JP3792055B2 - メンブレンスイッチ - Google Patents
メンブレンスイッチ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3792055B2 JP3792055B2 JP26333498A JP26333498A JP3792055B2 JP 3792055 B2 JP3792055 B2 JP 3792055B2 JP 26333498 A JP26333498 A JP 26333498A JP 26333498 A JP26333498 A JP 26333498A JP 3792055 B2 JP3792055 B2 JP 3792055B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- insulating
- insulating resist
- upper sheet
- lower sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H13/00—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
- H01H13/70—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
- H01H13/702—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches
- H01H13/703—Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard with contacts carried by or formed from layers in a multilayer structure, e.g. membrane switches characterised by spacers between contact carrying layers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2211/00—Spacers
- H01H2211/006—Individual areas
- H01H2211/01—Ink
- H01H2211/012—Successive layers, one being conductive
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーボード装置等に使用されるメンブレンスイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のメンブレンスイッチを図９〜図１２に基づいて説明すると、絶縁材からなるフイルム状の上部シート２１と下部シート２２は、図１１に示すように、連結部２３により一体に形成されており、この連結部２３で二つ折り可能となっている。
また、上部シート２１は、複数個の取付孔２１ａを有し、また、下部シート２２は、取付孔２１ａに対向して設けられた複数個の取付孔２２ａを有している。
そして、上部シート２１には、銀ペースト等からなる複数個の接点部２４が形成されると共に、下部シート２２にも、接点部２４に対向した状態で、銀ペースト等からなる複数個の接点部２５が形成され、接点部２４と接点部２５とは、銀ペースト等からなる接続導体２６により接続されて構成されている。
【０００３】
また、下部シート２２には、銀ペースト等により引き出し端子部２７が形成されており、この引き出し端子部２７には、接続導体２６が接続されている。
また、絶縁レジスト２８は、図１２に示すように、接点部２５と引き出し端子部２７を除く下部シート２２の面に形成されている。
この絶縁レジスト２８は、熱可塑性樹脂を主成分とする一層の絶縁ペーストが、下部シート２２の面に印刷して形成され、そして、この絶縁レジスト２８上に、結合部２３を折り曲げて上部シート２１を重ね合わせた後、上部シート２１と下部シート２２を上下から加熱加圧すると、上部シート２１と下部シート２２は、絶縁レジスト２８により貼り合わされた状態となる。
【０００４】
そして、貼り合わされると、図９に示すように、絶縁レジスト２８は、スペーサの役割を果たし、接点部２４と２５が間隔を置いて対向した状態となると共に、取付孔２１ａと２２ａも対向した状態となる。
また、合成樹脂、金属板等からなる下部の支持部材２９は、複数個の孔２９ａを有し、この支持部材２９上には、孔２９ａに対し取付孔２１ａ、２２ａが対向した状態で、下部シート２２が載置されている。
また、合成樹脂の成型品等からなる板状の上部の支持部材３０は、上部シート２１の接点部２４に対向した位置に設けられた孔３０ａと、孔２９ａに対向して設けられた取付部３０ｂとを有し、この支持部材３０は、孔２９ａに取付部３０ｂを挿通した状態で上部シート２１上に載置され、取付部３０ｂの先端部を加圧して変形させることより、支持部材２９、下部シート２２、上部シート２１、及び支持部材３０とが一体化されて、メンブレンスイッチが構成されている。
【０００５】
また、上記のようなメンブレンスイッチは、キーボード装置のケース等に取り付けられて使用され、ケースの表面からは、上部の支持部材３０が露出状態となっている。
そして、メンブレンスイッチの操作は、指、或いはキーにより、支持部材３０の孔３０ａを通して上部シート２１を押圧、変形し、接点部２４を接点部２５に接触させてＯＮとし、また、この押圧、変形を解放して、接点部２４と接点部２５をＯＦＦにすることにより行われるものである。
また、従来のメンブレンスイッチは図１３に示すように、薄型化のために前記従来の支持部材３０を削除し、下部の支持部材２９の支持部２９ｃを、上部シート２１と下部シート２２の孔３１から上面に突き出すと共に、キートップ３２を取り付けたＸ状をなす脚部３３を支持部２９ｃに取付、キートップ３２と上部シート２１との間に介在したゴムからなる作動部３４を設けて、キートップ３２の押圧により作動部３４を介してメンブレンスイッチを操作するものもある。
【０００６】
そして、上記のようなメンブレンスイッチにおいては、下部シート２２上に形成された一層からなる絶縁レジスト２８は、絶縁レジスト２８の全面にわたって均一な厚みにすることができず、厚みが不均一となっているため、貼り合わせのために、上部シート２１と下部シート２２の加圧力を大きくする必要がある。
また、加圧力を大きくしても、絶縁レジスト２８の厚みの薄い箇所は、貼り合わせ状態が不十分となり、このため、ケースの表面から露出した取付孔２１ａ、２２ａから水分が貼り合わせの不十分な箇所を通って接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたり、また、上部シート、下部シート２２の周縁部から水分が貼り合わせの不十分な箇所を通って接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたりするものであった。
特に、接点部２４、２５と取付孔２１ａ、２２ａとの間の間隔が短く、このため、この箇所における絶縁不良が多いものであった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従来のメンブレンスイッチにおいて、下部シート２２上に形成された一層からなる絶縁レジスト２８は、絶縁レジスト２８の全面にわたって均一な厚みにすることができず、厚みが不均一となっているため、貼り合わせのために、上部シート２１と下部シート２２の加圧力が大きく、このため、上部シート２１、下部シート２２の伸びが大きくなるという問題がある。
また、加圧力を大きくしても、絶縁レジスト２８の厚みの薄い箇所は、貼り合わせ状態が不十分となり、このため、ケースの表面から露出した取付孔２１ａ、２２ａから水分が接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたり、また、上部シート、下部シート２２の周縁部から水分が接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたりするという問題がある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第１の解決手段として、絶縁材からなる上部シートと、絶縁材からなり、前記上部シートに対向して配設された下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとに対向して設けられた複数個の接点部と、前記上部シートと前記下部シートに対向して設けられた複数個の取付孔とを備え、前記接点部を除く前記上部、或いは下部シートの面に第１の絶縁レジストを形成すると共に、前記取付孔近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記取付孔を囲むようにリング状の第２の絶縁レジストを形成して前記取付孔周囲の厚みが部分的に厚くなっており、前記上部シートと前記下部シートとを、前記第１、第２の絶縁レジストを加熱加圧して貼り合わせた構成とした。
また、第２の解決手段として、前記第２の絶縁レジストを、前記上部シート、或いは前記下部シートの周縁部の近傍に位置する第１の絶縁レジスト上に形成し、前記上部シートと前記下部シートの周縁部を前記第２の絶縁レジストにより貼り合わせた構成とした。
また、第３の解決手段として、前記接点部の近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記第２の絶縁レジストを形成し、前記接点部の近傍を、前記第２の絶縁レジストにより前記上部シートと前記下部シートを張り合わせた構成とした。
また、第４の解決手段として、絶縁材からなる上部シートと、絶縁材からなり、前記上部シートに対向して配設された下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとに対向して設けられた複数個の接点部とを備え、前記接点部を除く前記上部、或いは下部シートの面に第１の絶縁レジストを形成すると共に、前記接点部近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記接点部の全周を囲むようにリング状の第２の絶縁レジストを形成して前記取付孔周囲の厚みが部分的に厚くなっており、前記第１、及び第２の絶縁レジストを加熱加圧して前記上部シートと前記下部シートとを貼り合わせた構成とした。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明のメンブレンスイッチの第１実施例を図１〜図４に基づいて説明すると、図１は本発明のメンブレンスイッチの第１実施例の要部拡大断面図、図２は図１の２ー２線における断面図、図３は本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係る上部シートと下部シートの斜視図、図４は本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係り、下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図である。
【００１０】
次に、図１〜図４に基づいて本発明のメンブレンスイッチの第１実施例を説明すると、絶縁材からなるフイルム状の上部シート１と下部シート２は、図３に示すように、連結部３により一体に形成されており、この連結部３で二つ折り可能となっている。
また、上部シート１は、複数個の取付孔１ａを有し、また、下部シート２は、取付孔１ａに対向して設けられた複数個の取付孔２ａを有している。
そして、上部シート１には、銀ペースト等からなる複数個の接点部４が形成されると共に、下部シート２にも、接点部４に対向した状態で、銀ペースト等からなる複数個の接点部５が形成され、接点部４と接点部５とは、銀ペースト等からなる接続導体６により接続されて構成されている。
【００１１】
また、下部シート２には、銀ペースト等により引き出し端子部７が形成されており、この引き出し端子部７には、接続導体６が接続されている。
また、第１の絶縁レジスト８は、図４に示すように、接点部５と引き出し端子部７を除く下部シート２の面に形成されている。
この第１の絶縁レジスト８は、熱可塑性樹脂を主成分とする絶縁ペーストが、下部シート２の面に印刷して形成されている。
また、第２の絶縁レジスト９は、図４に示すように、取付孔２ａの近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、取付孔２ａの全周を囲むように形成すると共に、下部シート２の周縁部の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に形成させていて、この第２の絶縁レジスト９が形成された箇所は、２層となって厚みが厚くなっている。
そして、この第２の絶縁レジスト９は、第１の絶縁レジスト８と同様に熱可塑性樹脂を主成分とする絶縁ペーストが、第１の絶縁レジスト８上に印刷して形成されている。
なお、ここでは第１、第２の絶縁レジスト８、９を下部シート２上に形成したもので説明したが、これを上部シート１に形成しても良い。
【００１２】
そして、この絶縁レジスト８、９上に、結合部３を折り曲げて上部シート１を重ね合わせね合わせた後、上部シート１と下部シート２を上下から加熱加圧すると、上部シート１と下部シート２は、絶縁レジスト８、９により貼り合わされた状態となる。
そして、第１と第２の絶縁レジスト８、９が形成された２層の箇所においては、加熱加圧力が確実となり、充分な貼り付けができ、そして、上部シート１と下部シート２とが貼り合わされると、図１に示すように、絶縁レジスト８、９は、スペーサの役割を果たし、接点部４と５が間隔を置いて対向した状態となると共に、取付孔１ａと２ａも対向した状態となる。
また、合成樹脂、金属板等からなる下部の支持部材１０は、複数個の孔１０ａを有し、この支持部材１０上には、孔１０ａに対し取付孔１ａ、２ａが対向した状態で、下部シート２が載置されている。
また、合成樹脂の成型品等からなる板状の上部の支持部材１１は、上部シート１の接点部２４に対向した位置に設けられた孔１１ａと、孔１０ａに対向して設けられた取付部１１ｂとを有し、この支持部材１１は、孔１０ａに取付部１１ｂを挿通した状態で上部シート１上に載置され、取付部１１ｂの先端部を加圧して変形させることより、支持部材１０、下部シート２、上部シート１、及び支持部材１１とが一体化されて、メンブレンスイッチが構成されている。
【００１３】
また、上記のようなメンブレンスイッチは、キーボード装置のケース等に取り付けられて使用され、ケースの表面からは、上部の支持部材１１が露出状態となっている。
そして、メンブレンスイッチの操作は、指、或いはキーにより、支持部材１１の孔１１ａを通して上部シート１を押圧、変形し、接点部４を接点部５に接触させてＯＮとし、また、この押圧、変形を解放して、接点部４と接点部５をＯＦＦにすることにより行われるものである。
【００１４】
また、図５は本発明のメンブレンスイッチの第２実施例を示し、この実施例は、上部シート１の面に、接点部４を除いて第３の絶縁レジスト１２を設け、上部シート１の貼り付けにおいて、第１と第２の絶縁レジスト８、９との接着をより確実にしたものである。
また、図６は本発明のメンブレンスイッチの第３実施例を示し、この実施例は、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成して、上部シート１の接点部４の近傍における貼り付けを確実にし、これにより上部シート１の浮き上がりを無くし、スイッチの操作を確実にしたものである。
また、図７は本発明のメンブレンスイッチの第４実施例を示し、この実施例は、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成すると共に、下部シート２の周縁部に設けた第２の絶縁レジスト９との協同により、上部シート１の接点部４の近傍における貼り付けを確実にし、これにより上部シート１の浮き上がりを無くし、スイッチの操作を確実にしたものである。
そして、図５、図６、図７に示した第２、第３、第４実施例において、その他の構成は、第１実施例と同様の構成となっており、また、ここでは第１、第２の絶縁レジスト８、９を下部シート２上に形成したもので説明したが、これを上部シート１に形成しても良い。
【００１５】
また、図８は本発明のメンブレンスイッチの第５実施例を示し、この実施例は、第１実施例で示した取付孔２ａの全周を囲むように形成した第２の絶縁レジスト９、及び、周縁部に形成した第２の絶縁レジスト９の代わりに、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、接点部５の全周を囲むように第２の絶縁レジスト９を形成したもので、これによって、接点部５の全周での貼り付けを確実にしたものである。
なお、ここでは第１、第２の絶縁レジスト８、９を下部シート２上に形成したもので説明したが、これを上部シート１に形成しても良い。
【００１６】
【発明の効果】
本発明のメンブレンスイッチは、第２の絶縁レジスト９が、取付孔２ａの近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、取付孔２ａの全周を囲むように形成されて２層になっているため、従来に比して低い加圧力で、取付孔１ａ、２ａの全周での確実な貼り付けができるメンブレンスイッチを提供できる。
また、取付孔１ａ、２ａの全周での確実な貼り付けができるため、取付孔１ａ、２ａからの水分の接点部４、５への浸み込みが無く、接点の切り換えの確実なメンブレンスイッチを提供できる。
また、下部シート２の周縁部の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成することにより、周縁部の確実な貼り付けができ、上部シー１と下部シート２の周縁部からの水分の接点部４、５への浸み込みが無く、接点の切り換えの極めて確実なメンブレンスイッチを提供できる。
また、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成することにより、上部シート１の接点部４の近傍における貼り付けを確実にし、これにより上部シート１の浮き上がりを無くし、スイッチの操作の確実なメンブレンスイッチを提供できる。
また、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、接点部５の全周を囲むように第２の絶縁レジスト９を形成することにより、接点部５の全周での貼り付けを確実にでき、取付孔１ａ、２ａ、及び上部シート１、下部シート２の周縁部からの水分の接点部４、５への浸み込みが無く、接点の切り換えの確実であると共に、上部シート１の浮き上がりが無く、スイッチの操作の確実なメンブレンスイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のメンブレンスイッチの第１実施例の要部拡大断面図。
【図２】図１の２ー２線における断面図。
【図３】本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係る上部シートと下部シートの斜視図。
【図４】本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係り、下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図。
【図５】本発明のメンブレンスイッチの第２実施例に係り、上部シートと下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図。
【図６】本発明のメンブレンスイッチの第３実施例に係る要部の断面図。
【図７】本発明のメンブレンスイッチの第４実施例に係る要部の断面図。
【図８】本発明のメンブレンスイッチの第４実施例に係る要部の断面図。
【図９】従来のメンブレンスイッチの要部拡大断面図。
【図１０】図９の１０ー１０線における断面図。
【図１１】従来のメンブレンスイッチに係る上部シートと下部シートの斜視図。
【図１２】従来のメンブレンスイッチに係り、下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図。
【図１３】従来のメンブレンスイッチの要部の断面図。
【符号の説明】
１ 上部シート
１ａ 取付孔
１ｂ 凸部
２ 下部シート
２ａ 取付孔
２ｂ 凸部
３ 連結部
４ 接点部
５ 接点部
６ 接続導体
７ 引き出し端子部
８ 第１の絶縁レジスト
９ 第２の絶縁レジスト
１０ 支持部材
１０ａ 孔
１１ 支持部材
１１ａ 孔
１１ｂ 取付部
１２ 第３の絶縁レジスト
【発明の属する技術分野】
本発明は、キーボード装置等に使用されるメンブレンスイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のメンブレンスイッチを図９〜図１２に基づいて説明すると、絶縁材からなるフイルム状の上部シート２１と下部シート２２は、図１１に示すように、連結部２３により一体に形成されており、この連結部２３で二つ折り可能となっている。
また、上部シート２１は、複数個の取付孔２１ａを有し、また、下部シート２２は、取付孔２１ａに対向して設けられた複数個の取付孔２２ａを有している。
そして、上部シート２１には、銀ペースト等からなる複数個の接点部２４が形成されると共に、下部シート２２にも、接点部２４に対向した状態で、銀ペースト等からなる複数個の接点部２５が形成され、接点部２４と接点部２５とは、銀ペースト等からなる接続導体２６により接続されて構成されている。
【０００３】
また、下部シート２２には、銀ペースト等により引き出し端子部２７が形成されており、この引き出し端子部２７には、接続導体２６が接続されている。
また、絶縁レジスト２８は、図１２に示すように、接点部２５と引き出し端子部２７を除く下部シート２２の面に形成されている。
この絶縁レジスト２８は、熱可塑性樹脂を主成分とする一層の絶縁ペーストが、下部シート２２の面に印刷して形成され、そして、この絶縁レジスト２８上に、結合部２３を折り曲げて上部シート２１を重ね合わせた後、上部シート２１と下部シート２２を上下から加熱加圧すると、上部シート２１と下部シート２２は、絶縁レジスト２８により貼り合わされた状態となる。
【０００４】
そして、貼り合わされると、図９に示すように、絶縁レジスト２８は、スペーサの役割を果たし、接点部２４と２５が間隔を置いて対向した状態となると共に、取付孔２１ａと２２ａも対向した状態となる。
また、合成樹脂、金属板等からなる下部の支持部材２９は、複数個の孔２９ａを有し、この支持部材２９上には、孔２９ａに対し取付孔２１ａ、２２ａが対向した状態で、下部シート２２が載置されている。
また、合成樹脂の成型品等からなる板状の上部の支持部材３０は、上部シート２１の接点部２４に対向した位置に設けられた孔３０ａと、孔２９ａに対向して設けられた取付部３０ｂとを有し、この支持部材３０は、孔２９ａに取付部３０ｂを挿通した状態で上部シート２１上に載置され、取付部３０ｂの先端部を加圧して変形させることより、支持部材２９、下部シート２２、上部シート２１、及び支持部材３０とが一体化されて、メンブレンスイッチが構成されている。
【０００５】
また、上記のようなメンブレンスイッチは、キーボード装置のケース等に取り付けられて使用され、ケースの表面からは、上部の支持部材３０が露出状態となっている。
そして、メンブレンスイッチの操作は、指、或いはキーにより、支持部材３０の孔３０ａを通して上部シート２１を押圧、変形し、接点部２４を接点部２５に接触させてＯＮとし、また、この押圧、変形を解放して、接点部２４と接点部２５をＯＦＦにすることにより行われるものである。
また、従来のメンブレンスイッチは図１３に示すように、薄型化のために前記従来の支持部材３０を削除し、下部の支持部材２９の支持部２９ｃを、上部シート２１と下部シート２２の孔３１から上面に突き出すと共に、キートップ３２を取り付けたＸ状をなす脚部３３を支持部２９ｃに取付、キートップ３２と上部シート２１との間に介在したゴムからなる作動部３４を設けて、キートップ３２の押圧により作動部３４を介してメンブレンスイッチを操作するものもある。
【０００６】
そして、上記のようなメンブレンスイッチにおいては、下部シート２２上に形成された一層からなる絶縁レジスト２８は、絶縁レジスト２８の全面にわたって均一な厚みにすることができず、厚みが不均一となっているため、貼り合わせのために、上部シート２１と下部シート２２の加圧力を大きくする必要がある。
また、加圧力を大きくしても、絶縁レジスト２８の厚みの薄い箇所は、貼り合わせ状態が不十分となり、このため、ケースの表面から露出した取付孔２１ａ、２２ａから水分が貼り合わせの不十分な箇所を通って接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたり、また、上部シート、下部シート２２の周縁部から水分が貼り合わせの不十分な箇所を通って接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたりするものであった。
特に、接点部２４、２５と取付孔２１ａ、２２ａとの間の間隔が短く、このため、この箇所における絶縁不良が多いものであった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
