JPH05154437A - 深彫り模様建材の塗装方法 - Google Patents

深彫り模様建材の塗装方法

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Publication number
JPH05154437A
JPH05154437A JP9631191A JP9631191A JPH05154437A JP H05154437 A JPH05154437 A JP H05154437A JP 9631191 A JP9631191 A JP 9631191A JP 9631191 A JP9631191 A JP 9631191A JP H05154437 A JPH05154437 A JP H05154437A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
coating method
sponge
roll
embossed pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP9631191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Shimano
正実 島野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 〔目的〕 塗料歩留まりが良くしかも深彫り模様の内部
まで均一に塗装可能な塗装方法を提供することを目的と
する。 〔構成〕 板材表面に接触する塗布ロール1が少なくと
もその表面がスポンジ状表面層とされ、かつ該スポンジ
状表面層の厚さが30mm〜60mmとされた塗布ロールを圧接
して塗装することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は深彫り模様建材の塗装
方法の改良に関する。
【0002】従来、繊維補強セメントより成形された建
築用板材が非常に広く使用されている。この種建築用板
材は同一材質、同一形状の板材が大量生産可能であり、
また木材のように天然資源を消費しないことからその有
用性は非常に高い。また、上記無機質壁板はそのままで
あると素地が灰黒〜灰白食の無彩色で意匠性に乏しいこ
とより、表面の吸水性を抑えることを兼ねてフローコー
タ、スプレーあるいはロールコータ等の塗装手段により
各種色彩の塗装を施すのが普通である。さらに、表面の
意匠性をさらに増すため表面に凹凸差2〜3mmの凹凸模
様を付することも行われる。
【0003】
【従来技術の問題点】ところで、上記壁板の意匠性を増
すため例えば煉瓦模様などの目地部分などのように表面
凹凸模様を従来より深い4〜6mmとする場合があり、こ
のような深彫りの凹凸模様が付された場合、模様凹入部
分の塗装が充分に行えない問題があった。即ち、模様凹
入部分が深いとフローコータの場合凹入部側壁部分の塗
膜形成が充分に行えず、スプレーの場合は吹付け角度に
よって陰になる部分ができ、その部分が塗り残しとなり
手直しが不可欠となるほか、完全に塗装するとすれば塗
料歩留まりが悪く非常に不経済となる欠点があった。ま
た、ロールコータの場合はロール表面の弾性が深彫り模
様の凹凸に充分追従して行けず内部塗装が完全に行えな
い問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記問題点
に鑑み、塗料歩留まりが良くしかも深彫り模様の内部ま
で均一に塗装可能な塗装装置を提供することを目的とし
てなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明の深彫り
建材の塗装方法は、板材表面に接触する塗布ロールが少
なくともその表面がスポンジ状表面層とされ、かつ該ス
ポンジ状表面層の厚さが30mm〜60mmとされた塗布ロール
を圧接して塗装することを特徴とするものである。
【0006】
【作用】この発明において使用する塗布ロールは板材表
面に接触する表面がスポンジ状表面層とされ、かつ該ス
ポンジ状表面層の厚さが30mm〜60mmとされた塗布ロール
が使用される。表面の弾性により縦横に走る深い凹凸に
充分に追従させるためである。スポンジ層の厚さを30mm
〜60mmとするのは、30mmより薄いと深い凹凸る追従でき
ず一回の塗装工程では塗り残しが出来、また60mmより厚
くすると、スポンジ層の弾性にもよるがロール自身に
「ヘタリ」が生じ返って塗り残しが生じるからである。
【0007】
【実施例】次にこの発明の実施例を説明する。図1はこ
の発明の実施例の側断面図である。表面に深さD= 4.5
mm〜9.0mm の煉瓦様模様を有する壁板Bを用意し、夫々
を表面スポンジ層の厚さが20mm〜60mmとされた塗布ロー
ル1により塗装し均一塗装がどの種類の壁板まで可能か
試験を行った。なお、図中2は塗料供給量を調節するド
クターロール、3は送りロールを示す。また図2はこの
考案の塗装装置1の塗装対象となる壁板Bの要部拡大断
面図を示し、Dは深彫り模様の深さ、θは深彫り模様の
側面傾斜角度を示す。実際の塗装の結果は下表の通りで
あった。
【0008】 表より明らかなように、スポンジ層の厚さが増すに従っ
て深彫り模様の溝側面傾斜角度及び深さの条件が厳しく
なるにも係わらず均一に塗装可能なことが判明した。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
煉瓦模様などのように深彫りの凹凸模様が付された壁板
などであっても唯一回の塗装工程のみで溝内部まで均一
な塗装が可能となり、非常に塗料の歩留まりが良く、し
かも意匠性に優れた壁板の塗装が可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施に使用される塗装装置の側面図
である。
【図2】塗装対象となる壁板の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 塗布ロール 2 ドクターロール 3 送りロール B 壁板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材表面に接触する塗布ロールが少なく
    ともその表面がスポンジ状表面層とされ、かつ該スポン
    ジ状表面層の厚さが30mm〜60mmとされた塗布ロールを圧
    接して塗装することを特徴とする深彫り模様建材の塗装
    方法。
JP9631191A 1991-04-01 1991-04-01 深彫り模様建材の塗装方法 Pending JPH05154437A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005279475A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Ig Tech Res Inc 外装基板の均一塗装装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005279475A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Ig Tech Res Inc 外装基板の均一塗装装置
JP4531425B2 (ja) * 2004-03-30 2010-08-25 アイジー工業株式会社 外装基板の均一塗装装置

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