JPH0414822Y2 - - Google Patents

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JPH0414822Y2
JPH0414822Y2 JP1984087871U JP8787184U JPH0414822Y2 JP H0414822 Y2 JPH0414822 Y2 JP H0414822Y2 JP 1984087871 U JP1984087871 U JP 1984087871U JP 8787184 U JP8787184 U JP 8787184U JP H0414822 Y2 JPH0414822 Y2 JP H0414822Y2
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JP
Japan
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fixed
pressing operation
pressing
elastic
wiring board
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JP1984087871U
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JPS613632U (ja
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【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ラジオなどの動作を制御するためな
どに用いられる押ボタンスイツチに関する。
背景技術 第1図は、先行技術の断面図である。たとえば
車載用ラジオなどでは、電気回路が構成される印
刷配線基板1に対して垂直にスイツチ用印刷配線
基板2が固定されており、この印刷配線基板2に
は押ボタンスイツチ3が構成される。この押ボタ
ンスイツチ3は、押圧操作部分4と、この押圧操
作部分4に連なつて弾性変形をする弾性部分5と
を含み、ゴムによつて一体成形されている。押圧
操作部分4の背後側には可動接点6が固定されて
おり、これに対向して印刷配線基板2には可動接
点6が接触することによつて導通する固定接点7
が印刷配線されている。固定接点7は、コネクタ
8,9およびケーブル10によつて印刷配線基板
1に電気的に接続される。押圧操作部分4は操作
パネル11の取付孔12から前方(第1図の右
方)に突出している。このようにして車載用ラジ
オは、偏平な大略的に直方体状に構成することが
できる。このような第1図に示された先行技術で
は、印刷配線基板1とは別個に押ボタンスイツチ
3のための印刷配線基板2を必要とし、これらの
印刷配線基板1,2を電気的に接続するためにコ
ネクタ8,9およびケーブル10を必要とし、し
たがつて部品点数が多い。また印刷配線基板2を
固定するために構成が複雑化する。
目 的 本考案の目的は、部品点数が低下され構成が簡
略化され、こうして生産性が向上された押ボタン
スイツチを提供することである。
考案の構成 本考案は、固定位置に設けられる取付部と、 押圧操作部分と、 前記押圧操作部分の押圧方向下流側の端部にお
いて、前記押圧方向とは交差する方向の両端位置
付近に一端がそれぞれ固定され、他端が相互に間
隔をあけて前記取付部に固定され、押圧操作力に
抗して弾発力を発揮し、前記押圧方向とは交差す
る方向に変形する一対の弾性部分と、 前記一対の弾性部分の一方の変形方向端部に固
定される可動接点と、 前記可動接点に対向して配置され、弾性部分の
前記変形によつてスイツチング態様が変化する固
定接点とを含むことを特徴とする押ボタンスイツ
チである。
実施例 第2図は、本考案の一実施例の斜視図である。
車載用ラジオ13は偏平な大略的に直方体のケー
シング14を有し、このケーシング14には前方
(第2図の左方)に臨む操作パネル15が固定さ
れる。操作パネル15には、前方に臨んで手動に
よつて押圧操作される押ボタンスイツチ16が設
けられる。この押ボタンスイツチ16を操作する
ことによつてラジオ13の動作を制御することが
できる。ケーシング14内にはラジオの電気回路
が実装された印刷配線基板17が収納されてい
る。
第3図は、押ボタンスイツチ16付近の断面図
である。押圧操作部分18と、弾性部分19と、
取付部20とは、弾発性の有るゴムなどの材料に
よつて一体成型される。
第4図は、押ボタンスイツチ16の分解斜視図
である。押圧操作部分18は直方体状である。弾
性部分19は、押圧操作部分18を矢符22で示
される押圧操作力に抗して、第4図の右方に弾発
力を発揮する。この弾性部分19は印刷配線基板
17側に凸に湾曲した2重の弾性片23,24を
有し、このようにして弾性片23,24と押圧操
作部分18と取付部20とによつて印刷配線基板
17に平行に延びる空腔25が形成される。
なお、前記弾性片23,24の一方の端部は、
それぞれ前記押圧操作部分18の押圧操作方向2
2下流側の端部、すなわち操作パネル15から突
出して押圧操作される端部とは反対側の端部にお
いて、前記押圧操作方向22とは交差する上下方
向の両端位置付近に固定される。また、前記弾性
片23,24は、前記空腔25を形成するために
相互に平行に延び、その他端部は前記取付部20
に固定される。
第5図は、第3図の切断面線V−Vから見た断
面図である。取付部20の印刷配線基板17側に
は突起26,27が一体的に形成されており、印
刷配線基板17に形成された取付孔28,29に
それぞれ嵌合する。取付部20の印刷配線基板1
7とは反対側の頂部30には凹所31,32が形
成される。
操作パネル15には、押圧操作部分18が前方
(第3図の右方)に突出する挿通孔33が形成さ
れる。この挿通孔33には、操作パネル15の背
後側(第3図の左方)に延びる案内筒34が一体
的に形成される。案内筒34の印刷配線基板17
から遠ざかつた位置、すなわち頂部は背後側にさ
らに延在して保持片35を形成する。操作パネル
15は合成樹脂などの材料から成り、案内筒34
および保持片35は一体成形される。
保持片35には取付部20の凹所31,32に
嵌り込む突起36,37が形成される。
弾性部分19の印刷配線基板17寄りの弾性片
24の後述する変形方向の端部には、可動接点3
8が固定される。印刷配線基板17には可動接点
38に対応して固定接点39,40が形成され
る。
押圧操作部分18が押圧操作方向22に弾性部
分19の弾発力に抗して押圧操作されるとき、こ
の弾性片23,24は押圧操作方向22に対して
交差する方向(すなわち第3図〜第5図の下方)
に突出して変形する。そのため可動接点38は固
定接点39,40に同時に接触した状態となり、
これによつて導通状態となる。押圧操作部分18
から手を離すと、可動接点38は、固定接点3
9,40から離反して遮断状態となる。
ハウジング14は金属製であり、切起し片42
に形成されたねじ孔43には、印刷配線基板17
に形成されたボルト挿通孔44を挿通するボルト
45が螺合し、このようにして印刷配線基板17
はハウジング14に固定される。操作パネル15
の底部には背後に延びる取付片46が形成され
る。この取付片46にはボルト挿通孔47が形成
される。ボルト挿通孔47を挿通するボルト48
は、ハウジング14に形成されたねじ孔49に螺
合し、このようにして操作パネル15はケーシン
グ14に固定される。
上述の実施例では押圧操作部分18と弾性部分
19と取り付部20とが一体的にゴムなどの弾性
材料によつて形成されたけれども、本考案の他の
実施例として、これらの各部分18,19,20
は個別的に構成されてもよい。本考案は車載用ラ
ジオだけでなく、その他の電子機器になどにおい
て用いられる押ボタンスイツチに関して広範囲に
実施されることができる。上述の図示の実施例で
は、押圧操作部分18を押圧操作することによつ
て可動接点38と固定接点39,40とが導通す
るように構成されたけれども、本考案の他の実施
例として押圧操作部分18を押圧操作しない時に
は、可動接点と固定接点とが導通しており、押圧
操作することによつて遮断されるように構成する
ことも容易である。
効 果 以上のように本考案によれば、可動接点が固定
される弾性部分は押圧操作部分の押圧操作方向に
対して交差する方向に変形し、これによつて可動
接点と固定接点とのスイツチング態様が変化する
ようにしたので、構成が簡略化され、たとえば第
1図に関連して述べた先行技術における印刷配線
基板2、コネクタ8,9およびケーブル10など
の省略が可能となり、部品点数を低減することが
できる。
また本考案では、相互に間隔をあけて配置され
る弾性部分の一方の端部を、押圧操作部分の押圧
方向下流側の端部において、前記押圧方向とは交
差する方向たとえば上下方向の両端位置付近に固
定し、他端を前面パネルなどの固定位置に設けら
れる取付部に固定するので、前記押圧操作部分が
押圧操作されると押圧力は各弾性部分に均等に加
わる。したがつて、押圧操作部分がその操作に対
して傾くことなく、良好な操作感を得ることがで
きるとともに、確実なスイツチ動作を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は先行技術の断面図、第2図は本考案の
一実施例の押ボタンスイツチ16を含む車載用ラ
ジオ13の斜視図、第3図は押ボタンスイツチ1
6付近の断面図、第4図はその押ボタンスイツチ
16の分解斜視図、第5図は第3図の切断面線V
−Vから見た断面図である。 15……操作パネル、16……押ボタンスイツ
チ、17……印刷配線基板、18……押圧操作部
分、19……弾性部分、20……取付部分、38
……可動接点、39,40……固定接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定位置に設けられる取付部と、 押圧操作部分と、 前記押圧操作部分の押圧方向下流側の端部にお
    いて、前記押圧方向とは交差する方向の両端位置
    付近に一端がそれぞれ固定され、他端が相互に間
    隔をあけて前記取付部に固定され、押圧操作力に
    抗して弾発力を発揮し、前記押圧方向とは交差す
    る方向に変形する一対の弾性部分と、 前記一対の弾性部分の一方の変形方向端部に固
    定される可動接点と、 前記可動接点に対向して配置され、弾性部分の
    前記変形によつてスイツチング態様が変化する固
    定接点とを含むことを特徴とする押ボタンスイツ
    チ。
JP8787184U 1984-06-13 1984-06-13 押ボタンスイツチ Granted JPS613632U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8787184U JPS613632U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 押ボタンスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8787184U JPS613632U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 押ボタンスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS613632U JPS613632U (ja) 1986-01-10
JPH0414822Y2 true JPH0414822Y2 (ja) 1992-04-03

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JP8787184U Granted JPS613632U (ja) 1984-06-13 1984-06-13 押ボタンスイツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0432157Y2 (ja) * 1986-10-29 1992-07-31

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5341789A (en) * 1976-09-24 1978-04-15 Trw Inc Control relay

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125322U (ja) * 1982-02-18 1983-08-25 松下電器産業株式会社 スイツチ作動装置

Patent Citations (1)

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JPS5341789A (en) * 1976-09-24 1978-04-15 Trw Inc Control relay

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JPS613632U (ja) 1986-01-10

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