従来のメンブレンスイッチにおいて、下部シート２２上に形成された一層からなる絶縁レジスト２８は、絶縁レジスト２８の全面にわたって均一な厚みにすることができず、厚みが不均一となっているため、貼り合わせのために、上部シート２１と下部シート２２の加圧力が大きく、このため、上部シート２１、下部シート２２の伸びが大きくなるという問題がある。
また、加圧力を大きくしても、絶縁レジスト２８の厚みの薄い箇所は、貼り合わせ状態が不十分となり、このため、ケースの表面から露出した取付孔２１ａ、２２ａから水分が接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたり、また、上部シート、下部シート２２の周縁部から水分が接点部２４、２５に浸み込み、絶縁不良を起こしたりするという問題がある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第１の解決手段として、絶縁材からなる上部シートと、絶縁材からなり、前記上部シートに対向して配設された下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとに対向して設けられた複数個の接点部と、前記上部シートと前記下部シートに対向して設けられた複数個の取付孔とを備え、前記接点部を除く前記上部、或いは下部シートの面に第１の絶縁レジストを形成すると共に、前記取付孔近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記取付孔を囲むようにリング状の第２の絶縁レジストを形成して前記取付孔周囲の厚みが部分的に厚くなっており、前記上部シートと前記下部シートとを、前記第１、第２の絶縁レジストを加熱加圧して貼り合わせた構成とした。
また、第２の解決手段として、前記第２の絶縁レジストを、前記上部シート、或いは前記下部シートの周縁部の近傍に位置する第１の絶縁レジスト上に形成し、前記上部シートと前記下部シートの周縁部を前記第２の絶縁レジストにより貼り合わせた構成とした。
また、第３の解決手段として、前記接点部の近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記第２の絶縁レジストを形成し、前記接点部の近傍を、前記第２の絶縁レジストにより前記上部シートと前記下部シートを張り合わせた構成とした。
また、第４の解決手段として、絶縁材からなる上部シートと、絶縁材からなり、前記上部シートに対向して配設された下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとに対向して設けられた複数個の接点部とを備え、前記接点部を除く前記上部、或いは下部シートの面に第１の絶縁レジストを形成すると共に、前記接点部近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記接点部の全周を囲むようにリング状の第２の絶縁レジストを形成して前記取付孔周囲の厚みが部分的に厚くなっており、前記第１、及び第２の絶縁レジストを加熱加圧して前記上部シートと前記下部シートとを貼り合わせた構成とした。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明のメンブレンスイッチの第１実施例を図１〜図４に基づいて説明すると、図１は本発明のメンブレンスイッチの第１実施例の要部拡大断面図、図２は図１の２ー２線における断面図、図３は本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係る上部シートと下部シートの斜視図、図４は本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係り、下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図である。
【００１０】
次に、図１〜図４に基づいて本発明のメンブレンスイッチの第１実施例を説明すると、絶縁材からなるフイルム状の上部シート１と下部シート２は、図３に示すように、連結部３により一体に形成されており、この連結部３で二つ折り可能となっている。
また、上部シート１は、複数個の取付孔１ａを有し、また、下部シート２は、取付孔１ａに対向して設けられた複数個の取付孔２ａを有している。
そして、上部シート１には、銀ペースト等からなる複数個の接点部４が形成されると共に、下部シート２にも、接点部４に対向した状態で、銀ペースト等からなる複数個の接点部５が形成され、接点部４と接点部５とは、銀ペースト等からなる接続導体６により接続されて構成されている。
【００１１】
また、下部シート２には、銀ペースト等により引き出し端子部７が形成されており、この引き出し端子部７には、接続導体６が接続されている。
また、第１の絶縁レジスト８は、図４に示すように、接点部５と引き出し端子部７を除く下部シート２の面に形成されている。
この第１の絶縁レジスト８は、熱可塑性樹脂を主成分とする絶縁ペーストが、下部シート２の面に印刷して形成されている。
また、第２の絶縁レジスト９は、図４に示すように、取付孔２ａの近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、取付孔２ａの全周を囲むように形成すると共に、下部シート２の周縁部の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に形成させていて、この第２の絶縁レジスト９が形成された箇所は、２層となって厚みが厚くなっている。
そして、この第２の絶縁レジスト９は、第１の絶縁レジスト８と同様に熱可塑性樹脂を主成分とする絶縁ペーストが、第１の絶縁レジスト８上に印刷して形成されている。
なお、ここでは第１、第２の絶縁レジスト８、９を下部シート２上に形成したもので説明したが、これを上部シート１に形成しても良い。
【００１２】
そして、この絶縁レジスト８、９上に、結合部３を折り曲げて上部シート１を重ね合わせね合わせた後、上部シート１と下部シート２を上下から加熱加圧すると、上部シート１と下部シート２は、絶縁レジスト８、９により貼り合わされた状態となる。
そして、第１と第２の絶縁レジスト８、９が形成された２層の箇所においては、加熱加圧力が確実となり、充分な貼り付けができ、そして、上部シート１と下部シート２とが貼り合わされると、図１に示すように、絶縁レジスト８、９は、スペーサの役割を果たし、接点部４と５が間隔を置いて対向した状態となると共に、取付孔１ａと２ａも対向した状態となる。
また、合成樹脂、金属板等からなる下部の支持部材１０は、複数個の孔１０ａを有し、この支持部材１０上には、孔１０ａに対し取付孔１ａ、２ａが対向した状態で、下部シート２が載置されている。
また、合成樹脂の成型品等からなる板状の上部の支持部材１１は、上部シート１の接点部２４に対向した位置に設けられた孔１１ａと、孔１０ａに対向して設けられた取付部１１ｂとを有し、この支持部材１１は、孔１０ａに取付部１１ｂを挿通した状態で上部シート１上に載置され、取付部１１ｂの先端部を加圧して変形させることより、支持部材１０、下部シート２、上部シート１、及び支持部材１１とが一体化されて、メンブレンスイッチが構成されている。
【００１３】
また、上記のようなメンブレンスイッチは、キーボード装置のケース等に取り付けられて使用され、ケースの表面からは、上部の支持部材１１が露出状態となっている。
そして、メンブレンスイッチの操作は、指、或いはキーにより、支持部材１１の孔１１ａを通して上部シート１を押圧、変形し、接点部４を接点部５に接触させてＯＮとし、また、この押圧、変形を解放して、接点部４と接点部５をＯＦＦにすることにより行われるものである。
【００１４】
また、図５は本発明のメンブレンスイッチの第２実施例を示し、この実施例は、上部シート１の面に、接点部４を除いて第３の絶縁レジスト１２を設け、上部シート１の貼り付けにおいて、第１と第２の絶縁レジスト８、９との接着をより確実にしたものである。
また、図６は本発明のメンブレンスイッチの第３実施例を示し、この実施例は、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成して、上部シート１の接点部４の近傍における貼り付けを確実にし、これにより上部シート１の浮き上がりを無くし、スイッチの操作を確実にしたものである。
また、図７は本発明のメンブレンスイッチの第４実施例を示し、この実施例は、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成すると共に、下部シート２の周縁部に設けた第２の絶縁レジスト９との協同により、上部シート１の接点部４の近傍における貼り付けを確実にし、これにより上部シート１の浮き上がりを無くし、スイッチの操作を確実にしたものである。
そして、図５、図６、図７に示した第２、第３、第４実施例において、その他の構成は、第１実施例と同様の構成となっており、また、ここでは第１、第２の絶縁レジスト８、９を下部シート２上に形成したもので説明したが、これを上部シート１に形成しても良い。
【００１５】
また、図８は本発明のメンブレンスイッチの第５実施例を示し、この実施例は、第１実施例で示した取付孔２ａの全周を囲むように形成した第２の絶縁レジスト９、及び、周縁部に形成した第２の絶縁レジスト９の代わりに、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、接点部５の全周を囲むように第２の絶縁レジスト９を形成したもので、これによって、接点部５の全周での貼り付けを確実にしたものである。
なお、ここでは第１、第２の絶縁レジスト８、９を下部シート２上に形成したもので説明したが、これを上部シート１に形成しても良い。
【００１６】
【発明の効果】
本発明のメンブレンスイッチは、第２の絶縁レジスト９が、取付孔２ａの近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、取付孔２ａの全周を囲むように形成されて２層になっているため、従来に比して低い加圧力で、取付孔１ａ、２ａの全周での確実な貼り付けができるメンブレンスイッチを提供できる。
また、取付孔１ａ、２ａの全周での確実な貼り付けができるため、取付孔１ａ、２ａからの水分の接点部４、５への浸み込みが無く、接点の切り換えの確実なメンブレンスイッチを提供できる。
また、下部シート２の周縁部の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成することにより、周縁部の確実な貼り付けができ、上部シー１と下部シート２の周縁部からの水分の接点部４、５への浸み込みが無く、接点の切り換えの極めて確実なメンブレンスイッチを提供できる。
また、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、第２の絶縁レジスト９を形成することにより、上部シート１の接点部４の近傍における貼り付けを確実にし、これにより上部シート１の浮き上がりを無くし、スイッチの操作の確実なメンブレンスイッチを提供できる。
また、接点部５の近傍に位置する第１の絶縁レジスト８上に、接点部５の全周を囲むように第２の絶縁レジスト９を形成することにより、接点部５の全周での貼り付けを確実にでき、取付孔１ａ、２ａ、及び上部シート１、下部シート２の周縁部からの水分の接点部４、５への浸み込みが無く、接点の切り換えの確実であると共に、上部シート１の浮き上がりが無く、スイッチの操作の確実なメンブレンスイッチを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のメンブレンスイッチの第１実施例の要部拡大断面図。
【図２】図１の２ー２線における断面図。
【図３】本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係る上部シートと下部シートの斜視図。
【図４】本発明のメンブレンスイッチの第１実施例に係り、下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図。
【図５】本発明のメンブレンスイッチの第２実施例に係り、上部シートと下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図。
【図６】本発明のメンブレンスイッチの第３実施例に係る要部の断面図。
【図７】本発明のメンブレンスイッチの第４実施例に係る要部の断面図。
【図８】本発明のメンブレンスイッチの第４実施例に係る要部の断面図。
【図９】従来のメンブレンスイッチの要部拡大断面図。
【図１０】図９の１０ー１０線における断面図。
【図１１】従来のメンブレンスイッチに係る上部シートと下部シートの斜視図。
【図１２】従来のメンブレンスイッチに係り、下部シートに絶縁レジストを設けた状態を示す斜視図。
【図１３】従来のメンブレンスイッチの要部の断面図。
【符号の説明】
１ 上部シート
１ａ 取付孔
１ｂ 凸部
２ 下部シート
２ａ 取付孔
２ｂ 凸部
３ 連結部
４ 接点部
５ 接点部
６ 接続導体
７ 引き出し端子部
８ 第１の絶縁レジスト
９ 第２の絶縁レジスト
１０ 支持部材
１０ａ 孔
１１ 支持部材
１１ａ 孔
１１ｂ 取付部
１２ 第３の絶縁レジスト
Claims (4)
- 絶縁材からなる上部シートと、絶縁材からなり、前記上部シートに対向して配設された下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとに対向して設けられた複数個の接点部と、前記上部シートと前記下部シートに対向して設けられた複数個の取付孔とを備え、前記接点部を除く前記上部、或いは下部シートの面に第１の絶縁レジストを形成すると共に、前記取付孔近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記取付孔を囲むようにリング状の第２の絶縁レジストを形成して前記取付孔周囲の厚みが部分的に厚くなっており、前記上部シートと前記下部シートとを、前記第１、第２の絶縁レジストを加熱加圧して貼り合わせたことを特徴とするメンブレンスイッチ。
- 前記第２の絶縁レジストを、前記上部シート、或いは前記下部シートの周縁部の近傍に位置する第１の絶縁レジスト上に形成し、前記上部シートと前記下部シートの周縁部を前記第２の絶縁レジストにより貼り合わせたことを特徴とする請求項１記載のメンブレンスイッチ。
- 前記接点部の近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記第２の絶縁レジストを形成し、前記接点部の近傍を、前記第２の絶縁レジストにより前記上部シートと前記下部シートを貼り合わせたことを特徴とする請求項２記載のメンブレンスイッチ。
- 絶縁材からなる上部シートと、絶縁材からなり、前記上部シートに対向して配設された下部シートと、前記上部シートと前記下部シートとに対向して設けられた複数個の接点部とを備え、前記接点部を除く前記上部、或いは下部シートの面に第１の絶縁レジストを形成すると共に、前記接点部近傍に位置する前記第１の絶縁レジスト上に、前記接点部の全周を囲むようにリング状の第２の絶縁レジストを形成して前記取付孔周囲の厚みが部分的に厚くなっており、前記第１、及び第２の絶縁レジストを加熱加圧して前記上部シートと前記下部シートとを貼り合わせたことを特徴とするメンブレンスイッチ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26333498A JP3792055B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | メンブレンスイッチ |
| US09/395,458 US6043441A (en) | 1998-09-17 | 1999-09-14 | Membrane switch device capable of ensuring bonding around mounting holes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26333498A JP3792055B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | メンブレンスイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000090773A JP2000090773A (ja) | 2000-03-31 |
| JP3792055B2 true JP3792055B2 (ja) | 2006-06-28 |
Family
ID=17388040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26333498A Expired - Fee Related JP3792055B2 (ja) | 1998-09-17 | 1998-09-17 | メンブレンスイッチ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6043441A (ja) |
| JP (1) | JP3792055B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10113031B4 (de) * | 2001-03-17 | 2004-02-19 | Cimosys Ltd., St. Helier | Elektromotorischer Möbelantrieb zur Verstellung von Teilen eines Möbels relativ zueinender |
| TWI309425B (en) * | 2004-03-19 | 2009-05-01 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Dome sheet and method of manufacturing the same |
| TWI229357B (en) * | 2004-05-31 | 2005-03-11 | Wistron Corp | Electronic device and keyboard thereof |
| DE102005002149A1 (de) * | 2005-01-17 | 2006-07-20 | Printed Systems Gmbh | Tastatur und Verfahren zur Herstellung einer Tastatur |
| JP5018674B2 (ja) * | 2008-07-14 | 2012-09-05 | 沖電気工業株式会社 | キースイッチ構造 |
| JP2012160422A (ja) * | 2011-01-13 | 2012-08-23 | Alps Electric Co Ltd | メンブレンスイッチおよびこのメンブレンスイッチを備えたキーボード |
| CN114126207B (zh) * | 2020-08-27 | 2024-03-26 | 致伸科技股份有限公司 | 薄膜线路板及其制作方法 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5577331U (ja) * | 1978-11-24 | 1980-05-28 | ||
| US4433223A (en) * | 1981-08-24 | 1984-02-21 | Oak Industries Inc. | Pressure-sensitive adhesive and application thereof |
| JPS59181428A (ja) * | 1983-03-31 | 1984-10-15 | キヤノン株式会社 | パネル・スイツチ |
| US4489227A (en) * | 1984-01-11 | 1984-12-18 | Sheldahl, Inc. | Back lighted, full travel push button membrane keyboard |
| US4694126A (en) * | 1986-05-29 | 1987-09-15 | Amp Incorporated | Membrane keyboard switch assembly having spacer structure and method of making |
| JPH0754657B2 (ja) * | 1988-03-07 | 1995-06-07 | アルプス電気株式会社 | 薄膜スイツチ |
| AU663640B2 (en) * | 1993-02-22 | 1995-10-12 | Illinois Tool Works Inc. | Membrane switch |
-
1998
- 1998-09-17 JP JP26333498A patent/JP3792055B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-09-14 US US09/395,458 patent/US6043441A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6043441A (en) | 2000-03-28 |
| JP2000090773A (ja) | 2000-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4598181A (en) | Laminate switch assembly having improved tactile feel and improved reliability of operation | |
| US6743994B2 (en) | Slim switch | |
| JP4417588B2 (ja) | メタルドームシート | |
| JPH06111681A (ja) | スイツチ構体 | |
| JPH02126524A (ja) | パネルスイッチおよびその製造法 | |
| KR19980033035A (ko) | 패널스위치용 가동접점체 및 가동접점체를 이용한 판넬스위치 | |
| JP3792055B2 (ja) | メンブレンスイッチ | |
| JP3931570B2 (ja) | 可動接点体の製造方法 | |
| US8153919B2 (en) | Dome sheet unit and membrane switch having the same | |
| JP2005503647A (ja) | 箔構造物を備えたスイッチ素子 | |
| KR100846335B1 (ko) | 클릭 스프링 부착 시트 및 이를 사용한 스위치 장치 | |
| US20050167258A1 (en) | Movable contact unit | |
| JP2007179923A (ja) | メタルドーム押さえシート及びメタルドームスイッチ | |
| JPH1186672A (ja) | プッシュオン式スイッチ付き回路基板 | |
| JP2000275115A (ja) | 圧力検出装置及びそれを用いた自動車用着座検出装置 | |
| TW201909217A (zh) | 開關 | |
| JP2000235820A (ja) | 可とう性キースイッチに用いられるシート状皿ばね | |
| JPH03141522A (ja) | パネルスイッチおよびその製造法 | |
| JPH0446336Y2 (ja) | ||
| JP4091759B2 (ja) | スイッチ素子 | |
| JPH025316A (ja) | メンブレンスイッチおよびその製造方法 | |
| JP2005259462A (ja) | 可動接点付シート及びこれを用いた入力装置 | |
| JPH069400Y2 (ja) | メンブレンスイツチ | |
| JPH0443932Y2 (ja) | ||
| JPH04303528A (ja) | 可撓性キースイッチ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050701 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060207 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060228 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060322 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060404 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090414 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100414 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110414 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120414 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130414 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140414 Year of fee payment: 8 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |