JPH0516369Y2 - - Google Patents

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JPH0516369Y2
JPH0516369Y2 JP2457587U JP2457587U JPH0516369Y2 JP H0516369 Y2 JPH0516369 Y2 JP H0516369Y2 JP 2457587 U JP2457587 U JP 2457587U JP 2457587 U JP2457587 U JP 2457587U JP H0516369 Y2 JPH0516369 Y2 JP H0516369Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机やキヤビネツト等の家具における
抽斗のラツチ装置の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来から抽斗をその収納位置において不用意に
飛び出さないように係止し、該抽斗の引手をもつ
て引き出し動するときには前記係止状態が自動的
に外れるようにするラツチ装置を種々考案されて
いる。その先行技術の一つとして、実公昭60−
23412号公報では、抽斗の一側に縦長のラツチ軸
を回動自在に軸支し、該ラツチ軸に取付くラツチ
をキヤビネツトの係止部方向に付勢し、抽斗の鏡
板の裏面側に配設した横長のレバー棒の先端には
垂直方向に摺動するラツチ作動具を連設し、該ラ
ツチ作動具の傾斜面に前記ラツチ軸の屈曲先端部
を摺接せしめ、前記レバー棒の中途部のクランク
部分を引手内に水平配置し且つ枢着したラツチレ
バーに嵌合させ、このラツチレバーを指にて上向
き回動させることにより、レバー棒をその軸線ま
わりに回動し、ラツチ作動具の上下方向移動によ
り、前記ラツチをキヤビネツトの係止部から離脱
するように構成することを提案している。
〔考案が解決しようとする問題点〕 この考案では、ラツチレバーは引手孔内の上部
収納部空間に配設しているもので、抽斗を引き出
し動するとき、引手内に差し入れる指にてラツチ
レバーを上向きに回動しないとラツチは外れる方
向に作動することがないから、抽斗の高さ位置が
低いときには、引手内に差し入れる指の屈曲方向
が上向きとなるので、その上向きの指先端にてラ
ツチレバーを押し上げることにより、前記抽斗の
ラツチを容易に外すことができる。
しかしながら、キヤビネツト等において高い位
置に抽斗がある場合(特に作業者の肩の高さより
高い位置に抽斗がある場合)、抽斗を引き出すと
の指の屈曲方向が下向きとなるのが通常であり、
前記先行技術では、ラツチレバーを回動する手の
姿勢に無理が発生し、人間工学的に見て、抽斗の
操作作業性に欠点があつた。
さらに、前記先行技術において、前記と反対に
ラツチレバーを下向きに回動したときにラツチが
外れるように、設計変更したとしても、今度はラ
ツチレバーを上向き方向へ回動させるときにはラ
ツチを外すことができないので、抽斗の高さ位置
により異なるタイプのラツチレバー等を装着しな
ければならず、抽斗の製作の工程および準備する
部品点数も多くなり、コストの上昇につながる。
しかも、一つのキヤビネツトにおいて高さの位
置が違うだけで指かけ方向を違えることを作業者
に強制するので、この点においても抽斗の操作作
業性に問題があつた。
本考案は、引手本体を上下いずれの方向に回動
してもラツチが外れるように構成することによ
り、前記従来技術の問題点を解消することを目的
とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本考案では、抽斗の一側に縦長のラ
ツチ軸を回動自在に軸支し、該ラツチ軸に取付く
ラツチをキヤビネツトの係止部方向に付勢し、抽
斗の鏡板の裏面側に上下回動自在に枢着された横
長の作動杆の先端には、前記ラツチ軸の横向き接
当部に接当する傾斜面を有する作動体を設け、該
作動体の上または下方向への移動により、前記ラ
ツチをキヤビネツトの係止部から離脱するように
構成して成るラツチ装置において、抽斗の鏡板に
おける引手孔内に設ける引手本体を、その上下回
動軸線が前記作動杆の長手方向と略平行となるよ
うに配設し、引手本体を上下に指掛け部が有する
ように断面横向きV字状または横向きU字状等の
前向き開放状に形成し、引手本体及び作動杆をそ
の上下回動の中立位置に復帰させるようにばね付
勢する一方、前記引手本体の裏面に突起体を後向
きに突出し、鏡板の裏面側にて各々上下揺動自在
にピン枢着された揺動杆と中間揺動杆とを、前記
突起体の上下面に各々接当するように平行配設
し、前記揺動杆の一端を前記作動杆における軸枢
着部と作動体との間にて当該作動杆に接当させ、
前記引手本体の一方向への回動により前記突起体
にて揺動杆を駆動し、引手本体の他方向への回動
により中間揺動杆を介して揺動杆を駆動して各々
ラツチ解除させるように構成したものである。
〔考案の作用及び効果〕
このように、本考案では、抽斗の鏡板の引手孔
内に引手本体を上下回動できるように配設し、該
引手本体を上下に指掛け部が有するように断面横
向きV字状または横向きU字状等の前向き開放状
に形成し、該引手本体をその上下回動の中立位置
に復帰させるようにばね付勢したので、抽斗の設
置位置の高さの如何にかかわらず、引手本体を上
方と下方のいずれの方向にも回動することがで
き、また、差し込む指を引手本体から離すだけで
当該引手本体は中立状態に復帰できる。作動杆も
同様にしてばねにて上下回動の中立位置に復帰す
る。
そして、前記引手本体の裏面に突起体を突出さ
せ、該突起体の上下面に各々接当する揺動杆と中
間揺動杆とを各々上下揺動自在にピン枢着してあ
るから、引手本体の上または下方向の一方の回動
にて揺動杆のみが上下揺動する一方、中間揺動杆
と揺動杆とを引手本体の他方向への回動にて揺動
杆を前記と同じ方向に回動するように関連させて
あるから、引手本体を上下いずれの方向に回動し
ても、揺動杆は同じように上下揺動する。
さらにこの揺動杆の一端が、前記作動杆におけ
る軸枢着部と作動体との間にて当該作動杆に接当
するように構成したのであるから、前記揺動杆が
上下いずれの方向に揺動するときにも、作動杆自
体はその軸枢着部を中心にして揺動杆の一端にて
押圧された方向、すなわち作動体の傾斜面にてラ
ツチ軸の横向き接当部を回動させてラツチを外す
方向に回動することになる。
このように、引手本体の上下回動の任意性をそ
の裏面の突起体および該突起体に接当させた揺動
杆及び中間揺動杆を介して作動杆に一方向のみの
回動に変換するので、引手本体などのすべてのラ
ツチ装置部品を一種類のものだけ準備すれば良
く、ラツチ装置の組立作業も簡単となる効果を奏
する。
しかも、キヤビネツト等の家具におけるいずれ
の箇所の抽斗においても引手本体を上及び下のい
ずれの方向に回動してもラツチを外すことがで
き、融通性に富み、引き出し作業を向上させるこ
とができるという顕著な効果を有する。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を説明すると、第1図は机
またはキヤビネツトにおける抽斗1を示し、該抽
斗1の鏡板2には、本考案のラツチ装置3を装着
する。
抽斗1の鏡板2の裏面側は、薄鋼板を折曲して
なる前板2aと後板2bとを適宜隙間を隔ててそ
の周側縁板部にて重合させ、適宜溶接等にて固着
するものである。符号5は鏡板2の後板2bにカ
バー板4を介して取付く上面開放型のトレーであ
る。
ラツチ装置3は、鏡板2の引手孔9に臨む引手
本体10と、該引手本体10と略平行に鏡板2裏
面側に配設する作動杆20と、作動杆20の先端
に取付く作動体21と、作動杆20と引手本体1
0との間に配設する揺動杆22と、ラツチ23付
きのラツチ軸24とから成る。
引手本体10は、鏡板2の後板2aの装着孔8
に嵌る枠体7と、前板2aの引手孔9から前面に
臨む引手本体10と、左右一対の支持体11,1
1とからなり、前記装着孔8及び引手孔9はいず
れも横長の小判型に穿設されるが、引手孔9の横
長寸法は装着孔8のそれより短い。
引手本体10は前記鏡板2の裏面から後板2a
の装着孔8に嵌る横断面コ字型の枠体7の前面に
配設し、引手本体10を断面略半円の筒状に形成
し、その略半円筒部の長手方向両端は半球殻状に
形成する。前記引手本体10の略半円筒部の長手
軸線に沿う上下一対の開口縁は、その内径側に内
向きの突条部を形成して長手の指掛け部10a,
10aとなるように構成する。
そして、引手本体10の上下一対の指掛け部1
0a,10aが前板2aの引手孔9から前面に臨
むように配設する。なお、前記装着孔8及び引手
孔9はいずれも横長の小判型に穿設されるが、引
手孔9の横長寸法は装着孔8のそれより短い。
引手本体10の両端には、断面逆V字状のフイ
ン部13を一体的に突出して設け、該フイン部1
3のV字状表面付け根部には、左右一対の回動軸
部12,12を一体的に突出成形する。
該各回動軸部12を回動自在に支持する一対の
支持体11,11は、横断面略コ字型に形成さ
れ、各支持体11の両脚部11a,11aを前記
枠体7の左右両端部にその長手方向に沿つて形成
されたガイド溝14,14に着脱自在に嵌挿でき
るように構成する一方、支持体11の基板11b
の自由端縁には、前記引手本体10の回動軸部1
2が嵌る切欠き支持溝15を形成する。
さらに、前記両支持体11には、引手本体10
を前記回動軸部12箇所を中心にして揺動すると
きの中立位置に復帰させるばね手段を設けるので
ある。
その一実施例として、各支持体11には、その
基板11bの立ち上り部11cから前記支持溝1
5を備えた自由端縁に向かつて板状ばね片16を
片持ち梁的に突出させ、該ばね片16と基板11
bの裏面側との間で前記引手本体10のフイン部
13を挟持するように構成する。
なお、前記各支持体11は合成樹脂製の射出成
形品であり、このとき、前記ばね片16をその自
由端側に行くにつれて基板11bの裏面側に近付
くように傾斜形成することにより(第5図の一点
鎖線参照)、ばね力が前記各フイン部13に対し
て充分作用できるようにするのである。
また、前記逆V字状のフイン部13は、引手本
体10が回動軸部12を中心にして回動すると
き、フイン部13のいずれか一方の表面が支持体
11の基板11bの裏面に接当することにより、
それ以上の回動が不能となるストツパの役割をも
果たす。
抽斗1における鏡板2の後板2bの装着孔8に
嵌る枠体7の外周面には、その長手方向の適宜位
置に突出爪17を設け、該各突出爪17が後板2
bの係合孔18に係合する。
ラツチ装置3は、鏡板2の引手孔9に臨む引手
本体10と、該引手本体10と略平行に鏡板2裏
面側に配設する作動杆20と、作動杆20の先端
に取付く作動体21と、引手本体10の裏面側に
突出する突起体30を挟んで上下に略水平状に配
設する揺動杆22中間揺動杆28と、ラツチ23
付きのラツチ軸24とから成り、ねじりばね38
等によりラツチ23をキヤビネツトの本体等にお
ける係止部37方向に付勢する。
断面逆L字状の作動杆20は前記引手本体10
の回動軸線と略平行な水平状に配設され、カバー
板4に軸25を介して上下回動自在に枢着されて
おり、ばね26により作動杆先端の作動体21が
上方に移動する方向に付勢する。
作動杆20の上面と前記引手本体10の裏面と
の間に配設する揺動杆22は、第2図から第6図
に示す第1実施例では正面視横L字型に形成さ
れ、該揺動杆22の左右方向中途部のピン27枢
支箇所は、作動杆20の軸25枢着箇所と先端の
作動体21との左右方向中途部分であり、揺動杆
22が作動杆20の上面に接当する一端部の上側
には切欠き窓より成る係合部39を形成し、該係
合部39には、中間揺動杆28の先端を嵌挿す
る。
そして、揺動杆22の他端を前記引手本体10
の裏面中程部近傍から枠体7の孔より後向きに突
出する水平板状の突起体30の上面に接当するよ
うに臨ませ、基端をピン29枢着した中間揺動杆
28の中途部を突起体30の下面に接当するよう
に臨ませる。
作動体21は第2図及び第3図に示すように、
下部が垂直片31でそれに続いて傾斜面32を有
する合成樹脂製のブロツク状であり、作動杆20
の先端部を作動体21にねじ33止めする。前記
傾斜面32は本実施例では、鏡板2の後板2bと
対面し、上に行くにしたがつて後板2bに近付く
ようにな断面形状であり、抽斗1の後方に向かう
ラツチ23が下端に取付く縦長の棒状のラツチ軸
24の上端横向き屈曲の接当部34を、作動体2
1の垂直片31及び傾斜面32前面に接当するよ
うに配設してあり、作動体21が下降動するにつ
れて前記傾斜面32に摺接されて水平回動する接
当部34によりラツチ軸24及びラツチ23が第
2図の矢印A方向に回動するように関連させる。
なお、符号35は作動体21の上昇位置を規制
するストツパで、カバー板4より切り起こされた
ストツパ35に作動体21の上面が接当すれば、
作動杆20が略水平状態となり、且つ引手本体1
0が上下回動の中立位置に来るように設定され
る。
この構成において、後板2bの装着孔8より引
手孔9の長さが短いから、前記枠体7を後板2b
側から嵌挿すると、枠体7の左右両端に取付く左
右一対の支持体11,11は前板2aより表面側
に露出することがなく、また、前記左右両支持体
11,11を介して上下回動自在に支持された引
手本体10は、その開口縁が引手孔9から前板2
aの表面側に若干突出するようにして臨むことに
なる。
そして、抽斗1を開けるには、前記略半円筒状
の引手本体10の内径側から開口縁に指を差し入
れ、指掛け部10aの一方に指を掛けて前に引
く。
このとき、指先の曲がり方向に応じて、引手本
体10は回動軸部12,12箇所を中心に適宜上
下回動し、左右両側の支持体11,11における
ばね片16,16は引手本体10の各フイン部1
3を弾性力的に支持することになる。
例えば、手のひらを上向きにして抽斗1を開け
るときには、指先が引手本体10の上側縁に掛か
り引手本体10の開口部は斜め下向くことにな
り、当該引手本体10裏面の突起体30は上方に
揺動するから該突起体30の上面に接当した揺動
杆22はピン27を中心にして揺動杆22の一端
が作動杆20を下向きに回動するように揺動す
る。
反対に、手のひらを下向きにして抽斗1を開け
るときには、指先は下向きに折曲り、引手本体1
0の下位置の指掛け部10aを前に引くことにな
るので、第4図の二点鎖線に示すように引手本体
10の開口部は斜め上向き、当該引手本体10裏
面の突起体30は下方に揺動するから該突起体3
0の下面に接当した中間揺動杆28はピン29を
中心にして下向き回動し、該中間揺動杆28の先
端が揺動杆22の一端における切欠き窓状の係合
部39を下に押し、揺動杆22の一端が下向くよ
うに回動する。
このようにして引手本体10を上下いずれの方
向に回動しても揺動杆22を介して作動杆20を
下向きに押圧するから、作動杆20は軸25箇所
を中心にしてその先端の作動体21が下降し、該
作動体21における傾斜面32がラツチ軸24に
おける横向きの接当部34を前向きに回動させラ
ツチ軸24に取付くラツチ23がねじりばね38
力に抗してキヤビネツトの本体における孔状の係
止部37から離れて抽斗1を引き出すことができ
るのである。
第7図及び第8図は第2実施例を示し、この実
施例では、揺動杆22′の一端22a′を作動杆2
0の上面に接当させ、揺動杆22′の他端をピン
27′枢着点より他方向に延長し、該揺動杆2
2′の他端側中途部下面を引手本体10における
突起体30の上面に接当させる一方、前記突起体
30の下面に一端を接当させた中間揺動杆28′
の中途部をピン29′枢着し、中間揺動杆28′の
他端28a′を揺動杆22′の他端下面に接当させ
る。
この構成により、引手本体における突起体30
の上向き回動により揺動杆22′が直接揺動して
作動杆20の中途部を下向きに押圧してラツチ解
除するように作動杆20を下向きに回動させ、突
起体30が下向きに回動するときには、中間揺動
杆28′の揺動を介して揺動杆22′を前記と同じ
方向に揺動させることになる。
いずれにしても、引手本体10の開口内径部に
差し入れた指先の屈曲方向ひいては手のひらの方
向の如何にかかわらず、指掛け部10aに指が深
く且つ確実に掛かつた状態を保持できると共に、
当該引手本体10の上向きまたは下向きの回動に
応じてラツチを解除できる。
引手本体10から指を離すと、少なくともばね
26の付勢力により、作動杆20も元の位置に復
元し、引手本体10はその開口部が抽斗1の鏡板
2と略直角となるように中立位置に復元するので
ある。
また、指先の外側が反対側の指掛け部10aに
衝突しないので円滑な引出し操作が可能となるの
で、抽斗1の設置高さの如何にかかわらず引き出
し作業性能が向上する。
なお、長期間の使用により、支持体11におけ
るばね片16が疲労したり、折損したりすれば、
他の部品例えば引手本体10等を取り替えること
なく、当該欠陥のある支持体11のみ交換すれば
良い。
本考案においては、前記ばね片16を省略し
て、ばね26とストツパ35とにより、作動杆2
0の水平状態及び引手本体10の上下回動中立位
置への復帰の付勢手段とすることができる。
なお、前記実施例は、作動杆20を揺動杆22
の下面に接当させるように引手本体10の下位置
に配設した場合であつたが、これとは上下逆に配
設することもできる。即ち、作動杆20の長手方
向中途部下面に揺動杆22の一端上面を接当する
ように配設し、引手本体10の上下回動により作
動杆20の先端側つまり作動体21が上昇するよ
うに関連させる一方、該作動体21における傾斜
面32を、作動体21が上昇するにつれてラツチ
23がキヤビネツトにおける係止部からはなれる
方向に回動すべく前記図示実施例とは逆傾斜にす
れば良いのである。
また、第9図に示すように、引手本体10の断
面形状を横向きV字状に形成しても良く、また図
示しないが横向きU字状に形成しても良い。抽斗
の鏡板は木製であつても良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は抽斗の
斜視図、第2図は各部品の斜視図、第3図は抽斗
の要部正面図、第4図は第1図の−視要部断
面図、第5図は第4図の−線視断面図、第6
図は第5図の−線視断面図、第7図は他の実
施例の断面図、第8図は第7図の−視断面
図、第9図は第7図の−視断面図である。 1……抽斗、2……鏡板、2a……前板、2b
……後板、3……引手装置、4……カバー板、7
……枠体、8……装着孔、9……引手孔、10…
…引手本体、10a……指掛け部、11……支持
体、12……回動軸部、13……フイン部、15
……支持溝、16……ばね片、20……作動杆、
21……作動体、22,22′……揺動杆、23
……ラツチ、24……ラツチ軸、25……軸、2
6,38……ばね、27,27′……ピン、28,
28′……中間揺動杆、29,29′……ピン、3
9……係合部、30……突起体、32……傾斜
面、34……接当部、37……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抽斗の一側に縦長のラツチ軸を回動自在に軸支
    し、該ラツチ軸に取付くラツチをキヤビネツトの
    係止部方向に付勢し、抽斗の鏡板の裏面側に上下
    回動自在に枢着された横長の作動杆の先端には、
    前記ラツチ軸の横向き接当部に接当する傾斜面を
    有する作動体を設け、該作動体の上または下方向
    への移動により、前記ラツチをキヤビネツトの係
    止部から離脱するように構成して成るラツチ装置
    において、抽斗の鏡板における引手孔内に設ける
    引手本体を、その上下回動軸線が前記作動杆の長
    手方向と略平行となるように配設し、引手本体を
    上下に指掛け部が有するように断面横向きV字状
    または横向きU字状等の前向き開放状に形成し、
    引手本体及び作動杆をその上下回動の中立位置に
    復帰させるようにばね付勢する一方、前記引手本
    体の裏面に突起体を後向きに突出し、鏡板の裏面
    側にて各々上下揺動自在にピン枢着された揺動杆
    と中間揺動杆とを、前記突起体の上下面に各々接
    当するように平行配設し、前記揺動杆の一端を前
    記作動杆における軸枢着部と作動体との間にて当
    該作動杆に接当させ、前記引手本体の一方向への
    回動により前記突起体にて揺動杆を駆動し、引手
    本体の他方向への回動により中間揺動杆を介して
    揺動杆を駆動して各々ラツチ解除させるように構
    成したことを特徴とする抽斗のラツチ装置。
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