JPH05160017A - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
- Publication number
- JPH05160017A JPH05160017A JP34842891A JP34842891A JPH05160017A JP H05160017 A JPH05160017 A JP H05160017A JP 34842891 A JP34842891 A JP 34842891A JP 34842891 A JP34842891 A JP 34842891A JP H05160017 A JPH05160017 A JP H05160017A
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- JP
- Japan
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- cleaning liquid
- spin chuck
- holding means
- rotation
- cleaning
- Prior art date
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- Granted
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- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】カップに付着した塗布液を、専用治具を用いる
ことなく、少量の洗浄液で均一にかつ短時間で効率よく
洗浄除去する。 【構成】スピンチャック20に洗浄液誘導部24を形成
する。この洗浄液誘導部24に向ってカップ32,33
に付着した塗布液を洗浄するための洗浄液供給ノズル2
5を臨設する。洗浄液供給ノズル25から噴射される洗
浄液Lを、スピンチャック20の洗浄液誘導部24に噴
射すると共に、スピンチャック20を回転することによ
り、スピンチャック20による遠心力により洗浄液Lは
外カップ32及び内カップ33に向けて散布され、カッ
プ32,33の洗浄を行うことができる。
ことなく、少量の洗浄液で均一にかつ短時間で効率よく
洗浄除去する。 【構成】スピンチャック20に洗浄液誘導部24を形成
する。この洗浄液誘導部24に向ってカップ32,33
に付着した塗布液を洗浄するための洗浄液供給ノズル2
5を臨設する。洗浄液供給ノズル25から噴射される洗
浄液Lを、スピンチャック20の洗浄液誘導部24に噴
射すると共に、スピンチャック20を回転することによ
り、スピンチャック20による遠心力により洗浄液Lは
外カップ32及び内カップ33に向けて散布され、カッ
プ32,33の洗浄を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体ウエハ等の被
塗布体を回転して塗布液を塗布する塗布装置に係り、特
に回転により飛散される塗布液が付着する容器を洗浄す
ることができる塗布装置に関するものである。
塗布体を回転して塗布液を塗布する塗布装置に係り、特
に回転により飛散される塗布液が付着する容器を洗浄す
ることができる塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体ウエハ等の被塗布体を回転
して塗布液を塗布する塗布装置として、図9に示すよう
なレジスト回転塗布装置が試みられている。この塗布装
置は、半導体ウエハ60を水平に保持して高速回転する
回転保持手段であるスピンチャック61と、半導体ウエ
ハ60上に塗布液としてレジスト液を滴下するレジスト
供給ノズル62と、スピンチャック61上の半導体ウエ
ハ60を包囲するように設けられた外カップ63及び内
カップ64とを有している。
して塗布液を塗布する塗布装置として、図9に示すよう
なレジスト回転塗布装置が試みられている。この塗布装
置は、半導体ウエハ60を水平に保持して高速回転する
回転保持手段であるスピンチャック61と、半導体ウエ
ハ60上に塗布液としてレジスト液を滴下するレジスト
供給ノズル62と、スピンチャック61上の半導体ウエ
ハ60を包囲するように設けられた外カップ63及び内
カップ64とを有している。
【0003】レジスト供給ノズル62から半導体ウエハ
60上に滴下されたレジスト液は、スピンチャック61
の回転により、半導体ウエハ60上に均一に塗布され、
余分なレジスト液は半導体ウエハ60の周辺方向に飛散
されて外カップ63及び内カップ64の内壁面に付着す
る。この外カップ63、内カップ64に付着したレジス
ト液層を放置しておくと、次第にレジストが積層、乾燥
し、衝撃などによってカップ63,64から剥離して、
半導体ウエハ60を汚染する虞れがある。このため、カ
ップ63,64を定期的に取り外して、洗浄除去するこ
とが行われている。しかし、この作業は非常に手間と時
間がかかる。
60上に滴下されたレジスト液は、スピンチャック61
の回転により、半導体ウエハ60上に均一に塗布され、
余分なレジスト液は半導体ウエハ60の周辺方向に飛散
されて外カップ63及び内カップ64の内壁面に付着す
る。この外カップ63、内カップ64に付着したレジス
ト液層を放置しておくと、次第にレジストが積層、乾燥
し、衝撃などによってカップ63,64から剥離して、
半導体ウエハ60を汚染する虞れがある。このため、カ
ップ63,64を定期的に取り外して、洗浄除去するこ
とが行われている。しかし、この作業は非常に手間と時
間がかかる。
【0004】そこで、この塗布装置には、カップ63,
64に付着したレジストを自動的に除去する洗浄機構が
設けられている。すなわち、図9及び図10に示すよう
に、カップ63,64には、レジストを溶解する洗浄液
Lを導入する導入路65と、導入路65から導入された
洗浄液Lをカップ63,64の全周に分配供給するため
の環状の供給路66と、供給路66の洗浄液Lをレジス
ト付着面へと流し出すための多数の小孔67とが形成さ
れると共に、導入路65には、継手68を介して洗浄液
導入用のチューブ69が接続されている。そして、供給
路66に供給された洗浄液Lは各小孔67を通って流れ
出し、外カップ63の内周面、内カップ64の外周面を
伝わって流れ落ちるようになっている。
64に付着したレジストを自動的に除去する洗浄機構が
設けられている。すなわち、図9及び図10に示すよう
に、カップ63,64には、レジストを溶解する洗浄液
Lを導入する導入路65と、導入路65から導入された
洗浄液Lをカップ63,64の全周に分配供給するため
の環状の供給路66と、供給路66の洗浄液Lをレジス
ト付着面へと流し出すための多数の小孔67とが形成さ
れると共に、導入路65には、継手68を介して洗浄液
導入用のチューブ69が接続されている。そして、供給
路66に供給された洗浄液Lは各小孔67を通って流れ
出し、外カップ63の内周面、内カップ64の外周面を
伝わって流れ落ちるようになっている。
【0005】また、別の洗浄手段として、図11に示す
ように、スピンチャック61上にダミーウエハ70を載
置し、スピンチャック61を回転させながら上方の洗浄
液供給ノズル71から洗浄液を供給し、飛散させてカッ
プ63,64を洗浄する技術も知られている(特開昭5
8−184725号公報、特開昭62−73630号公
報参照)。
ように、スピンチャック61上にダミーウエハ70を載
置し、スピンチャック61を回転させながら上方の洗浄
液供給ノズル71から洗浄液を供給し、飛散させてカッ
プ63,64を洗浄する技術も知られている(特開昭5
8−184725号公報、特開昭62−73630号公
報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者す
なわち図9及び図10に示す洗浄機構では、外カップ6
3及び内カップ64の構造が複雑であり、高価となるば
かりでなく、加工、取付上も難しい。また、何百個もの
小孔67から洗浄液Lを流しているが、洗浄液Lは一度
流れた道筋を流れ易いことから、カップ63,64の全
周面に亘って均一に洗浄液Lが拡がって流れず、洗浄む
らができてしまうという問題があった。更に、洗浄液L
を少しずつ流してレジストを溶解除去する方式なので、
洗浄時間が長く、洗浄液Lの消費量も多い。また、継手
68等から洗浄液Lがリークするなどのトラブルが発生
する虞れもあった。上記の他、洗浄液の飛散方向をコン
トロールすることが難しく、カップを効果的に洗浄でき
ないなどの問題もあった。
なわち図9及び図10に示す洗浄機構では、外カップ6
3及び内カップ64の構造が複雑であり、高価となるば
かりでなく、加工、取付上も難しい。また、何百個もの
小孔67から洗浄液Lを流しているが、洗浄液Lは一度
流れた道筋を流れ易いことから、カップ63,64の全
周面に亘って均一に洗浄液Lが拡がって流れず、洗浄む
らができてしまうという問題があった。更に、洗浄液L
を少しずつ流してレジストを溶解除去する方式なので、
洗浄時間が長く、洗浄液Lの消費量も多い。また、継手
68等から洗浄液Lがリークするなどのトラブルが発生
する虞れもあった。上記の他、洗浄液の飛散方向をコン
トロールすることが難しく、カップを効果的に洗浄でき
ないなどの問題もあった。
【0007】これに対し、後者すなわち図11に示す洗
浄機構においては、洗浄時間の短縮及び洗浄液の消費量
の削減を図ることは可能であるが、ダミーウエハ70の
搬入・搬出に時間がかかると共に、ダミーウエハ70の
待機スペースやマニュアル出し入れが必要となり、更に
は、ダミーウエハ70の表面に付着したパーティクルが
スピンチャック61に付着し、ウエハ60を汚染すると
いう問題があった。
浄機構においては、洗浄時間の短縮及び洗浄液の消費量
の削減を図ることは可能であるが、ダミーウエハ70の
搬入・搬出に時間がかかると共に、ダミーウエハ70の
待機スペースやマニュアル出し入れが必要となり、更に
は、ダミーウエハ70の表面に付着したパーティクルが
スピンチャック61に付着し、ウエハ60を汚染すると
いう問題があった。
【0008】この発明は上記事情に鑑みなされたもので
あり、専用の洗浄治具を用いることなく、少量の洗浄液
で均一にかつ短時間で効率よく付着した塗布液の洗浄を
行うことができる塗布装置を提供することを目的とする
ものである。
あり、専用の洗浄治具を用いることなく、少量の洗浄液
で均一にかつ短時間で効率よく付着した塗布液の洗浄を
行うことができる塗布装置を提供することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の第1の塗布装置は、被塗布体を保持して
回転する回転保持手段と、この回転保持手段を取り囲む
ように設けられ、上記被塗布体に供給された塗布液の飛
散を防止するための容器とを有する塗布装置を前提と
し、上記回転保持手段に洗浄液誘導部を形成し、上記洗
浄液誘導部に向って上記容器に付着した塗布液を洗浄す
るための洗浄液の供給ノズルを臨設し、この供給ノズル
から噴射される洗浄液を、上記回転保持手段の洗浄液誘
導部を介して上記容器に散布させるようにしたことを特
徴とするものである。
に、この発明の第1の塗布装置は、被塗布体を保持して
回転する回転保持手段と、この回転保持手段を取り囲む
ように設けられ、上記被塗布体に供給された塗布液の飛
散を防止するための容器とを有する塗布装置を前提と
し、上記回転保持手段に洗浄液誘導部を形成し、上記洗
浄液誘導部に向って上記容器に付着した塗布液を洗浄す
るための洗浄液の供給ノズルを臨設し、この供給ノズル
から噴射される洗浄液を、上記回転保持手段の洗浄液誘
導部を介して上記容器に散布させるようにしたことを特
徴とするものである。
【0010】また、この発明の第2の塗布装置は、上記
第1の塗布装置と同様に、被塗布体を保持して回転する
回転保持手段と、この回転保持手段を取り囲むように設
けられ、上記被塗布体に供給された塗布液の飛散を防止
するための容器とを有する塗布装置を前提とし、上記回
転保持手段は、上記容器に付着した塗布液を洗浄するた
めの洗浄液を貯留し得る貯留部を有すると共に、回転保
持手段の回転により貯留部の洗浄液を上記容器に向って
吐出する吐出孔を有するものである。
第1の塗布装置と同様に、被塗布体を保持して回転する
回転保持手段と、この回転保持手段を取り囲むように設
けられ、上記被塗布体に供給された塗布液の飛散を防止
するための容器とを有する塗布装置を前提とし、上記回
転保持手段は、上記容器に付着した塗布液を洗浄するた
めの洗浄液を貯留し得る貯留部を有すると共に、回転保
持手段の回転により貯留部の洗浄液を上記容器に向って
吐出する吐出孔を有するものである。
【0011】この発明において、上記被塗布体として
は、半導体ウエハ、プリント基板、LCD基板等があ
り、レジスト液塗布処理、現像液塗布処理、エッチング
