JPH05155826A - 1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタンの製造方法 - Google Patents
1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタンの製造方法Info
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- JPH05155826A JPH05155826A JP15177592A JP15177592A JPH05155826A JP H05155826 A JPH05155826 A JP H05155826A JP 15177592 A JP15177592 A JP 15177592A JP 15177592 A JP15177592 A JP 15177592A JP H05155826 A JPH05155826 A JP H05155826A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C213/00—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton
- C07C213/06—Preparation of compounds containing amino and hydroxy, amino and etherified hydroxy or amino and esterified hydroxy groups bound to the same carbon skeleton from hydroxy amines by reactions involving the etherification or esterification of hydroxy groups
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高い収率および純度で目的生成物が得られ
る、技術的に簡単な1−アルコキシ−2−ジアルキルア
ミノ−エタンの製造方法を提供する。 【構成】 ジアルキルアミノ−エタノールを、アルカリ
金属アルコラートと、次いでアルキルハロゲン化物と反
応させ、その際、反応生成物またはアルコールと共沸混
合物を形成する溶剤を加えてアルコラートから形成され
るアルコールを完全に除去し、ジアルキルアミノ−エタ
ノールに対して少なくとも当量のアルカリ金属アルコラ
ートの存在下で精留を行う。 【効果】 アルカリ金属−β−ジアルキルアミノ−エタ
ノラートをアルキル化に使用することにより高い収率と
純度が達成される。
る、技術的に簡単な1−アルコキシ−2−ジアルキルア
ミノ−エタンの製造方法を提供する。 【構成】 ジアルキルアミノ−エタノールを、アルカリ
金属アルコラートと、次いでアルキルハロゲン化物と反
応させ、その際、反応生成物またはアルコールと共沸混
合物を形成する溶剤を加えてアルコラートから形成され
るアルコールを完全に除去し、ジアルキルアミノ−エタ
ノールに対して少なくとも当量のアルカリ金属アルコラ
ートの存在下で精留を行う。 【効果】 アルカリ金属−β−ジアルキルアミノ−エタ
ノラートをアルキル化に使用することにより高い収率と
純度が達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式(I):
【0002】
【化3】
【0003】[式中、R1はC1〜C10−アルキル、有利
にはC1〜C3−アルキルを表す]で示されるβ−ジアル
キルアミノ−エタノール(I)および式(II): R2−X(II) [式中、R2はR1と同じかまたは異なるC1〜C10−ア
ルキル、有利にはC1〜C3−アルキルを表し、かつXは
Cl,Br,Iを表す]で示されるアルキルハロゲン化
物から、一般式(III):
にはC1〜C3−アルキルを表す]で示されるβ−ジアル
キルアミノ−エタノール(I)および式(II): R2−X(II) [式中、R2はR1と同じかまたは異なるC1〜C10−ア
ルキル、有利にはC1〜C3−アルキルを表し、かつXは
Cl,Br,Iを表す]で示されるアルキルハロゲン化
物から、一般式(III):
【0004】
【化4】
【0005】[式中、R1およびR2は前記と同じものを
表す]で示される1−アルコキシ−2−ジアルキルアミ
ノ−エタンを製造する方法において、 a)β−ジアルキルアミノ−エタノール(I)と、単純
アルコール、有利にはメタノールのナトリウム−または
カリウムアルコラートとを、単純アルコールを完全に除
去して反応させ、 b)ジアルキルアミノ−エタノール(I)をアルカリ金
属アルコラートに対して0.1〜30モル%、有利には
5〜20モル%の過剰で使用し、 c)脂肪族または芳香族炭化水素のような不活性溶剤を
用いた、しかしながら有利には製造すべき1−アルコキ
シ−2−ジアルキルアミノ−エタン自体を用いた蒸留に
より単純アルコールを完全に除去し、 d)a)〜c)により生じたアルカリ金属−β−ジアル
キルアミノ−エタノラートとアルキルハロゲン化物、有
