JPH05159548A - 録音再生装置 - Google Patents

録音再生装置

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JPH05159548A
JPH05159548A JP31772791A JP31772791A JPH05159548A JP H05159548 A JPH05159548 A JP H05159548A JP 31772791 A JP31772791 A JP 31772791A JP 31772791 A JP31772791 A JP 31772791A JP H05159548 A JPH05159548 A JP H05159548A
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JP
Japan
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recording
channels
buffer
time
recording time
Prior art date
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Pending
Application number
JP31772791A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Yokoyama
浩之 横山
Mitsuhiro Uzuta
光博 埋田
Kazuhiko Yazawa
一彦 矢沢
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Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
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Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、例えば複数チャンネル分の楽音を同
時に収録して該楽音を表わすディジタルの楽音情報とし
て磁気ハードディスク等に記録し、該楽音情報を必要に
応じて磁気ハードディスク等から読み出して複数チャン
ネル分同時に出力することのできるディジタルオーディ
オワークステーション等の録音再生装置に関し、録音に
先立ってあとどの位録音することが可能であるかをユー
ザに知らせる機能を付与した。 【構成】所望とする録音時間に対する許容チャンネル数
及び/又は所望とする録音チャンネル数に対する許容録
音時間を検出する検出手段と、該検出手段で検出された
前記許容チャンネル数及び/又は前記許容録音時間を表
示する表示手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複数チャンネル
分の楽音を同時に収録して該楽音を表わすディジタルの
楽音情報として磁気ハードディスク等に記録し、該楽音
情報を必要に応じて磁気ハードディスク等から読み出し
て複数チャンネル分同時に出力することのできるディジ
タルオーディオワークステーション等の録音再生装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば4トラックの磁気テープレ
コーダを用いて磁気テープに複数の楽音等を同時に記録
し、必要に応じて再生しながら編集を行ったり、磁気テ
ープ自体を切り貼りして編集を行ったりしていた。しか
しこれでは必要な部分の頭出し等編集の作業が大変であ
るため、近年、入力された例えば4チャンネル分の楽音
等の波形をA/D変換してディジタルの楽音情報として
磁気ハードディスク、光磁気ディスク等に記録するいわ
ゆるディジタルオーディオワークステーションが実用化
されてきている。このディジタルオーディオワークステ
ーションを採用すると、多数の録音データの中から一瞬
にして目的の部分の頭出しができ、さらに編集時におい
ても、従来の磁気テープを切り貼りする代わりにオリジ
ナルデータの中から必要な個所だけを簡単にピックアッ
プすることができ、これにより編集作業が非常に簡単化
されるという長所を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記ディジタルオーデ
ィオワークステーションを用いて収録、編集作業を行う
際に、同時に複数の楽音データを入力する必要を生じる
場合があり、したがってディジタルオーディオワークス
テーションを構成する場合は、例えば最大4チャンネル
分の楽音データを同時に収録し、同時に出力できるよう
に構成される。上記ディジタルオーディオワークステー
ションを用いて楽音や音声を収録するには、入力された
楽音波形をサンプリングしてディジタルの楽音データに
変換する際に、人間の可聴周波数との関係で例えば48
kHz等かなりの高速でサンプリングする必要があり、
これを4チャンネル分同時に入力した場合は単位時間あ
たりこの4倍の楽音データが生成される。
【0004】このようにして生成された楽音データは、
例えば磁気ハードディスク等読み書き可能なメモリに記
録されるが、録音にあたりメモリの残量を無視してやみ
くもに録音をすると大事な場面でメモリがそれ以上録音
