JPH05155482A - 機械運転中の被印刷ウェブロール交換のために被印刷ウェブロールを準備する方法および装置 - Google Patents

機械運転中の被印刷ウェブロール交換のために被印刷ウェブロールを準備する方法および装置

Info

Publication number
JPH05155482A
JPH05155482A JP4144223A JP14422392A JPH05155482A JP H05155482 A JPH05155482 A JP H05155482A JP 4144223 A JP4144223 A JP 4144223A JP 14422392 A JP14422392 A JP 14422392A JP H05155482 A JPH05155482 A JP H05155482A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
adhesive
printed
roll
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4144223A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3300031B2 (ja
Inventor
Norbert Dylla
ディラ ノルベルト
Anton Hamm
ハム アントン
Otto Spang
シュパング オットー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Manroland AG
Original Assignee
MAN Roland Druckmaschinen AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6433378&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH05155482(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by MAN Roland Druckmaschinen AG filed Critical MAN Roland Druckmaschinen AG
Publication of JPH05155482A publication Critical patent/JPH05155482A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3300031B2 publication Critical patent/JP3300031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
    • B65H19/10Changing the web roll in unwinding mechanisms or in connection with unwinding operations
    • B65H19/102Preparing the leading end of the replacement web before splicing operation; Adhesive arrangements on leading end of replacement web; Tabs and adhesive tapes for splicing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/46Splicing
    • B65H2301/4606Preparing leading edge for splicing
    • B65H2301/46064Preparing leading edge for splicing by transversally operated carriage
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/12Surface bonding means and/or assembly means with cutting, punching, piercing, severing or tearing
    • Y10T156/1348Work traversing type
    • Y10T156/1365Fixed cutter

