JPH0658774B2 - 押ボタンスイツチ - Google Patents
押ボタンスイツチInfo
- Publication number
- JPH0658774B2 JPH0658774B2 JP12609286A JP12609286A JPH0658774B2 JP H0658774 B2 JPH0658774 B2 JP H0658774B2 JP 12609286 A JP12609286 A JP 12609286A JP 12609286 A JP12609286 A JP 12609286A JP H0658774 B2 JPH0658774 B2 JP H0658774B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- case
- push button
- button switch
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Push-Button Switches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子機器の操作パネル部に用いるフラットパネ
ルタイプの押ボタンスイッチに関するものである。
ルタイプの押ボタンスイッチに関するものである。
従来の技術 近年、機器の電子化がさかんに行なわれている中で、機
器の操作パネルに用いる押ボタンスイッチは薄形で組立
てが簡単で高品質なフラットパネルタイプが要求されて
おり、第８図に示すような構造となっていた。すなわち
同図に示すように、接点１ａを有する絶縁基板２上に、
上記接点１ａを設けた部分に開孔３を有するスペーサ４
を配置し、このスペーサ４上面に、接点１ａに対向する
接点１ｂを有するフィルム５を被せる。そして、その上
にケース６の開孔７に保持されるダイヤフラム８を配置
し、上記ケース６の上面に表示板９を配置した構成とな
っている。尚、１０は基板である。この構成で第９図に
示すように、指先で表示板９の表示部分を押すことによ
りダイヤフラム８の中央近傍を下動させ、たわませるこ
とによりフィルム５をたわませて接点１ａ，１ｂを導通
させてスイッチの切換えを行なっていた。
器の操作パネルに用いる押ボタンスイッチは薄形で組立
てが簡単で高品質なフラットパネルタイプが要求されて
おり、第８図に示すような構造となっていた。すなわち
同図に示すように、接点１ａを有する絶縁基板２上に、
上記接点１ａを設けた部分に開孔３を有するスペーサ４
を配置し、このスペーサ４上面に、接点１ａに対向する
接点１ｂを有するフィルム５を被せる。そして、その上
にケース６の開孔７に保持されるダイヤフラム８を配置
し、上記ケース６の上面に表示板９を配置した構成とな
っている。尚、１０は基板である。この構成で第９図に
示すように、指先で表示板９の表示部分を押すことによ
りダイヤフラム８の中央近傍を下動させ、たわませるこ
とによりフィルム５をたわませて接点１ａ，１ｂを導通
させてスイッチの切換えを行なっていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記の構成において、ダイヤフラム全面を
指で押す構成であるため、ダイヤフラムを永久変化さ
せ、さらにダイヤフラム外周近傍を爪等で押す場合もあ
るため、ダイヤフラムを永久変形させる可能性が大とな
り操作力の低下，操作フィーリングの劣化，操作寿命の
劣化が発生するという問題があった。特に近年、女性が
機器を操作する機会が増え、爪を伸ばした指で操作する
ことが多くなったため、上記問題への解決の要望が強く
なってきている。
指で押す構成であるため、ダイヤフラムを永久変化さ
せ、さらにダイヤフラム外周近傍を爪等で押す場合もあ
るため、ダイヤフラムを永久変形させる可能性が大とな
り操作力の低下，操作フィーリングの劣化，操作寿命の
劣化が発生するという問題があった。特に近年、女性が
機器を操作する機会が増え、爪を伸ばした指で操作する
ことが多くなったため、上記問題への解決の要望が強く
なってきている。
そこで本発明は、ダイヤフラムを永久変形させない高品
質な押ボタンスイッチを提供するものである。
質な押ボタンスイッチを提供するものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、孔部を有するケー
スを配置し、このケースの孔部に弾性を有する薄板のダ
イヤフラムを配置し、このダイヤフラムの少なくとも周
縁を覆う保護板を配置し、上記ダイヤフラムの下部にス
イッチ部を備えたものである。
スを配置し、このケースの孔部に弾性を有する薄板のダ
イヤフラムを配置し、このダイヤフラムの少なくとも周
縁を覆う保護板を配置し、上記ダイヤフラムの下部にス
イッチ部を備えたものである。
作 用 したがって本発明によれば、表示板とケースの間の少な
くともダイヤフラム外周近傍上面に薄板を配置すること
により、ダイヤフラムへの負担を軽減し、ダイヤフラム
の変形を少なくしようとするものである。
くともダイヤフラム外周近傍上面に薄板を配置すること
により、ダイヤフラムへの負担を軽減し、ダイヤフラム
の変形を少なくしようとするものである。
実施例 以下本発明の実施例を図面第１図，第２図により説明す
る。
る。
まず、第１図に示す実施例において、基板１０の上面に
接点１１ａを有する絶縁基板１２上に上記接点１１ａを
設けた部分に開孔１３を有するスペーサ１４を配置し、
このスペーサ１４の上面に接点１１ａに対向する接点１
１ｂを有するフィルム１５を被せ、その上にケース１６
の開孔１７に保持される球面状及び円筒面状のフィルム
または、金属の薄板からなるダイヤフラム１８を配置
し、上記ケース１６，開孔１７の周囲を覆う様に上面に
ダイヤフラム１８に対応する位置に開孔２１ａを有する
適度な剛性をもった保護板２１を被せ、その上に表示板
１９を配置して構成される。
接点１１ａを有する絶縁基板１２上に上記接点１１ａを
設けた部分に開孔１３を有するスペーサ１４を配置し、
このスペーサ１４の上面に接点１１ａに対向する接点１
１ｂを有するフィルム１５を被せ、その上にケース１６
の開孔１７に保持される球面状及び円筒面状のフィルム
または、金属の薄板からなるダイヤフラム１８を配置
し、上記ケース１６，開孔１７の周囲を覆う様に上面に
ダイヤフラム１８に対応する位置に開孔２１ａを有する
適度な剛性をもった保護板２１を被せ、その上に表示板
１９を配置して構成される。
第２図に示すように指先で表示板１９を押し、保護板２
１の開孔２１に有するダイヤフラム１８を押し、ダイヤ
フラム１８のたわみによりフィルム１５をたわませて接
点１１ａ，１１ｂ間を導通させスイッチの切換えを行な
うように動作するものである。次に、指先による押圧力
を解除すると、ダイヤフラム１８，フィルム１５，表示
板１９の弾性で上動復帰する。
１の開孔２１に有するダイヤフラム１８を押し、ダイヤ
フラム１８のたわみによりフィルム１５をたわませて接
点１１ａ，１１ｂ間を導通させスイッチの切換えを行な
うように動作するものである。次に、指先による押圧力
を解除すると、ダイヤフラム１８，フィルム１５，表示
板１９の弾性で上動復帰する。
以上のように本発明の押ボタンスイッチは構成されるた
め、操作する際、保護板２１の開孔２１ａの中しか指で
押圧できないため、ダイヤフラム１８全面を押圧した
り、ダイヤフラム１８外周近傍を押すことができず、ダ
イヤフラム１８の永久変形を防止することができる。
め、操作する際、保護板２１の開孔２１ａの中しか指で
押圧できないため、ダイヤフラム１８全面を押圧した
り、ダイヤフラム１８外周近傍を押すことができず、ダ
イヤフラム１８の永久変形を防止することができる。
また、他の実施例を第３図から第７図に示す。
まず、第３図に示すように、接点１１ａを有する絶縁基
板１２上の上記接点１１ａを設けた部分に有る、スペー
サ１４の開孔１３に導電性を有するダイヤフラム１８を
配置し、その上にダイヤフラム１８と接触する接点１１
ｂを有するフィルム１５を配置した構造にしても良い。
板１２上の上記接点１１ａを設けた部分に有る、スペー
サ１４の開孔１３に導電性を有するダイヤフラム１８を
配置し、その上にダイヤフラム１８と接触する接点１１
ｂを有するフィルム１５を配置した構造にしても良い。
また、保護板２１の開孔２１ａは第４図のような構造ば
かりでなく、適度な剛性をもつ保護板２１にスリット２
１ａを入れた第５図のような構造であってもダイヤフラ
ム１８全面を押圧できず、又ダイヤフラム１８外周近傍
を押すこともできず同様の効果を得ることができる。
かりでなく、適度な剛性をもつ保護板２１にスリット２
１ａを入れた第５図のような構造であってもダイヤフラ
ム１８全面を押圧できず、又ダイヤフラム１８外周近傍
を押すこともできず同様の効果を得ることができる。
また、このスリット２１ａは同様の効果を示す他の形状
であってももちろん同じである。
であってももちろん同じである。
さらに、第６図に示すように表示板１９の下面に光感光
性樹脂等による適度な剛性をもつ印刷保護板２１を印刷
等により付けても同じである。
性樹脂等による適度な剛性をもつ印刷保護板２１を印刷
等により付けても同じである。
またさらに、第７図に示すように、保護板をケースと一
体化させたケース２２のような構造であってももちろん
同じである。さらに、ダイヤフラム形状は球面状又は、
円筒面状でもかまわない。
体化させたケース２２のような構造であってももちろん
同じである。さらに、ダイヤフラム形状は球面状又は、
円筒面状でもかまわない。
発明の効果 このように本発明のような構造であれば、ダイヤフラム
全面を押圧したり、ダイヤフラム外周近傍を押圧するこ
とによるダイヤフラムの永久変形を防止することがで
き、高品質化を図るとともに、安価で高品質な押ボタン
スイッチを提供することができ、実用価値の大なるもの
である。
全面を押圧したり、ダイヤフラム外周近傍を押圧するこ
とによるダイヤフラムの永久変形を防止することがで
き、高品質化を図るとともに、安価で高品質な押ボタン
スイッチを提供することができ、実用価値の大なるもの
である。
第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図はその
操作状態を示す断面図、第３図は本発明の他の実施例を
示す断面図、第４図は本発明に係る保護板の平面図、第
５図は他の保護板形状を示す平面図、第６図，第７図は
本発明の他の実施例を示す断面図、第８図は従来例を示
す断面図、第９図はその操作状態を示す断面図である。 １０……基板、１１ａ，１１ｂ……接点、１２……絶縁
基板、１３……スペーサ開孔、１４……スペーサ、１５
……フィルム、１６……ケース、１７……ケース開孔、
１８……ダイヤフラム、１９……表示板、２１……保護
板、２１ａ……保護板開孔。
操作状態を示す断面図、第３図は本発明の他の実施例を
示す断面図、第４図は本発明に係る保護板の平面図、第
５図は他の保護板形状を示す平面図、第６図，第７図は
本発明の他の実施例を示す断面図、第８図は従来例を示
す断面図、第９図はその操作状態を示す断面図である。 １０……基板、１１ａ，１１ｂ……接点、１２……絶縁
基板、１３……スペーサ開孔、１４……スペーサ、１５
……フィルム、１６……ケース、１７……ケース開孔、
１８……ダイヤフラム、１９……表示板、２１……保護
板、２１ａ……保護板開孔。
Claims (3)
- 【請求項１】孔部を有するケースを配置し、このケース
の孔部に弾性を有する薄板のダイヤフラムを配置し、こ
のダイヤフラムの少なくとも周縁を覆う保護板を配置
し、上記ダイヤフラムの下部にスイッチ部を設けてなる
押ボタンスイッチ。 - 【請求項２】ケース上面に表示パネルを配置した特許請
求の範囲第１項記載の押ボタンスイッチ。 - 【請求項３】ケースと保護板を一体化させた特許請求の
範囲第１項又は第２項記載の押ボタンスイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12609286A JPH0658774B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 押ボタンスイツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12609286A JPH0658774B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 押ボタンスイツチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62283509A JPS62283509A (ja) | 1987-12-09 |
| JPH0658774B2 true JPH0658774B2 (ja) | 1994-08-03 |
Family
ID=14926406
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12609286A Expired - Lifetime JPH0658774B2 (ja) | 1986-05-30 | 1986-05-30 | 押ボタンスイツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658774B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2565971Y2 (ja) * | 1990-06-26 | 1998-03-25 | 帝国通信工業 株式会社 | 押釦スイッチ |
| JP2590617Y2 (ja) * | 1991-11-29 | 1999-02-17 | ミツミ電機株式会社 | メンブレンスイッチ |
-
1986
- 1986-05-30 JP JP12609286A patent/JPH0658774B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62283509A (ja) | 1987-12-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |