JPS5911526Y2 - 重仮設構台の組立金具 - Google Patents
重仮設構台の組立金具Info
- Publication number
- JPS5911526Y2 JPS5911526Y2 JP1980044484U JP4448480U JPS5911526Y2 JP S5911526 Y2 JPS5911526 Y2 JP S5911526Y2 JP 1980044484 U JP1980044484 U JP 1980044484U JP 4448480 U JP4448480 U JP 4448480U JP S5911526 Y2 JPS5911526 Y2 JP S5911526Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mounting board
- notch
- assembly
- temporary gantry
- fittings
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Road Paving Structures (AREA)
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はＨ形鋼杭及び溝形鋼等の鋼材を利用してトラ
ック乗入構台あるいはトロッコ桟橋等、運搬車輛や重機
の乗入のための重仮設構台を組立てる際に使用する組立
金具に関するものであり、特に鉄骨杭の上端に大引材（
主としてＨ形鋼を使用する）を直交して取付けるために
提供するものである。
ック乗入構台あるいはトロッコ桟橋等、運搬車輛や重機
の乗入のための重仮設構台を組立てる際に使用する組立
金具に関するものであり、特に鉄骨杭の上端に大引材（
主としてＨ形鋼を使用する）を直交して取付けるために
提供するものである。
従来、この種用途に使用される工法、金具として特開昭
５３−２１８２１号（特願昭５１−９６４３３号）（第
１２図参照）があるが、これは鉄骨杭の周辺を囲む枠形
に一体構或した金具Ｄを杭頭の上端から冠着し、鉄骨杭
の四方のフランジを各ボル｝Ｅ・・・・・・で締付ける
構造である。
５３−２１８２１号（特願昭５１−９６４３３号）（第
１２図参照）があるが、これは鉄骨杭の周辺を囲む枠形
に一体構或した金具Ｄを杭頭の上端から冠着し、鉄骨杭
の四方のフランジを各ボル｝Ｅ・・・・・・で締付ける
構造である。
従って実際の施工に当っては杭頭に予め金具を先付けし
ておかねばならない。
ておかねばならない。
このためこの金具の上面に直接、大引材を載置すること
によって金具に衝撃荷重がか・り損傷する可能性が高い
。
によって金具に衝撃荷重がか・り損傷する可能性が高い
。
又、金具が大形であるため、施工時及び金具のレベルを
調整する時も取扱い難く、危険性大である。
調整する時も取扱い難く、危険性大である。
この考案の組立金具は上記のような従来の欠点を解消す
るためになされたもので、次にこの考案の組立金具を実
施例の図面に基いて説明する。
るためになされたもので、次にこの考案の組立金具を実
施例の図面に基いて説明する。
第１図ないし第３図において、１は金具主体で、２は一
辺から中央付近まで切欠溝２ａを設けた方形状の取付基
板、３はこの切欠溝２ａの基端部に沿って下方に延長し
た扶持溝４をもって設けた挾持部、５，５はこの挾持部
３の左右外側から共通軸線上で対向して螺設した扶持ボ
ルトで、先端突起付のハイテンションボルトにした場合
は、鋼材に対する効果的な喰込力をもって強力に締付け
ることができる。
辺から中央付近まで切欠溝２ａを設けた方形状の取付基
板、３はこの切欠溝２ａの基端部に沿って下方に延長し
た扶持溝４をもって設けた挾持部、５，５はこの挾持部
３の左右外側から共通軸線上で対向して螺設した扶持ボ
ルトで、先端突起付のハイテンションボルトにした場合
は、鋼材に対する効果的な喰込力をもって強力に締付け
ることができる。
６，６はこの挾持ボルト５，５を螺入する雌ねじ部であ
る。
る。
さらに前記取付基板２は、切欠溝２ａの基端面を中心に
して水平４方向の突出長さｌ １， ｌ ２， ｌ ３
及びｌ４を均等にしてなる。
して水平４方向の突出長さｌ １， ｌ ２， ｌ ３
及びｌ４を均等にしてなる。
２ｂ，２ｂは取付基板２に設けた水平プレースＢ取付用
の孔である。
の孔である。
又、第１図における７は垂直プレースをとるための取付
片で、鎖線で示すように取付基板２の下゜面から下方に
延長し、突出してある。
片で、鎖線で示すように取付基板２の下゜面から下方に
延長し、突出してある。
上記構造によるこの考案の組立金具を使用するに当って
は、第４図ないし第７図に示すように、立設した多数の
鉄骨杭Ａの頭部を切断して水平にそろえた後、この上面
に大引材Ｂを載置する。
は、第４図ないし第７図に示すように、立設した多数の
鉄骨杭Ａの頭部を切断して水平にそろえた後、この上面
に大引材Ｂを載置する。
その後鉄骨杭Ａの各フランジ端面から金具主体１の挾持
部３を挿入し、各取付基板２の天端レベルを大引材Ｂの
下面に当接させて挾持ボルト５，５を締付けて取付ける
ものである。
部３を挿入し、各取付基板２の天端レベルを大引材Ｂの
下面に当接させて挾持ボルト５，５を締付けて取付ける
ものである。
さらに金具主体１の取付基板２と大引材ＢとをＣ形の別
途のクランプＣ等によって扶持する。
途のクランプＣ等によって扶持する。
尚、第８図あるいは第９図に示すように、各鉄骨杭Ａの
センターがずれて打込まれた場合でも鉄骨杭上に先に載
置した大引材の下方から金具主体１の取付基板２を沿わ
せて装着し、別途のクランプＣ等によって扶持すれば適
応できる。
センターがずれて打込まれた場合でも鉄骨杭上に先に載
置した大引材の下方から金具主体１の取付基板２を沿わ
せて装着し、別途のクランプＣ等によって扶持すれば適
応できる。
第１０図は方形状取付基板２の対角方向に向って切欠溝
２ａ及び挾持溝４を形或し、その扶持溝４の基端面を中
心にして水平４方向の長さｌ １，ｌ２，ｌ３及びｌ４
を均等にした形態である。
２ａ及び挾持溝４を形或し、その扶持溝４の基端面を中
心にして水平４方向の長さｌ １，ｌ２，ｌ３及びｌ４
を均等にした形態である。
第１１図は上記挾持ボルト５，５の一方を先端突起付の
受部５′に変更した場合で、この場合でも他方の挾持ボ
ルト５だけで締付けることができ、上述のように両側を
扶持ボルトにしたものと同等の強度が得られる。
受部５′に変更した場合で、この場合でも他方の挾持ボ
ルト５だけで締付けることができ、上述のように両側を
扶持ボルトにしたものと同等の強度が得られる。
この考案の組立金具は、以上のように構威し、使用する
から溶接やボルト接合によるものに比べ、危険性がなく
、一定の締付トルクで締付けることによって品質管理が
適確にでき、省力化、合理化が実現する。
から溶接やボルト接合によるものに比べ、危険性がなく
、一定の締付トルクで締付けることによって品質管理が
適確にでき、省力化、合理化が実現する。
又解体時は鋼材に対する溶接部切断等により生じる断面
欠損の心配もない等、経済的である。
欠損の心配もない等、経済的である。
特にこの考案の組立金具によれば、次のような効果が期
待できる。
待できる。
（イ）鉄骨杭の頭部に大引材を載置後であっても容易に
金具の取付けができるから、従来の枠形で一体にして杭
頭から冠着して施工するものに比べ、金具に対する鉛直
荷重、衝撃力等の異常な外力がかかることがないので、
耐久性に秀れる。
金具の取付けができるから、従来の枠形で一体にして杭
頭から冠着して施工するものに比べ、金具に対する鉛直
荷重、衝撃力等の異常な外力がかかることがないので、
耐久性に秀れる。
（ロ）取付基板上に載置する大引材の位置が杭芯から多
少ずれた場合でも適応でき、特にその取付基板の水平４
方向の突出長さを均等にした場合は、鉄骨杭の各フラン
ジ端面に対して取付ける金具が一つの同一形状のもので
適応でき、施工上あるいは管理上等においても実用上有
効かつ経済的である。
少ずれた場合でも適応でき、特にその取付基板の水平４
方向の突出長さを均等にした場合は、鉄骨杭の各フラン
ジ端面に対して取付ける金具が一つの同一形状のもので
適応でき、施工上あるいは管理上等においても実用上有
効かつ経済的である。
（ハ）金具が小形であるから、従来の枠形で一体のもの
に比べ軽量で、取扱いが容易である。
に比べ軽量で、取扱いが容易である。
第１図はこの考案の組立金具による斜視図、第２図は同
上の底面図、第３図は同上の正面図、第４図はこの考案
の組立金具による使用状態の要部平面図、第５図は同上
の斜視図、第６図は同上の側面図、第７図は同上の平面
図、第８図、第９図は同じく使用状態の平面図、第１０
図はこの考案の組立金具による実施態様の平面図、第１
１図は挾持部の別の形態の要部断面図、第１２図は従来
の金具による一部切断平面図である。 １・・・・・・金具主体、２・・・・・・取付基板、３
・・・・・・挾持部、５，５・・・・・・挾持ボルト、
Ａ・・・・・・鉄骨杭、Ｂ・・・・・・大引材。
上の底面図、第３図は同上の正面図、第４図はこの考案
の組立金具による使用状態の要部平面図、第５図は同上
の斜視図、第６図は同上の側面図、第７図は同上の平面
図、第８図、第９図は同じく使用状態の平面図、第１０
図はこの考案の組立金具による実施態様の平面図、第１
１図は挾持部の別の形態の要部断面図、第１２図は従来
の金具による一部切断平面図である。 １・・・・・・金具主体、２・・・・・・取付基板、３
・・・・・・挾持部、５，５・・・・・・挾持ボルト、
Ａ・・・・・・鉄骨杭、Ｂ・・・・・・大引材。
Claims (1)
- 方形状の取付基板の一辺もしくは一隅から中央付近まで
切欠講を設け、この切欠溝の基端部に沿って下方に延長
した挾持溝を有する扶持部を設け、この扶持部の左右外
側から共通軸線上で対向する扶持ボルトを螺設し、前記
切欠溝の基端面を中心にして取付基板の水平４方向以上
の突出長さを均等にしてなる重仮設構台の組立金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980044484U JPS5911526Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 重仮設構台の組立金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980044484U JPS5911526Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 重仮設構台の組立金具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56145505U JPS56145505U (ja) | 1981-11-02 |
| JPS5911526Y2 true JPS5911526Y2 (ja) | 1984-04-09 |
Family
ID=29639726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980044484U Expired JPS5911526Y2 (ja) | 1980-03-31 | 1980-03-31 | 重仮設構台の組立金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5911526Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020045724A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | センクシア株式会社 | 補強対象物の補強構造 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10131110A (ja) * | 1996-10-29 | 1998-05-19 | Meiyuu:Kk | 道路敷鉄板連結具 |
| JPH10325105A (ja) * | 1997-05-26 | 1998-12-08 | Meiyuu:Kk | 道路敷鉄板連結具 |
| JP6699609B2 (ja) * | 2017-03-22 | 2020-05-27 | フジテック株式会社 | 乗客コンベアのリニューアル工法に用いられる門型揚重装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54159973A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-18 | Morinaga & Co | Method of lining up vessels and device of lining up vessels |
-
1980
- 1980-03-31 JP JP1980044484U patent/JPS5911526Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54159973A (en) * | 1978-06-08 | 1979-12-18 | Morinaga & Co | Method of lining up vessels and device of lining up vessels |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020045724A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-03-26 | センクシア株式会社 | 補強対象物の補強構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56145505U (ja) | 1981-11-02 |
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