JPH05155181A - 自動読書機 - Google Patents

自動読書機

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JPH05155181A
JPH05155181A JP32194291A JP32194291A JPH05155181A JP H05155181 A JPH05155181 A JP H05155181A JP 32194291 A JP32194291 A JP 32194291A JP 32194291 A JP32194291 A JP 32194291A JP H05155181 A JPH05155181 A JP H05155181A
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JP
Japan
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page
reading
booklet
reading machine
automatic reading
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Pending
Application number
JP32194291A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Enomoto
好晴 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP32194291A priority Critical patent/JPH05155181A/ja
Publication of JPH05155181A publication Critical patent/JPH05155181A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ページめくり装置で改ページを行い、読取装
置で読み取りを行うことにより、冊子原稿を読書する自
動読書機において、冊子原稿の凹んだ中央部分を鮮明に
読み取りることができるようにする。 【構成】 自動読書機の読取装置を長手方向に対向する
形状とし、改ページ時のページの移動空間外より開いて
載置された冊子原稿のページの境界面にその長手方向を
平行かつ境界面の両面へと移動可能とし、さらに前記境
界面に沿って冊子原稿に対しほぼ垂直方向に移動可能に
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、改ページおよび読み
取りを自動的に行う自動読書機に関する。
【0002】
【従来の技術】自動読書機での冊子原稿の読み取りは、
従来、冊子原稿を分解して1枚ずつOCRなどの読取装
置により読み取るか、あるいは冊子原稿を原稿台の上に
載置し、その上方よりスキャナが移動して読み取るなど
が一般的である。
【0003】図12は、従来の自動読書機(冊子原稿を
ページ分解して読み取る方式)の概略図である。
【0004】原稿台92の上に図示せぬ冊子原稿の任意
のページB’1が下表に載置され、原稿台92の下方か
らスキャナ(移動読取装置)91が走査して読み取る。
【0005】図13は、従来の自動読書機(開いた冊子
原稿を上方より読み取る方式)の概略図である。
【0006】原稿台94の上にページが開かれた状態の
冊子原稿B’が載置される。その上方をスキャナ93が
走査して読み取り、連続ページを読書する場合は、スキ
ャナの走査後図示せぬページめくり装置が改ページし、
再びスキャナが走査して読み取る動作を繰り返す。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の図12の方法の
読み取りは冊子原稿の分解という大きな欠点があり、図
13の方法では、開いた状態の冊子原稿は、その厚みや
紙質により中央部分(見開き2ページの境界部分)が凹
んでしまい面が曲面形状となるため、読み取りが不鮮明
になるという欠点がある。さらに、見開き2ページに渡
っての読取装置の移動と、改ページ動作を交互に繰り返
すため、複雑な機構となり、装置の小型化が難しいとい
う欠点があった。
【0008】そこで、この発明の目的は、簡単な機構に
より開いた状態の冊子原稿の中央部分を鮮明に読み取る
ことのできる自動読書機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明では、原稿台上
に開いて載置された冊子原稿をページめくり装置により
改ページし読取装置によりページ表面を読み取る自動読
書機において、前記読取装置を長手方向に対向する形状
とし、改ページ時のページの移動空間外より前記開いて
載置された冊子原稿のページの境界面に前記長手方向を
平行かつ前記境界面の両面へ移動可能とし、さらに前記
境界面に沿って冊子原稿に対しほぼ垂直方向に移動可能
にしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】この発明に係る自動読書機においては、改ペー
ジ時にページめくり装置が移動する空間の外に読取装置
を配設するとともに、長手方向に対向する形状とした。
【0011】そして前記読取装置を開いて載置された冊
子原稿のページの境界面まで移動させ、さらにその境界
面(見開き2ページの境界線を含み、載置された原稿に
ほぼ垂直な面)を挟んだ状態で前記冊子原稿に対しほぼ
垂直に移動可能とした。従って、改ページ時ページが冊
子原稿に対しほぼ垂直になった状態で前記ページを固定
させ、読取装置を前記ページの両面から挟んだ状態に移
動させた後垂直移動させて前記ページの両面を読み取る
ことができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の実施例である自動読書機の
概略図で、(A)は正面図、(B)は側面図である。本
図は改ページを中央で停止しページの両面を読取装置で
読み取っている状態である。なお、本実施例ではページ
めくり装置として吸着式のものを使用している。
【0013】自動読書機本体1の底部に原稿台5が配設
され、原稿台5の上に冊子原稿Bが開いた状態で載置さ
れている。本体1の上部後方には認識ボックス11、入
出力インタヘェース12、制御ボックス13などが配設
されている。改ページしたいページB1は両側から2つ
吸着装置(1)と吸着装置(2)の吸着パッド2および
3により固定されている。読取装置4は左部41と右部
42に分離した形状で両側よりページB1を挟んでセッ
トされている。この状態で読取装置4を上下させてペー
ジB1の両面を同時に読み取る。必要に応じて片面ずつ
読み取ることもできる。
【0014】図2〜図9は、同自動読書機の動作説明図
で、各図(A)は正面から見た動作説明図、各図(B)
は側面から見た動作説明図である。図2〜図9を用いて
読書動作を説明する。各部の番号、名称は図1と同様で
あり、説明を省略する。
【0015】図2(A)と(B)では、吸着装置(1)
の吸着パッド2を冊子原稿Bの改ページしたいページB
1へと降下させる状態である。図3(A)と(B)で、
吸着パッド2をページB1へ押し当てエアー吸着を行
う。図4(A)と(B)では、吸着パッド2を移動して
ページB1を冊子原稿Bの中央で垂直状態にし停止す
る。図5(A)と(B)で、もう一方の吸着装置(2)
の吸着パッド3をページB1に対し吸着パッド2と反対
側から押し当て一枚であることを確認しページB1を両
パッドで固定する。図6(A)と(B)では、読取装置
4をページB1の両側からページB1を挟んで左部41
と右部42を対向させてセットする。図7(A)と
(B)で読取装置4を上方へと移動して、ページB1の
両面を左部41と右部42により同時に読み取る。図8
(A)と(B)では読取装置4を元の位置に戻す。図9
(A)と(B)で、吸着パッド3のエアーを切断して元
位置へ戻した後、吸着パッド2を改ページ方向へ少し移
動させてからエアーを切断して、改ページを終了する。
【0016】以上のように、本実施例では読取装置を分
離して両側よりセットしたが、連続した平らな環状の片
側を開放してページを挟み込むようにするなど、ページ
を挟んだ状態にセットできるものであれば差し支えな
い。
【0017】図10は、同自動読書機の吸着式のページ
めくり装置の外観概略図である。
【0018】吸着装置(1)20はページを吸着し円弧
状に移動して改ページを行うもので、吸着装置(2)3
0は重送を防止するとともに、読み取られるページを垂
直に固定するときに動作する装置である。
【0019】吸着装置(1)20は吸着パッド2、支持
棒22、アーム23、モータ24、ガイド板25、エア
ー管26などが含まれている。支持棒22は2段構造と
なっていてエアー管22aを介してエアーを投入・切断
することにより伸縮するようになっている。支持棒22
にはモータ24の回転を伝達するアーム23がアームガ
イド部23aで固定され、モータ24を駆動させるとア
ーム23が回動する。
【0020】アームガイド部23aはガイド板25に形
成されたスリット25aに沿って移動し、吸着パッド2
を円弧状(改ページ時のページ先端部の軌道)に移動さ
せる。
【0021】吸着装置へのエアーの投入はエアー管26
により、その先端には重送判別のためのバキュームセン
サ27が設けられている。
【0022】吸着装置(2)30は吸着パッド3、モー
タ32、モータと軸を共有する歯車32a、ラック3
3、エアー管34などから構成され、モータ32を駆動
することにより、歯車32aがラック33を移動して、
垂直状態のページまで移動し吸着する。
【0023】吸着装置(1)20によりページB1を吸
着して移動し垂直状態で停止する。
【0024】吸着装置(2)30の吸着パッド3をペー
ジB1へと移動し、重送でないことを確認したあと、吸
着装置(1)20と(2)30によりページB1を垂直
状態のまま固定して、上述のように読み取りを行う。読
み取り終了後吸着装置(2)30を元位置に戻し、吸着
装置(1)2を改ページ方向へ移動させて改ページを終
了する。
【0025】本実施例では、上述のように改ページとペ
ージの垂直状態固定は2つの吸着パッドにより行った
が、その他の方法に依って改ページ、固定を行っても、
読取装置をセット、動作させることができるものであれ
ば差し支えない。
【0026】図11は、同自動読書機の読書動作の制御
フローチャートの一例である。
【0027】読書動作がスタートすると、n1で改ペー
ジ用の吸着装置(1)を改ページしたいページへと移動
させ、吸着装置にエアーを投入して(n2)ページを吸
着し移動する(n3)。ページが垂直状態になると(n
4)吸着装置(1)を停止させページを停止させる(n
5)。もう1つの吸着装置(2)を移動させ(n6)エ
アーを投入(n7)、ページを両面より吸着させ(n
8)、重送でなければ(n9)読取装置をページにセッ
トする(n10)。読み取りを行った後(n11)、読
取装置を元位置に戻す(n12)。吸着装置(2)のエ
アーを切断して(n13)元位置に戻す(n14)。吸
着装置(1)を改ページ方向少し移動したのち(n1
5)エアーを切断して(n16)ページを解放して改ペ
ージを終了すると、吸着装置(1)を元位置に復帰させ
る(n17)。読書が引き続きあれば(n18)n1に
戻り繰り返す。
【0028】以上は制御動作の一例であり、これに限ら
れるものではない。
【0029】また、ページめくり装置は、垂直状態で固
定できるものであれば吸着式に限定されるものではな
い。
【0030】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、自動
読書機において読取装置を長手方向に対向する形状と
し、ページを改ページの際冊子原稿に対しほぼ垂直にな
った状態で固定させ、読取装置をページを挟んだ状態に
セットした後垂直移動させて前記ページの両面を読み取
るようにした。これにより、従来の方式に比較して読取
装置の機構および制御構成が簡素化させ、自動読書機の
小型化、見開き両ページの境界部分の読み取りが鮮明に
なることによる読取性能の向上、両面読み取りによる読
取速度の向上などを図ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である自動読書機の概略図で
あり、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図2】同自動読書機の動作説明図で、図2(A)は正
面から見た動作説明図、図2(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図3】同自動読書機の動作説明図で、図3(A)は正
面から見た動作説明図、図3(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図4】同自動読書機の動作説明図で、図4(A)は正
面から見た動作説明図、図4(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図5】同自動読書機の動作説明図で、図5(A)は正
面から見た動作説明図、図5(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図6】同自動読書機の動作説明図で、図6(A)は正
面から見た動作説明図、図6(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図7】同自動読書機の動作説明図で、図7(A)は正
面から見た動作説明図、図7(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図8】同自動読書機の動作説明図で、図8(A)は正
面から見た動作説明図、図8(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図9】同自動読書機の動作説明図で、図9(A)は正
面から見た動作説明図、図9(B)は側面から見た動作
説明図である。
【図10】同自動読書機の吸着式のページめくり装置の
外観概略図である。
【図11】同自動読書機の読書動作の制御フローチャー
トの一例である。
【図12】従来の自動読書機(冊子原稿をページ分解し
て読み取る方式)の概略図である。
【図13】従来の自動読書機(開いた冊子原稿を上方よ
り読み取る方式)の概略図である。
【符号の説明】
2、3 吸着装置の吸着パッド 4 読取装置 41 読取装置の左部 42 読取装置の右部 B 冊子原稿 B1 改ページしたいページ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に開いて載置された冊子原稿を
    ページめくり装置により改ページし読取装置によりペー
    ジ表面を読み取る自動読書機において、 前記読取装置を長手方向に対向する形状とし、改ページ
    時のページの移動空間外より前記開いて載置された冊子
    原稿のページの境界面に前記長手方向を平行かつ前記境
    界面の両面へ移動可能とし、さらに前記境界面に沿って
    冊子原稿に対しほぼ垂直方向に移動可能にしたことを特
    徴とする自動読書機。
JP32194291A 1991-12-05 1991-12-05 自動読書機 Pending JPH05155181A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32194291A JPH05155181A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 自動読書機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32194291A JPH05155181A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 自動読書機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05155181A true JPH05155181A (ja) 1993-06-22

Family

ID=18138147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32194291A Pending JPH05155181A (ja) 1991-12-05 1991-12-05 自動読書機

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JP (1) JPH05155181A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159349A1 (ja) * 2014-04-14 2015-10-22 株式会社Pfu 綴じ媒体用画像読取装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015159349A1 (ja) * 2014-04-14 2015-10-22 株式会社Pfu 綴じ媒体用画像読取装置
JPWO2015159349A1 (ja) * 2014-04-14 2017-04-13 株式会社Pfu 綴じ媒体用画像読取装置
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