利にはアルキル塩化物との反応を高温で、大気圧または
高圧で実施し、 e)Na−/K−アルコラートを予め添加して、目的生
成物、1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタン
の精留を実施し、 f)e)によるNa−/K−アルコラートを、残りのジ
アルキルアミノ−エタノールと少なくとも化学量論的に
当量で加え、しかしながら有利には15モル%までの過
剰で使用し、かつ g)この、精留の底部に残留するアルカリ金属−β−ジ
アルキルアミノ−エタノラートを後続のアルキル化反応
に転化させることを特徴とする1−アルコキシ−2−ジ
アルキルアミノ−エタンの製造方法に関する。
表す]で示される1−アルコキシ−2−ジアルキルアミ
ノ−エタンを製造する方法において、 a)β−ジアルキルアミノ−エタノール(I)と、単純
アルコール、有利にはメタノールのナトリウム−または
カリウムアルコラートとを、単純アルコールを完全に除
去して反応させ、 b)ジアルキルアミノ−エタノール(I)をアルカリ金
属アルコラートに対して0.1〜30モル%、有利には
5〜20モル%の過剰で使用し、 c)脂肪族または芳香族炭化水素のような不活性溶剤を
用いた、しかしながら有利には製造すべき1−アルコキ
シ−2−ジアルキルアミノ−エタン自体を用いた蒸留に
より単純アルコールを完全に除去し、 d)a)〜c)により生じたアルカリ金属−β−ジアル
キルアミノ−エタノラートとアルキルハロゲン化物、有
利にはアルキル塩化物との反応を高温で、大気圧または
高圧で実施し、 e)Na−/K−アルコラートを予め添加して、目的生
成物、1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタン
の精留を実施し、 f)e)によるNa−/K−アルコラートを、残りのジ
アルキルアミノ−エタノールと少なくとも化学量論的に
当量で加え、しかしながら有利には15モル%までの過
剰で使用し、かつ g)この、精留の底部に残留するアルカリ金属−β−ジ
アルキルアミノ−エタノラートを後続のアルキル化反応
に転化させることを特徴とする1−アルコキシ−2−ジ
アルキルアミノ−エタンの製造方法に関する。
【0006】
【従来の技術】1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ
−エタンは、以前から公知である。該化合物の製造は、
1−ジメチルアミノ−エチルクロリド−2とナトリウム
メチラートとの反応により実施する。その場合の収率表
示のない当該の反応条件および後処理条件は困難であ
り、低い純度を生じる。
−エタンは、以前から公知である。該化合物の製造は、
1−ジメチルアミノ−エチルクロリド−2とナトリウム
メチラートとの反応により実施する。その場合の収率表
示のない当該の反応条件および後処理条件は困難であ
り、低い純度を生じる。
【0007】米国特許第4588843号明細書によれ
ば、β−ジアルキルアミノ−アルカノールとNaOH/
KOHとからアルカリ金属アルコラートを形成し、引き
続きアルキルハロゲン化物と反応させる。エーテルでの
抽出による水相からの後処理は手間がかかり、収率37
%を生じるにすぎない。
ば、β−ジアルキルアミノ−アルカノールとNaOH/
KOHとからアルカリ金属アルコラートを形成し、引き
続きアルキルハロゲン化物と反応させる。エーテルでの
抽出による水相からの後処理は手間がかかり、収率37
%を生じるにすぎない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、高い収率および純度で目的生成物が得られる、技術
的に簡単な1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エ
タンの製造方法を見出すことであった。
は、高い収率および純度で目的生成物が得られる、技術
的に簡単な1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エ
タンの製造方法を見出すことであった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、エチレンオキ
シドとジアルキルアミンから大量生産により簡単に製造
できる生成物のβ−ジアルキルアミノ−エタノールから
出発する。
シドとジアルキルアミンから大量生産により簡単に製造
できる生成物のβ−ジアルキルアミノ−エタノールから
出発する。
【0010】このβ−ジアルキルアミノ−アルコールは
定量的にアルカリ金属アルコラートに転化されねばなら
ない、このことは本発明により、アルカリ金属アルコラ
ートを使用して実施する。1〜3個のC原子を有する短
鎖アルコールのナトリウム−またはカリウムアルコラー
ト、特にナトリウムメタノラートが有利である。更にア
ルコラートは、それぞれのアルコール中の溶液としてま
たは単離した塩として使用するのが有利である。
定量的にアルカリ金属アルコラートに転化されねばなら
ない、このことは本発明により、アルカリ金属アルコラ
ートを使用して実施する。1〜3個のC原子を有する短
鎖アルコールのナトリウム−またはカリウムアルコラー
ト、特にナトリウムメタノラートが有利である。更にア
ルコラートは、それぞれのアルコール中の溶液としてま
たは単離した塩として使用するのが有利である。
【0011】アルカリ金属アルコラートは、β−ジアル
キルアミノ−エタノール(I)に対して過少で、最も多
くても化学量論的に当量で使用する。それにより、β−
ジアルキルアミノ−エタノールのアルカリ金属塩形成が
よりはやくかつ簡単に行われ、かつアルキルハロゲン化
物と一緒に直ちに低い沸点のアルキルエーテルを形成す
るアルカリ金属アルコラートが残留しない。
キルアミノ−エタノール(I)に対して過少で、最も多
くても化学量論的に当量で使用する。それにより、β−
ジアルキルアミノ−エタノールのアルカリ金属塩形成が
よりはやくかつ簡単に行われ、かつアルキルハロゲン化
物と一緒に直ちに低い沸点のアルキルエーテルを形成す
るアルカリ金属アルコラートが残留しない。
【0012】(I)のモル過剰率は、0.1〜30%、
有利には5〜20%であり、以下に詳細に説明するよう
に、後で精留の際にアルカリ金属塩として結合される。
有利には5〜20%であり、以下に詳細に説明するよう
に、後で精留の際にアルカリ金属塩として結合される。
【0013】この場合に、短鎖アルコールの完全な除
去、すなわちナトリウム−β−ジアルキルアミノ−エタ
ノラートへの定量的転化が困難である。このことは、メ
タノールを不活性溶剤と一緒に蒸留ストリッピングする
ことにより達成される、その際、該溶剤はメタノールと
一緒に共沸混合物を形成してもよい、たとえばトルエ
ン、キシレン、5〜8個のC原子を有するアルカン、た
とえばヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、t−ブチ
ルメチルエーテルであってもよい。該溶剤の回収、すな
わちメタノールの分離が困難なために、目的生成物、す
なわちそれぞれの1−アルコキシ−2−ジアルキルアミ
ノ−エタンは、特に第2または第3のバッチ後に使用す
るのが有利である。このなおそれほど純粋でない最終生
成物の使用は、異種の溶剤を引き続き後処理する必要が
ない、すなわちメタノールから分離する必要がなく、か
つ最終生成物の純度が微量の異種の溶剤によって汚染さ
れることがないという大きな利点を有する。
去、すなわちナトリウム−β−ジアルキルアミノ−エタ
ノラートへの定量的転化が困難である。このことは、メ
タノールを不活性溶剤と一緒に蒸留ストリッピングする
ことにより達成される、その際、該溶剤はメタノールと
一緒に共沸混合物を形成してもよい、たとえばトルエ
ン、キシレン、5〜8個のC原子を有するアルカン、た
とえばヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、t−ブチ
ルメチルエーテルであってもよい。該溶剤の回収、すな
わちメタノールの分離が困難なために、目的生成物、す
なわちそれぞれの1−アルコキシ−2−ジアルキルアミ
ノ−エタンは、特に第2または第3のバッチ後に使用す
るのが有利である。このなおそれほど純粋でない最終生
成物の使用は、異種の溶剤を引き続き後処理する必要が
ない、すなわちメタノールから分離する必要がなく、か
つ最終生成物の純度が微量の異種の溶剤によって汚染さ
れることがないという大きな利点を有する。
【0014】更に、この溶剤中のアルカリ金属−β−ジ
アルキルアミノ−エタノラートの可溶性は異なる種類の
溶剤におけるよりも良好である。
アルキルアミノ−エタノラートの可溶性は異なる種類の
溶剤におけるよりも良好である。
【0015】アルカリ金属−β−ジアルキルアミノ−エ
タノールの懸濁液が存在する場合は、引き続きアルキル
ハロゲン化物、たとえば塩化エチル、臭化メチル等との
反応を実施する、その際、該方法ではアルキル塩化物が
有利である、それというのもアルキル臭化物を使用する
よりもアルキル塩化物を使用して高い収率で達成される
からである。
タノールの懸濁液が存在する場合は、引き続きアルキル
ハロゲン化物、たとえば塩化エチル、臭化メチル等との
反応を実施する、その際、該方法ではアルキル塩化物が
有利である、それというのもアルキル臭化物を使用する
よりもアルキル塩化物を使用して高い収率で達成される
からである。
【0016】アルキルハロゲン化物は、化学量論的量で
または15モル%までのわずかの過剰で使用する。過剰
の、未反応のアルキルハロゲン化物は、放圧により後続
のバッチの(I)のアルカリ金属塩に戻すことができ
る。反応は、30〜160℃、有利には50〜120℃
の温度で、常圧でまたは20バールまでの低圧で実施す
る。この場合にアルキルハロゲン化物は、反応温度で5
0〜80分の時間で、部分的に配量ポンプで、反応溶液
の圧力に対抗して配量添加する。反応は軽い発熱性であ
り、従って反応時間はバッチの量によりおよび熱放出の
能力により左右される。後反応時間は更に2〜6時間で
ある。
または15モル%までのわずかの過剰で使用する。過剰
の、未反応のアルキルハロゲン化物は、放圧により後続
のバッチの(I)のアルカリ金属塩に戻すことができ
る。反応は、30〜160℃、有利には50〜120℃
の温度で、常圧でまたは20バールまでの低圧で実施す
る。この場合にアルキルハロゲン化物は、反応温度で5
0〜80分の時間で、部分的に配量ポンプで、反応溶液
の圧力に対抗して配量添加する。反応は軽い発熱性であ
り、従って反応時間はバッチの量によりおよび熱放出の
能力により左右される。後反応時間は更に2〜6時間で
ある。
【0017】反応終了後、アルカリ金属ハロゲン化物、
たとえばNaClを濾別するかまたは塩のすべての揮発
性部分を取り出すべきである。
たとえばNaClを濾別するかまたは塩のすべての揮発
性部分を取り出すべきである。
【0018】最終的な後処理工程として、精留を実施す
る。残念ながら、出発生成物、β−ジアルキルアミノ−
エタノールは多くの溶剤、たとえばトルエン、シクロヘ
キサンと一緒に、ごくわずかのパーセントの溶剤含量を
有するそれぞれの共沸混合物を形成する。目的生成物、
たとえば1−ジメチルアミノ−2−エトキシ−エタンは
また、β−ジメチルアミノ−エタノールから理論的な5
0以上の棚段数を有するカラムを介して多大の蒸留経費
をかけてのみ留去され得るにすぎない。従って、該ジア
ルキルアミノ−エタノールを粗製の目的生成物中で可能
な限り減少させるのが有利である。このことは、低い含
量のβ−ジアルキルアミノ−エタノールに相当してアル
カリ金属アルコラートを添加し、かつジアルキルアミノ
−アルコールをアルコラート塩として蒸留底部で結合さ
せることにより可能である。5〜15モル%の過剰のア
ルカリ金属アルコラートを使用するのが有利である。従
って、精留の際には、主留出物として目的生成物を留出
する前に、まず単純アルコールを前留出物として取り出
す。この精留は常圧でまたはわずかに減圧して実施する
ことができ、かつ多大の分離費用を要しない。
る。残念ながら、出発生成物、β−ジアルキルアミノ−
エタノールは多くの溶剤、たとえばトルエン、シクロヘ
キサンと一緒に、ごくわずかのパーセントの溶剤含量を
有するそれぞれの共沸混合物を形成する。目的生成物、
たとえば1−ジメチルアミノ−2−エトキシ−エタンは
また、β−ジメチルアミノ−エタノールから理論的な5
0以上の棚段数を有するカラムを介して多大の蒸留経費
をかけてのみ留去され得るにすぎない。従って、該ジア
ルキルアミノ−エタノールを粗製の目的生成物中で可能
な限り減少させるのが有利である。このことは、低い含
量のβ−ジアルキルアミノ−エタノールに相当してアル
カリ金属アルコラートを添加し、かつジアルキルアミノ
−アルコールをアルコラート塩として蒸留底部で結合さ
せることにより可能である。5〜15モル%の過剰のア
ルカリ金属アルコラートを使用するのが有利である。従
って、精留の際には、主留出物として目的生成物を留出
する前に、まず単純アルコールを前留出物として取り出
す。この精留は常圧でまたはわずかに減圧して実施する
ことができ、かつ多大の分離費用を要しない。
【0019】この形式および方法で、1−アルコキシ−
ジアルキルアミノ−2−エタンが、99.9%の純度で
得られる。
ジアルキルアミノ−2−エタンが、99.9%の純度で
得られる。
【0020】蒸留底部に、若干のアルカリ金属アルコラ
ートのほかに、ジアルキルアミノ−エタノールのアルカ
リ金属塩が目的生成物中に懸濁して残留し、該生成物は
合成反応器に戻す。それにより出発生成物の損失が生じ
ない。1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタン
の収率は、この理由からきわめて高い、理論値の95%
である。
ートのほかに、ジアルキルアミノ−エタノールのアルカ
リ金属塩が目的生成物中に懸濁して残留し、該生成物は
合成反応器に戻す。それにより出発生成物の損失が生じ
ない。1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタン
の収率は、この理由からきわめて高い、理論値の95%
である。
【0021】
例1(比較例) 1−エトキシ−2−ジメチルアミノ−エタン(EDE) 撹拌機、温度計、耐圧性の蒸留部分およびアルキルハロ
ゲン化物配量ポンプを装備したガラスオートクレーブ内
に、30重量%のナトリウムメタノラート溶液359g
(2.0モル)を充填し、メタノールを底部温度130
℃まで留去した。その後、β−ジメチルアミノ−エタノ
ールDMAE214g(2.4モル)およびシクロヘキ
サン700mlを加え、全部のメタノールを底部温度8
5℃まで留去した。
ゲン化物配量ポンプを装備したガラスオートクレーブ内
に、30重量%のナトリウムメタノラート溶液359g
(2.0モル)を充填し、メタノールを底部温度130
℃まで留去した。その後、β−ジメチルアミノ−エタノ
ールDMAE214g(2.4モル)およびシクロヘキ
サン700mlを加え、全部のメタノールを底部温度8
5℃まで留去した。
【0022】25℃に冷却後、臭化エチル22g(2.
