JPH0515260U - 押釦スイツチ装置 - Google Patents

押釦スイツチ装置

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JPH0515260U
JPH0515260U JP2397891U JP2397891U JPH0515260U JP H0515260 U JPH0515260 U JP H0515260U JP 2397891 U JP2397891 U JP 2397891U JP 2397891 U JP2397891 U JP 2397891U JP H0515260 U JPH0515260 U JP H0515260U
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恒忠 平野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の前面板に取付けられる押釦スイッ
チ装置の構造を簡略化するとともに、静電気の影響を軽
減する。 【構成】 スイッチ本体31が実装された配線基板23
を、前面板25から離間した電子機器22の内部に配置
しておく。前面板25の背面25a側にはシールド板2
9を設け、釦本体28の押圧操作部32が押圧操作され
ると、押圧柱33がこのシールド板29の操作部42を
変位させる。これによって、操作部42の遊端部に形成
されている押圧部43が前記スイッチ本体31の作動片
34を押圧操作する。こうして、釦孔26から侵入する
静電気の影響を受けないように前面板25から離間して
配置した配線基板23上のスイッチ本体31のスイッチ
ング状態を切換えることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、機器内部に静電気の侵入する可能性の高い車載用音響再生装置など で好適に実施される押釦スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、典型的な従来技術の押釦スイッチ装置1を用いる電子機器2の断面図 である。配線基板3や多数の電子部品を収納している筺体4の前面には、前面板 5が取付けられている。前面板5の釦孔6内には、該釦孔6の一方縁部から延設 される可撓性の連結部材7を介して、釦本体8が揺動変位自在に設けられている 。
【0003】 前記前面板5の背面5a側には、前記筺体4に電気的に接続されているシール ド板9が貼付けられており、このシールド板9は、前記釦孔6の周縁部から侵入 した静電気を捉え、前記筺体4へ流入させて除去する。さらに、前面板5の背面 5a側には、配線基板10が配置されている。この配線基板10において、前記 釦本体8に対応する位置には、スイッチ本体11が設けられている。したがって 、釦本体8の押圧操作部12が操作者の手指などによって押圧操作されると、押 圧柱13がスイッチ本体11の作動片14を押圧し、こうしてスイッチ本体11 のスイッチング状態が切換えられる。
【0004】 配線基板10にはまた、液晶パネルなどの表示装置15が設けられており、こ れらの表示装置15や前記スイッチ本体11は、フレキシブル基板16を介して 前記配線基板3の表示駆動回路や制御回路などと接続されている。前記フレキシ ブル基板16の一方の端部16a側に配列された端子列は、配線基板10に取付 けられ前記スイッチ本体11や表示装置15などと接続されているコネクタ17 に嵌め込まれ、またフレキシブル基板16の他方の端部16b側に配列された端 子列は、配線基板3に取付けられ前記表示駆動回路や制御回路などに接続されて いるコネクタ18に嵌め込まれている。こうして、前面板5に設けられた釦本体 8への操作に応答して、配線基板3上の電子部品が動作を行い、電子機器2から は所望とする出力が導出される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来技術では、釦本体8の背後に、スイッチ本体11を支持するための 配線基板10を設ける必要があり、部品点数が多くなってしまう。
【0006】 また、釦孔6と、配線基板10とが比較的近接しており、操作者の手指に帯電 している静電気が前記シールド板9で捕捉されることなく、直接配線基板10に 侵入してしまう恐れがあり、充分なシールド効果を得ることができないという問 題がある。
【0007】 本考案の目的は、構造を簡略化することができるとともに、釦孔付近からの静 電気の侵入を抑えることができる押釦スイッチ装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、操作者の手指によって押圧操作される釦本体と、 前記釦本体を変位自在に収納する釦孔の形成された前面板と、 前面板から離間して配置される配線基板と、 配線基板上に取付けられ、作動片が押圧操作されることによってスイッチング 状態が変化するスイッチ本体と、 前記釦孔の近傍に静電気除去のために設けられるシールド板であって、前面板 の背面に取付けられる取付部と、該取付部の前記周縁部近傍から延設され、弾発 性を有し、前記釦本体の背面によって押圧操作される操作部と、操作部への押圧 操作に応答して揺動変位し、前記スイッチ本体の作動片を押圧操作する押圧部と を備える、そのようなシールド板とを含むことを特徴とする押釦スイッチ装置で ある。
【0009】
【作用】
本考案に従えば、スイッチ本体が実装されている配線基板は、前面板から離間 して配置されており、前面板に形成された釦孔に収納されている釦本体が操作者 の手指によって押圧操作されると、前記スイッチ本体の作動片には、その押圧操 作力が、前面板の背面に取付けられているシールド板を介して伝達される。
【0010】 すなわち、前面板に形成された釦孔内には、釦本体が変位自在に収納されてお り、また前記釦孔の近傍には、該釦孔からの静電気の侵入を防止するためのシー ルド板が設けられている。このシールド板は、前面板の背面に取付けられる取付 部と、この取付部において前記釦孔の周縁部近傍から延びて形成される操作部お よび押圧部とから構成されている。前記操作部は、弾発性を有する材料から成り 、釦本体の背面側に突出している。この操作部に連なって前記押圧部が設けられ ており、したがって釦本体が押圧操作されると、その押圧操作力は、操作部から 押圧部を介してスイッチ本体の作動片に伝達される。
【0011】 したがって、前面板の背後にスイッチ本体を支持するための配線基板を設ける 必要はなく、これによって構成を簡略化することができるとともに、該配線基板 への静電気の侵入などの不所望な事態を未然に防止することができる。
【0012】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の押釦スイッチ装置21を用いる電子機器22の前面 板25を背面25a側から見た斜視図であり、図2は図1の切断面線A−Aから 見た断面図である。この電子機器22は、静電気の多い環境下で使用される、た とえば車載用の音響再生装置などである。配線基板23や、多数の電子部品を収 納している筺体24の前面には、前面板25が取付けられる。
【0013】 前記前面板25には釦孔26が形成されており、この釦孔26内には、該釦孔 26の周縁部から延びる一対の連結部材27によって揺動自在に支持される釦本 体28が収納されている。これら前面板25、連結部材27および釦本体28は 、樹脂などの電気絶縁性材料によって一体成形されている。また連結部材27の 肉厚は、残余の前面板25および釦本体28よりも薄く形成されており、したが って前述のように釦本体28を揺動自在に支持することができる。
【0014】 前面板25の背面25aにおいて、少なくとも前記釦孔26の周縁部には、シ ールド板29が設けられている。このシールド板29は、前記背面25aに貼付 けられる取付部41と、該取付部41の前記釦孔26の周縁部近傍から延設され る操作部42と、該操作部42の遊端部に形成される押圧部43と、前記取付部 41を導電性材料から成る筺体24に電気的に接続する接続部44とを含んで構 成されている。
【0015】 また、前面板25において、前記釦孔26に隣接して表示窓39が設けられて おり、この表示窓39には液晶パネルなどの表示装置35が臨む。この表示装置 35は配線基板30に実装されており、また配線基板30はフレキシブル基板3 6を介して、前記配線基板23に実装される表示駆動回路などと電気的に接続さ れる。すなわち、フレキシブル基板36の一方の端部36a側に配列されている 端子列は、配線基板30に固定されているコネクタ37内に嵌め込まれており、 またフレキシブル基板36の他方の端部36b側に配列されている端子列は、配 線基板23に固定されているコネクタ38に嵌め込まれている。
【0016】 一方、前記釦本体28は、操作者の手指によって押圧操作される押圧操作部3 2と、該押圧操作部32の背面32aから立設される押圧柱33とから構成され ている。また前記配線基板23には、作動片34への押圧操作に応答してスイッ チング状態が変化するスイッチ本体31が実装されている。
【0017】 前記シールド板29の操作部42は、前述のように取付部41から延び、クラ ンク状に形成される。前記前面板25と平行な方向に延びる、すなわち矢符50 で示される釦本体28の押圧操作方向とは交差する方向に延びる操作部42には 、前記釦本体28の押圧柱33が当接する。シールド板29は、導電性および弾 発性を有する金属板などが板金加工されて成り、したがって釦本体28の押圧操 作部32が前記矢符50方向に押圧操作されると、押圧柱33はシールド板29 の操作部42を押圧する。これによって、操作部42はその弾発力に抗して湾曲 変位し、前記押圧部43は矢符45で示されるように、スイッチ本体31の作動 片34を押圧変位させる。このようにして、釦本体28への操作者の押圧操作力 が電子機器22の比較的内部に配置された配線基板23のスイッチ本体31に伝 達される。
【0018】 このように本考案に従う押釦スイッチ装置21では、釦本体28の背後側に設 けられる配線基板30は、表示装置35を支持するだけでスイッチ本体31を支 持するために用いる必要はなく、したがって配線基板30やコネクタ37,38 を縮小し、構造を簡略化することができる。また、主要な電子回路が形成されて いる配線基板23を前面板25から離間して配置することができ、これによって 釦孔26から侵入する静電気の影響を低減することができる。さらにまた、前記 静電気は、前記釦孔26の周縁部に張付けられているシールド板29の取付部4 1以外にも、たとえば操作部42などで捕捉され、配線基板23への静電気の侵 入をさらに確実に防止することができる。
【0019】 図3は本考案の他の実施例の押釦スイッチ装置51を用いる電子機器52の断 面図であり、この実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分には同一の参照 符を付す。この実施例では、前面板55と釦本体58とは、個別に形成される。 釦本体58の押圧操作部62は帽状に形成されており、フランジ64は釦孔56 の周縁部に当接し、こうして抜け止めが行われる。
【0020】 押圧操作部62が押圧操作されていない状態では、押圧柱63を介してシール ド板29の操作部42から、前記矢符50で示される押圧操作方向とは反対方向 に弾発力が作用しており、したがって押圧操作力が解除されると、押圧操作部6 2は操作される以前の状態に復帰することができる。これによって、押圧操作部 62を復帰させるための弾発力を発生するゴムなどの弾性部材を省略することも できる。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、前面板の背面側に設けられるシールド板から操 作部および押圧片を延設し、釦本体に加えられた押圧操作力をシールド板の操作 部から押圧片を介してスイッチ本体の作動片へ伝播するので、前面板の背後にス イッチ本体を支持するための配線基板を設ける必要がなくなり、構造を簡略化す ることができる。また、配線基板を前記前面板から離間した位置に配置すること ができ、前面板の釦孔付近からの静電気の侵入を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の押釦スイッチ装置21を用
いる電子機器22の前面板25付近を背面25a側から
見た斜視図である。
【図2】図1の切断面線A−Aから見た断面図である。
【図3】本考案の他の実施例の押釦スイッチ装置51を
用いる電子機器52の断面図である。
【図4】従来技術の押釦スイッチ装置1を用いる電子機
器2の断面図である。
【符号の説明】
21,51 押釦スイッチ装置 22,52 電子機器 23,30 配線基板 24 筺体 25,55 前面板 26,56 釦孔 28,58 釦本体 32,62 押圧操作部 33,63 押圧柱 29 シールド板 31 スイッチ本体 34 作動片 41 取付部 42 操作部 43 押圧部 50 押圧操作方向

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作者の手指によって押圧操作される釦
    本体と、 前記釦本体を変位自在に収納する釦孔の形成された前面
    板と、 前面板から離間して配置される配線基板と、 配線基板上に取付けられ、作動片が押圧操作されること
    によってスイッチング状態が変化するスイッチ本体と、 前記釦孔の近傍に静電気除去のために設けられるシール
    ド板であって、前面板の背面に取付けられる取付部と、
    該取付部の前記周縁部近傍から延設され、弾発性を有
    し、前記釦本体の背面によって押圧操作される操作部
    と、操作部への押圧操作に応答して揺動変位し、前記ス
    イッチ本体の作動片を押圧操作する押圧部とを備える、
    そのようなシールド板とを含むことを特徴とする押釦ス
    イッチ装置。
JP1991023978U 1991-04-11 1991-04-11 押釦スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2545541Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5931118U (ja) * 1982-08-20 1984-02-27 三洋電機株式会社 操作釦装置
JPH01142124U (ja) * 1988-03-25 1989-09-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01142124U (ja) * 1988-03-25 1989-09-28

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