JP2694171B2 - 糊付方法 - Google Patents
糊付方法Info
- Publication number
- JP2694171B2 JP2694171B2 JP2037052A JP3705290A JP2694171B2 JP 2694171 B2 JP2694171 B2 JP 2694171B2 JP 2037052 A JP2037052 A JP 2037052A JP 3705290 A JP3705290 A JP 3705290A JP 2694171 B2 JP2694171 B2 JP 2694171B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- continuous paper
- adhesive
- masking tape
- paper
- gluing
- Prior art date
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、一方向に走行させる帯状離型紙等の連続
紙に対して粘着剤をストライプ状に糊付け加工する糊付
方法に関するものである。
紙に対して粘着剤をストライプ状に糊付け加工する糊付
方法に関するものである。
〔従来の技術〕 帯状表面基材、粘着剤層および帯状離型紙から成る３
層構造の長く連続した積層紙を一方向に搬送し、その積
層紙を先端から所定の長さに切断してタック紙を形成
し、あるいは積層紙の表面基材および粘着剤層を所要の
形状にカットしてラベルを形成することは従来から普通
に行なわれている。
層構造の長く連続した積層紙を一方向に搬送し、その積
層紙を先端から所定の長さに切断してタック紙を形成
し、あるいは積層紙の表面基材および粘着剤層を所要の
形状にカットしてラベルを形成することは従来から普通
に行なわれている。
上記積層紙は、通常、離型紙を一方向に走行させて片
面に粘着剤を塗布し、その粘着剤の塗布面に表面基材を
貼り合わせるようにしている。
面に粘着剤を塗布し、その粘着剤の塗布面に表面基材を
貼り合わせるようにしている。
ところで、上記タック紙やラベルとして、離型紙の剥
離を容易とするため、あるいは粘着剤を部分的に不要と
するため、第３図に示すように、表面基材Ａに粘着材層
Ｂの無い部分Ｄを形成して離型紙Ｃの一部分を非接着の
状態としたものがある。
離を容易とするため、あるいは粘着剤を部分的に不要と
するため、第３図に示すように、表面基材Ａに粘着材層
Ｂの無い部分Ｄを形成して離型紙Ｃの一部分を非接着の
状態としたものがある。
上記のようなタック紙やラベルを形成する場合、離型
紙に対する粘着剤の塗布時、上記粘着剤をストライプ状
に糊付け加工する必要が生じる。
紙に対する粘着剤の塗布時、上記粘着剤をストライプ状
に糊付け加工する必要が生じる。
ストライプ状に糊付け加工する方法として、離型紙の
幅方向全体に粘着剤層を付着させたのち、その粘着剤層
の膜厚調整時に粘着剤層を帯状に掻き取る方法や、糊付
ローラの外周に付着させた粘着剤層をブレードで帯状に
掻き取り、その糊付ローラの外周の粘着剤を離型紙に転
写する方法が従来から知られている。
幅方向全体に粘着剤層を付着させたのち、その粘着剤層
の膜厚調整時に粘着剤層を帯状に掻き取る方法や、糊付
ローラの外周に付着させた粘着剤層をブレードで帯状に
掻き取り、その糊付ローラの外周の粘着剤を離型紙に転
写する方法が従来から知られている。
ところで、離型紙に形成した粘着剤層を掻き取る糊付
方法においては、粘着剤層を確実に掻き取ることができ
ず、粘着剤層が薄膜状に残る不都合があった。
方法においては、粘着剤層を確実に掻き取ることができ
ず、粘着剤層が薄膜状に残る不都合があった。
一方、糊付ローラの外周の粘着剤を掻き取って紙型紙
に転写する糊付方法においては、糊付ローラにブレード
を強く押し付けるため、両部材の摩耗が早く、その摩耗
の都度、ブレードの押し付け強さを調整しなければなら
ない不都合があった。
に転写する糊付方法においては、糊付ローラにブレード
を強く押し付けるため、両部材の摩耗が早く、その摩耗
の都度、ブレードの押し付け強さを調整しなければなら
ない不都合があった。
そこで、この発明は上記の不都合を解消し、離型紙等
の連続紙に対して粘着剤層をストライプ状に正確に糊付
けすることができると共に、糊付け装置を形成する部品
の摩耗が殆どなく、摩耗のための調整を不要とすること
ができる糊付方法を提供することを目的としている。
の連続紙に対して粘着剤層をストライプ状に正確に糊付
けすることができると共に、糊付け装置を形成する部品
の摩耗が殆どなく、摩耗のための調整を不要とすること
ができる糊付方法を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、この発明においては、対
向配置された一対のローラ間に連続紙を挿通して一方向
に走行させ、その連続紙と一方のローラの接触部間にマ
スキングテープを挿通し、上記マスキングテープを一方
のローラの外周に沿わせて緊張させると共に、一部が連
続紙の片面に密着する状態においてその両端部を固定
し、上記マスキングテープと密着する部分において、そ
のマスキングテープ上から連続紙の片面に粘着剤を糊付
けする構成を採用している。
向配置された一対のローラ間に連続紙を挿通して一方向
に走行させ、その連続紙と一方のローラの接触部間にマ
スキングテープを挿通し、上記マスキングテープを一方
のローラの外周に沿わせて緊張させると共に、一部が連
続紙の片面に密着する状態においてその両端部を固定
し、上記マスキングテープと密着する部分において、そ
のマスキングテープ上から連続紙の片面に粘着剤を糊付
けする構成を採用している。
上記のように構成すれば、連続紙とマスキングテープ
とが密着する部分に接着剤が付着しないため、連続紙に
ストライプ状に糊付け加工を施すことができる。
とが密着する部分に接着剤が付着しないため、連続紙に
ストライプ状に糊付け加工を施すことができる。
以下、この発明の実施例を第１図および第２図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第１図はコンマコーターを示す。このコンマコーター
は、糊バット１内の粘着剤に外周上部が臨むバックロー
ラ２上に粘着剤の膜厚を調整する膜厚調整ロール３を設
け、その膜厚調整ローラ３の外周に設けた刃先部４をバ
ックロール２の外周上部に対向配置してある。
は、糊バット１内の粘着剤に外周上部が臨むバックロー
ラ２上に粘着剤の膜厚を調整する膜厚調整ロール３を設
け、その膜厚調整ローラ３の外周に設けた刃先部４をバ
ックロール２の外周上部に対向配置してある。
ここで、バックロール２は同図の矢印方向に回転駆動
され、一方膜厚調整ロール３は非回転の状態に保持され
ている。
され、一方膜厚調整ロール３は非回転の状態に保持され
ている。
離型紙等の連続紙Ｓは、バックロール２の外周に案内
されてバックロール２の周速度と同じ速度で矢印方向に
搬送される。このため、連続紙Ｓが糊バット１内を通過
するとき糊バット１内の粘着剤が表面に付着し、その付
着した粘着剤は膜厚調整ロール３間を移動するとき均一
な膜厚に仕上げられる。
されてバックロール２の周速度と同じ速度で矢印方向に
搬送される。このため、連続紙Ｓが糊バット１内を通過
するとき糊バット１内の粘着剤が表面に付着し、その付
着した粘着剤は膜厚調整ロール３間を移動するとき均一
な膜厚に仕上げられる。
上記コンマコーターを用いて粘着剤層をストライプ状
に糊付け加工するには、糊バット１内にマスキングテー
プ５を挿通し、そのマスキングテープ５を連続紙Ｓの表
面に密着させ、糊バット１から下方に引き出されたテー
プ端部およびバックロール２と膜厚調整ロール３間より
上方に引き出されたテープ端部を固定して上記テープ５
が連続紙Ｓに密着する状態に保持する。
に糊付け加工するには、糊バット１内にマスキングテー
プ５を挿通し、そのマスキングテープ５を連続紙Ｓの表
面に密着させ、糊バット１から下方に引き出されたテー
プ端部およびバックロール２と膜厚調整ロール３間より
上方に引き出されたテープ端部を固定して上記テープ５
が連続紙Ｓに密着する状態に保持する。
上記のような状態で連続紙Ｓの走行させると、マスキ
ングテープ５と連続紙Ｓが密着する部分には粘着剤が付
着しないため、連続紙Ｓの片面に粘着剤層をストライプ
状に糊付け加工することができる。
ングテープ５と連続紙Ｓが密着する部分には粘着剤が付
着しないため、連続紙Ｓの片面に粘着剤層をストライプ
状に糊付け加工することができる。
第２図はリバースコーターを示す。このリバースコー
ターは、糊タンク11内の粘着剤に外周下部が浸漬された
糊付ロール12を押えロール13との間に挿通された連続紙
Ｓの走行方向に対して逆方向に回転させ、その糊付ロー
ル12の外周に付着する粘着剤を糊付ロール12に対向させ
た絞りロール14で膜厚を調整して上記連続紙Ｓに転写し
ている。
ターは、糊タンク11内の粘着剤に外周下部が浸漬された
糊付ロール12を押えロール13との間に挿通された連続紙
Ｓの走行方向に対して逆方向に回転させ、その糊付ロー
ル12の外周に付着する粘着剤を糊付ロール12に対向させ
た絞りロール14で膜厚を調整して上記連続紙Ｓに転写し
ている。
上記リバースコーターを用いてストライプ状に糊付け
加工するには、連続紙Ｓと糊付ロール12間にマスキング
テープ５を挿通してテープ端部をそれぞれ固定する。
加工するには、連続紙Ｓと糊付ロール12間にマスキング
テープ５を挿通してテープ端部をそれぞれ固定する。
上記マスキングテープ５を取付けた状態で糊付け加工
を行なうと、連続紙Ｓとマスキングテープ５とが接触す
る部分には粘着剤がつかず、連続紙Ｓの片面にストライ
プ状に糊付け加工を施すことができる。
を行なうと、連続紙Ｓとマスキングテープ５とが接触す
る部分には粘着剤がつかず、連続紙Ｓの片面にストライ
プ状に糊付け加工を施すことができる。
なお、糊付けロール12を連続紙Ｓの走行方向に回転さ
せるようにしたナチュラルコーターに上記と同様にマス
キングテープ５を取付けることにより、粘着剤をストラ
イプ状に糊付け加工することができる。
せるようにしたナチュラルコーターに上記と同様にマス
キングテープ５を取付けることにより、粘着剤をストラ
イプ状に糊付け加工することができる。
上記のようなマスキングテープ５は、形成しようとす
る製品に応じて取付位置および取付数を決定する。
る製品に応じて取付位置および取付数を決定する。
以上のように、この発明に係る糊付方法によれば、一
方向に走行する連続紙にマスキングテープの一部分を密
着させ、その密着する部分においてテープ上より連続紙
の幅方向全体に粘着剤を付着させるようにしたので、マ
スキングテープと接触する部分に粘着剤がつくのを確実
に防止することができ、連続紙に対して正確にストライ
プ状の糊付け加工を施すことができる。
方向に走行する連続紙にマスキングテープの一部分を密
着させ、その密着する部分においてテープ上より連続紙
の幅方向全体に粘着剤を付着させるようにしたので、マ
スキングテープと接触する部分に粘着剤がつくのを確実
に防止することができ、連続紙に対して正確にストライ
プ状の糊付け加工を施すことができる。
また、連続紙は、マスキングテープと接触する状態で
移動するため、糊付面に擦り傷がつくという不都合の発
生は殆どなく、品質の良好な製品を得ることができる。
移動するため、糊付面に擦り傷がつくという不都合の発
生は殆どなく、品質の良好な製品を得ることができる。
さらに、粘着剤の塗布厚みが変更になった場合でもマ
スキングテープによって連続紙に粘着剤がつくのを確実
に防止することができ、マスキングテープを厚みの異な
るマスキングテープに取り替える必要がなく、糊付作業
を能率よく行なうことができる。
スキングテープによって連続紙に粘着剤がつくのを確実
に防止することができ、マスキングテープを厚みの異な
るマスキングテープに取り替える必要がなく、糊付作業
を能率よく行なうことができる。
第１図および第２図は、この発明の方法に使用するコー
ターの概略図、第３図はタック紙の斜視図である。 Ｓ……連続紙、５……マスキングテープ。
ターの概略図、第３図はタック紙の斜視図である。 Ｓ……連続紙、５……マスキングテープ。
Claims (1)
- 【請求項１】対向配置された一対のローラ間に連続紙を
挿通して一方向に走行させ、その連続紙と一方のローラ
の接触部間にマスキングテープを挿通し、上記マスキン
グテープを一方のローラの外周に沿わせて緊張させると
共に、一部が連続紙の片面を密着する状態においてその
両端部を固定し、上記マスキングテープと密着する部分
において、そのマスキングテープ上から連続紙の片面に
粘着剤を糊付けすることを特徴とする糊付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037052A JP2694171B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 糊付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2037052A JP2694171B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 糊付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03242266A JPH03242266A (ja) | 1991-10-29 |
| JP2694171B2 true JP2694171B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=12486808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2037052A Expired - Lifetime JP2694171B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 糊付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2694171B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2015147262A1 (ja) * | 2014-03-28 | 2017-04-13 | 株式会社ハママツ | 塗布装置、重ね給紙装置、積層体製造設備、塗布体の製造方法、及び積層体の製造方法 |
| CN105597987B (zh) * | 2016-03-22 | 2018-07-24 | 西安航天华阳机电装备有限公司 | 一种三辊逗号涂布单元 |
| JP6431649B1 (ja) * | 2017-07-13 | 2018-11-28 | 株式会社寺岡製作所 | 多層マスキングシート |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0771657B2 (ja) * | 1986-12-11 | 1995-08-02 | 恵和商工株式会社 | 粘着剤のストライプ状塗工法 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2037052A patent/JP2694171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03242266A (ja) | 1991-10-29 |
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