JPH05159829A - 電気ソケット - Google Patents
電気ソケットInfo
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- JPH05159829A JPH05159829A JP3324611A JP32461191A JPH05159829A JP H05159829 A JPH05159829 A JP H05159829A JP 3324611 A JP3324611 A JP 3324611A JP 32461191 A JP32461191 A JP 32461191A JP H05159829 A JPH05159829 A JP H05159829A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- socket
- socket body
- pair
- latch member
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R9/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, e.g. terminal strips or terminal blocks; Terminals or binding posts mounted upon a base or in a case; Bases therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/72—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
- H01R12/721—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures cooperating directly with the edge of the rigid printed circuits
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ラッチ部材の耐久性を向上させた電気ソケット
を提供する。 【構成】ソケット12のソケットボディ14には、回路
基板の基端を挿入するためのスロット22が形成され、
このスロット22の下方に連なる穴26にはコイルばね
66が挿入されている。スロット22の両端部近傍に
は、回路基板を挟持するためのラッチ部材38がソケッ
トボディ14と一体的にモールド成形されている。この
ラッチ部材38の突起46は、回路基板のスリットに係
合する。ラッチ部材38の背後には、金属補強板54が
配置されている。回路基板をソケット2のスロット22
へ着脱する際のラッチ部材38の過度な撓みは、金属補
強板54により規制される。また、スロット22に挿入
された回路基板には、コイルばね66により上方へ押し
上げられる力が加わるので、ラッチ部材38の突起46
と回路基板のスリットとが堅固に係合する。
を提供する。 【構成】ソケット12のソケットボディ14には、回路
基板の基端を挿入するためのスロット22が形成され、
このスロット22の下方に連なる穴26にはコイルばね
66が挿入されている。スロット22の両端部近傍に
は、回路基板を挟持するためのラッチ部材38がソケッ
トボディ14と一体的にモールド成形されている。この
ラッチ部材38の突起46は、回路基板のスリットに係
合する。ラッチ部材38の背後には、金属補強板54が
配置されている。回路基板をソケット2のスロット22
へ着脱する際のラッチ部材38の過度な撓みは、金属補
強板54により規制される。また、スロット22に挿入
された回路基板には、コイルばね66により上方へ押し
上げられる力が加わるので、ラッチ部材38の突起46
と回路基板のスリットとが堅固に係合する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷回路基板等を相互に
電気接続するための電気ソケットに関する。
電気接続するための電気ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】印刷回路基板等の回路基板を含むシステ
ムにおいては、システムの拡張の目的で、マザーボード
(mother board)と称されるメモリー制御ボードに、シン
グル−インライン−メモリ−モジュール(SIMM)等
のドゥターボード(daughter board)が接続される。
ムにおいては、システムの拡張の目的で、マザーボード
(mother board)と称されるメモリー制御ボードに、シン
グル−インライン−メモリ−モジュール(SIMM)等
のドゥターボード(daughter board)が接続される。
【0003】マザーボードに装着されるソケットは、プ
ラスチック製のソケットボディを有し、このソケットボ
ディには、ドゥターボードのエッヂを挿入するためのス
ロットが形成されている。
ラスチック製のソケットボディを有し、このソケットボ
ディには、ドゥターボードのエッヂを挿入するためのス
ロットが形成されている。
【0004】マザーボードにドゥターボードを接続する
際には、ドゥターボードの基端がソケットボディのスロ
ットに挿入される。この際、ドゥターボードはマザーボ
ードの面に対して垂直姿勢に固定される。垂直姿勢のド
ゥターボードの基端は、スロットに配列されてマザーボ
ードに接触された接触端子に電気的に接触する。
際には、ドゥターボードの基端がソケットボディのスロ
ットに挿入される。この際、ドゥターボードはマザーボ
ードの面に対して垂直姿勢に固定される。垂直姿勢のド
ゥターボードの基端は、スロットに配列されてマザーボ
ードに接触された接触端子に電気的に接触する。
【0005】ドゥターボードを垂直姿勢に固定するため
に、ソケットボディの両端には一対の係止部材がソケッ
トボディと一体的に設けられている。ドゥターボードを
スロットへ挿入する過程においては、各係止部材は、ド
ゥターボードによりソケットボディの外側方向に押し広
げられて撓む。そして、ドゥターボード基端が完全挿入
状態に達すると、各係止部材は初期形状に復元し、ドゥ
ターボードをその両側縁から挟持する。これにより、ド
ゥターボードは垂直姿勢に固定される。こうして装着さ
れたドゥターボードをソケットから取り外す場合には、
各係止部材を外側に撓ませて押し広げ、ドゥターボード
を引き出す。
に、ソケットボディの両端には一対の係止部材がソケッ
トボディと一体的に設けられている。ドゥターボードを
スロットへ挿入する過程においては、各係止部材は、ド
ゥターボードによりソケットボディの外側方向に押し広
げられて撓む。そして、ドゥターボード基端が完全挿入
状態に達すると、各係止部材は初期形状に復元し、ドゥ
ターボードをその両側縁から挟持する。これにより、ド
ゥターボードは垂直姿勢に固定される。こうして装着さ
れたドゥターボードをソケットから取り外す場合には、
各係止部材を外側に撓ませて押し広げ、ドゥターボード
を引き出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなドゥターボ
ードをマザーボードに対して着脱自在に固定し、電気的
に接続を確実に実現する必要から、その着脱操作の簡便
化と同時に両ボードの係合の信頼性が要求される。しか
しながら、操作性の改善に重点をおいた構造において
は、係止部材はソケットボディと同様にプラスチック材
料で形成されているために、ひび割れ、欠け、折れ等の
破損を生じ易く、耐久性が不充分である。従って、ドゥ
ターボードの着脱を多数回繰返すと、係止部材が弾性変
形限界を越えて撓むこと、及びその撓み部の疲労に起因
して、係止部材が初期形状に復元しにくくなる。その結
果、ドゥターボードを挟持する力が低下し、ドゥターボ
ードと接触端子との電気的接触の不良を招き易い。ま
た、場合によっては、係止部材が破損または破断するこ
ともある。逆に係合の信頼性を考慮した構造において
は、操作性を犠牲にすることになる。
ードをマザーボードに対して着脱自在に固定し、電気的
に接続を確実に実現する必要から、その着脱操作の簡便
化と同時に両ボードの係合の信頼性が要求される。しか
しながら、操作性の改善に重点をおいた構造において
は、係止部材はソケットボディと同様にプラスチック材
料で形成されているために、ひび割れ、欠け、折れ等の
破損を生じ易く、耐久性が不充分である。従って、ドゥ
ターボードの着脱を多数回繰返すと、係止部材が弾性変
形限界を越えて撓むこと、及びその撓み部の疲労に起因
して、係止部材が初期形状に復元しにくくなる。その結
果、ドゥターボードを挟持する力が低下し、ドゥターボ
ードと接触端子との電気的接触の不良を招き易い。ま
た、場合によっては、係止部材が破損または破断するこ
ともある。逆に係合の信頼性を考慮した構造において
は、操作性を犠牲にすることになる。
【0007】従って、本発明の目的は、係止部材の耐久
性が向上され、且つ回路基板と接触端子との電気的接触
を確実に保持できると共に、構造を簡単化して製造コス
トの抑制を図った電気ソケットを提供することである。
性が向上され、且つ回路基板と接触端子との電気的接触
を確実に保持できると共に、構造を簡単化して製造コス
トの抑制を図った電気ソケットを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、一枚の第1の回路基板に対し少なくとも一
枚の第2の回路基板を電気接続するための電気ソケット
であって、
するために、一枚の第1の回路基板に対し少なくとも一
枚の第2の回路基板を電気接続するための電気ソケット
であって、
【0009】第1の回路基板に装着されるべきソケット
ボディを備え、このソケットボディは、第2の回路基板
の基端が挿入されるべく寸法付けられてソケットボディ
の長手方向に延在する少なくとも一つの溝と、上記溝の
長手方向の両端部の各々に位置して、第2の回路基板の
両側縁を支持しつつ第2の回路基板の基端を上記溝内へ
案内させる少なくとも一対の案内部材と、上記案内部材
の近傍で第2の回路基板に係合すると共に、第2の回路
基板を幅方向両端面から弾性的に挟持して係止させる少
なくとも一対の係止部材とが弾性絶縁性材料から一体的
にモールド成形されてなり、
ボディを備え、このソケットボディは、第2の回路基板
の基端が挿入されるべく寸法付けられてソケットボディ
の長手方向に延在する少なくとも一つの溝と、上記溝の
長手方向の両端部の各々に位置して、第2の回路基板の
両側縁を支持しつつ第2の回路基板の基端を上記溝内へ
案内させる少なくとも一対の案内部材と、上記案内部材
の近傍で第2の回路基板に係合すると共に、第2の回路
基板を幅方向両端面から弾性的に挟持して係止させる少
なくとも一対の係止部材とが弾性絶縁性材料から一体的
にモールド成形されてなり、
【0010】上記電気ソケットは更に、上記溝の長手方
向に沿って上記溝内に配列され、第1の回路基板に接触
すべき一端と第2の回路基板に接触すべき他端とを有す
る複数の接触端子と、
向に沿って上記溝内に配列され、第1の回路基板に接触
すべき一端と第2の回路基板に接触すべき他端とを有す
る複数の接触端子と、
【0011】上記一対の係止部材を挟んで対向して配置
され、ソケットに対する第2の回路基板の装着の際に、
一対の係止部材の間の間隔が拡がる方向への上記係止部
材の撓みを規制する少なくとも一対の規制部材と、
され、ソケットに対する第2の回路基板の装着の際に、
一対の係止部材の間の間隔が拡がる方向への上記係止部
材の撓みを規制する少なくとも一対の規制部材と、
【0012】上記溝の長手方向の両端部における上記ソ
ケットボディ内部に配置され、第2の回路基板の基端に
よる押圧力に抗して、上記係止部材と第2の回路基板と
の係合が付勢される方向へ働くばね力を第2の回路基板
に付与する少なくとも一対のばね部材と、を備えること
を特徴とする。
ケットボディ内部に配置され、第2の回路基板の基端に
よる押圧力に抗して、上記係止部材と第2の回路基板と
の係合が付勢される方向へ働くばね力を第2の回路基板
に付与する少なくとも一対のばね部材と、を備えること
を特徴とする。
【0013】本発明の一実施例によれば、第2の回路基
板の幅方向に沿って断面して見て、上記係止部材が、第
2の回路基板の幅方向端面に接すべき領域において、上
記係止部材の基端側へ向かって断面テーパ状に形成され
ている。好ましくは、上記係止部材が、その背面に突出
された突起を有し、上記規制部材が、上記突起に係合す
べき切欠を有する。
板の幅方向に沿って断面して見て、上記係止部材が、第
2の回路基板の幅方向端面に接すべき領域において、上
記係止部材の基端側へ向かって断面テーパ状に形成され
ている。好ましくは、上記係止部材が、その背面に突出
された突起を有し、上記規制部材が、上記突起に係合す
べき切欠を有する。
【0014】本発明の一実施例によれば、上記ソケット
ボディが、上記ばね部材を挿入させるべき少なくとも一
対の挿入穴を有し、この挿入穴は、その一端が上記溝に
連通され、他端が上記ソケットボディの下面で開口され
ている。
ボディが、上記ばね部材を挿入させるべき少なくとも一
対の挿入穴を有し、この挿入穴は、その一端が上記溝に
連通され、他端が上記ソケットボディの下面で開口され
ている。
【0015】本発明の一実施例によれば、上記規制部材
が、上記ばね部材を支持する支持部材を有し、この支持
部材は、上記ソケットボディの下面へ延出されて上記挿
入口の開口を覆う。
が、上記ばね部材を支持する支持部材を有し、この支持
部材は、上記ソケットボディの下面へ延出されて上記挿
入口の開口を覆う。
【0016】
【作用】本発明の電気ソケットによれば、ソケットボデ
ィの案内部材が第2の回路基板を溝へ案内する。次に、
ソケットボディの係止部材が第2の回路基板に係合し、
且つ第2の回路基板を係止させる。この場合、第2の回
路基板がソケットボディ内のばね部材を圧縮することに
より、第2の回路基板には、係止部材との係合を付勢さ
せるばね力が付与される。従って、第2の回路基板の係
止が一層に確実になる。また、規制部材が、係止部材を
補強して係止部材の撓みを規制するので、係止部材の破
損が防止される。
ィの案内部材が第2の回路基板を溝へ案内する。次に、
ソケットボディの係止部材が第2の回路基板に係合し、
且つ第2の回路基板を係止させる。この場合、第2の回
路基板がソケットボディ内のばね部材を圧縮することに
より、第2の回路基板には、係止部材との係合を付勢さ
せるばね力が付与される。従って、第2の回路基板の係
止が一層に確実になる。また、規制部材が、係止部材を
補強して係止部材の撓みを規制するので、係止部材の破
損が防止される。
【0017】このように案内部材と係止部材及び規制部
材が相互に関係して一体的に作用することにより、第1
と第2の回路基板との堅固な接続が確実に可能となる。
しかも、第2の回路基板の着脱を小さな力による簡単な
操作のみで実行することができる。
材が相互に関係して一体的に作用することにより、第1
と第2の回路基板との堅固な接続が確実に可能となる。
しかも、第2の回路基板の着脱を小さな力による簡単な
操作のみで実行することができる。
【0018】
【実施例】図1を参照すると、本発明の電気ソケット1
2は、マザーボード(mother board)1とドゥターボード
(daughter board)2とを互いに垂直に接続する。マザー
ボード1は例えばメモリー制御ボードである。ドゥター
ボード2は例えばメモリーチップ3が装着されたシング
ル−インライン−メモリ−モジュール(SIMM)であ
る。
2は、マザーボード(mother board)1とドゥターボード