液塗布処理、磁性液塗布処理、洗浄処理などを行う装置
に適用される。
は、半導体ウエハ、プリント基板、LCD基板等があ
り、レジスト液塗布処理、現像液塗布処理、エッチング
液塗布処理、磁性液塗布処理、洗浄処理などを行う装置
に適用される。
【0012】上記回転保持手段は被塗布体を保持して、
被塗布体を回転するものであれば、回転数は一定であっ
てもよいが、好ましくは回転数を可変にする方がよく、
更に好ましくは回転軸線方向に往復移動可能に形成して
なる方がよい。
被塗布体を回転するものであれば、回転数は一定であっ
てもよいが、好ましくは回転数を可変にする方がよく、
更に好ましくは回転軸線方向に往復移動可能に形成して
なる方がよい。
【0013】また、上記洗浄液誘導部は供給ノズルから
噴射される洗浄液を容器に散布させるものであれば任意
のものでよく、例えば回転保持手段の被塗布体保持部裏
面に所定の角度をもたせた反射誘導面にて形成してもよ
く、あるいは複数の誘導孔にて形成することもできる。
なお、複数の誘導孔にて洗浄液誘導部を形成する場合に
は、洗浄液供給ノズルから噴射される洗浄液を各誘導孔
に向って供給する必要があり、そのためには洗浄液供給
ノズルを角度調整可能に配設するか、あるいは移動可能
に配設する必要がある。
噴射される洗浄液を容器に散布させるものであれば任意
のものでよく、例えば回転保持手段の被塗布体保持部裏
面に所定の角度をもたせた反射誘導面にて形成してもよ
く、あるいは複数の誘導孔にて形成することもできる。
なお、複数の誘導孔にて洗浄液誘導部を形成する場合に
は、洗浄液供給ノズルから噴射される洗浄液を各誘導孔
に向って供給する必要があり、そのためには洗浄液供給
ノズルを角度調整可能に配設するか、あるいは移動可能
に配設する必要がある。
【0014】また、回転保持手段に設けられる吐出孔
は、回転保持手段の外周方向に開口する少なくとも1箇
所以上設ければよいが、好ましくは各々開口角度の異な
る複数の吐出孔とする方がよい。
は、回転保持手段の外周方向に開口する少なくとも1箇
所以上設ければよいが、好ましくは各々開口角度の異な
る複数の吐出孔とする方がよい。
【0015】
【作用】上記のように構成されるこの発明の第1の塗布
装置によれば、洗浄液供給ノズルから回転中の回転保持
手段の洗浄液誘導部に洗浄液が適宜供給されると、供給
された洗浄液は、回転保持手段の回転による回転力及び
遠心力を受けて高速で飛散し、カップ内面に衝突する。
洗浄液は大きな運動量を持って連続的に散布されるの
で、カップ内面に付着した塗布液は急速に洗浄除去され
る。この際、回転保持手段の回転数を変化させることに
より、洗浄液の散布範囲を変えることができ、また回転
保持手段を回転軸線方向に移動させることにより、洗浄
液の散布範囲を広くすることができる。
装置によれば、洗浄液供給ノズルから回転中の回転保持
手段の洗浄液誘導部に洗浄液が適宜供給されると、供給
された洗浄液は、回転保持手段の回転による回転力及び
遠心力を受けて高速で飛散し、カップ内面に衝突する。
洗浄液は大きな運動量を持って連続的に散布されるの
で、カップ内面に付着した塗布液は急速に洗浄除去され
る。この際、回転保持手段の回転数を変化させることに
より、洗浄液の散布範囲を変えることができ、また回転
保持手段を回転軸線方向に移動させることにより、洗浄
液の散布範囲を広くすることができる。
【0016】また、この発明の第2の塗布装置によれ
ば、洗浄液供給ノズルから予めあるいは回転中に洗浄液
が適宜供給されると、回転保持手段の回転に伴う遠心力
により、洗浄液は回転保持手段の周縁部側の貯留部に集
められ、更に回転保持手段の回転による回転力及び遠心
力を受けて、洗浄液は吐出孔から高速で吐出飛散しカッ
プ内面に衝突する。洗浄液は貯留部に一旦貯えられ、大
きな運動量を持った洗浄液が例えば連続的に吐出孔から
吐出されるので、カップ内面に付着した塗布液は急速に
洗浄除去される。この際、上記と同様に回転保持手段の
回転数及び又は回転軸線方向に沿う移動により、洗浄散
布範囲を広くすることができる。
ば、洗浄液供給ノズルから予めあるいは回転中に洗浄液
が適宜供給されると、回転保持手段の回転に伴う遠心力
により、洗浄液は回転保持手段の周縁部側の貯留部に集
められ、更に回転保持手段の回転による回転力及び遠心
力を受けて、洗浄液は吐出孔から高速で吐出飛散しカッ
プ内面に衝突する。洗浄液は貯留部に一旦貯えられ、大
きな運動量を持った洗浄液が例えば連続的に吐出孔から
吐出されるので、カップ内面に付着した塗布液は急速に
洗浄除去される。この際、上記と同様に回転保持手段の
回転数及び又は回転軸線方向に沿う移動により、洗浄散
布範囲を広くすることができる。
【0017】
【実施例】以下に、この発明の実施例を図面に基いて詳
細に説明する。この実施例はレジスト膜形成装置に適用
したものである。
細に説明する。この実施例はレジスト膜形成装置に適用
したものである。
【0018】図1に示すように、このレジスト膜形成装
置は、被塗布体例えば半導体ウエハ60(以下、単にウ
エハという)に種々の処理を施す処理機構が配設された
処理機構ユニット10と、処理機構ユニット10にウエ
ハ60を自動的に搬入・搬出するための搬入・搬出機構
1とから主に構成されている。
置は、被塗布体例えば半導体ウエハ60(以下、単にウ
エハという)に種々の処理を施す処理機構が配設された
処理機構ユニット10と、処理機構ユニット10にウエ
ハ60を自動的に搬入・搬出するための搬入・搬出機構
1とから主に構成されている。
【0019】搬入・搬出機構1は、処理前のウエハ60
を収納するウエハキャリア2と、処理後のウエハ60を
収納するウエハキャリア3と、ウエハ60を吸着保持す
るアーム4と、このアーム4をX(左右),Y(前
後),Z(垂直)及びθ(回転)方向に移動させる移動
機構5と、ウエハ60がアライメントされかつ処理機構
ユニット10との間でウエハ60の受け渡しがなされる
アライメントステージ6とを備えている。
を収納するウエハキャリア2と、処理後のウエハ60を
収納するウエハキャリア3と、ウエハ60を吸着保持す
るアーム4と、このアーム4をX(左右),Y(前
後),Z(垂直)及びθ(回転)方向に移動させる移動
機構5と、ウエハ60がアライメントされかつ処理機構
ユニット10との間でウエハ60の受け渡しがなされる
アライメントステージ6とを備えている。
【0020】処理機構ユニット10には、アライメント
ステージ6よりX方向に形成された搬送路11に沿って
移動自在に搬送機構12が設けられている。搬送機構1
2にはY,Z及びθ方向に移動自在にメインアーム13
が設けられている。搬送路11の一方の側には、ウエハ
60とレジスト液膜との密着性を向上させるためのアド
ヒージョン処理を行うアドヒージョン処理機構14と、
ウエハ60に塗布されたレジスト中に残存する溶剤を加
熱蒸発させるためのプリベーク機構15と、加熱処理さ
れたウエハ60を冷却する冷却機構16とが配設されて
いる。また、搬送路11の他方の側には、ウエハ60の
表面にレジスト液を塗布する塗布機構17(塗布装置)
と、露光工程時の光乱反射を防止するために、ウエハ6
0のレジスト上にCEL膜などを塗布形成する表面被覆
層塗布機構18とが配設されている。
ステージ6よりX方向に形成された搬送路11に沿って
移動自在に搬送機構12が設けられている。搬送機構1
2にはY,Z及びθ方向に移動自在にメインアーム13
が設けられている。搬送路11の一方の側には、ウエハ
60とレジスト液膜との密着性を向上させるためのアド
ヒージョン処理を行うアドヒージョン処理機構14と、
ウエハ60に塗布されたレジスト中に残存する溶剤を加
熱蒸発させるためのプリベーク機構15と、加熱処理さ
れたウエハ60を冷却する冷却機構16とが配設されて
いる。また、搬送路11の他方の側には、ウエハ60の
表面にレジスト液を塗布する塗布機構17(塗布装置)
と、露光工程時の光乱反射を防止するために、ウエハ6
0のレジスト上にCEL膜などを塗布形成する表面被覆
層塗布機構18とが配設されている。
【0021】次に、動作について説明する。まず、処理
前のウエハ60は、搬入・搬出機構1のアーム4によっ
てウエハキャリア2から搬出されてアライメントステー
ジ6上に載置される。次いで、アライメントステージ6
上のウエハ60は、搬送機構12のメインアーム13に
保持されて、各処理機構14〜18へと搬送される。そ
して、処理後のウエハ60はメインアーム13によって
アライメントステージ6に戻され、更にアーム4により
搬送されてウエハキャリア3に収納されることになる。
前のウエハ60は、搬入・搬出機構1のアーム4によっ
てウエハキャリア2から搬出されてアライメントステー
ジ6上に載置される。次いで、アライメントステージ6
上のウエハ60は、搬送機構12のメインアーム13に
保持されて、各処理機構14〜18へと搬送される。そ
して、処理後のウエハ60はメインアーム13によって
アライメントステージ6に戻され、更にアーム4により
搬送されてウエハキャリア3に収納されることになる。
【0022】次に、この発明の塗布装置17について図
2ないし図8を参照して説明する。
2ないし図8を参照して説明する。
【0023】◎第一実施例 図2はこの発明の塗布装置の第一実施例の側断面図が示
されている。この発明の塗布装置17は、ウエハ60
(図2には図示なし)を上部表面に保持例えば吸着保持
して回転する回転保持手段であるスピンチャック20
と、このスピンチャック20を回転駆動するスピンモー
タ21と、スピンチャック20とスピンモータ21とを
連結する回転軸23の途中に配設されて回転軸23及び
スピンチャック20を回転軸線に沿って往復移動する例
えばボールねじ等の往復移動機構22とで主要部が構成
されている。
されている。この発明の塗布装置17は、ウエハ60
(図2には図示なし)を上部表面に保持例えば吸着保持
して回転する回転保持手段であるスピンチャック20
と、このスピンチャック20を回転駆動するスピンモー
タ21と、スピンチャック20とスピンモータ21とを
連結する回転軸23の途中に配設されて回転軸23及び
スピンチャック20を回転軸線に沿って往復移動する例
えばボールねじ等の往復移動機構22とで主要部が構成
されている。
【0024】この場合、スピンモータ21によりスピン
チャック20が所望の回転数で回転制御され、また往復
移動機構22によってスピンチャック20が回転軸線に
沿って往復移動すなわち昇降可能に制御されている。ま
た、スピンチャック20のウエハ保持部の裏面側すなわ
ちスピンチャック20の下部側には円周の一端から他端
に向って勾配を有し、洗浄液を外周方向に反射するよう
に構成された洗浄液反射案内面にて形成される洗浄液誘
導部24が設けられている。更に、この洗浄液誘導部2
4の近接位置には、洗浄液誘導部24に向って洗浄液L
を噴射する洗浄液供給ノズル25が臨設されている。な
お、スピンチャック20の上面には周方向に適宜間隔を
おいてウエハ60の保持用真空孔28が設けられてい
る。この真空孔28は回転軸23に設けられた真空通路
29を介して図示しない真空ポンプに接続されている。
なおこの場合、スピンチャック20の少なくとも洗浄液
誘導部24は洗浄液Lに対して耐溶剤性を有する必要が
あり、例えばスピンチャック20全体をステンレス鋼製
の耐溶剤性部材にて形成するか、あるいは洗浄液誘導部
24に例えばテフロンあるいはデルリン(共に商品名)
あるいは塩化ビニル等の耐溶剤性材料で形成するか、又
は表面に皮膜を施すことができる。
チャック20が所望の回転数で回転制御され、また往復
移動機構22によってスピンチャック20が回転軸線に
沿って往復移動すなわち昇降可能に制御されている。ま
た、スピンチャック20のウエハ保持部の裏面側すなわ
ちスピンチャック20の下部側には円周の一端から他端
に向って勾配を有し、洗浄液を外周方向に反射するよう
に構成された洗浄液反射案内面にて形成される洗浄液誘
導部24が設けられている。更に、この洗浄液誘導部2
4の近接位置には、洗浄液誘導部24に向って洗浄液L
を噴射する洗浄液供給ノズル25が臨設されている。な
お、スピンチャック20の上面には周方向に適宜間隔を
おいてウエハ60の保持用真空孔28が設けられてい
る。この真空孔28は回転軸23に設けられた真空通路
29を介して図示しない真空ポンプに接続されている。
なおこの場合、スピンチャック20の少なくとも洗浄液
誘導部24は洗浄液Lに対して耐溶剤性を有する必要が
あり、例えばスピンチャック20全体をステンレス鋼製
の耐溶剤性部材にて形成するか、あるいは洗浄液誘導部
24に例えばテフロンあるいはデルリン(共に商品名)
あるいは塩化ビニル等の耐溶剤性材料で形成するか、又
は表面に皮膜を施すことができる。
【0025】一方、スピンチャック20の下部外周には
底板31が設けられ、底板31上には外カップ32と内
カップ33とが、スピンチャック20上に載置されるウ
エハ60を包囲するように設けられている。外カップ3
2と内カップ33とはスピンチャック20の半径方向外
方に向けて下降傾斜して形成され、レジスト液を底板3
1へと導くようになっている。底板31は緩やかに傾斜
して設けられており、底板31の最下位にはレジスト液
等を排出する排液管34が接続されている。また、底板
31には排液の侵入を防止するための隔壁35が環状に
立設されており、隔壁35の内側の底板31には、カッ
プ内の排気を行うための排気管36が接続されている。
底板31が設けられ、底板31上には外カップ32と内
カップ33とが、スピンチャック20上に載置されるウ
エハ60を包囲するように設けられている。外カップ3
2と内カップ33とはスピンチャック20の半径方向外
方に向けて下降傾斜して形成され、レジスト液を底板3
1へと導くようになっている。底板31は緩やかに傾斜
して設けられており、底板31の最下位にはレジスト液
等を排出する排液管34が接続されている。また、底板
31には排液の侵入を防止するための隔壁35が環状に
立設されており、隔壁35の内側の底板31には、カッ
プ内の排気を行うための排気管36が接続されている。
【0026】上記のように構成されるこの発明の塗布装
置において、レジスト液塗布処理を行う場合は、スピン
チャック20上にウエハ60を載置し、ウエハ60上面
にレジスト供給ノズル(図示せず)よりレジスト液を滴
下し、スピンチャック20を回転して行う。このレジス
ト液塗布処理を何回も繰り返すと、飛散したレジストが
外カップ32の内面側及び内カップ33の上面側に積層
して付着する。
置において、レジスト液塗布処理を行う場合は、スピン
チャック20上にウエハ60を載置し、ウエハ60上面
にレジスト供給ノズル(図示せず)よりレジスト液を滴
下し、スピンチャック20を回転して行う。このレジス
ト液塗布処理を何回も繰り返すと、飛散したレジストが
外カップ32の内面側及び内カップ33の上面側に積層
して付着する。
【0027】そこで、この実施例では、自動化された洗
浄機構を備えている。したがって、洗浄工程を自動的に
プログラムすることが可能である。このカップ洗浄は、
レジスト塗布処理が所定回数実行された後、あるいはロ
ット初めなどになされる。このときには、洗浄液供給ノ
ズル25から噴射される洗浄液L(例えばシンナー)を
洗浄液誘導部24に衝突させ、その反射によってカップ
壁面に洗浄液Lを散布して、カップ壁面上に付着したレ
ジスト液の洗浄除去を行う。この際、洗浄液誘導部24
の表面は回転軸に対して傾斜しているため、反射した洗
浄液Lは上下方向に広がって散布される。更に、スピン
チャック20の回転をコントロール(例えば300〜3
000RPM)すると共に、スピンチャック20を回転
軸線方向すなわち上下に往復移動させることによって、
洗浄液誘導部24に衝突して反射する洗浄液Lの散布方
向が広角となり、カップ32,33の壁面の広範囲に均
一に洗浄液Lを散布することができる。また、上記のよ
うに構成することにより、専用の洗浄機構や洗浄治具を
設ける必要がないので、専用治具の待機スペースやマニ
ュアル出し入れ等が不要となる。したがって、構造を簡
略化することができると共に、装置全体を小型化するこ
とができる。
浄機構を備えている。したがって、洗浄工程を自動的に
プログラムすることが可能である。このカップ洗浄は、
レジスト塗布処理が所定回数実行された後、あるいはロ
ット初めなどになされる。このときには、洗浄液供給ノ
ズル25から噴射される洗浄液L(例えばシンナー)を
洗浄液誘導部24に衝突させ、その反射によってカップ
壁面に洗浄液Lを散布して、カップ壁面上に付着したレ
ジスト液の洗浄除去を行う。この際、洗浄液誘導部24
の表面は回転軸に対して傾斜しているため、反射した洗
浄液Lは上下方向に広がって散布される。更に、スピン
チャック20の回転をコントロール(例えば300〜3
000RPM)すると共に、スピンチャック20を回転
軸線方向すなわち上下に往復移動させることによって、
洗浄液誘導部24に衝突して反射する洗浄液Lの散布方
向が広角となり、カップ32,33の壁面の広範囲に均
一に洗浄液Lを散布することができる。また、上記のよ
うに構成することにより、専用の洗浄機構や洗浄治具を
設ける必要がないので、専用治具の待機スペースやマニ
ュアル出し入れ等が不要となる。したがって、構造を簡
略化することができると共に、装置全体を小型化するこ
とができる。
【0028】◎第二実施例 図3はこの発明の塗布装置の第二実施例の要部の側断面
図が示されている。第二実施例における散布装置は、上
記第一実施例と同様に、洗浄液供給ノズル25から噴射
される洗浄液Lをスピンチャック20を介してカップ壁
面に散布する方式の変形例で、図2のスピンチャック2
0の洗浄液誘導部24を複数の吐出角度の異なる誘導孔
にて形成した場合である。すなわち、スピンチャック2
0のウエハ保持部裏面側に3つの洗浄液受部26を周設
すると共に、各洗浄液受部26とスピンチャック20の
外周面との間に例えばそれぞれ角度の異なる洗浄液誘導
孔27a,27b,27cを設け、そして、洗浄液供給
ノズル25を各洗浄液受部26に向って洗浄液Lを供給
し得るように移動可能に形成した場合である。
図が示されている。第二実施例における散布装置は、上
記第一実施例と同様に、洗浄液供給ノズル25から噴射
される洗浄液Lをスピンチャック20を介してカップ壁
面に散布する方式の変形例で、図2のスピンチャック2
0の洗浄液誘導部24を複数の吐出角度の異なる誘導孔
にて形成した場合である。すなわち、スピンチャック2
0のウエハ保持部裏面側に3つの洗浄液受部26を周設
すると共に、各洗浄液受部26とスピンチャック20の
外周面との間に例えばそれぞれ角度の異なる洗浄液誘導
孔27a,27b,27cを設け、そして、洗浄液供給
ノズル25を各洗浄液受部26に向って洗浄液Lを供給
し得るように移動可能に形成した場合である。
【0029】上記のように構成される塗布装置におい
て、洗浄液供給ノズル25を所定位置に移動して洗浄液
Lを洗浄液受部26の任意の位置に供給することによ
り、カップ32,33の壁面を選択的に洗浄することが
できる。したがって、レジストが多く付着したカップ壁
面を重点的に洗浄することもできる。
て、洗浄液供給ノズル25を所定位置に移動して洗浄液
Lを洗浄液受部26の任意の位置に供給することによ
り、カップ32,33の壁面を選択的に洗浄することが
できる。したがって、レジストが多く付着したカップ壁
面を重点的に洗浄することもできる。
【0030】上記説明では、洗浄液供給ノズル25を移
動可能に配設した場合について説明したが、必ずしも洗
浄液供給ノズル25は移動させる必要はなく、各洗浄液
受部26に向って噴口の向きを変えることができるよう
にしてもよい。
動可能に配設した場合について説明したが、必ずしも洗
浄液供給ノズル25は移動させる必要はなく、各洗浄液
受部26に向って噴口の向きを変えることができるよう
にしてもよい。
【0031】なお、第二実施例において、その他の部分
は上記第一実施例と同じであるので、同一部分には同一
符号を付して、その説明は省略する。
は上記第一実施例と同じであるので、同一部分には同一
符号を付して、その説明は省略する。
【0032】◎第三実施例 図4はこの発明の塗布装置の第三実施例の側断面図、図
5はその要部の断面斜視図が示されている。第三実施例
における塗布装置は、スピンチャック20に洗浄液貯留
部40を設けると共に、この貯留部40に貯留された洗
浄液Lを吐出孔41からカップ壁面に散布(吐出)する
ように形成した場合である。
5はその要部の断面斜視図が示されている。第三実施例
における塗布装置は、スピンチャック20に洗浄液貯留
部40を設けると共に、この貯留部40に貯留された洗
浄液Lを吐出孔41からカップ壁面に散布(吐出)する
ように形成した場合である。
【0033】すなわち、スピンチャック20のウエハ保
持部裏面側の周縁部に環状樋型の貯留部40を周設する
と共に、スピンチャック20の周壁42に円周方向に沿
って適宜間隔をおいて吐出孔41を穿設し、スピンチャ
ック20の下部に配設された洗浄液供給ノズル25から
洗浄液Lを貯留部40内に供給し得るようにした場合で
ある。なおこの場合、吐出孔41は、貯留部40に供給
されてスピンチャック20の回転による遠心力によって
集められる洗浄液Lをカップ32,33に向けて均一に
散布するために、複数形成されている。例えばこれら吐
出孔は、周壁42に水平に形成された吐出孔41a及び
その下方の貯留部40の底壁に水平より所定角度、半径
方向外方に下向きにして形成された吐出孔41bとを有
する。これら吐出孔41a,41bはスピンチャックの
周壁42に沿って等間隔に複数箇所(例えば8箇所)設
けられている。
持部裏面側の周縁部に環状樋型の貯留部40を周設する
と共に、スピンチャック20の周壁42に円周方向に沿
って適宜間隔をおいて吐出孔41を穿設し、スピンチャ
ック20の下部に配設された洗浄液供給ノズル25から
洗浄液Lを貯留部40内に供給し得るようにした場合で
ある。なおこの場合、吐出孔41は、貯留部40に供給
されてスピンチャック20の回転による遠心力によって
集められる洗浄液Lをカップ32,33に向けて均一に
散布するために、複数形成されている。例えばこれら吐
出孔は、周壁42に水平に形成された吐出孔41a及び
その下方の貯留部40の底壁に水平より所定角度、半径
方向外方に下向きにして形成された吐出孔41bとを有
する。これら吐出孔41a,41bはスピンチャックの
周壁42に沿って等間隔に複数箇所(例えば8箇所)設
けられている。
【0034】上記のように構成された塗布装置におい
て、洗浄液供給ノズル25から予めあるいは回転中に洗
浄液Lが適宜供給されると、スピンチャック20の回転
に伴う遠心力により、洗浄液Lは貯留部40に集めら
れ、更にスピンチャック20の回転による回転力及び遠
心力を受けて、洗浄液Lは吐出孔41a,41bから高
速で吐出飛散しカップ内面に衝突する。この際、スピン
チャック20が停止のとき、あるいはスピンチャック2
0が低速回転されているときには、貯留部40の洗浄液
は主に吐出孔41bから流下し、内カップ33の洗浄が
なされる。更に、スピンチャック20が中速・高速で回
転されるようになると、遠心力により貯留部40に集め
られてきた洗浄液Lは、主に吐出孔41aから高速で吐
出されるようになる。吐出孔41aから吐出された洗浄
液Lは外カップ32内周面に衝突して、レジスト液の洗
浄がなされる。また、吐出孔41bから吐出された洗浄
液Lは内カップ33の外周上面に当って、内カップ33
の洗浄が行われる。このように、洗浄液Lは貯留部40
に一旦貯えられ、大きな運動量を持った洗浄液Lが例え
ば連続的に吐出孔41a,41bから吐出されるので、
カップ内面に付着した塗布液を迅速に洗浄除去すること
ができる。この際、スピンチャック20の回転数を変化
すると共に、スピンチャック20を上下移動することに
より、広範囲に亘ってカップ32,33の壁面を洗浄す
ることができる。この場合、スピンチャック20の回転
速度は、洗浄液Lの飛散状態から選択して例えば300
〜3000RPMが望ましい。
て、洗浄液供給ノズル25から予めあるいは回転中に洗
浄液Lが適宜供給されると、スピンチャック20の回転
に伴う遠心力により、洗浄液Lは貯留部40に集めら
れ、更にスピンチャック20の回転による回転力及び遠
心力を受けて、洗浄液Lは吐出孔41a,41bから高
速で吐出飛散しカップ内面に衝突する。この際、スピン
チャック20が停止のとき、あるいはスピンチャック2
0が低速回転されているときには、貯留部40の洗浄液
は主に吐出孔41bから流下し、内カップ33の洗浄が
なされる。更に、スピンチャック20が中速・高速で回
転されるようになると、遠心力により貯留部40に集め
られてきた洗浄液Lは、主に吐出孔41aから高速で吐
出されるようになる。吐出孔41aから吐出された洗浄
液Lは外カップ32内周面に衝突して、レジスト液の洗
浄がなされる。また、吐出孔41bから吐出された洗浄
液Lは内カップ33の外周上面に当って、内カップ33
の洗浄が行われる。このように、洗浄液Lは貯留部40
に一旦貯えられ、大きな運動量を持った洗浄液Lが例え
ば連続的に吐出孔41a,41bから吐出されるので、
カップ内面に付着した塗布液を迅速に洗浄除去すること
ができる。この際、スピンチャック20の回転数を変化
すると共に、スピンチャック20を上下移動することに
より、広範囲に亘ってカップ32,33の壁面を洗浄す
ることができる。この場合、スピンチャック20の回転
速度は、洗浄液Lの飛散状態から選択して例えば300
〜3000RPMが望ましい。
【0035】なお、第三実施例においてその他の部分は
上記第一実施例及び第二実施例と同じであるので、同一
部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
上記第一実施例及び第二実施例と同じであるので、同一
部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0036】◎第四実施例 図6はこの発明の塗布装置の第四実施例の側断面図、図
7はその要部斜視図が示されている。この第四実施例に
おける塗布装置は、上記第三実施例と同様に、スピンチ
ャック20に設けた貯留部40に洗浄液Lを貯留した
後、吐出孔41からカップ壁面に洗浄液を散布する方式
の変形例を示すものである。
7はその要部斜視図が示されている。この第四実施例に
おける塗布装置は、上記第三実施例と同様に、スピンチ
ャック20に設けた貯留部40に洗浄液Lを貯留した
後、吐出孔41からカップ壁面に洗浄液を散布する方式
の変形例を示すものである。
【0037】すなわち、スピンチャック20のウエハ保
持部を中空円盤状に形成すると共に、ウエハ保持部の上
面中心部に洗浄液導入口43を設け、中空部44内の外
周部側には遠心力により集められる洗浄液Lを貯えるこ
とができる貯留部40を設け、更にスピンチャック20
の周壁42に、上記第三実施例と同様に適宜等間隔に吐
出孔41a,41bを設けた場合である。なおこの場
合、中空部44内の底部中心位置には洗浄液Lを中空部
内の全周に均等に分配供給すると共に洗浄液Lのはねを
防止するために、円錐状の突起45が形成されている。
また、スピンチャック20の中心上方位置には洗浄液供
給ノズル25が選択移動可能に配設されている。
持部を中空円盤状に形成すると共に、ウエハ保持部の上
面中心部に洗浄液導入口43を設け、中空部44内の外
周部側には遠心力により集められる洗浄液Lを貯えるこ
とができる貯留部40を設け、更にスピンチャック20
の周壁42に、上記第三実施例と同様に適宜等間隔に吐
出孔41a,41bを設けた場合である。なおこの場
合、中空部44内の底部中心位置には洗浄液Lを中空部
内の全周に均等に分配供給すると共に洗浄液Lのはねを
防止するために、円錐状の突起45が形成されている。
また、スピンチャック20の中心上方位置には洗浄液供
給ノズル25が選択移動可能に配設されている。
【0038】カップ洗浄を行う場合は、レジスト液塗布
処理のときに使用していたレジスト供給ノズル(図示せ
ず)に代えて洗浄液供給ノズル25をセットする。そし
て、供給ノズル25から洗浄液Lを流下し、導入口43
より中空部44内に供給する。なお、スピンチャック2
0の回転中にも供給する。中空部44内に供給された洗
浄液Lはスピンチャック20の回転による回転力及び遠
心力によって貯留部40に集められ、吐出孔41a,4
1bから吐出されてカップ32,33内周面に衝突し
て、レジスト液の洗浄を行う。
処理のときに使用していたレジスト供給ノズル(図示せ
ず)に代えて洗浄液供給ノズル25をセットする。そし
て、供給ノズル25から洗浄液Lを流下し、導入口43
より中空部44内に供給する。なお、スピンチャック2
0の回転中にも供給する。中空部44内に供給された洗
浄液Lはスピンチャック20の回転による回転力及び遠
心力によって貯留部40に集められ、吐出孔41a,4
1bから吐出されてカップ32,33内周面に衝突し
て、レジスト液の洗浄を行う。
【0039】このように、スピンチャック20の回転に
よる遠心力によって外周部に移動する洗浄液Lを貯留部
40に一旦貯留し、この貯留された洗浄液Lを吐出孔4
1から吐出するようにしているので、ある程度まとまっ
た量の洗浄液Lを高速で連続的に噴射することができ、
有効な洗浄が行える。また、水平面より所定の角度(仰
角、伏角)をなす吐出孔41を複数形成しているので、
外カップ32、内カップ33の広範囲にわたって洗浄液
Lを散布できる。
よる遠心力によって外周部に移動する洗浄液Lを貯留部
40に一旦貯留し、この貯留された洗浄液Lを吐出孔4
1から吐出するようにしているので、ある程度まとまっ
た量の洗浄液Lを高速で連続的に噴射することができ、
有効な洗浄が行える。また、水平面より所定の角度(仰
角、伏角)をなす吐出孔41を複数形成しているので、
外カップ32、内カップ33の広範囲にわたって洗浄液
Lを散布できる。
【0040】なお、第四実施例においてその他の部分は
上記第一実施例ないし第三実施例と同じであるので同一
部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
上記第一実施例ないし第三実施例と同じであるので同一
部分には同一符号を付して、その説明は省略する。
【0041】なお、上記第三及び第四実施例では、吐出
孔41a,41bを複数箇所に設けたが、図8に示すよ
うに、1箇所のみとしてもよい。これは、スピンチャッ
ク20が回転走査されるからであり、吐出孔(吐出孔
群)41の数を減らすと、1つの吐出孔41からの吐出
流量を増加できる。この場合、1箇所の吐出孔41へと
洗浄液Lをガイドするために、図8のような仕切壁46
を設けるのがよい。仕切壁46を吐出孔41とは反対側
にも延出させたのは、回転時のバランスをも考慮したた
めである。このように、吐出孔41a,41bは各1つ
ずつでよいが、これらのうち、いずれかを省略すると、
カップ32,33に噴射供給される洗浄液Lの範囲が減
少することとなる。
孔41a,41bを複数箇所に設けたが、図8に示すよ
うに、1箇所のみとしてもよい。これは、スピンチャッ
ク20が回転走査されるからであり、吐出孔(吐出孔
群)41の数を減らすと、1つの吐出孔41からの吐出
流量を増加できる。この場合、1箇所の吐出孔41へと
洗浄液Lをガイドするために、図8のような仕切壁46
を設けるのがよい。仕切壁46を吐出孔41とは反対側
にも延出させたのは、回転時のバランスをも考慮したた
めである。このように、吐出孔41a,41bは各1つ
ずつでよいが、これらのうち、いずれかを省略すると、
カップ32,33に噴射供給される洗浄液Lの範囲が減
少することとなる。
【0042】また、上記第三及び第四実施例では、吐出
孔41a,41bを半径方向に沿って、すなわち放射状
に形成したが、半径方向より傾斜して形成するようにし
てもよい。このようにすると、スピンチャック20の回
転方向に対する吐出孔の半径方向に対する傾斜方向及び
角度並びにスピンチャック20の回転速度によって、吐
出孔41からスピンチャック20のほぼ接線方向に吐出
される洗浄液Lの飛び出し方向を、半径方向側へと変更
することも可能となる。
孔41a,41bを半径方向に沿って、すなわち放射状
に形成したが、半径方向より傾斜して形成するようにし
てもよい。このようにすると、スピンチャック20の回
転方向に対する吐出孔の半径方向に対する傾斜方向及び
角度並びにスピンチャック20の回転速度によって、吐
出孔41からスピンチャック20のほぼ接線方向に吐出
される洗浄液Lの飛び出し方向を、半径方向側へと変更
することも可能となる。
【0043】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の塗布
装置は上記のように構成されているので、以下のような
効果が得られる。
装置は上記のように構成されているので、以下のような
効果が得られる。
【0044】1)請求項1記載の塗布装置によれば、回
転保持手段に形成された洗浄液誘導部に向って洗浄液供
給ノズルから洗浄液を噴射して容器に散布させ、容器の
洗浄を行うので、専用の洗浄治具を用いることなく、少
量の洗浄液で均一にかつ短時間で効率よく塗布液の洗浄
を行うことができ、装置の小型化を図ることができる。
転保持手段に形成された洗浄液誘導部に向って洗浄液供
給ノズルから洗浄液を噴射して容器に散布させ、容器の
洗浄を行うので、専用の洗浄治具を用いることなく、少
量の洗浄液で均一にかつ短時間で効率よく塗布液の洗浄
を行うことができ、装置の小型化を図ることができる。
【0045】2)請求項2記載の塗布装置によれば、回
転保持手段は洗浄液を貯留し得る貯留部を有すると共
に、回転保持手段の回転により貯留部の洗浄液を容器に
向って吐出する吐出孔を有するので、上記1)に加えて
貯留部に洗浄液を一旦貯えた後、吐出孔から容器に向け
て大きな運動量をもった洗浄液を連続的に吐出でき、容
器面に付着した塗布液を短時間で洗浄除去することがで
きる。
転保持手段は洗浄液を貯留し得る貯留部を有すると共
に、回転保持手段の回転により貯留部の洗浄液を容器に
向って吐出する吐出孔を有するので、上記1)に加えて
貯留部に洗浄液を一旦貯えた後、吐出孔から容器に向け
て大きな運動量をもった洗浄液を連続的に吐出でき、容
器面に付着した塗布液を短時間で洗浄除去することがで
きる。
【0046】3)請求項3記載の塗布装置によれば、回
転保持手段を回転軸線方向に往復移動可能に形成してな
るので、洗浄液を容器面により均一に散布供給すること
ができ、洗浄むらを大幅に減少することができる。
転保持手段を回転軸線方向に往復移動可能に形成してな
るので、洗浄液を容器面により均一に散布供給すること
ができ、洗浄むらを大幅に減少することができる。
【図1】この発明をレジスト膜形成装置に適用した一実
施例を示す概略平面図である。
施例を示す概略平面図である。
【図2】この発明の塗布装置の第一実施例を示す側断面
図である。
図である。
【図3】この発明の塗布装置の第二実施例の要部を示す
側断面図である。
側断面図である。
【図4】この発明の塗布装置の第三実施例を示す側断面
図である。
図である。
【図5】第三実施例の要部を示す断面斜視図である。
【図6】この発明の塗布装置の第四実施例を示す側断面
図である。
図である。
【図7】第四実施例の要部を示す斜視図である。
【図8】この発明における洗浄液貯留部及び吐出孔の変
形例を示す平断面図である。
形例を示す平断面図である。
【図9】従来のレジスト塗布装置を示す側断面図であ
る。
る。
【図10】図9の外カップの一部を拡大して示す断面斜
視図である。
視図である。
【図11】従来の別のレジスト塗布装置を示す側断面図
である。
である。
20 スピンチャック(回転保持手段) 21 スピンモータ 22 往復移動機構 24 洗浄液誘導部 25 洗浄液供給ノズル 27a〜27c 洗浄液誘導孔 32 外カップ 33 内カップ 40 洗浄液貯留部 41,41a,41b 吐出孔 L 洗浄液
Claims (3)
- 【請求項1】 被塗布体を保持して回転する回転保持手
段と、この回転保持手段を取り囲むように設けられ、上
記被塗布体に供給された塗布液の飛散を防止するための
容器とを有する塗布装置において、 上記回転保持手段に洗浄液誘導部を形成し、上記洗浄液
誘導部に向って上記容器に付着した塗布液を洗浄するた
めの洗浄液の供給ノズルを臨設し、この供給ノズルから
噴射される洗浄液を、上記回転保持手段の洗浄液誘導部
を介して上記容器に散布させるようにしたことを特徴と
する塗布装置。 - 【請求項2】 被塗布体を保持して回転する回転保持手
段と、この回転保持手段を取り囲むように設けられ、上
記被塗布体に供給された塗布液の飛散を防止するための
容器とを有する塗布装置において、 上記回転保持手段は、上記容器に付着した塗布液を洗浄
するための洗浄液を貯留し得る貯留部を有すると共に、
回転保持手段の回転により貯留部の洗浄液を上記容器に
向って吐出する吐出孔を有することを特徴とする塗布装
置。 - 【請求項3】 回転保持手段を回転軸線方向に往復移動
可能に形成してなることを特徴とする請求項1又は2記
載の塗布装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34842891A JP2893149B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 塗布装置 |
US07/946,853 US5312487A (en) | 1991-09-20 | 1992-09-18 | Coating apparatus |
KR1019920017074A KR0167572B1 (ko) | 1991-09-20 | 1992-09-18 | 기판도포장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34842891A JP2893149B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05160017A true JPH05160017A (ja) | 1993-06-25 |
JP2893149B2 JP2893149B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=18396942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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