JPH05155487A - 連続帳票の供給方法及び供給用治具 - Google Patents

連続帳票の供給方法及び供給用治具

Info

Publication number
JPH05155487A
JPH05155487A JP34908491A JP34908491A JPH05155487A JP H05155487 A JPH05155487 A JP H05155487A JP 34908491 A JP34908491 A JP 34908491A JP 34908491 A JP34908491 A JP 34908491A JP H05155487 A JPH05155487 A JP H05155487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
continuous form
continuous
supply
jig
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34908491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3178872B2 (ja
Inventor
Shoji Misaka
昌治 三阪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Moore Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Moore Co Ltd filed Critical Toppan Moore Co Ltd
Priority to JP34908491A priority Critical patent/JP3178872B2/ja
Publication of JPH05155487A publication Critical patent/JPH05155487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3178872B2 publication Critical patent/JP3178872B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 連続帳票を折り畳んで積み上げてなる複数の
連続帳票群を、連続的に適宜な処理装置に供給する方
法。 【構成】 収納箱1内に区画板16で区画した状態で連
続帳票群40a,40b,40cを配置し、互いの先端
と後端同士を接続して、最先端の連続帳票を処理装置4
1に供給する。待機状態にある各連続帳票群40b,4
0cの接続端は、載置軸48,49に回動自在に支持し
た供給用治具51,52の押さえ部材59によって、区
画板16上端に押圧支持する。これにより、前段の連続
帳票群40aが供給中に作用する滑り落ちる力に抗し
て、後段の連続帳票群40bは所定の待機状態を維持す
る一方、連続帳票群40aの供給が終了してこの連続帳
票群40bの供給が開始されると、連続帳票が引き出し
ローラ42方向に引っ張られて押さえ部材59がはね上
げられ、押圧支持状態を解除して、処理装置に対する供
給動作を続行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳み状態の連続帳
票を積み上げてなる連続帳票群を複数配置し、前後の連
続帳票群の後端側と先端側とが連続していて適宜な処理
装置に供給する連続帳票の供給方法及びこの供給方法に
使用する供給用治具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、連続帳票に対する処理速度の高速
化が進み、例えばノンインパクトプリンタによるプリン
ト作業は、一分間に1万ライン以上の高速プリントが可
能となっており、処理作業の短縮化が一段と進んできて
いる。しかし、処理時間の短縮化を生かすためには、連
続帳票の長さが従来以上に十分に長くなければならず、
これが短い場合には、連続帳票を所定位置に頻繁に再セ
ットしなければならないので、作業効率が悪くなってし
まう。具体的には、デプスが11インチの連続帳票を2
0cmの高さに積み重ねた場合の印刷処理時間は12、3
分間位であるが、これを再セットするために必要な時間
は2、3分かかり、印刷作業時間全体に占める再セット
時間は20%程度にもなる。
【0003】連続帳票の一連続単位を長くすることは可
能であるが、この長くした連続帳票を折り畳んで高く積
み重ねたものを、所定位置に、折れ曲がりが生じない所
望の状態で設置することは困難であり、これを可能にす
る連続帳票設置部材の開発が要望されていた。従来、こ
の要望に応えるものとして既に、実開昭61−7456
1号公報に記載された長尺帳票収納箱が提案されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この実開昭
61−74561号公報に記載された長尺帳票収納箱
は、構造が複雑であるとともに、組み立て動作が煩雑で
あるほか、積み重ねた連続帳票群(前記公報にいう1梱
包単位)の隣接するものの後端と先端とを接続して、複
数連続帳票群を連続的に適宜な処理装置に対して供給す
