JPH0992080A - クリックパネル - Google Patents

クリックパネル

Info

Publication number
JPH0992080A
JPH0992080A JP7267955A JP26795595A JPH0992080A JP H0992080 A JPH0992080 A JP H0992080A JP 7267955 A JP7267955 A JP 7267955A JP 26795595 A JP26795595 A JP 26795595A JP H0992080 A JPH0992080 A JP H0992080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dome
click
click panel
panel
operation key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7267955A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemoto Takizawa
秀元 滝沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKYO SCREEN INSATSU KK
Original Assignee
SANKYO SCREEN INSATSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANKYO SCREEN INSATSU KK filed Critical SANKYO SCREEN INSATSU KK
Priority to JP7267955A priority Critical patent/JPH0992080A/ja
Publication of JPH0992080A publication Critical patent/JPH0992080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造を簡単にするとともに、製作加工を容易
にして製作コストの低減を図ることのできるクリックパ
ネルを提供することである。 【解決手段】 クリックパネル4は、回路接点2を覆う
ドーム状部41と、ドーム状部41の間及び周囲に広がる平
坦部42とを備え、各ドーム状部41の略頂部内面に可動接
点3を配設するとともに、平坦部42に、基板1側にスペ
ーサとして突出する複数の支持突起43をエンボス加工等
により形成し、基板1とクリックパネル4の周縁部を接
着剤7により接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、指先等による押圧
操作時に明瞭なクリック感を得ることのできるクリック
パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子卓上計算機や電子手帳等にお
いて、キーボードに数字、文字、記号等のキーボードス
イッチが複数個配列されており、該キーボードスイッチ
を指先等で押圧操作して数字、文字、記号等を入力する
ように構成されている。一般に、キーボードスイッチ
は、押圧力が付加されていない常態では所定間隔を持っ
て対向している複数対の電極を有するキーシートと、少
なくともキーシートの電極部を覆い、通常は表面に数
字、文字、記号等が表記され、略ドーム状に形成された
可撓性材料シートとを備えており、可撓性材料シートの
ドーム状部を上から押圧してキーシートの電極部をオン
させるものである。ところが、上記従来のキーボードス
イッチの構造では、押圧したときに指先にかかる抵抗力
に変化がなく、接点をオン・オフさせる状態が判然とし
ないという欠点があり、この欠点を解決するために、押
圧操作中に指先への抵抗力が急激に変化するクリック動
作を行う構造のクリックパネルが提案されている。
【0003】従来のキーボードの構造を、図3及び図4
を参照して説明する。図3に示すものは、基板aと、基
板a上に設けられた回路接点bと、基板aの回路接点b
側に接着して回路接点b及びその周囲を含む所定の面積
(一般に後述する押圧操作キーiよりも僅かに大きい)
で穿設された開口do を有する粘着スペーサdと、粘着
スペーサdの基板aと反対側に接着され、基板aと反対
側に膨らんだドーム状部fを有するクリックパネルe
と、ドーム状部fの基板a側に設けられて回路接点bに
対向する接点cと、ドーム状部fの基板aと反対側に配
置されて、押圧突起hがドーム状部fに向かって突設さ
れた押圧操作キーiを備えたケースボタンgと、ケース
ボタンgのクリックパネルeと反対側に接着剤jにより
接着されてケースボタンgを覆う表示シートkとが配設
されている。また、図4に示すものは、押圧操作キーp
を上下動可能に支持した操作キーベースoが、クリック
パネルeの基板aと反対側に所定の間隔を持って配設さ
れ、操作キーベースoのクリックパネルeと反対側に、
押圧操作キーpが出没自在に嵌装されるカバー開口nを
備えたカバーケースmで操作キーベースoを覆ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のキーボード構造においては、粘着スペーサdの厚さ
で支えられて、クリックパネルeのドーム状部fが反転
する際にクリック感を発生させるものであるが、粘着ス
ペーサdの開口do をドーム状部fの数即ち基板aの回
路接点bの数だけ穿設しなくてはならず、開口do を穿
設する際に高い加工精度が要求されるものであるから、
製作加工に手間がかかるとともに、コストを上昇させる
という問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決し、構
造を簡単にするとともに、製作加工を容易にして製作コ
ストの低減を図ることのできるクリックパネルを提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のクリックパネルは、回路接点を備えた基板
と、回路接点に対向して常態で所定の距離をもって配置
される可動接点をドーム状部に備え、ドーム状部が押圧
操作キーによって押圧されて回路接点と可動接点とを接
触させるクリックパネルとを有するキーボード構造にお
けるクリックパネルであって、ドーム状部の間並びに周
囲を平坦部に形成するとともに、該平坦部に基板側に向
けて突出する複数の支持突起を形成したものであり、ク
リックパネルに支持突起を基板側に突設させることでス
ペーサを形成し、クリック感を明瞭に発生させているか
ら、製作加工精度を高くすることができるとともに、組
立作業を容易にして作業性を向上させ、部品点数を少な
くしてコストの低減を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図に基づいて説
明する。図1に示す電子卓上計算機等のキーボードの構
造において、所定位置に複数個の回路接点2を備えた基
板1上に、可撓性材料シートで形成されたクリックパネ
ル4が載置されている。クリックパネル4は、複数の回
路接点2を個々に空間をおいて覆う基板1と反対側に膨
出された複数のドーム状部41と、ドーム状部41の間及び
周囲に広がる平坦部42とを備え、各ドーム状部41の略頂
部内面に回路接点2のそれぞれに常態では所定間隔を持
って対向する可動接点3を配設するとともに、平坦部42
に基板1側にスペーサとして突出する複数の支持突起43
をエンボス加工等により形成し、基板1とクリックパネ
ル4の周縁部を接着剤7により接着する。
【0008】クリックパネル4の基板1と反対側に所定
の間隔を持ってケースボタン5が配設されており、ケー
スボタン5には、クリックパネル4の各ドーム状部41に
対向する押圧操作キー6が搖動可能に支持されるととも
に、押圧操作キー6には、ドーム状部41の略頂部外面に
常態では所定間隔を持って対向し、ドーム状部41に向か
って突出する押圧突起61が設けられている。
【0009】ケースボタン5のクリックパネル4と反対
側に、接着剤8を介して、可撓性材料シートで形成され
て数字及び記号等を外面に備えた表示シート9が全面を
覆って配設され、押圧操作キー6に対応する位置に、押
圧操作キー6の上面(本実施例では、略球面等の曲面)
に合わせた形状(本実施例では、略球面等の曲面)の押
圧ドーム状部91が形成されている。
【0010】動作について説明する。任意の数字または
記号等の位置の表示シート9を押圧すると、押圧操作キ
ー6を押圧して下降させ、押圧突起61が下降してクリッ
クパネル4のドーム状部41の略頂部を押圧し、可動接点
3を下降させて基板1の回路接点2に接触させる。クリ
ックパネル4のドーム状部41が下降する際に、徐々に押
圧されて凹み、さらに反転して可動接点3と回路接点2
を接触させるものであるが、支持突起43がスペーサとし
て機能することで基板1とクリックパネル4との間隔を
確保し、反転する際のクリック感を明瞭にしている。
【0011】上記構成によると、クリックパネル4に支
持突起43を下方にエンボス加工などによって突設させる
ことでスペーサを形成し、クリック感を明瞭に発生させ
ているから、製作加工精度を高くすることができるとと
もに、組立作業を容易にして作業性を向上させ、部品点
数を少なくしてコストの低減を図ることができる。ま
た、表示シート9でケースボタン5の全面を覆っている
ために、押圧操作キー6の周囲等のキーボード内部に埃
などが入りにくいものである。
【0012】図2において、他の実施例について説明す
ると、クリックパネル4の基板1と反対側に所定の間隔
を持って操作キーベース11が配置され、操作キーベース
11には押圧操作キー12が搖動可能に支持されるととも
に、押圧操作キー12には、クリックパネル4のドーム状
部41の略頂部外面に常態では所定間隔を持って対向し、
ドーム状部41に向かって突出する押圧突起121 が設けら
れている。操作キーベース11のクリックパネル4と反対
側に、押圧操作キー12が出没自在に嵌装される操作キー
開口101 が個々の押圧操作キー12に対応して穿設された
カバーケース10が操作キーベース11の全面を覆って設け
られている。なお、図1と同じ符号は同じものを示す。
【0013】上記構成によると、クリックパネル4に支
持突起43を下方にエンボス加工などによって突設させる
ことでスペーサを形成し、クリック感を明瞭に発生させ
ているから、製作加工精度を高くすることができるとと
もに、組立作業を容易にして作業性を向上させ、部品点
数を少なくしてコストの低減を図ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
から次に述べる効果を奏する。キーボード構造における
クリックパネルにおいて、ドーム状部の間並びに周囲を
平坦部に形成するとともに、該平坦部に基板側に向けて
突出する支持突起を形成したものであり、クリックパネ
ルに支持突起を基板側に突設させることでスペーサを形
成し、クリック感を明瞭に発生させているから、製作加
工精度を高くすることができるとともに、組立作業を容
易にして作業性を向上させ、部品点数を少なくしてコス
トの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】 本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図3】 従来のキーボードの構造を示す断面図であ
る。
【図4】 従来の他のキーボードの構造を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 基板、2 回路接点、3 可動接点、4 クリック
パネル 41 ドーム状部、42 平坦部、43 支持突起、5 ケー
スボタン、6,12 押圧操作キー、61,121 押圧突
起、7,8 接着剤 9 表示シート、91 押圧ドーム状部、10 カバーケー
ス 11 操作キーベース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年9月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路接点を備えた基板と、回路接点に対
    向して常態で所定の距離をもって配置される可動接点を
    ドーム状部に備え、ドーム状部が押圧操作キーによって
    押圧されて回路接点と可動接点とを接触させるクリック
    パネルとを有するキーボード構造におけるクリックパネ
    ルであって、ドーム状部の間並びに周囲を平坦部に形成
    するとともに、該平坦部に基板側に向けて突出する複数
    の支持突起を形成したことを特徴とするクリックパネ
    ル。
JP7267955A 1995-09-22 1995-09-22 クリックパネル Pending JPH0992080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7267955A JPH0992080A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 クリックパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7267955A JPH0992080A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 クリックパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0992080A true JPH0992080A (ja) 1997-04-04

Family

ID=17451925

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7267955A Pending JPH0992080A (ja) 1995-09-22 1995-09-22 クリックパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0992080A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103702051A (zh) * 2013-11-28 2014-04-02 深圳雅图数字视频技术有限公司 投影机的灯泡开关保护结构
CN104851726A (zh) * 2015-05-11 2015-08-19 广东小天才科技有限公司 按键结构及具有该按键结构的电子设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103702051A (zh) * 2013-11-28 2014-04-02 深圳雅图数字视频技术有限公司 投影机的灯泡开关保护结构
CN103702051B (zh) * 2013-11-28 2018-01-19 深圳雅图数字视频技术有限公司 投影机的灯泡开关保护结构
CN104851726A (zh) * 2015-05-11 2015-08-19 广东小天才科技有限公司 按键结构及具有该按键结构的电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4499343A (en) Monolithic flat tactile keyboard
JPH02197025A (ja) 電気スイッチ要素
JPH05258641A (ja) パネルスイッチ
US20070158173A1 (en) Switches
GB2043349A (en) Pushbutton switch
JPS593824A (ja) パネルキ−ボ−ド
JP5115479B2 (ja) 操作キー構造
JPH0992080A (ja) クリックパネル
JPS62283510A (ja) 押ボタンスイツチ
JPH10302572A (ja) キーボードスイッチ
JPH08124454A (ja) クリック操作パネル
US6483051B2 (en) Method in the manufacture of a keyboard for an electronic device
JP2001067982A (ja) キー入力装置
JPH06267369A (ja) 押釦スイッチのキートップ板
JPS6026422Y2 (ja) 押釦スイツチ
JP2001338547A (ja) 押釦スイッチ用カバー部材
JPH0448592Y2 (ja)
JPS6344252B2 (ja)
JPH10228840A (ja) メンブレンスイッチとその製造方法
JP2936745B2 (ja) キースイッチ及びキーボード装置
JPS6025786Y2 (ja) 押釦スイッチ装置
JP2000235820A (ja) 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね
JP2001176353A (ja) キースイッチ
JPS5914988Y2 (ja) 押釦スイッチ装置
JPS63292537A (ja) キ−ボ−ド装置