(daughter board)2とを互いに垂直に接続する。マザー
ボード1は例えばメモリー制御ボードである。ドゥター
ボード2は例えばメモリーチップ3が装着されたシング
ル−インライン−メモリ−モジュール(SIMM)であ
る。
【0019】ドゥターボード2の基端4には、その幅方
向に沿って複数の半田パッド5が配列されている。ドゥ
ターボード2の両側部の所定位置には、切り欠きとして
のスリット6が形成されている。
向に沿って複数の半田パッド5が配列されている。ドゥ
ターボード2の両側部の所定位置には、切り欠きとして
のスリット6が形成されている。
【0020】ソケット12は、弾性絶縁性材料、例えば
プラスチックからモールド成形された細長いソケットボ
ディ14を有する。以下の説明では、ソケットボディ1
4の長手方向及びドゥターボード2の幅方向をX方向、
ソケットボディ14の横断方向をY方向、ソケットボデ
ィ14の高さ方向をZ方向とする。ソケットボディ14
の下面16はマザーボード1に装着されるべき面であ
り、上面18はドゥターボード2が装着されるべき面で
ある。
プラスチックからモールド成形された細長いソケットボ
ディ14を有する。以下の説明では、ソケットボディ1
4の長手方向及びドゥターボード2の幅方向をX方向、
ソケットボディ14の横断方向をY方向、ソケットボデ
ィ14の高さ方向をZ方向とする。ソケットボディ14
の下面16はマザーボード1に装着されるべき面であ
り、上面18はドゥターボード2が装着されるべき面で
ある。
【0021】ソケットボディ14のマザーボード装着面
16のX方向両端部には脚20が設けられている。この
脚20がマザーボード1に挿通され、半田付け等による
電気的接続が可能なように固定されることにより、ソケ
ット12がマザーボードに装着される。
16のX方向両端部には脚20が設けられている。この
脚20がマザーボード1に挿通され、半田付け等による
電気的接続が可能なように固定されることにより、ソケ
ット12がマザーボードに装着される。
【0022】ソケットボディ14のドゥターボード装着
面18には、X方向に沿ってスロット22が形成されて
いる。スロット22には複数の接触端子24がX方向に
沿って列状に配置されている。
面18には、X方向に沿ってスロット22が形成されて
いる。スロット22には複数の接触端子24がX方向に
沿って列状に配置されている。
【0023】接触端子24は、SIMM等の回路基板接
続のための公知の弾性接触端子から任意に選択すること
ができる。例えば図2に示すような断面形状の接触端子
24を使用できる。このような接触端子24は、その一
端部24aをマザーボード1のスルーホール1aに挿入
するなどの任意の方法により、マザーボード1に電気的
に接続される。
続のための公知の弾性接触端子から任意に選択すること
ができる。例えば図2に示すような断面形状の接触端子
24を使用できる。このような接触端子24は、その一
端部24aをマザーボード1のスルーホール1aに挿入
するなどの任意の方法により、マザーボード1に電気的
に接続される。
【0024】図3及び図4に示すように、スロット22
の両端部(図3及び図4には一端部のみ示す)の近傍に
おけるソケットボディ14の内部には、スロット22の
下面からマザーボード装着面16へ連通する円筒形状の
ばね挿入穴26が形成されている。
の両端部(図3及び図4には一端部のみ示す)の近傍に
おけるソケットボディ14の内部には、スロット22の
下面からマザーボード装着面16へ連通する円筒形状の
ばね挿入穴26が形成されている。
【0025】図3乃至図5に示すように、スロット22
の両端部には、X方向でスロット22に連通し、且つソ
ケットボディ14をZ方向に貫通する断面矩形状のラッ
チ部材挿入穴28が形成されている。ばね挿入穴26と
ラッチ部材挿入穴28とは、ソケットボディ14のマザ
ーボード装着面16に部分的に形成された凹部30を介
して連通されている。凹部30は、後述の補強部材54
のカバー部58が嵌合する形状とされている。
の両端部には、X方向でスロット22に連通し、且つソ
ケットボディ14をZ方向に貫通する断面矩形状のラッ
チ部材挿入穴28が形成されている。ばね挿入穴26と
ラッチ部材挿入穴28とは、ソケットボディ14のマザ
ーボード装着面16に部分的に形成された凹部30を介
して連通されている。凹部30は、後述の補強部材54
のカバー部58が嵌合する形状とされている。
【0026】図1及び図3に示すように、ソケットボデ
ィ4のドゥターボード装着面18の両端部には、各一対
の案内アーム32がソケットボディ4と一体的にモール
ド成形されている。各一対の案内アーム32は、ラッチ
部材挿入穴28を挟んでY方向で対向する一対の壁面3
4,36を有する。一対の対向壁面34,36の間の間
隔は、ドゥターボード2の厚みに対応する間隔とされて
いる。
ィ4のドゥターボード装着面18の両端部には、各一対
の案内アーム32がソケットボディ4と一体的にモール
ド成形されている。各一対の案内アーム32は、ラッチ
部材挿入穴28を挟んでY方向で対向する一対の壁面3
4,36を有する。一対の対向壁面34,36の間の間
隔は、ドゥターボード2の厚みに対応する間隔とされて
いる。
【0027】各一対の対向壁面34,36の間には、ラ
ッチ部材38が配置されている。このラッチ部材38
は、その両側面40がそれぞれ対向壁面34,36と一
体的にモールド成形され、その上端42及び下端44が
自由端とされている。ラッチ部材38の下端44はラッ
チ部材挿入穴28に挿入されている。一対のラッチ部材
38の対向面側には、ドゥターボード2の側部スリット
6に係合すべき突起46と、ドゥターボード側縁7に当
接すべき支持面48とが形成されている。このようなラ
ッチ部材38は、X方向へ弾性的に変形可能である。
ッチ部材38が配置されている。このラッチ部材38
は、その両側面40がそれぞれ対向壁面34,36と一
体的にモールド成形され、その上端42及び下端44が
自由端とされている。ラッチ部材38の下端44はラッ
チ部材挿入穴28に挿入されている。一対のラッチ部材
38の対向面側には、ドゥターボード2の側部スリット
6に係合すべき突起46と、ドゥターボード側縁7に当
接すべき支持面48とが形成されている。このようなラ
ッチ部材38は、X方向へ弾性的に変形可能である。
【0028】ラッチ部材38の初期形状においては、ド
ゥターボード2を両側縁7から弾性的に挟持できるよう
に、一対の支持面48間の間隔がドゥターボード2の幅
Wよりも僅かに小さくされている。また、ラッチ部材3
8は、ドゥターボード2と突起46との係合を手動で解
除するためのハンドル50を備えていることが好まし
い。このハンドル50の外面にはリブ52が突出されて
いる。支持面48をなす部分におけるラッチ部材38
は、断面テーパ状に形成されている。支持面48の下端
44のラッチ部材38のX方向幅tは、支持面48の上
端のX方向幅t′よりも小さい。
ゥターボード2を両側縁7から弾性的に挟持できるよう
に、一対の支持面48間の間隔がドゥターボード2の幅
Wよりも僅かに小さくされている。また、ラッチ部材3
8は、ドゥターボード2と突起46との係合を手動で解
除するためのハンドル50を備えていることが好まし
い。このハンドル50の外面にはリブ52が突出されて
いる。支持面48をなす部分におけるラッチ部材38
は、断面テーパ状に形成されている。支持面48の下端
44のラッチ部材38のX方向幅tは、支持面48の上
端のX方向幅t′よりも小さい。
【0029】図5に示すように、支持面48がドゥター
ボード装着面18に対してなす角度は90°であり、ラ
ッチ部材38の外壁面54aがドゥターボード装着面1
8に対してなす角度は90°より小さい。このような構
造を有するラッチ部材38を用いると、ドゥターボード
2をX方向に挟持する力を付勢する方向へ働く力が、ラ
ッチ部材38の上端部により自動的に生じる。従って、
ドゥターボード装着の際に、補強金属板54からの過度
な補助的挟持力を加える必要がないので、ドゥターボー
ド装着操作に必要な力が小さくてすむことになる。
ボード装着面18に対してなす角度は90°であり、ラ
ッチ部材38の外壁面54aがドゥターボード装着面1
8に対してなす角度は90°より小さい。このような構
造を有するラッチ部材38を用いると、ドゥターボード
2をX方向に挟持する力を付勢する方向へ働く力が、ラ
ッチ部材38の上端部により自動的に生じる。従って、
ドゥターボード装着の際に、補強金属板54からの過度
な補助的挟持力を加える必要がないので、ドゥターボー
ド装着操作に必要な力が小さくてすむことになる。
【0030】再び図1及び図3を参照すると、ドゥター
ボード装着面18の両端部には更に、一対のラッチ部材
38を挟んで対向する補強金属板54がラッチ部材挿入
穴28に挿入されて固定されている。
ボード装着面18の両端部には更に、一対のラッチ部材
38を挟んで対向する補強金属板54がラッチ部材挿入
穴28に挿入されて固定されている。
【0031】図6に示すように、補強金属板54は断面
L字状に折り曲げられてなり、ラッチ部材38の外面側
に当接されるべき補強部56と、ばね挿入穴26の下面
を覆うためのカバー部58とを有する。カバー部58
は、ソケット12がマザーボード1に半田付けされる際
に、後述のコイルばね66をソケットボディ14から抜
け落ちないように保持する。
L字状に折り曲げられてなり、ラッチ部材38の外面側
に当接されるべき補強部56と、ばね挿入穴26の下面
を覆うためのカバー部58とを有する。カバー部58
は、ソケット12がマザーボード1に半田付けされる際
に、後述のコイルばね66をソケットボディ14から抜
け落ちないように保持する。
【0032】補強部56は、ラッチ部材38を補強して
ドゥターボード2の着脱時におけるラッチ部材38の不
所望な撓みを規制する。補強部56の上端には、ハンド
ル50のリブ52が係合する切欠スリット60が形成さ
れている。ラッチ部材38を押し拡げる際には、リブ5
2がスリット60に係合することにより、ラッチ部材3
8の過度な撓みが規制され、ラッチ部材38の破損が防
止される。この場合、ラッチ部材38の過度な撓みを規
制するための規制部材は、ラッチ部材38の背面(X方
向)に位置する平板状の補強部56に、ラッチ部材38
の撓みに伴うリブ52の変位に応じた切欠スリット60
を設けるのみで形成でき、その構造が簡単である。
ドゥターボード2の着脱時におけるラッチ部材38の不
所望な撓みを規制する。補強部56の上端には、ハンド
ル50のリブ52が係合する切欠スリット60が形成さ
れている。ラッチ部材38を押し拡げる際には、リブ5
2がスリット60に係合することにより、ラッチ部材3
8の過度な撓みが規制され、ラッチ部材38の破損が防
止される。この場合、ラッチ部材38の過度な撓みを規
制するための規制部材は、ラッチ部材38の背面(X方
向)に位置する平板状の補強部56に、ラッチ部材38
の撓みに伴うリブ52の変位に応じた切欠スリット60
を設けるのみで形成でき、その構造が簡単である。
【0033】補強金属板54は、上述のようにラッチ部
材38の撓みを規制するためのものであって、ラッチ部
材38を内方へ押圧して補助的挟持力を付与するもので
はない。補強部56の上端56aは、その縁がラッチ部
材38を傷付けることがないように、図示のように丸め
加工することが望ましい。
材38の撓みを規制するためのものであって、ラッチ部
材38を内方へ押圧して補助的挟持力を付与するもので
はない。補強部56の上端56aは、その縁がラッチ部
材38を傷付けることがないように、図示のように丸め
加工することが望ましい。
【0034】補強部56の側縁62のうち、ラッチ部材
挿入穴28内に位置する部分には、保持スパイク64が
形成されている。この保持スパイク64をラッチ部材挿
入穴28の内壁に喰い込ませることにより、補強金属板
54がソケットボディ14に固定される。
挿入穴28内に位置する部分には、保持スパイク64が
形成されている。この保持スパイク64をラッチ部材挿
入穴28の内壁に喰い込ませることにより、補強金属板
54がソケットボディ14に固定される。
【0035】補強金属板54のカバー部56は、ソケッ
トボディ14のマザーボード装着面16の凹部30に嵌
合され、ばね挿入穴26の下面を覆っている。カバー部
56の上面には、ばね挿入穴26に挿入されたコイルば
ね66が載置されている。
トボディ14のマザーボード装着面16の凹部30に嵌
合され、ばね挿入穴26の下面を覆っている。カバー部
56の上面には、ばね挿入穴26に挿入されたコイルば
ね66が載置されている。
【0036】このようなソケットにドゥターボード2を
装着するには、ドゥターボード基端4をスロット22に
対向させつつ、ドゥターボード2を二組の案内アーム3
2の間に位置させる。
装着するには、ドゥターボード基端4をスロット22に
対向させつつ、ドゥターボード2を二組の案内アーム3
2の間に位置させる。
【0037】次に、ドゥターボード基端4の半田パッド
5がスロット22の接触端子14に着座して導通するま
で、ドゥターボード2を案内アーム32に沿って接触端
子14へ向かって摺動させる。この際、ラッチ部材38
の突起46がドゥターボード側縁7により押圧されるの
で、一対のラッチ部材38は、その間の間隔が拡がる方
向へ弾性変形される。
5がスロット22の接触端子14に着座して導通するま
で、ドゥターボード2を案内アーム32に沿って接触端
子14へ向かって摺動させる。この際、ラッチ部材38
の突起46がドゥターボード側縁7により押圧されるの
で、一対のラッチ部材38は、その間の間隔が拡がる方
向へ弾性変形される。
【0038】ドゥターボード基端4が接触端子24に着
座すると、ラッチ部材38の突起46がドゥターボード
2の側部スリット6に係合し、ラッチ部材38が初期形
状に弾性的に復元する。同時に一対のラッチ部材38の
支持面48は、ドゥターボード側縁7に当接することに
より、ドゥターボード2を両側面から挟持する。
座すると、ラッチ部材38の突起46がドゥターボード
2の側部スリット6に係合し、ラッチ部材38が初期形
状に弾性的に復元する。同時に一対のラッチ部材38の
支持面48は、ドゥターボード側縁7に当接することに
より、ドゥターボード2を両側面から挟持する。
【0039】また、コイルばね66は、ドゥターボード
基端4で圧縮されることにより、ドゥターボード2を上
方へ押し上げるばね力を生じる。これにより、ラッチ部
材38の突起46がドゥターボード2の側部スリット6
の上縁6aに押圧され、突起46とスリット6との係合
が付勢されるので、ドゥターボード2が確実に係止され
る。これにより、ドゥターボード2の半田パッド5と接
触端子24との電気的接触が確実に保持される。
基端4で圧縮されることにより、ドゥターボード2を上
方へ押し上げるばね力を生じる。これにより、ラッチ部
材38の突起46がドゥターボード2の側部スリット6
の上縁6aに押圧され、突起46とスリット6との係合
が付勢されるので、ドゥターボード2が確実に係止され
る。これにより、ドゥターボード2の半田パッド5と接
触端子24との電気的接触が確実に保持される。
【0040】一方、ドゥターボード2をソケット12か
ら取り外すためには、ラッチ部材38をソケットボディ
14の外側へ押す。この操作は、ラッチ部材38にハン
ドル50を一体成形することにより容易である。これに
より、ラッチ部材38によるドゥターボード2の係止が
解除される。且つコイルばね66の垂直押し上げ力の助
力により、ドゥターボード2が上昇され、スロット22
の接触端子24から退出される。そして、係止解除され
たドゥターボード2をソケット12から自由になるまで
垂直上方へ引き抜く。
ら取り外すためには、ラッチ部材38をソケットボディ
14の外側へ押す。この操作は、ラッチ部材38にハン
ドル50を一体成形することにより容易である。これに
より、ラッチ部材38によるドゥターボード2の係止が
解除される。且つコイルばね66の垂直押し上げ力の助
力により、ドゥターボード2が上昇され、スロット22
の接触端子24から退出される。そして、係止解除され
たドゥターボード2をソケット12から自由になるまで
垂直上方へ引き抜く。
【0041】これらドゥターボード2の着脱操作におい
て、ラッチ部材38がソケットボディ14の外側方向へ
撓む際は、その過度な撓みが補強金属板54により規制
される。従って、ラッチ部材38の損傷が防止され、耐
久性が向上する。
て、ラッチ部材38がソケットボディ14の外側方向へ
撓む際は、その過度な撓みが補強金属板54により規制
される。従って、ラッチ部材38の損傷が防止され、耐
久性が向上する。
【0042】本発明のソケットは上述の実施例に限定さ
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、
ソケットに装着されたドゥターボード2の姿勢は、実施
例ではマザーボード4に対して垂直な姿勢としたが、水
平姿勢或るいは斜め姿勢でもよい。また、一つのソケッ
トボディ14に複数のスロット22を設け、それぞれの
スロット22についてラッチ部材38、補強金属板5
4、コイルばね66等を各一対ずつ設けることにより、
一つのソケットに複数のドゥターボード2を装着できる
ようにしてもよい。
れるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、
ソケットに装着されたドゥターボード2の姿勢は、実施
例ではマザーボード4に対して垂直な姿勢としたが、水
平姿勢或るいは斜め姿勢でもよい。また、一つのソケッ
トボディ14に複数のスロット22を設け、それぞれの
スロット22についてラッチ部材38、補強金属板5
4、コイルばね66等を各一対ずつ設けることにより、
一つのソケットに複数のドゥターボード2を装着できる
ようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】本発明の電気ソケットによれば、係止部
材の撓みが規制部材により規制されるので、係止部材の
耐久性が向上し、基板の着脱を繰り返しても安定した強
力な挟持力を維持することができる。また、係止部材と
第2の回路基板との係合がばね部材により付勢されるの
で、両者が堅固に係合する。
材の撓みが規制部材により規制されるので、係止部材の
耐久性が向上し、基板の着脱を繰り返しても安定した強
力な挟持力を維持することができる。また、係止部材と
第2の回路基板との係合がばね部材により付勢されるの
で、両者が堅固に係合する。
【0044】更に、係止部材は従来と同様にソケットボ
ディと一体的にモールド成形された単純な構造であるた
め、係止部材の耐久性が改善されたにも拘らず、製造コ
ストを抑制できる。
ディと一体的にモールド成形された単純な構造であるた
め、係止部材の耐久性が改善されたにも拘らず、製造コ
ストを抑制できる。
【図1】本発明の一実施例に係る電気ソケットをマザー
ボード及びドゥターボードと共に示す斜視図である。
ボード及びドゥターボードと共に示す斜視図である。
【図2】ソケットボディ内の接触端子を示す図であっ
て、図1におけるII−II矢視断面図である。
て、図1におけるII−II矢視断面図である。
【図3】ソケットの一端部を破断して示す斜視図であ
る。
る。
【図4】ソケットの一端部を破断して示す斜視図であっ
て、補強金属板及びコイルばねを取り除いて示す図であ
る。
て、補強金属板及びコイルばねを取り除いて示す図であ
る。
【図5】図4のV−V矢視断面図である。
【図6】図1における補強金属板を示す斜視図である。
1…マザーボード(第1の回路基板)、2…ドゥターボ
ード(第2の回路基板)、12…ソケット、14…ソケ
ットボディ、22…スロット(溝)、24…接触端子、
26…ばね挿入穴、32…案内アーム(案内部材)、3
8…ラッチ部材(係止部材)、50…ハンドル(把持部
材)、52…リブ(突起)、60…切欠スリット(切
欠)、54…補強金属板、58…カバー部(支持部
材)、66…コイルばね(ばね部材)。
ード(第2の回路基板)、12…ソケット、14…ソケ
ットボディ、22…スロット(溝)、24…接触端子、
26…ばね挿入穴、32…案内アーム(案内部材)、3
8…ラッチ部材(係止部材)、50…ハンドル(把持部
材)、52…リブ(突起)、60…切欠スリット(切
欠)、54…補強金属板、58…カバー部(支持部
材)、66…コイルばね(ばね部材)。
Claims (5)
- 【請求項1】 一枚の第1の回路基板に対し少なくとも
一枚の第2の回路基板を電気接続するための電気ソケッ
トであって、 第1の回路基板に装着されるべきソケットボディを備
え、このソケットボディは、第2の回路基板の基端が挿
入されるべく寸法付けられてソケットボディの長手方向
に延在する少なくとも一つの溝と、上記溝の長手方向の
両端部の各々に位置して、第2の回路基板の両側縁を支
持しつつ第2の回路基板の基端を上記溝内へ案内させる
少なくとも一対の案内部材と、上記案内部材の近傍で第
2の回路基板に係合すると共に、第2の回路基板を幅方
向両端面から弾性的に挟持して係止させる少なくとも一
対の係止部材とが弾性絶縁性材料から一体的にモールド
成形されてなり、 上記電気ソケットは更に、上記溝の長手方向に沿って上
記溝内に配列され、第1の回路基板に接触すべき一端と
第2の回路基板に接触すべき他端とを有する複数の接触
端子と、 上記一対の係止部材を挟んで対向して配置され、ソケッ
トに対する第2の回路基板の装着の際に、一対の係止部
材の間の間隔が拡がる方向への上記係止部材の撓みを規
制する少なくとも一対の規制部材と、 上記溝の長手方向の両端部における上記ソケットボディ
内部に配置され、第2の回路基板の基端による押圧力に
抗して、上記係止部材と第2の回路基板との係合が付勢
される方向へ働くばね力を第2の回路基板に付与する少
なくとも一対のばね部材と、を備える電気ソケット。 - 【請求項2】 第2の回路基板の幅方向に沿って断面し
て見て、上記係止部材が、第2の回路基板の幅方向端面
に接すべき領域において、上記係止部材の基端側へ向か
って断面テーパ状に形成されている請求項1記載の電気
ソケット。 - 【請求項3】 上記係止部材が、その背面に突出された
突起を有し、上記規制部材が、上記突起に係合すべき切
欠を有する請求項1記載の電気ソケット。 - 【請求項4】 上記ソケットボディが、上記ばね部材を
挿入させるべき少なくとも一対の挿入穴を有し、この挿
入穴は、その一端が上記溝に連通され、他端が上記ソケ
ットボディの下面で開口されている請求項1記載の電気
ソケット。 - 【請求項5】 上記規制部材が、上記ばね部材を支持す
る支持部材を有し、この支持部材は、上記ソケットボデ
ィの下面へ延出されて上記挿入口の開口を覆う請求項1
記載の電気ソケット。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324611A JPH05159829A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電気ソケット |
DE69210365T DE69210365T2 (de) | 1991-12-09 | 1992-12-08 | Elektrischer Randverbinder |
EP92311185A EP0546804B1 (en) | 1991-12-09 | 1992-12-08 | Electrical connector |
SG1996001599A SG46247A1 (en) | 1991-12-09 | 1992-12-08 | Electrical connector |
KR1019920023675A KR950012748B1 (ko) | 1991-12-09 | 1992-12-09 | 전기 접속기 |
US07/987,835 US5413497A (en) | 1991-12-09 | 1992-12-09 | Electrical connector |
TW081110052A TW224548B (ja) | 1991-12-09 | 1992-12-15 | |
HK97101973A HK1000396A1 (en) | 1991-12-09 | 1997-10-21 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3324611A JPH05159829A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電気ソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05159829A true JPH05159829A (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=18167754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3324611A Pending JPH05159829A (ja) | 1991-12-09 | 1991-12-09 | 電気ソケット |
Country Status (8)
Country | Link |
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US (1) | US5413497A (ja) |
EP (1) | EP0546804B1 (ja) |
JP (1) | JPH05159829A (ja) |
KR (1) | KR950012748B1 (ja) |
DE (1) | DE69210365T2 (ja) |
HK (1) | HK1000396A1 (ja) |
SG (1) | SG46247A1 (ja) |
TW (1) | TW224548B (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
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