04モル)を1時間で圧入し、反応は65℃で4〜5時
間で終了させた。20℃に冷却後、NaBrを濾別し、
シクロヘキサンで後洗浄し、かつ乾燥した:219g
(理論値の106%、第4アンモニウム塩による)。濾
液を長さ1mの実験用カラムで精留した。最初にシクロ
ヘキサンを留去し、その後主留出物およびジメチルアミ
ノ−エタノール富有の、後留出物を蒸留した(沸点:5
00ミルバールで95〜98℃)。
04モル)を1時間で圧入し、反応は65℃で4〜5時
間で終了させた。20℃に冷却後、NaBrを濾別し、
シクロヘキサンで後洗浄し、かつ乾燥した:219g
(理論値の106%、第4アンモニウム塩による)。濾
液を長さ1mの実験用カラムで精留した。最初にシクロ
ヘキサンを留去し、その後主留出物およびジメチルアミ
ノ−エタノール富有の、後留出物を蒸留した(沸点:5
00ミルバールで95〜98℃)。
【0023】主留出物:196.7g、EDE94.1
%、DMAE5.4%、 後留出物:30.3g、EDE3.3%、DMAE8
9.3%、 収量:EDE186.1g(理論値の79.5%)。
%、DMAE5.4%、 後留出物:30.3g、EDE3.3%、DMAE8
9.3%、 収量:EDE186.1g(理論値の79.5%)。
【0024】DMAE回収:シクロヘキサンとの共沸混
合物として、主留分および後留分中で、全部でDMAE
60g(0.67モル)を蒸留した(重量計測および
G.C.含量から算定した)、該値は過剰(35.6
g)および未反応の生成物に完全には相当しない。
合物として、主留分および後留分中で、全部でDMAE
60g(0.67モル)を蒸留した(重量計測および
G.C.含量から算定した)、該値は過剰(35.6
g)および未反応の生成物に完全には相当しない。
【0025】例2(比較例) 1−エトキシ−2−ジメチルアミノ−エタン(EDE) オートクレーブ(例1に記載と同じ)内で、30重量%
のメタノール性ナトリウムメタノラート溶液359g
(2.0モル)を蒸発乾固し、次いでβ−ジメチルアミ
ノ−エタノール172gと、なおDMAE42gを溶解
して含有する、前実験からのシクロヘキサン800gと
を充填した(DMAE合わせて214g、2.4モ
ル)。全部のメタノールを共沸混合物として留去し、次
いでオートクレーブを閉鎖し、かつ約100℃で塩化エ
チル142g(2.2モル)を圧力2〜3バールで1.
5時間で圧入した。後反応時間は3時間であった。冷却
後NaClを濾別し、洗浄し、かつ乾燥した(110
g、理論値の94.1%)。
のメタノール性ナトリウムメタノラート溶液359g
(2.0モル)を蒸発乾固し、次いでβ−ジメチルアミ
ノ−エタノール172gと、なおDMAE42gを溶解
して含有する、前実験からのシクロヘキサン800gと
を充填した(DMAE合わせて214g、2.4モ
ル)。全部のメタノールを共沸混合物として留去し、次
いでオートクレーブを閉鎖し、かつ約100℃で塩化エ
チル142g(2.2モル)を圧力2〜3バールで1.
5時間で圧入した。後反応時間は3時間であった。冷却
後NaClを濾別し、洗浄し、かつ乾燥した(110
g、理論値の94.1%)。
【0026】全部の濾液を長さ1mの実験用カラムを介
して、真空500ミリバールでかつ還流下で精留した。
シクロヘキサンを除去後、EDE主留出物および少量の
DMAE後留出物を取り出した。
して、真空500ミリバールでかつ還流下で精留した。
シクロヘキサンを除去後、EDE主留出物および少量の
DMAE後留出物を取り出した。
【0027】主留出物:222g、EDE94.7%、
DMAE4.9%、 後留出物:15.5g、EDE64.4%、DMAE3
5%、 収量:EDE220.2g(理論値の94.0%)。
DMAE4.9%、 後留出物:15.5g、EDE64.4%、DMAE3
5%、 収量:EDE220.2g(理論値の94.0%)。
【0028】DMAE過剰(0.4モル)を両方の蒸留
留分(16.3g)におよびシクロヘキサン前留出物中
に分配した。
留分(16.3g)におよびシクロヘキサン前留出物中
に分配した。
【0029】例3(本発明による) 1−エトキシ−2−ジメチルアミノ−エタン(EDE) 前記の装置内で、29.9重量%のメタノール性NaO
CH3361g(2.0モル)を蒸発乾固し、DMAE
188gを、なおDMAE8gを含有するEDE800
gと一緒に充填した(DMAE合わせて196g、2.
2モル)。
CH3361g(2.0モル)を蒸発乾固し、DMAE
188gを、なおDMAE8gを含有するEDE800
gと一緒に充填した(DMAE合わせて196g、2.
2モル)。
【0030】全部のメタノールを留去した。100℃
で、閉鎖した装置内に塩化エチル142g(2.2モ
ル)を圧力約1.5バールで、1.5時間以内で圧入し
た。100℃での後反応時間3時間後、反応が終了し
た。
で、閉鎖した装置内に塩化エチル142g(2.2モ
ル)を圧力約1.5バールで、1.5時間以内で圧入し
た。100℃での後反応時間3時間後、反応が終了し
た。
【0031】全部のEDEを真空500ミリバールでN
aClから蒸留分離した(NaCl:117g、理論値
の100%)。
aClから蒸留分離した(NaCl:117g、理論値
の100%)。
【0032】DMAE含量2.9%(0.36モルに相
当)を有する留出物1106gが生じた。Na塩として
結合させるために、30重量%のメタノール性NaOC
H3溶液72g(0.40モル)を加え、全部の混合物
をカラムを介して蒸留した。全部のメタノールおよび少
量の中間留出物を除去後、120℃できわめて純粋なE
DEが留出した。蒸留物底部に、若干のEDEを有する
DMAEのNa塩が残留し、該塩はNa−DMAE形成
の際に後続のバッチに加えた。
当)を有する留出物1106gが生じた。Na塩として
結合させるために、30重量%のメタノール性NaOC
H3溶液72g(0.40モル)を加え、全部の混合物
をカラムを介して蒸留した。全部のメタノールおよび少
量の中間留出物を除去後、120℃できわめて純粋なE
DEが留出した。蒸留物底部に、若干のEDEを有する
DMAEのNa塩が残留し、該塩はNa−DMAE形成
の際に後続のバッチに加えた。
【0033】 収量:1015g(溶剤800gを除く)、 EDE215g(理論値の91.9%、底部を含めて9
5%)、 G.C.純度:99.9%。
5%)、 G.C.純度:99.9%。
【0034】EDEおよびNa−DMAEの還流を伴う
4回のバッチ後の収率は96%であった。
4回のバッチ後の収率は96%であった。
【0035】例4(本発明による) 1−エトキシ−2−ジメチルアミノ−エタン(EDE) DMAEのNa塩0.36モルおよびNaOCH30.
04モルを含有する例3の蒸留底部生成物に新らたなN
aOCH3溶液1.96モルを加え、メタノールを留去
した。引き続き、DMAE164g(1.84モル)お
よびEDE800gを加え、全部のメタノールを留去し
てNa−DMAEを形成した。
04モルを含有する例3の蒸留底部生成物に新らたなN
aOCH3溶液1.96モルを加え、メタノールを留去
した。引き続き、DMAE164g(1.84モル)お
よびEDE800gを加え、全部のメタノールを留去し
てNa−DMAEを形成した。
【0036】その他の反応工程は、例3に記載と同様に
実施した。
実施した。
【0037】EDE収量は222gであった(理論値の
95%)。
95%)。
【0038】EDEおよびNa−DMAEの還流を伴う
4回のバッチ後の収率は97%であり、純度は99.8
%であった。
4回のバッチ後の収率は97%であり、純度は99.8
%であった。
【0039】例5(本発明による) 1−エトキシ−2−ジエチルアミノ−エタン(EDE
E) 例1に記載のオートクレーブ内で、30重量%のNaO
CH3溶液359g(2.0モル)を130℃で蒸発乾
固し、2−ジエチルアミノ−エタノール281g(DE
AE2.4モル)およびt−ブチル−メチルエーテル1
000mlを充填し、かつ全部のメタノールを共沸混合
物により留去した。温度100℃で塩化エチル142g
(2.2モル)を1.5時間以内で圧入し、反応を引き
続き終了するまでなお3時間実施した(圧力1〜3.5
バール)。冷却後、NaClを濾別し、t−ブチル−メ
チルエーテルで洗浄し、かつ乾燥した(114g、理論
値の97.5%)。
E) 例1に記載のオートクレーブ内で、30重量%のNaO
CH3溶液359g(2.0モル)を130℃で蒸発乾
固し、2−ジエチルアミノ−エタノール281g(DE
AE2.4モル)およびt−ブチル−メチルエーテル1
000mlを充填し、かつ全部のメタノールを共沸混合
物により留去した。温度100℃で塩化エチル142g
(2.2モル)を1.5時間以内で圧入し、反応を引き
続き終了するまでなお3時間実施した(圧力1〜3.5
バール)。冷却後、NaClを濾別し、t−ブチル−メ
チルエーテルで洗浄し、かつ乾燥した(114g、理論
値の97.5%)。
【0040】合した濾液をカラムを介して蒸留した。溶
剤の除去後、主留分としてDEAE5%を有するEDE
Eが留出した。蒸留底部に少量のDEAE富有留分が残
留した。主留分に、残りのDEAEに対して1.1当量
のNaOCH3溶液を加え、再び分別蒸留した。メタノ
ール前留出物を留去後、710℃/40ミリバールでき
わめて純粋のEDEEが留出した。この精留から残留し
た、DEAEからなるNa塩を含有する底部生成物を後
続のバッチに再び使用し、該バッチで更にEDEEを溶
剤として(t−ブチル−メチルエーテルの代わりに)使
用した。蒸留底部生成物を何回も繰り返し使用して、収
率が90%より高く上昇した。
剤の除去後、主留分としてDEAE5%を有するEDE
Eが留出した。蒸留底部に少量のDEAE富有留分が残
