JPH01110045A - 多位置制御用ロータリーアクチュエータ - Google Patents

多位置制御用ロータリーアクチュエータ

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JPH01110045A
JPH01110045A JP26724587A JP26724587A JPH01110045A JP H01110045 A JPH01110045 A JP H01110045A JP 26724587 A JP26724587 A JP 26724587A JP 26724587 A JP26724587 A JP 26724587A JP H01110045 A JPH01110045 A JP H01110045A
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rotor
cross
yoke
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rotary actuator
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Katsumasa Shimizu
清水 克正
Koji Hirao
平尾 浩二
Hiroshi Mitsuoka
光岡 博
Joji Yamaguchi
譲二 山口
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Aisin Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車輌の減衰力を多段階にコントロールするサ
スペンションシステム系等に用いるロータリーアクチュ
エータに関するもので、特に、フィードバック系を有せ
ずして、他段階に回動角度を設定する多位置制御用ロー
タリーアクチュエータに関するものである。
[従来の技術] 従来からあるこの種のロータリーアクチュエータには、
実開昭61 174881M公報及び実開昭61−17
865’l公報等の技術がある。
上記公報で開示された多位置制御用ロータリーアクチュ
エータの技術は、出力軸の左回転限界及び右回転限界を
設定するセクタ・ギアと、出力軸の回動を設定された位
置で当接によって停止させるストッパ部材の凸部とプラ
ンジャストッパを具備する回転角度制御用ロータリーア
クチュエータにおいて、上記出力軸と上記ストッパ部材
間によって、前記ストッパ部材の凸部とプランジャスト
ッパが左回転を規制する位置と右回転を規制する位置と
の差を補正するように構成したものである。
しかし、この種の多位置制御用ロータリーアクチュエー
タは、出力軸の左回転限界及び右回転限界を設定するセ
クタ・ギアを停止させるストッパ部材の凸部とプランジ
ャストッパとの当接位置を必要回転角により設定する必
要から部品点数が多くなるという問題点があった。
そこで、前記問題点を解決すべく電動機の原理を利用し
てマグネットとステータヨークとの電磁力を利用したロ
ータリーアクチュエータを用いる場合がある。
第6図は従来のロータリーアクチュエータの動作を説明
する説明図である。
図において、ロータ1にはコイル2が巻回されていて、
前記コイル2の両端に印加する電圧によって、ロータ1
の両端に形成する磁極を反転するものである。ステータ
3は永久磁石からなるものである。前記ロータ1は前記
ステータ3と同心軸状に取付けられており、前記ロータ
1とステータ3との相互の電磁力によりロータ1が回動
する。
第6図(a)のように、コイル2の端子間に電圧を印加
したとき、左回動限界用ストッパ4で規制される位置ま
でロータ1が左に回動する。また、第6図(b)のよう
に、コイル2の端子間に電圧を印加したとき、右回動限
界用ストッパ5で規制される位置までロータ1が右に回
動する。
しかし、第6図に示された従来のロータリーアクチュエ
ータは、左回動限界用ストッパ4で規制される位置と、
右回動限界用ストッパ5で規制される位置との2位置で
停止できるにすぎなく、例えば、車輌の減衰力を複数段
階にコントロールして、車輌の走行状態に適応した最適
制御を行うには問題があった。
この点を解決する方法として、第7図に示すロータリー
アクチュエータの動作を説明する説明図のように、第6
図に示された従来のロータリーアクチュエータのステー
タ3の磁極を2対設ける方法が考えられる。
図において、1対のステータヨーク31及びステータヨ
ーク32は、直列接続されたコイル21及びコイル22
からなるコイルエが巻回されており、その端子A、B←
印加される電圧によって形成される磁界が反転する。ま
た、他の1対のステータヨーク33及びステータヨーク
34は、直列接続されたコイル23及びコイル24から
なるコイル■が巻回されており、その端子C,Dに印加
される電圧によって形成される磁界が反転する。
ロータ10は永久磁石からなるもので、前記ロータ10
は前記ステータヨーク31.32,33゜34と同心軸
状に取付けられており、前記ロータ10とステータヨー
ク31,32.33.34との相互の電磁力によりロー
タ10が回動する。
このとき、コイルエの端子A、B及びコイル■の端子C
,Dに印加される電圧を とすれば、このときのロータ10の回動位置を図示する
と、第8図のロータリーアクチュエータの停止位置動作
を説明する説明図のようになる。
図において、第8図(a)は中間位置、第8図(b)は
左限界位置、第8図(C)は右限界位置を示すものであ
る。特に、第8図(b)は左回動限界用ストッパ40で
規制される位置まで、ロータ10が左に回動したもので
ある。また、第8図(C)は右回動限界用ストッパ50
で規制される位置まで、ロータ10が右に回動したもの
である。
したがって、このロータリーアクチュエータにおいては
、第8図(a)に示す中間位置、第8図(b)に示す左
限、界位置、第8図(C)に示す右限界位置の3位置で
停止させることができる。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、第8図に示すロータリーアクチュエータにおい
ては、ロータ10はステータヨーク31゜32.33,
34と同心軸状に取付けられているから、ロータ10と
ステータヨーク31,32゜33.34との間のギャッ
プ長は、いずれの位置でも一定である。したがって、ロ
ータ10の微小回動角度に対する磁束の変化量は、ロー
タ10が中間位置に近付くにつれて減少する。
また、ロータ10に発生するトルクは、T−nl−dφ
/dθ 但し、T二トルク、n:巻線数、■=電流φ:総磁束、
θ:回動角 である。
で与えられるので、微小回動角度に対する磁束の変化量
、即ち、dφ/dθが減少すると、ロータ10に発生す
るトルクは減少する。
例えば、前記回動角θを60度とした場合、左回動限界
から右回動限界の120度の範囲の出力トルクは、第9
図の特性図に示すように、左回動限界から右回動限界ま
たは右回動限界から左回動限界に回動させようとした場
合に、ロータ10が中間位置に近付くにつれてトルクは
急激に低下する。また、ロータ10とステータヨーク3
1,32に吸引力が発生するためロータ10は中間位置
からずれようとすると、それを中間位置へ引き戻す方向
に力が加わるため、結果としてロータ10の出力トルク
は急激に低下する。よって、長期の使用により摩擦力等
が増加しりすると、そこでロータ10が停止する可能性
も予測される。或いは滑かな$1311が期待できなく
なる可能性も予測される。
そこで、本発明は上記問題点を解決すべくなされたもの
で、ロータの広い回動範囲でトルクダウンが生じない多
位置制御用ロータリーアクチュエータの提供を課題とす
るものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明にかかる多位置制御用ロータリーアクチュエータ
は、2n(nは整数)極の磁石からなるロータと、前記
ロータの外周に配設したコイルを巻回した2m個のステ
ータヨークとを具備し、前記ステータヨークとロータの
磁石が対向したとき、コイルを巻回した2m個のステー
タヨークの1個以上のコイルを巻回した1個以上のヨー
ク巻線部の磁路の断面積が、ロータの磁石よって磁気飽
和する断面積の70%〜80%程度の値としたものであ
る。
[作用] 本発明においては、2n(nは整数)極の磁石からなる
ロータと、前記ロータの外周に配設したコイルを巻回し
た2m個のステータヨークの磁石が対向したとき、コイ
ルを巻回した1個以上のヨ一り巻線部の磁路の断面積を
、ロータの磁石よって磁気飽和する断面積の70%〜8
0%程度の値とすることにより、ステータヨークとロー
タの吸引力を減少させ、出力トルク落込みを少なくする
このように構成すると一ステータヨークを通過する磁束
が減少するため、全体としての出力トルクが小さくなる
が、出力トルク落込み、即ち、最低トルクレベルを上げ
ることが可能となり、結果的に小形化することができる
[実施例] 第1図は本発明の実施例の多位置制御用ロータリーアク
チュエータの原理を説明する要部説明図である。また、
第2図は本発明の実施例の多位置制御用ロータリーアク
チュエータの停止位置動作を説明する説明図である。
図において、1対のステータヨーク31及びステータヨ
ーク32は、直列接続されたコイル21及びコイル22
からなるコイルエが巻回されており、その端子A、Bに
印加される電圧によって形成され、る磁界が反転する。
また、他の1対のステータヨーク33及びステータヨー
ク34は、直列接続されたコイル23及びコイル24か
らなるコイル■が巻回されており、その端子C,Dに印
加される電圧によって形成される磁界が反転する。
ロータ10は永久磁石からなり、前記ロータ10とステ
ータヨーク31.32.33.34との相互の電磁力に
よりロータ10が回動する。この実施例では、ロータ1
0が界磁となり、ステータヨーク31,32,33.3
4が電機子となる。前記ステータヨーク31及び3.2
及び33及び34は、ロータ10の同心円上に配設され
ている。
なお、以上の基本的構成は前記第7図及び第8図の構成
と相違するものではない。
前記ステータヨーク31.32..33.34は第1図
のステータヨーク34の要部説明図に示すように、ステ
ータヨーク34のコイル24を巻回したヨーク巻線部3
4aの断面積を、ロータ10の永久磁石が対向したとき
、その日〒り10の永久磁石によって磁気飽和する断面
積の70%〜80%程度の断面積とすべく、その幅を磁
気飽和する断面積の幅、即ち、破線で示す従来の断面積
の幅34bよりも70%程度狭くしたものである。
上記のように構成された多位置制御用ロータリー7クチ
ユエータは、第2図に示したように3位置に回動動作す
ることができる。第3図は第2図に示す説明図の構造を
有する多位置制御用ロータリーアクチュエータの断面図
である。なお、第3図の破線はロータ10が回動した位
置を示すものである。
図において、ロータ10は出力シャフト11に直接接続
されており、出力シャフト11には、左回動限界用スト
ッパ14または右回動限界用ストッパ15で規制される
突部を有する当接部材12が装着されている。
この回動動作原理は第7図及び第8図に示した従来の多
位置制御用ロータリーアクチュエータの場合と同様であ
るので、・その説明を省略する。
このとき、2極の永久磁石からなるロータ10と、前記
ロータ10の外周に配設した4個のコイル21,22,
23,24を巻回したステータヨーク31.32.33
.34が対向したとき、4個のコイル21,22,23
.24を巻回したヨーク巻線部31a、32a、33a
、34aの磁路の断面積を、ロータ10の永久磁石によ
って磁気飽和する断面積の70%程度にしたものである
から、ステータヨーク31.32,33,34、とロー
タ10の吸引力を減少させ、出力トルクの落込みを少な
くすることができる。
第4図はこの実施例の出力トルク特性図を示すものであ
る。
なお、ヨーク巻線部31a、32a、33a。
34aの磁路の断面積を磁気飽和断面積Mとし、また、
実際のヨーク巻線部31a、32a、33a、34aの
磁路の断面積をSとしたとき、磁気飽和断面積Mに対す
る実際のヨーク巻線部31a。
32a、33a、34aの磁路の断面積Sの比率Pは、
P=S/Mとして算出したものである。
P≧1のとき、実際には、・P−1,P−1,2゜P=
1.3.P−1,5,P=1.7で共通した結果として
、第4図(a)の特性を得た。この特性は所定の出力ト
ルクを得る場合に、4個のコイル21,22.23.2
4を巻回したヨーク巻線部31a、32a、33a、3
4aの磁路の断面積を、磁気飽和断面積Mに等しいか、
それ以上としたものであり、通常の出力トルクの特性図
に等しいものである。
また、P−0,9のとき、第4図(b)の特性を得た。
この特性では、出力トルクの最高トルクレベル及び出力
トルク落込み(最低トルクレベル)が変化しないのに対
して、減少幅が増大しており、使用条件としては、第4
図(a)の特性よりも低下するものである。
そして、P−0,7,P−0,8のとき、第4図(C)
の特性を得た。この特性では、出力トルクの最高トルク
レベルの減少があるものの、出力トルク落込みが多少減
少しており、出力トルクの最高トルクレベルと最低トル
クレベルとの比率が減少している。
即ち、このように構成すると、ヨーク巻線部3la、3
2a、33a、34aを通過する磁束が減少するため、
全体としての出力トルクが小さくなるが、最低トルクレ
ベルである出力トルク落込みを上げることが可能となり
、結果的に小形化することができる。
更に、P−0,5(P≦0.5)のとき、第4図(d)
の特性を得た。この特性では、ステータヨーク31,3
2,33.34とロータ10の保持力が負になり、ロー
タ10はステータヨーク31とステータヨーク32との
問、ステータヨーク32とステータヨーク33との間、
ステータヨーク33とステータヨーク34との間、ステ
ータヨーク34とステータヨーク31との間に動こうと
作用し、この種の実施例の多位置制御用ロータリーアク
チュエータとして使用できない。
したがって、2極の永久磁石からなるロータ10と、前
記ロータ10の外周に配設した4個のコイル21,22
,23,24を巻回したステータヨーク31,32.3
3.34が対向したとき、4個のコイル21,22,2
3.24を巻回したヨーク巻線部31a、32a、33
a、34aの磁路の断面積を、ロータ10の永久磁石に
よって磁気飽和する断面積の70%〜80%程重の値と
することにより、ステータヨーク31,32,33.3
4とロータ10の吸引力を減少させ、トルク落込みを少
なくすることができる。故に、ヨーク巻線部31a、3
2a、33a、34aを通過する磁束が減少するため、
全体としての出力トルクが小さくなるが、出力トルク落
込み、即ち、最低トルクレベルを引き上げることが可能
となり、結果的に小形化することができる。
上記実施例では、4個のコイル21,22,23.24
を巻回したステータヨーク31,32゜33.34が対
向したとき、4個のコイル21゜22.23.24を巻
回したヨーク巻線部31a。
32a、33a、34aの磁路の断面積を、ロータ10
の永久磁石によって磁気飽和する断面積の70%程度の
値としたものであるが、前記ステータヨーク31,32
.33.34とロータ10の永久磁石が対向したとき、
その断面積をロータ1Oの永久磁石によって磁気飽和す
る断面積の70%〜80%程度の値とするヨーク巻線部
31a。
32a、33a、34aは、第5図の本発明の第二実施
例のように、左回転限界及び右回転限界の間の位置のス
テータヨーク33.34との間の位置のステータヨーク
31,32のヨーク巻線部31a、32aの磁路とする
こともできる。この場合においても、ステータヨーク3
1.32のヨーク巻線部31a、32aの磁路はその断
面積をロータ10の永久磁石によって磁気飽和する断面
積の70%〜80%程度の値とするものであるから、ス
テータヨーク31.32とロータ10の吸引力を減少さ
せ、トルク落込みを少なくすることができる。故に、ヨ
ーク巻線部31a、32aを通過する磁束が減少するた
め、全体としての出力トルクが小さくなるが、出力トル
ク落込み、即ち、最低トルクレベルを引き上げることが
可能となり、結果的に小形化することができる。
このように、上記事例を挙げた実施例の多位置制御用ロ
ータリーアクチュエータは、2n(nは1.2,3.・
・・等の整数)極の永久磁石からなるロータ10と、前
記ロータ10の外周に配設した2m (mは1,2.3
.・・・等の整数)個のコイル21.22,23.24
を巻回したステータヨーク31,32,33.34とを
具備する多位置制御用ロータリーアクチュエータにおい
て、前記ステータヨーク31,32,33.34とロー
タ10の永久磁石が対向したとき、2m個のコイル21
.22,23.24を巻回したステータヨーク31.3
2,33.34の1個以上のコイル21゜22.23.
24を巻回したヨーク巻線部31a。
32a、33a、34aの磁路の断面積が、ロータの磁
石よって磁気飽和する断面積の70%〜80%程度の値
としたものである。
したがって、ステータヨーク31,32,33゜34の
コイル21.22,23.24を巻回した1個以上のヨ
ーク巻線部31a、32a、33a。
34aの磁路の断面積が、ロータの磁石よって磁気飽和
する断面積の70%〜80%程度の値とすることによっ
て、ステータヨーク31,32,33.34とロータ1
0の吸引力を減少させ、トルク落込みを少なくすること
ができる。故に、ヨーク巻線部31a、32a、33a
、34!を通過する磁束が減少するため、全体としての
出力トルクが小さくなるが、出力トルク落込み、即ち、
最低1〜ルクレベルを引き上げることが可能となり、結
果的に小形化することができる。
また、ステータヨーク31.32,33.34のヨーク
巻線部31a、32a、33a、34aの断面積を小さ
くプることにより、コイル21゜2°2,23,24を
巻回する空間を広くすることができ、多位置制御用ロー
タリーアクチュエータを製造する際に作業性が向上し、
小形化できる。
特に、第一実施例のように、全ステータヨーク31.3
2,33.34のヨーク巻線部31a、32a、33a
、34aの断面積を小さくしたものでは顕著である。
ところで、上記実施例の2n極の磁石からなるロータは
、2極の永久磁石からなるロータ10としているが本発
明を実施する場合には、上記永久磁石に限定されるもの
ではなく、コイルを巻回した電磁石とすることもできる
また、上記実施例のロータの外周に配設したコイルを巻
回した2m個のステータヨークはステータヨーク31,
32.33.34とし、その内端部の面積をロータの周
面に沿って広くしているが、本発明を実施する場合には
、ステータヨークのヨーク巻線部の断面積をロータの磁
石よって磁気飽和する断面積の70%〜80%程度の値
とすればよい。即ち、前記実施例では70%〜80%程
度の面積の減少を、けい素鋼板の幅で70%〜80%程
度幅を狭くしているが、本発明を実施する場合には、け
い素鋼板の積層厚またはけい素鋼板自体の厚みを70%
〜80%程度薄くすることができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の多位置制御用ロークリアクチュ
エータは、2n(nは整数)極の磁石からなるロータと
、前記ロータの外周に配設したコイルを巻回した2m 
(mは整数)個のステータヨークの磁石が対向したとき
、コイルを巻回した2m個のステータヨークの1個以上
のコイルを巻回したヨーク巻線部の磁路の断面積が、ロ
ータの磁石よって磁気飽和する断面積の70%〜80%
程度の値としたものであるから、コイルを巻回したステ
ータヨークの1個以上のヨーク巻線部の磁路の断面積が
、ロータの磁石によって磁気飽和する断面積の70%〜
80%程度の値とすることによって、ステータヨークと
ロータの吸引力を減少させ、トルク落込みを少なくする
ことができる。
したがって、ヨーク巻線部を通過する磁束が減少するた
め、全体としての出力トルクが小さくなるが、出力トル
ク落込み、即ち、最低トルクレベルを引き上げることが
可能となり、結果的に小形化することができ、ロータは
所定の位置まで確実に回動することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の多位置制御用ロータリー7ク
チユエータの原理を説明する要部の説明図、第2図は本
発明の実施例の多位置制御用ロータリーアクチュエータ
の停止位置動作を説明する説明図、第3図は第2図に示
す説明図の構造を有する多位置制御用ロータリーアクチ
ュエータの断面図、第4図は多位置制御用ロータリーア
クチュエータの特性図、第5図は本発明の第二実施例の
多位置制御用ロータリーアクチュエータの動作を説明す
る説明図、第6図は従来のロータリーアクチュエータの
動作を説明する説明図、第7図はロータリーアクチュエ
ータの動作を説明する説明図、第8図はロータリーアク
チュエータの停止位置動作を説明する説明図、第9図は
従来の多位置制御用ロータリー7クチユエータの特性図
である。 図において、 10:ロータ、 31.32,33,34:ステータヨーク、31a、3
2a、33a、34a:ヨーク巻線部、である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。 特許出願人 アイシン精機株式会社 外1名

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2n(nは整数)極の磁石からなるロータと、前
    記ロータの外周に配設したコイルを巻回した2m(mは
    整数)個のステータヨークとを具備する多位置制御用ロ
    ータリーアクチュエータにおいて、 前記ステータヨークとロータの磁石が対向したとき、コ
    イルを巻回した2m個のステータヨークの1個以上のヨ
    ーク巻線部の磁路の断面積が、ロータの磁石よって磁気
    飽和する断面積の70%〜80%程度の値としたことを
    特徴とする多位置制御用ロータリーアクチュエータ。
  2. (2)前記ステータヨークとロータの磁石が対向したと
    き、その断面積をロータの磁石によって磁気飽和する断
    面積の70%〜80%程度の値としたヨーク巻線部は、
    左回転限界及び右回転限界の間の位置のステータヨーク
    としたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    多位置制御用ロータリーアクチュエータ。
  3. (3)前記ステータヨークとロータの磁石が対向したと
    き、その断面積をロータの磁石によって磁気飽和する断
    面積の70%〜80%程度の値としたヨーク巻線部は、
    全ステータヨークとしたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の多位置制御用ロータリーアクチュエー
    タ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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