JPH06253108A - 自動ページめくりスキャナ装置 - Google Patents
自動ページめくりスキャナ装置Info
- Publication number
- JPH06253108A JPH06253108A JP5031874A JP3187493A JPH06253108A JP H06253108 A JPH06253108 A JP H06253108A JP 5031874 A JP5031874 A JP 5031874A JP 3187493 A JP3187493 A JP 3187493A JP H06253108 A JPH06253108 A JP H06253108A
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- JP
- Japan
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- page
- read
- turning
- unit
- moving
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 人手によらず、1枚ずつ自動的にページをめ
くりながら読取走査を行う。 【構成】 開いた本1の被読取面に対向して移動手段12
を配置し、この移動手段にページめくり装置14とスキャ
ナ部18を保持させる。ページめくり装置14は先端に設け
ためくりローラ17によりページの端部を持ち上げ、移動
手段12が移動するのに伴って持ち上げたページを他方の
ページ側にめくる。ページめくりに続いて2つのガイド
ローラ20,21を有するCCDラインセンサ23からなるス
キャナ部18が被読取面を走査し、画像データを読み取
る。
くりながら読取走査を行う。 【構成】 開いた本1の被読取面に対向して移動手段12
を配置し、この移動手段にページめくり装置14とスキャ
ナ部18を保持させる。ページめくり装置14は先端に設け
ためくりローラ17によりページの端部を持ち上げ、移動
手段12が移動するのに伴って持ち上げたページを他方の
ページ側にめくる。ページめくりに続いて2つのガイド
ローラ20,21を有するCCDラインセンサ23からなるス
キャナ部18が被読取面を走査し、画像データを読み取
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一縁が綴じられた本の
ページを自動的にめくりながら、そのページに記載され
た画像データを順次読み取る自動ページめくりスキャナ
装置に関し、電子ファイリングシステムやOCR装置
(自動文字認識装置)、DTP(DeskTop Publishing)
等に使用可能である。
ページを自動的にめくりながら、そのページに記載され
た画像データを順次読み取る自動ページめくりスキャナ
装置に関し、電子ファイリングシステムやOCR装置
(自動文字認識装置)、DTP(DeskTop Publishing)
等に使用可能である。
【0002】
【従来の技術】電子ファイリング装置の発達により、本
の内容等をデータベースとして保存し、瞬時に検索でき
るようなシステムが構築されつつある。また、OCR装
置の発達により、読み込んだデータを画像データ、文字
データ等に区別し、自由なデータ操作が可能になってお
り、さらに、DTP装置により、よりリアルで高品位の
印刷が可能となってきた。
の内容等をデータベースとして保存し、瞬時に検索でき
るようなシステムが構築されつつある。また、OCR装
置の発達により、読み込んだデータを画像データ、文字
データ等に区別し、自由なデータ操作が可能になってお
り、さらに、DTP装置により、よりリアルで高品位の
印刷が可能となってきた。
【0003】このような装置において、各種のデータを
取り込む部分に使用されているのがスキャナ装置であ
る。図12は、一般的に使用されているスキャナ装置を示
したもので、一縁が綴じられた本1の被読取ページを開
き、透明ガラスからなる読取台2上に伏せて載置し、上
からカバー3で押える。そして、図示しないスタートボ
タンを押すと、ランプが付いて本の被読取面を照明し、
移動手段4によりCCDラインセンサ等からなるスキャ
ナ部5が本1の一方のページ端部から中央の綴じ部を経
て他方のページ端部まで走査し、画像データを読み取っ
ていく。
取り込む部分に使用されているのがスキャナ装置であ
る。図12は、一般的に使用されているスキャナ装置を示
したもので、一縁が綴じられた本1の被読取ページを開
き、透明ガラスからなる読取台2上に伏せて載置し、上
からカバー3で押える。そして、図示しないスタートボ
タンを押すと、ランプが付いて本の被読取面を照明し、
移動手段4によりCCDラインセンサ等からなるスキャ
ナ部5が本1の一方のページ端部から中央の綴じ部を経
て他方のページ端部まで走査し、画像データを読み取っ
ていく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスキャナ装置では、一度の走査で、本1の開いた両
ページを読み取った後は、人手によりページをめくって
再度設定し直さなければならず、大変な手間がかかると
いう問題があった。
来のスキャナ装置では、一度の走査で、本1の開いた両
ページを読み取った後は、人手によりページをめくって
再度設定し直さなければならず、大変な手間がかかると
いう問題があった。
【0005】本発明は、上記従来技術の問題点を解決し
ようとするもので、人手によらず、1枚ずつ自動的にペ
ージをめくりながら読取走査を行うようにした自動ペー
ジめくりスキャナ装置を提供することを目的とする。
ようとするもので、人手によらず、1枚ずつ自動的にペ
ージをめくりながら読取走査を行うようにした自動ペー
ジめくりスキャナ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、まず、一縁が綴じられた本を開き、被読
取面を上にした状態で所定の位置に載置した時、前記被
読取面に対向して配置され被読取面の一方のページの端
部から中央の綴じ部を経て他方のページ端部まで移動す
る移動手段と、この移動手段に保持され、先端に、前記
一方のページの端部に接触して回転駆動手段により一定
量回転することによってそのページの端部をめくる方向
に持ち上げるめくりローラを有し、ページ端部を持ち上
げた後はめくりローラが上昇して移動手段の移動に伴っ
て前記持ち上げたページを他方のページ側にめくるペー
ジめくり手段と、ページめくり手段より移動方向後方に
一定の間隔を隔てて前記移動手段に保持され、移動手段
の移動に伴って前記めくられたページの下側ページの端
部からめくられたページの裏面ページの端部まで接触し
て移動する、移動方向に所定の間隔を有する2つのガイ
ドローラを有し、そのガイドローラの軸間に保持された
自走式CCDラインセンサにより被読取面の読取走査を
行うスキャナ部と、読み取った画像データを一定周期で
順次入力する手段とを備えた構成とする。
に、本発明は、まず、一縁が綴じられた本を開き、被読
取面を上にした状態で所定の位置に載置した時、前記被
読取面に対向して配置され被読取面の一方のページの端
部から中央の綴じ部を経て他方のページ端部まで移動す
る移動手段と、この移動手段に保持され、先端に、前記
一方のページの端部に接触して回転駆動手段により一定
量回転することによってそのページの端部をめくる方向
に持ち上げるめくりローラを有し、ページ端部を持ち上
げた後はめくりローラが上昇して移動手段の移動に伴っ
て前記持ち上げたページを他方のページ側にめくるペー
ジめくり手段と、ページめくり手段より移動方向後方に
一定の間隔を隔てて前記移動手段に保持され、移動手段
の移動に伴って前記めくられたページの下側ページの端
部からめくられたページの裏面ページの端部まで接触し
て移動する、移動方向に所定の間隔を有する2つのガイ
ドローラを有し、そのガイドローラの軸間に保持された
自走式CCDラインセンサにより被読取面の読取走査を
行うスキャナ部と、読み取った画像データを一定周期で
順次入力する手段とを備えた構成とする。
【0007】また、一縁が綴じられた本を開いて載置
し、左右に移動可能な可動台と、開いた一方のページ端
部に接触し、可動台の移動に伴って1枚の紙を押し上
げ、中央綴じ部付近の下部ページとの間にセンサ部を挿
入する隙間を形成する紙押上部材と、押し上げた紙をそ
の両面から挾むように一対のセンサ部を挿入するセンサ
移動手段を有し、可動台の移動に伴ってページをめく
り、かつ両面の画像の読取走査を行うスキャナ部と、読
み取った画像データを記憶するデータバッファと、デー
タバッファに記憶された画像データを外部コンピュータ
に出力する手段とを備えた構成とする。
し、左右に移動可能な可動台と、開いた一方のページ端
部に接触し、可動台の移動に伴って1枚の紙を押し上
げ、中央綴じ部付近の下部ページとの間にセンサ部を挿
入する隙間を形成する紙押上部材と、押し上げた紙をそ
の両面から挾むように一対のセンサ部を挿入するセンサ
移動手段を有し、可動台の移動に伴ってページをめく
り、かつ両面の画像の読取走査を行うスキャナ部と、読
み取った画像データを記憶するデータバッファと、デー
タバッファに記憶された画像データを外部コンピュータ
に出力する手段とを備えた構成とする。
【0008】
【作用】上記構成によれば、自動的にページがめくら
れ、そして読取装置により被読取面が読取走査されるの
で、全く人手を必要とせず、従って、効率的読取が可能
になる。
れ、そして読取装置により被読取面が読取走査されるの
で、全く人手を必要とせず、従って、効率的読取が可能
になる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を詳細に説明す
る。図1ないし図3は、本発明の一実施例における自動
ページめくりスキャナ装置の動作を時系列で示したもの
であり、図1はページめくり開始時、図2はページめく
り途中時、図3は読取途中時を表している。
る。図1ないし図3は、本発明の一実施例における自動
ページめくりスキャナ装置の動作を時系列で示したもの
であり、図1はページめくり開始時、図2はページめく
り途中時、図3は読取途中時を表している。
【0010】図において、1は一縁が綴じられた本であ
り、その被読取ページを開いてその面を上にし、セット
台11上に載置する。12はセット台11に対向して配置され
た搬送用ベルトで、搬送用モータ13の回転により移動す
る。14はページめくり装置であり、搬送用ベルト12に固
定されたソレノイド15、ソレノイド15に連結されたバネ
16、バネ16の先端に取り付けられためくりローラ17から
なっている。めくりローラ17は図示しない回転駆動手段
により回転可能となっている。
り、その被読取ページを開いてその面を上にし、セット
台11上に載置する。12はセット台11に対向して配置され
た搬送用ベルトで、搬送用モータ13の回転により移動す
る。14はページめくり装置であり、搬送用ベルト12に固
定されたソレノイド15、ソレノイド15に連結されたバネ
16、バネ16の先端に取り付けられためくりローラ17から
なっている。めくりローラ17は図示しない回転駆動手段
により回転可能となっている。
【0011】18は、ページめくり装置14に対し、移動方
向に一定の間隔を隔てて搬送用ベルト12に保持されたス
キャナ部であり、一端が搬送用ベルト12に支持されたバ
ネ19、バネ19の先端に配置され移動方向に所定の間隔を
有する2つのガイドローラ20,21、ガイドローラ20,21
の軸間に懸け渡された連結棒22に保持されたCCDライ
ンセンサ23及び照明用光源としてのLED24からなって
いる。
向に一定の間隔を隔てて搬送用ベルト12に保持されたス
キャナ部であり、一端が搬送用ベルト12に支持されたバ
ネ19、バネ19の先端に配置され移動方向に所定の間隔を
有する2つのガイドローラ20,21、ガイドローラ20,21
の軸間に懸け渡された連結棒22に保持されたCCDライ
ンセンサ23及び照明用光源としてのLED24からなって
いる。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
図1に示したように、ページめくり装置14のソレノイド
15を非励磁の状態にしてめくりローラ17を一方のページ
の端部に接触させ、図示しない回転駆動手段により矢印
方向に一定量回転させる。すると、そのページがめくり
方向に持ち上がり、ページ端部を持ち上げた後は、図2
に示したように、ソレノイド15を励磁して、めくりロー
ラを上昇させる。
図1に示したように、ページめくり装置14のソレノイド
15を非励磁の状態にしてめくりローラ17を一方のページ
の端部に接触させ、図示しない回転駆動手段により矢印
方向に一定量回転させる。すると、そのページがめくり
方向に持ち上がり、ページ端部を持ち上げた後は、図2
に示したように、ソレノイド15を励磁して、めくりロー
ラを上昇させる。
【0013】次に、図3に示したように、搬送用モータ
13を矢印方向に回転させ、搬送用ベルト12を移動させる
と、ページめくり装置14の移動に伴って持ち上げられた
ページは他方のページ側にめくられる。同時にスキャナ
部18も、2つのガイドローラ20,21がめくられたページ
の下側ページの端部からめくられたページの裏面ページ
の端部まで接した状態で回転移動し、その間にCCDラ
インセンサ23により画像を読み取る。
13を矢印方向に回転させ、搬送用ベルト12を移動させる
と、ページめくり装置14の移動に伴って持ち上げられた
ページは他方のページ側にめくられる。同時にスキャナ
部18も、2つのガイドローラ20,21がめくられたページ
の下側ページの端部からめくられたページの裏面ページ
の端部まで接した状態で回転移動し、その間にCCDラ
インセンサ23により画像を読み取る。
【0014】ここで、2つのガイドローラ20,21は、バ
ネ19により本の被読取面に圧接した状態で回転移動する
ので、CCDラインセンサ23と被読取面とは常に一定の
距離及び垂直な位置関係を保ち、更に、2つのガイドロ
ーラ20,21の何れか一方にエンコーダを取り付け、この
エンコーダの出力信号に同期しながら1ラインずつ読取
を行うようにすれば、被読取面が平坦でない場合でも、
均一な読取密度で読み取り、入力することができる。
ネ19により本の被読取面に圧接した状態で回転移動する
ので、CCDラインセンサ23と被読取面とは常に一定の
距離及び垂直な位置関係を保ち、更に、2つのガイドロ
ーラ20,21の何れか一方にエンコーダを取り付け、この
エンコーダの出力信号に同期しながら1ラインずつ読取
を行うようにすれば、被読取面が平坦でない場合でも、
均一な読取密度で読み取り、入力することができる。
【0015】以上のように構成された本実施例では、人
手を要することなく、一度セットすれば、後は自動的に
ページめくりと読取走査が行われ、きわめて効率的であ
る。
手を要することなく、一度セットすれば、後は自動的に
ページめくりと読取走査が行われ、きわめて効率的であ
る。
【0016】図4及び図5は、本発明の他の実施例を示
したもので、31は一縁が綴じられた本を開いて載置し、
モータ42及びベルト43により左右に移動可能な可動台、
32は開いた一方のページ端部に接触して1枚の紙を押し
上げる紙押上部材で、モータ33を含む移動装置34により
上下方向に移動させることができる。紙押上部材32は、
後で詳述するように紙を押し上げて、中央綴じ部付近の
下部ページとの間にセンサ部を挿入する隙間を形成す
る。
したもので、31は一縁が綴じられた本を開いて載置し、
モータ42及びベルト43により左右に移動可能な可動台、
32は開いた一方のページ端部に接触して1枚の紙を押し
上げる紙押上部材で、モータ33を含む移動装置34により
上下方向に移動させることができる。紙押上部材32は、
後で詳述するように紙を押し上げて、中央綴じ部付近の
下部ページとの間にセンサ部を挿入する隙間を形成す
る。
【0017】35は、押し上げた紙をその両面から挾むよ
うに一対のセンサ部36,37を挿入するセンサ移動装置を
有するスキャナ部である。なお、39はセンサ部37を矢印
方向に回動させるモータ、40はセンサ部36,37を保持す
るセンサ可動部38を前進、後退させるベルト、41はベル
ト40を移動させるモータである。
うに一対のセンサ部36,37を挿入するセンサ移動装置を
有するスキャナ部である。なお、39はセンサ部37を矢印
方向に回動させるモータ、40はセンサ部36,37を保持す
るセンサ可動部38を前進、後退させるベルト、41はベル
ト40を移動させるモータである。
【0018】図6は、本実施例の制御系を示したもの
で、図11のフローチャートがプログラムとして入ってい
るROM51、ROM51の内容を処理するCPU52、CP
U52で処理された内容を一時的に蓄えるRAM53、可動
部を駆動する各モータの制御用コントローラ54、センサ
部36,37が読み取った画像データを一時的に記憶するデ
ータ・バッファ55、データ・バッファに記憶された画像
データを外部コンピュータに出力する外部インターフェ
イス56及びそのコントローラ57からなっている。
で、図11のフローチャートがプログラムとして入ってい
るROM51、ROM51の内容を処理するCPU52、CP
U52で処理された内容を一時的に蓄えるRAM53、可動
部を駆動する各モータの制御用コントローラ54、センサ
部36,37が読み取った画像データを一時的に記憶するデ
ータ・バッファ55、データ・バッファに記憶された画像
データを外部コンピュータに出力する外部インターフェ
イス56及びそのコントローラ57からなっている。
【0019】次に、本実施例の動作を、図7ないし図10
及び図11のフローチャートを参照して説明する。まず、
可動台31にセットした本1において、ページをめくって
読取走査を行うときの初期状態として、可動台31は最右
部、紙押上部材32は最上部、センサ可動部38は最前部、
センサ部37は最広部にする(図7、図11ステップA)。
及び図11のフローチャートを参照して説明する。まず、
可動台31にセットした本1において、ページをめくって
読取走査を行うときの初期状態として、可動台31は最右
部、紙押上部材32は最上部、センサ可動部38は最前部、
センサ部37は最広部にする(図7、図11ステップA)。
【0020】次に、可動台31が左方向に移動し始めると
同時に、紙押上部材32が下側へ移動し、左側ページの端
部を押え、紙をめくり始める(図8、図11ステップB)。
同時に、紙押上部材32が下側へ移動し、左側ページの端
部を押え、紙をめくり始める(図8、図11ステップB)。
【0021】可動台31が中心で停止すると、センサ可動
部38が移動し始め、センサ部36,37が挿入される(図
8、図11ステップC)。
部38が移動し始め、センサ部36,37が挿入される(図
8、図11ステップC)。
【0022】センサ部36,37が紙を挾み込んだ後、紙押
上部材32は上昇する(図9、図11ステップD)。
上部材32は上昇する(図9、図11ステップD)。
【0023】ここで、データの読み取りが行われるが、
データとして何も出力されなかったら、ページめくりが
正確に働かなかったとして、初期状態に戻る(図7、図1
1ステップE)。データが流れ始めたら、画像データをデ
ータ・バッファ55に保存しながら、可動台31を左側へ移
動させる(図9、図11ステップF)。
データとして何も出力されなかったら、ページめくりが
正確に働かなかったとして、初期状態に戻る(図7、図1
1ステップE)。データが流れ始めたら、画像データをデ
ータ・バッファ55に保存しながら、可動台31を左側へ移
動させる(図9、図11ステップF)。
【0024】出力データとして何も出力されなくなるま
で(1ページ分のデータ読出が終るまで)可動台31を左
側へ移動させると(図10、図11ステップG)、ページめく
りが終了し、かつ、めくられた1枚の両面の画像データ
が読み取られる。
で(1ページ分のデータ読出が終るまで)可動台31を左
側へ移動させると(図10、図11ステップG)、ページめく
りが終了し、かつ、めくられた1枚の両面の画像データ
が読み取られる。
【0025】1ページ分の読取が終了したら、センサ部
37を広げ、かつセンサ可動部38は最前部に移動され、可
動台31は右側へ移動されて初期状態にする(図10、図11
ステップH)。
37を広げ、かつセンサ可動部38は最前部に移動され、可
動台31は右側へ移動されて初期状態にする(図10、図11
ステップH)。
【0026】全てのページの読取走査を終るまで上記動
作を繰り返す。読み取られた画像データはデータ・バッ
ファ55に一時記憶された後、外部インターフェイス56か
ら外部コンピュータに出力される。
作を繰り返す。読み取られた画像データはデータ・バッ
ファ55に一時記憶された後、外部インターフェイス56か
ら外部コンピュータに出力される。
【0027】以上のように構成された本実施例でも、人
手を必要とせずに順次ページをめくり、画像データの読
取が行われる。また、本実施例においては、本の中央綴
じ部近傍のデータも正確に読み取ることが可能になる。
手を必要とせずに順次ページをめくり、画像データの読
取が行われる。また、本実施例においては、本の中央綴
じ部近傍のデータも正確に読み取ることが可能になる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本における読取開始のページを開いてセットすれば、以
降は自動的にページがめくられ、そしてスキャナ部によ
り被読取面が読取走査されるので、全く人手を必要とせ
ずに、効率的に読取ができる効果がある。
本における読取開始のページを開いてセットすれば、以
降は自動的にページがめくられ、そしてスキャナ部によ
り被読取面が読取走査されるので、全く人手を必要とせ
ずに、効率的に読取ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施例におけるスキャナ装置のペー
ジめくり開始時の動作説明図である。
ジめくり開始時の動作説明図である。
【図2】同実施例におけるスキャナ装置のページめくり
途中時の動作説明図である。
途中時の動作説明図である。
【図3】同実施例におけるスキャナ装置の読取途中時の
動作説明図である。
動作説明図である。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示す平面図であ
る。
る。
【図5】同実施例の側面図である。
【図6】同実施例の制御系のブロック図である。
【図7】同実施例の動作説明のための初期状態を示す図
である。
である。
【図8】同実施例の紙めくり開始時の動作説明図であ
る。
る。
【図9】同実施例のデータ読取開始時の動作説明図であ
る。
る。
【図10】同実施例のデータ読取終了時の動作説明図で
ある。
ある。
【図11】同実施例の動作フローチャート図である。
【図12】従来の一般的なスキャナ装置の構成図であ
る。
る。
1 … 本、 12 … 搬送ベルト、 14 … ページめくり
装置、 17 … めくりローラ、 18,35 … スキャナ
部、 20,21 … ガイドローラ、 23 … CCDライン
センサ、 31 … 可動台、 32 … 紙押上部材、 36,3
7 … センサ部、38 … センサ可動部。
装置、 17 … めくりローラ、 18,35 … スキャナ
部、 20,21 … ガイドローラ、 23 … CCDライン
センサ、 31 … 可動台、 32 … 紙押上部材、 36,3
7 … センサ部、38 … センサ可動部。
Claims (3)
- 【請求項1】 一縁が綴じられた本を開き、被読取面を
上にした状態で所定の位置に載置した時、前記被読取面
に対向して配置され前記被読取面の一方のページの端部
から中央の綴じ部を経て他方のページ端部まで移動する
移動手段と、 該移動手段に保持され、先端に、前記一方のページの端
部に接触して回転駆動手段により一定量回転することに
よってそのページの端部をめくる方向に持ち上げるめく
りローラを有し、ページ端部を持ち上げた後はめくりロ
ーラが上昇して前記移動手段の移動に伴って前記持ち上
げたページを他方のページ側にめくるページめくり手段
と、 前記ページめくり手段より移動方向後方に一定の間隔を
隔てて前記移動手段に保持され、前記移動手段の移動に
伴って前記めくられたページの下側ページの端部からめ
くられたページの裏面ページの端部まで接触して移動す
る、移動方向に所定の間隔を有する2つのガイドローラ
を有し、そのガイドローラの軸間に保持された自走式C
CDラインセンサにより被読取面の読取走査を行うスキ
ャナ部と、 読み取った画像データを一定周期で順次入力する手段
と、 を備えていることを特徴とする自動ページめくりスキャ
ナ装置。 - 【請求項2】 2つのガイドローラのうちいずれかにエ
ンコーダが設けられており、前記エンコーダからの出力
信号に同期して画像データを入力することを特徴とする
請求項1記載の自動ページめくりスキャナ装置。 - 【請求項3】 一縁が綴じられた本を開いて載置し、左
右に移動可能な可動台と、 開いた一方のページ端部に接触し、前記可動台の移動に
伴って1枚の紙を押し上げ、中央綴じ部付近の下部ペー
ジとの間にセンサ部を挿入する隙間を形成する紙押上部
材と、 押し上げた紙をその両面から挾むように一対のセンサ部
を挿入するセンサ移動手段を有し、前記可動台の移動に
伴ってページをめくり、かつ両面の画像の読取走査を行
うスキャナ部と、 読み取った画像データを記憶するデータバッファと、 データバッファに記憶された画像データを外部コンピュ
ータに出力する手段とを備えていることを特徴とする自
動ページめくりスキャナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5031874A JPH06253108A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動ページめくりスキャナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5031874A JPH06253108A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動ページめくりスキャナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06253108A true JPH06253108A (ja) | 1994-09-09 |
Family
ID=12343189
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5031874A Pending JPH06253108A (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 自動ページめくりスキャナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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1993
- 1993-02-22 JP JP5031874A patent/JPH06253108A/ja active Pending
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