JPH0515248U - 押釦スイツチ - Google Patents
押釦スイツチInfo
- Publication number
- JPH0515248U JPH0515248U JP6290691U JP6290691U JPH0515248U JP H0515248 U JPH0515248 U JP H0515248U JP 6290691 U JP6290691 U JP 6290691U JP 6290691 U JP6290691 U JP 6290691U JP H0515248 U JPH0515248 U JP H0515248U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- button switch
- substrate
- wiring pattern
- cover tape
- Prior art date
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- Pending
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- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 押釦スイッチの部品点数を削減してコストを
低減すると共に、組立作業性を向上する。 【構成】 押釦スイッチ10の基板11上に配設する配
線パターン13或は絶縁レジスト17を段設し、該押釦
スイッチ10の上面に被覆するカバーテープ18と基板
11とに間隙を設けて通気口19を形成する。
低減すると共に、組立作業性を向上する。 【構成】 押釦スイッチ10の基板11上に配設する配
線パターン13或は絶縁レジスト17を段設し、該押釦
スイッチ10の上面に被覆するカバーテープ18と基板
11とに間隙を設けて通気口19を形成する。
Description
【0001】
この考案は押釦スイッチに関するものであり、特に、部品点数を削減する押釦 スイッチに関するものである。
【0002】
従来この種押釦スイッチを図4乃至図6に従って説明する。 図において、1は押釦スイッチであり、基板2上の側部に電極3が配設される と共に、該基板1上の中央には固定接点4が設けられている。そして、電極3上 にクリックバネ5を載置して該クリックバネ5の中央部位を固定接点4に対峙し てある。更に、基板2上であって、クリックバネ5の側方にはスペーサ6が載置 され、該スペーサ6上にカバーテープ7を止着してクリックバネ5を被覆してあ る。
【0003】 一方、押釦スイッチ1の側部には通気口8が形成されてあり、該通気口8によ り押釦スイッチ1内のエアを外気へ開放できるようにしている。該通気口8を設 けたことにより押釦スイッチ1を打鍵した際に押釦スイッチ1内のエアが圧縮さ れてクリックバネ前記カバーテープ7を変形させる等の不具合を防止すると共に 、良好なクリック感を付与できるように構成してある。該通気口8は前記スペー サ6に間隙を設けて形成されている。
【0004】
上述した押釦スイッチは通気口を設けてカバーテープの変形を防止すると共に 、操作者に良好なクリック感を付与できるように構成してある。しかし、該通気 口を形成するためにスペーサを用いているため部品点数が増加してコストが上昇 すると共に、組立工程が煩雑となって作業性を悪化させる原因となっている。
【0005】 そこで、押釦スイッチの部品点数を削減してコストを低減すると共に、組立工 程を簡素化して作業性を向上するために解決すべき技術的課題が生じてくるので あり、本考案は該課題を解決することを目的とする。
【0006】
この考案は上記目的を達成するために提案されたものであり、基板上に配線パ ターン及び固定接点を配設し、該固定接点に対峙して配線パターンの電極上にク リックバネを載置すると共に、該基板及びクリックバネ上にカバーテープを被覆 する押釦スイッチにおいて、該押釦スイッチの側部にて配線パターン或は基板上 面を被覆する絶縁レジストを段設し、該配線パターン或は絶縁レジストの上面を 被覆するカバーテープと基板とに間隙を設けて通気口を形成し、該通気口により 押釦スイッチ内のエアを外気へ開放できるようにしたことを特徴とする押釦スイ ッチを提供せんとするものである。
【0007】
この考案は基板上に配設する配線パターン或は絶縁レジストを段設することに より、該段設部位にてカバーテープと基板とに間隙を形成して通気口を構成する 。従って、スペーサを用いることなく押釦スイッチ内のエアを外気に開放するこ とができ、操作者に良好なクリック感を付与すると共に、カバーテープの変形等 を防止する。
【0008】
以下、この考案の一実施例を別紙図1乃至図3に従って詳述する。尚、説明の 都合上図1においてカバーテープを省略してある。 図において、10は押釦スイッチであり、図1及び図2に示すように、該押釦 スイッチ10は基板11上の中央に固定接点12を設けている。又、該基板11 上には配線パターン13を配設してあり、固定接点12の側方外周に該配線パタ ーン13の電極14を略円形に配設してある。
【0009】 更に、該電極14には円形のクリックバネ15を載置してあり、該クリックバ ネ15の中央部位を可動接点15aとして前記固定接点12に対峙している。又 、前記電極14の側方を絶縁レジスト17にて被覆している。そして、基板11 及び配線パターン13並びにクリックバネ15等の上面をカバーテープ18にて 被覆してクリックバネ15を所定の位置に固定すると共に、押釦スイッチ10を 保護してある。
【0010】 一方、押釦スイッチ10の前後側部にて配線パターン13を基板11の縁部に 達するまで切欠して段設してある。更に、絶縁レジスト17は基板11の前後側 部の配線パターン13上にて基板11の縁部に達するまで切欠して段設してある 。従って、配線パターン13の段設部13aと絶縁レジスト17の段設部17a とにより該絶縁レジスト17の上面に被覆されたカバーテープ18と基板11と に間隙が形成され、通気口19を構成している。
【0011】 而して、押釦スイッチ10のクリックバネ15部位を押圧すればクリックバネ 15の可動接点15aが下降して固定接点12と接触する。又、該押圧を解除す れば該クリックバネ15が元の状態に復帰してスイッチング作用をなす。このと きは、押釦スイッチ10内のエアが外気へ開放されるため、操作者に良好なるク リック感を付与すると共に、エアが圧縮されてカバーテープ18が変形されるこ と等を防止する。そして、クリックバネ15が元の状態に復帰すると外気よりエ アが押釦スイッチ10内へ吸入される。
【0012】 尚、この考案は上記一実施例に限定されるべきではなく、この考案の精神を逸 脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、この考案が該改変されたも のに及ぶことは当然である。
【0013】
この考案は上記一実施例に詳述したように、基板上に配設する配線パターン或 は絶縁レジストを段設することにより、カバーテープと基板とに間隙を設けて通 気口を形成する。 従って、従来要していたスペーサが不要となるため、部品点数を削減して押釦 スイッチのコストを低減すると共に、組立工程を簡素化して作業性を向上する等 、正に、実用的価値のある考案である。
【図1】押釦スイッチの平面図。
【図2】押釦スイッチの一部切欠拡大側面図
【図3】図1のA−A線拡大断面図。
【図4】従来の押釦スイッチの平面図。
【図5】従来の押釦スイッチの拡大断面図。
【図6】図4のB−B線拡大断面図。
10 押釦スイッチ 11 基板 12 固定接点 13 配線パターン 13a 段設部 14 電極14 15 クリックバネ 17 絶縁レジスト 17a 段設部 18 カバーテープ 19 通気口
Claims (1)
- 【請求項1】 基板上に配線パターン及び固定接点を配
設し、該固定接点に対峙して配線パターンの電極上にク
リックバネを載置すると共に、該基板及びクリックバネ
上にカバーテープを被覆する押釦スイッチにおいて、該
押釦スイッチの側部にて配線パターン或は基板上面を被
覆する絶縁レジストを段設し、該配線パターン或は絶縁
レジストの上面を被覆するカバーテープと基板とに間隙
を設けて通気口を形成し、該通気口により押釦スイッチ
内のエアを外気へ開放できるようにしたことを特徴とす
る押釦スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290691U JPH0515248U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 押釦スイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6290691U JPH0515248U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 押釦スイツチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515248U true JPH0515248U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13213769
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6290691U Pending JPH0515248U (ja) | 1991-08-08 | 1991-08-08 | 押釦スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515248U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08306261A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Shichizun Denshi:Kk | 表面実装型タクトスイッチ及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-08-08 JP JP6290691U patent/JPH0515248U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08306261A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Shichizun Denshi:Kk | 表面実装型タクトスイッチ及びその製造方法 |
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