、高断熱である場合には、空調用熱交換器
7一つで建物27全体の調温を行うことができる。
【0048】この場合、空調用熱交換器7で調温された
空気は空調用給気ダクト26を介して空調領域28へ送
られ、前記空気の一部は接続部72から空調用給気ダク
ト70を介して空調領域71へ送られる。
空気は空調用給気ダクト26を介して空調領域28へ送
られ、前記空気の一部は接続部72から空調用給気ダク
ト70を介して空調領域71へ送られる。
【0049】このような空気調和装置1では、一つで建
物27内全体の調温、及び換気を行うことができる。
物27内全体の調温、及び換気を行うことができる。
【0050】また、吹出口30と吹出口29とを、接続
部72と吹出口71とを、還気口36と還気取入口35
とを、排気口33,45と換気取入口32,44とをダ
クトで接続しているので、ダクトが接続されておらずそ
の室内機が設置された空調領域しか調温及び換気を行え
なかった従来の空気調和装置に比べて、調温及び換気す
る領域の自由度が拡がる。
部72と吹出口71とを、還気口36と還気取入口35
とを、排気口33,45と換気取入口32,44とをダ
クトで接続しているので、ダクトが接続されておらずそ
の室内機が設置された空調領域しか調温及び換気を行え
なかった従来の空気調和装置に比べて、調温及び換気す
る領域の自由度が拡がる。
【0051】更にまた、この空気調和装置1では、床面
積の大小、気密性や断熱性の程度に応じて、第1及び第
2実施例に示すように通風路24の室外空気を分流させ
て2階等の別の空調領域40に導いたり、第3実施例に
示すように空調用給気ダクト26の空気を分流させて2
階等の空調領域40に導いたりする使用方法を選択する
ことができる。
積の大小、気密性や断熱性の程度に応じて、第1及び第
2実施例に示すように通風路24の室外空気を分流させ
て2階等の別の空調領域40に導いたり、第3実施例に
示すように空調用給気ダクト26の空気を分流させて2
階等の空調領域40に導いたりする使用方法を選択する
ことができる。
【0052】尚、第3実施例に示す空気調和装置1で
は、空調用還気取入口35を1階の空調領域28にしか
設けていないが、この空調用還気取入口を2階の空調領
域40にも設けても良い。
は、空調用還気取入口35を1階の空調領域28にしか
設けていないが、この空調用還気取入口を2階の空調領
域40にも設けても良い。
【0053】
【発明の効果】この発明は、熱回収用熱交換器と空調用
熱交換器とを備えた空気調和装置において、熱回収され
た室外空気を空調用熱交換器に導く通風路には、室外空
気の一部を異なる空調領域へ導く補助通風路の接続部を
設けたので、この接続部から異なる空調領域へ室外空気
の一部を導くことができるから、この装置一つで建物全
体の換気を行うことができる。
熱交換器とを備えた空気調和装置において、熱回収され
た室外空気を空調用熱交換器に導く通風路には、室外空
気の一部を異なる空調領域へ導く補助通風路の接続部を
設けたので、この接続部から異なる空調領域へ室外空気
の一部を導くことができるから、この装置一つで建物全
体の換気を行うことができる。
【0054】しかも異なる空調領域へは熱回収用熱交換
器を経て熱回収された室外空気の一部を導くから、この
異なる空調領域での熱ロスが抑えられ、この空調領域の
調温に要するエネルギーを少なくすることができる。
器を経て熱回収された室外空気の一部を導くから、この
異なる空調領域での熱ロスが抑えられ、この空調領域の
調温に要するエネルギーを少なくすることができる。
【図1】この発明の空気調和装置の第1実施例を示す概
略構成説明図である。
略構成説明図である。
【図2】同空気調和装置の第1実施例を示す要部断面図
である。
である。
【図3】同空気調和装置の第1実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図4】同空気調和装置の第2実施例を示す斜視図であ
る。
る。
【図5】同空気調和装置の第3実施例を示す概略構成説
明図である。
明図である。
【図6】同空気調和装置の第3実施例を示す斜視図であ
る。
る。
1 空気調和装置 7 空調用熱交換器 9 熱回収用熱交換器 20 通風路 23 接続部 24 通風路 28 空調領域 40 空調領域
Claims (1)
- 【請求項1】 室内へ導入する室外空気と室外へ排出す
る室内空気とを熱交換させる熱回収用熱交換器と、空調
用熱交換器とを備え、室内循環空気と熱回収された前記
室外空気とを前記空調用熱交換器で調温し空調領域へ供
給するようにした空気調和装置において、前記熱回収さ
れた室外空気を空調用熱交換器に導く通風路には、この
熱回収された室外空気の一部を前記空調領域とは異なる
空調領域へ導く補助通風路の接続部を設けたことを特徴
とする空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336889A JP2680761B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3336889A JP2680761B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05164360A true JPH05164360A (ja) | 1993-06-29 |
JP2680761B2 JP2680761B2 (ja) | 1997-11-19 |
Family
ID=18303589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3336889A Expired - Fee Related JP2680761B2 (ja) | 1991-12-19 | 1991-12-19 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2680761B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009097792A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和システム |
US7565924B2 (en) * | 2003-12-23 | 2009-07-28 | Venmar Ventilation Inc. | Pressure equilizing system |
JP2011058714A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Denso Corp | 調湿換気装置 |
JP2014081164A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | サイレンサ及びこれを備える空調システム |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03164629A (ja) * | 1989-11-21 | 1991-07-16 | Kimura Koki Kk | ターミナル型空調機 |
-
1991
- 1991-12-19 JP JP3336889A patent/JP2680761B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014081164A (ja) * | 2012-10-17 | 2014-05-08 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | サイレンサ及びこれを備える空調システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2680761B2 (ja) | 1997-11-19 |
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