できない満杯状態となってしまうおそれがある。本発明
は、上記事情に鑑み、録音に先立ってあとどの位録音す
ることが可能であるかをユーザに知らせる機能を付与し
た、ディジタルオーディオワークステーション等の録音
再生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の録音再生装置は、所定の最大数以下の任意数
選択された、1つ又は複数のチャンネルのデータを互い
に同時に入力して読み書き可能なメモリに記録し、必要
に応じて該メモリから読出して出力する録音再生装置に
おいて、所望とする録音時間に対する許容チャンネル数
及び/又は所望とする録音チャンネル数に対する許容録
音時間を検出する検出手段と、該検出手段で検出された
許容チャンネル数及び/又は許容録音時間を表示する表
示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】ここで、上記「所望とする録音時間」、
「所望とする録音チャンネル数」は、ユーザがその都度
指定した録音時間、録音チャンネル数であってもよい
が、これに限られず、例えばあらかじめ装置内に所望と
する録音時間、所望とする録音チャンネル数をインプッ
トしておき、このインプットされた所望とする録音時間
に対する許容チャンネル数、インプットされた所望とす
る録音チャンネル数に対する許容録音時間を検出して表
示してもよい。
【0007】また、上記「表示手段」は、画像として表
示するものに限られず、例えばランプの点灯等で表示し
てもよく、その表示方法を問うものではない。
【0008】
【作用】本発明の録音再生装置は、上記許容チャンネル
数及び/又は上記許容録音時間を検出して表示するもの
であるため、ユーザがそれを確認することにより安心し
て録音を行うことができ、録音の途中でメモリが満杯と
なって中断を余儀なくされること等が防止され、使い勝
手の良い装置となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の録音再生装置の一実施例に係るディジタ
ルオーディオワークステーションの概略構成を示したブ
ロック図である。図示しないマイクロフォンで収録され
た楽音波形S1、S2、S3、S4が最大4チャンネル
分同時に入出力回路10に入力され、適切に増幅された
後、繰返し周波数が48kHzの基本クロック信号の各
パルス毎にサンプリングされA/D変換される。この入
出力回路10で生成されたディジタルの楽音データは、
1データあたり、本実施例では16ビットで構成されて
おり、バッファ回路12を経由して磁気ハードディスク
装置14に備えられた磁気ハードディスクに記録され
る。
【0010】図2は、バッファ回路12中のバッファ構
造の一例を示した図である。ここでは、4つの各チャン
ネルA,B,C,Dのそれぞれについて128キロバイ
トのバッファが2つずつ用意されており、1つのチャン
ネルのみを用いる場合はチャンネルDが用いられ、この
チャンネルDに対応するバッファBD0、BD1が用い
られる。また2チャンネル、3チャンネル、4チャンネ
ルを同時に用いる場合は、それぞれチャンネルC,Dに
対応するバッファBC0,BC1;BD0,BD1、チ
ャンネルB,C,Dに対応するバッファBB0,BB
1;BC0,BC1;BD0,BD1、チャンネルA,
B,C,Dに対応するバッファBA0,BA1;BB
0,BB1;BC0,BC1;BD0,BD1が用いら
れる。
【0011】ここで例えば4チャンネル同時に用いる場
合は、先ず各チャンネルA,B,C,Dに対応する各第
1バッファBA0,BB0,BC0,BD0に楽音デー
タが蓄積され、各第1バッファBA0,BB0,BC
0,BD0に128キロバイト分の楽音データが蓄積さ
れると、その後の楽音データは各第2バッファBA1,
BB1,BC1,BD1に蓄積されるとともに、チャン
ネルA,チャンネルB,チャンネルC,チャンネルDの
順に各第1バッファBA0,BB0,BC0,BD0内
に蓄積された楽音データが磁気ハードディスク装置14
中の磁気ハードディスクに転送され記録される。
【0012】またその後各チャンネルA,B,C,Dに
対応する各第2バッファBA1,BB1,BC1,BD
1に楽音データが128キロバイト分蓄積されると、そ
の後の楽音データは各第1バッファBA0,BB0,B
C0,BD0に蓄積されるとともに、チャンネルA,
B,C,Dの順に各第2バッファBA1,BB1,BC
1,BD1内に蓄積された楽音データが磁気ハードディ
スクに転送され記録される。このように各第1バッファ
BA0,BB0,BC0,BD0と各第2バッファBA
1,BB1,BC1,BD1は交互に使用される。
【0013】このようにして各チャンネル毎の楽音デー
タが磁気ハードディスク装置14に入力されるが、磁気
ハードディスク装置14内では各チャンネル毎の1回の
録音を一単位としてファイル番号が自動的に付与され、
管理される。尚本実施例における磁気ハードディスク装
置14では0番〜63番のファイル番号が付された最大
64のファイルが管理される。
【0014】また、磁気ハードディスク中に記録された
楽音データを、例えば4チャンネル同時に外部に取り出
すには、バッファ回路12中の第1バッファBA0,B
B0,BC0,BD0に、チャンネルD(バッファBD
0),チャンネルC(バッファBC0),チャンネルB
(バッファBB0),チャンネルA(バッファBA0)
の順に楽音データが読み出され、その後各第1バッファ
BA0,BB0,BC0,BD0に読み出された各楽音
データが、入出力回路10でD/A変換されて互いに同
時に外部に出力され、またこれと同時に各第2バッファ
BA1,BB1,BC1,BD1にチャンネルD,チャ
ンネルC,チャンネルB,チャンネルAの順に、各第1
バッファBA0,BB0,BC0,BD0に読み出され
た楽音データに引き続く楽音データが読み出される。
【0015】ここで、接続された磁気ハードディスク装
置の容量が小さい場合やその磁気ハードディスク装置内
に既にかなりの楽音データが記憶されている場合等に録
音時間や使用チャンネル数に制限が生じる場合があり、
ここでは、以下のようにして所望とする録音時間に対す
る許容チャンネル数および所望とする録音チャンネル数
に対する許容録音時間が検出され、表示される。
【0016】図3は許容チャンネル数、許容録音時間の
検出、表示を行うプログラムのフローチャート、図4
は、このディジタルオーディオワークステーションの操
作パネル(図示せず)中の図3に示すフローの実行に関
連するスイッチキーを取出して示した図である。
【0017】このディジタルオーディオワークステーシ
ョンに電源が投入されると、この電源投入をトリガとし
て図3に示すプログラムが実行され、先ずこのディジタ
ルオーディオワークステーション全体が初期設定され
(ステップ(a))、モード選択状態となる(ステップ
(b))。このモード選択状態では図4に示す録音キー
20と再生キー22が監視される。ここで再生キー22
が押されると再生モードに入り、前述したようにして磁
気ハードディスク装置に記録されている楽音データが出
力されるが、本発明は再生モードについては特に特徴的
なものではないため、ここでは再生モードについてのこ
れ以上の説明は省略する。なお処理を終了するとステッ
プ(b)に戻る。
【0018】ステップ(b)のモード選択状態におい
て、録音キー20が押されると録音モードに入るが、い
きなり録音が開始されるのではなく、先ず録音待機状態
となる。この録音待機状態においては、先ずステップ
(c)において、磁気ハードディスク装置14のメモリ
残量が参照されて、1〜4の各チャンネル数だけ同時に
録音を行った場合にどれだけの時間録音が可能かを表わ
す許容録音時間が求められる。
【0019】ここで、磁気ハードディスク装置14の楽
音データが記録される全領域(管理領域を除く)の大き
さ(セクタ数で表わす)、およびこの全領域中楽音デー
タが既に記録されている領域の大きさ(セクタ数で表わ
す)は、磁気ハードディスク装置14の管理領域に書き
込まれている。ここで、上記全領域をハードディスクサ
イズHDSZ、各ファイルの大きさをFLSZ(ファイ
ル番号)、同時録音を要求する、本発明にいう所望とす
るチャンネル数をTC(1〜4)としたとき、要求チャ
ンネル数TCに対応する許容録音時間RCAT(TC)
は、
【0020】
【数1】
【0021】と表わされる。ここで、 {128*1024/(48*2)}は、第1バッファ
又は第2バッファ(図2参照)の一方への楽音データの
蓄積開始時刻からそのバッファが満杯となるまでの時間
(約1.365秒)、 (2*TC)は第1バッファ又は第2バッファが満杯と
なった後にその満杯となったバッファの楽音データを磁
気ハードディスク装置14に記録した際に占めるセクタ
数、
【0022】
【数2】
【0023】は、磁気ハードディスク装置14にあと何
回書き込めるかを表わしている。尚[x]はxを越えな
い最大の整数を表わしており、ここではあと何回書き込
めるかを演算する際に端数が生じてもその端数部分には
書き込めないため端数を切り捨てることを意味してい
る。例えばHDSZ=1600セクタ(100メガバイ
ト)であって未だ何も録音されていない場合、 RCAT(1)=(128*1.024/(48*2)) *[(1600−0)/(2*1)]=1092.2(Sec) RCAT(2)=546.1(Sec) RCAT(3)=(128*1.024/(48*2)) *[(1600−0)/(2*3)] =(128*1.024/(48*2))*(266) =363.1(Sec) RCAT(4)=273.0(Sec) となる。
【0024】次に、図3に示すフローチャートのステッ
プ(d)に進み、ここでは、以下のようにして、要求録
音時間に対する、同時録音可能な許容チャンネル数が求
められる。ここでは複数の要求録音時間1000(Se
c),500(Sec),300(Sec),200
(Sec),100(Sec),60(Sec),45
(Sec),30(Sec),15(Sec)があらか
じめ図示しないROM内に複数プリセットされている。
このプリセットされたTN番目の要求録音時間をWT
(TN)とする。
【0025】 WT(1)=1000 WT(2)=500 WT(3)=300 WT(4)=200 WT(5)=100 WT(6)=60 WT(7)=45 WT(8)=30 WT(9)=15 これらの要求録音時間がROMから読出され、TN番目
の要求録音時間WT(TN)に対する許容チャンネル数
RCAC(TN)が式
【0026】
【数3】
【0027】に従って求められる。ここで
【0028】
【数4】
【0029】は、1つのチャンネルしか録音しないもの
と仮定した場合の、楽音データを磁気ハードディスク装
置14に転送することのできる回数、 {WT(TN)/(128*1.024/(48*2))} は、TN番目の要求録音時間WT(TN)を転送回数に
換算した値であり、これらの商をとって端数を切捨て
る。その後、上記のようにして求められたRCAC(T
N)が5以上であった場合、このディジタルオーディオ
ワークステーションには最大4チャンネルまでしか装備
されていないため、RCAC(TN)=4に変更され
る。
【0030】例えばHDSZ=1000セクタ(100
メガバイト)であって未だ何も録音されていない場合に
は、 WT(1)=1000の場合 RCAC(1)=[[(1600−0)/2]/ {1000/(128*1.024/(48*2))}] =1 これと同様にして、 WT=500の場合 RCAC(2)=2 WT=300の場合 RCAC(3)=3 WT=200の場合 RCAC(4)=4 WT=100の場合 RCAC(5)=4 WT=60の場合 RCAC(6)=4 WT=45の場合 RCAC(7)=4 WT=30の場合 RCAC(8)=4 WT=15の場合 RCAC(9)=4 となる。
【0031】このようにして各チャンネル数に対する許
容録音時間、および各要求録音時間に対する許容チャン
ネル数が求められると、これらが図示しない液晶表示パ
ネル上に表示される(ステップ(e))。図5は、この
表示が行われた画面の例を示した図である。上部に、現
在が録音待機状態にある旨表示され、要求チャンネル数
が4チャンネルであり(4チャンネルが初期設定されて
いる)、そのチャンネル数だけ同時に録音したときの許
容録音時間が273.0(Sec)である旨表示されて
いる。
【0032】次の段に入力チャンネルと録音チャンネル
の対応(ここでは初期設定された状態)が表示されてい
る。ここで入力チャンネルとは、ハードウェア的に番号
が付された入力端子をいい、録音チャンネルとは装置内
部でソフトウェア的に対応づけられたチャンネルをい
う。さらにその次の段には1〜4の要求チャンネル数
(要求CH数)に対する許容録音時間が表示されてお
り、さらにその下に各要求録音時間に対する許容チャン
ネル数が表示されている。一番下に表示された「要求録
音時間=」、「許容チャンネル数」について後述する。
【0033】図5に示すような表示が行われるとステッ
プ(f)に進んで処理の選択待ちの状態となる。このス
テップ(f)では図4に示す再生キー22、編集キー2
4、録音開始キー26が監視され、そのいずれが押され
るかに応じて次の処理が選択される。前述したように再
生キー22を押した場合については省略する。編集キー
24が押されると、ステップ(g)に移りステップ
(d)と同様に要求録音時間に対する許容チャンネル数
の演算が行われるが、ここでは、テンキー30で秒数を
設定しエンターキー32を押すことによってその設定さ
れた秒数が要求録音時間として入力される。この入力さ
れた秒数をWTとしたとき式
【0034】
【数5】
【0035】RCAC≧5のときRCAC=4 により許容チャンネル数が演算され、次にステップ
(h)に移り、この入力された録音時間および求められ
た許容チャンネル数が図5の表示画面内の最下段に表示
される。この編集モードにおいては、テンキーから入力
された要求録音時間に対する許容チャンネル数を演算、
表示することのほか、同時に録音しようとするチャンネ
ル数の変更、入力チャンネルと録音チャンネルとの対応
関係の変更、不要となったファイルの削除等が行われる
が、ここではこれらの処理の詳細については省略する。
尚、不要となったファイルの削除等が行われた場合は、
再度、チャンネル数に対する録音時間の演算、要求録音
時間に対する許容チャンネル数の演算が行われて表示が
変更される。この編集モードの処理が一巡すると、ステ
ップ(f)に戻る。
【0036】ステップ(f)にあるときに録音開始キー
26(図4参照)が押されると録音が開始され、前述し
たように第1バッファ、第2バッファ(図2参照)を経
由して磁気ハードディスク装置14に楽音データが記録
されるが(ステップ(i))、この録音を行いながら、
以下のようにして、磁気ハードディスク装置14にあと
どの位の時間録音できるかが演算され(ステップ
(j))、表示される(ステップ(k))。
【0037】ここでは、この演算は、磁気ハードディス
ク装置14に2セクタ(各チャンネルに対応する各バッ
ファ(128キロバイト)分(図2参照)だけ書き込む
都度、現在録音中のファイルのサイズFLSZ(FN)
が2だけインクリメントされる。今同時に録音している
チャンネル数をTCとすると、許容録音時間RCAT
が、式
【0038】
【数6】
【0039】に基づいて演算され、さらに RCAT≦10 …(5) か否かが判断されてこのRCATが表示される。図6
は、この録音中の表示状態の一例を表わした図である。
この表示画面上の右上には現在4チャンネル同時に録音
中である旨、およびあと何秒録音可能であるかという許
容録音時間が表わされている。またその下段には録音チ
ャンネルと入力チャンネルの対応表が表示されている。
この許容録音時間は(4)式に従って順次演算されてそ
の表示が変更され、10(Sec)を切った場合、その
時点で点滅表示に変わり、これにより、ユーザに、もう
すぐ録音が不可能となる旨警告する。
【0040】録音終了キー28(図4参照)が押される
と、録音終了処理が行われる(ステップ(m))。具体
的には録音終了キー28が押された直後から、その直前
に記録されつつあったバッファ(図2参照)の最終ま
で’0’が記録され、そのバッファの記録分が磁気ハー
ドディスク装置14に転送され、最終的に確定したファ
イルサイズFLSZ(FN)が磁気ハードディスク装置
14内の管理領域に書き込まれる。その後ステップ
(b)に戻りモード選択の状態となる。
【0041】尚ステップ(i)における許容録音時間の
演算は、(4)式を用いる方式に限られるものではな
く、例えば、録音開始時の許容録音時間をRCAT(i
nitial)としたとき RCAT=RCAT(initial)−録音開始からの経過時間 …(6) を演算し、これにより求めた許容録音時間を表示しても
よい。
【0042】尚、上記各実施例はディジタルオーディオ
ワークステーションに磁気ハードディスク装置を接続し
た例であるが、本発明は磁気ハードディスク装置以外を
接続する場合、例えば光磁気ディスク装置等を接続する
場合にも実施できるものであることはもちろんである。
また、本発明における所望とする録音時間に対する許容
チャンネル数、所望とするチャンネル数に対する許容録
音時間の演算方法、表示表法は上記実施例に限られるも
のではなく、どのような検出方法、表示方法を用いても
本発明の範囲に包含されるものであることももちろんで
ある。
【0043】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の録
音再生装置は、所望とする録音時間に対する許容チャン
ネル数及び/又は所望とする録音チャンネル数に対する
許容時間を検出して、これを表示するようにしたもので
あるため、ユーザがそれを確認することにより安心して
録音を行うことができ、録音の途中でメモリが満杯とな
って中断を余儀なくされること等が防止され使い勝手の
良い装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の録音再生装置の一実施例に係るディジ
タルオーディオワークステーションの概略構成を表わし
たブロック図である。
【図2】図1に示すバッファ回路中のバッファ構造の一
例を示した図である。
【図3】許容チャンネル数、許容録音時間の検出、表示
を行うプログラムのフローチャートである。
【図4】ディジタルオーディオワークステーションの操
作パネル(図示せず)中の図3に示すフローの実行に関
連するスイッチ,キーを取出して示した図である。
【図5】録音待機状態にあるときの表示の例を表わした
図である。
【図6】録音中の表示の例を表わした図である。
【符号の説明】
10 入出力回路 12 バッファ回路 14 磁気ハードディスク装置 20 録音キー 22 再生キー 24 編集キー 26 録音開始キー 28 録音終了キー 30 テンキー 32 エンターキー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の最大数以下の任意数選択された、
    1つ又は複数のチャンネルのデータを互いに同時に入力
    して読み書き可能なメモリに記録し、必要に応じて該メ
    モリから読出して出力する録音再生装置において、 所望とする録音時間に対する許容チャンネル数及び/又
    は所望とする録音チャンネル数に対する許容録音時間を
    検出する検出手段と、 該検出手段で検出された前記許容チャンネル数及び/又
    は前記許容録音時間を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする録音再生装置。
JP31772791A 1991-12-02 1991-12-02 録音再生装置 Pending JPH05159548A (ja)

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JP31772791A JPH05159548A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 録音再生装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025824A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Sony Corp 情報処理装置、メモリ状態通知方法、メモリ状態通知プログラム及びグラフィカルユーザインタフェース

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007025824A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Sony Corp 情報処理装置、メモリ状態通知方法、メモリ状態通知プログラム及びグラフィカルユーザインタフェース

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