留した。主留分に、残りのDEAEに対して1.1当量
のNaOCH3溶液を加え、再び分別蒸留した。メタノ
ール前留出物を留去後、710℃/40ミリバールでき
わめて純粋のEDEEが留出した。この精留から残留し
た、DEAEからなるNa塩を含有する底部生成物を後
続のバッチに再び使用し、該バッチで更にEDEEを溶
剤として(t−ブチル−メチルエーテルの代わりに)使
用した。蒸留底部生成物を何回も繰り返し使用して、収
率が90%より高く上昇した。
【0041】収量:240.6g(Na−メチラートに
対して82.9%、底部を含めて95%)。
対して82.9%、底部を含めて95%)。
【0042】何回もの還流後、95%の収率および9
9.5%より高い純度が得られた。
9.5%より高い純度が得られた。
【0043】例6〜例9 例6:1−プロポキシ−2−ジメチルアミノ−エタン
(PDME)、 例7:1−ブトキシ−2−ジメチルアミノ−エタン(B
DME)、 例8:1−プロポキシ−2−ジエチルアミノ−エタン
(PDEE)、 例9:1−ブトキシ−2−ジエチルアミノ−エタン(B
DEE)。
(PDME)、 例7:1−ブトキシ−2−ジメチルアミノ−エタン(B
DME)、 例8:1−プロポキシ−2−ジエチルアミノ−エタン
(PDEE)、 例9:1−ブトキシ−2−ジエチルアミノ−エタン(B
DEE)。
【0044】例5の記載に相当して、シクロヘキサンま
たはt−ブチルメチルエーテルの溶剤中で、β−ジメチ
ル−およびβ−ジエチルアミノ−エタノールとn−プロ
ピルクロリドおよびn−ブチルクロリドとを反応させ、
相当するアミノ−アルキルエーテルを生成した。
たはt−ブチルメチルエーテルの溶剤中で、β−ジメチ
ル−およびβ−ジエチルアミノ−エタノールとn−プロ
ピルクロリドおよびn−ブチルクロリドとを反応させ、
相当するアミノ−アルキルエーテルを生成した。
【0045】反応温度はオートクレーブ内で圧力1〜3
バール下で、100〜115℃であった。
バール下で、100〜115℃であった。
【0046】溶剤として目的生成物を使用しかつ蒸留底
部からNa−ジアルキルアミノ−エタノラートを還流し
ながら、2〜4回のバッチサイクル後にはじめて最高の
収率および純度が得られた。
部からNa−ジアルキルアミノ−エタノラートを還流し
ながら、2〜4回のバッチサイクル後にはじめて最高の
収率および純度が得られた。
【0047】 例 使用物質 NM30 アミノ− アルキル 配量 後 収率 G.C. エタノール クロリド 時間 反応 (*) 純度 [g/モル] 種類 [g/モル] 種類 [g/モル] [h] [%] 6 359/2.0 DMAE 214/2.4 n-Pr.-Cl 173/2.2 1.25 6 95 99.3 7 359/2.0 DMAE 214/2.4 n-But.-Cl 203/2.2 1.5 6 95 99.6 8 359/2.0 DMAE 281/2.4 n-Pr.-Cl 173/2.2 1.5 6 95 98.5 9 359/2.0 DMAE 281/2.4 n-But.-Cl 204/2.2 1.5 6 94 98.5 還流を伴うそれぞれ4回のバッチ後 収率(*):使用したアミノ−アルコールに対して〔理
論値の%〕
論値の%〕
Claims (1)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 [式中、R1はC1〜C10−アルキルを表す]で示される
β−ジアルキルアミノ−エタノール(I)および式(I
I): R2−X(II) [式中、R2はC1〜C10−アルキルを表し、かつXはC
l,Br,Iを表す]で示されるアルキルハロゲン化物
から、一般式(III): 【化2】 [式中、R1およびR2は前記と同じものを表す]で示さ
れる1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタンを
製造する方法において、 a)β−ジアルキルアミノ−エタノール(I)と、単純
アルコールのナトリウム−またはカリウムアルコラート
とを、単純アルコールを完全に除去して反応させ、 b)ジアルキルアミノ−エタノール(I)をアルカリ金
属アルコラートに対して0.1〜30モル%の過剰で使
用し、 c)脂肪族または芳香族炭化水素のような不活性溶剤を
用いた蒸留により単純アルコールを完全に除去し、 d)a)〜c)により生じたアルカリ金属−β−ジアル
キルアミノ−エタノラートとアルキルハロゲン化物との
反応を高温で、大気圧または高圧で実施し、かつ e)Na−/K−アルコラートを予め添加して、目的生
成物、1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタン
の精留を実施することを特徴とする1−アルコキシ−2
−ジアルキルアミノ−エタンの製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19914119576 DE4119576A1 (de) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | Verfahren zur herstellung von 1-alkoxy-2-dialkylamino-ethanen |
DE4119576.0 | 1991-06-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05155826A true JPH05155826A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=6433900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15177592A Pending JPH05155826A (ja) | 1991-06-14 | 1992-06-11 | 1−アルコキシ−2−ジアルキルアミノ−エタンの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0518013A3 (ja) |
JP (1) | JPH05155826A (ja) |
CA (1) | CA2071102A1 (ja) |
DE (1) | DE4119576A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014007075A1 (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-09 | 日油株式会社 | 三級アミノ基含有脂質の製造方法 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5710099A (en) * | 1996-02-27 | 1998-01-20 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture | Bioactive compounds |
DE10252413A1 (de) | 2002-11-12 | 2004-05-27 | Degussa Ag | Verfahren zur Herstellung von Lösungen von Alkalimetallsalzen funktionalisierter Alkohole |
DE10342647A1 (de) * | 2003-09-16 | 2005-04-07 | Degussa Ag | Verfahren zur Herstellung von 2-(N,N-Dialkylamino)-ethoxyverbindungen |
DE10344447A1 (de) * | 2003-09-25 | 2005-05-12 | Degussa | Verfahren zur Herstellung O-alkylierter Aminoalkohole |
CN111100019B (zh) * | 2020-01-08 | 2023-04-07 | 浙江工业大学 | N,n-二正丙基-2-丙氧基乙胺及其制备方法与应用 |
CN115611762B (zh) * | 2022-10-17 | 2023-12-29 | 安徽瑞辰植保工程有限公司 | 一种除草剂的连续化生产工艺 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4588843A (en) * | 1984-04-26 | 1986-05-13 | Ethyl Corporation | Synthesis of (alkoxyalkyl) amines |
-
1991
- 1991-06-14 DE DE19914119576 patent/DE4119576A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-04-02 EP EP19920105667 patent/EP0518013A3/de not_active Withdrawn
- 1992-06-11 JP JP15177592A patent/JPH05155826A/ja active Pending
- 1992-06-12 CA CA 2071102 patent/CA2071102A1/en not_active Abandoned
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014007075A1 (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-09 | 日油株式会社 | 三級アミノ基含有脂質の製造方法 |
JP2014009215A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Nof Corp | 三級アミノ基含有脂質の製造方法 |
US9371271B2 (en) | 2012-07-02 | 2016-06-21 | Nof Corporation | Method for manufacturing tertiary amino group-containing lipid |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE4119576A1 (de) | 1992-12-17 |
CA2071102A1 (en) | 1992-12-15 |
EP0518013A3 (en) | 1993-04-28 |
EP0518013A2 (de) | 1992-12-16 |
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