JPH051552Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH051552Y2 JPH051552Y2 JP13256987U JP13256987U JPH051552Y2 JP H051552 Y2 JPH051552 Y2 JP H051552Y2 JP 13256987 U JP13256987 U JP 13256987U JP 13256987 U JP13256987 U JP 13256987U JP H051552 Y2 JPH051552 Y2 JP H051552Y2
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- nut
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- Expired - Lifetime
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 23
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
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- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、スラブコンクリート打設に際し、デ
ツキプレートを支持する仮設梁を鉄骨梁に支持す
る仮設梁の支持具に関する。
ツキプレートを支持する仮設梁を鉄骨梁に支持す
る仮設梁の支持具に関する。
従来、スラブコンクリート打設に際し、デツキ
プレートを支持する仮設梁を鉄骨梁に支持するの
に第５図、第６図に示す支持方法が一般に行われ
ている。
プレートを支持する仮設梁を鉄骨梁に支持するの
に第５図、第６図に示す支持方法が一般に行われ
ている。
即ち鉄骨梁１１のフランジ１１ａの上面側縁に
短寸溝形の支持部材１２の端部をはり出して溶着
し、はり出し部のボルト孔１２ａに挿通したボル
ト１３によつてデツキプレート１４を敷設する仮
設梁１５を支持している。
短寸溝形の支持部材１２の端部をはり出して溶着
し、はり出し部のボルト孔１２ａに挿通したボル
ト１３によつてデツキプレート１４を敷設する仮
設梁１５を支持している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで前記従来の支持方法によると、鉄骨梁
１に支持部材１２を溶接するために溶接器を鉄骨
上に持運ばなければならず、手間がかかると共に
危険作業となり、かつ雨天時には溶接作業ができ
ない。
１に支持部材１２を溶接するために溶接器を鉄骨
上に持運ばなければならず、手間がかかると共に
危険作業となり、かつ雨天時には溶接作業ができ
ない。
ボルト１３は仮設梁１５の下側からナツト締め
するため締付け作業がしにくい。
するため締付け作業がしにくい。
スラブコンクリート打設後ボルト１３が埋め殺
しになるため仮設梁１５の取外し後ボルト１３の
残部を切除する作業が必要である、等の問題があ
つた。
しになるため仮設梁１５の取外し後ボルト１３の
残部を切除する作業が必要である、等の問題があ
つた。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、これを改善
するために創案されたもので、溶接せずに手軽に
取付けでき、ボルトは埋殺しにならず再使用が可
能で、かつ仮設梁の取外し時も工具なしにボルト
の抜去ができる仮設梁の支持具を提供することを
目的とするものである。
するために創案されたもので、溶接せずに手軽に
取付けでき、ボルトは埋殺しにならず再使用が可
能で、かつ仮設梁の取外し時も工具なしにボルト
の抜去ができる仮設梁の支持具を提供することを
目的とするものである。
前記目的を達成させるために本考案の仮設梁の
支持具は、端部寄り下面に切起しと、切起しによ
つて生じたボルト孔を有し、鉄骨梁のフランジ上
面に側縁より前記切起しとボルト孔をはみ出して
載置される支持部材と、仮設梁の端部を貫通して
前記支持部材のボルト孔に挿通されナツト止めさ
れるボルトと、前記ボルトのナツト止め後ナツト
に被着し、ナツト止め部をコンクリートの膠着か
ら保護すると共に、前記支持部材に係合する係合
部を有し支持ボルトの取外し時ナツトの共回りを
制止するキヤツプとから成ることを特徴とする。
支持具は、端部寄り下面に切起しと、切起しによ
つて生じたボルト孔を有し、鉄骨梁のフランジ上
面に側縁より前記切起しとボルト孔をはみ出して
載置される支持部材と、仮設梁の端部を貫通して
前記支持部材のボルト孔に挿通されナツト止めさ
れるボルトと、前記ボルトのナツト止め後ナツト
に被着し、ナツト止め部をコンクリートの膠着か
ら保護すると共に、前記支持部材に係合する係合
部を有し支持ボルトの取外し時ナツトの共回りを
制止するキヤツプとから成ることを特徴とする。
鉄骨梁のフランジ側縁からはみ出したボルト孔
に仮設梁を支持するボルトを挿通してナツト止め
する時生じる支持部材の転倒モーメントは、ボル
ト孔に外接した切起しが仮設梁の上面に当接して
生じる反力によつて対抗され、このため支持部材
はボルト締めする時鉄骨梁に溶接せずとも鉄骨梁
から外れず、手間のかかる溶接作業が不要とな
る。
に仮設梁を支持するボルトを挿通してナツト止め
する時生じる支持部材の転倒モーメントは、ボル
ト孔に外接した切起しが仮設梁の上面に当接して
生じる反力によつて対抗され、このため支持部材
はボルト締めする時鉄骨梁に溶接せずとも鉄骨梁
から外れず、手間のかかる溶接作業が不要とな
る。
またボルトのナツト止め後ナツトに被着するキ
ヤツプは、打設したスラブコンクリートがナツト
止め部にまわつて該部を膠着するのを防止するか
らボルトは埋め殺しにならず、仮設梁取外し時に
回収することができる。
ヤツプは、打設したスラブコンクリートがナツト
止め部にまわつて該部を膠着するのを防止するか
らボルトは埋め殺しにならず、仮設梁取外し時に
回収することができる。
そしてボルト頭部のレバーハンドルは、ナツト
締め時これを押えることによつてナツトとの共回
りを制止することができると共に、仮設梁取外し
時にはこれを弛み方向に回すことによつて工具な
しに抜去が可能である。この時ナツト側の共回り
はキヤツプの係合部が支持部材に係合して制止さ
れる。
締め時これを押えることによつてナツトとの共回
りを制止することができると共に、仮設梁取外し
時にはこれを弛み方向に回すことによつて工具な
しに抜去が可能である。この時ナツト側の共回り
はキヤツプの係合部が支持部材に係合して制止さ
れる。
以下本考案を図示の実施例に基いて詳細に説明
する。
する。
第１図は本考案の支持具を用いて仮設梁を支持
した状態の一部切欠き側断面図、第２図は同状態
の正断面図、第３図は同状態の平面図、第４図は
支持部材の切起しおよびボルト孔を示した斜視図
である。
した状態の一部切欠き側断面図、第２図は同状態
の正断面図、第３図は同状態の平面図、第４図は
支持部材の切起しおよびボルト孔を示した斜視図
である。
図において１は鉄骨梁、２はデツキプレート３
を支持する仮設梁、４は鉄骨梁１に仮設梁２を支
持するための本考案による仮設梁の支持具であ
る。
を支持する仮設梁、４は鉄骨梁１に仮設梁２を支
持するための本考案による仮設梁の支持具であ
る。
支持具４は短寸溝形で端部寄り下面にほぼ方形
の切起し５ａと、切起し５ａによつて生じたボル
ト孔５ｂが形成された支持部材５と、頭部にハン
ドルレバー６ａを一体に形成したボルト６と、こ
のボルト６に螺着したナツト７に被着するキヤツ
プ８とから成る。
の切起し５ａと、切起し５ａによつて生じたボル
ト孔５ｂが形成された支持部材５と、頭部にハン
ドルレバー６ａを一体に形成したボルト６と、こ
のボルト６に螺着したナツト７に被着するキヤツ
プ８とから成る。
キヤツプ８はナツト７が嵌合する袋孔８ａと、
支持部材５に係合する係合部８ｂが形成されてい
る。係合部８ｂは図示のごとく支持部材５の溝幅
より大きい突起を形成し、あるいは溝幅より大き
い長径を有する非円形状にキヤツプ自体を形成す
るなど各種の態様が可能である。
支持部材５に係合する係合部８ｂが形成されてい
る。係合部８ｂは図示のごとく支持部材５の溝幅
より大きい突起を形成し、あるいは溝幅より大き
い長径を有する非円形状にキヤツプ自体を形成す
るなど各種の態様が可能である。
叙上の支持具４によつて鉄骨梁１に仮設梁２を
取付けるには、支持具４の支持部材５を鉄骨梁１
のフランジ１ａ側縁より外側へボルト孔５ｂをは
み出してフランジ１ａ上面の所定位置に載置する
と共に、フランジ１ａ下面には仮設梁２の一端部
を当て、仮設梁２の下方からボルト孔２ａを貫通
してボルト６を支持部材５のボルト孔５ｂに挿通
してナツト７を螺着し、これを仮設梁２の他端部
についても同様に行い、鉄骨梁間に仮設梁２を架
設する。
取付けるには、支持具４の支持部材５を鉄骨梁１
のフランジ１ａ側縁より外側へボルト孔５ｂをは
み出してフランジ１ａ上面の所定位置に載置する
と共に、フランジ１ａ下面には仮設梁２の一端部
を当て、仮設梁２の下方からボルト孔２ａを貫通
してボルト６を支持部材５のボルト孔５ｂに挿通
してナツト７を螺着し、これを仮設梁２の他端部
についても同様に行い、鉄骨梁間に仮設梁２を架
設する。
支持部材５は、鉄骨梁１のフランジ１ａ側縁よ
り外側へはみ出したボルト孔５ｂにボルト６を挿
通してナツト止めする時転倒モーメントが生じる
が、この転倒モーメントは切起し５ａがボルト６
に当接して生じる反力によつて対抗され、このた
め支持部材５は鉄骨梁１に溶接せずとも外れな
い。
り外側へはみ出したボルト孔５ｂにボルト６を挿
通してナツト止めする時転倒モーメントが生じる
が、この転倒モーメントは切起し５ａがボルト６
に当接して生じる反力によつて対抗され、このた
め支持部材５は鉄骨梁１に溶接せずとも外れな
い。
ナツト締めの時ボルト６が共回りする場合は、
ボルト６頭部のハンドルレバー６ａを押えること
によつてボルト６の共回りを制止することができ
る。
ボルト６頭部のハンドルレバー６ａを押えること
によつてボルト６の共回りを制止することができ
る。
仮設梁２の架設後、ナツト７にキヤツプ８を被
着し、仮設梁２上にはデツキプレート３を敷設
し、デツキプレート３上にスラブコンクリート９
を打設する。
着し、仮設梁２上にはデツキプレート３を敷設
し、デツキプレート３上にスラブコンクリート９
を打設する。
コンクリート硬化後仮設梁２を取外すが、この
取外しはボルト６頭部のハンドルレバー６ａを弛
み方向に回せば、ボルト６のナツト止め部は被着
したキヤツプ８によつてコンクリートの膠着から
保護され、かつキヤツプ８の係合部８ａが支持部
材５と係合してナツト７の共回りが制止されるか
ら、ボルト６はナツト７を残して容易に抜去回収
することができる。
取外しはボルト６頭部のハンドルレバー６ａを弛
み方向に回せば、ボルト６のナツト止め部は被着
したキヤツプ８によつてコンクリートの膠着から
保護され、かつキヤツプ８の係合部８ａが支持部
材５と係合してナツト７の共回りが制止されるか
ら、ボルト６はナツト７を残して容易に抜去回収
することができる。
以上説明したように本考案の仮設梁の支持具
は、端部寄り下面に切起しと、切起しによつて生
じたボルト孔を有し、鉄骨梁のフランジ上面に側
縁より前記切起しとボルト孔をはみ出して載置さ
れる支持部材と、仮設梁の端部を貫通して前記支
持部材のボルト孔に挿通されナツト止めされるボ
ルトと、前記ボルトのナツト止め後ナツトに被着
し、ナツト止め部をコンクリートの膠着から保護
すると共に、前記支持部材に係合する係合部を有
し支持ボルトの取外し時ナツトの共回りを制止す
るキヤツプとから成るものであるから、支持部材
は打抜き加工で切起しとボルト孔が一挙に形成で
き、切起しは鉄骨梁のフランジ側縁からはみ出し
て仮設梁を支持することによつて生じる支持部材
の転倒モーメントを受けて転倒を防止するから、
支持部材を鉄骨梁に溶接する必要がなくなり、技
能を要し、天候に制約され、かつ高所の危険作業
となる溶接作業がなくなる。
は、端部寄り下面に切起しと、切起しによつて生
じたボルト孔を有し、鉄骨梁のフランジ上面に側
縁より前記切起しとボルト孔をはみ出して載置さ
れる支持部材と、仮設梁の端部を貫通して前記支
持部材のボルト孔に挿通されナツト止めされるボ
ルトと、前記ボルトのナツト止め後ナツトに被着
し、ナツト止め部をコンクリートの膠着から保護
すると共に、前記支持部材に係合する係合部を有
し支持ボルトの取外し時ナツトの共回りを制止す
るキヤツプとから成るものであるから、支持部材
は打抜き加工で切起しとボルト孔が一挙に形成で
き、切起しは鉄骨梁のフランジ側縁からはみ出し
て仮設梁を支持することによつて生じる支持部材
の転倒モーメントを受けて転倒を防止するから、
支持部材を鉄骨梁に溶接する必要がなくなり、技
能を要し、天候に制約され、かつ高所の危険作業
となる溶接作業がなくなる。
また仮設梁の取付け時は支持具の上側からのナ
ツト締めでよく、仮設梁の取外し時はボルト頭部
のハンドルレバーの回動操作のみで他の工具を必
要としないから作業は極めて能率化される。
ツト締めでよく、仮設梁の取外し時はボルト頭部
のハンドルレバーの回動操作のみで他の工具を必
要としないから作業は極めて能率化される。
また従来のごとく埋め殺しのボルトの残部の切
除作業がなく、しかもボルトは回収して再使用で
きる。
除作業がなく、しかもボルトは回収して再使用で
きる。
またナツトに被着したキヤツプはナツト締付け
確認の証拠ともなるから締付け忘れを防ぐことが
できる等の多大の実用的効果を奏するものであ
る。
確認の証拠ともなるから締付け忘れを防ぐことが
できる等の多大の実用的効果を奏するものであ
る。
第１図乃至第４図は本考案の実施例を示すもの
で、第１図は本考案の支持具を用いて仮設梁を支
持した状態の一部切欠き側断面図、第２図は同状
態の正断面図、第３図は同状態の平面図、第４図
は支持部材の切起しおよびボルト孔を示した斜視
図、第５図、第６図は鉄骨梁に仮設梁を支持する
従来の方法を説明する図で、第５図はその一部切
欠き側断面図、第６図はその正断面図である。 １，１１……鉄骨梁、１ａ，１１ａ……フラン
ジ、２，１５……仮設梁、２ａ……仮設梁のボル
ト孔、４……支持具、５，１２……支持部材、５
ａ……切起し、５ｂ，１２ａ……支持部材のボル
ト孔、６，１３……ボルト、７……ナツト、８…
…キヤツプ、８ｂ……係合部。
で、第１図は本考案の支持具を用いて仮設梁を支
持した状態の一部切欠き側断面図、第２図は同状
態の正断面図、第３図は同状態の平面図、第４図
は支持部材の切起しおよびボルト孔を示した斜視
図、第５図、第６図は鉄骨梁に仮設梁を支持する
従来の方法を説明する図で、第５図はその一部切
欠き側断面図、第６図はその正断面図である。 １，１１……鉄骨梁、１ａ，１１ａ……フラン
ジ、２，１５……仮設梁、２ａ……仮設梁のボル
ト孔、４……支持具、５，１２……支持部材、５
ａ……切起し、５ｂ，１２ａ……支持部材のボル
ト孔、６，１３……ボルト、７……ナツト、８…
…キヤツプ、８ｂ……係合部。
Claims (1)
- 端部寄り下面に切起しと、切起しによつて生じ
たボルト孔を有し、鉄骨梁のフランジ上面に側縁
より前記切起しとボルト孔をはみ出して載置され
る支持部材と、仮設梁の端部を貫通して前記支持
部材のボルト孔に挿通されナツト止めされるボル
トと、前記ボルトのナツト止め後ナツトに被着
し、ナツト止め部をコンクリートの膠着から保護
すると共に、前記支持部材に係合する係合部を有
し支持ボルトの取外し時ナツトの共回りを制止す
るキヤツプとから成ることを特徴とする仮設梁の
支持具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13256987U JPH051552Y2 (ja) | 1987-08-29 | 1987-08-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13256987U JPH051552Y2 (ja) | 1987-08-29 | 1987-08-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6436457U JPS6436457U (ja) | 1989-03-06 |
| JPH051552Y2 true JPH051552Y2 (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=31389648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13256987U Expired - Lifetime JPH051552Y2 (ja) | 1987-08-29 | 1987-08-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH051552Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6532770B2 (ja) * | 2015-06-24 | 2019-06-19 | 鋼鈑商事株式会社 | 型枠支持具および型枠支持具を用いたスラブ施工方法 |
-
1987
- 1987-08-29 JP JP13256987U patent/JPH051552Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6436457U (ja) | 1989-03-06 |
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