JP3087397B2 - ディーゼル機関用パティキュレートトラップ - Google Patents

ディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Info

Publication number
JP3087397B2
JP3087397B2 JP03318462A JP31846291A JP3087397B2 JP 3087397 B2 JP3087397 B2 JP 3087397B2 JP 03318462 A JP03318462 A JP 03318462A JP 31846291 A JP31846291 A JP 31846291A JP 3087397 B2 JP3087397 B2 JP 3087397B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire mesh
particulates
filter
diesel engine
gas flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03318462A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05133216A (ja
Inventor
和彦 竹佐
智 江波戸
太郎 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP03318462A priority Critical patent/JP3087397B2/ja
Publication of JPH05133216A publication Critical patent/JPH05133216A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3087397B2 publication Critical patent/JP3087397B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/02Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust
    • F01N3/021Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters
    • F01N3/023Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles
    • F01N3/0233Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for cooling, or for removing solid constituents of, exhaust by means of filters using means for regenerating the filters, e.g. by burning trapped particles periodically cleaning filter by blowing a gas through the filter in a direction opposite to exhaust flow, e.g. exposing filter to engine air intake
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関の排気
ガス中に含まれる、炭素を主成分とし、硫化物、酸化
鉄、未燃炭化水素の凝縮物等を含む微粒子(以下、総称
してパティキュレートと呼ぶ)を捕捉して除去するため
のディーゼル機関用パティキュレートトラップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル機関から排出される排気ガス
には、炭素を主成分とするパティキュレートが多く含ま
れており、ガソリン機関からの排気ガスに比べて窒素酸
化物(NOx)の排出レベルが高いという問題がある。
【0003】NOxについては、ディーゼル機関の排気
ガス中の残留酸素濃度が高いため、ガソリン機関の排気
ガス処理に用いられている三元触媒が転用できず、ディ
ーゼル機関独自の排気ガス処理技術が必要とされ、触媒
を開発する努力がなされているが、未だ実用的な目途を
得るまでには至っていない。
【0004】一方、噴射時期の調整を始めとする比較的
実用性の高いNOx低減対策を採用する場合には、NO
xを低減できる反面、パティキュレートの排出が増加す
る傾向にある。このため、NOx低減対策とパティキュ
レート除去対策とを組合せた総合的な排気ガス処理対策
が検討されている。
【0005】そして、パティキュレート除去対策とし
て、すでに各種のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップが開発、提案されている。
【0006】例えば、特開昭57ー35918号には、図6、図
7に示すようなセラミックス製のハニカム型フィルタが
開示されている。
【0007】このフィルタ1は、隔壁3で区画された互
いに平行な複数のセル5を有するいわゆるハニカム構造
をなし、特に図6に示すように、一方の端面Aにおいて
は約半分のセル5aの端面の開口がシール材7によって
市松模様状に交互に塞がれ、他方の端面Bにおいては、
端面Aにおいて塞がれるセル5aは開口し、端面Aにお
いて開口しているセル5bが同じくシール材9によって
塞がれた構造をなしている。
【0008】このフィルタ1の一方の端面Bからディー
ゼル機関の排気ガスを導入すると、図7に示すように、
排気ガスは含塵ガス流路であるセル5a内に導入されて
通気性のある隔壁3を通過し、その際に含塵ガス中に含
まれているパティキュレートがセル5aの隔壁面に捕捉
され、パティキュレートが除去された清浄な排気ガスと
なって清浄ガス流路であるセル5bを通って他方の端面
Aより流出する。
【0009】また、特開昭56ー124417 号には、図8に示
すようなセラミックス製のフィルタが開示されている。
このフィルタ11は、全体として直方体の外形を有し、
相互に平行な複数枚の長方形状の板状体13、15と、
リブ17、21、スペーサ19、23とから構成されて
いる。これらの板状体13、15と、リブ17、21、
スペーサ19、23は、いずれもフィルタ機能を有する
通気性の多孔質セラミックスからなっている。
【0010】板状体13はフィルタ11の上面と下面と
を形成し、板状体15は上下面の板状体13の間に複数
枚平行に配置されている。板状体13、15の間には、
フィルタ11の長手方向に走るリブ17、スペーサ19
と、上記と直交する方向に走るリブ21、スペーサ23
とが交互に配置され、隣接する板状体13、15を互い
に連結している。リブ17は、板状体13、15の間の
長手方向に沿った両側面を形成し、スペーサ19は、リ
ブ17の間を複数に区画して長手方向に沿ったガス流路
25を形成している。同様に、リブ21は、板状体1
3、15の間の上記と直交する方向に沿った両側面を形
成し、スペーサ23は、リブ21の間を複数に区画して
その方向に沿ったガス流路27を形成している。
【0011】したがって、フィルタ11は、長手方向に
沿って走る複数のガス流路25と、それと直交する方向
に沿って走る複数のガス流路27とを有し、これらのガ
ス流路25、27が板状体15を介して上下に交互に形
成された構造をなしている。なお、ガス流路25、27
の両端は、フィルタ11の対向する端面でいずれも開口
している。
【0012】このフィルタ11においては、ガス流路2
5の開口する2つの端面のうち一方の端面を直接又は間
接的に閉塞しておき、他方の開口している端面からディ
ーゼル機関の排気ガスを導入するか、あるいは、ガス流
路25の2つの開口する両端面から同時にディーゼル機
関の排気ガスを導入すると、排気ガスが板状体15を通
過してガス流路27へ流出する際に、板状体15がフィ
ルタ面となってパティキュレートがガス流路25の内面
に捕捉される。パティキュレートが除去された清浄な排
気ガスは、ガス流路27を経て系外へ排出される。
【0013】ところが、上記のようなフィルタを用いた
パティキュレートトラップにおいては、捕捉されたパテ
ィキュレートがフィルタの濾過面に堆積し、運転時間の
経過とともにフィルタが目詰まりを起こし、排気ガスの
通気圧損が増大してエンジンの出力が低下する。
【0014】このため、パティキュレートによって目詰
まりしたフィルタを再生する方法が種々提案されてお
り、例えば実開昭62-35849号には、フィルタの排気ガス
入口上流側にバーナを設け、このバーナからの高温燃焼
ガスによってフィルタの濾過面上に堆積しているパティ
キュレートに着火し、燃焼させて焼却するようにしたパ
ティキュレートトラップが開示されている。
【0015】また、特開昭56-92318号には、排気ガス流
路を2系統に分割して、それぞれの流路にパティキュレ
ートトラップを配置し、パティキュレートトラップのフ
ィルタの再生を交互に行なう方式が提案されている。こ
の場合、フィルタの再生は上記と同様に、フィルタの濾
過面上で直接パティキュレートに着火し、燃焼させて焼
却する方法が採用されている。
【0016】しかしながら、上記のように、捕捉された
パティキュレートをフィルタ上で焼却する従来の装置で
は、パティキュレートの燃焼熱によってフィルタが溶損
したり、フィルタ内部の温度分布や熱衝撃に起因する熱
応力によってフィルタに亀裂が発生するという問題点が
あった。
【0017】また、ディーゼル機関の排気ガス中には、
無視できない量の不燃成分(例えば灰分の他、ディーゼ
ル機関や配管から出る鉄分等)が含有されており、これ
らの不燃成分は、焼却によって除去できないので、フィ
ルタ上に蓄積され、長期間の運転によってフィルタの通
気圧損が増大するという問題もあった。
【0018】このような問題を解決するために、本出願
人は、更に図9に示すようなディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップをすでに提案している。
【0019】このディーゼル機関用パティキュレートト
ラップ31は、ディーゼル機関からの排気管33の途中
に取り付けられており、この排気管33に導入管57を
介して連接されたケーシング35の中には、パティキュ
レートを捕捉するためのフィルタ37がシール材38を
介して固定され、収容されている。
【0020】フィルタ37は、図10及び図11に示す
ように、多孔質材からなるフィルタ素子43を所定数組
み合わせて構成されている。フィルタ素子43は全体と
して板状をなしており、上方から下方に貫通する複数の
含塵ガス流路39が形成されている。フィルタ素子43
の上方及び下方にはフィルタ素子43の厚さ方向に延出
するリブ41が形成されており、このリブ41が隣接す
るフィルタ素子43の背面45に当接するように、複数
枚のフィルタ素子43が積層されてフィルタ37が構成
されている。
【0021】このようにして構成されたフィルタ37に
は、図11に示すように、上方から下方に貫通する複数
の含塵ガス流路39と、側方に開口する複数の清浄ガス
