JPH05163931A - ディーゼル機関用パティキュレートトラップ - Google Patents

ディーゼル機関用パティキュレートトラップ

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Publication number
JPH05163931A
JPH05163931A JP3350294A JP35029491A JPH05163931A JP H05163931 A JPH05163931 A JP H05163931A JP 3350294 A JP3350294 A JP 3350294A JP 35029491 A JP35029491 A JP 35029491A JP H05163931 A JPH05163931 A JP H05163931A
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JP
Japan
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diesel engine
filter
particulates
idling state
electric heater
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Withdrawn
Application number
JP3350294A
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English (en)
Inventor
Taro Uchiyama
太郎 内山
Kazuhiko Takesa
和彦 竹佐
Satoshi Ebato
智 江波戸
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AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05163931A publication Critical patent/JPH05163931A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】パティキュレート焼却処理を安定的かつ継続的
に行えるディーゼル機関用パティキュレートトラップを
提供する。 【構成】フィルタ39aの下方にパティキュレート受け
部51aを設け、その底部にパティキュレート焼却処理
用の電気ヒータ53aを配置し、回転センサ85と車速
センサ87からの信号にて制御ユニット82がアイドリ
ング状態か否かを判断し、アイドリング状態の際電気ヒ
ータ53aへの通電を断続的とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の排気
ガス中に含まれる、炭素を主成分とし、硫化物、酸化
鉄、未燃炭化水素の凝縮物等を含む微粒子(以下、総称
してパティキュレートと呼ぶ)を捕捉して除去するため
のディーゼル機関用パティキュレートトラップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関から排出される排気ガス
には、炭素を主成分とするパティキュレートが多く含ま
れており、ガソリン機関からの排気ガスに比べて窒素酸
化物(NOx )の排出レベルが高いという問題がある。
【0003】NOx については、ディーゼル機関の排気
ガス中の残留酸素濃度が高いため、ガソリン機関の排気
ガス処理に用いられている三元触媒が転用できず、ディ
ーゼル機関独自の排気ガス処理技術が必要とされ、NO
x 分解触媒を開発する努力がなされているが、未だ実用
的な目途を得るまでには至っていない。
【0004】一方、噴射時期の調整を始めとする比較的
実用性の高いNOx 低減対策による場合には、NOx
低減できる反面、パティキュレートの排出が増加する傾
向にある。このため、NOx 低減対策とパティキュレー
ト除去対策とを組合せた総合的な排気ガス処理対策が検
討されている。
【0005】そして、パティキュレート除去対策とし
て、すでに各種のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップが提案されている。
【0006】例えば、特開昭57−35918号には、
図5に示すようなセラミックス製のハニカム型フィルタ
が開示されている。
【0007】このフィルタ1は、濾壁3で区画された互
いに平行な複数のセル5を有するいわゆるハニカム構造
をなし、図5に示すように、一方の端面Aにおいては約
半分のセル5aがシール材7によって市松模様状に交互
に塞がれ、他方の端面Bにおいては、端面Aにおいて塞
がれるセル5aは開口し、端面Aにおいて開口している
セル5bが同じくシール材9によって塞がれた構造をな
している。
【0008】このフィルタ1の一方の端面Bからディー
ゼル機関の排気ガスを導入すると、排気ガスは含塵ガス
流路であるセル5a内に導入されて通気性のある濾壁3
を通過し、その際に含塵ガス中に含まれているパティキ
ュレートがセル5aの濾壁面に捕捉され、パティキュレ
ートが除去された清浄な排気ガスとなって清浄ガス流路
であるセル5bを通って他方の端面Aより流出する。
【0009】また、特開昭56−124417号には、
図7に示すようなセラミックス製のフィルタが開示され
ている。このフィルタ11は、全体として直方体の外形
を有し、相互に平行な複数枚の長方形状の板状体13、
15と、リブ17、21、スペーサ19、23とから構
成されている。これらの板状体13、15と、リブ1
7、21、スペーサ19、23はいずれもフィルタ機能
を有する通気性の多孔質セラミックスからなっている。
【0010】板状体13はフィルタ11の上面と下面と
を形成し、板状体15は上下面の板状体13の間に複数
枚平行に配置されている。板状体13、15の間には、
フィルタ11の長手方向に走るリブ17、スペーサ19
と、上記と直交する方向に走るリブ21、スペーサ23
とが交互に配置され、隣接する板状体13、15を互い
に連結している。リブ17は、板状体13、15の間の
長手方向に沿った両側面を形成し、スペーサ19は、リ
ブ17の間を複数に区画して長手方向に沿ったガス流路
25を形成している。同様に、リブ21は、板状体1
3、15の間の上記と直交する方向に沿った両側面を形
成し、スペーサ23は、リブ21の間を複数に区画して
その方向に沿ったガス流路27を形成している。
【0011】したがって、フィルタ11は、長手方向に
沿って走る複数のガス流路25と、それと直交する方向
に沿って走る複数のガス流路27とを有し、これらのガ
ス流路25、27が板状体15を境にして上下に交互に
形成された構造をなしている。なお、ガス流路25、2
7の両端は、フィルタ11の対向する端面でいずれも開
口している。
【0012】このフィルタ11においては、ガス流路2
5の開口する2つの端面のうち一方の端面を直接または
間接的に閉塞しておき、他方の開口している端面からデ
ィーゼル機関の排気ガスを導入する。あるいは、ガス流
路25の2つの開口する両端面から同時にディーゼル機
関の排気ガスを導入する。そして、排気ガスが板状体1
5を通過してガス流路27へ流出する際に、板状体15
がフィルタ面となってパティキュレートがガス流路25
の内面に捕捉される。パティキュレートが除去された清
浄な排気ガスは、ガス流路27を経て系外へ排出され
る。
【0013】このようなフィルタを用いたパティキュレ
ートトラップにおいては、捕捉されたパティキュレート
がフィルタの濾壁面に堆積し、運転時間の経過とともに
フィルタが目詰まりを起こし、排気ガスの通気圧損が増
大してエンジンの出力が低下する。
【0014】パティキュレートによって目詰まりしたフ
ィルタを再生する方法として、実開昭62−35849
号には、フィルタの排気ガス入口上流側にバーナを設
け、このバーナからの燃焼ガスによってフィルタの濾過
面上に堆積しているパティキュレートに着火し、これを
燃焼させて焼却するようにしたパティキュレートトラッ
プが開示されている。
【0015】また、特開昭56−92318号には、排
気ガス流路を2系統に分割して、それぞれの流路にパテ
ィキュレートトラップを配置し、パティキュレートトラ
ップのフィルタの再生を交互に行う方式が提案されてい
る。この場合、フィルタの再生は上記と同様に、フィル
タの濾壁面上で直接パティキュレートに着火し、燃焼さ
せて焼却する方法が採用されている。
【0016】しかしながら、捕捉されたパティキュレー
トをフィルタ上で焼却する従来の方法では、パティキュ
レートの燃焼熱によってフィルタが溶損したり、フィル
タ内部の温度分布や熱衝撃に起因する熱応力によってフ
ィルタに亀裂が発生するという問題があった。
【0017】また、ディーゼル機関の排気ガス中には、
無視できない量の不燃成分(例えば灰分の他、ディーゼ
ル機関や配管から出る鉄分等)が含有されており、これ
らの不燃成分は、焼却によって除去されずにフィルタ上
に蓄積され、長時間の運転によってフィルタの通気圧損
が増大するという問題もあった。
【0018】このような問題点を解決するために、本出
願人は、図8に示すようなディーゼル機関用パティキュ
レートトラップを既に提案している。
【0019】このディーゼル機関用パティキュレートト
ラップ31は、ディーゼル機関33から延出する排気管
35を2つに分岐させ、それぞれにパティキュレートト
ラップを取付けている。そして各パティキュレートトラ
ップのケーシング37a、37b内に、パティキュレー
トを捕捉するためのフィルタ39a、39bをシール材
41を介して固定し、収容している。
【0020】フィルタ39a、39bには、上方から下
方に貫通する複数の含塵ガス流路43と、側方に開口す
る複数の清浄ガス流路45とが通気性を有する多孔質材
質の濾壁で区画されて形成されている。
【0021】一方、ケーシング37a、37bの清浄ガ
ス流路45が開口する側には、各フィルタ39a、39
bに対応する清浄ガスの排出管47a、47bがそれぞ
れ接続され、さらに各排出管47a、47b中には、排
気ガスの上流側に向けて開口する圧縮空気噴射用の逆洗
ノズル49a、49bが設けられている。逆洗ノズル4
9a、49bは、圧縮空気容器61に配管63及び電磁
弁59a、59bを介して接続されている。
【0022】ケーシング37a、37bの下方にはパテ
ィキュレート受け部51a、51bが配置されており、
その底部には、パティキュレート受け部51a、51b
に移されたパティキュレートに着火し、焼却するための
電気ヒータ53a、53bが設けられている。
【0023】ディーゼル機関から送られる排気ガスは、
導入管55a、55bを経てフィルタ39a、39bの
含塵ガス流路43内に、その上部開口端から導入され
る。排気ガスの大部分はフィルタ39の濾壁を通過して
清浄ガス流路45内に入り、排出管47a、47bを経
て排出される。このとき、排気ガス中のパティキュレー
トは、濾壁を通過できず、含塵ガス流路43の濾壁面に
付着し堆積する。こうした集塵操作を所定時間行った
後、短時間の逆洗を行う。
【0024】逆洗操作を行う場合には、まず開閉弁57
aまたは57bを閉じ、例えば0〜1秒の後に電磁弁5
9aまたは59bを開いて圧縮空気容器61に貯めてあ
る圧縮空気を配管63を経て逆洗ノズル49aまたは4
9bから、例えば0.1〜1秒間噴射する。噴射された
圧縮空気は、パルス流となってフィルタの清浄ガス流路
45から濾壁を通過して含塵ガス流路43へと、パティ
キュレート捕集操作時とは逆の方向へ流れる。
【0025】圧縮空気を逆方向に噴射して逆洗操作を行
うと、フィルタ39aまたは39bの含塵ガス流路43
の濾壁面に付着、堆積していたパティキュレートがフィ
ルタの濾壁面から剥離する。剥離したパティキュレート
の大部分は、ケーシング37の下方に設けられたパティ
キュレート受け部51a、51bへ落下する。
【0026】このようにして、集塵操作においてフィル
タ39aまたは39bの含塵ガス流路43内に捕捉され
たパティキュレートは、逆洗操作によってパティキュレ
ート受け部51a、51bへ集められ、電気ヒータ53
a、53bによって着火され、焼却される。
【0027】そして、この逆洗操作をフィルタ39aと
フィルタ39bについて交互に行うことにより、ディー
ゼル機関から排出される排気ガス中のパティキュレート
を長期間連続して捕捉し、処理することができるように
なっている。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ディーゼル機関用パティキュレートトラップでは、エン
ジンの運転状態を考慮することなく、電気ヒータに常に
一定の電力を連続的に供給してパティキュレートの焼却
を行っていたため次のような問題があった。
【0029】すなわち、ディーゼル機関がアイドリング
状態にある場合は、排気ガス中の酸素濃度が高くなり、
時にパティキュレートが急激に燃焼されることがあり、
電気ヒータからの発熱も加わってヒータの温度が急速に
上昇し、過熱されて断線することがあった。
【0030】例えば、エンジンの負荷の高い状態で長時
間運転を行った後にアイドリング状態となった場合に
は、電気ヒータの周囲に多量のパティキュレートが堆積
しており、このパティキュレートが酸素濃度の高い排気
ガスによって急速に燃焼するので、燃焼しているパティ
キュレートの中にヒータが埋没した状態となり、ヒータ
が過熱されて断線しやすくなっていた。
【0031】電気ヒータが断線すると、焼却処理されず
にパティキュレート受け部に残留するパティキュレート
の量が異常に増加し、逆洗によるフィルタの再生、すな
わちパティキュレートの払い落しができなくなり、最後
にはフィルタが完全に目詰まりして、ディーゼル機関の
運転ができなくなるという問題があった。
【0032】したがって、本発明の目的は、パティキュ
レート受け部においてパティキュレートの焼却処理を安
定的、かつ継続的に行うことができるディーゼル機関用
パティキュレートトラップを提供することにある。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディーゼル機関用パティキュレートトラッ
プは、濾壁で区画された含塵ガス流路と清浄ガス流路と
を有するフィルタと、前記含塵ガス流路にパティキュレ
ートを含むディーゼル機関の排気ガスを導入する導入管
と、前記清浄ガス流路から流出する清浄ガスを排出する
排出管と、前記清浄ガス流路から前記含塵ガス流路へと
逆方向に流れるガス流を間欠的に発生させる逆洗手段
と、逆洗によって前記フィルタの濾壁から払い落とされ
るパティキュレートを受けるように配置され、底部に電
気ヒータを有するパティキュレート受け部とが設けられ
ており、エンジンのアイドリング状態を検出するアイド
リング状態検出手段と、このアイドリング状態検出手段
からの信号に応じて前記電気ヒータへの電気の供給を制
御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0034】本発明のディーゼル機関用パティキュレー
トトラップの好ましい態様では、前記アイドリング状態
検出手段がディーゼル機関の回転センサと車速センサと
の組合せ、またはディーゼル機関の回転センサと負荷セ
ンサとの組合せとなっている。
【0035】また、本発明のディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップの他の好ましい態様では、前記制御手
段が前記アイドリング状態検出手段からの信号が、アイ
ドリング状態にあるときには前記電気ヒータへの電気の
供給を断続的に行わせ、アイドリング状態にないときに
は前記電気ヒータへの電気の供給を連続的に行わせるも
のである。
【0036】
【作用】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップでは、エンジンのアイドリング状態を検出するア
イドリング状態検出手段によってアイドリング状態であ
ることが検出されると、その信号を受けた制御手段が電
気ヒータへの電気の供給を断続的に行わせるように制御
する。その結果通電による電気ヒータ自身の発熱量が低
減されるので、アイドリング状態で酸素濃度の高い排気
ガスが供給されてパティキュレートの燃焼が盛んに行わ
れた場合でも、電気ヒータが過熱される虞れがなくな
り、過熱による電気ヒータの断線を防止することができ
る。
【0037】また、アイドリング状態検出手段が、ディ
ーゼル機関の回転センサと車速センサとの組合せ、また
はディーゼル機関の回転センサと負荷センサとの組合せ
からなる場合には、車速センサまたは負荷センサの値が
ゼロのときに車両が停止状態であると判断し、かつ、デ
ィーゼル機関の回転数が所定値以下であるときにアイド
リング状態であることを判断させることができる。
【0038】また、アイドリング状態のときには制御手
段が電気ヒータへの電気の供給を断続的に行わせ、アイ
ドリング状態でないときには電気ヒータへの電気の供給
を連続的に行わせる構成のものである場合には、アイド
リング状態における電気ヒータへの電気の供給量を減少
させて、電気ヒータの過熱を防止することができる。
【0039】
【実施例】図1には、本発明のディーゼル機関用パティ
キュレートトラップの一実施例が示されている。
【0040】この例では、ディーゼル機関用パティキュ
レートトラップ71は、ディーゼル機関33の排気管3
5を2つに分岐させ、分岐させた二経路に並列に取付け
られている。すなわち、分岐させた排気管35は、導入
管55a、55bを介してケーシング37a、37bに
接続され、各ケーシング37a、37b内にはパティキ
ュレートを捕捉するためのフィルタ39a、39bがシ
ール材41を介して収容されている。また、ケーシング
37a、37bの、フィルタ39a、39bで濾過され
た排気ガスの出口側には、排出管47a、47bが接続
されている。
【0041】各排出管47a、47b内には、配管63
及び電磁弁59a、59bを介して圧縮空気容器61に
接続された逆洗ノズル49a、49bが、その噴出口を
排気ガスの上流側に向けて開口するように配置されてい
る。また、圧縮空気容器61は、図示しないコンプレッ
サに接続されている。
【0042】逆洗ノズル49a、49bが設けられてい
る箇所よりもさらに下流の排出管47a、47b内に
は、開閉弁57a、57bが配置されている。開閉弁5
7a、57bとしては、例えばディーゼル機関駆動のト
ラックで使用されているエキゾーストブレーキ用バタフ
ライ弁が好適に使用される。なお、この開閉弁57a、
57bは、図示しないエアシリンダの作動により開閉
し、通常の状態においては開放状態となっている。
【0043】フィルタ39a、39bとしては、図4に
示す構造のものが好ましく使用される。このフィルタ3
9は、コーディエライト製の多孔質セラミックスからな
り、板状体の上下方向に貫通する複数の含塵ガス流路4
3と、上下縁部に沿って側方に突出するリブ75とを有
するフィルタ素子73を、それらのリブ75と背面77
とが当接するように複数枚積層し、接合して構成されて
いる。その結果、このフィルタ39は、図中上方から下
方に貫通する複数の含塵ガス流路43と、側方に開口す
る複数の清浄ガス流路45とが通気性のある多孔質材の
濾壁で区画された構造を有している。フィルタ素子73
のリブ75と背面77との接合は、耐熱性の接着剤によ
る接合、パッキンなどを挟み込んでの締め付け、あるい
はフィルタ素子を積層した状態で焼成と同時に一体化さ
せるなどの手段によって行われ、気密性が確保されてい
る。なお、リブ75を設ける代わりに、接着剤自身の厚
みによって、あるいは、同質材からなる帯状のスペーサ
を挟んで隣接するフィルタ素子73間の間隔を確保して
もよい。
【0044】このフィルタ39では、含塵ガス流路43
と清浄ガス流路45とが直交するように形成されるた
め、含塵ガス流路43が上下方向となり、清浄ガス流路
45が横方向になるように配置させれば、清浄ガス流路
45から逆洗ガスを送入して含塵ガス流路43の内壁に
捕捉されたパティキュレートを剥離させたとき、パティ
キュレートを含塵ガス流路43の下方に落下させること
ができる。すなわち、含塵ガスのフィルタへの入口とパ
ティキュレートの落下口とを別々に設けることができ、
パティキュレートを重力に逆らわずに、かつ、排気ガス
の流れに逆らわずに移動させて捕集することができる。
【0045】ただし、フィルタとしては、図5に示した
ハニカム型フィルタや、図7に示した直交流型フィルタ
を用いることもできる。図5に示したハニカム型フィル
タは、含塵ガスのフィルタへの入口とパティキュレート
の取り出し口とが同方向になるので、逆洗によって剥離
させたパティキュレートを排気ガスの流れに逆らって取
り出す必要があるが、濾壁3のほとんど全てを濾過に利
用することができるので、容積当りの有効濾壁面積を大
きくすることができる。
【0046】ケーシング37a、37bの下方には、パ
ティキュレート受け部51a、51bが設けられてい
る。この例ではパティキュレート受け部51a、51b
は、全体として漏斗状をなしており、逆洗によってフィ
ルタ39a、39bから剥離されて落下するパティキュ
レートを底部中央に集積する。
【0047】パティキュレート受け部51a、51bの
底部には、フィルタから移されたパティキュレートに着
火して焼却処理するための電気ヒータ53a、53bが
配置されている。電気ヒータ53a、53bは、ヒータ
リレー81を介してバッテリ83に接続されており、バ
ッテリ83から給電される。この実施例では、電気ヒー
タ53a、53bとして、外径8mm、表面電力密度3.
0W/cm2 、DC24V用のU字形をしたシーズ型電
気ヒータが用いられており、パティキュレートへの着火
を確実にし、かつヒータの耐久性を確保するために、表
面温度が700〜1200℃の範囲となるように制御さ
れている。電気ヒータ53a、53bのシーズ材として
は、パティキュレート中に含まれる硫酸酸性成分に対し
て耐食性を有する金属材料、例えばステンレス310
S、インコネル600を用いるのが好ましい。
【0048】制御ユニット82は、CPU82a、RO
M82b、RAM82c、I/Oインターフェイス82
dを備え、これらがバスライン82eを介して互いに接
続されている。上記I/Oインターフェイス82dの入
力ポートに、ディーゼル機関33に取付けた回転センサ
85、図示しないトランスミッションに取付けた車速セ
ンサ87が接続され、また、I/Oインターフェイス8
2dの出力ポートが駆動回路82fを介して上記ヒータ
リレー81の電磁コイルに接続されている。
【0049】上記ROM82bには、制御プログラム、
及び後述する間欠通電モードが記憶されており、RAM
82cには、回転センサ85、車速センサ87で検出し
たディーゼル機関の回転数データ、車速データが格納さ
れている。CPU82aでは、上記ROM82bに記憶
された制御プログラムに従い、上記電気ヒータ53a、
53bに対する通電時間を設定する。
【0050】回転センサ85によってディーゼル機関の
回転数が検出され、車速センサ87によって車両が停止
状態であるかどうかが検出されるので、制御ユニット8
2は、車両が停止状態でディーゼル機関の回転数が所定
値以下のときにアイドリング状態であると判断すること
ができる。なお、車速センサ87に代えて、負荷センサ
89をディーゼル機関33に取付けて、負荷がゼロのと
きに車両が停止状態であることを検出することもでき
る。
【0051】次に、このパティキュレートトラップによ
り排気ガス中のパティキュレートを捕捉、除去する方法
について述べる。
【0052】ディーゼル機関33から送られてきたパテ
ィキュレートを含む排気ガスは、導入管55a、55b
を経てフィルタ39a、39bの含塵ガス流路43内
に、その上部開口端から流入する。含塵ガス流路43内
に流入した排気ガスはフィルタ39a、39bの濾壁を
通過して清浄ガス流路45内に入り、排出管47a、4
7bを経て排出される。このとき、排気ガス中のパティ
キュレートは、フィルタ39a、39bの濾壁を通過で
きず、含塵ガス流路43の濾壁面に付着するため、排出
管47a、47bからはパティキュレートが除かれた清
浄ガスが排出される。このような集塵操作を所定時間行
い、含塵ガス流路43の濾壁面に所定量のパティキュレ
ートを付着、堆積させた後、短時間の逆洗再生を行う。
【0053】逆洗操作を行う場合には、まず、開放状態
となっている開閉弁57aまたは57bを閉じ、それか
ら0.05〜3秒、好ましくは0.05〜0.5秒後
に、電磁弁59aまたは59bを0.02〜2秒、好ま
しくは0.02〜0.1秒間開放して、逆洗ノズル49
aまたは49bから圧縮空気を噴出させる。噴射された
圧縮空気は、パルス流となってフィルタ39aまたは3
9bの清浄ガス流路45から濾壁を通過して含塵ガス流
路43へと、パティキュレート捕集操作時とは逆の方向
へ流れ、含塵ガス流路43の濾壁面に付着、堆積したパ
ティキュレートを剥離する。このようにして剥離された
パティキュレートの一部は含塵ガス流路43内に浮遊す
るが、パティキュレートの大部分はケーシング37aま
たは37bの下方に設けられたパティキュレート受け部
51aまたは51bへ落下し、電気ヒータ53aまたは
53bの上に堆積する。
【0054】圧縮空気の噴出が終了した後、0.05〜
3秒、好ましくは0.05〜0.5秒後に、再び開閉弁
57aまたは57bが開放され、ディーゼル機関33か
ら送られた排気ガスは、フィルタ39a、39b及び排
出管47a、47bの双方を経由して系外へ排出される
ようになる。
【0055】なお、この実施例では、排気管35を2つ
に分岐させて、二系統のパティキュレートトラップを設
置しているので、上記逆洗操作は、2つのフィルタ39
a、39bに対して交互に、所定時間ずつずらして行わ
せる。すなわち、あるシステムについて逆洗を行ってい
る間ディーゼル機関からの排気ガスや吹き込まれた圧縮
気体が、逆洗を行っていない他のシステムを経由して排
出されるようにする。このようにすれば、逆洗時にもわ
ずかな背圧上昇しか生ぜず、ディーゼル機関に対する背
圧の負担を小さくすることができる。
【0056】これら一連の逆洗操作は、フィルタ39
a、39bによりパティキュレートを所定時間捕捉した
後に再開され、以後このような逆洗再生サイクルを、デ
ィーゼル機関の運転期間中断続的に行う。なお、例えば
電磁弁59a、59bの開放時間など、逆洗を行う際の
それぞれの時間は、フィルタ39a、39bの通気圧損
が長期に亙って一定レベル以下に維持されるように、個
々のケースによって調整される。また、一連の逆洗操作
は、通気圧損を検知するセンサの信号に基づくコンピュ
ータ制御などによって、自動的に行われるようにするこ
とがより好ましい。
【0057】次に、パティキュレートを電気ヒータ53
a、53b上に堆積させた状態で、電気ヒータ53a、
53bに、例えば100〜400Wの電力を供給してパ
ティキュレートに着火し、これを焼却する。なお、この
ときに、例えば圧縮空気容器61から燃焼用の空気をパ
ティキュレート受け部51a、51bに送ってパティキ
ュレートの焼却を促進するようにしてもよい。
【0058】このようなパティキュレートの焼却処理
を、ディーゼル機関33がアイドリング状態の場合に連
続的に行うと、アイドリング状態では排気ガス中の酸素
濃度が高くなるため、パティキュレート受け部51a、
51bにたまっているパティキュレートが急激に燃焼さ
れるとともに、通電による電気ヒータ53自身の発熱も
加わって、電気ヒータ53の温度が急速に上昇し、過熱
されて断線することがある。
【0059】このため、制御ユニット82は、回転セン
サ85及び車速センサ87で検出されたデータに基づい
て、前述したようにディーゼル機関33がアイドリング
状態にあることを判断し、アイドリング状態のときには
バッテリ83から電気ヒータ53a、53bへの電気の
供給が断続的に行われるように制御して、ヒータ53
a、53bが過熱されるのを防止する。
【0060】なお、車両が停止状態であっても、ディー
ゼル機関の回転数が所定値以上の場合、例えば暖気運転
などの場合には、アイドリング状態とは判断せず、電気
ヒータ53a、53bへの電気の供給を連続的に行うよ
うにする。すなわち、そのような場合には、ディーゼル
機関に何らかの負荷がかかっていることを意味し、排気
ガス中の酸素濃度がそれほど高くないことが予想される
からである。
【0061】上記制御ユニット82における制御動作の
一例を図6のフローチャートに従って説明する。
【0062】まず、ステップ101(以下、S101と
略す)で車速センサ87で検出した車速がゼロかどうか
を判断し、車速がゼロの場合、S102へ進み、車速が
ゼロでない場合、そのままルーチンを抜ける。
【0063】S102では、回転センサ85で検出した
ディーゼル機関回転数と、予め設定したアイドル判定用
ディーゼル機関回転数Riとを比較し、ディーゼル機関
回転数≦Riの場合、アイドル状態と判断してS103
へ進み、また、ディーゼル機関回転数>Riの場合、ア
イドル解除状態と判断してS104へ進む。
【0064】そして、S103へ進むと、間欠通電モー
ドを選択し、S104へ進むと、連続通電モードを選択
し、S105で、上記S103あるいはS104で選択
した通電モードに対応する制御信号を、駆動回路82f
を介して、ヒータリレー81の電磁コイルへ出力し、ル
ーチンを抜ける。
【0065】図2に示すように、車速がゼロの際の通電
モード域は、アイドル判定用ディーゼル機関回転数Ri
を境に、連続通電モード域(A)と、間欠通電モード域
(B)とに分けられており、アイドリング状態にない場
合には図3に示すように所定ヒータ電圧が連続的に供給
されるが、停車中であってディーゼル機関の回転数がア
イドル判定用ディーゼル機関回転数Ri以下となった場
合に選択する間欠通電モード(B)は、Ta、Tbの時
間間隔で停電と通電が繰り返され、電気が断続的に供給
される。Ta、Tbの時間間隔は、通常30秒〜6分程
度に設定されるが、ディーゼル機関の運転条件に合わせ
てROM82b中に設定することができ、TaとTbと
が同一となるようにしても異なるように設定してもよ
い。なお、連続通電時にはヒータ53a、53bの表面
温度が550〜700℃の適切な温度となるように10
0〜400Wの電力を供給する。また、この実施例で
は、停電→通電の順となるように制御されているが、通
電→停電の順になるように制御してもよい。
【0066】このように、本発明では、ディーゼル機関
の運転モードに応じて電気ヒータに対する電気の供給が
連続的または断続的に行われるように制御することによ
り、電気ヒータの表面温度を適温に保って断線を防ぎ、
パティキュレートの焼却処理を安定的、かつ継続的に行
うことができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディーゼ
ル機関用パティキュレートトラップによれば、アイドリ
ング状態検出手段によって検出されたデータから、ディ
ーゼル機関がアイドリング状態にあるか否かを判断し、
その結果によって電気ヒータへの電気の供給を制御する
ようにしたので、アイドリング時に酸素濃度の高い排気
ガスが流入し、パティキュレートの燃焼が盛んに行われ
ても、通電による電気ヒータ自身の発熱を低減させて、
電気ヒータの過熱を防止することができる。したがっ
て、電気ヒータの過熱による断線を防止し、パティキュ
レートの焼却処理を安定的、かつ継続的に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップの一実施例を示す概略側面図。
【図2】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップの通電モード域を示す説明図。
【図3】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップにおける電気ヒータへの連続及び間欠の給電の例
を示すチャート。
【図4】図1に示す装置において好ましく用いられるフ
ィルタの例を示す斜視図。
【図5】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップで用い得るフィルタの他の例を示す斜視図。
【図6】電気ヒータへの電力供給の制御手順を示すフロ
ーチャート。
【図7】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップで用い得るフィルタの更に他の例を示す斜視図。
【図8】従来のディーゼル機関用パティキュレートトラ
ップの一例を示す概略側面図。
【符号の説明】
1、39、39a、39b:フィルタ 33:ディーゼル機関 35a、35b:排気管 37a、37b:ケーシング 41:シール材 43:含塵ガス流路 45:清浄ガス流路 47a、47b:排出管 49a、49b:逆洗ノズル 51a、51b:パティキュレート受け部 53a、53b:電気ヒータ 55a、55b:導入管 57a、57b:開閉弁 59a、59b:電磁弁 61:圧縮空気容器 63:配管 71:パティキュレートトラップ 82:制御ユニット 83:バッテリ 85:回転センサ 87:車速センサ 89:負荷センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】濾壁で区画された含塵ガス流路と清浄ガス
    流路とを有するフィルタと、前記含塵ガス流路にパティ
    キュレートを含むディーゼル機関の排気ガスを導入する
    導入管と、前記清浄ガス流路から流出する清浄ガスを排
    出する排出管と、前記清浄ガス流路から前記含塵ガス流
    路へと逆方向に流れるガス流を間欠的に発生させる逆洗
    手段と、逆洗によって前記フィルタの濾壁から払い落と
    されるパティキュレートを受けるように配置され、底部
    に電気ヒータを有するパティキュレート受け部とが設け
    られたディーゼル機関用パティキュレートトラップにお
    いて、エンジンのアイドリング状態を検出するアイドリ
    ング状態検出手段と、このアイドリング状態検出手段か
    らの信号に応じて前記電気ヒータへの電気の供給を制御
    する制御手段とを設けたことを特徴とするディーゼル機
    関用パティキュレートトラップ。
  2. 【請求項2】前記アイドリング状態検出手段が、ディー
    ゼル機関の回転センサと車速センサとの組合せ、または
    ディーゼル機関の回転センサと負荷センサとの組合せか
    らなる請求項1に記載のディーゼル機関用パティキュレ
    ートトラップ。
  3. 【請求項3】前記制御手段が、前記アイドリング状態検
    出手段からの信号がアイドリング状態にあるときには前
    記電気ヒータへの電気の供給を断続的に行わせ、アイド
    リング状態にないときには前記電気ヒータへの電気の供
    給を連続的に行わせるものである請求項1または2に記
    載のディーゼル機関用パティキュレートトラップ。
JP3350294A 1991-12-09 1991-12-09 ディーゼル機関用パティキュレートトラップ Withdrawn JPH05163931A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018048642A (ja) * 2013-04-15 2018-03-29 ハルドール・トプサー・アクチエゼルスカベット エンジン排気ガスから微粒子物質の煤、灰及び重金属を除去するための方法及びシステム

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Effective date: 19990311