ることはできないという欠点もある。本発明は、この欠
点を解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明の連続帳票の供給方法は、供給中の連続帳
票群の後端側に連続する待機中の連続帳票群先端部が滑
り落ちるのを供給用治具で押さえて抑止するとともに、
前記待機中の連続帳票群の供給が開始されると前記供給
用治具の押さえ動作を解除して供給動作を続行するもの
である。
【0006】また、本発明の供給用治具は、供給中の連
続帳票群の後端側に連続している待機中の連続帳票群先
端部が滑り落ちるのを抑止するために、前記待機中の連
続帳票群の上端側近傍を、連続帳票の引き出し径路より
も下方に位置して押さえる押さえ部材と、前記待機中の
連続帳票群の供給が開始されると引き出し力により押さ
え部材先端が引き出し径路よりも上方に移動して実現さ
れる押さえ動作の解除状態を保持する保持部材と、前記
押さえ部材と保持部材とを連結する押さえ部連結部材を
設けて構成されたものである。
【0007】
【作用】前後の連続帳票群の後端側と先端側とが連続し
ているので連続的に全部の連続帳票群を適宜な処理装置
に供給することができ、またこの際、供給中の連続帳票
群の後端側に接続された待機中の連続帳票群先端部が滑
り落ちるのを供給用治具で押さえて抑止するので、待機
中の連続帳票が滑り落ちることがなく、前記待機中の連
続帳票の供給が開始されると、前記供給用治具の押さえ
動作が解除されて連続的な供給動作を可能とする。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は収納箱の取
り外し可能部を取り外した状態の斜視図、図2は収納箱
の正面図、図3は収納箱を断面として供給状態を示す正
面図、図4は供給用治具の側面図、図5は供給用治具の
他の実施例を示す斜視図、図6は供給軸のさらに他の実
施例を示す正面図である。
【0009】図1に示すように、収納箱1は四角形状の
底板2と、この底板2に設けた四側面を囲む側板3,
4,5,6,7、及び脱着可能な蓋8とからなる。背面
側の側板3と両側の側板4,5とは一体的に固定され、
前記側板3は底板2に二つの蝶番9を介して取り付けら
れている。したがって、前記側板3は前記各側板4,5
を伴って図1上矢印A方向に擺動可能である。また、前
記各側板6,7は互いの接合面が雌雄状に形成され、前
記各側板4,5に脱着可能であり、前記各側板4,5に
形成された各一対の切欠き10,11に各側板6,7の
一対の突部12,13をそれぞれ嵌合し、前記各側板
4,5の各切欠き10,11近傍に設けた固定部材14
によって、前記各側板6,7は前記各側板4,5に固定
される。一方、前記底板2と前記各側板4,5も固定部
材15(側板5側のみ図示)によって固定可能である。
なお、前記各側板3,4,5,6,7によって枠体を構
成する。
【0010】側板3には、各側板4,5と平行に位置す
るよう等間隔を置いて二枚の区画板16が固定され、こ
れによって、連続帳票が折り畳まれて積み上げられてな
る連続帳票群40a,40b,40c(図3参照)は三
列に区画されて収納される。前記各区画板16には、縦
長状の通気孔20が透設されている。また、底板2には
四隅部分にロック機能付きのキャスター21,22が設
けられている。そして、側板4側のキャスター21は、
水平軸のみならず垂直軸を回転軸線として回転変位可能
なキャスターである。
【0011】側板3には、その各区画部分に対応して各
上下一対の透孔状の通気窓17,18,19が、底板2
寄りに設けられている(図3参照)。また、側板7に
も、これら各上下一対の通気窓17,18,19と対向
する位置に、各上下一対の通気窓24,25,26が設
けられている。図1及び図2に示すように、これら各上
下一対の通気窓17,18,19,24,25,26を
覆うように、アクリル樹脂等の透明あるいは半透明な合
成樹脂からなるスライド板27,28が、上下一対のガ
イド枠29にスライド可能に支持されている。前記各ス
ライド板27,28は、前記各通気窓17,18,1
9,24,25,26に対応位置し得るように同一大の
透孔30,31,32,33,34,35が透設され、
スライドすることにより前記各通気窓17,18,1
9,24,25,26を開閉し得るよう構成されてい
る。
【0012】前記各スライド板27,28の両側端には
鉄等の磁性体36a,36b,37a,37bが設けら
れる一方、各側板3,7には前記各磁性体36a,36
b,37a,37bを磁着するためのマグネット38
a,38b,39a,39bが設けられている。磁性体
36b,37bがそれぞれ対応するマグネット38b,
39bに磁着している図1及び図2の状態では、前記各
通気窓17,18,19,24,25,26は開放状態
にある。
【0013】続いて、上述の如く構成した収納箱1の使
用方法を説明する。まず、連続帳票群40a,40b,
40c(図3参照)を収納するにあたっては、図1に示
す、蓋8と各側板6,7が取り外された状態で、側板3
を各側板4,5とともに手前方向に擺動してほぼ水平状
態にまで開く。そして、各区画部分に対応させて折り畳
み状態にある連続帳票群40a,40b,40cを前記
側板3上に寝かせた状態で三列に載置し、かつ、各連続
帳票群40a,40bの後端を上面に引き出した状態に
する。次に、各側板6,7を取り付け各固定部材14で
固定した後、元状態である垂直状態にまで側板3を他の
側板4,5,6,7とともに擺動し、固定部材15で底
板2に固定する。さらに続いて、連続帳票群40aの後
端と連続帳票群40bの先端、連続帳票群40bの後端
と連続帳票群40cの先端、をそれぞれ公知のスプライ
サー(図示せず)で接続する。そして、好ましくは接続
部分の連続帳票にシワが生じないように、ウレタンフォ
ームのような柔軟な弾性部材を各区画板16の前後に介
在させる。その後、蓋8を装着すれば収納作業は完了す
る。
【0014】この際、連続帳票群40a,40b,40
cを、長時間保管しておく場合には、各スライド板2
7,28を、それらの磁性体36a,37aが各マグネ
ット38a,39aにそれぞれ磁着する位置までスライ
ドさせて、各通気窓17,18,19,24,25,2
6を閉塞しておく。これによって、収納箱1内に収納し
てある連続帳票群40a,40b,40cが湿気るのを
防止でき、また、塵埃等が収納箱1内に侵入することを
防止できるので、連続帳票群40a,40b,40cを
良好な状態に保つことができる。
【0015】次に、図3に基づき、連続帳票群40a,
40b,40cを適宜な処理装置41にセットし、連続
的に供給する作業について、供給用治具の構成とともに
説明する。上述の如くして連続帳票群40a,40b,
40cを収納した収納箱1の蓋8を外し、処理装置41
に対する所定の位置にこの収納箱1を移動する。この移
動はキャスター21,22を備えているので容易に行え
る。そして、各側板3,4,5,6の上端に、引き出し
ローラ42,43,44が回転自在に支持され、また、
前記引き出しローラ42の手前に案内ローラ45と供給
ローラ46が同じく回転自在に支持された支持枠47を
載置する。前記引き出しローラ43,44は前記支持枠
47に着脱自在に支持されており、これら引き出しロー
ラ43,44を外して各連続帳票群40b,40cの接
続部分の下を通したうえ、再度前記支持枠47に装着す
る。なお、前記各引き出しローラ43,44が着脱自在
でない場合は、前記支持枠47を載置した後に連続帳票
群40a,40b,40cのスプライサー(図示せず)
による接続を行うことになる。また、前記供給ローラ4
6は前記支持枠47外へその一部が突出した状態に支持
され、連続帳票が側板4に当接しない状態で引き出せる
よう構成されている。
【0016】さらに、前記支持枠47上に、載置軸4
8,49が固定された平面コ字状の治具枠50を載置す
る。続いて、前記載置軸48,49に支持される供給用
治具51,52について説明するが、これらの構成及び
作用は同一であるから供給用治具51についてのみ図4
に基づき説明する。前記供給用治具51は、供給時に前
記載置軸48に支持される湾曲状の第1支持部53と、
待機時に前記載置軸48に支持される係止板54を備え
た第2支持部55とを有し、第2支持部55の後端側に
は保持部材たるバランスウエイト56が前後方向に固定
位置変更可能にネジ止めされている。また、前記第1支
持部53の前端側にはストッパー板57がネジ止めされ
る一方、押さえ部連結部材たる押さえ板58が前後方向
に固定位置変更可能にネジ止めされている。この押さえ
板58の先端にはスポンジ等の柔軟な弾性体からなる押
さえ部材59が固定され、またその上面には把持板60
が固定されている。
【0017】この供給用治具51は、待機時には図3に
実線状態で示すように、第2支持部55で載置軸48に
載置支持され、押さえ部材59が連続帳票群40aと連
続帳票群40bの接続部分近傍を、引き出しローラ43
よりは下方に位置する区画板16の上端部に押圧する状
態となるようセットされる。このセットは把持板60を
把持することにより容易になされる。そして、連続帳票
群40bから連続帳票が供給され始めると、連続帳票が
図3上、押さえ部材59の押圧力に打ち勝って破線状態
となるので、供給用治具51は載置軸48を軸として図
3上時計方向に回動し、バランスウエイト56の作用で
前記載置軸48を後端側に滑り落ち、第1支持部53に
おいて前記載置軸48に支持され、図3破線状態(図4
参照)となり、連続帳票から離反して、これに対する押
さえ作用を解除するよう構成されている。
【0018】したがって、各供給用治具51,52を待
機状態にセットしたうえ、連続帳票群40aの上位端を
引き出しローラ42の上、案内ローラ45の下、供給ロ
ーラ46の上を通して引き出し、処理装置41の下部に
開口された用紙挿入口に設けた一対の引き込みローラ6
1間に挿通したうえ所定状態にセットし、各スライド板
27,28を、それらの磁性体36b,37bが各マグ
ネット38b,39bにそれぞれ磁着する位置までスラ
イドさせて、各通気窓17,18,16,24,25,
26を開放し、空気が収納箱1内の各連続帳票群40
a,40b,40c載置部分の下部に流入可能な状態と
した後、前記処理装置41を作動させれば、連続帳票群
40aの連続帳票は順次、引き出しローラ42を経て上
方に引き出された後、案内ローラ45、供給ローラ46
を経て下方に引き出され、前記一対の引き込みローラ6
1を介して前記処理装置41に供給され、所望の処理が
なされる。ここで、連続帳票の上方への引き出し動作に
あたっては、連続帳票群40a,40b,40c載置部
分の下部に側方から空気が流入するので、連続的な引き
出し動作が高速になされても大きな抵抗を受けることな
く円滑になされる。
【0019】そして、連続帳票群40aの供給動作にと
もない、連続帳票群40bの接続端には前記連続帳票群
40a方向に滑り落ちる力が作用し、この作用は前記連
続帳票群40aが減るに従って大きくなっていくが、供
給用治具51によって区画板16に押圧支持されている
ため、前記連続帳票群40bは所定の待機状態を維持す
ることができる。前記連続帳票群40aの連続帳票が供
給され尽くすと、それに続く前記連続帳票群40bの接
続端が引き出しローラ42方向に引っ張られる。この引
き出し力によって、供給用治具51の押さえ部材59が
連続帳票の引き出し径路よりも上方にはね上げられ、前
記供給用治具51は待機状態から押さえ動作の解除状態
である供給状態へと変位し、前記連続帳票群40bの連
続帳票が供給され始める。この供給用治具51の供給状
態はバランスウエイト56によって保持される。このよ
うにして、各連続帳票群40a,40b,40cの連続
帳票を処理装置41に対し、連続的に供給し続けるもの
である。
【0020】この連続的な供給動作において、各区画部
分に対応して通気窓17,18,19,24,25,2
6を設けたので、各連続帳票群40a,40b,40c
の減り具合を視覚的に確認することができる。また、何
らかの理由で収納箱1内において連続帳票が切断した
り、ジャミングを起こした場合には、そのトラブル発生
位置に応じて側板6,7の一方を取り外すことにより、
迅速に対応することができる。
【0021】次に、図5に基づいて供給用治具の他の実
施例を説明する。この供給用治具は、上述した供給用治
具51,52と同様に各連続帳票群40b,40cに対
応して設けられるものであるが、一つのみを図示して説
明し、また、関連する構成において上述した実施例と同
一の構成要素については、同一の符号を用いるに止め、
その説明は省略する。この供給用治具71は、支持枠4
7に回動自在に支持された左右一対の扇形状の回動体7
2(一方のみ図示)に固定されるとともに、コ字状の折
曲部分に一部が断面扇形状に切り欠かれた円柱状の押さ
え部材73が固定された、押さえ部連結部材たる金属棒
76を備えている。前記回動体72は、待機状態では図
5状態にあって、前記供給用治具71の押さえ部材73
が連続帳票群40bの接続端近傍を区画板16の上端に
押圧する一方、供給状態では矢印方向に回動して前記押
さえ部材73が連続帳票群40bから離反するよう前記
供給用治具71を回動させるよう構成されている。ま
た、前記回動体72は、バネ74で図5上、反時計方向
に旋回するよう付勢されて支持枠47に支持された規制
部材75によって、その回動範囲が規制されている。こ
れら回動体72、バネ74及び規制部材75によって保
持部材77を構成する。
【0022】この供給用治具71にあっても、図5実線
状態である待機状態においては、押さえ部材73によっ
て、連続帳票群40aの供給動作にともなう連続帳票群
40bの接続端に作用する連続帳票群40a方向への滑
り落ちる力に抗し、前記連続帳票群40bを所定の待機
状態を維持することができる。そして、前記連続帳票群
40aの連続帳票が供給され尽くすと、それに続く前記
連続帳票群40bの接続端が引き出しローラ42方向に
引っ張られることによって、押さえ部材73が連続帳票
の引き出し径路よりも上方にはね上げられ、回動体72
にともなわれて前記供給用治具71は待機状態から押さ
え動作の解除状態である供給状態へと変位し、前記連続
帳票群40bからの連続帳票の供給を可能にするもので
ある。そして、この供給状態は保持部材77により保持
される。
【0023】次に、図6に基づき供給用治具のさらに他
の実施例を説明するが、本実施例は第1の実施例の変化
形である。本実施例における供給用治具81は、連続帳
票の供給時に載置軸82に支持される湾曲状の第1支持
部83と、待機時に前記載置軸82に支持される係止板
84を備えた第2支持部85とを有し、第2支持部85
の後端側には第1バランスウエイト86が前後方向に固
定位置変更可能にネジ止めされ、また前記第1支持部8
3と前記第2支持部85との間には、第2バランスウエ
イト87が前後方向に固定位置変更可能にネジ止めされ
ている。そして、前記第1及び第2の欠くバランスウエ
イト86,87によって保持部材を構成する。また、前
記第1支持部83の前端側にはストッパー板88がネジ
止めされる一方、押さえ部連結部材たる押さえ板89が
前後方向に固定位置変更可能にネジ止めされている。こ
の押さえ板89の先端にはスポンジ等の柔軟な弾性体か
らなる押さえ部材90,91が固定され、またその上面
には把持板92が固定されている。
【0024】この供給用治具81の作用は、基本的には
第1の実施例の供給用治具51,52と同一であり、相
違するのは、第2バランスウエイト87を設けるととも
に、押さえ部材90,91を2つ設けた点にともなうも
のである。すなわち、図6に示す待機状態においては、
押さえ部材90,91により連続帳票を上と横の2方向
から支持し、第2バランスウエイト87の作用で前記押
さえ部材90,91にウエイトをかけて確実な押圧支持
作用を保証している点と、押さえ動作の解除状態である
供給状態になると、押さえ部材90,91が、図6上矢
印方向にはね上げられ、第2バランスウエイト87が後
方に移動して載置軸82に第1支持部83によって支持
され、この待機状態が第1バランスウエイト86と、第
2バランスウエイト87との重量によって確実に保持さ
れることである。
【0025】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、例えば区画板16は二枚に限らず、一
枚あるいは三枚以上でもよく、配置すべき連続帳票群4
0a,40b,40cの数に応じて決定される。また、
側板6,7を分割することなく一枚の側板として構成し
てもよい。さらに、擺動可能な側板3と隣接する側板
4,5は固定せずに、互いに独立した状態でもよく、こ
の場合には、側板3と側板4,5とを固定する固定部材
が設けられる。またさらに、蓋8や通気窓17,18,
19,24,25,26、あるいはキャスター21,2
2は必ずしも発明において必要なものではなく、これら
を設けなくてもよいものである。さらにまた、供給用治
具51,52,71,81は回動変位して待機状態から
供給状態へ移るほか、昇降動して前記両状態を実現する
よう構成してもよい。また、押さえ部材59,73,9
0,91は、連続帳票を区画板16と協動して押圧支持
するほか、折り畳まれた待機状態にある連続帳票を直接
的に、単独で押さえるよう構成してもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したところで明らかなように、
本発明によれば、適宜な処理装置に複数の連続帳票群を
連続して供給することができ、また、待機状態にある連
続帳票群については供給用治具によって押さえることに
より、先端部が滑り落ちるのを防いで所定の待機状態に
確実に維持する一方、この連続帳票群の供給動作が開始
されると、押さえ状態を解除して確実な供給動作を保証
するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】取り外し可能部を取り外した状態の斜視図。
【図2】収納箱の正面図。
【図3】収納箱を断面として供給状態を示す正面図。
【図4】供給用治具の拡大図。
【図5】供給用治具の他の実施例を示す斜視図。
【図6】供給用治具のさらに他の実施例を示す正面図。
【符号の説明】
1 収納箱 2 底板 3,4,5,6,7 側板 9 蝶番 14,15 固定部材 16 区画板 40a,40b,40c 連続帳票群 41 処理装置 42,43,44 引き出しローラ 46 供給ローラ 47 支持枠 48,49 載置軸 50 治具枠 51,52 供給用治具 56 バランスウエイト 58 押さえ板 59 押さえ部材 71 供給用治具 72 回動板 73 押さえ部材 75 規制部材 76 金属棒 77 保持部材 81 供給用治具 86 第1バランスウエイト 87 第2バランスウエイト 89 押さえ板 90,91 押さえ部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続帳票を折り畳んで積み上げてなる連
    続帳票群を複数配置し、前後の連続帳票群の後端側と先
    端側とが連続していて適宜な処理装置に供給する連続帳
    票の供給方法であって、供給中の連続帳票群の後端側に
    連続する待機中の連続帳票群先端部が滑り落ちるのを供
    給用治具で押さえて抑止するとともに、前記待機中の連
    続帳票群の供給が開始されると前記供給用治具の押さえ
    動作を解除して供給動作を続行させることを特徴とする
    連続帳票の供給方法。
  2. 【請求項2】 連続帳票を折り畳んで積み上げてなる連
    続帳票群を複数配置し、前後の連続帳票群の後端側と先
    端側とが連続していて適宜な処理装置に供給する連続帳
    票の供給に用いられる供給用治具であって、供給中の連
    続帳票群の後端側に連続している待機中の連続帳票群先
    端部が滑り落ちるのを抑止するために、前記待機中の連
    続帳票群の上端側近傍を、連続帳票の引き出し径路より
    も下方に位置して押さえる押さえ部材と、前記待機中の
    連続帳票群の供給が開始されると引き出し力により押さ
    え部材先端が引き出し径路よりも上方に移動して実現さ
    れる押さえ動作の解除状態を保持する保持部材と、前記
    押さえ部材と保持部材とを連結する押さえ部連結部材を
    設けて構成されたことを特徴とする連続帳票の供給用治
    具。
JP34908491A 1991-12-06 1991-12-06 連続帳票の供給用治具 Expired - Fee Related JP3178872B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34908491A JP3178872B2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 連続帳票の供給用治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34908491A JP3178872B2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 連続帳票の供給用治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05155487A true JPH05155487A (ja) 1993-06-22
JP3178872B2 JP3178872B2 (ja) 2001-06-25

Family

ID=18401385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34908491A Expired - Fee Related JP3178872B2 (ja) 1991-12-06 1991-12-06 連続帳票の供給用治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3178872B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08262821A (ja) * 1995-03-25 1996-10-11 Asahi Optical Co Ltd 記録紙送りむら防止機構
JP2009096594A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Fuji Seal International Inc アキューム装置
CN108312207A (zh) * 2018-04-09 2018-07-24 欧朗电子科技有限公司 智能化工业传感器分板治具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08262821A (ja) * 1995-03-25 1996-10-11 Asahi Optical Co Ltd 記録紙送りむら防止機構
JP2009096594A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Fuji Seal International Inc アキューム装置
CN108312207A (zh) * 2018-04-09 2018-07-24 欧朗电子科技有限公司 智能化工业传感器分板治具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3178872B2 (ja) 2001-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4531852A (en) Printing apparatus of modular construction having a rotatable printhead and plural print stations
US5128763A (en) Ink sheet cassette and recording apparatus capable of mounting the cassette
US5054676A (en) Toilet roll holder
JP2002167077A (ja) 用紙搬送装置
JPH05155487A (ja) 連続帳票の供給方法及び供給用治具
KR20180138042A (ko) 고정프레임을 구비한 필름 재단 장치
JP2005255363A (ja) 画像形成装置および給紙カセット
JP3202823B2 (ja) 連続帳票の供給方法及び供給装置
JPH019807Y2 (ja)
JPH05301660A (ja) ロール紙保持装置
JPH10291694A (ja) 給紙トレー及び用紙の供給方法
JPS62292435A (ja) 印刷装置のカ−トリツジ構造
JPS62174172A (ja) プリンタ用給紙装置
JPH081087Y2 (ja) 印刷装置のカ−トリツジ収納構造
JPH0617780Y2 (ja) 給紙装置
JPS6330752Y2 (ja)
JPH04217530A (ja) 給紙カセット
JPS6360820A (ja) 給送ローラ対の解除機構
JPH06227549A (ja) 連続帳票パック
JPH08244999A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH06115723A (ja) 画像形成装置の給紙装置
JPH10273251A (ja) 用紙搬送路の構造
JPH0335251A (ja) クラムシェル型画像形成装置
JPH09188474A (ja) 連続紙の折り畳み装置
JPS6169626A (ja) 複写機

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010313

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees