JPH05153255A - 通信システム内で用いられる信号通報処理装置及び方法 - Google Patents

通信システム内で用いられる信号通報処理装置及び方法

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JPH05153255A
JPH05153255A JP4142030A JP14203092A JPH05153255A JP H05153255 A JPH05153255 A JP H05153255A JP 4142030 A JP4142030 A JP 4142030A JP 14203092 A JP14203092 A JP 14203092A JP H05153255 A JPH05153255 A JP H05153255A
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ジヨン ハ−ス ロウレンス
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    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信システムにおける入呼に関するペ−ジン
グの操作を改善する。 【構成】 一実施例において、通信システム100内
の、被呼者に付随する2方向通信機能を有する通信装置
102、又は112に被呼者への入呼があると、被呼者
に付随するペ−ジング装置122に、入呼についての通
報信号が自動的に送られる。これら、被呼者に付随する
通信装置102、又は112とペ−ジング装置122と
が互いに近接している場合には、この自動送信は稼動し
ない。被呼者が入呼に応答する意思ある時は、その旨の
信号を制御複合ユニット105に送る。この信号により
この制御複合ユニット105がその旨の告知を呼者に送
る。被呼者が最寄りの通信装置102又は112に到着
すると、制御複合ユニット105によってこの入呼がそ
の通信装置102又は112に転送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信システムに関し、
詳しくは、通信の受け手側(被呼者)に無線信号報知装
置(ペ−ジング装置)と全2方向通信機能を有する別の
有線または無線通信装置との両方が付随する場合の被呼
者へ入来する着信コ−ル(入呼)の処理(呼処理)を組
み合わせて合体統合するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】通信においては、個人の通信ニ−ズに合
わせて、各々一連の機能を有する、種々の有線及び無線
通信装置を利用することが可能である。有線通信装置に
は、その通信装置と、中央電話局交換設備又は構内交換
設備(PBX)のような通信システムとの間に無線以外
の信号伝導路が必要である。この信号伝導路は実際に
は、種々の金属導体又は光ファイバのような、いろいろ
な形態とすることが可能である。
【0003】一方、ペ−ジング装置及びセルラ−無線通
信装置(小区域間(移動)無線電話装置)のような無線
通信装置では、通信システムとの間の信号伝送媒体とし
て無線を利用する。ペ−ジング装置と小区域間無線電話
装置との差異はその通信機能にある。ペ−ジング装置
は、送信された関連無線信号に応答する携帯式1方向通
信装置であり、又、小区域間無線電話装置は全2方向通
信機能を有している。
【0004】ペ−ジング装置においては、予め定められ
た無線信号を受信すると一般に、可聴音アラ−ム及び又
は視覚アラ−ムが稼動して、そのペ−ジング装置を携帯
している人は予め定められた電話番号に電話してメッセ
−ジを受け取るようにとの指示が与えられる。又、代わ
りに、ペ−ジング装置が入呼メッセ−ジを受信して表示
するようにしてもよい。このメッセ−ジは、例えば通信
の発信側(呼者)の電話番号のような、予め定められた
量の情報を伝えるものである。
【0005】個人がペ−ジング装置及び入呼受信用全2
方向通信機能を備えた有線又は無線通信装置を持つ場
は、いろいろある。例としては、病院、製造業、教育関
係及び一般事務所環境等で、いずれもその個人が自分に
付随する全2方向通信装置の近くにいるかいないかに関
係なく、そこで入呼についての通報(アラ−ト)を受け
られることが望ましいような場である。
【0006】これらの場では、被呼者に付随するペ−ジ
ング装置に信号を送ることによってその被呼者に入呼に
ついて通報できる機能、を通信システムにもたせる必要
がある。このような信号伝送のための現存技術は、被呼
者に付随するペ−ジング装置に信号を伝送するというも
のである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この技術の欠点は、ペ
−ジング装置へのこのような伝送を行わせるために、被
呼者に付随した番号とは異なる電話番号をダイヤルしな
ければならないことである。その結果、呼者は2つの互
いに異なる電話番号をダイヤルしなければならなくな
る。すなわち、被呼者の有線2方向通信装置又は無線通
信装置に付随した第1の番号をダイヤルし、もし被呼者
が応答しない場合には、被呼者のペ−ジング装置を介し
て被呼者に通報するために第2の番号をダイヤルするこ
とになる。
【0008】もし第2の番号をダイヤルした場合には、
ペ−ジング装置が2方向通信機能を持たないため、呼者
は被呼者からの返呼を待たなければならない。このよう
な手順を取る場合、結果としてしばしば、かなりの電話
式鬼ごっこのような状況、すなわち、2人の個人が周期
的に相手に接触しようとしてダイヤルするが、相手側の
応答が得られないという事態の繰り返しになる。
【0009】全2方向通信機能を有する小区域間(セル
ラ−)無線通信装置を用いるとペ−ジング装置に付随す
る上記の問題の多くは軽減されるが、この小区域間無線
通信装置では別の問題が生じる。これら問題点の1つ
は、小区域間無線通信装置の価格が高いこと、又、この
価格がこの携帯式装置だけでなく、与えられた環境でほ
ぼ均一な通信感度が得られるようにするために配置する
必要のある送受信機(トランシ−バ)の価格も含むこと
である。
【0010】尚、この点に関連して注記したいのは、小
区域間無線通信装置は2方向通信を了解可能な通信状態
で提供しなければならないため、ペ−ジング装置に付随
する支援装置よりもはるかに複雑な支援装置を要すると
いうことである。
【0011】別の問題点は、小区域間無線通信装置にお
いて必要な要件の達成が、或る騒音環境においては不可
能ではないが困難なことである。更に1つの問題点は、
小区域間無線通信提供に必要な無線周波数スペクトル
が、或る地理的条件下においては利用できないことであ
る。
【0012】上記のことから、個人間の通信においてペ
−ジング装置が適用可能な場はまだかなり広く、ペ−ジ
ング装置の使用に付随する問題点を除去する方策の出現
が望まれる。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく上記問題
点解決のための手段においては、PBX、中央電話局交
換設備等の通信システムが、被呼者への入呼に応答して
信号報知装置(ペ−ジング装置)と、このペ−ジング装
置の通信機能と異なる通信機能を有する他の通信装置と
に信号を送る。実施例では、この、他の通信装置は、2
方向音声通信機能を有する。
【0014】又、実施例では、ペ−ジング装置は、被呼
者が、2方向音声通信機能を有する通信装置を介して、
間もなく入呼に応答する意思ある旨の信号、をこの通信
システムに送る機能を備える。要すれば、この信号を受
信した際にこの通信システムが、被呼者が入呼に応答す
る意思ある旨を呼者に告知(アナウンス)する機能を備
えるように構成できる。どの状況においても、もしペ−
ジング装置が、通信システムに信号を送る上記機能を備
える場合には、被呼者がこの通信システムに接続された
2方向音声通信装置にアクセスすると、入呼は、この2
方向音声通信装置へ転送される。
【0015】
【実施例】図1に本発明の適用システム例を示す。同図
において、通信システムの一例としての構内交換設備
(PBX)100は、トランク側を、トランクインタフ
ェ−ス回路111を介して101−1から101−Nま
での複数のトランクに接続され、ライン側を、ラインイ
ンタフェ−ス回路122及び123を介して102−1
から102−Pまでの複数の有線通信装置と112−1
から112−Qまでの無線通信装置とにそれぞれ接続さ
れている。
【0016】トランクは、公衆または構内回線のいずれ
かの外部通信回線(図示しない)に接続されている。変
数P及びQは各々、予め定められた整数である。PBX
は閉塞性又は非閉塞性のいずれかに設計されているの
で、トランクの個数Nは、有線及び無線通信装置の総数
P+Qより少ないか等しい。
【0017】PBXのライン側には更に、122−1か
ら122−Rまでの複数のペ−ジング装置と、132−
1から132−Sまでの複数のボイスメ−ルシステムと
が、それぞれラインインタフェ−ス回路124及び12
5を介して接続されている。ボイスメ−ルシステムは各
々、例えば被呼者が答えないときのような或る状況にお
いて呼者に音声告知(アナウンス)を与える機能を有す
る。有線及び無線通信装置、ペ−ジング装置、及びボイ
スメ−ルシステムのそれぞれの数の決め方は任意である
ので、整数P、Q、及びRの値は、それぞれ個々の適用
例に応じて変わる。
【0018】更に、本発明の本実施例において、有線ま
たは無線通信装置は全2方向音声通信機能を有するが、
これらの装置には又他の無数の通信機能を持たせること
ができ、装置例としては、パ−ソナルコンピュ−タ、ビ
デオ端末、煙検知器のような環境センシング装置、ファ
クシミリ装置等が含まれる。ラインインタフェ−ス12
2及び125の各ポ−トとそれぞれに付随する有線通信
装置及びボイスメ−ルシステムとは、有線通信リンク1
26及び129によって接続されている。
【0019】同様に、ラインインタフェ−ス123及び
124の各ポ−トとそれぞれに付随する無線通信装置及
びペ−ジング装置とは、無線通信リンク127及び12
8によって接続されている。
【0020】各ペ−ジング装置は信号受信機能を備え、
本発明に基づいてそれぞれ1つの上記有線又は無線通信
装置に付随し、この有線又は無線通信装置に入呼がある
と自動的にペ−ジング装置に通報が送られるように構成
されている。本発明に基づく利点として、この自動通報
機能は、ペ−ジング装置と付随する有線又は無線通信装
置とが互いに近接している場合には自動的に不能化され
るされるようになっている。
【0021】又、本発明に基づき、ペ−ジング装置に
は、その付随する有線又は無線通信装置から離れている
被呼者が制御複合ユニット105内の呼処理装置109
に対して入呼に応答する意思を伝送できるような、有限
伝送機能を備えている。このような意図がある場合、被
呼者は、有線又は無線通信装置102−1〜102−
P、112−1〜112−Qのどれかの場所まで行って
そこから通信システムに信号を伝送できる。この信号に
応答して呼処理装置は、最終的に、入呼を被呼者の伝送
発信点の有線又は無線通信装置に向けて転送する。
【0022】有線及び無線通信装置は各々、ラインイン
タフェ−ス回路122及び123の内その付随する方の
ラインインタフェ−ス回路のポ−トにそれぞれ接続され
ている。同様に、ペ−ジング装置、及びボイスメ−ルシ
ステムは各々、ラインインタフェ−ス回路124及び1
25の内その付随する方のラインインタフェ−ス回路の
ポ−トにそれぞれ接続されている。
【0023】一般に、各ラインインタフェ−ス回路は、
ラインインタフェ−ス回路の総数が、有線及び無線通信
装置、ペ−ジング装置、及びボイスメ−ルシステムの総
数P+Q+R+Sより少なくなるように、複数のポ−ト
を備えている。
【0024】PBX100は、外部から入る入接続通
信、外部へ出る出接続通信、及び内部通信、についての
通信システム交換インタフェ−ス機能を有する。入接続
通信は、外部通信ネットワ−ク(図示しない)内で発生
し、少なくとも1つの有線又は無線通信装置に向けられ
る通信である。又、出接続通信は、上記通信装置の1つ
から発生し、外部通信ネットワ−ク(図示しない)内の
通信装置に向けられる通信である。
【0025】図1における内部通信は、これら通信装置
の1つから発生し、これら通信装置の別の1つに着信す
る通信である。周知のように、PBX100は、相互連
結されたPBXネットワ−ク内のPBXでもよく、この
場合、内部通信には、同じPBXネットワ−ク内の或る
PBX内の通信装置から発生し同じネットワ−ク内の別
のPBX内の通信装置に着信するものも含まれる。
【0026】本発明は、ペ−ジング装置と、全2方向通
信機能を有する有線又は無線通信装置との両方が被呼者
に付随する場合に内部通信に生じる問題点の改善を行う
ものである。このような場合、従来技術においてこのよ
うな被呼者に到達するには、呼者は、有線又は無線通信
装置に付随する番号と、ペ−ジング装置に付随する番号
との2つの異なる電話番号又はPBX内線番号をダイヤ
ルしなければならなかった。
【0027】以下に述べるように、本発明においては、
1つの電話番号又はPBX内線番号をダイヤルするだけ
で、これらの装置への通信アクセスが可能なようにして
この問題を克服している。これがどのようにして達成さ
れるかを説明する前に、まず入接続通信に対するPBX
の呼処理機能について簡単に述べることとする。
【0028】上記のどの形式の通信に対しても、信号伝
送に関する情報(伝送情報)を伝送先通信装置に結合す
る必要がある。この伝送情報の結合は、制御複合ユニッ
ト105を経て行われるが、この伝送情報転送に続く音
声/デ−タ通信は制御複合ユニットには結合されずに、
直接にトランクインタフェ−ス回路とラインインタフェ
ース回路との間で時分割多重(TDM)母線(バス)1
06によって転送される。
【0029】トランクとこれに付随するトランクインタ
フェース回路を経て受信された、入接続通信についての
伝送情報は、時分割多重バス106を経て制御複合ユニ
ット105に送られる。制御複合ユニット内では、この
伝送情報は処理装置インタフェ−ス107とM母線(バ
ス)108とを直列に経て呼処理装置109に結合され
る。
【0030】呼処理装置109は、プログラムメモリ1
10に記憶されているソフトウエアと、翻訳メモリ11
3及び状態メモリ114に記憶されている特定のシステ
ム情報とを利用して、入接続通信について受信したダイ
ヤルされた数字を処理し、伝送情報を、これに付随する
ラインインタフェース回路と通信リンクとを経て伝送先
の通信装置に送る。この、付随するラインインタフェー
ス回路への接続は、Mバス108、処理装置インタフェ
−ス107、及び時分割多重バス106を経て行われ
る。
【0031】この付随するラインインタフェース回路内
で、入接続伝送情報は、伝送先通信装置に伸びる通信リ
ンクへに接続されているポ−トに送られる。同様に、出
接続通信に対する伝送情報は、これに付随する通信リン
ク及びラインインタフェース回路に出力されてから、時
分割多重バス106を経て制御複合ユニット105に送
られる。制御複合ユニット105内で、出接続通信に対
する伝送情報は、処理装置インタフェ−ス107とMバ
ス108とを直列に経て呼処理装置109に送られる。
【0032】呼処理装置109内では、ダイヤルされた
数字が、プログラムメモリ110に記憶されているソフ
トウエアと、翻訳メモリ113及び状態メモリ114に
記憶されている特定のシステム情報とを利用して解析さ
れる。そして、伝送情報は、予め定められた経路に従っ
てトランクの1つとこれに付随するトランクインタフェ
−ス回路とに、Mバス108、処理装置インタフェ−ス
107、及び時分割多重バス106を経て相互接続され
る。
【0033】少なくとも2つの有線又は無線通信装置間
の内部通信は、呼処理装置109によって、伝送先通信
装置に付随するラインインタフェ−ス回路が決定され
て、上記と同様に処理される。呼処理装置109との間
の伝送情報の接続は、時分割多重バス106、処理装置
インタフェ−ス107、及びMバス108とを経て行わ
れる。
【0034】しかし、もし内部通信における伝送先通信
装置がPBX100とのネットワ−ク内の他のPBX内
にある場合には、伝送情報は、呼処理装置109によっ
て、Mバス108、処理装置インタフェ−ス107、及
び時分割多重バス106を経て、予め選択されたトラン
ク及びトランクインタフェ−ス回路に送られる。この、
他のPBX内では、この通信がこの、他のPBX内で発
生したかのように、同様な通信サービスがこの通信につ
いて行われる。
【0035】図2は、本発明に基づいて用いられる翻訳
メモリ113内の情報を示す。翻訳メモリ内の第1項目
は、内線番号201である。この番号は、この内線番号
が付随する有線又は無線通信装置とペ−ジング装置との
両方を識別するのに用いられる。ペ−ジング装置ディジ
タルコ−ド202は、内線201に付随するペ−ジング
装置がこれに応答するようなディジタルコ−ド語であ
る。或る1つのペ−ジング装置は、通信システム(本実
施例ではPBX)100内のペ−ジングトランシ−バに
よって伝送される或る1つのディジタルコ−ドにのみ応
答する。
【0036】ラインインタフェ−ス回路(LIC)番号
203及びこのLIC上のポ−ト204は、その有線又
は無線通信装置とインタフェ−スする通信システムポ−
トの物理的位置を識別するのに用いられる。名前205
は、通常には内線番号に付随するユ−ザの名前の識別に
用いられる。通信装置形式206は、内線番号201に
付随する通信装置の形式を識別するのに用いられ、これ
によって、この通信装置に対する適切な信号伝送シ−ケ
ンスが得られる。
【0037】同様に、ペ−ジング装置形式207は、ペ
−ジング装置の形式を識別するのに用いられ、これによ
って、このペ−ジング装置に対する適切な伝送シ−ケン
スが得られる。ペ−ジング装置コ−ド語208は、機密
保護の目的から、このペ−ジング装置がどのペ−ジング
に応答するかを検証するのに用いられる。このペ−ジン
グ装置コ−ド語は、ペ−ジング装置が通信システム10
0に信号を伝送する都度、ペ−ジング装置によって自動
的に伝送される。
【0038】優先番号リスト209は、次に述べる「優
先ペ−ジング」機能が稼動された場合にペ−ジング装置
が応答する内線番号又はユ−ザの名前のリストである。
最後に、コ−ルカバレ−ジ内線番号210は、通信シス
テムにおける周知の機能である「コ−ルカバレ−ジ」機
能が稼動された場合に、内線番号201に本来向けられ
た入呼が転送される先の通信装置の電話番号又は内線番
号を識別するものである。
【0039】図3は、本発明を実施するのに必要な状態
メモリ114内の情報を示す。内線番号301は、図2
の内線番号201に類似である。状態メモリ情報の残り
の部分は、3種類の表、すなわち、呼状態表302、機
能状態表304、及びペ−ジング装置状態表307に分
けられている。呼状態表302は、或る内線番号につい
て同時に受信可能な呼の数として予め定められた整数
N、の1からNまでのうちの各々が或る時点に稼動中
か、又は非稼動中かを示す入力(エントリ−)のリスト
である。これらのエントリ−を、303−1から303
−Nまでの符号で示す。
【0040】機能状態表304は、エントリ−305及
び306からなり、前者は「全ての呼を送る」機能が、
又後者は「優先ペ−ジング」機能が、それぞれ或る内線
番号に対して稼動中か非稼動中かを示す。ペ−ジング装
置状態表307は、内線番号301に付随するペ−ジン
グ装置が稼動中か又は非稼動中かを示すエントリ−30
8、及びペ−ジング装置がその付随する有線又は無線通
信装置から予め定められた距離内にあるかどうかを示す
エントリ−309からなる。
【0041】エントリ−309は、後に説明するよう
に、ペ−ジング信号に応答してペ−ジング装置の可聴音
式通報機構を使用可能化又は不能化するのに用いられ
る。詳しく説明すれば、本発明に基づき、ペ−ジング装
置がその付随する通信装置から予め定められた距離以内
にあるときは、この通報機構は稼動状態を解除される。
その理由は、この場合には可聴音通報は不必要で、かえ
ってシステムユ−ザを苛立たせるからである。
【0042】図4に、有線又は無線通信装置の一例につ
いての物理的構成を示す。この通信装置は、ベ−ス40
8、キ−パッド407、及びハンドセット406の他に
数個のランプ及び通しボタンからなる。「全ての呼を送
る」ボタン402は、「全ての呼を送る」機能を稼動状
態にするのに用いられる。この機能は、周知のように、
或る通信装置から全ての呼(コ−ル)をコ−ルカバレ−
ジ通信装置に向けて送るもので、本発明に基づき、全て
の呼を、或る通信装置に付随するペ−ジング装置に選択
的に送ることができる。
【0043】「全ての呼を送る」ランプ401は、通信
装置のユ−ザにコ−ルカバレ−ジ機能が稼動中であるこ
とを知らせるのに用いられる。これは、この機能が稼動
状態になると入呼に応答して通信装置の呼出音を保留す
るからである。「全ての呼を送る」ボタン402はトグ
ルスイッチで、ボタンを1回押すごとにコ−ルカバレ−
ジ機能が稼動中と非稼動中との間で交互に切り換えられ
る。
【0044】「優先ペ−ジング」ボタン404は、この
通信装置が、呼者電話番号、内線番号、又は英数字識別
子、からなる呼者情報を一括して設定記載した図2の優
先番号リストに含まれている呼者から呼ばれる場合にの
み通信システム(本実施例ではPBX)100に信号を
送ってこの通信装置に付随するペ−ジング装置に通報す
るようにするために用いられる。「優先ペ−ジング」ラ
ンプ403は、この機能が稼動中かどうかを示すもので
ある。
【0045】「待ちメッセ−ジあり」ランプ405は、
取り出し可能なメッセ−ジ、例えばボイスメ−ルメッセ
−ジが待っていることをユ−ザに通報するランプであ
る。このランプ405は一般に、待ちメッセ−ジがある
ときに点灯し、取り出すべき待ちメッセ−ジがないか又
は待ちメッセ−ジが全て取り出されてしまっているとき
には消灯するようにその通信装置によって制御される。
「優先ペ−ジング」ボタンは、ペ−ジング装置のみに設
けるのがよいが、有線又は無線通信装置と、付随するペ
−ジング装置との両方に同じものを設けてもよい。
【0046】図5に、本発明に基づく一般的なペ−ジン
グ装置の物理的レイアウトを示す。このペ−ジング装置
501は、呼者に付随する番号、及びその他、名前等の
呼者を識別できる情報の表示機能を有する、例えば英数
字表示のディスプレイ506と、「待ちメッセ−ジあ
り」ランプ504とを備える。このランプの代わりに、
ディスプレイ506上で選択的に稼動又は照明されるア
イコンを用いて「待ちメッセ−ジあり」ランプと同じ機
能を持たせてもよい。
【0047】可聴音通報装置505は、新たな入呼があ
ると1つ以上の可聴音を発生させてユ−ザに通報する。
ペ−ジング装置のユ−ザがこの可聴音を聞いた場合、ボ
タン502を押して「応答意思あり」機能を稼動させる
か、ボタン503を押して「コ−ルカバレ−ジへ送る」
機能を稼動させるか、又は、この可聴音に応答しない
か、を選ぶことができる。
【0048】もし「応答意思あり」機能が稼動される
と、ペ−ジング装置は、ペ−ジング装置のユ−ザが有線
又は無線通信装置のところへ行く旨の信号を伝送し、そ
の装置がこの入呼に接続されるようにする。この接続
は、このユ−ザに通常付随する有線又は無線通信装置に
対して行われるが、通信システムに接続されているどの
有線又は無線通信装置にも接続できるように構成するこ
とも可能である。
【0049】更に、無線通信装置の場合には、周知の
「テレポイント」と称する装置設置箇所をカバ−するよ
うにしてもよい。この「テレポイント」とはすなわち、
基地局トランシ−バを公衆用に設置してある箇所のこと
で、このトランシ−バを用いることによりペ−ジング装
置ユ−ザの無線装置との交信が可能である。
【0050】「コ−ルカバレ−ジへ送る」機能が稼動さ
れた場合は、ペ−ジング装置ユ−ザがこの入呼に応答す
る意思のないこと、及び予め指定されたコ−ルカバレ−
ジ通信装置に通報すべきことを意味する。このコ−ルカ
バレ−ジ通信装置は、通信システム(本実施例ではPB
X)100に接続されている他の有線又は無線通信装置
のどれでもよい。
【0051】本発明に基づく利点として、ペ−ジング装
置が或る入呼について通報を受けた時点から予め定めら
れた時間が経過後にペ−ジング装置ユ−ザが「応答意思
あり」機能又は「コ−ルカバレ−ジへ送る」機能を稼動
させない場合に、この入呼は、コ−ルカバレ−ジ通信装
置へ向けて送られる。
【0052】図6はペ−ジング装置のブロック図であ
る。ペ−ジング装置制御ユニット617は、ペ−ジング
アンテナ619、導線618、及び受信機607を経て
通信システム(本実施例ではPBX)100から情報を
受信し、又送信機605、導線618、及びこのアンテ
ナ619を経てこの通信システムへ情報を送信する。図
6においては、同じ1つのペ−ジングアンテナを受信及
び送信に用いている。これは、送信と受信との無線周波
数が互いに同じか又は近接しているペ−ジング装置の場
合には一般的である。もし送信と受信との周波数がかな
り異なる場合は、送信と受信とでアンテナを別にしても
よい。
【0053】ペ−ジング装置制御ユニット617は導体
602でディスプレイ506に接続され、呼者の番号及
び/又は他の英数字情報が、導体602によってディス
プレイに結合される。図5の可聴音通報装置505、例
えばスピ−カ、は導体604を経てペ−ジング装置制御
ユニット617に接続され、ペ−ジング装置ユ−ザに入
呼についての通報が送られる。
【0054】近接アンテナ620は、その付随する有線
又は無線通信装置から連続的又は周期的に送信される低
電力無線周波数(RF)信号を受信するために使われる
もので、導線621を経て近接RF受信機609に結合
される。これらの信号は、無線信号以外の、例えば赤外
線又は超音波信号のような種々の形式のものとすること
もできる。赤外線や超音波の場合は、アンテナ620を
適切な送受波器(トランスデュ−サ)に置き換える。
【0055】近接受信機609は、近接アンテナで受信
した信号の振幅を予め定められた値と比較し、ペ−ジン
グ装置がその付随する有線又は無線通信装置から予め定
められた距離以内にあるかどうかを判断する。この判断
の結果は、導体610を経てペ−ジング装置制御ユニッ
ト617に送られ、ペ−ジング装置制御ユニットが可聴
音通報装置を選択的に稼動させる。具体的には、更に詳
しくは後に説明するが、ペ−ジング装置がその付随する
有線又は無線通信装置から予め定められた距離以内にあ
る場合には、ペ−ジング装置制御ユニットは可聴音通報
装置を稼動させない。
【0056】応答する意思を示す「応答する」ボタン5
02と「コ−ルカバレ−ジへ送る」ボタン503とはそ
れぞれ、導体616と614とによってペ−ジング装置
制御ユニット617に接続される。同様に、ペ−ジング
装置制御ユニット617は付随する有線又は無線通信装
置に対する「待ちメッセ−ジあり」に応答して、導体6
12を経て「待ちメッセ−ジあり」ランプ611を稼動
させる。
【0057】次に、有線又は無線通信装置のブロック図
を図7に示す。結線701はディジタルマルチプレクサ
/デマルチプレクサ702を付随するラインインタフェ
−ス回路(LIC)ポ−トに接続する。有線通信装置の
場合、付随するLICポ−トへの結線は有線形式であ
る。又、無線通信装置の場合には、結線701は無線通
信装置のトランシ−バまでは無線形式で、そこから、付
随するLICポ−トへは有線形式の結線となる。
【0058】ディジタルマルチプレクサ/デマルチプレ
クサ702は、伝送情報から音声又はデ−タを分離す
る。LICポ−トから得られた音声情報は、導体709
を経て可聴周波数(オーディオ)回路710に送られ
る。オーディオ回路内で、音声情報は増幅、処理されて
から導体711を経てハンドセット712に送られる。
同様にして、ハンドセット712内のマイク(図示しな
い)で受信されたオーディオ情報は、導体711を経て
オ−ディオ回路710に送られる。
【0059】機能制御装置703は、導体704を経て
ディジタルマルチプレクサ/デマルチプレクサ702か
ら伝送情報を受信する。ハンドセットスイッチフック7
15から、ハンドセットがオンフックの状態か又はオフ
フックの状態かについての情報が、導体716を経て機
能制御装置703に送られる。機能制御装置703は
又、図4の機能ボタン402、404及びランプ40
1、403からの情報を導体706を経て受信する。
「待ちメッセ−ジあり」ランプは、導体708を経て結
合された信号を用いて機能制御装置703により、稼動
状態にされたり、又非稼動状態にされたりする。
【0060】低電力ペ−ジング装置位置探知信号発生装
置713から低電力連続信号がアンテナ714に出力さ
れる。この信号を利用して、ペ−ジング装置とその付随
する有線又は無線通信装置とが互いに予め定められた距
離以内にあるときに、ペ−ジング装置によって、その可
聴音通報装置505が非稼動状態にされる。
【0061】図6及び図7において、ペ−ジング装置位
置探知信号発生装置713、近接RF受信機609、及
びペ−ジング装置制御ユニット617は、一体となって
機能し、ペ−ジング装置がその付随する有線又は無線通
信装置から予め定められた距離以内にあるときに、可聴
音通報装置505の作動を選択的に不能化する。しか
し、利点として、ペ−ジング装置が他の有線又は無線通
信装置から予め定められた距離以内にあるときには、こ
の不能化作用は生じない。
【0062】この選択的不能化を実現するために、各ペ
−ジング装置とその付随する有線又は無線通信装置と
に、ペ−ジング装置ごとに異なるディジタルコ−ドが割
り当てられ、ペ−ジング装置をこのような装置に対して
識別するのに用いられる。このコ−ド語は、有線又は無
線通信装置の内部で機能制御装置703によって生成さ
れ、そこから導体717を経てペ−ジング装置位置探知
信号発生装置713に送られる。
【0063】ペ−ジング装置位置探知信号発生装置71
3は、このディジタルコ−ドを含むディジタル符号化さ
れた連続的又は周期的な無線周波数信号を生成し、アン
テナ714に送る。これらの信号は、近接アンテナ62
0を経てペ−ジング装置によって受信され、電力しきい
値装置623に結合される。
【0064】ここで電力しきい値装置623は、ペ−ジ
ング装置位置探知信号発生装置713によって生成され
た受信信号が、ペ−ジング装置がその付随する有線又は
無線通信装置から予め定められた距離以内にあるときの
一般的電力レベルに相当する予め定められた電力レベル
を超えているかどうかを判断する。
【0065】もし受信信号レベルがこの予め定められた
レベルより低い場合は、作用は何も生じない。そうでな
い場合、すなわち予め定められたレベル以上の場合に
は、受信信号は電力しきい値装置623からディジタル
コ−ドマッチング装置624に送られ、このマッチング
装置によって、受信信号がペ−ジング装置のディジタル
コ−ドにマッチするコ−ドを有するかどうか、したがっ
て受信信号が、付随する有線又は無線通信装置から発生
したことが示されるかどうか、が判断される。
【0066】もし受信信号中のディジタルコ−ド語がペ
−ジング装置のそれにマッチする場合は、ペ−ジング装
置制御ユニット617に信号が送られ、この信号に基づ
きペ−ジング装置制御ユニット617が、可聴音通報装
置505の作動を不能化させる信号を導体604を経て
送り、不能化させる。電力しきい値装置623が用いる
しきい値は、もちろん調整可能で、この調整はペ−ジン
グ装置ユ−ザが人手で行ってもよく、又、信号送信規約
(プロトコル)を用いこれをペ−ジング装置制御ユニッ
ト617で受信して電力しきい値装置623に送ること
により、遠隔操作で行うこともできる。
【0067】本発明の作用は、図8から図11までの流
れ図に示すような入呼例の処理をそのステップに沿って
見ることによって更によく理解できる。これらの流れ図
は、図1の呼処理装置109が入呼に応答して行う作動
内容のプロセスを示すもので、図8のステップ801か
ら開始される。まずステップ803において、呼処理装
置109は、被呼者電話番号又は内線番号に付随する、
翻訳メモリ113及び状態メモリ115内の情報を探
す。
【0068】分岐形判断ステップ805において、機能
状態表中のデ−タエントリ305(図3)が検討され、
「全ての呼を送る」機能が稼動中かどうかが判断され
る。判断結果がYESの場合、次のステップ812にお
いて、この入呼はコ−ルカバレ−ジ装置へ送られる。続
いてプロセスは分岐形判断ステップ816に進み、ここ
で図2のデ−タエントリ210のコ−ルカバレ−ジ内線
番号デ−タが存在するかどうかが判断される。
【0069】判断結果がNO、すなわちこのようなデ−
タが存在しない場合、被呼者電話番号又は内線番号がコ
−ルカバレ−ジに対応しないと考えられる。しかしもし
ステップ816の結果がYES、すなわちデ−タが存在
する場合は、呼処理装置109からこのコ−ルカバレ−
ジ通信装置に呼出音信号を送り、予め定められた回数だ
け呼出音を発生させる。
【0070】もしコ−ルカバレ−ジ内線番号デ−タがな
いか、又はコ−ルカバレ−ジ通信装置が予め定められた
回数の呼出音の後に応答しない場合は、プロセスはステ
ップ818に進み、この入呼はボイスメ−ルに送られ
る。もしコ−ルカバレ−ジ内線番号デ−タが存在し、コ
−ルカバレ−ジ通信装置が予め定められた回数の呼出音
以内に応答した場合には、プロセスはステップ820に
進む。
【0071】ここでコ−ルカバレ−ジ通信装置において
入呼に応答する人が、被呼者に付随するペ−ジング装置
をステップ822において稼動化すべきかどうかを決定
する。この稼動化は、コ−ルカバレ−ジ通信装置の1つ
以上のキ−パッドボタンを押して行われる。もしコ−ル
カバレ−ジ通信装置において入呼に応答する人が、ペ−
ジング装置を稼動化しないと決定した場合は、プロセス
はステップ826に進み、ここで入呼はボイスメ−ルに
送られる。
【0072】最後に、もしコ−ルカバレ−ジ通信装置に
おいて入呼に応答する人が、被呼者に付随するペ−ジン
グ装置に通報するのが適当と決定した場合は、次のステ
ップ824においてペ−ジング装置に通報がなされ、プ
ロセスは接続点Eに進む。
【0073】プロセスが接続点Eに到達すると、続くプ
ロセスは図10に移り、分岐形判断ステップ1009に
おいて、通報されたペ−ジング装置から応答があったか
どうかが判断される。判断基準としては、予め定められ
た時間長以内に図2の項目208のペ−ジング装置コ−
ド語が通信システムにおいて受信された場合に、ペ−ジ
ング装置から応答が受信されたと考える。
【0074】ペ−ジング装置から応答がない場合は、プ
ロセスは分岐形判断ステップ1021に進み、ここでこ
の入呼がまだ生きている(有効である)かどうかが判断
される。もしYESの場合は、プロセスは分岐形判断ス
テップ1023に進み、ここでペ−ジング装置に通報が
なされてから予め選択された時間長が経過したかどうか
が判断される。この時間長をT1とする。
【0075】もし経過時間長tがT1より短い場合は、
プロセスはステップ1009に戻り、以下、ステップ1
009、1021、1023の順に、ペ−ジング装置か
ら応答が得られるか、この入呼が有効でなくなるか、又
は時間長T1が経過するまで繰り返す。時間長T1が経
過すると、プロセスはステップ1026に進み、ここで
入呼はボイスメ−ルに送られ、この後、ステップ102
8、1030に示すように、有線通信装置から呼出音が
除去され、ペ−ジング装置ディスプレイ画面が消去され
る。
【0076】ステップ1009に戻って、もしペ−ジン
グ装置の応答が受信された場合は、プロセスは分岐形判
断ステップ1011に進み、ここで、被呼者がペ−ジン
グ装置の「応答する」ボタンを押して、応答の意思を示
したかどうかが判断される。もし予め定められた時間長
以内に「応答する」ボタンが押された場合には、被呼者
が有線又は無線通信装置へ向かっていると想定して、プ
ロセスは接続点Hに進む。
【0077】接続点Hに続く図11の流れ図に移る前
に、被呼者が「応答する」ボタンを押さず、したがって
ペ−ジング装置の応答が受信されていない場合を考え
る。この場合は、「コ−ルカバレ−ジへ送る」ボタンが
押されたものと想定し、入呼はボイスメ−ルに送られ
る。
【0078】尚ここで、ステップ1021において、入
呼が有効でないと判断された場合について考える。この
ような判断は、図3の303−1から303−Nまでの
うちの適切な状態メモリ情報を見て行われる。もし入呼
が有効でない場合は、ステップ1028において、通信
装置に対する呼出音が取り除かれ、ステップ1030に
おいてペ−ジング装置ディスプレイの画面が消去され
る。
【0079】ステップ1011に戻り、被呼者が、「応
答する」ボタンを押して、応答の意思を予め定められた
時間長以内に示したと想定する。ここでプロセスは、接
続点Hから図11のステップ1102に進み、ここで次
の処理まで入呼を待機させる。この「待機」の意味は、
「応答する」ボタン又は「コ−ルカバレ−ジに送る」ボ
タンが押されたかどうか、あるいは予め定められた時間
長T1が経過したかどうかについての決定がなされるま
で、入呼を「保留する」すなわち「終了しない」という
ことである。
【0080】ステップ1102において、時間長T2測
定用タイマ−がリセットされてから始動される。次に分
岐形判断ステップ1104に進み、ここで被呼者が、通
信システムに接続された有線又は無線通信装置、から予
め割り当てられた認識子を用いて応答したかどうかが判
断される。この、予め割り当てられた認識子は、被呼者
に通常付随する内線番号201(図2)でも、又一般に
被呼者と通信システムとだけが知っているパスワ−ドで
もよい。
【0081】もし予め割り当てられた認識子が受信され
ない場合、プロセスは分岐形判断ステップ1106に進
み、ここでもし時間長T2が経過した場合は、次のステ
ップ1110に進む。ステップ1110において、呼者
は、被呼者が入呼に応答すべき有線又は無線通信装置が
見つからなかった旨の、予め録音された音声メッセージ
を受領する。
【0082】そしてプロセスはステップ1112に進
み、ここで入呼はボイスメ−ルに送られ、プロセスはス
テップ1114、1116に進み、ここで呼出音が通信
装置から取り除かれ、ペ−ジング装置ディスプレイの画
面が消去される。もし時間長T2が経過していない場合
には、プロセスはステップ1104に戻る。
【0083】ステップ1104において、もし予め割り
当てられた認識子が受信された場合は、次のステップ1
118において、待機中の入呼が周知の技術を用いて識
別され、被呼者が自分に予め割り当てられた識別子を用
いて有線又は無線通信装置を経由して応答してきたその
通信装置に接続される。この時点で、当初の被呼電話番
号に付随する通信装置から呼出音が除去され、ペ−ジン
グ装置ディスプレイの画面が消去され、プロセスはこの
入呼についてはステップ1116において終了する。
【0084】ここで図8の分岐形判断ステップ805に
戻る。ここでは「全ての呼を送る」機能が稼動中かどう
かが判断される。まずこの機能が稼動中でない場合につ
いて考えると、プロセスはステップ807に進み、ここ
で被呼者が前に受信した入呼について現在ペ−ジされて
いるかどうかが判断される。判断結果がYESの場合
は、更にペ−ジング装置に通報して被呼者を混乱させな
いために、プロセスはステップ828に進む。
【0085】ステップ828において、呼出音カウンタ
がリセット後、始動され、ステップ829において、呼
出音信号が被呼者の有線又は無線通信装置に送られる。
この呼出音は、ステップ830に示すように予め定めら
れた回数の呼出音だけ流される。この回数が満たされ、
且つ入呼がまだ応答されない場合は、ステップ836及
び837において、それぞれ被呼者の有線又は無線通信
装置への呼出音信号が停止され、入呼はボイスメ−ルに
送られる。
【0086】もしステップ807における判断結果がN
O、すなわち現在の入呼が被呼者の電話番号又は内線番
号に対する唯一の有効入呼であると判断された場合は、
プロセスはステップ809に進み、ここで被呼者の電話
番号又は内線番号に付随する有線又は無線通信装置に呼
出音信号が送られる。そしてプロセスは接続点Aを経
て、図9の分岐形判断ステップ902に進む。
【0087】分岐形判断ステップ902においては、被
呼者の有線又は無線通信装置について「優先ペ−ジン
グ」機能が稼動化されているかどうかが判断される。こ
の稼動化は、上記のように、図4のボタン404を押し
て行われる。もしステップ902の判断がNO、すなわ
ちこの機能が稼動化されていない場合は、ステップ91
4において、被呼者のペ−ジング装置に通報が送られ、
プロセスは接続点Cに進む。
【0088】しかし、もしこの「優先ペ−ジング」機能
が稼動化されている場合は、プロセスはステップ902
から分岐形判断ステップ904に進み、ここで、呼者の
電話番号又は内線番号が、被呼者についての優先リスト
に載っているかどうかが判断される。もし判断がYE
S、すなわち載っている場合は、ステップ914におい
て、被呼者のペ−ジング装置に通報が送られ、プロセス
は接続点Cに進む。
【0089】ステップ904の判断がNO、すなわち呼
者の電話番号又は内線番号が、被呼者についての優先リ
ストに載っていない場合は、ステップ907において、
時間長T3に対するタイマ−がリセットされた後、始動
される。次にプロセスは分岐形判断ステップ908に進
み、ここで、時間長T3が経過するまで待機する。この
間に、被呼者の電話番号又は内線番号に付随した有線又
は無線通信装置は、付随するペ−ジング装置が稼動中で
なくても、予め定められた回数だけ呼出音を流すことが
できる。
【0090】時間長T3が経過すると、プロセスはステ
ップ911に進む。ここで、呼出音がこの有線又は無線
通信装置から除かれ、プロセスは接続部Bを経て図8の
ステップ812に進み、ステップ812において入呼は
コ−ルカバレ−ジ装置へ送られる。ここから以後、プロ
セスは前に述べたように進む。
【0091】次に、図9の接続点C以後のプロセスにつ
いて考える。プロセスは図10の分岐形判断ステップ1
002に進み、ここで、ペ−ジング装置が、その付随す
る有線又は無線通信装置の近く、すなわち予め定められ
た距離以内にあるかどうかが判断される。この判断は、
図6のペ−ジング装置ブロック図の、近接RF受信機6
09によって行われる。
【0092】もし判断がNOで、ペ−ジング装置がその
付随する上記通信装置の近くにない場合は、ステップ1
004において、ペ−ジング装置の可聴音通報装置が稼
動され、ステップ1032において、時間長T1測定用
タイマ−がリセットされた後、始動されて、プロセスは
分岐形判断ステップ1006に進む。もしステップ10
02においての判断がYESで、ペ−ジング装置がその
付随する上記通信装置の近くにある場合は、プロセスは
直接ステップ1006に進む。
【0093】分岐形判断ステップ1006において、こ
の通信装置が応答されたかどうかが判断される。もし判
断がYESの場合は、ステップ1015においてこの通
信装置から呼出音が除かれ、ステップ1017において
この装置へ交信路が設立され、次のステップにおいてペ
−ジング装置のディスプレイ画面が消去されて、この交
信路についてのプロセスが終了する。
【0094】又、ステップ1006において、その判断
がNO、すなわち、被呼者に付随する通信装置が応答さ
れない場合は、プロセスは分岐形判断ステップ1009
に進み、以後プロセスは上に述べたように進む。
【0095】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0096】例えば第1に、上記実施例は通信システム
としてPBXを例に取って説明したが、本発明は、中央
電話局又は顧客の構内に設置された種々の交換システム
のような、他の通信システムにおいても実施可能であ
る。第2に、上記説明において開示した、ペ−ジング装
置とその付随するラインインタフェ−ス回路との間の通
信は、無線信号であったが、代わりに赤外線や超音波信
号も使用できる。
【0097】最後に、ペ−ジング装置及び他の通信装置
についての通信の統合を、音声通信の統合に関するもの
としたが、この統合はデ−タ通信に関するものでもよ
い。したがって、ペ−ジング装置に付随する有線又は無
線通信装置には、ファクシミリ装置、ビデオ端末、テキ
スト端末、及びパ−ソナルコンピュ−タのような、シス
テムユ−ザに入接続デ−タ通信について通報できる装置
が含まれる。
【0098】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、通
信システムにおける入呼について被呼者に通報(アラ−
ト)する装置において、被呼者にペ−ジング装置と、こ
れと異なる通信機能を有する有線又は無線通信装置とを
付随させ、被呼者への入呼がこの有線又は無線通信装置
に受信されると、自動的にペ−ジング装置に通報が送ら
れるように構成したので、呼者は、従来技術の場合のよ
うに被呼者付随の通信装置番号及びペ−ジング装置番号
という互いに異なる2つの番号をダイヤルする必要がな
くてすむ。したがって操作の効率化が図れる。
【0099】尚、このペ−ジング装置自動通報機能は、
ペ−ジング装置と付随する有線又は無線通信装置とが互
いに近接している場合には自動的に不能化されるように
したので、被呼者が不必要な可聴音通報に苛立たせられ
るおそれがない。したがって通信環境が改善され、効率
が増加する。
【0100】被呼者のペ−ジング装置がその付随する有
線又は無線通信装置から離れている場合に、被呼者がペ
−ジング装置の可聴通報音を聞いて応答の意思ある旨の
信号を呼者に送ることのできる伝送機能を、ペ−ジング
装置に設けたので、従来技術の場合のように入呼の通報
が被呼者に届いたかどうか不明のまま呼者が無為に被呼
者からの応答を待つ必要がなくてすむ。したがって通信
関連業務の効率が改善される。
【0101】この場合、被呼者は、離れた位置にある自
分の通信装置まで戻ることなく最寄りの通信装置の所ま
で行けばそこへ入呼が転送されるように構成したので、
被呼者が早急に入呼に応答できる。したがって通信効率
が更に増加する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を導入した通信システムの一例を示す概
略ブロック図である。
【図2】図1のシステムの翻訳メモリに記憶されている
翻訳デ−タの表示図である。
【図3】図1のシステムの状態メモリに記憶されている
状態デ−タの表示図である。
【図4】図1のシステムに用いられる、全2方向通信機
能を有する有線または無線通信装置の一例についての物
理的構成の表示図である。
【図5】図1のシステムに用いられる、信号報知装置
(ペ−ジング装置)の一例についての物理的構成の表示
図である。
【図6】図5のペ−ジング装置の概略ブロック図であ
る。
【図7】図4の有線または無線通信装置の概略ブロック
図である。
【図8】本発明に基づき図1の呼処理装置109によっ
て行われる一連の作動を、図9、図10、及び図11と
共に示す流れ図である。
【図9】本発明に基づき図1の呼処理装置109によっ
て行われる一連の作動を、図8、図10、及び図11と
共に示す流れ図である。
【図10】本発明に基づき図1の呼処理装置109によ
って行われる一連の作動を、図8、図9、及び図11と
共に示す流れ図である。
【図11】本発明に基づき図1の呼処理装置109によ
って行われる一連の作動を、図8、図9、及び図10と
共に示す流れ図である。
【符号の説明】
100 構内交換設備(PBX) 101−1〜101−N トランク 102−1〜102−P 有線通信装置 105 制御複合ユニット 106 時分割多重(TDM)母線(バス) 107 処理装置インタフェ−ス 108 M母線(バス) 109 呼処理装置 110 プログラムメモリ 111 トランクインタフェ−ス回路 112−1〜112−Q 無線通信装置 113 翻訳メモリ 114 状態メモリ 122、123、124、125 ラインインタフェ−
ス回路 122−1〜122−R 信号報知装置(ペ−ジング装
置) 126、129 有線通信リンク 127、128 無線通信リンク 132−1〜132−S ボイスメ−ルシステム 401 「全ての呼を送る」ランプ 402 「全ての呼を送る」ボタン 403 「優先ペ−ジング」ランプ 404 「優先ペ−ジング」ボタン 405、504、611 「待ちメッセ−ジあり」ラン
プ 406、712 ハンドセット 407 キ−パッド 408 ベ−ス 501 信号報知装置(ペ−ジング装置) 505 可聴音通報(アラ−ト)装置 506 ディスプレイ 602、604、606、608、610、612、6
14、616 導体 605 送信機 607 受信機 609 近接無線周波数(RF)受信機 617 ペ−ジング装置制御ユニット 618、621 導線 619 ペ−ジングアンテナ 620 近接アンテナ 623 電力しきい値装置 701 結線 702 ディジタルマルチプレクサ/デマルチプレクサ 703 機能制御装置 704、706、708、709、716、717 導
体 710 可聴周波数(オ−ディオ)回路 713 ペ−ジング装置位置探知信号発生装置 714 アンテナ 715 ハンドセットスイッチフック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロウレンス ジヨン ハ−ス アメリカ合衆国 80020 コロラド ブル −ムフイ−ルド、シダ− ストリ−ト 1182

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の2方向通信装置を有し且つ内部で
    呼者からの入呼が被呼者に接続される通信システム内で
    用いられる信号通報処理装置であって、 前記入呼に応答して、前記被呼者に付随するペ−ジング
    装置と、このペ−ジング装置の通信機能と異なる通信機
    能を有し且つ前記被呼者に付随する少なくとも1つの他
    の通信装置とを決定するための手段と、 前記決定されたペ−ジング装置及び他の通信装置に応じ
    て、前記被呼者に前記入呼について通報するために通報
    信号を前記決定されたペ−ジング装置及び他の通信装置
    に結合するための手段と、 からなることを特徴とする、通信システム内で用いられ
    る信号通報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記他の通信装置が、2方向通信機能を
    有することを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記呼者が、コ−ルする可能性ある1人
    以上の呼者を指定した予め定められたリスト上にあると
    きのみ、前記通報信号が前記ペ−ジング装置及び前記他
    の通信装置に結合されることを特徴とする請求項1の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ペ−ジング装置によって伝送された
    信号に応答して、前記入呼をコ−ルカバレ−ジ通信装置
    に向けて送るための手段からなることを特徴とする請求
    項1の装置。
  5. 【請求項5】 前記ペ−ジング装置によって伝送された
    信号に応答して、以後の前記入呼の処理を、予め定めら
    れた時間の間保留するための手段からなることを特徴と
    する請求項1の装置。
  6. 【請求項6】 前記ペ−ジング装置によって伝送された
    信号と、前記被呼者に付随し且つ前記システム内の2方
    向通信装置のどれかから伝送された予め定められたパス
    ワ−ド信号とに応答して、前記入呼を前記どれかの通信
    装置に向けて送るための手段からなることを特徴とする
    請求項1の装置。
  7. 【請求項7】 前記保留するための手段が又、予め定め
    られた音声告知を前記被呼者に結合することを特徴とす
    る請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 通信システム内で用いられるペ−ジング
    装置であって、 このペ−ジング装置の付随する被呼者への入呼に応答し
    て、この通信システムからの第1の信号を受信するため
    の手段と、 前記入呼に応答する意図を示す前記被呼者による予め定
    められた行動に応答して前記通信システムに第2の信号
    を送信するための手段と、 からなることを特徴とする、通信システム内で用いられ
    るペ−ジング装置。
  9. 【請求項9】 呼者からの入呼を被呼者に結合するため
    の通信システムであって、 少なくとも1つのペ−ジング装置と、 コ−ルされる可能性ある被呼者に付随し且つ各々前記ペ
    −ジング装置の通信機能と異なる通信機能を有する複数
    の他の通信装置と、 入呼に含まれる信号伝送情報に応答して、前記ペ−ジン
    グ装置のどれかが前記被呼者に付随するかどうかを決定
    し且つ前記他の通信装置のどれが前記被呼者に付随する
    かどうかを決定するための手段と、 前記決定されたペ−ジング装置及び他の通信装置に応じ
    て、前記被呼者に前記入呼について通報するために通報
    信号を前記ペ−ジング装置及び他の通信装置に結合する
    ための手段と、 からなることを特徴とする通信システム
  10. 【請求項10】 内部で呼者からの入呼の被呼者への接
    続が行われる通信システム内で用いられる信号通報処理
    方法であって、 前記入呼に応答して、前記被呼者に付随するペ−ジング
    装置と、前記被呼者に付随し且つこのペ−ジング装置の
    通信機能と異なる通信機能を有する少なくとも1つの他
    の通信装置とを決定する過程と、 前記被呼者に前記入呼について通報するために通報信号
    を前記決定されたペ−ジング装置及び他の通信装置に結
    合する過程と、 からなることを特徴とする、通信システム内で用いられ
    る信号通報処理方法。
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