Landscapes

  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転中の被印刷ウェブロール交換のために被
印刷ウェブロールを準備する方法において、接着テープ
とは異なる接着剤を使用し、しかもロール交換器におけ
る高速運転時のウェブ始端部の不本意な剥離が確実に防
止する。 【構成】 準備したい被印刷ウェブロールを回転可能に
支承し、該被印刷ウェブロールに切断兼接着剤被着装置
を近付け、ウェブ始端部を繰り出して、切断兼接着剤被
着装置のベースプレートに供給し、ほぼ被印刷ウェブロ
ールの回転軸線の方向に延びる切断を実施して、前記ウ
ェブ始端部の切断縁部と目打ち部とを形成し、ウェブ始
端部の前記切断縁部と前記目打ち部とによって制限され
た区分の下面に第1の接着剤を被着させ、ウェブ始端部
の前記目打ち部によって片側で制限された、前記切断縁
部とは反対の側の範囲の上面に第2の接着剤を被着さ
せ、被印刷ウェブロールに前記ウェブ始端部を巻き取る
と同時に、被印刷ウェブロールに圧着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機械運転中の被印刷ウ
ェブロール交換のために被印刷ウェブロールを準備する
方法ならびにこの方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば新聞印刷で使用されるようなウ
ェブ輪転印刷機は1つまたはそれどころか複数のロール
交換器を有しており、これにより新しい被印刷ウェブロ
ール、つまり引継ぎ用の被印刷ウェブロールを、繰り出
し中の交換したい被印刷ウェブロールに接着により自動
的につなぐことによって、中断なしの印刷作業が可能に
なる。しかしながら、繰り出し中の被印刷ウェブロール
に新しい被印刷ウェブロールの始端部を信頼性良く接着
することは、それぞれ新しい被印刷ウェブロールが適宜
に準備されていないと不可能である。一般にこのような
準備は手で行なわれ、しかも被印刷ウェブロールが既に
ロール交換器に緊定された状態において行なわれるか、
または印刷機から離れた別個の作業スペースにおいて行
なわれる。
【0003】EP0129238に基づき公知の被印刷
ウェブロールを準備する方法では、被印刷ウェブロール
の包装が解かれて、損傷された外側の層が除去された後
に、真っ直ぐに切断されたウェブ縁部が、多数の接着テ
ープを用いてその下に位置する層に固定される。これら
の接着テープには、ロール交換器に緊定された被印刷ウ
ェブロールにおいて目打ち部が備えられ、これにより交
換したい被印刷ウェブロールのウェブにロール始端部を
接着する際に接着テープが開封され易くなる。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第3811
138号明細書に基づき、巻き取られた紙の端区分を機
械により処理する方法が公知である。この公知の方法で
は、紙ロールが、紙処理機の給紙装置に緊定される。こ
の場合に、切断装置が紙ロールの周面に当て付けられ
て、横方向に移動させられ、これにより複数の紙巻き条
が廃棄物として分断される。この廃棄物は収容装置に収
容される。紙端区分の両側に取り付けられた2つのナイ
フは横方向で真ん中に向かって移動させられ、一方、紙
は巻き戻されるので、これによってV形の切断部が構成
される。紙切断縁部に沿って、接着剤が被着される。紙
端部は紙ロールに巻き戻される。この方法は、機械が運
転状態に保持される間に実施され得る。
【0005】機械運転中のロール交換のために被印刷ウ
ェブロールを準備する公知の方法により準備された被印
刷ウェブロールは第1にウェブ始端縁部の複雑なジオメ
トリと、結合接着部のための接着パターンの相応して複
雑なジオメトリとを有している。第2に結合部の形状、
大きさまたは数に基づき相応して大きな手間をかけてし
か被着可能でない接着テープが使用される。これにより
被印刷ウェブロールの機械による準備、特に自動的な準
備は条件付きで、しかも相応して高い装置費用をかけて
しか可能でない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、被印
刷ウェブロールのウェブ始端部の単純なジオメトリとい
う利点、ひいては接着剤被着部の単純なジオメトリとい
う利点と共に、接着テープとは異なる接着手段を使用す
る可能性が与えられていて、それにもかかわらずロール
交換器における高速運転のもとで被印刷ウェブロールの
始端部の不本意な剥離に対する高い防止性が保証されて
いるような、機械運転中の被印刷ウェブロール交換のた
めに被印刷ウェブロールを準備する方法を提供すること
である。さらに、本発明の課題はこの方法を実施するた
めの有利な装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の第1の方法では、準備したい被印刷ウェブロ
ールを回転可能に支承し、該被印刷ウェブロールに切断
兼接着剤被着装置を近付け、前記被印刷ウェブロールの
ウェブ始端部を繰り出し、該ウェブ始端部を前記切断兼
接着剤被着装置の切断兼接着剤被着エレメントを有する
ベースプレートに供給し、ほぼ被印刷ウェブロールの回
転軸線の方向に延びる切断を実施して、前記ウェブ始端
部の切断縁部と、該切断縁部に対して平行に延びる目打
ち部とを有利には1回の作業工程で形成し、ウェブ始端
部の前記切断縁部と前記目打ち部とによって制限された
区分の下面に第1の接着剤を被着させ、ウェブ始端部の
前記目打ち部によって片側で制限された、前記切断縁部
とは反対の側の範囲の上面に第2の接着剤を被着させ、
前記被印刷ウェブロールに前記ウェブ始端部を巻き取る
と同時に、該ウェブ始端部を前記被印刷ウェブロールに
圧着するステップで被印刷ウェブロールを準備するよう
にした。
【0008】さらに前記課題を解決するために本発明の
第2の方法では、準備したい被印刷ウェブロールを回転
可能に支承し、該被印刷ウェブロールに切断兼接着剤被
着装置を近付け、前記被印刷ウェブロールのウェブ始端
部を繰り出し、該ウェブ始端部を前記切断兼接着剤被着
装置の切断兼接着剤被着エレメントを有するベースプレ
ートに供給し、ほぼ被印刷ウェブロールの回転軸線の方
向に延びる切断を実施して、前記ウェブ始端部の切断縁
部と、該切断縁部に対して平行に延びる目打ち部とを有
利には1回の作業工程で形成し、前記被印刷ウェブロー
ルの最も外側の層の所定の表面セグメントに第1の接着
剤を被着させ、この場合、前記表面セグメントを寸法と
配置形式とに応じて、同表面セグメントが、ウェブ始端
部の巻き取り後に、該ウェブ始端部の前記切断縁部と前
記目打ち部とによって制限された区分によって完全に覆
われるように規定し、ウェブ始端部の前記目打ち部によ
って片側を制限された、前記切断縁部とは反対の側の範
囲の上面に第2の接着剤を被着させ、前記被印刷ウェブ
ロールに前記ウェブ始端部を巻き取ると同時に、該ウェ
ブ始端部を前記被印刷ウェブロールに圧着するステップ
で被印刷ウェブロールを準備するようにした。
【0009】さらに上記課題を解決するために本発明の
装置の構成では、被印刷ウェブロールから繰り出し可能
なウェブを載置させるための、被印刷ウェブロールに近
付け可能なベースプレートと、ウェブ始端部の切断縁部
を形成するための、前記ベースプレートにウェブの繰り
出し方向に対してほぼ垂直に取り付けられた切断ナイフ
と、目打ち部を形成するための、前記切断ナイフに対し
て間隔をおいてかつ前記切断ナイフに対して平行に配置
された目打ちナイフと、ウェブを前記切断ナイフと前記
目打ちナイフとに同時に圧着させるための第1の圧着ロ
ーラを備えた圧着装置と、ウェブのウェブ始端部を被印
刷ウェブロールに固定する第1の接着剤を被着させるた
めの接着剤被着装置と、交換したい被印刷ウェブロール
のウェブへの前記ウェブの接着つなぎを可能にする第2
の接着剤を被着させるための第2の接着剤被着装置とが
設けられているをようにした。
【0010】
【発明の効果】本発明による方法および本発明による装
置を用いると、次のような利点が得られる。
【0011】被印刷ウェブロールのウェブ始端部の、手
によっても機械によっても簡単に形成され得る単純なジ
オメトリが得られる。
【0012】保持接着剤および結合接着剤のための接着
剤被着部の、手によっても機械によっても簡単に形成さ
れ得る単純なジオメトリが得られる。
【0013】製造に手間がかかりかつ被着の難しい接着
テープの使用が不要である。
【0014】ロール交換器での加速時および高速運転時
における被印刷ウェブロールからのウェブ始端部の剥離
に対する高い防止性が得られる。
【0015】異なる切断ジオメトリの多数のナイフを設
ける必要なく被印刷ウェブの品質、たとえば紙の面積重
量に対する目打ちの適合可能性が得られ、このことから
次のような別の利点が得られる。
【0016】目打ちを変化させるために、ナイフ交換が
必要にならない。
【0017】目打ちのウェブ幅が無段階に調節可能であ
る。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
【0019】図1には、被印刷ウェブロールを準備する
ための本発明による装置を備えたロール交換器が示され
ている。被印刷ウェブロール4の損傷されたかまたは変
形された外側の層の一般に必要となる剥離作業は手によ
って行なわれるか、またはこのために特別に構成された
装置を用いて行なわれる。この装置はしかし本発明にと
ってあまり重要ではなく、したがって詳しい説明は省略
する。本発明において、被印刷ウェブロールの「準備」
とは、ウェブ始端縁部の適当な切断作業と、目標破断線
もしくは開封線の形成作業と、保持接着剤および結合接
着剤の被着作業とを意味する。保持接着剤は、ウェブ始
端部が、このウェブ始端部を巻き付けたい被印刷ウェブ
ロールの最も外側の層に固着され得るように被着され
る。結合接着剤は、繰り出し動作が制動されていない状
態において新しい被印刷ウェブに、交換したい被印刷ウ
ェブを接着することが可能となるように被着される。
【0020】旋回フレーム2を備えた公知のロール交換
支持フレーム1には、ウェブ状の被印刷物から成る繰出
し中の被印刷ウェブロール3と、ウェブ状の被印刷物か
ら成る引継ぎロールとして設けられた新しい被印刷ウェ
ブロール4とが緊定されている。全体を符号5で示した
装置(以下で詳しく説明する)はロール交換支持フレー
ム1に取り付けられており、この場合、前記装置は新し
い被印刷ウェブロール4を準備する目的で、この被印刷
ウェブロールに前記装置を近付けることができる。しか
し、前記装置はロール交換支持フレーム1に対して自由
に移動可能な装置として構成されていてもよい。ロール
準備を実施するためには、移動可能な装置5が、ロール
交換支持フレーム1に関して位置固定された位置にもた
らされる。
【0021】図2には、ウェブ41が繰り出される被印
刷ウェブロール4を準備するための本発明による第1の
装置の第1の構成が示されている。この図面において、
ウェブ41の位置は次のように示されている。すなわ
ち、切断過程と目打ち過程との間に、ウェブは破線で示
した符号41aで示した位置を取っており、それに対し
て接着剤被着過程の間には実線で示した符号41で示し
た位置を取っている。
【0022】前記装置5のベースプレート6は上側の表
面61を有しており、この表面には、接着先端部準備過
程の間に、準備したい新しい被印刷ウェブロール4のウ
ェブ41が載着する。表面61には、ナイフビーム7
が、新しい被印刷ウェブロール4の繰り出し方向に対し
て横方向で、互いに表面が整合するように嵌め込まれて
いるので、切断ナイフ8と目打ちナイフ9とのカッティ
ングエッジだけが表面61から突出している。切断ナイ
フ8と目打ちナイフ9とはナイフビーム7に相互間距離
aで互いに平行に配置されている(図3参照)。ナイフ
ビーム7の上方では、ナイフビーム7にまで降下可能で
かつこのナイフビーム7に沿って運動可能に、圧着装置
10が公知の形式(図示しない)で配置されている。こ
の圧着装置10は弾性的なローラ11、たとえばゴムロ
ーラを有している。さらに、ベースプレート6は表面6
1に同一平面内で埋め込まれた接着剤被着プレート12
を有しており、この接着剤被着プレートは上側の表面1
21を備えている。この表面121は保持接着剤溝13
を備えており、この保持接着剤溝の幅は有利には前記相
互間距離aよりも小に設定されているが、決して前記相
互間距離aよりも大には設定されていない。保持接着剤
溝13の上方では、圧着ローラ14が、保持接着剤溝1
3にまで降下可能でかつこの保持接着剤溝に沿って運動
可能に配置されている。圧着ローラ14の幅は保持接着
剤溝13の幅よりも小さく設定されている。ナイフビー
ム7から見て保持接着剤溝13の背後に延びている前記
接着剤被着プレート12の表面範囲の上方には、同じく
この接着剤プレートにまで降下可能でかつこの接着剤プ
レートに沿って移動可能に、結合接着剤被着ローラ15
が配置されており、この場合、圧着ローラ14と結合接
着剤被着ローラ15との間には、小さな間隙が残ってい
る。結合接着剤被着ローラ15はたとえば両面接着性の
テープのための接着テープディスペンサまたは液状接着
剤のための被着ローラであってよい。圧着ローラ14と
結合接着剤被着ローラ15とは降下可能な共通のフレー
ム16に支承されていると有利であり、これにより両ロ
ーラの間の軸方向間隔をできるだけ小さく保持すること
ができる。さらに、ナイフビーム7から見て保持接着剤
溝13に続いている前記表面121の区分と、同じくこ
の区分に続いている前記表面61の区分とは非付着性層
17を備えている。
【0023】前記構成の有利な改良形では、ナイフビー
ム7と接着剤被着プレート12とが唯一つのエレメント
として構成されていてよい。この場合、弾性的なローラ
11と圧着ローラ14と結合接着剤被着ローラ15とは
同じく、運動可能もしくは移動可能な共通の保持エレメ
ントに取り付けられていてよく、これによりウェブ縁部
42の切断作業と、目打ち作業と、接着剤の被着作業と
を、ウェブ41の部分的な巻き取りなしで唯一つの作業
行程で実施することができる。
【0024】図3には、切断ナイフ8と目打ちナイフ9
とを備えたナイフビーム7ならびに図2に示した装置5
のローラ11が斜視図で示されている。ナイフビーム7
とゴムローラ11とは図2につき説明した構成の変化形
では、ウェブ41の繰り出し方向に対して90゜よりも
小さい角度で配置されていてもよい。ウェブ始端部は真
直な切断縁部の代わりに、斜めの切断縁部を得る。さら
に、圧着装置10は弾性的なローラ11の代わりに弾性
材料、たとえばゴムから成るビームを有していてもよ
い。このビームはウェブ幅全体にわたって被印刷ウェブ
を両ナイフに圧着して、切断部と目打ち部とを形成す
る。
【0025】図4には、第1実施例の装置によって準備
された被印刷ウェブロール4が斜視図(図4a)と側面
図(図4b)とで示されている。図面からは、ロール始
端部を被印刷ウェブロールに保持する保持接着剤18
と、古いウェブを新しいウェブに接着するために必要な
結合接着剤19と、接着つなぎが行われた後の新しいウ
ェブの確実で損傷なしの千切りを可能にする目打ち部4
3とが認められる。
【0026】図2および図3に示した装置5を用いた新
しい被印刷ウェブロール4の接着先端部準備作業の実施
は主として以下に説明するようにして行なわれる。ま
ず、ウェブ41は、接着剤被着プレート12とベースプ
レート6とを完全に覆うまで被印刷ウェブロール4から
繰り出されて、ベースプレート6に供給される。次い
で、ナイフビーム7の一方の端部に位置する圧着装置1
0は、ゴムローラ11が切断ナイフ8と目打ちナイフ9
とを押圧するまでナイフビーム7に向かって降下させら
れる。続いて圧着装置10がナイフビーム7の他方の端
部に向かって移動させられると、ウェブ41には、ゴム
ローラ11の圧着動作によって唯一つの作業行程におい
て、真直な切断縁部42と、この切断縁部42に対して
平行に延びる目打ち部43とが設けられる。切断兼目打
ち作業が行なわれた後に、ウェブ41は規定のウェブ長
さ分だけ被印刷ウェブロール4に巻き取られる。この長
さは、切断縁部42がちょうど保持接着剤溝13の前記
ナイフビーム7に向いた縁部に位置するように設定され
ている。それと同時に、目打ち部43は表面121に沿
って両ローラ14,15の間の間隙に対応する範囲に到
達する。
【0027】圧着ローラ14と結合接着剤被着ローラ1
5とを同時に、有利には一緒に移動させることによっ
て、2つの異なる接着剤の被着が唯1回の作業行程で行
なわれる。すなわち、第1には、圧着ローラ14の押圧
動作によって、保持接着剤溝13に位置する保持接着剤
18が、切断縁部42と目打ち部43とによって制限さ
れたウェブ41の区分44の下面に被着され、第2には
結合接着剤被着ローラ15によって結合接着剤19が、
前記区分44から目打ち部43に続いているウェブ41
の範囲の上面に被着される。保持接着剤と結合接着剤と
は同じ適用形を有していてもよいし、異なる適用形を有
していてもよい。特に接着テープも、塗布可能または吹
付け可能な接着剤も使用され得る。さらに、両接着剤の
付着性は異なる大きさを有していてよい。しかし、両接
着剤は両面付着性の性質を有していなければならない。
【0028】新しい被印刷ウェブロールがロール交換器
において、従来汎用通りにロールの周面に作用するベル
トによって駆動される場合、ウェブ始端部のこのベルト
が被印刷ウェブロールに接触する範囲には結合接着剤1
9を設けない方が有利である。駆動が複数のベルトによ
って行なわれる場合には、相応して複数の範囲を空白に
すると望ましい。
【0029】さらに、ベルト駆動の場合には空白範囲に
おける目打ち部の形状を変化させると有利である。すな
わち、図4に示した一貫して延びる目打ち部が維持され
たまま、接着剤ラインが中断されていると、目打ち部の
破断時に多くの場合、被印刷ウェブの破断させたい位置
に対して不均一な力伝達が生じ、これによってベルト位
置の範囲において制御不能な裂断が生じてしまう。ベル
ト範囲における目打ち部の有利な形状としては、三角
形、円形および有利には台形の目打ち部形状が適してい
ることが判かった。
【0030】両接着剤の被着が行なわれた後に、ウェブ
41は完全に被印刷ウェブロール4に巻き取られる。こ
の場合に非付着性層17が設けられていることに基づ
き、ウェブ41の下面に被着された接着剤が接着剤被着
プレート12の表面121またはベースプレート6の表
面61に付着したままとなることは阻止される。接着剤
を備えたウェブ41のウェブ始端部の巻き取り時には、
公知の手段、たとえば非付着性層を備えた圧着ドラムに
よって、ウェブ41は空気封入なく巻き取られ、ウェブ
始端部はウェブの幅全体にわたって確実に被印刷ウェブ
ロール4に接着されるようになる。
【0031】前記第1実施例の第1変化形では、ナイフ
ビーム7および所属の圧着装置10ならびに接着剤被着
プレート12および所属の結合接着剤被着ローラ15が
それぞれ旋回可能に構成されていてよい。実施したい方
法ステップに応じて、つまり切断/目打ちを行ないたい
のか、または接着剤被着を行ないたいのかに応じて、一
方または他方の装置対が、たとえばナイフビームの位置
に相当する位置に旋回させられる。このような構成はた
しかに、上記実施例の場合よりも大きな機械的手間を必
要とするが、しかし、切断が行なわれた後に被印刷ウェ
ブの始端部を接着剤の被着の目的でベースプレートに不
変のまま位置させることができるという利点を持ってい
る。
【0032】第1実施例の第2変化形では、ナイフビー
ム7と接着剤被着プレート12とを唯一つのエレメント
にまとめることができる。この場合、目打ちナイフ9
と、場合によっては切断ナイフ8とがナイフビーム7に
沈み込み可能に設計されていると望ましい。これにより
圧着ローラ14の寸法設定とガイド動作とを、圧着ロー
ラ14と両ナイフ8;9の一方または他方との接触が確
実に阻止されるように正確に規定しなくて済む。第1実
施例のこのような変化形では、圧着装置10と結合接着
剤被着ローラ15とも、被印刷ウェブ全体にわたって一
緒に移動可能な1つの装置にまとめられ得る。この場
合、圧着装置10と結合接着剤被着ローラ15とが互い
に軸方向に位置調整されているのかどうか、圧着装置1
0と結合接着剤被着ローラ15とが互いに軸平行に相前
後して配置されているのかどうか、圧着装置10と結合
接着剤被着ローラ15とが互いに軸平行にオーバラップ
して配置されているのかどうか、または圧着装置10と
結合接着剤被着ローラ15とが別の有利な形式で配置さ
れているのかどうかは重要でなくなる。同じく、圧着装
置10が、非軸方向での位置調整において、一方のウェ
ブ縁部から他方のウェブ縁部への移動時に結合接着剤被
着ローラ15に先行しているのか、または追従している
のか、つまりスローモーションで見てまず切断が行なわ
れて、それから接着剤が被着されるのか、またはその逆
かどうかも重要ではない。したがって、本発明によるこ
の改良形においても、圧着装置10と結合接着剤被着ロ
ーラ15とが最初に出発位置に移動しなくて済むという
大きな利点が維持される訳である。
【0033】図5には、本発明の第2実施例による被印
刷ウェブロールを準備する装置の構成部分が示されてい
るが、この場合、この装置は図2に示した装置とは異な
っている。判かり易くするために、図2に示した装置の
対応する部分に等しい構成部分は同じ符号を備えてあ
る。
【0034】本発明の第2実施例では、ナイフビーム7
が目打ちナイフ9の代わりに、互いにずらされて配置さ
れた同一形式の2つのナイフ91,92から形成された
目打ちナイフ対を有している。さらに、ナイフビーム7
はベースプレート6(図2参照)に不動に配置された第
1のナイフホルダ71と、この第1のナイフホルダ71
に対して調節可能に配置された第2のナイフホルダ72
とから構成されている。第1のナイフホルダ71が切断
ナイフ8の他に第1のナイフ91を有しているのに対し
て、第2のナイフホルダ72は第2のナイフ92を有し
ている。
【0035】第1のナイフ91は第1実施例に相応する
形式で切断ナイフ8から相互間距離aで、かつこの切断
ナイフに対して平行に配置されている。第2のナイフ9
2は第1のナイフ91から距離b(図8参照)で、かつ
この第1のナイフに対して平行に配置されている。第1
のナイフホルダ71に対する第2のナイフホルダ72の
調節可能性に基づき、両ナイフ91,92の間の距離b
は、部分目打ち部431,432によって形成されてい
る目打ち部43aの所望の目打ちパターンが得られるよ
うに調節することができる。
【0036】図6には、本発明による第2実施例の装置
によって準備された第2の被印刷ウェブロールにおける
斜視図が示されている。ロール始端部を被印刷ウェブロ
ールに固持する保持接着剤18と、古いウェブを新しい
ウェブに接着するために必要となる結合接着剤19と、
接着つなぎが行われた後の新しいウェブの確実で損傷の
ない千切りを可能にする目打ち部43aとがはっきりと
認められる。
【0037】図7には、目打ち部43aの種々の目打ち
パターンが示されており、この目打ちパターンは第2実
施例による装置を用いて、ナイフジオメトリの適宜な選
択によって得ることができる。ナイフ91,92の個々
の切断エレメントのそれぞれの切断長さdと、同一のナ
イフ91;92の2つの切断エレメントの間の距離eと
の間の割合に関連して、第1のナイフ91と第2のナイ
フ92とによって交互に実施される切断作業が、切断方
向で見て互いに接続して(A)、互いに間隔をおいて
(B)、または互いにオーバラップして(C)行なわれ
る。
【0038】図8には、第2実施例による装置を用いて
得ることのできる目打ち部43aの種々の目打ちパター
ンが示されている。図7に示した目打ちパターンとは異
なり、図8に示した構成では、同じピッチであるが、し
かし異なる距離bを有するナイフを用いて種々の目打ち
パターンが得られる。
【0039】図9には、前記2つの実施例において実施
可能な変化形が準備装置の側面図で示されている。この
変化形では、保持接着剤18の被着が保持接着剤溝13
と所属の圧着ローラ14とを用いて行なわれない。その
代わり、保持接着剤18は被着装置20によって、準備
したい被印刷ウェブロールの最も外側の層に被着され
る。保持接着剤18を被着したい最も外側の層の表面区
分は寸法と配置形式とに応じて、被印刷ウェブロール4
にウェブ41が巻き取られた後にウェブ始端部の前記切
断縁部42と前記目打ち部43;43aとによって制限
された区分44がこの表面区分を完全に覆うように規定
されている。
【0040】図2に示した実施例と、この実施例の変化
形とに相応して、圧着ローラ11と結合接着剤被着ロー
ラ15とが、別個にまたは一緒に運動可能である別個の
保持兼ガイドエレメントに配置されているか、または図
9に示したような共通の保持兼ガイドフレームに配置さ
れているか、またはそれぞれ別の有利な形式で配置され
ていてもよい。特に、圧着ローラ11と結合接着剤被着
ローラ15とが互いに軸方向で位置調整されているかど
うか、圧着ローラ11と結合接着剤被着ローラ15とが
互いに軸平行で、しかも相前後して配置されているのか
どうか、または圧着ローラ11と結合接着剤被着ローラ
15とが互いに軸平行で、しかしオーバラップして配置
されているのかどうかは重要でない。同じく、圧着ロー
ラ11が、非軸方向の位置調整において、一方のウェブ
縁部から他方のウェブ縁部への移動時に結合接着剤被着
ローラ15に先行しているのか、または追従しているの
か、つまりスローモーションで見てまず切断が行なわれ
て、それから接着剤が被着されるのか、またはその逆か
どうかも重要ではない。したがって、本発明による装置
の前記構成においても、圧着ローラ11と結合接着剤被
着ローラ15とが最初に出発位置に移動する必要はない
という大きな利点が維持される。
【0041】図9に示したモータ21は、さらに上で説
明したようにウェブ41を被印刷ウェブロール4に部分
的に巻き取るためと、完全に巻き取るためとに役立つ。
【0042】図10には、図9に示した装置の改良形が
示されている。両装置の相違は主として、切断ナイフ8
と目打ちナイフ9とが、運動可能もしくは移動可能な保
持装置74に取り付けられており、切断ナイフ8と目打
ちナイフ9とが当て付けられる圧着プレート75が、ベ
ースプレート6に配置されている点にしかない。接着剤
被着部は図2または図9に示した構成に相応して構成さ
れていてよい。
【0043】図11には、圧着装置10と第1の接着剤
被着装置13,14;20と第2の接着剤被着装置15
との時間的に制御された作動と相まって、新しい被印刷
ウェブロール4へのウェブ始端部の部分的な巻き取り動
作および完全な巻き取り動作を制御するための制御回路
22の概略図が示されている。手動によりスイッチまた
は外部信号によって制御可能な入力回路23を介して作
動可能な制御回路22は、圧着装置10と第1の接着剤
被着装置13,14;20と第2の接着剤被着装置15
と駆動用のモータ21とに接続されている。ロール準備
方法が発動されて、新しい被印刷ウェブロール4からウ
ェブ始端部が繰り出された後に、制御回路22によっ
て、この制御回路に接続された装置に順次に作動信号が
送信され、この場合、主として次のようなシーケンスが
得られる。
【0044】イ)圧着装置10がナイフビーム7に圧着
されて、ウェブ41の一方の長辺からウェブ41の他方
の長辺に移動させられ、これによりベースプレート上の
第1の位置に位置する切断縁部42と、この切断縁部に
対して平行に延びる目打ち部43とが1回の作業工程で
形成される。
【0045】ロ)ウェブ始端部が所定の長さa分だけ被
印刷ウェブロール4に巻き取られるので、切断縁部42
がベースプレート6に沿って第2の位置に移動する。
【0046】ハ)第1実施例からの第1の接着剤被着装
置の第2の圧着ローラ14が、第2の接着剤被着装置で
ある結合接着剤被着ローラ15と同時にウェブ始端部に
圧着されて、ウェブ41の一方の長辺からウェブ41の
他方の長辺に移動させられ、これにより保持接着剤18
と結合接着剤19とが、さらに上で説明したようにして
被着される。図9もしくは図10に示した構成では、こ
の場合に第1の接着剤被着装置を成す接着剤被着装置2
0が新しい被印刷ウェブロール4に当て付けられ、それ
と同時に結合接着剤被着ローラ15がウェブ始端部に圧
着され、これによりさらに上で説明したように、保持接
着剤18と結合接着剤19とが被着される。
【0047】二)最後に、ウェブ始端部が新しい被印刷
ウェブロール4に完全に巻き戻され、これによって、両
実施例において、機械運転中のロール交換のために準備
された新しい被印刷ウェブロール4が提供される。
【0048】個別事例において選択された固有の構成に
関連して、前記の個々のステップの順序における変更が
可能である。たとえば、ウェブ41をまず完全に巻き取
り、それから構造的に接着剤被着装置20に相当する装
置(図示しない)によって結合接着剤19を、被印刷ウ
ェブロール4に接着されたウェブ始端部に被着させるこ
とが可能である。
【0049】図面を見易くするために図11には応答信
号路または制御を申し分なく機能させるために必要とな
る別の手段または制御を申し分なく機能させるために有
利な手段または機能を書き込んでいない。それというの
は、これらの手段が当業者にとって周知であるか、また
は本発明とは無関係であるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置を備えたロール交換器の概略
図である。
【図2】本発明の第1実施例によるロール準備装置の側
面図である。
【図3】図2に示したロール準備装置の切断エレメント
と目打ちエレメントとの斜視図である。
【図4】第1実施例により準備された被印刷ウェブロー
ルの斜視図(a)と、この被印刷ウェブロールの側面図
(b)である。
【図5】本発明の第2実施例によるロール準備装置の斜
視図である。
【図6】第2実施例により準備された被印刷ウェブロー
ルの斜視図である。
【図7】異なるピッチのナイフを備えた図5に示したロ
ール準備装置により得られる3つの目打ちパターン
(A,B,C)を示す概略図である。
【図8】等しいピッチのナイフを備えた図5に示したロ
ール準備装置により得られる3つの目打ちパターン
(A,B,C)を示す概略図である。
【図9】図2に示したロール準備装置の有利な改良形を
示す側面図である。
【図10】図2に示したロール準備装置の別の有利な改
良形を示す側面図である。
【図11】新しい被印刷ウェブロールへのウェブ始端部
の巻き取りを制御するための制御回路を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 ロール交換支持フレーム、 2 旋回フレーム、
3,4 被印刷ウェブロール、 5 装置、 6 ベー
スプレート、 7 ナイフビーム、 8 切断ナイフ、
9 目打ちナイフ、 10 圧着装置、 11 ロー
ラ、 12 接着剤被着プレート、 13 保持接着剤
溝、 14 圧着ローラ、 15 結合接着剤被着ロー
ラ、 16 フレーム、 17 非付着性層、 18
保持接着剤、 19 結合接着剤、 20 接着剤被着
装置、 21 モータ、 22制御回路、 23 入力
回路、 41 ウェブ、 41a 位置、 42 ウェ
ブ縁部、 43 目打ち部、 43a 目打ち部、 4
4 区分、 61 表面、 71 ナイフビーム、 7
2 ナイフホルダ、 73 圧着エレメント、74 保
持装置、 75 圧着プレート、 91,92 ナイ
フ、 121 表面、 431,432 部分目打ち部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントン ハム ドイツ連邦共和国 ノイゼース ゲオルク −オデマー−シュトラーセ 21 (72)発明者 オットー シュパング ドイツ連邦共和国 ゲッセルツハウゼン ヘンデルシュトラーセ 2 アー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械運転中の被印刷ウェブロール交換の
    ために被印刷ウェブロールを準備する方法において、 準備したい被印刷ウェブロールを回転可能に支承し、 該被印刷ウェブロールに切断兼接着剤被着装置を近付
    け、 前記被印刷ウェブロールのウェブ始端部を繰り出し、 該ウェブ始端部を前記切断兼接着剤被着装置の切断兼接
    着剤被着エレメントを有するベースプレートに供給し、 ほぼ被印刷ウェブロールの回転軸線の方向に延びる切断
    を実施して、前記ウェブ始端部の切断縁部と、該切断縁
    部に対して平行に延びる目打ち部とを形成し、 ウェブ始端部の前記切断縁部と前記目打ち部とによって
    制限された区分の下面に第1の接着剤を被着させ、 ウェブ始端部の前記目打ち部によって片側で制限され
    た、前記切断縁部とは反対の側の範囲の上面に第2の接
    着剤を被着させ、 前記被印刷ウェブロールに前記ウェブ始端部を巻き取る
    と同時に、該ウェブ始端部を前記被印刷ウェブロールに
    圧着するステップで被印刷ウェブロールを準備すること
    を特徴とする、機械運転中の被印刷ウェブロール交換の
    ために被印刷ウェブロールを準備する方法。
  2. 【請求項2】 機械運転中の被印刷ウェブロール交換の
    ために被印刷ウェブロールを準備する方法において、 準備したい被印刷ウェブロールを回転可能に支承し、 該被印刷ウェブロールに切断兼接着剤被着装置を近付
    け、 前記被印刷ウェブロールのウェブ始端部を繰り出し、 該ウェブ始端部を前記切断兼接着剤被着装置の切断兼接
    着剤被着エレメントを有するベースプレートに供給し、 ほぼ被印刷ウェブロールの回転軸線の方向に延びる切断
    を実施して、前記ウェブ始端部の切断縁部と、該切断縁
    部に対して平行に延びる目打ち部とを形成し、 前記被印刷ウェブロールの最も外側の層の所定の表面セ
    グメントに第1の接着剤を被着させ、この場合、前記表
    面セグメントを寸法と配置形式とに応じて、同表面セグ
    メントが、ウェブ始端部の巻き取り後に、該ウェブ始端
    部の前記切断縁部と前記目打ち部とによって制限された
    区分によって完全に覆われるように規定し、 ウェブ始端部の前記目打ち部によって片側を制限され
    た、前記切断縁部とは反対の側の範囲の上面に第2の接
    着剤を被着させ、 前記被印刷ウェブロールに前記ウェブ始端部を巻き取る
    と同時に、該ウェブ始端部を前記被印刷ウェブロールに
    圧着するステップで被印刷ウェブロールを準備すること
    を特徴とする、機械運転中の被印刷ウェブロール交換の
    ために被印刷ウェブロールを準備する方法。
  3. 【請求項3】 切断縁部と目打ち部とを形成する目的で
    ウェブ始端部を前記ベースプレートに第1の位置で載置
    させ、第1の接着剤と第2の接着剤とを被着させるため
    に前記ウェブ始端部を前記ベースプレートに第2の位置
    で載置させ、この場合、第1の位置から第2の位置への
    ウェブ始端部の移動を、被印刷ウェブロールへのウェブ
    始端部の制御された巻き取り動作によって行なう、請求
    項1または2記載の方法。
  4. 【請求項4】 切断縁部と目打ち部とを形成し、かつ第
    1の接着剤と第2の接着剤とを被着させるために、ウェ
    ブ始端部をベースプレートに同じ位置で載置させる、請
    求項1または2記載の方法。
  5. 【請求項5】 機械運転中の被印刷ウェブロール交換の
    ために被印刷ウェブロールを準備する装置において、被
    印刷ウェブロール(4)から繰り出し可能なウェブ(4
    1)を載置させるための、被印刷ウェブロール(4)に
    近付け可能なベースプレート(6)と、ウェブ始端部の
    切断縁部(42)を形成するための、前記ベースプレー
    ト(6)にウェブ(41)の繰り出し方向に対してほぼ
    垂直に取り付けられた切断ナイフ(8)と、目打ち部
    (43)を形成するための、前記切断ナイフ(8)に対
    して間隔(a)をおいてかつ前記切断ナイフ(8)に対
    して平行に配置された目打ちナイフ(9)と、ウェブ
    (41)を前記切断ナイフ(8)と前記目打ちナイフ
    (9)とに同時に圧着させるための第1の圧着ローラ
    (11)を備えた圧着装置(10)と、ウェブ(41)
    のウェブ始端部を被印刷ウェブロール(4)に固定する
    第1の接着剤(18)を被着させるための接着剤被着装
    置(13,14;20)と、交換したい被印刷ウェブロ
    ール(3)のウェブへの前記ウェブ(41)の接着つな
    ぎを可能にする第2の接着剤(19)を被着させるため
    の第2の接着剤被着装置(15)とが設けられているこ
    とを特徴とする、機械運転中の被印刷ウェブロール交換
    のために被印刷ウェブロールを準備する装置。
  6. 【請求項6】 切断ナイフ(8)と目打ちナイフ(9)
    とがナイフビーム(7)に固定されている、請求項5記
    載の装置。
  7. 【請求項7】 切断ナイフ(8)と目打ちナイフ(9)
    とが、移動可能な保持装置(74)に一緒に取り付けら
    れており、切断ナイフ(8)と目打ちナイフ(9)とが
    圧着される圧着プレート(75)が、ベースプレート
    (6)に配置されている、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 保持接着剤溝(13)を備えた接着剤被
    着プレート(12)が設けられていて、前記保持接着剤
    溝(13)が、被印刷ウェブロール(4)にウェブ
    (4)のウェブ始端部を固定するために必要となる第1
    の接着剤(18)を収容するために働き、ウェブ(4
    1)のウェブ始端部の前記切断縁部(42)と前記目打
    ち部(43)とによって制限された区分(44)を前記
    保持接着剤溝(13)に圧着するための第2の圧着ロー
    ラ(14)が設けられていて、前記保持接着剤溝(1
    3)と前記第2の圧着ローラ(14)とが第1の接着剤
    被着装置(13,14)を形成しており、該第1の接着
    剤被着装置(13,14)の真上に、ウェブ繰り出し方
    向で見て第2の接着剤被着装置(15)が配置されてい
    る、請求項5記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記第2の接着剤被着装置(15)と前
    記第2の圧着ローラ(14)とが少なくとも作用的に互
    いに結合されていて、前記第2の接着剤被着装置(1
    5)と前記第2の圧着ローラ(14)とが、第1の接着
    剤と第2の接着剤との被着時に目打ち部(43)に沿っ
    て同時にガイドされるようになっている、請求項8記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 第1の接着剤被着装置(20)がベー
    スプレート(6)に配置されていて、前記第1の接着剤
    被着装置(20)が、新しい被印刷ウェブロール(4)
    に第1の接着剤を被着させる目的で、新しい被印刷ウェ
    ブロール(4)に対して軸平行でかつ新しい被印刷ウェ
    ブロール(4)に沿ってガイド可能である、請求項7記
    載の装置。
JP14422392A 1991-06-07 1992-06-04 機械運転中の被印刷ウェブロール交換のために被印刷ウェブロールを準備する方法および装置 Expired - Fee Related JP3300031B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4118690.7 1991-06-07
DE4118690A DE4118690A1 (de) 1991-06-07 1991-06-07 Verfahren und vorrichtung zur vorbereitung einer papierrolle fuer den fliegenden rollenwechsel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05155482A true JPH05155482A (ja) 1993-06-22
JP3300031B2 JP3300031B2 (ja) 2002-07-08

Family

ID=6433378

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14422392A Expired - Fee Related JP3300031B2 (ja) 1991-06-07 1992-06-04 機械運転中の被印刷ウェブロール交換のために被印刷ウェブロールを準備する方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5318656A (ja)
EP (2) EP0517101B1 (ja)
JP (1) JP3300031B2 (ja)
CA (1) CA2069247C (ja)
DE (3) DE4118690A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4210328A1 (de) * 1992-03-30 1993-10-07 Koenig & Bauer Ag Klebestellenanordnung für eine neue Vorratsrolle zum automatischen Verbinden von Rollenbahnen durch Klebemittel
DE9213430U1 (ja) * 1992-10-06 1993-01-07 Herlitz Ag, 1000 Berlin, De
NL9300707A (nl) * 1993-04-26 1994-11-16 Knp Papier Bv Werkwijze voor het lassen van een papierbaan en een kleefstrook ten gebruike bij deze werkwijze.
US5431767A (en) * 1993-08-27 1995-07-11 Minnesota Mining And Manufacturing Company Apparatus for applying adhesive tape
US5524844A (en) * 1993-10-29 1996-06-11 Enkel Corporation Apparatus for preparing a leading edge of web material
WO1995029115A1 (en) * 1994-04-26 1995-11-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Splicing tape, splicing method and splice using the splicing tape
USRE38356E1 (en) * 1994-04-26 2003-12-23 3M Innovative Properties Company Splicing method and splice using the splicing tape
DE4424888C2 (de) * 1994-07-14 1996-10-31 Koenig & Bauer Albert Ag Anordnung zum Befestigen eines Anfanges einer Papierbahn einer Vorratspapierbahnrolle
DE4424657C1 (de) 1994-07-14 1996-02-08 Koenig & Bauer Albert Ag Material für das Befestigen eines Anfanges einer Vorratspapierbahnrolle
DE4424902C2 (de) * 1994-07-14 1997-02-13 Koenig & Bauer Albert Ag Klebemittelanordnung
EP0771299A2 (en) * 1994-07-20 1997-05-07 Minnesota Mining And Manufacturing Company Apparatus for applying adhesive tape
US6951676B2 (en) 2000-09-25 2005-10-04 3M Innovative Properties Company Butt splicing tapes and butt splicing methods
DE10058458B4 (de) * 2000-11-24 2005-12-08 Koenig & Bauer Ag Vorrichtung zum Verbinden zweier Materialbahnen
US6808581B2 (en) * 2001-06-15 2004-10-26 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for automatically applying a flying splicing tape to a roll of sheet material
DE10139563B4 (de) * 2001-08-10 2006-12-14 Man Roland Druckmaschinen Ag Vorrichtung und Verfahren zur Vorbereitung einer Vorratspapierbahnrolle für den fliegenden Rollenwechsel
US6814123B2 (en) * 2001-12-21 2004-11-09 3M Innovative Properties Company Method and apparatus for applying a splicing tape to a roll of sheet material
US6899933B2 (en) * 2002-09-09 2005-05-31 Permacel Splicing tape with separating portions
EP1422174B1 (de) * 2002-10-14 2006-03-22 Metso Paper AG Verfahren und Vorrichtung zur Vorbereitung einer Papierrolle für fliegenden Rollenwechsel
US7476429B2 (en) * 2003-11-03 2009-01-13 Permacel Bridge label for splicing tape
WO2006039940A1 (en) * 2004-10-13 2006-04-20 Nitto Europe N.V. Adhesive tape and method for changing a reel
AT503396B1 (de) * 2006-03-16 2008-05-15 Friedrich Kerber Verfahren zur herstellung einer rutschhemmenden beschichtung
DE102013017224A1 (de) * 2013-10-17 2015-04-23 Manroland Web Systems Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Bearbeiten einer Bedruckstoffbahn
DE102015113496A1 (de) * 2015-08-14 2017-02-16 Krones Aktiengesellschaft Vorratsrolle mit mindestens einer Soll-Bruchstelle und Verfahren zum Umgang mit einer solchen Vorratsrolle

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1975348A (en) * 1931-08-24 1934-10-02 Allan J Cline Method and apparatus for making high speed pasters
GB452328A (en) * 1935-05-14 1936-08-20 Henry Vincent James Improvements in or relating to web-renewing devices for printing machines
US2104774A (en) * 1935-06-12 1938-01-11 David J Scott Paper roll and method of splicing to expiring web
US2377971A (en) * 1943-12-15 1945-06-12 Wood Newspaper Mach Corp Means for use in splicing webs
US2596189A (en) * 1946-08-19 1952-05-13 Hoe & Co R Method for replacing web rolls in printing machines
US2812145A (en) * 1955-06-02 1957-11-05 Edward J Meloche Method of and means for splicing webs
US3532573A (en) * 1966-03-08 1970-10-06 Scott Paper Co Method and apparatus for winding continuous webs and adhesively securing the tail end
US3547739A (en) * 1969-05-15 1970-12-15 Harvey N Beute Perforated tape
US3741079A (en) * 1969-10-16 1973-06-26 Masson Scott Thrissell Eng Ltd Web splicing methods
US4080231A (en) * 1972-12-16 1978-03-21 Rengo Co., Ltd. Paper roll splicing method
DE2337663C2 (de) * 1973-07-25 1986-12-11 M.A.N.- Roland Druckmaschinen AG, 6050 Offenbach Vorrichtung zum Vorbereiten von Wickelrollen aus Bahnmaterial für das Abwickeln für den Druck
US3960272A (en) * 1974-06-03 1976-06-01 Crown Zellerbach Corporation Roll product with manually graspable tail end and manufacture thereof
US4284463A (en) * 1979-03-16 1981-08-18 Butler Greenwich Inc. Web preparation apparatus
US4299642A (en) * 1980-08-01 1981-11-10 Nelson R. Stauffer Tail sealing apparatus
JPS602553A (ja) * 1983-06-20 1985-01-08 Dainippon Printing Co Ltd 巻取紙ほぐれ止めテ−プ処理方法および装置
JP2545557B2 (ja) * 1987-11-12 1996-10-23 ハマダ印刷機械株式会社 巻取紙の端末処理方法およびその装置
US4984750A (en) * 1988-07-01 1991-01-15 Tokyo Automatic Machinery Works Ltd. Method and apparatus for replacing web-like material in a web-like material supplying device
US4905924A (en) * 1989-07-10 1990-03-06 Enkel Corporation Web splicing tape
EP0418527A3 (en) * 1989-09-19 1992-01-22 Man Roland Druckmaschinen Ag Method to prepare a roll of breadths of print cloth for an automatic reel changer
US5030311A (en) * 1989-10-02 1991-07-09 Eastman Kodak Company Method and apparatus for taping lead and tail ends of web during winding onto a core

Also Published As

Publication number Publication date
EP0517101A1 (de) 1992-12-09
DE4118690C2 (ja) 1993-05-19
EP0633211A2 (de) 1995-01-11
CA2069247C (en) 1998-06-23
DE4118690A1 (de) 1992-12-10
EP0633211B1 (de) 1997-10-08
EP0517101B1 (de) 1995-06-28
US5318656A (en) 1994-06-07
EP0633211A3 (de) 1995-03-01
DE59208960D1 (de) 1997-11-13
JP3300031B2 (ja) 2002-07-08
DE59202670D1 (de) 1995-08-03
CA2069247A1 (en) 1992-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05155482A (ja) 機械運転中の被印刷ウェブロール交換のために被印刷ウェブロールを準備する方法および装置
CA2258533C (en) Reel web turn-up device
US6858105B2 (en) Splicing system affording a continuous web material supply for an applicator
US5431767A (en) Apparatus for applying adhesive tape
JPH1088088A (ja) 粘着テープおよびその使用方法
US20110059282A1 (en) Adhesive Segment Indexing Method and Apparatus and Roll of Adhesive Segments for Use Therewith
JPH03112660A (ja) 被印刷物のロールを準備する方法
JP2005511445A (ja) フライングスプライシングテープをシート材料のロールに自動的に貼付するための方法および装置
EP0749906B1 (en) Method of handling thin tapes and films
JP3202226B2 (ja) 巻取りロール体を交換する方法および装置
EP1627838A1 (en) Adhesive segment applicator method and apparatus and roll of adhesive segments for use therewith
US5795432A (en) Coiling machine with adhesive strip applicator
WO2002036337A1 (en) Splicing system affording a continuous web material supply for an applicator
JPH0233062A (ja) テープ張付け方法および装置
US6790302B2 (en) Adhesive means for connecting a web end on a material roll and corresponding method
JP3666325B2 (ja) ワイヤーハーネス用巻回シートの供給方法及びその供給装置
US5009736A (en) Method of and an arrangement for gluing a web to a core in a reeling device
WO2003091138A2 (en) Sheeted roll and methods and apparatus for sheeting a roll
EP0999160B1 (en) Web winding system
JP3876031B2 (ja) 両面粘着テープ貼付装置
JPH0925046A (ja) 両面粘着テープの粘着剤層の転写方法及び装置
US5033726A (en) Apparatus for spreading sheet material
JP2694171B2 (ja) 糊付方法
CN110871602B (zh) 用于将材料带状物引入瓦楞装置中的方法和瓦楞纸板组件
US20220204296A1 (en) Method and apparatus for separating and spooling a paper web

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080419

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090419

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100419

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110419

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120419

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees