JPH05156264A - 脱ロウ油及び脱ロウ用溶剤を含有する混合物を処理する膜的方法 - Google Patents

脱ロウ油及び脱ロウ用溶剤を含有する混合物を処理する膜的方法

Info

Publication number
JPH05156264A
JPH05156264A JP4135685A JP13568592A JPH05156264A JP H05156264 A JPH05156264 A JP H05156264A JP 4135685 A JP4135685 A JP 4135685A JP 13568592 A JP13568592 A JP 13568592A JP H05156264 A JPH05156264 A JP H05156264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dewaxing
pressure
membrane
oil
solvent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4135685A
Other languages
English (en)
Inventor
Mordechai Pasternak
モルデシャイ・パルステルナーク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texaco Development Corp
Original Assignee
Texaco Development Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texaco Development Corp filed Critical Texaco Development Corp
Publication of JPH05156264A publication Critical patent/JPH05156264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D71/00Semi-permeable membranes for separation processes or apparatus characterised by the material; Manufacturing processes specially adapted therefor
    • B01D71/06Organic material
    • B01D71/70Polymers having silicon in the main chain, with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
    • C08G77/48Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule in which at least two but not all the silicon atoms are connected by linkages other than oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10GCRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
    • C10G31/00Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for
    • C10G31/11Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for by dialysis

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 脱ロウに用いた溶剤及び脱ロウ油を含む仕込
み混合物を分離する方法であって、該混合物を、ポリイ
ソシアナート、ポリ(カルボニルクロリド)又はシラン
で架橋ないし鎖長延長された非孔質のシリコーンエラス
トマー分離膜層を含む分離膜隔壁に接触させて通す。 【効果】 脱ロウに用いた溶媒と脱ロウ油を含む混合物
を、膜分離法によって、優れた選択率と透過量で分離す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脱ロウに用いた溶剤
(以下、脱ロウ溶剤という)と、それを用いて脱ロウし
た油(以下、脱ロウ油という)を含有する仕込み原料を
処理する方法に関する。より詳細には、本発明は、脱ロ
ウ溶剤を脱ロウ油から分離する技術に膜技術を使用する
ことに関する。
【0002】
【従来の技術】当業者には周知であるように、潤滑油の
製造に使用される炭化水素原料は、望ましくない成分を
含有し、それは目的とする性質を特徴とする生成物を得
るために、処理によって除去される。代表的には、仕込
み原料をとりわけ脱ロウ処理に付し、この処理がロウの
含有量を減少させ、望ましくは潤滑油原料の流動点及び
曇り点を低下させる。
【0003】脱ロウは、メチルエチルケトン又はメチル
イソブチルケトンのような脱ロウ溶剤を、必要に応じて
トルエン又はキシレンのような炭化水素の存在下に、仕
込み原料油と混合し、この混合物を、ロウが沈殿する所
望の流動点を下回る温度、代表的には−20.5〜−2
9℃(−5〜−20°F)、好ましくは−23℃(−1
0°F)にまで冷却することによって実施することがで
きる。ロウをろ過し、脱ロウ油/脱ロウ溶剤の混合物を
回収する。
【0004】従来から、この回収された混合物をフラッ
シュして、溶剤を含まない潤滑油原料及び潤滑油を含ま
ない溶剤を回収してきた。
【0005】当業者は、膜技術を用いて脱ロウ溶剤を脱
ロウ油から分離することにより、この方法の経済性を改
善することを試みてきた。そのような先行技術による代
表的な試みには、下記のものがある。
【0006】Pasternak への米国特許第4,985,1
38号明細書は、架橋ポリイミン膜を開示している。
【0007】Bitterらへの欧州公開特許第0 220
753号公報は、ハロゲン置換シリコーン膜の使用を開
示している。
【0008】Wernick への米国特許第4,678,55
5号明細書は、酢酸セルロース膜の使用を開示してい
る。
【0009】Wight への欧州公開特許第0 125 9
07号公報は、-CO-NO- 結合を有するポリイミド膜の使
用を開示している。
【0010】Funkらへの米国特許第4,617,126
号明細書は、ポリスルホン膜の使用を開示している。
【0011】背景についてのこれ以上の情報は、これら
の特許明細書中の引用例から得ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、脱ロ
ウ溶剤及び脱ロウ油を含有する仕込み原料を処理する方
法を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、その態様によ
ると、脱ロウ溶剤及び脱ロウ油を含有する仕込み原料を
処理する方法であって、該混合物を、(i )ポリイソシ
アナート、(ii)ポリ(カルボニルクロリド)又は(ii
i )シランR4-a SiAa (式中、Aは−OH、−NH
2 、−OR´又は−OOCR´であり、aは2〜4であ
り、R、R´はそれぞれ独立して水素原子又はアルキル
基、アラルキル基、シクロアルキル基、アリール基もし
くはアルカリール基である)で架橋ないし鎖長延長され
た非孔質のシリコーンエラストマー分離膜層を含む分離
膜隔壁に接触させて通し;該膜の両面にかけて圧力降下
を維持することにより、脱ロウ油の含有量が増加してい
るとともに脱ロウ溶剤の含有量が減少している高圧側残
留物、ならびに脱ロウ溶剤の含有量が増加しているとと
もに脱ロウ油の含有量が減少している低圧側透過物を形
成することを指向している。
【0014】該膜の低圧排出側の圧を該透過物の蒸気圧
より高く維持することによって該透過物を液相に留め、
一方、該膜の高圧残留物側の圧を、脱ロウ溶剤及び脱ロ
ウ油を含有する該仕込み原料の蒸気圧より高く、かつ透
過物を該膜に通すに十分なほどに維持することによっ
て、該仕込み原料の脱ロウ溶剤及び脱ロウ油ならびに該
残留物を液相に留めることが好ましい。
【0015】分離後、脱ロウ溶剤の含有量が増加してい
るとともに脱ロウ油の含有量が減少している透過物、な
らびに脱ロウ油の含有量が増加しているとともに脱ロウ
溶剤の含有量が減少している残留物を回収することがで
きる。
【0016】脱ロウによって処理することができる潤滑
油原料には、留出原料、脱歴油、留出物を溶剤抽出した
後のラフィネート、水素処理された油、水素添加分解留
出物など、37.7℃での粘度が約30SUS 〜4,00
0SUS の範囲のものがある。通常、そのような仕込み原
料は、表1のような性質を特徴としている。
【0017】
【表1】
【0018】この含ロウ油仕込み原料(100容量部)
を、ケトン脱ロウ溶剤、たとえばアセトン、又は好まし
くはメチルエチルケトンもしくはメチルイソブチルケト
ンを炭化水素溶剤で任意に希釈して脱ロウ溶剤としたも
の100〜1,000容量部、好ましくは200〜50
0容量部、より好ましくは200容量部(原料の粘度及
びロウ含有量に依存する)と混合する。好ましい実施態
様においては、含ロウ油仕込み原料100容量部に、メ
チルエチルケトンなどのケトン100〜150容量部及
びトルエンもしくはキシレンなどの炭化水素溶剤100
〜50容量部を含有する脱ロウ溶剤を加えてもよい。こ
の混合物を−20.5〜−29℃、好ましくは−23.
3℃にまで冷却すると、その間に固形のロウが含ロウ油
仕込み原料から沈殿する。代表的には、中間領域の留出
物を−23℃にまで冷却し、流動点−18℃の中性油1
00容量部を得ることができる。回転式の減圧ろ過器中
でロウをろ過し、脱ロウされたろ過油を得る。
【0019】本発明の方法を実施することにより、脱ロ
ウ溶剤及び脱ロウ油を含有するこのろ液を、分離膜とし
ての非孔質のエラストマー分離膜層と接触させる。
【0020】膜アセンブリ 本発明の方法は、好ましい一実施態様においては、(i)
機械的強度を与える担持層、(ii)多孔質支持層及び(ii
i) その両側にかけて分離が起こる分離層を含むことが
できる、複合構造体を使用することによって実施するこ
とができる。
【0021】この複合構造体は、好ましい実施態様にお
いては、アセンブリに機械的強度及び支持を与える多孔
質担持層を含むことが好ましい、多層アセンブリを含
む。
【0022】担持層 この担持層は、使用時のその高い多孔性及び機械的強度
を特徴とする。これは、繊維状もしくは非繊維状、織布
もしくは不織布であることができる。好ましい実施態様
においては、担持層は、多孔質で可撓性の、織られた繊
維状ポリエステルであることができる。典型的なポリエ
ステル担持層は、不織布を熱結合させたストランドから
構成することができる。
【0023】多孔質支持層 本発明を実施する際に使用される多孔質支持層(通常、
限外ろ過膜)は、ポリアクリロニトリルポリマーから形
成されたものであることが好ましい。通常、このポリア
クリロニトリルは、厚さが10〜80μm 、好ましくは
40〜80μm、最も好ましくは50μm であることが
でき、約500Å未満、代表的には約200Åの孔径を
特徴とすることが好ましい。これは、約50,000未
満、代表的には約40,000の分離限界分子量に相当
する。
【0024】分離層 本発明の方法に従って分離を可能にする分離層は、架橋
ないし鎖長延長を行う前の数平均分子量Mn が550〜
150,000、好ましくは550〜4,200、さら
に好ましくは1,750の、あらかじめ架橋ないし鎖長
延長されているポリシロキサン重合体の、厚さ1〜5μ
m 、たとえば1.5μm の非孔質のエラストマーフィル
ム又は膜を含み、そのポリシロキサンは、(i )ポリイ
ソシアナート、(ii)ポリ(カルボニルクロリド)又は
(iii )シランR4-a SiAa (式中、Aは−OH、−
NH2 、−OR´又は−OOCR´であり、aは2〜4
であり、R、R´はそれぞれ独立して水素原子、アルキ
ル基、アリール基、シクロアルキル基、アルカリール基
又はアラルキル基)を架橋剤又は鎖長延長剤として架橋
ないし鎖長延長されたものである。
【0025】本発明の方法を実施するためのエストラマ
ー膜として用いられるポリシロキサンは、数平均分子量
が550〜150,000、好ましくは1,750の、
ハロゲンを含まない、ケイ素原子に炭化水素基又は炭化
水素基と水素原子とが結合した−Si−O−繰返し単位
を含有するポリシロキサンを包含する。繰返し単位は、
好ましくは次式の形である。
【0026】
【化1】
【0027】上記の式で、Rは水素原子、又はアルキル
基、アラルキル基、シクロアルキル基、アリール基及び
アルカリール基からなる群より選ばれた炭化水素基であ
ってよく、このような基は不活性な基で置換されたもの
も包含する。Rがアルキル基のとき、代表的にはメチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、イソブチル、第2級ブチル、アミル、オクチル、デ
シル、オクタデシルなどであることができる。Rがアラ
ルキル基のとき、代表的にはベンジル、β−フェニルエ
チルなどであることができる。Rがシクロアルキル基の
とき、代表的にはシクロヘキシル、シクロヘプチル、シ
クロオクチルなどであることができる。Rがアリール基
のとき、代表的にはフェニル、ナフチルなどであること
ができる。Rがアルカリール基であるとき、代表的には
トリル、キシリル、p−エチルベンジルなどであること
ができる。Rは不活性な基で置換されてもよく、すなわ
ちアルキル、アリール、シクロアルキル、エーテルなど
のような非反応性の置換基をもつことができる。不活性
基で置換された代表的なRとしては、2−エトキシエチ
ル、カルボエトキシメチル、2−メチルシクロヘプチ
ル、3−ブチルシクロヘキシル、3−メチルシクロヘキ
シル、4−メチルシクロヘキシル、3−エチル−5−メ
チルフェニルなどを包含できる。好ましいRは、たとえ
ばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、アミル、ヘキシル、オクチル、デシルなどを包含す
る。最も好ましいRはメチルである。
【0028】これらのハロゲンを含まないポリシロキサ
ンの好ましいものは、分子量が550〜150,00
0、好ましくは550〜4,200、より好ましくは
1,750の低分子量の、シラノール末端ポリ(ジメチ
ルシロキサン)である。良好な透過量(flux)と分
離能が得られるこれらのポリシロキサンエラストマー膜
は、次の式で特徴づけることができる。
【0029】
【化2】
【0030】式中、mは7〜2,000、好ましくは2
4である。
【0031】ポリシロキサンの好ましい群は、シラノー
ル基を末端基とするポリ(ジメチルシロキサン)である
ことができる。用いうるポリシロキサンの例は、表2に
示すようなものである。
【0032】
【表2】
【0033】シリコーン膜が架橋ないし鎖長延長された
ものであることが、本発明の特徴である。−OH又は−
NH2 で代表される反応性末端基をもつ、環状でないシ
リコーンの場合、(i) ポリイソシアナート、(ii)ポリ
(カルボニルクロリド)又は(iii)シランR4-a SiA
a (式中、Aは−OH、−NH2 、−OR´又は−OO
CR´であり;aは2〜4であり;Rは前述のポリシロ
キサンについて述べたのと同義であり、同様に、最も好
ましいRはメチルであり;R´はRと同じ範囲の基であ
り、メチル、エチルなどのアルキル基が好ましい)で架
橋ないし鎖長延長することができる。R、A及びR´は
それぞれすべてが同一である必要はない。
【0034】架橋ないし鎖長延長は、環状でないシリコ
ーンの反応性末端基とシランのA基との間の反応で行わ
れ、したがって反応するこれらの基はたがいに違ってい
なければならないことは明らかであろう。好ましくはシ
リコーンはアミノ末端であり、より好ましくはヒドロキ
シ末端であって;Aは好ましくは−OR´又は−OOC
R´である。シランが−OR´又は−OOCR´部分を
含有し、シリコーンがたとえば−OH末端であるとき、
架橋ないし鎖長延長したポリマーは次のタイプの結合を
含んでいる。
【0035】
【化3】
【0036】シリコーンは−OR´末端又は−OOCR
´末端であることができ、その場合、シランは好ましく
は−OH部分を含有していてもよい。シリコーンが水素
末端であるときは、架橋や鎖長延長が起こらないことは
明らかであろう。
【0037】シリコーンが環状シリコーン、代表的には
たとえばデカメチルシクロペンタシロキサンの場合、分
子中に末端基をもたない。この場合、架橋や鎖長延長は
架橋剤ないし鎖長延長剤との反応で、環のSi−O結合
が開裂することによって行われる。
【0038】Aが−OR´のとき、好ましい化合物はア
ルコキシシラン類であり;Aが−OOCR´のとき、好
ましい化合物はアシロキシシラン類である。Aが−NH
3 又は−OHのとき、化合物はアミノシラン類又はヒド
ロキシシラン類である。
【0039】用いられる代表的なアルコキシシラン類に
は、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシ
ラン、ジメチルジメトキシシラン、エチルトリメトキシ
シラン、フェニルトリエトキシシラン、ベンジルトリメ
トキシシラン、p−トリルトリメトキシシラン及びテト
ラメトキシシランを包含できる。
【0040】用いられる代表的なアシロキシシラン類に
は、ジメチルジアセトキシシラン、メチルトリアセトキ
シシラン、ジエトキシジアセトキシシラン、ジフェニル
ジアセトシシシラン、ベンジルトリアセトキシシラン、
p−トリルトリアセトキシシラン及びテトラアセトキシ
シランを包含できる。
【0041】混合アルコキシ・アシロキシシラン類も用
いることができ、ジメトキシジアセトキシシラン及びメ
トキシトリアセトキシランで代表される。
【0042】アミノシラン類の例にはジメチルジアミノ
シラン及びジブチルジアミノシランを包含でき、ヒドロ
キシシラン類の例にはジエチルジヒドロキシシラン及び
メチルトリヒドロキシシランを包含できる。
【0043】代表的なポリイソシアナートには、トルエ
ンジイソシアナート、フェニレンジイソシアナート、ヘ
キサメチレンジイソシアナート及びトルエントリイソシ
アナートを包含でき、最初に挙げたものが望ましい。
【0044】代表的なポリ(カルボニルクロリド)に
は、アジピン酸ジクロリド、イソフタル酸ジクロクド及
びスベリン酸ジクロリドを包含でき、最初に挙げたもの
が好ましい。
【0045】架橋シリコーンゴム膜の形成は、不活性の
希釈溶媒(代表的には市販ヘキサンのような炭化水素)
中、5〜15重量%、たとえば10重量%のハロゲンを
含まないポリシロキサンに、1〜10重量%、たとえば
4重量%の架橋剤の溶液中で行われる。
【0046】この溶液を(担持層上の)支持層の上に、
代表的にはたとえば25℃で、厚さ3.0〜10.2×
10-5m、たとえば5.1×10-5のフィルムに溶媒流
延することができる。その後、110〜140℃、たと
えば125℃で10〜20分、たとえば15分硬化し
て、1〜5mμ、たとえば1.5mμの厚さのフィルム
を形成する。
【0047】複合膜 本発明は、その特徴として、(i )多孔質支持層及び分
離層を支持するための、機械的強度を特徴とする担持
層、(ii)多孔質支持層、例えば厚さが10〜80μ
m、好ましくは40〜80μmであり、分離限界分子量
が25,000〜100,000、好ましくは25,0
00〜50,000、最も好ましくは40,000であ
るポリアクリロニトリル膜、ならびに(iii )非孔質分
離層としての、架橋剤としてのポリイソシアナート、ポ
リ(カルボニルクロリド)又はシランR4-a SiAa
(式中、Aは−OH、−NH2 、−OR´又は−OOC
R´であり;aは2〜4であり;Rはアルキル、アリー
ル、シクロアルキル、アルカリール又はアラルキルであ
る)で架橋ないし鎖長延長されたポリシロキサンエラス
トマーからなる複合膜を用いることができる。
【0048】多孔質支持層上に取り付けた非孔質分離層
膜及び担持層を含む、らせん状に巻いたモジュールを用
いることも可能であり、このときアセンブリは、通常、
開放縁を除くすべての縁部に沿って折り曲げられ、さら
に接合もしくは封止され、好ましくは外側に分離層を有
する袋状のユニットを形成する。透過物又は排出物の通
路として作用する布製のスペーサーをこの袋状のユニッ
ト内に配置する。排出路はユニットの開放端から突出さ
せる。
【0049】そして、この袋状ユニットの1面の上に、
代表的にはプラスチック製ネットからなる原料供給路シ
ートを、分離層に隣接させて配置する。
【0050】こうして形成したアセンブリを、好ましく
は袋状ユニットの幅の長さだけ直線状に配列された複数
の孔を壁部に有する、好ましくは円筒形の導管の周囲に
巻きつける。袋状ユニットの排出路の突出部を導管の孔
の上に配置し、袋状ユニットを導管の周囲に巻きつけて
らせん巻き形状とする。1個の原料供給路しか存在しな
いが、らせん巻きアセンブリのこの唯一の原料供給路
は、膜層の二つの面に隣接することは明白であろう。ら
せん巻き形状は、アセンブリを導管の周囲に複数回巻き
つけることによって形成し、扱いの容易なユニットを構
成してもよい。このユニットを、一端に取り入れ口及び
もう一端に排出口を設けたシェル内に取り付ける(シェ
ル/チューブ熱交換器に相当する方法で)。シェルの内
面と、らせん巻きユニットの外面の間のバッフル状のシ
ールにより、流体が有効膜系をバイパスすることがなく
なり、流体が基本的に一端から膜系に確実に進入するこ
とになる。仕込み原料は、原料供給路から進入し、分離
層と接触し、そこからそれを通過し、透過物通路に入っ
てそれに沿って進み、導管の孔に到達してそれを通過
し、その孔から正味の透過物として回収される。
【0051】らせん巻き膜を使用する際には、仕込み液
は、原料供給路として作用するプラスチック製ネットを
透過し、非孔質分離膜と接触するに至る。膜を透過しな
い液体が残留物として回収される。膜を透過する液体
は、透過物スペーサーによって確保された空間に至り、
この透過路を通過して、円筒形導管の孔に至り、そこを
通って系から回収される。
【0052】もう一つの実施態様においては、本発明の
系を管状又は中空の繊維として用いることも可能であ
る。この実施態様では、ポリアクリロニトリル多孔質支
持層を押出し加工して、通常0.001〜0.1mmの肉
厚を有する細管としてもよい。押出した管をシリコーン
の浴に通し、その場で硬化させる。これらの管を束にし
てヘッダーの各端に固定し(エポキシ系接着剤を使
用)、ヘッダーの各端部と同一平面となるように繊維を
裁断する。この管束をシェル内に取り付けると、典型的
なシェル/チューブ型アセンブリとなる。
【0053】作動時には、仕込み液は管側から進入し、
管の内部を通過し、残留物として流出する。管を通過す
る経路で、仕込み液は非孔質分離層を透過し、透過物が
シェル側で捕集される。
【0054】加圧駆動法 非孔質分離層の特徴として、この層は、加圧によって駆
動される方法で使用される際にとりわけ効果的であるこ
とがわかる。加圧駆動法においては、より透過性の成分
及びそれほど透過性でない成分を含有する仕込み液を、
非孔質分離層と接触させて維持し、該層の両面にかけて
圧力降下を維持する。仕込み液の一部は膜中に溶解し、
膜を通過して拡散する。透過物は膜を通過し、液体とし
て存在する。
【0055】本発明の方法を実施するには、脱ロウ溶剤
及び脱ロウ油を含有する仕込み原料を、代表的には20
〜40℃、たとえば25℃の液相において、本発明の膜
の非孔質分離層と接触させることができる。普通、約
3,447〜6,895kPa 、たとえば5,516kPa
の圧力降下を膜の両面にかけて維持する。膜の原料供給
側又は仕込み側の圧は、透過物を膜に通すのに十分な圧
力、通常はゲージ圧5,516kPa (800psig)と
し、膜の透過物側又は排出側の圧をほぼ大気圧とする。
供給原料は、濃淡分極のおそれを最小限に留める速度
(たとえば約1,200ml/min)で膜の表面(ひとつの
実施態様では直径約3インチ)を通過させる。
【0056】膜を通過した透過物は、脱ロウ溶剤の含有
量が増加し、脱ロウ油の含有量が減少している。残留物
は、脱ロウ油の含有量が増加し、脱ロウ溶剤の含有量が
減少している。
【0057】通常、膜に供給される仕込み原料が脱ロウ
溶剤100〜1,100部、好ましくは200〜600
部、例えば500部を含有する(油100部あたり)場
合、透過物は、脱ロウ溶剤95部及び脱ロウ油5部を含
むことがわかる。
【0058】透過物は液相で回収する。
【0059】分離は、代表的には20〜40kg/(m2・h)
、たとえば37.1kg/(m2・h) の透過量において実施
することができる。代表的には、このユニットは、70
〜90%、通常は約89.7%の阻止率を示すことがで
きる。
【0060】
【数1】
【0061】
【発明の効果】本発明によって、脱ロウに用いた溶媒と
脱ロウ油を含む混合物を、膜分離法によって、優れた選
択率と透過量で分離することができる。
【0062】
【実施例】本発明の方法の実施は、以下の各実施例によ
って当業者には明白となるであろう。なお、本明細書に
おいては、以下の実施例を含め、別段指定のない限り、
百分率はすべて重量%である。
【0063】実施例1 この実施例は、本発明の方法を実施する最良の形態を示
すものであり、エラストマー分離層は、分離限界分子量
40,000のポリアクリロニトリルの多孔質膜層を有
するポリエステル担持層を含むDUY−L(ダイセル社
製)複合膜の上に形成されたものであった。
【0064】市販のヘキサン中に(i )9重量%のシラ
ノール末端ポリ(ジメチルシロキサン)(分子量1,7
50)及び(ii)4重量%の2,4−トルエンジイソシ
アナートを含むゴム溶液を、25℃で多孔質支持層の上
に注いで、約2mil の厚さのフィルムを形成し、ついで
125℃で15分間硬化させた。
【0065】この膜系(直径3インチの円)を標準セル
に取り付けた。このセル、そして非孔質エラストマー分
離膜に、脱ロウSNO−100油1重量部及びメチルエ
チルケトン1重量部、トルエン1重量部を含有する仕込
み原料を導入した。
【0066】分離は、25℃で仕込み原料(及び残留
物)側の圧力を約5,516kPa にして実施した。供給
物は25℃/ 5,516kPa 、流速は1,200ml/min
であった。透過物側の圧力は大気圧であった。選択率を
測定し、[100×(供給物中の脱ロウ油の量−透過物
中の脱ロウ油の量)/供給物中の脱ロウ油の量]として
計算される阻止率(%)として記録した。残留物がより
少量の脱ロウ溶剤を含有することが望ましく、透過物が
より多量の脱ロウ溶剤を含有することが望ましいことか
ら、より高い選択率が目的とされることは明白である。
透過量は、kg/(m2・h) として測定した。
【0067】この実施例1では、選択率は89.7%の
阻止率であり、透過量は37.1kg/(m2・h) であった。
【0068】実施例2〜5 これら一連の実施例では、下記を除いて実施例1の手順
を繰り返した。すなわち、実施例2ではトルエンジイソ
シアナートの存在する量が2重量%であり、実施例3〜
4では、鎖長延長剤はアジピン酸ジクロリド(それぞれ
2重量%及び4重量%)であり、実施例5は架橋剤ない
し鎖長延長を用いなかった。その結果として得られた選
択率と透過量を表3に示す。
【0069】
【表3】
【0070】実施例6〜9 これら一連の実施例では、ポリシロキサンが市販のヘキ
サン中に5%溶液として存在するデカメチルシクロペン
タシロキサン[(CH32 SiO]5 であり、その溶
液には、下記の表4に記された5重量%の多官能性の架
橋剤ないし鎖長延長剤をも含有した以外は、実施例1の
手順を繰返した。その結果を表4に示す。
【0071】
【表4】
【0072】実施例1〜9(実施例5及び実施例9は比
較例)を精査すると、本発明の技術が、選択率及び透過
量の点で、架橋剤又は鎖長延長剤を用いないときに得ら
れる結果よりも、常に高い結果を得ることを可能にする
ことが明らかであろう。最良の結果は、トルエンジイソ
シアナートで鎖長延長した直鎖状のシラノール末端ポリ
(ジメチルシロキサン)を用いて得られる。
【0073】実施例10〜15(比較例) これら一連の実施例では、10重量%ヘキサン溶液中の
異なる分子量の一連のシラノール末端ポリジメチルシロ
キサンから、同様のエラストマー膜を形成したが、化学
的架橋ないし鎖長延長を行わなかった。その結果を表5
に示す。
【0074】
【表5】
【0075】実施例10〜15を精査すると、架橋ない
し鎖長延長をしないシリコーン重合体は、概して非常に
不満足な結果しか得られないことが明らかである。
【0076】本発明を特定の例で説明してきたが、当業
者にとって、本発明の範囲内に入る各種の仕込や変更を
なしうることは明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10G 73/32 2115−4H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱ロウに用いた溶剤及び脱ロウ油を含む
    仕込み混合物を分離する方法であって、該混合物を、
    (i )ポリイソシアナート、(ii)ポリ(カルボニルク
    ロリド)又は(iii )シランR4-a SiAa (式中、A
    は−OH、−NH2 、−OR´又は−OOCR´であ
    り、aは2〜4であり、R、R´はそれぞれ独立して水
    素原子又はアルキル基、アラルキル基、シクロアルキル
    基、アリール基もしくはアルカリール基である)で架橋
    ないし鎖長延長された非孔質のシリコーンエラストマー
    分離膜層を含む分離膜隔壁に接触させて通し;該膜の両
    面にかけて圧力降下を維持することにより、脱ロウ油の
    含有量が増加しているとともに脱ロウに用いた溶剤の含
    有量が減少している高圧側残留物、ならびに脱ロウに用
    いた溶剤の含有量が増加しているとともに脱ロウ油の含
    有量が減少している低圧側透過物を形成し;該膜の低圧
    排出側の圧を該透過物の蒸気圧より高く維持することに
    より、該透過物を液相に留め;該膜の高圧残留物側の圧
    を、脱ロウに用いた溶剤及び脱ロウ油を含有する該仕込
    み原料の蒸気圧より高く維持することにより、脱ロウに
    用いた溶剤及び脱ロウ油の該混合物ならびに該残留物を
    液相に留めることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 脱ロウに用いた溶剤及び脱ロウ油を含有
    する混合物を処理する方法であって、該混合物を、2,
    4−トルエンジイソシアナートで鎖長延長されているシ
    ラノール末端ポリ(ジメチルシロキサン)膜層を含む分
    離膜隔壁に接続させて通し;該膜の両面にかけて圧力降
    下を維持することにより、脱ロウ油の含有量が増加して
    いるとともに脱ロウに用いた溶剤の含有量が減少してい
    る高圧側残留物、ならびに脱ロウに用いた溶剤の含有量
    が増加しているとともに脱ロウ油の含有量が減少してい
    る低圧側透過物を形成し;該膜の低圧排出側の圧を該透
    過物の蒸気圧より高く維持することにより、該透過物を
    液相に留め;該膜の高圧残留物側の圧を、脱ロウに用い
    た溶剤及び脱ロウ油を含有する該仕込み原料の蒸気圧よ
    り高く維持することにより、脱ロウに用いた溶剤及び脱
    ロウ油の該混合物ならびに該残留物を液相に留めること
    を特徴とする方法。
JP4135685A 1991-04-29 1992-04-30 脱ロウ油及び脱ロウ用溶剤を含有する混合物を処理する膜的方法 Pending JPH05156264A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US692890 1991-04-29
US07/692,890 US5102551A (en) 1991-04-29 1991-04-29 Membrane process for treating a mixture containing dewaxed oil and dewaxing solvent

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05156264A true JPH05156264A (ja) 1993-06-22

Family

ID=24782468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4135685A Pending JPH05156264A (ja) 1991-04-29 1992-04-30 脱ロウ油及び脱ロウ用溶剤を含有する混合物を処理する膜的方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5102551A (ja)
EP (1) EP0511839A3 (ja)
JP (1) JPH05156264A (ja)
CA (1) CA2052550A1 (ja)

Families Citing this family (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5264166A (en) * 1993-04-23 1993-11-23 W. R. Grace & Co.-Conn. Polyimide membrane for separation of solvents from lube oil
CA2441278C (en) * 2001-03-19 2009-12-29 Integrated Power Components, Inc. Decorative light string having shunt repair device
US7013972B2 (en) 2001-04-24 2006-03-21 Shell Oil Company In situ thermal processing of an oil shale formation using a natural distributed combustor
WO2003036024A2 (en) 2001-10-24 2003-05-01 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Method and system for in situ heating a hydrocarbon containing formation by a u-shaped opening
GB0229423D0 (en) 2002-12-18 2003-01-22 Avecia Ltd Process
AU2004285085A1 (en) * 2003-11-04 2005-05-12 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Process for upgrading a liquid hydrocarbon stream with a non-porous or nano-filtration membrane
US20090012342A1 (en) * 2004-10-11 2009-01-08 Johannes Leendert Den Boestert Process to prepare a haze free base oil
CA2626962C (en) 2005-10-24 2014-07-08 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Methods of producing alkylated hydrocarbons from an in situ heat treatment process liquid
RU2008145876A (ru) 2006-04-21 2010-05-27 Шелл Интернэшнл Рисерч Маатсхаппий Б.В. (NL) Нагреватели с ограничением температуры, в которых используется фазовое преобразование ферромагнитного материала
GB2441132A (en) 2006-06-28 2008-02-27 Pronova Biocare As Process for reducing the free fatty acid content of natural oils using a selectively permeable membrane
CA2666947C (en) 2006-10-20 2016-04-26 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Heating tar sands formations while controlling pressure
RU2452731C2 (ru) * 2006-12-20 2012-06-10 Шелл Интернэшнл Рисерч Маатсхаппий Б.В. Способ удаления поли(пропиленоксида) из пропиленоксида путем мембранного разделения
WO2008116864A1 (en) 2007-03-27 2008-10-02 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Method for reducing the mercury content of natural gas condensate and natural gas processing plant
WO2008131179A1 (en) 2007-04-20 2008-10-30 Shell Oil Company In situ heat treatment from multiple layers of a tar sands formation
JP5379805B2 (ja) 2007-10-19 2013-12-25 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 地表下地層の加熱用共通上層土区画付き三相ヒーター
WO2012076532A1 (en) 2010-12-08 2012-06-14 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Process for purifying aryl group containing carbonates
WO2012076519A1 (en) 2010-12-08 2012-06-14 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Process for purifying dialkyl carbonate
US8895792B2 (en) * 2012-12-28 2014-11-25 Shell Oil Company Process for the preparation of an olefinic product comprising ethylene and/or propylene
US9375685B2 (en) * 2014-03-28 2016-06-28 L'Air Liquide Société Anonyme Pour L'Étude Et L'Exploitation Des Procedes Georges Claude Membrane for the separation of a mixture of a polar fluid and a non-polar fluid and methods for use thereof
US20180133663A1 (en) * 2016-11-17 2018-05-17 Uop Llc High selectivity chemically cross-linked rubbery membranes and their use for separations
CN109694744B (zh) * 2017-10-24 2022-03-15 中国石油化工股份有限公司 润滑油原料油脱蜡溶剂的回收方法和润滑油原料油脱蜡的方法
CN109694724B (zh) * 2017-10-24 2022-03-15 中国石油化工股份有限公司 润滑油原料油脱蜡溶剂的回收方法和润滑油原料油脱蜡的方法
CN112789100A (zh) 2018-10-01 2021-05-11 国际壳牌研究有限公司 用于通过纳滤去除催化剂细粒的方法
JP2022549415A (ja) 2019-09-25 2022-11-25 シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ 噴射器堆積物を低減するためのプロセス
US20220380327A1 (en) 2019-11-20 2022-12-01 Shell Usa, Inc. Process for removing poly(propylene oxide) from propylene oxide by membrane separation

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4167612A (en) * 1978-06-19 1979-09-11 Wm. T. Burnett & Co., Inc. Flexible polyurethane foams having low resistance to air flow and method for preparation
EP0107636B1 (en) * 1982-09-16 1986-12-30 Monsanto Company Multicomponent membrane for gas separation
IN167504B (ja) * 1984-03-12 1990-11-10 Exxon Research Engineering Co
US4602922A (en) * 1984-11-09 1986-07-29 Research Foundation Of State University Of New York Method of making membranes for gas separation and the composite membranes
GB8619278D0 (en) * 1986-08-07 1986-09-17 Shell Int Research Separating fluid feed mixture
CN1045770A (zh) * 1989-03-18 1990-10-03 王英 用膜法蒸馏技术分离浓缩醋酸铵与氢氧化铵的系统
US4985138A (en) * 1989-11-08 1991-01-15 Texaco Inc. Process for treating a charge containing dewaxing solvent and dewaxed oil
US5146038A (en) * 1990-07-16 1992-09-08 Texaco Inc. Process for treating a mixture containing dewaxed oil and dewaxing solvent

Also Published As

Publication number Publication date
EP0511839A3 (en) 1993-01-07
CA2052550A1 (en) 1992-10-30
US5102551A (en) 1992-04-07
EP0511839A2 (en) 1992-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05156264A (ja) 脱ロウ油及び脱ロウ用溶剤を含有する混合物を処理する膜的方法
US5093002A (en) Membrane process for treating a mixture containing dewaxed oil and dewaxing solvent
US4644046A (en) Ultrathin film, process for production thereof, and use thereof for concentrating a specific gas from a gas mixture
US4510047A (en) Selective extraction solvent recovery using regenerated cellulose membrane under reverse osmosis conditions
EP0439905B1 (en) Separation of furfural/middle distillate streams
EP1372829B1 (en) Membrane for solvent exchange process
US4985138A (en) Process for treating a charge containing dewaxing solvent and dewaxed oil
EP0220753B1 (en) Process for the separation of solvents from hydrocarbons dissolved in said solvents
FR2587232A1 (fr) Membrane semi-permeable de filtration, n'adsorbant sensiblement pas les proteines, membrane semi-permeable, anisotrope de fibre creuse d'ultrafiltration n'adsorbant sensiblement pas les proteines et procede pour sa production
JPS6035091A (ja) 不整ポリイミド膜を用いた、潤滑油脱ろうプロセスでの脱ろう油からの脱ろう性溶剤の分離
US6818133B1 (en) Semipermeable membranes
JPH05245345A (ja) 膜分離方法
JPH0625679A (ja) 脱ロウ油及び脱ロウ溶剤を含有する混合物を処理する方法
JPH0661433B2 (ja) 透析膜の処理
EP3831469B1 (en) Hollow fibre membrane module and method for manufacturing hollow fibre membrane module
US5234579A (en) Membrane process for treating a charge containing dewaxing solvent and dewaxed oil
US5238567A (en) Membrane process for separating a mixture containing dewaxed oil and dewaxing solvent
DE102013213318A1 (de) Asymmetrisch poröse Membranen aus aldehydvernetztem thermoplastischen Siliconelastomer
JP2665661B2 (ja) 炭化水素油および有機溶剤を含有する流体供給原料混合物の分離方法
US5240591A (en) Membrane process for separating a mixture containing dewaxed oil and dewaxing solvent
JPH0479689B2 (ja)
US6339108B1 (en) Oxygenator membrane
JPH0378128B2 (ja)
JP2851361B2 (ja) スパイラル型気体分離膜モジュール
JPS62106810A (ja) 浸透気化用分離膜