JPH05161354A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
- Publication number
- JPH05161354A JPH05161354A JP34836191A JP34836191A JPH05161354A JP H05161354 A JPH05161354 A JP H05161354A JP 34836191 A JP34836191 A JP 34836191A JP 34836191 A JP34836191 A JP 34836191A JP H05161354 A JPH05161354 A JP H05161354A
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- transistor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電源回路のスイッチング動作に於けるノイズ
の発生及び電力損失を低減する。 【構成】 一次側電圧をスイッチングトランジスタQ1
でスイッチングし、トランスTを介して二次側に出力す
る電源回路に於いて、前記スイッチングトランジスタQ
1 に共振用コンデンサC1 を並列に接続し、前記スイッ
チングトランジスタQ1 をオンするに際し、前記トラン
スTのコイルと共振用コンデンサC1 とで共振を生じさ
せ、スイッチングトランジスタQ1 にかかる電圧が略零
になった時に前記スイッチングトランジスタQ1 をオン
するようにする。 【効果】 スイッチングトランジスタQ1 をオンすると
きは零電圧スイッチとなるために、ノイズの発生及び電
力損失が低減される。
の発生及び電力損失を低減する。 【構成】 一次側電圧をスイッチングトランジスタQ1
でスイッチングし、トランスTを介して二次側に出力す
る電源回路に於いて、前記スイッチングトランジスタQ
1 に共振用コンデンサC1 を並列に接続し、前記スイッ
チングトランジスタQ1 をオンするに際し、前記トラン
スTのコイルと共振用コンデンサC1 とで共振を生じさ
せ、スイッチングトランジスタQ1 にかかる電圧が略零
になった時に前記スイッチングトランジスタQ1 をオン
するようにする。 【効果】 スイッチングトランジスタQ1 をオンすると
きは零電圧スイッチとなるために、ノイズの発生及び電
力損失が低減される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチングレギュレー
タ等の電源回路に関し、更に詳しくはノイズの発生や電
力ロスを減少し得る電源回路に関する。
タ等の電源回路に関し、更に詳しくはノイズの発生や電
力ロスを減少し得る電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスイッチングレギュレータ等の電
源回路にあっては直流電圧をスイッチングトランジスタ
及び高周波トランスによって高周波電圧に変換し、これ
を整流して二次出力とするものである。
源回路にあっては直流電圧をスイッチングトランジスタ
及び高周波トランスによって高周波電圧に変換し、これ
を整流して二次出力とするものである。
【0003】例えば図3に示すように、直流電圧をスイ
ッチングトランジスタQ1 及びゲート回路Gによって高
速スイッチングし、これを高周波トランスTで変圧して
二次側回路Zに出力する。このようなスイッチングレギ
ュレータは今日では直流安定化電源として広く使用され
ている。
ッチングトランジスタQ1 及びゲート回路Gによって高
速スイッチングし、これを高周波トランスTで変圧して
二次側回路Zに出力する。このようなスイッチングレギ
ュレータは今日では直流安定化電源として広く使用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記回路構成の電源と
しては、コンデンサCS 及び抵抗RS からなるスナバ回
路をトランジスタQ1に並列に接続し、トランジスタQ
1 をサージ電圧から保護している。
しては、コンデンサCS 及び抵抗RS からなるスナバ回
路をトランジスタQ1に並列に接続し、トランジスタQ
1 をサージ電圧から保護している。
【0005】しかしながら、前記コンデンサCS はトラ
ンジスタQ1 がオフしている間に充電され、次にトラン
ジスタQ1 がオンすると、コンデンサCS に充電されて
いた電荷が放電電流として流れる。このためトランジス
タQ1 がオンしたときに流れる電流は図4に示すよう
に、パルス性の電流(以下、ヒゲ電流という)IP が流
れることになる。これは出力電力に関係なく毎周期発生
し、ノイズを生じさせると共に、発熱による電力損失の
原因となる。
ンジスタQ1 がオフしている間に充電され、次にトラン
ジスタQ1 がオンすると、コンデンサCS に充電されて
いた電荷が放電電流として流れる。このためトランジス
タQ1 がオンしたときに流れる電流は図4に示すよう
に、パルス性の電流(以下、ヒゲ電流という)IP が流
れることになる。これは出力電力に関係なく毎周期発生
し、ノイズを生じさせると共に、発熱による電力損失の
原因となる。
【0006】また前記トランジスタQ1 がオンからオフ
へ変わると、該トランジスタQ1 にかかる(図3のA
点)電圧及び電流波形は、図4に示すように重なり合
う。即ち、電圧Vの立ち上がりと電流Iの立ち下がりが
略同時に、且つ急激におこるため、電圧Vと電流Iが共
に大きいときが存在する。このため、このときもノイズ
が発生すると共に、発熱による電力損失(V×I)も大
きくなってしまう。
へ変わると、該トランジスタQ1 にかかる(図3のA
点)電圧及び電流波形は、図4に示すように重なり合
う。即ち、電圧Vの立ち上がりと電流Iの立ち下がりが
略同時に、且つ急激におこるため、電圧Vと電流Iが共
に大きいときが存在する。このため、このときもノイズ
が発生すると共に、発熱による電力損失(V×I)も大
きくなってしまう。
【0007】従って、前記のような電源回路にあっては
スイッチングトランジスタQ1 がスイッチングする毎に
ノイズが発生し、且つ発熱による電力損失を生ずる課題
があった。
スイッチングトランジスタQ1 がスイッチングする毎に
ノイズが発生し、且つ発熱による電力損失を生ずる課題
があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は従来の前
記課題を解決し、スイッチングに際してノイズの発生及
び電力損失を低減することが可能な電源回路を提供せん
とするものである。
記課題を解決し、スイッチングに際してノイズの発生及
び電力損失を低減することが可能な電源回路を提供せん
とするものである。
【0009】前記目的を達成するための本発明に係る構
成は、一次側入力電圧をスイッチング素子でスイッチン
グし、トランスを介して二次側に出力する電源回路に於
いて、前記スイッチング素子に共振用コンデンサを並列
に接続し、前記スイッチング素子をオンするに際し、前
記トランスのコイルと共振用コンデンサとで共振を生じ
させ、スイッチング素子にかかる電圧が略零になったと
きに前記スイッチング素子をオンするよう構成したこと
を特徴としてなる。
成は、一次側入力電圧をスイッチング素子でスイッチン
グし、トランスを介して二次側に出力する電源回路に於
いて、前記スイッチング素子に共振用コンデンサを並列
に接続し、前記スイッチング素子をオンするに際し、前
記トランスのコイルと共振用コンデンサとで共振を生じ
させ、スイッチング素子にかかる電圧が略零になったと
きに前記スイッチング素子をオンするよう構成したこと
を特徴としてなる。
【0010】
【作用】前記構成にあっては、スイッチング素子がオン
すると、共振用コンデンサとトランスのコイルとによっ
て共振を生じ、スイッチング素子にかかる電圧が交番的
に振動する。このとき前記電圧が零に近づくタイミング
を検出し、そのときにスイッチング素子をオンする。こ
のため前記スイッチング素子は零電圧動作スイッチとな
り、このときスイッチ素子に流れる電流にはヒゲ電流が
なくなる。
すると、共振用コンデンサとトランスのコイルとによっ
て共振を生じ、スイッチング素子にかかる電圧が交番的
に振動する。このとき前記電圧が零に近づくタイミング
を検出し、そのときにスイッチング素子をオンする。こ
のため前記スイッチング素子は零電圧動作スイッチとな
り、このときスイッチ素子に流れる電流にはヒゲ電流が
なくなる。
【0011】一般のスナバ用のコンデンサの容量に比較
して共振用のコンデンサは、より大きな時定数を使用す
ることになるので、スイッチング素子がオフしたとき
に、スイッチング素子にかかる電圧の立ち上がりを緩や
かにし、該スイッチング素子へかかる電圧波形と電流波
形とを重ならなくなるようにすることが可能となる。
して共振用のコンデンサは、より大きな時定数を使用す
ることになるので、スイッチング素子がオフしたとき
に、スイッチング素子にかかる電圧の立ち上がりを緩や
かにし、該スイッチング素子へかかる電圧波形と電流波
形とを重ならなくなるようにすることが可能となる。
【0012】これにより、電源回路のスイッチングに際
してノイズの発生及び発熱による電力損失を低減するこ
とが出来る。
してノイズの発生及び発熱による電力損失を低減するこ
とが出来る。
【0013】
【実施例】次に本発明に係る電源回路の一実施例を図1
及び図2を用いて具体的に説明する。尚、図1は電源回
路の一例を示すものであり、図2は図1の回路のスイッ
チングトランジスタがオン、オフしたときの、該トラン
ジスタにかかる電圧及び電流波形である。
及び図2を用いて具体的に説明する。尚、図1は電源回
路の一例を示すものであり、図2は図1の回路のスイッ
チングトランジスタがオン、オフしたときの、該トラン
ジスタにかかる電圧及び電流波形である。
【0014】図1に於いて、この電源回路は直流電圧V
0 を動作電圧としてトランスTの一次コイルNP と、ス
イッチングトランジスタQ1 及び抵抗R1 との直列回路
に供給し、スイッチングトランジスタQ1 をゲート回路
Gからの信号によってスイッチングさせ、二次電圧を整
流等して二次側回路Zに所定電圧の電力を供給する。
0 を動作電圧としてトランスTの一次コイルNP と、ス
イッチングトランジスタQ1 及び抵抗R1 との直列回路
に供給し、スイッチングトランジスタQ1 をゲート回路
Gからの信号によってスイッチングさせ、二次電圧を整
流等して二次側回路Zに所定電圧の電力を供給する。
【0015】またこの回路にあってはトランジスタQ1
のソース−ドレイン間に共振用コンデンサC1 を接続し
てあり、後述するようにコンデンサC1 と一次コイルN
P のインダクタンスLとによって共振させ、トランジス
タQ1 にかかる電圧(B点の電圧)が一定以下(略0
V)になったときにトランジスタQ1 をオンするように
している。
のソース−ドレイン間に共振用コンデンサC1 を接続し
てあり、後述するようにコンデンサC1 と一次コイルN
P のインダクタンスLとによって共振させ、トランジス
タQ1 にかかる電圧(B点の電圧)が一定以下(略0
V)になったときにトランジスタQ1 をオンするように
している。
【0016】そのため、本実施例ではスイッチングトラ
ンジスタQ1 にかかる電圧が略0Vになったことを検出
する零クロス検出回路を設けている。即ち、前記B点と
抵抗R1 間に直列の分圧抵抗R2 ,R3 を接続し、且つ
抵抗R3 にコンデンサC2 を並列に接続し、更に前記抵
抗R2 ,R3 の接続点をトランジスタQ2 のベースに接
続している。
ンジスタQ1 にかかる電圧が略0Vになったことを検出
する零クロス検出回路を設けている。即ち、前記B点と
抵抗R1 間に直列の分圧抵抗R2 ,R3 を接続し、且つ
抵抗R3 にコンデンサC2 を並列に接続し、更に前記抵
抗R2 ,R3 の接続点をトランジスタQ2 のベースに接
続している。
【0017】この零クロス検出回路は、B点の電圧を抵
抗R2 ,R3 で分圧し、B点の電圧が一定以上のときは
トランジスタQ2 がオンし、B点の電圧が一定以下にな
るとトランジスタQ2 がオフする回路である。即ち、ト
ランジスタQ2 のオン,オフによってスイッチングトラ
ンジスタQ1 にかかる電圧が一定以下(本実施例では略
0V)になったことを検出するものである。
抗R2 ,R3 で分圧し、B点の電圧が一定以上のときは
トランジスタQ2 がオンし、B点の電圧が一定以下にな
るとトランジスタQ2 がオフする回路である。即ち、ト
ランジスタQ2 のオン,オフによってスイッチングトラ
ンジスタQ1 にかかる電圧が一定以下(本実施例では略
0V)になったことを検出するものである。
【0018】更にこの回路の電源投入時にスイッチング
トランジスタQ1 の起動を行わせるために、抵抗R4 ,
R5 ,R6とコンデンサC3 、ダイオードD1 、ツェナ
ーダイオードDZ 及びトランジスタQ3 からなる起動時
規制回路を設けている。図1に示すND はトランスTの
一次コイルNP 及び二次コイルNS と鉄心を共有するコ
イルであり、電源が起動するとコイルND にも電圧が発
生する。そして抵抗R4 、コンデンサC3 の時定数によ
って発生電圧が積分され、更にコンデンサC3 の電圧が
ダイオードDZ のツェナー電圧を越えた後にトランジス
タQ3 がオンする。その後は入力電圧V0 が持続する限
りトランジスタQ3 はオン状態を維持する。即ち、トラ
ンジスタQ3 は電源の起動時にしばらくトランジスタQ
2 の動きを規制する機能を有し、スイッチングトランジ
スタQ1 の起動を確実にするものである。
トランジスタQ1 の起動を行わせるために、抵抗R4 ,
R5 ,R6とコンデンサC3 、ダイオードD1 、ツェナ
ーダイオードDZ 及びトランジスタQ3 からなる起動時
規制回路を設けている。図1に示すND はトランスTの
一次コイルNP 及び二次コイルNS と鉄心を共有するコ
イルであり、電源が起動するとコイルND にも電圧が発
生する。そして抵抗R4 、コンデンサC3 の時定数によ
って発生電圧が積分され、更にコンデンサC3 の電圧が
ダイオードDZ のツェナー電圧を越えた後にトランジス
タQ3 がオンする。その後は入力電圧V0 が持続する限
りトランジスタQ3 はオン状態を維持する。即ち、トラ
ンジスタQ3 は電源の起動時にしばらくトランジスタQ
2 の動きを規制する機能を有し、スイッチングトランジ
スタQ1 の起動を確実にするものである。
【0019】尚、図1中の抵抗R7 、コンデンサC4 及
びダイオードD2 はスパイク電圧防止用の回路である。
びダイオードD2 はスパイク電圧防止用の回路である。
【0020】次に前記電源回路の動作について説明す
る。スイッチングトランジスタQ1 がオンする場合に
は、トランスTのコイルNP と共振用コンデンサC1 か
らなる共振回路によって共振を生じさせ、B点にかかる
電圧を零クロス検出回路で検出する。即ち、B点にかか
る電圧が一定以上であると零クロス検出回路のトランジ
スタQ2 がオンしており、この状態ではゲート回路Gの
信号はスイッチングトランジスタQ1 に入力されず、ス
イッチングトランジスタQ1 はオンしない。
る。スイッチングトランジスタQ1 がオンする場合に
は、トランスTのコイルNP と共振用コンデンサC1 か
らなる共振回路によって共振を生じさせ、B点にかかる
電圧を零クロス検出回路で検出する。即ち、B点にかか
る電圧が一定以上であると零クロス検出回路のトランジ
スタQ2 がオンしており、この状態ではゲート回路Gの
信号はスイッチングトランジスタQ1 に入力されず、ス
イッチングトランジスタQ1 はオンしない。
【0021】そして前記共振作用によりB点にかかる電
圧が一定以下(略0V)になると、零クロス検出回路の
トランジスタQ2 がオフし、スイッチングトランジスタ
Q1 はゲート回路Gからの信号によってオンする。
圧が一定以下(略0V)になると、零クロス検出回路の
トランジスタQ2 がオフし、スイッチングトランジスタ
Q1 はゲート回路Gからの信号によってオンする。
【0022】このようにスイッチングトランジスタQ1
は該トランジスタQ1 にかかる電圧が略0Vになった状
態でオンするために(零電圧スイッチ)、図2に示すよ
うにトランジスタQ1 がオンした時にコンデンサC1 か
らの放電電流は流れず、従来のようなヒゲ電流は流れな
い。このため前記ヒゲ電流によるノイズの発生及び発熱
による電力ロスがなくなる。
は該トランジスタQ1 にかかる電圧が略0Vになった状
態でオンするために(零電圧スイッチ)、図2に示すよ
うにトランジスタQ1 がオンした時にコンデンサC1 か
らの放電電流は流れず、従来のようなヒゲ電流は流れな
い。このため前記ヒゲ電流によるノイズの発生及び発熱
による電力ロスがなくなる。
【0023】次にスイッチングトランジスタQ1 がオフ
する場合には、本発明に係る共振用コンデンサC1 は容
量がある程度大きく(一般のスナバ用のコンデンサの容
量に比較して大きく)、時定数の大きいものを使用して
いるために、図2に示すように、スイッチングトランジ
スタQ1 がオフしたときの電圧Vの立ち上がりが緩やか
になり、電流波形の立ち下がり波形と重ならなくなる。
即ち、電流Iが大きいときは電圧Vが小さく、電圧Vが
大きくなると電流Iは小さくなる。
する場合には、本発明に係る共振用コンデンサC1 は容
量がある程度大きく(一般のスナバ用のコンデンサの容
量に比較して大きく)、時定数の大きいものを使用して
いるために、図2に示すように、スイッチングトランジ
スタQ1 がオフしたときの電圧Vの立ち上がりが緩やか
になり、電流波形の立ち下がり波形と重ならなくなる。
即ち、電流Iが大きいときは電圧Vが小さく、電圧Vが
大きくなると電流Iは小さくなる。
【0024】従って、スイッチングトランジスタQ1 を
オフするときの発熱による電力損失(V×I)は従来に
比べて小さくなり、ノイズの発生も少なくなる。
オフするときの発熱による電力損失(V×I)は従来に
比べて小さくなり、ノイズの発生も少なくなる。
【0025】尚、前述した実施例ではスイッチングトラ
ンジスタQ1 にかかる電圧Vが略0Vになったときに、
該トランジスタQ1 をオンするようにしたが、理想的に
は完全に0Vの状態でオンさせることが好ましい。しか
し、完全に0Vでなくても、本実施例のように0V近傍
であればノイズの低減及び電力ロスの低減の効果は充分
に得ることが出来る。
ンジスタQ1 にかかる電圧Vが略0Vになったときに、
該トランジスタQ1 をオンするようにしたが、理想的に
は完全に0Vの状態でオンさせることが好ましい。しか
し、完全に0Vでなくても、本実施例のように0V近傍
であればノイズの低減及び電力ロスの低減の効果は充分
に得ることが出来る。
【0026】
【発明の効果】本発明は前述したように、スイッチング
素子に共振用コンデンサを並列に接続し、前記スイッチ
ング素子をオンするに際し、トランスのコイルと共振用
コンデンサとで共振を生じさせ、スイッチング素子にか
かる電圧が略0Vになったときに前記スイッチング素子
をオンするよう構成したために、スイッチング素子のオ
ン,オフに際してノイズの発生を低減し、且つ電力ロス
を低減することが出来るものである。
素子に共振用コンデンサを並列に接続し、前記スイッチ
ング素子をオンするに際し、トランスのコイルと共振用
コンデンサとで共振を生じさせ、スイッチング素子にか
かる電圧が略0Vになったときに前記スイッチング素子
をオンするよう構成したために、スイッチング素子のオ
ン,オフに際してノイズの発生を低減し、且つ電力ロス
を低減することが出来るものである。
【図1】本発明の一実施例に係る電源回路の説明図であ
る。
る。
【図2】スイッチングトランジスタをオン,オフした場
合のスイッチングトランジスタにかかる電圧波形及び電
流波形の説明図である。
合のスイッチングトランジスタにかかる電圧波形及び電
流波形の説明図である。
【図3】従来技術に係る電源回路の説明図である。
【図4】従来技術に係るスイッチングトランジスタをオ
ン,オフした場合のスイッチングトランジスタにかかる
電圧波形及び電流波形の説明図である。
ン,オフした場合のスイッチングトランジスタにかかる
電圧波形及び電流波形の説明図である。
Q1 … スイッチングトランジスタ Q2 ,Q3 … トランジスタ R1 〜R7 … 抵抗 C1 … 共振用コンデンサ C2 〜C3 … コンデンサ D1 〜D2 … ダイオード T… トランス NP ,NS ,ND …コイル G… ゲート回路 Z… 二次回路
Claims (1)
- 【請求項1】 一次側入力電圧をスイッチング素子でス
イッチングし、トランスを介して二次側に出力する電源
回路に於いて、 前記スイッチング素子に共振用コンデンサを並列に接続
し、前記スイッチング素子をオンするに際し、前記トラ
ンスのコイルと共振用コンデンサとで共振を生じさせ、
スイッチング素子にかかる電圧が略零になったときに前
記スイッチング素子をオンするよう構成したことを特徴
とする電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34836191A JPH05161354A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34836191A JPH05161354A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05161354A true JPH05161354A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18396510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34836191A Pending JPH05161354A (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05161354A (ja) |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP34836191A patent/JPH05161354A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001114 |