JPH05229296A - X−yプロッタ装置の作図方法 - Google Patents

X−yプロッタ装置の作図方法

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JPH05229296A
JPH05229296A JP7004792A JP7004792A JPH05229296A JP H05229296 A JPH05229296 A JP H05229296A JP 7004792 A JP7004792 A JP 7004792A JP 7004792 A JP7004792 A JP 7004792A JP H05229296 A JPH05229296 A JP H05229296A
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JP
Japan
Prior art keywords
paper
feed roll
drawn
paper feed
frame
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Pending
Application number
JP7004792A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nakamura
一夫 中村
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YKK Corp
Original Assignee
YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Publication date
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Publication of JPH05229296A publication Critical patent/JPH05229296A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 綴じ余白が用紙送りロール側でも反対側にあ
る枠を描いた用紙に、その枠全域に亘って上下逆となら
ずに作図できると共に、制御を容易とする。 【構成】 綴じ余白14aが用紙送りロール13側に
ある枠14bを描いた用紙14に作図にする時には、そ
の綴じ余白14aが用紙送りロール13側でY方向
(+)側が上となるように用紙14をセットし、原点位
置を用紙14の左下とした状態で入力された符号
(+),(−)のままのX・Y方向移動データにより用
紙送りロール13と筆記具17を移動して作図し、綴じ
余白14aが用紙送りロール13と反対側にある枠14
bを描いた用紙14に作図する時には、その綴じ余白1
4aが用紙送りロール13と反対側でY方向(−)側が
下となるように用紙14をセットし、原点位置を用紙1
4の右上とした状態で入力された符号(+),(−)を
反対としたX・Y方向移動データにより用紙送りロール
13と筆記具17を移動して作図する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筆記具と用紙をX方向
とY方向に移動して用紙に線や文字を描くX−Yプロッ
タ装置の作図方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、駆動ロール1と押え
ロール2とを圧接して成る用紙送りロール3で用紙4を
X方向に移動自在とすると共に、筆記具5を図示しない
移動機構でY方向に移動自在とし、筆記具5を原点位置
として入力されたデータに基づいて用紙送りロール3と
筆記具5をX方向とY方向に移動して所望の図形を作図
する所謂用紙駆動型のX−Yプロッタ装置が知られてい
る。
【0003】かかるX−Yプロッタ装置であると用紙送
りロール3のつかみ代が必要であると共に、筆記具5は
用紙送りロール3と干渉しないように若干離隔して配設
するので、用紙4の送り方向一端縁に図1に示すように
作図できない部分4′が生じる。(斜線で示す部分)一
方、用紙4には図2に示すように左側に綴じ余白4aを
有するように枠4bを描いたものや、図3に示すように
右側に綴じ余白4aを有するように枠4bを描いたもの
がある。
【0004】このために、図2に示すように左側に綴じ
余白4aがある枠4bを描いた用紙4であれば枠4b全
域に亘って作図できるが、図3に示すように右側に綴じ
余白4aがある枠4bを描いた用紙4であれば枠4bの
左側部分には作図できないし、図4に示すように右側に
綴じ余白4aがある枠4bを描いた用紙4を左右反対と
してセットすれば枠4b全域に亘って作図できるが、こ
のようにすると作図した図形が上下逆となってしまう。
つまり、用紙4は枠4bによって上下が決定されている
と共に、用紙4と筆記具5は入力されたデータに基づい
てX方向、Y方向に移動するので、例えば上向山形の図
形を作図すべくデータを入力すると用紙4には上向山形
の図形が作図され、用紙4の上下方向から見ると下向山
形の図形となってしまう。
【0005】このことを解消するX−Yプロッタ装置と
して例えば特開昭62−279996号公報に示すもの
が知られている。すなわち、作図すべき図形に基づいた
作図指令データを出力するデータ指令部と、その作図指
令データに基づくX方向移動データを用紙送りロール
に、Y方向移動データを筆記具の駆動源にそれぞれ出力
する演算指令回路と、用紙の用紙送りロールと反対側に
綴じ余白を有して作図する際に前記演算指令回路にX,
Y方向移動データの符号(+),(−)を反対とする指
令を入力すると共に、原点を用紙送りロール側の通常位
置から用紙送りロールと反対側位置に変換する指令を入
力するキイ入力部より構成したX−Yプロッタ装置が知
られている。このX−Yプロッタ装置であれば、綴じ余
白が用紙送りロール側にある枠を描いた用紙でも、綴じ
余白が用紙送りロールと反対側にある枠を描いた用紙で
も枠全域に亘って作図できると共に、作図した図形が上
下逆になることがない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のX−Yプロッタ
装置では綴じ余白が用紙送りロール側にある枠を描いた
用紙の場合には作図する際の原点位置が用紙送りロール
側となり、綴じ余白が用紙送りロールと反対側にある枠
を描いた用紙の場合には作図する際の原点位置が用紙送
りロールと反対側となるから、綴じ余白の位置が異なる
枠を描いた用紙に作図する毎に筆記具を用紙送りロール
側に移動したり、用紙送りロールと反対側に移動するこ
とになってその操作が面倒となるばかりか、筆記具を用
紙送りロールと反対側に移動する際の距離が用紙送り方
向長さ等によって変化するためにその制御が大変面倒と
なる。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたX−Yプロッタ装置の作図方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】綴じ余白14aが用紙送
りロール13側にある枠14bを描いた用紙14に作図
にする時には、その綴じ余白14aが用紙送りロール1
3側でY方向(+)側が上となるように用紙14をセッ
トし、原点位置を用紙14の左下とした状態で入力され
た符号(+),(−)のままのX・Y方向移動データに
より用紙送りロール13と筆記具17を移動して作図
し、綴じ余白14aが用紙送りロール13と反対側にあ
る枠14bを描いた用紙14に作図する時には、その綴
じ余白14aが用紙送りロール13と反対側でY方向
(−)側が下となるように用紙14をセットし、原点位
置を用紙14の右上とした状態で入力された符号
(+),(−)を反対としたX・Y方向移動データによ
り用紙送りロール13と筆記具17を移動して作図する
方法。
【0009】
【作 用】綴じ余白14aが用紙送りロール13側に
ある枠14bを描いた用紙14でも、綴じ余白14aが
用紙送りロール13と反対側にある枠14bを描いた用
紙14でも、その枠14b全域に亘って作図できると共
に、作図した図形が上下逆となることがないし、前記ど
ちらの用紙14に作図する際に原点位置0は筆記具17
のX方向同一位置上となり、筆記具17をX方向に移動
する必要がなく、筆記具17をY方向に移動するだけで
あるからその操作が極めて簡単で制御が容易となる。
【0010】
【実 施 例】図5、図6はX−Yプロッタ装置の全体
概略正面図、平面図であり、第1モータ10で駆動され
る駆動ロール11に押えロール12を押しつけて用紙送
りロール13とし、この用紙送りロール13で用紙14
をX方向に移動できるようにすると共に、Y方向に亘る
本体15に沿って筆記具17が第2モータ16でY方向
に移動自在に設けられ、かつソレノイド18で上下動自
在としてある。図7は制御回路図であり、データ指令
部、例えばパーソナルコンピュータ20より送出される
作図指令データはインターフェース21を介して演算指
令回路、例えばCPU22に入力され、CPU22は入
力された作図指令データを解読し演算を行なってX方向
移動データ、Y方向移動データ及び筆記具上下データに
変換して駆動部23に入力し、駆動部23より第1、第
2モータ10,16及びソレノイド18に動作指令を出
力する。24はキイ入力部であり、座標系選択スイッチ
25を備え、このスイッチより標準座標系と180°回
転座標系のどちらか一方をCUP22に入力するもので
あり、CPU22は標準座標系が入力された時には作図
指令データに基づくX,Y方向移動データをそのまま駆
動部23に出力し、180°回転座標系が入力された時
には作図指令データに基づくX,Y方向移動データの
(+),(−)の符号をそれぞれ反転して駆動部23に
出力する。この動作をフローチャートで示すと図8に示
すようになる。
【0011】このようであるから、例えば図9に示すよ
うにP0 →P1 →P2 →P3 の直線Aを描くような作図
指令データが入力された時に、標準座標系が入力される
とP0 ,P1 ,P2 ,P3 に位置するような(+)の
X,Y方向移動データが駆動部23に入力されて第1象
限作図となり、180°回転座標系が入力されると前述
のX,Y方向移動データの符号が(+)から(−)に変
換されて駆動部23に入力されて第3象限作図となる。
これによりP0 ,P′1 ,P′2 ,P′3 の位置となる
ように移動してP0 →P′1 →P′2 →P′3 の直線
B、つまり直線Aと対称な180°回転した直線を描く
ことになる。
【0012】次に綴じ余白14aが用紙送りロール側、
例えば左側にある枠14bを描いた用紙14に作図する
動作を説明する。図10に示すように綴じ余白14aが
左側、つまり用紙送りロール13側で、Y方向(+)側
が上となるように用紙14をセットすると共に、原点位
置0を筆記具17のX方向位置上で用紙14の左下と
し、筆記具17を原点位置にセットしてから作図開始す
る。この状態で上向山形の図形を描くべくパーソナルコ
ンピュータ20より作図指令データを出力すると共に、
座標系選択スイッチ25より標準座標系をCPU22に
入力すれば、CPU22からパーソナルコンピュータ2
0に入力された作図データ指令と同じ(+),(−)符
号のX,Y方向移動データが駆動部23に出力されて第
1象限作図となり、原点位置0が左下であるから用紙1
4に上向山形の図形を描くことができる。
【0013】図11に示すように綴じ余白14aが右
側、つまり用紙送りロール13と反対側にある枠14b
を描いた用紙14に作図する動作を説明する。図11に
示すように綴じ余白14aが右側、つまり用紙送りロー
ル13と反対側で、Y方向(−)側が上、つまり上下反
転して用紙14をセットすると共に、原点位置0を筆記
具17のX方向位置上で用紙の右上とし、筆記具17を
原点位置にセットしてから作図開始する。この状態で上
向山形の図形を描くべくパーソナルコンピュータ20よ
り作図指令データを出力すると共に、座標系選択スイッ
チ25より180°回転座標系をCPU22に入力すれ
ば、CPU22からパーソナルコンピュータ20に入力
された作図データ指令と反対の(+),(−)符号の
X,Y方向移動データが駆動部23に出力されて第3象
限作図となり、原点位置0が右上であるから用紙14に
下向山形の図形を描くことができ、用紙14を上下反転
してみれば上向山形の図形となる。
【0014】
【発明の効果】綴じ余白14aが用紙送りロール13側
にある枠14bを描いた用紙14でも、綴じ余白14a
が用紙送りロール13と反対側にある枠14bを描いた
用紙14でも、その枠14b全域に亘って作図できると
共に、作図した図形から上下逆となることがない。前記
どちらの用紙14に作図する際に原点位置0は筆記具5
のX方向同一位置上となり、筆記具5をX方向に移動す
る必要がなく、筆記具5をY方向に移動するだけである
からその操作が極めて簡単で制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のX−Yプロッタ装置の斜視図である。
【図2】従来の作図方法の説明図である。
【図3】従来の作図方法の説明図である。
【図4】従来の作図方法による不具合説明図である。
【図5】本発明に係るX−Yプロッタ装置の正面図であ
る。
【図6】本発明に係るX−Yプロッタ装置の平面図であ
る。
【図7】制御回路図である。
【図8】動作フローチャートである。
【図9】作図の一例を示す説明図である。
【図10】本発明の作図方法の一例を示す斜視図であ
る。
【図11】本発明の作図方法の一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
13…用紙送りロール、14…用紙、14a…綴じ余
白、14b…枠、17…筆記具、24…キイ入力部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙14をX方向に移動する用紙送りロ
    ール13と、Y方向に移動する筆記具17と、作図すべ
    き図形に基づいた作図指令データを出力するデータ指令
    部と、その作図指令データに基づくX,Y方向移動デー
    タを用紙送りロール13と筆記具17の駆動源にそれぞ
    れ出力する演算指令回路と、その演算指令回路にX,Y
    方向移動データの符号(+),(−)を反対とする指令
    を入力するキイ入力部24を備えたX−Yプロッタ装置
    において、 綴じ余白14aが用紙送りロール13側にある枠14b
    を描いた用紙14に作図にする時には、その綴じ余白1
    4aが用紙送りロール13側でY方向(+)側が上とな
    るように用紙14をセットし、原点位置を用紙14の左
    下とした状態で入力された符号(+),(−)のままの
    X・Y方向移動データにより用紙送りロール13と筆記
    具17を移動して作図し、 綴じ余白14aが用紙送りロール13と反対側にある枠
    14bを描いた用紙14に作図する時には、その綴じ余
    白14aが用紙送りロール13と反対側でY方向(−)
    側が下となるように用紙14をセットし、原点位置を用
    紙14の右上とした状態で入力された符号(+),
    (−)を反対としたX・Y方向移動データにより用紙送
    りロール13と筆記具17を移動して作図することを特
    徴とするX−Yプロッタ装置の作図方法。
JP7004792A 1992-02-21 1992-02-21 X−yプロッタ装置の作図方法 Pending JPH05229296A (ja)

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