流路47とが通気性のある多孔質材の隔壁で区画されて
形成されている。
【0022】一方、図9に示すように、ケーシング35
の清浄ガス流路が開口する側には、清浄ガスの排出管4
9が接続され、さらに排出管49には、排気ガスの上流
側に向けて開口する圧縮気体噴射用の逆洗ノズル51が
設けられている。この逆洗ノズル51は、圧縮空気容器
65に配管67及び電磁弁63を介して接続されてい
る。また、排出管49内の逆洗ノズル51よりも下流側
には、開閉弁61が配設されている。この開閉弁61
は、圧縮空気容器65に配管67及び電磁弁63を介し
て接続されたエアシリンダ70により開閉動作するよう
になっている。
【0023】ケーシング35の下部にはパティキュレー
ト受け部53が配置されており、このパティキュレート
受け部53に移されたパティキュレートに着火し、焼却
するための電気ヒータ55が設けられている。
【0024】ディーゼル機関からの排気ガスは、導入管
57、ケーシング上部チャンバ59を経てフィルタ37
の含塵ガス流路39内に、その上部開口端から導入され
る。排気ガスの大部分はフィルタの隔壁を通過して清浄
ガス流路47内に入り、さらに、排出管49を経て排出
される。このとき、排気ガス中のパティキュレートは、
隔壁を通過できず、含塵ガス流路39の内壁面に付着し
堆積する。こうした集塵操作を所定時間行なった後、短
時間の逆洗を行う。
【0025】逆洗操作を行なう場合には、まず開閉弁6
1を閉じ、0〜1秒の後に電磁弁63を開いて圧縮空気
容器65に貯めてある圧縮空気を配管67を経て逆洗ノ
ズル51から、例えば0.1〜1秒間噴射する。噴射さ
れた圧縮気体は、パルス流となってフィルタ37の清浄
ガス流路47から隔壁を通過して含塵ガス流路39へ
と、パティキュレート捕集操作時とは逆の方向へ流れ
る。
【0026】圧縮気体を逆方向に噴射して逆洗操作を行
なうと、フィルタ37の含塵ガス流路39の内面に付
着、堆積していたパティキュレートがフィルタ37の濾
壁面から剥離する。剥離したパティキュレートの大部分
は、ケーシング35の底部に設けられたパティキュレー
ト受け部53へ落下する。
【0027】このようにして、集塵操作においてフィル
タ37の含塵ガス流路39内に捕捉されたパティキュレ
ートは、逆洗操作によってパティキュレート受け部53
へ集められ、電気ヒータ55によって着火、焼却され
る。
【0028】上記のように、パティキュレートの捕捉、
逆洗操作、パティキュレートの焼却を順次行なうことに
より、ディーゼル機関の排気ガス中のパティキュレート
を長期間連続して捕捉、処理することができる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ディーゼル機関用パティキュレートトラップでは、逆洗
操作によって払い落とされたパティキュレートが、パテ
ィキュレート受け部の底に配置された電気ヒータによっ
て確実に着火、焼却されないという問題があった。即
ち、多量のパティキュレートが電気ヒータの周囲に堆積
した場合、ヒータからの放熱が妨げられてパティキュレ
ートを効率よく焼却することができないばかりでなく、
パティキュレートの燃焼発熱によって局所的に異常加熱
されることがある。
【0030】このように電気ヒータが局所的に異常加熱
されると、ヒータの耐久性が低下するばかりでなく、短
時間で断線するおそれもある。電気ヒータの断線が起こ
ると、焼却されずにパティキュレート受け部に残留する
パティキュレートの量が異常に増加し、逆洗によるフィ
ルタの再生、すなわちパティキュレートの払い落しがで
きなくなってしまい、最後にはフィルタが完全に目詰ま
りして、ディーゼル機関の運転が継続出来なくなってし
まう。
【0031】したがって、本発明の目的は、パティキュ
レート受け部においてパティキュレートへの着火及びパ
ティキュレートの焼却を安定的、かつ継続的に行え、電
気ヒータの耐久性を確保することができるディーゼル機
関用パティキュレートトラップを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のディーゼル機関用パティキュレートトラッ
プは、ディーゼル機関の排気通路に、濾壁で区画された
含塵ガス流路と清浄ガス流路とを有するフィルタと、前
記含塵ガス流路に含塵ガスを導入する導入管と、前記清
浄ガス流路から流出する清浄ガスを排出する排出管と、
前記清浄ガス流路から前記含塵ガス流路へと逆方向に流
れるガス流を間欠的に発生させる逆洗手段と、逆洗によ
って前記フィルタの濾壁から払い落とされるパティキュ
レートを受けるように配置され、底部に電気ヒータを有
するパティキュレート受け部とが設けられ、前記電気ヒ
ータの上方近傍に金網又は多孔板を一枚以上配置したこ
とを特徴とする。
【0033】本発明のディーゼル機関用パティキュレー
トトラップの好ましい態様においては、前記金網又は多
孔板の面上に円筒ころ状もしくは球状の固体が載置され
る。このような固体を金網又は多孔板の面上に載置した
場合には、車両の加減速による慣性力やカーブを曲がる
ときの遠心力などによって固体が金網又は多孔板の面上
の様々な位置へ移動し、金網等の面上に堆積したパティ
キュレートを攪乱して平均的に電気ヒータの上に落とす
ことができる。
【0034】また、本発明のディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップの別の好ましい態様においては、前記
金網又は多孔板の上方に、前記金網又は多孔板の直上を
振り子様に運動するように懸架された固体が設けられて
いる。この懸架された固体を設けた場合には、前記金網
又は多孔板の直上で重りが振り子様に運動する結果、金
網等の面上に堆積したパティキュレートを攪乱して平均
的に電気ヒータの上に落とすことができる。
【0035】更に、本発明のディーゼル機関用パティキ
ュレートトラップの更に別の好ましい態様においては、
前記金網又は多孔板の近傍に、前記金網又は多孔板を加
振する空気圧駆動又は電気駆動による加振手段が配置さ
れる。このような手段を配置すれば、車両が停止状態に
ある場合にも金網又は多孔板の面上に堆積したパティキ
ュレートを攪乱して平均的に電気ヒータの上に落下させ
ることができる。
【0036】
【作用】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップでは、逆洗によってフィルタの濾壁から払い落と
されたパティキュレートが、パティキュレート受け部の
底に設けられた電気ヒータ上に直接落下し堆積するので
はなく、一旦、パティキュレートが金網もしくは多孔板
で受け止められ、その後、金網もしくは多孔板のふるい
作用によって電気ヒータ上に落下するため、パティキュ
レートが金網もしくは多孔板上に不均一に堆積しても、
電気ヒータに対して均一に振り落すことができる。
【0037】また、金網もしくは多孔板にはバッファー
効果があるので、排気ガス中のパティキュレート量に時
間的な増減があっても、電気ヒータに対しては時間的に
均された量のパティキュレートを供給することができ
る。
【0038】なお、車載用のパティキュレートトラップ
では最大加速度10G程度の振動があるため、特に加振
手段なしでも上記ふるい落し作用を期待できるが、金網
もしくは多孔板上に円筒ころ状もしくは球状の固体を載
せると、これが車両の動きによりランダムに転がるの
で、金網もしくは多孔板上に一時堆積したパティキュレ
ートを攪乱し、上記ふるい落し作用を促進することがで
きる。
【0039】また、金網又は多孔板の上方に、金網又は
多孔板の直上を振り子様に運動するように懸架された固
体を設け、この懸架された固体の共振周波数を車両振動
の主な周波数域に合致させると固体が激しく運動し、上
記ふるい落し作用をさらに促進することができる。
【0040】更に、金網又は多孔板を加振する空気圧駆
動又は電気駆動による加振手段を配置すれば、振動のほ
とんどない定置用パティキュレートトラップにおいて
も、金網又は多孔板に適度な振動を加えて上記ふるい落
し作用を確保することができる。
【0041】
【実施例】図1には、本発明のディーゼル機関用パティ
キュレートトラップの一実施例が示されている。
【0042】このディーゼル機関用パティキュレートト
ラップ71は、ディーゼル機関からの排気ガスを排出す
る排気管に取り付けられている。すなわち、排気管に導
入管57を介して接続されたケーシング35中には、パ
ティキュレートを捕捉するためのフィルタ37がシール
材38を介して収容されており、排気ガスはフィルタ3
7を通過した後、フィルタ37の清浄ガス流路側に接続
された排出管49より排出される。
【0043】排出管49には、圧縮空気容器65から配
管67及び電磁弁63を経て接続されている逆洗ノズル
51が排気ガスの上流側に向けて開口するように配置さ
れている。圧縮空気容器65は、上記とは別の配管67
を経て図示しないコンプレッサに接続されている。
【0044】フィルタ37はコーディエライト製のもの
であり、例えば図10、11に示したように、多孔質材
からなるフィルタ素子43を、リブ41と背面45とを
当接させて複数枚積層、接合して構成されており、図中
上方から下方に貫通する複数の含塵ガス流路39と、側
方に開口する複数の清浄ガス流路47とが通気性のある
多孔質材の隔壁で区画されて形成されている。フィルタ
素子43のリブ41と背面45との接合は、耐熱性の接
着剤による接合、パッキンなどを挟み込んでの締め付
け、あるいはフィルタ素子を積層した状態で焼成と同時
に一体化させるなどの手段によって行なわれ、気密性が
確保されている。なお、リブ41を設ける代わりに、接
着剤自身の厚みによって、あるいは、同材質からなる帯
状のスペーサを挟んで隣接するフィルタ素子43間の間
隔を確保したものでもよい。
【0045】ケーシング35の下部にはパティキュレー
ト受け部53が設けられている。そして、パティキュレ
ート受け部53の下方には、図1と図2に示すように、
金網73が設置されている。なお、この実施例では金網
73を用いているが、金網の代わりに金属、セラミック
ス等の多孔板を用いてもよい。
【0046】金網73は、この実施例では、ステンレス
鋼製のものが使用されている。金網73の目開きは10
0〜5.5メッシュ、好ましくは70〜7.5メッシュ
とするのが良く、100メッシュより目の細かいものを
用いると目づまりを起こし、5.5メッシュより目の粗
いものを用いると、バッファー作用がなくなりパティキ
ュレートの大部分が単に金網73を通過するだけとな
る。また、金網を複数枚重ねて配置するとさらに効果的
で、とくに上層に目の粗い金網を配置し、下層に目の細
かいものを配置すると非常に効果的である。
【0047】金網73は、パティキュレートをより均一
に分散させるため、電気ヒータ55の上方に10mm以上
の距離を確保して設置することが望ましい。また、金網
73を複数枚重ねて設置する場合は、最下層の金網を上
記位置とし、さらにはそれぞれの金網の間隔を5mm以上
確保することが好ましい。
【0048】金網73の下方にはパティキュレートに着
火し、焼却するための電気ヒータ55が配置されてい
る。この実施例では、電気ヒータ55として、外径6.
5mm、表面電力密度3.0W/cm2 、電源DC24V のU
字形をしたシーズ型電気ヒータが用いられており、パテ
ィキュレートへの着火を確実にし、かつヒータの耐久性
を確保するために、表面温度が550〜700℃の範囲
となるように設定されている。なお。電気ヒータ55の
シーズ材質としては、パティキュレート中に含まれる硫
酸酸性成分に対して耐食性を有する耐熱合金、例えばJ
ISのNCF600やNCF800を用いるとよい。
【0049】また、パティキュレート受け部53内に
は、配管67により圧縮空気容器65に接続された燃焼
用空気供給ノズル75が配置されており、排気ガス中の
残留酸素濃度が低い場合にもパティキュレートの燃焼が
確実に行われるようになっている。なお、エンジンの運
転状況、エンジンの型式等により、排気ガス中の残留酸
素濃度が比較的高い場合には、この燃焼空気供給ノズル
75からの空気の供給は必ずしも必要ではない。
【0050】一方、逆洗ノズル51が設けられている箇
所よりもさらに下流の排出管49内には、開閉弁61が
配置されている。開閉弁61としては、例えばディーゼ
ル機関駆動のトラックで使用されているエキゾーストブ
レーキ用バタフライ弁が好適である。なお、この開閉弁
61は、圧縮空気容器65に配管67、電磁弁68を介
して接続されたエアシリンダ70によって作動する。
【0051】次に、このパティキュレートトラップによ
り排気ガス中のパティキュレートを捕捉、除去する方法
について述べる。
【0052】ディーゼル機関からの排気ガスは、導入管
57、ケーシング上部チャンバ59を経てフィルタ37
の含塵ガス流路39内に、その上部開口端から流入す
る。含塵ガス流路39内に流入した排気ガスはフィルタ
37の隔壁を通過して清浄ガス流路47内に入り、排出
管49を経て排出される。このとき、排気ガス中のパテ
ィキュレートは、フィルタ37の隔壁を通過できず、含
塵ガス流路39の内壁面に付着するため、排出管49か
らはパティキュレートが除かれた清浄ガスが排出され
る。このような集塵操作を所定時間行ない、含塵ガス流
路39の内壁面に所定量のパティキュレートを付着、堆
積させた後、短時間の逆洗再生を行う。
【0053】逆洗操作を行なう場合には、まず、開放状
態となっている開閉弁61を閉じ、それからt1 秒後
に、電磁弁63をt2 秒間開放して、逆洗ノズル51か
ら圧縮空気をt2 秒間噴出させる。噴射された圧縮空気
は、パルス流となってフィルタ37の清浄ガス流路47
から隔壁を通過して含塵ガス流路39へと、パティキュ
レート捕集操作時とは逆の方向へ流れ、含塵ガス流路3
9の内壁面に付着、堆積したパティキュレートを剥離す
る。このようにして剥離されたパティキュレートの一部
は含塵ガス流路39内に浮遊するが、パティキュレート
の大部分はケーシング35の底部に設けられたパティキ
ュレート受け部53へ落下する。
【0054】圧縮空気の噴出が終了した後、t3 秒後に
再び開閉弁61が開放され、ディーゼル機関からの排気
ガスは、フィルタ37及び排出管49を経由して系外へ
排出される。
【0055】なお、通常は図1のようなシステムを排気
管に対して、その排気ガス量に合わせて複数台並列に設
置し、各システムの逆洗時期をずらしておくことによ
り、あるシステムについて逆洗を行なう場合に、エンジ
ンからの排気ガスや吹き込まれた圧縮気体が、逆洗を行
なっていない他のシステムを経由して排出されるように
している。このようにすれば、逆洗時においてもわずか
な背圧上昇しか生ぜず、エンジンに対する負担を少なく
することができる。
【0056】これら一連の逆洗操作は、t4 秒後に再開
され、以後このような逆洗再生サイクルを、ディーゼル
機関の運転期間中継続的に行なう。
【0057】上記において、t1 〜t4 の時間について
は、フィルタ37の圧力損失が長期に亙って一定レベル
以下に維持されるように、個々のケースによって調整さ
れるが、一連の逆洗操作は、通気圧損を検知するセンサ
の信号に基づくコンピュータ制御などによって自動的に
行なわれるようにすることが好ましい。なお、通常、t
1 は0.05〜3秒、好ましくは0.05〜0.5 秒、t2 は0.02
〜2秒、好ましくは0.02〜0.1 秒、またt3 は0.05〜3
秒、好ましくは0.05〜0.5 秒程度とされる。
【0058】上記逆洗操作によってパティキュレート受
け部53へ集められたパティキュレートは、パティキュ
レート受け部53中に設置された金網73上に堆積す
る。金網73上に堆積したパティキュレートは、車両の
振動に伴うふるい落し作用によって金網73の網目から
適量ずつ落下して、電気ヒータ55の上に均一に堆積す
る。このように、電気ヒータの上方に金網73を張設す
ることにより、パティキュレートが金網73上に不均一
に落下しても、電気ヒータ55に対して均一に振り落す
ことができる。
【0059】また、逆洗によって剥離されたパティキュ
レートは、一旦、金網73上に堆積した後、電気ヒータ
55上に落下するため、排気ガス中のパティキュレート
の量に時間的な増減があっても、電気ヒータに対しては
時間的に均された量のパティキュレートを供給すること
ができる。
【0060】次に、パティキュレートを電気ヒータ55
上に均一に堆積させた状態で、電気ヒータ55に100
〜400W の電力を供給してパティキュレートに着火
し、これを焼却する。このとき、燃焼用空気供給ノズル
75からは、圧縮空気容器65に貯めてある加圧空気の
一部を、0.4〜4kg/h、好ましくは0.8〜2kg/hで
パティキュレート焼却部に連続的あるいは断続的に供給
する。
【0061】このように、本発明では、パティキュレー
トを電気ヒータ55上に均一に堆積させた状態でパティ
キュレートへの着火及びパティキュレートの焼却を行な
うので、電気ヒータが局所的に異常加熱されるのを防止
してヒータの耐久性を確保することができる。また、不
均一に堆積したパティキュレートによってヒータからの
放熱が妨げられることがなくなり、パティキュレートを
安定して焼却することができる。
【0062】図3には、本発明のディーゼル機関用パテ
ィキュレートトラップの他の実施例が示されている。
【0063】この実施例では、パティキュレート受け部
53の下方に設置された金網73の上に、直径3〜20
mmのセラミックスボール77が複数個、例えば5つ載置
されている。なお、この実施例では、軽量であるととも
に耐食性や耐摩耗性に優れるセラミックスボールを用い
ているが、ボールの材質は金属であってもよい。ただ
し、金属製のボールを用いる場合には、軽量のものであ
ることが好ましい。軽量のボールであれば転がり抵抗が
少なく、より自在に動き回ることができ、金網73にか
かる強度的負担が少なくなるからである。
【0064】セラミックスボール77は、車両の加減速
による慣性力やカーブを曲がるときの遠心力などによっ
て金網73上の様々な位置へ移動し、その際、金網73
上に堆積したパティキュレートを攪乱する。これによっ
て、金網73のふるい作用を促進することができる。
【0065】図4には、本発明のディーゼル機関用パテ
ィキュレートトラップのさらに他の実施例が示されてい
る。
【0066】即ち、金網73の上方に、金網73上に堆
積したパティキュレートを攪乱するための懸架固体79
が設けられている。この懸架固体79は、直径20mmの
ステンレス鋼製ボール81をバネ定数300N/m のコイ
ルバネ83及び支持金具85で懸架し、ボール81が金
網73の直上に位置するようにしたものである。懸架固
体79の固有振動数は、パティキュレートトラップ31
を搭載する車両に生ずる振動の中心的な振動数にあわせ
て設定されており、この実施例では15Hzとなってい
る。なお、通常は5〜30Hzに設定するのが好ましい。
【0067】このようにして懸架固体79の固有振動数
を設定すると、車両からの加振力によって金網73の直
上に配置されたボール81が激しく共振し、金網73上
に堆積したパティキュレートを攪乱することができる。
【0068】図5には、本発明のディーゼル機関用パテ
ィキュレートトラップのさらに他の実施例が示されてい
る。
【0069】金網73の上方には、モータ93から延出
する攪拌棒91が金網73と平行に設置されている。こ
の攪拌棒91は、その中央部が凸状に屈曲しており、モ
ータ93の駆動により図5中矢印で示す方向に回転し、
凸状に屈曲した箇所が金網73に最接近したときに金網
73の直上に位置するようになっている。これととも
に、金網73の斜め下方には、加振手段87が配置さ
れ、この加振手段87から延出する連結棒89の先端部
が金網73に連結されている。連結棒89は、加振手段
87によって図中矢印で示す方向に金網73を振動させ
る。
【0070】金網73上に所定量のパティキュレートを
堆積させた後、モータ93及び加振手段87を駆動させ
て、攪拌棒91を回転させるとともに、50Hzの振動
数で連結棒89を振動させる。すると、回転する攪拌棒
91によってパティキュレートが攪拌されるとともに、
金網73が振動してふるい落し作用が促進される。な
お、この実施例では、攪拌棒91と連結棒89はそれぞ
れ個別の駆動源を有しているが、同一の駆動源によって
駆動するようにしてもよい。
【0071】電気駆動によるこのような手段を用いれ
ば、定置用のパティキュレートトラップのように外力を
利用することができない場合や、車載用のパティキュレ
ートトラップにおいて車両が停止状態にある場合にも金
網73上に堆積したパティキュレートを攪乱して平均的
に電気ヒータの上に落とすことができる。なお、この実
施例では、電気駆動による手段が用いられているが、こ
れに限定されることはなく、空気圧駆動による手段を用
いてもよい。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディーゼ
ル機関用パティキュレートトラップにおいては、パティ
キュレート受け部の底部に設けられた電気ヒータの上方
近傍に金網又は多孔板が配置されているので、逆洗によ
ってフィルタの濾壁から一度に払い落とされたパティキ
ュレートが、一旦、金網もしくは多孔板で受け止めら
れ、その後、金網もしくは多孔板のふるい作用によって
電気ヒータ上に落下する。このため、パティキュレート
が金網もしくは多孔板上に不均一に堆積しても、電気ヒ
ータに対して均一に振り落すことができ、パティキュレ
ートが局所的に異常加熱されるのを防止してヒータの耐
久性を確保することができる。また、不均一に堆積した
パティキュレートによってヒータからの放熱が妨げられ
ることがなくなり、パティキュレートを安定して焼却す
ることができる。更に、パティキュレートは、一旦、金
網もしくは多孔板で受け止められ、その後、金網等のふ
るい作用によって電気ヒータ上に落下するので、排気ガ
ス中のパティキュレートの量に時間的な増減があって
も、電気ヒータに対しては時間的に均された量のパティ
キュレートを供給することができる。したがって、パテ
ィキュレートの焼却処理を安定的に継続して行なうこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップの一実施例を示す概略側面図である。
【図2】図1に示す実施例において用いられているパテ
ィキュレート受け部を示す側面図である。
【図3】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップの他の実施例において用いられるパティキュレー
ト受け部を示す側面図である。
【図4】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップのさらに他の実施例において用いられるパティキ
ュレート受け部を示す側面図である。
【図5】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップのさらに他の実施例において用いられるパティキ
ュレート受け部を示す側面図である。
【図6】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップで用い得るフィルタの一例を示す斜視図である。
【図7】図6に示すフィルタの断面図である。
【図8】本発明のディーゼル機関用パティキュレートト
ラップで用い得るフィルタの他の例を示す斜視図であ
る。
【図9】従来のディーゼル機関用パティキュレートトラ
ップの一例を示す側面図である。
【図10】本発明のディーゼル機関用パティキュレート
トラップに好適なフィルタを構成するフィルタ素子を示
す斜視図である。
【図11】図10に示すフィルタ素子によって構成され
たフィルタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1、11、37 フィルタ 35 ケーシング 39 含塵ガス流路 47 清浄ガス流路 49 排出管 51 逆洗ノズル 53 パティキュレート受け部 55 電気ヒータ 57 導入管 61 開閉弁 63 電磁弁 65 圧縮空気容器 67 配管 71 パティキュレートトラップ 73 金網 75 燃焼用空気供給ノズル 77 セラミックスボール 79 懸架固体 81 ボール 83 コイルバネ 85 支持金具 87 加振手段 89 連結棒 91 攪棒 93 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−56211(JP,A) 特許2874306(JP,B2) 特許2932758(JP,B2) 実用新案登録2514606(JP,Y2) 特公 平7−58046(JP,B2) 実公 平6−31129(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 46/00 - 46/54 F01N 3/02 - 3/038

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディーゼル機関の排気通路に、濾壁で区
    画された含塵ガス流路と清浄ガス流路とを有するフィル
    タと、前記含塵ガス流路に含塵ガスを導入する導入管
    と、前記清浄ガス流路から流出する清浄ガスを排出する
    排出管と、前記清浄ガス流路から前記含塵ガス流路へと
    逆方向に流れるガス流を間欠的に発生させる逆洗手段
    と、逆洗によって前記フィルタの濾壁から払い落とされ
    るパティキュレートを受けるように配置され、底部に電
    気ヒータを有するパティキュレート受け部とが設けら
    れ、前記電気ヒータの上方近傍に金網又は多孔板を一枚
    以上配置したことを特徴とするディーゼル機関用パティ
    キュレートトラップ。
  2. 【請求項2】 前記金網又は多孔板の面上に、円筒ころ
    状もしくは球状の固体が載置されている請求項1記載の
    ディーゼル機関用パティキュレートトラップ。
  3. 【請求項3】 前記金網又は多孔板の上方に、前記金網
    又は多孔板の直上を振り子様に運動するように懸架され
    た固体が設けられている請求項1記載のディーゼル機関
    用パティキュレートトラップ。
  4. 【請求項4】 前記金網又は多孔板の近傍に、前記金網
    又は多孔板を加振する空気圧駆動又は電気駆動による加
    振手段が配置されている請求項1記載のディーゼル機関
    用パティキュレートトラップ。
JP03318462A 1991-11-06 1991-11-06 ディーゼル機関用パティキュレートトラップ Expired - Fee Related JP3087397B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03318462A JP3087397B2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03318462A JP3087397B2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05133216A JPH05133216A (ja) 1993-05-28
JP3087397B2 true JP3087397B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=18099392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03318462A Expired - Fee Related JP3087397B2 (ja) 1991-11-06 1991-11-06 ディーゼル機関用パティキュレートトラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3087397B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2801561C (en) 2010-06-09 2018-08-21 Filter Sensing Technologies, Inc. Method and system for removing retentate from filters
US10357733B2 (en) 2014-11-13 2019-07-23 Cts Corporation Filter retentate removal system and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05133216A (ja) 1993-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4875335A (en) Apparatus and method for treating an exhaust gas from a diesel engine
US6375695B2 (en) Method and apparatus for processing exhaust gas
US8157897B2 (en) Filter purge system utilizing impact wave generating device and vacuum source
CA2481774A1 (en) Apparatus and method for filtering particulate and reducing nox emissions
JP2587068B2 (ja) ディ−ゼルエンジン排ガス中の微粒子処理装置
JP3087397B2 (ja) ディーゼル機関用パティキュレートトラップ
JPH0828247A (ja) アッシュ除去機構付き排気ガス浄化装置
JP2544659B2 (ja) パティキュレ―トトラップ装置
JPH0814026A (ja) パティキュレートフィルタの再生装置
JPH09317439A (ja) 排気黒煙除去装置の微粒子焼却方法及び機構
JP2847737B2 (ja) 排気黒煙の除去方法
Kim et al. Design of a diesel particulate trap-incinerator with simultaneous filtration and compressed air regeneration (CAR)
JPH06272532A (ja) ディーゼル機関用パティキュレートトラップ
JP2003027920A (ja) 排気ガス処理方法および装置
JP2900548B2 (ja) ディーゼル排気ガス浄化装置
JP2848204B2 (ja) 排気微粒子浄化装置
JP2954609B2 (ja) 排気黒煙除去装置
JPH05156925A (ja) ディーゼル機関用パティキュレートトラップ
JPH05163929A (ja) 排気微粒子浄化装置
JP2003172125A (ja) 排気ガス浄化装置
JP2751289B2 (ja) パティキュレートトラップ装置
JPH04203208A (ja) ディーゼル排気ガス浄化装置
JPH0579315A (ja) デイーゼル機関用パテイキユレートトラツプ
JP3257950B2 (ja) ディーゼル機関用逆洗再生式排気黒煙除去装置
JPH1033923A (ja) パティキュレートトラップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees