JPH0622893Y2 - スイッチケース - Google Patents
スイッチケースInfo
- Publication number
- JPH0622893Y2 JPH0622893Y2 JP1988073121U JP7312188U JPH0622893Y2 JP H0622893 Y2 JPH0622893 Y2 JP H0622893Y2 JP 1988073121 U JP1988073121 U JP 1988073121U JP 7312188 U JP7312188 U JP 7312188U JP H0622893 Y2 JPH0622893 Y2 JP H0622893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal base
- switch
- fixed contact
- bridge
- coupler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、スイッチケースに係り、特に導体板をイン
サート成形する形式のものに関する。
サート成形する形式のものに関する。
[従来の技術] カプラ部、スイッチ部及びこれらの中間部の各部を連続
一体に形成した樹脂製のターミナルベースと、このター
ミナルベース中にインサートされて一端部がカプラ部内
へ突出するカプラ端子をなし、他端部がスイッチ部内へ
露出する固定接点をなす導体板とを備えたスイッチケー
スにおいて、ターミナルベースを成形する際、予め、複
数の導体板を並設し、それぞれをブリッジによって一枚
状に連結したインサートプレートを、そのブリッジが前
記中間部に位置するようにターミナルベース中にインサ
ート成形し、その後、ブリッジの位置で中間部を打ち抜
くことにより、各導体板を分離することがある。この場
合、中間部には貫通する打ち抜き穴が形成される。
一体に形成した樹脂製のターミナルベースと、このター
ミナルベース中にインサートされて一端部がカプラ部内
へ突出するカプラ端子をなし、他端部がスイッチ部内へ
露出する固定接点をなす導体板とを備えたスイッチケー
スにおいて、ターミナルベースを成形する際、予め、複
数の導体板を並設し、それぞれをブリッジによって一枚
状に連結したインサートプレートを、そのブリッジが前
記中間部に位置するようにターミナルベース中にインサ
ート成形し、その後、ブリッジの位置で中間部を打ち抜
くことにより、各導体板を分離することがある。この場
合、中間部には貫通する打ち抜き穴が形成される。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上記構造の場合、ゴミが打ち抜き穴を通って
固定接点の周囲部分へ侵入する可能性があるので、予め
固定接点側を防塵することが望まれていた。
固定接点の周囲部分へ侵入する可能性があるので、予め
固定接点側を防塵することが望まれていた。
そこで本考案は、かかる防塵を容易とするスイッチケー
スを提供するものである。
スを提供するものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係るスイッチケース
は、前記従来例同様のものにおいて、ターミナルベース
の中間部に貫通形成した打ち抜き穴の一端開口部を囲
み、かつこの打ち抜き穴の一端開口部と、ターミナルベ
ースのスイッチ部内へ露出する固定接点との間を隔てる
リブを中間部に立設したことを特徴とする。
は、前記従来例同様のものにおいて、ターミナルベース
の中間部に貫通形成した打ち抜き穴の一端開口部を囲
み、かつこの打ち抜き穴の一端開口部と、ターミナルベ
ースのスイッチ部内へ露出する固定接点との間を隔てる
リブを中間部に立設したことを特徴とする。
[考案の作用] ターミナルベースの中間部に、打ち抜き穴の一端開口部
を囲み、かつこの打ち抜き穴の一端開口部と、ターミナ
ルベースのスイッチ部内へ露出する固定接点の露出部と
の間を隔てるリブが立設されているため、ゴミが打ち抜
き穴から侵入してもこのリブに遮られ、さらに進んで固
定接点の周囲へ侵入することが困難になる。
を囲み、かつこの打ち抜き穴の一端開口部と、ターミナ
ルベースのスイッチ部内へ露出する固定接点の露出部と
の間を隔てるリブが立設されているため、ゴミが打ち抜
き穴から侵入してもこのリブに遮られ、さらに進んで固
定接点の周囲へ侵入することが困難になる。
[考案の効果] 本考案に係るスイッチケースは、ターミナルベースの中
間部に形成された打ち抜き穴の一端開口部を囲み、かつ
この打ち抜き穴の一端開口部と、ターミナルベースのス
イッチ部内へ露出する固定接点との間を隔てるリブを立
設したので、打ち抜き穴から侵入したゴミは、このリブ
に遮られて固定接点の周囲へ侵入することが困難にな
り、その結果、固定接点側を容易かつ有効に防塵するこ
とができる。
間部に形成された打ち抜き穴の一端開口部を囲み、かつ
この打ち抜き穴の一端開口部と、ターミナルベースのス
イッチ部内へ露出する固定接点との間を隔てるリブを立
設したので、打ち抜き穴から侵入したゴミは、このリブ
に遮られて固定接点の周囲へ侵入することが困難にな
り、その結果、固定接点側を容易かつ有効に防塵するこ
とができる。
[実施例] 第1図乃至第4図に本考案の一実施例を示す。この実施
例は自動車用のヒーターファンスイッチに適用した例で
あり、第1図はこのスイッチの第2図I−I線断面図、
第2図はこのスイッチの取付け方法を示す図、第3図は
このスイッチのスイッチケースを構成するターミナルベ
ース1の平面視図、第4図はターミナルベース1の第3
図IV-IV線断面図である。
例は自動車用のヒーターファンスイッチに適用した例で
あり、第1図はこのスイッチの第2図I−I線断面図、
第2図はこのスイッチの取付け方法を示す図、第3図は
このスイッチのスイッチケースを構成するターミナルベ
ース1の平面視図、第4図はターミナルベース1の第3
図IV-IV線断面図である。
これらの図に示すように、このスイッチは、樹脂製のタ
ーミナルベース1と、その内部に上下方向に適当間隔で
重なって複数層(本実施例では4層)に形成される導体
板2乃至5と、ターミナルベース1の開口部を覆うカバ
ー6と、ターミナルベース1内に収容されるスライダ7
と、これを摺動させるためのレバー8とを備えている。
レバー8の先端部にはノブ8aが取付けられている。
ーミナルベース1と、その内部に上下方向に適当間隔で
重なって複数層(本実施例では4層)に形成される導体
板2乃至5と、ターミナルベース1の開口部を覆うカバ
ー6と、ターミナルベース1内に収容されるスライダ7
と、これを摺動させるためのレバー8とを備えている。
レバー8の先端部にはノブ8aが取付けられている。
スライダ7はカバー6から一体に突設されたボス9を中
心に回動可能であり、カバー6とスライダ7の間に形成
されたクリック機構10により、スライダ7の移動に節
度が与えられる。11はスライダ7に設けられた可動接
点であり、12は導体板2乃至5の延長部によって形成
された固定接点であり、後述するスイッチ部1dに露出
している。
心に回動可能であり、カバー6とスライダ7の間に形成
されたクリック機構10により、スライダ7の移動に節
度が与えられる。11はスライダ7に設けられた可動接
点であり、12は導体板2乃至5の延長部によって形成
された固定接点であり、後述するスイッチ部1dに露出
している。
このヒーターファンスイッチは、第2図に示すように、
車体の計器板の基材Bに突出形成された係合部B1に対
して、ターミナルベース1の側部に設けられたフック部
1aによって係合取付けされる。
車体の計器板の基材Bに突出形成された係合部B1に対
して、ターミナルベース1の側部に設けられたフック部
1aによって係合取付けされる。
第3図及び第4図に示すように、ターミナルベース1は
カプラ端子をなす導体板2及び5の一端部を囲むカプラ
部1bと、導体板2乃至5を上下にインサートする中間
部1cと、スライダ7を収容するためのスイッチ部1d
とからなる。
カプラ端子をなす導体板2及び5の一端部を囲むカプラ
部1bと、導体板2乃至5を上下にインサートする中間
部1cと、スライダ7を収容するためのスイッチ部1d
とからなる。
図示の導体板2乃至5は、各層毎に符号を変えて付した
ものであり、各層内においても帯状をなす複数の導体板
が横並びに配設されている。例えば、第3図に示すよう
に、最上層は3枚の導体板2、2、2が横並びに並設さ
れており、ターミナルベース1の成形時にはこれらがブ
リッジJによって連結され、一枚状のインサートプレー
トになっている。このブリッジJは中間部1c内に位置
し、後述するようにターミナルベース1の成形後に打ち
抜かれて各導体板2、2、2が相互に分離される。この
ときの打ち抜き穴13が中間部1cを上下方向へ貫通し
て形成されている。
ものであり、各層内においても帯状をなす複数の導体板
が横並びに配設されている。例えば、第3図に示すよう
に、最上層は3枚の導体板2、2、2が横並びに並設さ
れており、ターミナルベース1の成形時にはこれらがブ
リッジJによって連結され、一枚状のインサートプレー
トになっている。このブリッジJは中間部1c内に位置
し、後述するようにターミナルベース1の成形後に打ち
抜かれて各導体板2、2、2が相互に分離される。この
ときの打ち抜き穴13が中間部1cを上下方向へ貫通し
て形成されている。
すなわち、ターミナルベース1の成形時には、予め、導
体板2乃至5に相当するインサートプレートを上下に間
隔を持って配設し、かつ各ブリッジJが中間部1cに位
置するようにターミナルベースの成形型内へセットして
インサート成形し、その後、ブリッジJの位置で中間部
1cの一部を打ち抜くと、各導体板2乃至5が、それぞ
れインサートプレートの状態から個々に切り放され、各
層毎に複数の分離した導体板が並設され、同時にこのと
きの打ち抜き穴13が中間部1cを上下方向へ貫通して
形成される。
体板2乃至5に相当するインサートプレートを上下に間
隔を持って配設し、かつ各ブリッジJが中間部1cに位
置するようにターミナルベースの成形型内へセットして
インサート成形し、その後、ブリッジJの位置で中間部
1cの一部を打ち抜くと、各導体板2乃至5が、それぞ
れインサートプレートの状態から個々に切り放され、各
層毎に複数の分離した導体板が並設され、同時にこのと
きの打ち抜き穴13が中間部1cを上下方向へ貫通して
形成される。
この打ち抜き穴13は中間部1cにおいて、固定接点1
2側よりもできるだけカプラ部1b側へ近い位置、すな
わち、打ち抜き穴13から固定接点12側の端部までの
距離l1と、カプラ部1b側の端部までの距離l2が、 l1>l2となる位置に形成される。
2側よりもできるだけカプラ部1b側へ近い位置、すな
わち、打ち抜き穴13から固定接点12側の端部までの
距離l1と、カプラ部1b側の端部までの距離l2が、 l1>l2となる位置に形成される。
また、中間部1cの上面には、打ち抜き穴13の一端開
口部を囲みかつ固定接点12の露出部との間を隔てるた
めのリブ14が立設されている。
口部を囲みかつ固定接点12の露出部との間を隔てるた
めのリブ14が立設されている。
このようにターミナルベース1を構成すると、打ち抜き
穴13を通ってゴミがスイッチケース内へ侵入しても、
打ち抜き穴13の一端開口部と固定接点12の間に比較
的大きな間隔があり、しかも、リブ14が打ち抜き穴1
3の一端開口部を囲みかつ固定接点12の露出部との間
を隔てて立設されているため、ゴミはこのリブ14に遮
られ、さらに進んで固定接点12の周囲へ侵入すること
が困難になり、その結果、効果的に防塵される。
穴13を通ってゴミがスイッチケース内へ侵入しても、
打ち抜き穴13の一端開口部と固定接点12の間に比較
的大きな間隔があり、しかも、リブ14が打ち抜き穴1
3の一端開口部を囲みかつ固定接点12の露出部との間
を隔てて立設されているため、ゴミはこのリブ14に遮
られ、さらに進んで固定接点12の周囲へ侵入すること
が困難になり、その結果、効果的に防塵される。
第1図乃至第4図は実施例を示し、第1図は第2図のI
−I線断面図、第2図はヒーターファンスイッチの取付
説明図、第3図はターミナルベースの平面図、第4図は
第3図のIV-IV線に沿う拡大断面図である。 (符号の説明) 1……ターミナルベース、1b……カプラ部、1c……
中間部、1d……スイッチ部、2、3、4、5……導体
板、6……カバー、11……可動接点、12……固定接
点、13……打ち抜き穴、14……リブ、J……ブリッ
ジ。
−I線断面図、第2図はヒーターファンスイッチの取付
説明図、第3図はターミナルベースの平面図、第4図は
第3図のIV-IV線に沿う拡大断面図である。 (符号の説明) 1……ターミナルベース、1b……カプラ部、1c……
中間部、1d……スイッチ部、2、3、4、5……導体
板、6……カバー、11……可動接点、12……固定接
点、13……打ち抜き穴、14……リブ、J……ブリッ
ジ。
Claims (1)
- 【請求項1】カプラ部(1b)、スイッチ部(1d)及びこれら
の中間部(1c)の各部を連続一体に形成した樹脂製のター
ミナルベース(1)と、このターミナルベース(1)中にイン
サートされて一端部がカプラ部(1b)内へ突出するカプラ
端子をなし、他端部がスイッチ部(1d)内へ露出する固定
接点(12)をなす導体板(2,…)とを備えたスイッチケー
スであって、予め、複数の導体板(2,2,2…)を並設し、
それぞれをブリッジ(J)によって一枚状に連結したイン
サートプレートを、そのブリッジ(J)が前記中間部(1c)
に位置するようにターミナルベース(1)中にインサート
成形し、その後、ブリッジ(J)の位置で中間部(1c)の一
部を打ち抜くことにより、各導体板(2,2,2…)を分離す
るとともに、前記中間部(1c)を貫通する打ち抜き穴(13)
を形成したものにおいて、この打ち抜き穴(13)の一端開
口部を囲み、かつこの打ち抜き穴(13)の一端開口部と、
前記固定接点(12)との間を隔てるリブ(14)を前記中間部
(1c)に立設したことを特徴とするスイッチケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073121U JPH0622893Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | スイッチケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073121U JPH0622893Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | スイッチケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01176324U JPH01176324U (ja) | 1989-12-15 |
JPH0622893Y2 true JPH0622893Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=31298268
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988073121U Expired - Lifetime JPH0622893Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | スイッチケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0622893Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH044327Y2 (ja) * | 1986-05-09 | 1992-02-07 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988073121U patent/JPH0622893Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01176324U (ja) | 1989-12-15 |
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