JP2000235820A - 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね - Google Patents

可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね

Info

Publication number
JP2000235820A
JP2000235820A JP11036364A JP3636499A JP2000235820A JP 2000235820 A JP2000235820 A JP 2000235820A JP 11036364 A JP11036364 A JP 11036364A JP 3636499 A JP3636499 A JP 3636499A JP 2000235820 A JP2000235820 A JP 2000235820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
disc spring
shaped disc
dome
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11036364A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Sato
正三 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK
Original Assignee
Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK filed Critical Tokyo Tokushu Insatsu Kogyo KK
Priority to JP11036364A priority Critical patent/JP2000235820A/ja
Publication of JP2000235820A publication Critical patent/JP2000235820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー操作時の操作感を劣化させることなく操
作感覚と接点導通との間の時間的なずれを無くし、さら
に安価な構成とすることを目的とする。 【解決手段】 可とう性キースイッチにおけるキートッ
プの下方に設置され、キー押下部に対応した各部分にド
ーム状皿ばね11が形成されたシート状皿ばね10にお
いて、可とう性フィルムの裏面側のドーム状皿ばね10
の円周外側の領域に反転促進機構11a,11b,11
c,11dが設けられることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話や
PHS端末などの小型情報端末やファクシミリ装置など
のOA機器等における操作キーに適用するのに適した可
とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばねに関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話やPHS端末などの小型情報端
末、ファクシミリ装置やコピー装置などのOA機器にお
いて、操作感を向上させるなどの目的で、操作キーのキ
ートップ部分に、シリコン樹脂等によるラバーキートッ
プ板が用いられている。図10は、ラバーキートップ板
の一例を示す斜視図である。図に示すように、ラバーキ
ートップ板は、キートップ板100の所定個所に、操作
者が押下する部分であるキートップ101,102,・
・・,118が設けられた形状をしている。ただし、キ
ートップ板100及びキートップ101,102,・・
・,118は、一般に一体形成される。
【0003】図11は、図10に示されたキートップ板
100を裏面から見た斜視図である。図に示すように、
各キートップ101,102,・・・,118の裏面の
中央部分にはスイッチ接点を押下するための凸部101
a,102a,・・・,118aが設けられている。図
12(A)は、キートップ板100とスイッチ接点が設
けられている配線板との間に設置されるシート状皿ばね
140を上側および下端部側から見た図である。操作キ
ー部分が各種機器に組み込まれた状態では、キートップ
板100、シート状皿ばね140および配線板が位置合
わせされて重ね合わされている。シート状皿ばね140
は、可とう性の樹脂フィルムで形成される。
【0004】シート状皿ばね140には、キートップ板
100とシート状皿ばね140とが位置合わせされて重
ね合わされたときに凸部101a,102a,・・・,
118aの中心部分がほぼ頂点に当たるような皿ばね部
分(ドーム部分)141,142,・・・,158が形
成されている。各ドーム部分141,142,・・・,
158の裏面(凸部101a,102a,・・・,11
8aが接触する部分とは反対側)の中央部分の所定の領
域には、導電性物質が塗布されている。
【0005】そして、例えば、キートップ101が押下
されることによって凸部101aが押下されると、ドー
ム部分141が下方に変形する。すると、配線板におい
て、シート状皿ばね140と位置合わせされて重ね合わ
されたときにドーム部分141の下に位置するスイッチ
接点に導電性物質が塗布されている領域が接触する。そ
の結果、スイッチ接点が導通状態になり、キー押下が検
出される。
【0006】この場合、シート状皿ばね140と配線板
が位置合わせされて重ね合わされたときに、ドーム部分
141の裏面の中央部分と配線板上に配されているスイ
ッチ接点との距離(ストローク)が短いと、凸部101
aの押下でドーム部分141を下方に変形させる場合
に、ドーム部分141の円周外の領域が変形する前にド
ーム部分141の裏面の中央部分が配線板のスイッチ接
点に到達してしまう。従って、キートップ101の押下
の際にドーム部分141の円周外領域が変形してドーム
部分141が反転することにより操作者が得ることがで
きる操作感を得ることができない。
【0007】そこで、図12(B)に示すような樹脂フ
ィルムによるスペーサ170の表面に接着剤180を塗
布し、スペーサ170をシート状皿ばね140の裏面
(配線板が位置する側)に貼り合わせることによってス
トロークが確保されていた。また、シート状皿ばね14
0が凹凸のない平面状の配線板と重ね合わされて使用さ
れる場合には、ドーム部分141の内部の空気が外部に
逃げないと押圧に対する抵抗が大きくなりキー操作感が
低下するため、このスペーサ170によって空気の逃げ
道が確保されていた。
【0008】図12(B)に示すスペーサ170は、ス
ペーサ170とシート状皿ばね140とが貼り合わさっ
たときに各ドーム部分141,142,・・・,158
に相当する位置が円形に打ち抜かれ、かつ、列方向に並
ぶ各円を繋ぐ部分が打ち抜かれた形状になっている。
【0009】各種機器に組み込まれた状態では、キート
ップ板100、スペーサ170が貼られたシート状皿ば
ね140、および配線板が重ね合わせられているが、そ
の状態でキートップ101が押下されることによって凸
部101aが押下されると、スペーサ170によってス
トロークが確保されているため、ドーム部分141の円
周外の領域が変形してドーム部分141が反転されて操
作感を得ることができる。また、シート状皿ばね140
が凹凸のない平面状の配線板と重ね合わされて使用され
る場合であっても、ドーム部分141内の空気がスペー
サ170における通路部分を伝って隣のドーム部分の方
に逃げる。すなわち、ドーム部分141が下方に変形し
やすい状態になる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スペーサ1
70が貼られたシート状皿ばね140が各種機器に組み
込まれる場合には、例えば図13に示すようなスイッチ
接点190が配された配線板が位置合わせされて組み込
まれ、この一方のスイッチ接点191と他方のスイッチ
接点192とを導通させるためには、導電性物質が塗布
された例えばドーム部分141裏面の頂点が接触しただ
けでは導通状態とはならず、例えば図に点線で示す範囲
に例えばドーム部分141裏面の導電性物質が塗布され
ている領域を接触させなければならなかった。従って、
操作者が操作感触を得てから更にキートップ101を押
下しなければスイッチ接点190が導通せず、操作者が
得る操作感触とスイッチ接点の導通との間に時間的なズ
レが生じてしまう問題があった。
【0011】すなわち、例えば図14に示すように、操
作者によりキートップ101が押下されて荷重が与えら
れ、その荷重がF(a)に達したときにドーム部分14
1の円周部分が反転させられ、キートップ101にかけ
られる荷重がF(b)に急激に降下すると共にストロー
クが一気に伸びる。このときに操作者は操作感を得られ
るが、この時点では図13に点線で示した範囲全体にド
ーム部分141裏面の導電性物質が塗布されている領域
が接触していないため、更に荷重をF(c)まで加えな
ければスイッチ接点190が導通状態とされず、操作感
を得たあと更にF(c)まで荷重を加えなければキーの
押下が検出されなかった。
【0012】また、上記のシート状スペーサ170を用
いてストロークを確保するものの他に、シート状皿ばね
の配線板と位置合わせする側の面に印刷を施してストロ
ークを確保する印刷スペーサを用いるものがあるが、上
記のシート状スペーサ170と同様の問題があった。
【0013】なお、このような操作者が得る操作感触と
スイッチ接点の導通との間の時間的なずれが生じないも
のには、図示はしないが、導電性を有する皿ばねにスイ
ッチ接点の一方が常時接触状態に保たれ、キー押下時に
他方の接点が接触されることでスイッチ接点が導通状態
とされる金属皿ばねと呼ばれるものが知られている。
【0014】しかし、金属皿ばねは、皿ばね部分が一般
的にステンレスに銀メッキが施され、この導電性を有す
る皿ばねを一個一個専用のマウントロボットでマウント
して整列させなければならないため、製造コストが非常
に高いという問題があった。
【0015】本発明は上述した問題を解消し、キー操作
時の操作感を劣化させることなく操作感覚と接点導通と
の間の時間的なずれを無くし、安価な構成の可とう性キ
ースイッチに用いられるシート状皿ばねを提供すること
を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本願発明は可とう性キースイッチにおけるキート
ップの下方に設置され、キー押下部に対応した各部分に
ドーム状皿ばねが形成されたシート状皿ばねにおいて、
可とう性フィルムの裏面側のドーム状皿ばねの円周外側
の領域に、キー押下部が押下された場合にドーム状皿ば
ねの反転を促進する反転促進機構が設けられていること
を特徴とするものである。
【0017】上記の構成としたことで、ストロークを長
く保たなくても良好な操作感を得ることができるため、
キー操作時の操作感を劣化させることなく操作感覚と接
点導通との間の時間的なずれを無くすことができ、さら
に安価な構成とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
1〜図6を参照して説明する。なお、本例では以下の説
明において、図10及び図11に示したキートップ板1
00と同様のものを使用し、同一の符号を用いてその詳
細な説明は省略する。
【0019】図1は、キートップ板100とスイッチ接
点が設けられている配線板との間に設置される本例のシ
ート状皿ばね10を上側および下端部側から見た図であ
る。操作キー部分が各種機器に組み込まれた状態では、
キートップ板100、シート状皿ばね10および配線板
が位置合わせされて重ね合わされている。シート状皿ば
ね10は、可とう性の樹脂フィルムで形成してある。
【0020】シート状皿ばね10には、キートップ板1
00とシート状皿ばね10とが位置合わせされて重ね合
わされたときにキートップ板100裏面の凸部101
a,102a,・・・,118aの中心部分がほぼ頂点
に当たるような皿ばね部分(ドーム部分)11,12,
・・・,28がエンボス加工が施されて形成されてい
る。
【0021】この各ドーム部分11,12,・・・,2
8近傍のシート上には、本例のシート状皿ばね10を各
種装置に組み込んだ状態でキー操作がされる際に操作者
が良好な操作感覚を得られるように、各ドーム部分1
1,12,・・・,28の反転を促進させる反転促進機
構を有している。
【0022】反転促進機構として、本例では複数の開口
部11a,11b,11c,11d,・・・,28a,
28b,28c,28dを各ドーム部分11,12,・
・・,28近傍のシート上にそれぞれ設けてある。例え
ば図2に示すように、開口部11a,11b,11c,
11dは、ドーム部分11の円周から例えば2mm程度
離れた位置に形成される。この場合、各開口部11a,
11b,11c,11d,・・・,28a,28b,2
8c,28dの形状はどのようなものであっても良く、
また、各開口部11a,11b,11c,11d,・・
・,28a,28b,28c,28dの数は何個であっ
ても良い。また、各開口部11a,11b,11c,1
1d,・・・,28a,28b,28c,28dを設け
る位置は、上記の位置に限られずドーム部分11,1
2,・・・,28の円周から2mm以上離れた位置、或
いは2mmよりドーム部分11,12,・・・,28の
円周に接近した位置であっても良い。
【0023】また、各ドーム部分11,12,・・・,
28の裏面(各凸部101a,102a,・・・,11
8aが接触する部分とは反対側)の中央部分の所定の領
域には、それぞれ導電性物質が塗布される。この場合、
本例では、例えば図3に示すように、ドーム部分11の
裏面中央部分から円周外側の開口部11a,11b,1
1c,11d付近にかけて導電性物質29を塗布してあ
り、シート状皿ばね10が配線板と重ね合わされた状態
で、ドーム部分11の円周外側に塗布された導電性物質
29がスイッチ接点の一方と常時接触しているようにさ
れる。
【0024】シート状皿ばね10と重ね合わされて使用
される配線板には、例えば図4に示すようなスイッチ接
点30が複数配され、各ドーム部分11,12,・・
・,28と位置合わせされる位置に、外側スイッチ接点
31と内側スイッチ接点32とがそれぞれ配される。シ
ート状皿ばね10が配線板と重ね合わさた状態で、例え
ばドーム部分11の円周外側に塗布された導電性物質2
9が外側スイッチ接点31と常時接触しているようにさ
れる。そして、キートップ部分101の押下によりドー
ム部分11が押下されたときにドーム部分11の中央部
に塗布された導電性物質29が配線板上の内側接点32
と接触され、外側スイッチ接点と内側スイッチとが導通
状態とされる。
【0025】次に、本例のシート状皿ばね10がキート
ップ板100と配線板との間に位置合わせされて重ね合
わされた操作キー部分を、各種装置に組み込んでキー操
作をする際の内部構造について説明する。
【0026】図5(A)は、本例のシート状皿ばね10
を備えた操作キー部分のうちドーム部分11とその周辺
の断面図である。この通常の状態においては、ドーム部
分11円周外側に塗布された導電性物質29が配線板上
の外側スイッチ接点31と常時接触している。
【0027】操作者がキートップ部分101を押下する
方向に荷重をかけていくと、例えば図5(B)に示すよ
うにドーム部分11の円周外の開口部11a,11b,
11c,11d近傍が変形して、押下方向(矢印で示す
方向)とは逆の方向に徐々に反り上がり、これに伴いド
ーム部分11が下方に変形して円周が拡大する。更に押
下を行うと、例えば図5(C)に示すようにドーム部分
11の円周部分が反転して操作感覚が得られると共に、
ドーム部分11の中央部分の領域が配線板の内側接点3
2に接触してスイッチ接点30が導通状態となる。な
お、ドーム部分11の円周部分が反転すると、開口部1
1a,11b,11c,11d近傍に塗布されている導
電性物質が配線板の外側スイッチ接点31から離れてし
まう恐れがあるが、開口部11a,11b,11c,1
1dの間の領域は常時配線板と接触状態にあるため、少
なくとも開口部11a,11b,11c,11dの間の
領域近傍に塗布されている導電性物質は配線板の外側ス
イッチ接点31に常時接触している。
【0028】キートップ部分101の押下の際に操作者
が得られる操作感について、操作感を表す一般的な判断
手段であるクリック率を用いて説明する。
【0029】例えば図6に実線で示すように、操作者が
キートップ部分101を押下してドーム部分11荷重を
与え、その荷重がF(A)に達したときにドーム部分1
1の円周部分が反転する。ドーム部分11の円周部分が
反転すると、ドーム部分11にかかる荷重がF(B)に
急激に降下すると共にストロークが一気に伸びる。この
ようにドーム部分11にかかる荷重が急激に降下すると
共にストロークが一気に伸びる際に操作者に操作感が得
られる。クリック率は、荷重の降下量を反転時の荷重で
除した値と、100との積によって求められ、値が大き
い程操作感が良いとされる。本例の場合には、{(F
(A)−F(B))/F(A)}×100でクリック率
が表される。
【0030】なお、従来のスペーサを貼り付けたシート
状皿ばねの場合には、荷重とストロークとの関係は図1
4にて既に説明したように、例えば図6に点線で示すよ
うになり、この場合のクリック率は、{(F(a)−F
(b))/F(a)}×100である。従って、本例の
シート状皿ばね10でのクリック率とさほど変わりはな
く、操作者が受ける操作感もほぼ同様であるといえる。
【0031】そして、荷重がF(B)に降下し、ドーム
部分11の中央部分の領域が配線板の内側スイッチ接点
32と接触したときに、配線板の外側スイッチ接点31
と内側スイッチ接点32とが導通状態となる。
【0032】以上説明したように反転促進機構を設けて
シート状皿ばねを構成したことで、シート状皿ばねと配
線板との間にスペーサを介在させてストロークを長くす
る必要がないため、シート状皿ばねを配線板と位置合わ
せして重ね合わせたときに、ドーム部分の導電性物質と
配線板の外側接点とを常時接触状態とすることができ、
キー操作時にドーム部分の導電性物質と配線板の内側接
点とを接触させるだけでスイッチ接点を導通状態とする
ことができ、操作感覚とスイッチ接点の導通との時間的
なずれを無くすことができる。
【0033】また、反転促進機構を設けてシート状皿ば
ねを構成したことで、シート状皿ばねと配線板との間に
スペーサを介在させないストロークが短い場合であって
も、クリック率を劣化させることなくスペーサを貼り付
けたときと同様の操作感を得ることができる。また、反
転促進機構として開口部を設ける構成としたことで、シ
ート状皿ばねを凹凸のない平面状の配線板と重ね合わせ
て使用する場合には、開口部からドーム部分の内部の空
気を外部に逃がすことができ、操作キーの押圧に対する
抵抗をなくしてキー操作感を向上させることができる。
【0034】さらに、上述したようにスペーサを必要と
しない構成としたことで、シート状スペーサの製造やシ
ート状皿ばねへの貼り付け処理を行う必要がなく、また
印刷を施した印刷スペーサを設ける必要もないため、金
属皿ばねと比較した場合は勿論、従来のシート状皿ばね
と比較しても大幅に製造コストを低減することができ
る。
【0035】また、上述したようにスペーサを必要とし
ない構成としたことで、シート状皿ばねと配線板との間
に介在させていたスペーサを取り除くことができ、スペ
ーサとスペーサをシート状皿ばねに貼り付けるための接
着剤との厚み分薄く構成することができ、ストロークを
約半分(従来0.4mmから0.8mm程度だったもの
を、0.2mmから0.4mm程度にすることができる
ため)にすることができると共に、スペーサとスペーサ
をシート状皿ばねに貼り付けるための接着剤との重さ分
軽量化を図ることができ、シート状スペーサを貼り付け
た皿ばねの約半分の重量でシート状皿ばねを構成するこ
とができる。従って、本例のシート状皿ばねをPHS端
末などの携帯性が要求される装置に適用すると、PHS
端末などの小型化及び軽量化を図ることができ、PHS
端末などの携帯性向上に貢献することができる。
【0036】なお、上述した一実施の形態では、反転促
進機構として開口部を設ける構成としていたが、図7に
示すように各ドーム部分11,12,・・・,28の近
傍のシート上にそれぞれスリット11e,11f,11
g,11h,・・・,28e,28f,28g,28h
を設ける構成としても良い。この場合、例えば図8に示
すように、スリット11e,11f,11g,11h
は、ドーム部分11の円周から本例では2mm程度離れ
た位置に形成される。この場合、各スリット11e,1
1f,11g,11h,・・・,28e,28f,28
g,28hの形状はどのようなものであっても良く、ま
た、各スリット11e,11f,11g,11h,・・
・,28e,28f,28g,28hの数は何個であっ
ても良い。また、各スリット11e,11f,11g,
11h,・・・,28e,28f,28g,28hを設
ける位置は、上記の位置に限られずドーム部分11,1
2,・・・,28の円周から2mm以上離れた位置、或
いは2mmよりドーム部分11,12,・・・,28の
円周に接近した位置であっても良い。更に各スリット1
1e,11f,11g,11h,・・・,28e,28
f,28g,28hはシート面に対して垂直であるとは
限らず、斜めに切り込みを入れてスリットを構成して各
ドーム部分11,12,・・・,28の反転促進作用を
増加させるようにしても良い。このように構成すること
で、樹脂フィルムシートに切り込みを入れてスリットを
形成するだけの簡単な処理で反転促進機構を設けること
ができ、シート状皿ばねを簡単に製造することができ
る。
【0037】また、上述した一実施の形態では、ドーム
部分の裏面中央部分から円周外側の開口部付近にかけて
導電性物質を塗布していたが、シート状皿ばねが配線板
と重ね合わされた状態で、ドーム部分の円周外側に塗布
された導電性物質が配線板のスイッチ接点の一方と常時
接触し、かつ、ドーム部分の裏側中央部分にキー操作時
に配線板の他方の接点と接触する領域があれば良く、例
えば図9に示すように、ドーム部分11の裏面中央部分
から、各開口部11a,11b,11c,11dの間に
かけて十字形に導電性物質29aを塗布するようにして
も良い。このように、導電性物質を必要な領域にのみ塗
布する構成とすることで、塗布する導電性物質の大幅な
軽減を図ることができる。
【0038】さらに、上述した一実施の形態では、各ド
ーム部分の円周外の領域に同一の反転促進機構を設ける
ようにしていたが、ドーム部分によって異なる反転促進
機構を設けるようにしても良い。
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、可とう
性フィルムの裏面側のドーム状皿ばねの円周外側の領域
に、ドーム状皿ばねの反転を促進させるための反転促進
機構が設けられているので、シート状皿ばねと配線板と
の間にスペーサを介在させずにストロークを短くした場
合であっても、クリック率を劣化させることなくスペー
サを貼り付けたときと同様の操作感を得ることができ
る。また、このようにスペーサを必要としない構成とす
ることができるため、シート状皿ばねと配線板との間に
介在させていたスペーサを取り除くことができ、スペー
サとスペーサをシート状皿ばねに貼り付けるための接着
剤との厚み分薄く構成することができると共に、スペー
サとスペーサをシート状皿ばねに貼り付けるための接着
剤との重さ分軽量化を図ることができる。従って、PH
S端末などの携帯性が要求される装置に適用すると、P
HS端末などの小型化及び軽量化を図ることができ、P
HS端末などの携帯性向上に貢献することができる。さ
らに、スペーサを必要としない構成とすることができる
ため、製造コストを大幅に低減することができる。
【0039】反転促進機構として開口部を設ける構成と
した場合には、シート状皿ばねを凹凸のない平面状の配
線板と重ね合わせて使用する場合に、開口部からドーム
部分の内部の空気を外部に逃がすことができ、操作キー
の押圧に対する抵抗をなくしてキー操作感を向上させる
ことができる。
【0040】反転促進機構としてスリットを設ける構成
とした場合には、シートに切り込みを入れてスリットを
形成するだけの簡単な処理で反転促進機構を設けること
ができ、シート状皿ばねを簡単に製造することができ
る。
【0041】位置合わせされ重ね合わされる配線板の一
方のスイッチ接点と常時接触状態となるようにドーム状
皿ばねに導電性物質が塗布される構成とした場合には、
シート状皿ばねを配線板と位置合わせして重ね合わせた
ときにドーム部分の導電性物質と配線板の外側接点とを
常時接触状態とすることができ、キー操作時にドーム部
分の導電性物質と配線板の内側接点とを接触させるだけ
でスイッチ接点を導通状態とすることができ、操作感覚
とスイッチ接点の導通との時間的なずれを無くすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねの構成の例を示す正面図および側面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねの各ドーム部分の周辺に設けた反転促進機構の構成の
例を示す説明図である。
【図3】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねの各ドーム部分裏面に塗布される導電性物質の状態の
例を示す説明図である。
【図4】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねと重ね合わされる配線板のスイッチ接点の例を示す説
明図である。
【図5】 (A)は本発明の一実施の形態におけるのシ
ート状皿ばねを備えた操作キー部分のドーム部分とその
周辺の状態の例を示す断面図、(B)は(A)の状態か
ら操作キーを押し下げた状態の例を示す断面図、(C)
は(B)の状態からさらに操作キーを押し下げた状態の
例を示す断面図である。
【図6】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねを備える操作キーにかけられる荷重とストロークとの
関係の例を示す説明図である。
【図7】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねの構成の他の例を示す正面図および側面図である。
【図8】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねの各ドーム部分の周辺に設けた反転促進機構の構成の
他の例を示す説明図である。
【図9】 本発明の一実施の形態におけるシート状皿ば
ねの各ドーム部分裏面に塗布される導電性物質の状態の
他の例を示す説明図である。
【図10】 従来のラバーキートップ板の構成の例を示
す斜視図である。
【図11】 図10のラバーキートップ板の裏面の構成
の例を示す斜視図である。
【図12】 (A)は従来のシート状皿ばねを上側から
見た状態の例を示す正面図および下端部から見た側面
図、(B)は従来のシート状皿ばねにおけるスペーサお
よび接着層の状態の例を示す正面図および側面図であ
る。
【図13】 従来のシート状皿ばねと重ね合わされる配
線板のスイッチ接点の例を示す説明図である。
【図14】 従来のシート状皿ばねを備える操作キーに
かけられる荷重とストロークとの関係の例を示す説明図
である。
【符号の説明】
10 シート状皿ばね 11,12,・・・,28 皿ばね部分(ドーム部分) 11a,11b,11c,11d,・・・,28a,2
8b,28c,28d開口部 11e,11f,11g,11h,・・・,28e,2
8f,28g,28hスリット 29,29a 導電性物質

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可とう性キースイッチにおけるキートッ
    プの下方に設置され、キー押下部に対応した各部分にド
    ーム状皿ばねが形成されたシート状皿ばねにおいて、 可とう性フィルムの裏面側の上記ドーム状皿ばねの円周
    外側の領域に反転促進機構が設けられることを特徴とす
    る可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね。
  2. 【請求項2】 反転促進機構は、開口部で構成される請
    求項1記載の可とう性キースイッチに用いられるシート
    状皿ばね。
  3. 【請求項3】 反転促進機構は、スリットで構成される
    請求項1記載の可とう性キースイッチに用いられるシー
    ト状皿ばね。
  4. 【請求項4】 位置合わせされ重ね合わされる配線板の
    一方のスイッチ接点と常時接触状態となるようにドーム
    状皿ばねに導電性物質が塗布される請求項1記載の可と
    う性キースイッチに用いられるシート状皿ばね。
JP11036364A 1999-02-15 1999-02-15 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね Pending JP2000235820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11036364A JP2000235820A (ja) 1999-02-15 1999-02-15 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11036364A JP2000235820A (ja) 1999-02-15 1999-02-15 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000235820A true JP2000235820A (ja) 2000-08-29

Family

ID=12467790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11036364A Pending JP2000235820A (ja) 1999-02-15 1999-02-15 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000235820A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9741507B2 (en) 2013-12-13 2017-08-22 Fujitsu Component Limited Key switch device and keyboard
US11004627B2 (en) 2017-03-30 2021-05-11 Fujitsu Component Limited Reaction force generating member and key switch device
US11862415B2 (en) 2013-05-14 2024-01-02 Fujitsu Component Limited Keyswitch device and keyboard

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11862415B2 (en) 2013-05-14 2024-01-02 Fujitsu Component Limited Keyswitch device and keyboard
US9741507B2 (en) 2013-12-13 2017-08-22 Fujitsu Component Limited Key switch device and keyboard
US10410806B2 (en) 2013-12-13 2019-09-10 Fujitsu Component Limited Reaction force generating member for a key switch device
US11011329B2 (en) 2013-12-13 2021-05-18 Fujitsu Component Limited Reaction force generating member for a key switch device
US11004627B2 (en) 2017-03-30 2021-05-11 Fujitsu Component Limited Reaction force generating member and key switch device
US11355293B2 (en) 2017-03-30 2022-06-07 Fujitsu Component Limited Reaction force generating member and key switch device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4307268A (en) Tactile element and keyboard including the tactile element
US4598181A (en) Laminate switch assembly having improved tactile feel and improved reliability of operation
US7129435B2 (en) Movable contact element and panel switch using the same
JP4108548B2 (ja) キーボード用スイッチ
US7329823B2 (en) Movable contact element and panel switch formed using the same
JP5115479B2 (ja) 操作キー構造
JP2000235820A (ja) 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね
JP3510820B2 (ja) キー入力装置
JP3792055B2 (ja) メンブレンスイッチ
JP2000067693A (ja) 皿バネコンタクト型メンブレンスイッチ
KR20060061889A (ko) 클릭 스프링 부착 시트 및 이를 사용한 스위치 장치
JP2002216582A (ja) 可動接点体
JP2009193905A (ja) パネルスイッチ
JP3931479B2 (ja) 多方向操作スイッチおよびこれを用いた複合スイッチ
JP3275253B2 (ja) キィーボードスイッチ
WO2021220979A1 (ja) スイッチ
JP2002025388A (ja) シート状多接点スイッチ
JP2001176353A (ja) キースイッチ
JP2007220528A (ja) 可動接点構造体及び押ボタンスイッチ
JPH1083734A (ja) シート状スイッチ
JP2000011803A (ja) ラバーキートップ板
JPH0448593Y2 (ja)
JP2936745B2 (ja) キースイッチ及びキーボード装置
JP2000011804A (ja) 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね
JPH0725533U (ja) シート状皿バネ