JPH05161333A - ステッピングモータ - Google Patents

ステッピングモータ

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JPH05161333A
JPH05161333A JP31703191A JP31703191A JPH05161333A JP H05161333 A JPH05161333 A JP H05161333A JP 31703191 A JP31703191 A JP 31703191A JP 31703191 A JP31703191 A JP 31703191A JP H05161333 A JPH05161333 A JP H05161333A
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rotor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型ステッピングモータのディテントトルク
を低減し、ロータ回転時における騒音を低減させる。 【構成】 ステッピングモータの外部ヨークの極歯12
a,12bの幅方向および軸線方向の長さを内部ヨーク
の極歯11a,11bより拡大し、外部ヨークの極歯1
2a,12bの面積を内部ヨークの極歯11a,11b
の面積より大きくする等の手段により、外部ヨーク間も
しくは内部ヨークと外部ヨーク間における磁気抵抗と、
内部ヨーク間の磁気抵抗との差を減少させる。その結
果、無励起状態においてロータの磁極から外部ヨークの
極歯12a,12b間または内部ヨークの極歯11a,
11bと外部ヨークの極歯12a,12b間へとリーク
する磁束数が増加し、前記ロータの回転に伴うディテン
トトルクの変化量が従来のステッピングモータに較べ減
少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小型ステッピングモー
タに係り、特にロータ回転時の騒音および振動を低減さ
せたステッピングモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ステッピングモータは、自動焦点カメラ
のレンズ駆動等に使用される小型モータの一種である。
このステッピングモータとしては、従来より例えば図6
に示すもような構造のものが知られている。
【0003】図6において、符号1,1aは円筒状に並
ぶ複数の極歯1b,1eおよび平板部1c,1dからな
る一対の内部ヨークで、これら内部ヨーク1,1aは平
板部1c,1dで貼り合わせられている。また、これら
内部ヨーク1,1aの外周にはボビン部2,2が取り付
けられ、このボビン部2,2にはそれぞれコイル3が巻
回されている。
【0004】内部ヨーク1の中央には、極歯1b,1e
に対応した数の磁極を有するロータ4が設置され、更
に、これら全体は、円筒状に並ぶ複数の極歯5b,5c
を有する一対の外部ヨーク5,5aにより上下から覆わ
れている。この場合、内部ヨーク1,1aの極歯1b,
1eと外部ヨーク5,5aの極歯5b,5cの形状およ
び寸法はいずれも等しく、また、内部ヨーク1,1aの
極歯1b,1eと外部ヨーク5,5aの極歯5b,5c
は、ロータ4の周囲において、ロータ4から等距離の位
置に互い違いに離間して配置されている。
【0005】そして、コイル3,3に通電すると、内部
ヨーク1,1aの極歯1b,1eと外部ヨーク5,5a
の極歯5b,5cとが互いに異なる磁極を形成し、その
結果、これらの磁極とロータ4の外周面に形成された磁
極との作用により、ロータ4がその軸回りに回転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般にステッピングモ
ータにおいては、コイル3,3に通電していない状態
(無励起状態)でもロータ4の磁極とヨーク1,1a,
5,5aとの間に磁力が作用している。そして、ロータ
4を回転させた場合この磁力によりロータ4の回転軸が
受けるロータ4回転方向の力をディテントトルクと呼
び、このディテントトルクが大きいほど、通電回転時に
おけるステッピングモータの振動およびそれに伴う騒音
も増大することが知られている。ここで、上記従来のス
テッピングモータにおいても、モータの回転とともに前
記ディテントトルクを原因とする振動および騒音が発生
するという問題があった。この問題は、特にビデオカメ
ラ等録音機能を有する装置に用いる場合に顕著であっ
た。
【課題を解決するための手段】
【0007】本発明者は、上記課題を解決する目的でデ
ィテントトルク発生の原因を調査したところ、以下のよ
うな事実を見いだした。
【0008】図7および図8は、上記従来のステッピン
グモータにおけるロータ4の磁極とヨーク1,5の極歯
1b,1e,5b,5cとの位置関係を示す模式図であ
る。図7において、符号4a,4bは互いに異なる極か
らなるロータ4の磁極を表し、これらの磁極4a,4b
はそれぞれロータ4の軸線方向に沿って一定幅で形成さ
れている。一方、内部ヨーク1,1aは平板部1c,1
dで貼り合わせられているので、内部ヨーク1,1a同
士の接触面Aの面積は、図8に模式的に示すように内部
ヨーク1,1aと外部ヨーク5,5aとの接触面B,
B、または外部ヨーク5,5a同士の接触面Cに較べて
非常に大きく、その結果、内部ヨーク1−1a間におけ
る磁気抵抗は、内部ヨーク1,1aと外部ヨーク5,5
a間(1−5間または1a−5a間)あるいは外部ヨー
ク5−5a間の磁気抵抗に較べて非常に小さくなってい
る。
【0009】従って、無励起状態において、ロータ4の
磁極4a,4bからの磁束の大部分は磁気抵抗の少ない
接触面Aを介して前記極歯1b,1e間で磁気回路を形
成し、その結果、ロータ4の回転は図7に示すようにロ
ータ4の磁極4a,4bの境界が前記極歯1b,1e間
の中間に重なる位置で停止し、ロータ4の安定点S1
形成する。そして、この安定点S1ではディテントトル
クが0となる。
【0010】しかも、上記従来のステッピングモータに
おいては、他の接触面B,Cにおける磁気抵抗が接触面
Aに較べて非常に大きいため、磁極4a,4bからの磁
束が前記他の接触面B,C間で形成する磁気回路は通過
磁束数が非常に少なく、無励起状態においてロータ4を
回転させた場合ディテントトルクに殆ど影響を及ぼすこ
とができない。従って、ロータ4の回転に伴うディテン
トトルクの変化は図9に示すように専ら前記極歯1b,
1e間に形成された磁気回路に依存し、その結果、ディ
テントトルクの変化量Xが増大し、騒音や振動が発生す
る。
【0011】本発明は、上記事実に鑑みてなされたもの
で、所定数の磁極を有するロータと、このロータの周囲
に設置された複数の極歯を有する一対の内部ヨークと、
円筒状に並ぶ複数の極歯を有し、この極歯と前記内部ヨ
ークの極歯とが前記ロータの周囲において互い違いに離
間して位置するよう前記内部ヨークの周囲を覆う一対の
外部ヨークと、前記極歯に巻回され、前記極歯を帯磁さ
せるコイルとを具備するステッピングモータにおいて、
ディテントトルクの変化量を低減する目的で、前記外部
ヨーク間もしくは内部ヨークと外部ヨーク間の磁気抵抗
に対する前記内部ヨーク間の磁気抵抗を相対的に増加さ
せる手段が設けられているものである。
【0012】
【作用】本発明のステッピングモータにおいては、外部
ヨーク間もしくは内部ヨークと外部ヨーク間の磁気抵抗
に対する内部ヨーク間の磁気抵抗を相対的に増加させる
手段が設けられているので、前記外部ヨーク間もしくは
前記内部ヨークと外部ヨーク間の磁気抵抗と、前記内部
ヨーク間の磁気抵抗との差が減少する。従って、ロータ
の回転に伴うディテントトルクの変化量が低下し、その
結果、前記ディテントトルクによるステッピングモータ
の回転時における振動および騒音の発生が低減する。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づき、本発明の実施例につい
て詳説する。図1は、本発明に係るステッピングモータ
のヨークを模式的に示すものである。図1において、符
号11a,11bは内部ヨーク11の極歯で、符号12
a,12bは外部ヨーク12の極歯である。ここで、外
部ヨークの極歯12a,12bの幅方向および軸線方向
の長さはいずれも内部ヨークの極歯11a,11bより
拡大され、そのため、外部ヨークの極歯12a,12b
の面積は内部ヨークの極歯11a,11bの面積より大
きくなっている。
【0014】従って、内部ヨークの極歯11a,11b
と外部ヨークの極歯12a,12b間(11a−12a
間または11b−12b間)および外部ヨークの極歯1
2a−12b間における磁気抵抗は上記従来のヨークよ
り小さくなり、その結果、外部ヨーク12−12間もし
くは内部ヨーク11,11と外部ヨーク12,12間
(11−12間)における磁気抵抗と、内部ヨーク11
−11間における磁気抵抗との差が減少する。
【0015】上記構成を有するステッピングモータの場
合、無励起状態において、ロータ(図示せず)の磁極か
らの磁束はその磁気抵抗に応じて内部ヨークの極歯11
a−11b間(以下、経路1と略す)および内部ヨーク
の極歯11a,11bと外部ヨークの極歯12a,12
b間(11a−12a間または11b−12b間。以
下、それぞれ経路2および経路3と略す)ないしは外部
ヨークの極歯12a−12b間(以下、経路4と略す)
でそれぞれ磁気回路を形成し、しかも、上記の通り外部
ヨークの極歯12a,12bの面積増大に伴い外部ヨー
ク12−12間もしくは内部ヨーク11,11と外部ヨ
ーク12,12間(11−12間)における磁気抵抗
と、内部ヨーク11−11間における磁気抵抗との差が
減少するため、前記経路1を通過する磁束は、前記磁気
抵抗の減少量に応じて前記経路2,3または4へとリー
クする。
【0016】その結果、本発明のステッピングモータに
おけるディテントトルクは、図2に示すようになる。ま
ず、経路4へのリークによるディテントトルクの変化形
態は、図2中符号αで示すようになるため、符号S1
安定点とするディテントトルクの変化量Yは図2に示す
ように従来のステッピングモータに較べ低下する。一
方、経路2および経路3へのリークによるディテントト
ルクの変化形態は、それぞれ図2中符号βおよびγで示
すようになり、おのおの新たな安定点S2およびS3を形
成する。従って、符号S1を安定点とするディテントト
ルクの変化量の減少と新たな安定点S2,S3の形成とが
同時に起こり、トータルのディテントトルクの変化量が
低下する。
【0017】なお、外部ヨークの極歯12a,12bの
面積を増大させる方法として、上記実施例では外部ヨー
クの極歯12a,12bの幅方向および軸線方向の長さ
の双方を拡大したが、いずれか一方のみを拡大してもよ
く、また、外部ヨークの極歯12a,12bの厚さを増
加してもよい。
【0018】図3は、外部ヨークの極歯12a,12b
とロータ14の外周面との距離bを、内部ヨークの極歯
11a,11bとロータ14の外周面との距離aより短
くした場合の例を模式的に示すものである。なお、符号
13はコイルである。
【0019】この場合、外部ヨーク12,12とロータ
14間における磁気抵抗は、前記距離bのロータ14へ
の接近に応じて内部ヨーク11,11とロータ14間に
おける磁気抵抗より小さくなる。従って、無励起状態に
おいて、ロータ14から外部ヨーク12,12および前
記経路2,3ないし4を経て形成された磁気回路へとリ
ークする磁束数が増加し、その結果、ロータ14の回転
に伴うディテントトルクの変化量が図2に示すように低
下する。
【0020】図4は、内部ヨーク11,11の外周を軸
方向内方に折り曲げ、内部ヨーク11,11と外部ヨー
ク12,12との接触面Pの接触面積を増加し、かつ内
部ヨーク11,11同士の接触面Qの面積を減少するこ
とにより、接触面Pにおける磁気抵抗を減少させるとと
もに接触面Qにおける磁気抵抗を増加させ、その結果、
接触面Pと接触面Qにおける磁気抵抗の差を減少させた
場合の例を模式的に示すものである。
【0021】この場合も、無励起状態において、前記ロ
ータの磁極からの磁束はその磁気抵抗に応じて前記接触
面PおよびQを介して経路1ないし経路4間でそれぞれ
磁気回路を形成し、しかも、接触面Pの面積増大および
接触面Qの面積減少に伴い、前記接触面Pを介して形成
された磁気回路と前記接触面Qを介して形成された磁気
回路との間における磁気抵抗の差が減少するため、前記
ロータから前記接触面Pおよび前記経路2,3ないし4
を経て形成された磁気回路にリークする磁束数が増加す
る。その結果、ロータ14の回転に伴うディテントトル
クの変化量が図2に示すように低下する。
【0022】更に、外部ヨーク12,12とロータ14
の外周面間における磁気抵抗を減少させ、かつ内部ヨー
ク11,11とロータ14の外周面間における磁気抵抗
を増加させるために、外部ヨーク12,12を構成する
金属の磁気抵抗を、内部ヨーク11,11を構成する金
属の磁気抵抗より小さくしてもよい。この場合、外部ヨ
ーク12,12を構成する金属としては、例えば電磁純
鉄、アニール処理軟磁性体等が、また、内部ヨーク1
1,11を構成する金属としては、例えばSPCE、ア
ニール無処理の軟磁性体等がそれぞれ用いられる。
【0023】一方、図5は、内部ヨーク11,11間
に、内部ヨーク1,11よりも磁気抵抗の大きな物質か
らなる防磁部材15を介在させた場合の例を模式的に示
すものである。
【0024】この場合も、無励起状態において、前記ロ
ータの磁極からの磁束はその磁気抵抗に応じて内部ヨー
ク11,11間、内部ヨーク11,11と外部ヨーク1
2,12間、および外部ヨーク12,12間でそれぞれ
磁気回路を形成するが、内部ヨーク11,11間には防
磁部材15が介在しているため、内部ヨーク11,11
間における磁気抵抗は相対的に増加する。
【0025】従って、内部ヨーク11−11間、内部ヨ
ーク11,11と外部ヨーク12,12間(11−12
間)、および外部ヨーク12−12間にそれぞれ形成さ
れた磁気回路間における磁気抵抗の差が減少し、それに
伴い前記符号11−12間または12−12間から前記
経路2,3ないし4を経て形成された磁気回路へとリー
クする磁束数が相対的に増加する。その結果、この場合
にもロータ14の回転に伴うディテントトルクの変化量
を図2に示すように低下させることができる。
【0026】防磁部材15として、メッシュ状あるいは
ワッシャ状のものを用いてもよい。この場合、内部ヨー
ク11,11間における磁気抵抗は、防磁部材15のみ
ならず、防磁部材15の内外に存在する空気によっても
増加する。
【0027】上記各実施例においては、いずれも内部ヨ
ーク11−11間の磁気抵抗と、外部ヨーク12−12
間もしくは内部ヨーク11,11と外部ヨーク12,1
2間(11−12)間との磁気抵抗の差を減少させるこ
とにより、ロータ14の回転に伴うディテントトルクの
変化量を低下させている。その結果、前記ディテントト
ルクによるステッピングモータの回転時における振動お
よび騒音の発生が低減される。なお、上記各実施例に示
すディテントトルク軽減方法を併用することももちろん
可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のステッピン
グモータにおいては、内部ヨーク間の磁気抵抗を、外部
ヨーク間もしくは内部ヨークと外部ヨーク間の磁気抵抗
に対して相対的に増加させる手段を設け、前記内部ヨー
ク間の磁気抵抗と、前記外部ヨーク間もしくは前記内部
ヨークと前記外部ヨーク間との磁気抵抗の差を減少させ
ることにより、ロータの回転に伴うディテントトルクの
変化量が低下可能となっている。その結果、前記ディテ
ントトルクによるステッピングモータの回転時における
振動および騒音の発生が低減するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるステッピングモータの極歯の形
状の例を示すヨークの模式図である。
【図2】本発明のステッピングモータにおけるディテン
トトルクの変化量の例を示す図である。
【図3】本発明のステッピングモータにおける極歯の配
置例を模式的に示すステッピングモータの一部縦断面図
である。
【図4】本発明のステッピングモータにおける内部ヨー
クの形状の例を模式的に示すステッピングモータの一部
縦断面図である。
【図5】本発明のステッピングモータにおける防磁部材
の配置例を模式的に示すステッピングモータの一部縦断
面図である。
【図6】従来のステッピングモータの構造の例を示すス
テッピングモータの縦断面図である。
【図7】従来のステッピングモータにおける極歯とロー
タの磁極との位置関係を示す模式図である。
【図8】従来のステッピングモータにおける極歯の配置
例を模式的に示すステッピングモータの一部縦断面図で
ある。
【図9】従来のステッピングモータにおけるディテント
トルクの変化量の例を示す図である。
【符号の説明】 1,1a,11 内部ヨーク 1b,1e,11a,11b 内部ヨークの極歯 1c,1d 平板部 2 ボビン部 3,13 コイル 4,14 ロータ 4a,4b ロータの磁極 5,5a,12 外部ヨーク 5b,5c,12a,12b 外部ヨークの極歯 15 防磁部材 A,Q 内部ヨーク同士の接触面 B,P 内部ヨークと外部ヨークとの接触面 C 外部ヨーク同士の接触面 a 外部ヨークとロータ外周面との距離 b 内部ヨークとロータ外周面との距離 S1,S2,S3 ステッピングモータにおけるロータの
安定点

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数の磁極を有するロータと、このロ
    ータの周囲に設置された複数の極歯を有する一対の内部
    ヨークと、円筒状に並ぶ複数の極歯を有し、この極歯と
    前記内部ヨークの極歯とが前記ロータの周囲において互
    い違いに離間して位置するよう前記内部ヨークの周囲を
    覆う一対の外部ヨークと、前記極歯に巻回され、前記極
    歯を帯磁させるコイルとを具備するステッピングモータ
    において、前記外部ヨーク間もしくは内部ヨークと外部
    ヨーク間の磁気抵抗に対する前記内部ヨーク間の磁気抵
    抗を相対的に増加させる手段が設けられていることを特
    徴とするステッピングモータ。
  2. 【請求項2】 前記外部ヨークの極歯の面積を前記内部
    ヨークの極歯の面積より大きくすることにより、前記外
    部ヨーク間もしくは内部ヨークと外部ヨーク間の磁気抵
    抗に対する前記内部ヨーク間の磁気抵抗を相対的に増加
    させたことを特徴とする請求項1記載のステッピングモ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記外部ヨークと前記ロータの磁極間と
    の距離を前記内部ヨークと前記ロータの磁極間との距離
    より短くしたことにより、前記外部ヨーク間もしくは内
    部ヨークと外部ヨーク間の磁気抵抗に対する前記内部ヨ
    ーク間の磁気抵抗を相対的に増加させたことを特徴とす
    る請求項1または2記載のステッピングモータ。
  4. 【請求項4】 前記外部ヨークと前記内部ヨークとの接
    触面積を前記内部ヨーク同士の接触面積より大きくした
    ことにより、前記外部ヨーク間もしくは内部ヨークと外
    部ヨーク間の磁気抵抗に対する前記内部ヨーク間の磁気
    抵抗を相対的に増加させたことを特徴とする請求項1,
    2または3記載のステッピングモータ。
  5. 【請求項5】 前記外部ヨークを構成する金属の磁気抵
    抗を前記内部ヨークを構成する金属の磁気抵抗より小さ
    くしたことにより、前記外部ヨーク間もしくは内部ヨー
    クと外部ヨーク間の磁気抵抗に対する前記内部ヨーク間
    の磁気抵抗を相対的に増加させたことを特徴とする請求
    項1,2,3または4記載のステッピングモータ。
  6. 【請求項6】 前記磁気抵抗変化手段として、前記内部
    ヨーク間に、前記内部ヨークよりも磁気抵抗の大きな物
    質を介在させたことにより、前記外部ヨーク間もしくは
    内部ヨークと外部ヨーク間の磁気抵抗に対する前記内部
    ヨーク間の磁気抵抗を相対的に増加させたことを特徴と
    する請求項1,2,3,4または5記載のステッピング
    モータ。
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