JPH05150447A - カラープルーフ作成装置 - Google Patents

カラープルーフ作成装置

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Publication number
JPH05150447A
JPH05150447A JP31241891A JP31241891A JPH05150447A JP H05150447 A JPH05150447 A JP H05150447A JP 31241891 A JP31241891 A JP 31241891A JP 31241891 A JP31241891 A JP 31241891A JP H05150447 A JPH05150447 A JP H05150447A
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JP
Japan
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photosensitive material
exposure
cartridge
color
color proof
Prior art date
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Pending
Application number
JP31241891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromitsu Nakabayashi
宏光 中林
Katsuji Fujita
勝司 藤田
Noboru Saito
昇 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH05150447A publication Critical patent/JPH05150447A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のカラープルーフを作る場合の作業性を
向上を図ったカラープルーフ作成装置を提供することを
目的とする。 【構成】 カラープルーフ所定枚数分の長い感光材料を
順次露光台7上を移動しつつ露光台7上から出口側巻取
カートリッジ12へと搬送し、その間に複数の原稿のう
ちの一つ原稿と感光材料の一枚のカラープルーフ分とを
順次密着させて夫々露光焼付を行い、その後出口側巻取
カートリッジ11から感光材料を順次露光台7上を移動
しつつ露光台7上から入口側巻取カートリッジ12へと
搬送し、その間に他の一つ原稿と感光材料の一枚のカラ
ープルーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付を行い、
原稿毎にかかる露光焼付を繰り返し行った後、露光台7
上から露光焼付済の感光材料を排出することにより、手
間の掛かる原稿のセットを頻繁に行う必要がなくなる等
作業性の向上を図ることができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、分解露光現像処理仕上
をされた各分解網原稿を使用して本番の印刷板を作成す
る前に原稿のレイアウト等を検査し、印刷物の仕上がり
を事前に確認するためのカラー検版システムにおいて、
校正物(検版用プリント;カラープルーフ)を得るため
のカラープルーフ作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷製版の分野においては、リバーサル
フィルムやカラーネガフィルム、ペーパ等の連続調画像
から、網点からなる画像で構成される印刷版を作成する
までの工程で、多量のフィルムを用いて、色の取り分
け、画像の合成等を行っている。そのため、作業が複雑
となり、文字、レイアウトの間違い等、非常に多くのミ
スが発生する。更に、クライアントからの価格等の文字
の変更、レイアウト変更、色変更等がバラバラに入って
くるため直し忘れが発生し易い。又、要望される色調、
階調に印刷物が仕上がるかどうかの事前のチェックも必
要である。
【0003】このため、検版用プリント(カラープルー
フ)を得て、これを検査するカラー検版システムが採用
されている。上記のカラープルーフ作成装置としては、
カラー感光材料に分解網原稿を直接密着して露光するも
のがある。この場合、従来では、分解露光現像処理仕上
をされた各分解網原稿を所定位置に正確に載置して、ポ
ジカラー又はネガカラーの感光材料に各原稿毎に1回ず
つ複数回重ね露光して印刷仕上がりと同じ配色のカラー
プルーフを作るようにしている(特開平1−19606
4号公報及び特開平3−107836号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のカラープルーフ作成装置にあっては、上述したよう
に、複数のカラープルーフを作る場合、1枚の感光材料
にY版、M版、C版、BK版と順に連続して焼き付け
て、1枚ずつカラープルーフを作成する構成であるた
め、1枚のカラープルーフを作成するに際しては、Y
版、M版、C版、BK版の数だけその原稿のセット作業
が必要があり、複数枚のカラープルーフを作成し終わる
迄に幾度となく、原稿のセット作業を行う必要があり、
作業者は装置から離れることなく、付ききりでその作業
を行う必要がある。しかも、この原稿のセット作業は、
原稿をセットする載置部に設けられた遮光カバーの開け
閉め作業を伴って労力的にも厳しいと共に、前記Y版、
M版、C版、BK版の正確な位置決めセットを行う必要
があるため、手間の掛かる作業を頻繁に行う必要がある
等、作業性に劣るものであった。
【0005】そこで、本発明は以上のような従来の実情
に鑑み、複数のカラープルーフを作る場合の複数の分解
網原稿を用いた感光材料への露光順序として独特の順序
を持つ構成を有し、もって作業性を向上することのでき
るカラープルーフ作成装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のカラ
ープルーフ作成装置は、原稿の下に感光材料を重ねて露
光台上に載置した後、前記原稿と感光材料とを密着させ
て露光焼付を行うカラープルーフ作成装置において、装
置の入口側に、感光材料が収納されたカートリッジを装
填してなる感光材料カートリッジ装填部と、感光材料を
一時的に巻き取り保持する入口側巻取カートリッジとを
配設すると共に、装置の出口側に、感光材料を一時的に
巻き取り保持する出口側巻取カートリッジを配設し、感
光材料カートリッジ又は入口側巻取カートリッジからカ
ラープルーフ所定枚数分の長い感光材料を引き出して順
次露光台上を移動しつつ露光台上から出口側巻取カート
リッジへと搬送する第1の搬送手段と、出口側カートリ
ッジから感光材料を順次露光台上を移動しつつ露光台上
から入口側巻取カートリッジへと搬送する第2の搬送手
段と、前記第1の搬送手段による搬送が行われる間に各
色の版に色分解された複数の原稿のうちの一つと感光材
料の一枚のカラープルーフ分とを順次密着させて夫々露
光焼付を行い、かつ前記第2の搬送手段による搬送が行
われる間に複数の原稿のうちの他の一つと感光材料の一
枚のカラープルーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付
を行う露光制御手段と、露光台上から全原稿の露光焼付
済の感光材料を外部に排出するべく搬送する第3の搬送
手段とを設けた構成とする。
【0007】或いは、装置の入口側に、感光材料が収納
されたカートリッジを装填してなる感光材料カートリッ
ジ装填部を配設すると共に、装置の出口側に、感光材料
の一枚のカラープルーフ分を一時的に保持する複数のト
レイを配設し、感光材料カートリッジから感光材料の一
枚のカラープルーフ分を引き出して露光台上に搬送した
後該露光台上から複数のトレイのうち一つへと搬送する
第1の搬送手段と、該トレイから感光材料の一枚のカラ
ープルーフ分を引き出して露光台上に搬送した後該露光
台上から他のトレイへと搬送する第2の搬送手段と、該
トレイから感光材料の一枚のカラープルーフ分を引き出
して露光台上に搬送した後該露光台上から外部に排出す
る第3の搬送手段と、前記第1の搬送手段により露光台
上に感光材料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際
に、各色の版に色分解された複数の原稿のうちの一つと
感光材料の一枚のカラープルーフ分とを密着させて夫々
露光焼付を行い、かつ前記第2の搬送手段により露光台
上に感光材料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際
に、複数の原稿のうちの他の一つと感光材料の一枚のカ
ラープルーフ分とを密着させて露光焼付を行い、第3の
搬送手段により露光台上に感光材料の一枚のカラープル
ーフ分を搬送した際に、複数の原稿のうちの更に他の一
つと感光材料の一枚のカラープルーフ分とを密着させて
露光焼付を行う露光制御手段とを設けた構成とする。
【0008】
【作用】かかる構成において、カラープルーフ所定枚数
分の長い感光材料を順次露光台上を移動しつつ露光台上
から出口側巻取カートリッジへと搬送し、その間に複数
の原稿のうちの一つ原稿と感光材料の一枚のカラープル
ーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付を行い、その後
出口側巻取カートリッジから感光材料を順次露光台上を
移動しつつ露光台上から入口側巻取カートリッジへと搬
送し、その間に複数の原稿のうちの他の一つ原稿と感光
材料の一枚のカラープルーフ分とを順次密着させて夫々
露光焼付を行い、原稿毎にかかる露光焼付を繰り返し行
った後、露光台上から露光焼付済の感光材料を排出す
る。
【0009】或いは、第1の搬送手段により露光台上に
感光材料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際に、各
色の版に色分解された複数の原稿のうちの一つと感光材
料の一枚のカラープルーフ分とを密着させて夫々露光焼
付を行い、かつ前記第2の搬送手段により露光台上に感
光材料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際に、複数
の原稿のうちの他の一つと感光材料の一枚のカラープル
ーフ分とを密着させて露光焼付を行い、第3の搬送手段
により露光台上に感光材料の一枚のカラープルーフ分を
搬送した際に、複数の原稿のうちの更に他の一つと感光
材料の一枚のカラープルーフ分とを密着させて露光焼付
を行う。
【0010】従って、原稿のセット作業数を低減でき、
作業者が装置から一時的に離れても問題がなく、付きき
りでその作業を行う必要がない。又、原稿のセット作業
を低減できる結果、労力を緩和できると共に、手間の掛
かる原稿のセットを頻繁に行う必要がなくなる等作業性
の向上を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、請求項1に基づく発明の一実施例のカラ
ープルーフ作成装置の側面断面図を示している。図にお
いて、カラープルーフ作成装置1は、Y版、M版、C
版、BK版に色分解された各分解網原稿フィルムを使用
して本番の印刷板を作成する前に原稿フィルムのレイア
ウトに間違いがないか等を検査し、印刷物の仕上がりを
事前にチェックするするための校正物(カラープルー
フ)を得るための装置である。
【0012】かかるカラープルーフ作成装置1の本体
は、脚部2と該脚部2に支持された本体フレーム3とか
ら構成される。本体フレーム3の上側には、図示しない
原稿台が設けられ、その上面には原稿位置決めピンバー
(レジストピン)が設けられる。又、原稿台の上部には
第1室として暗室形成を可能にした遮光カバー4が開閉
自在に設けられている。遮光カバー4によって形成され
る室には、原稿台の密着露光面を走査露光する露光部5
が設けられている。この露光部5には、ランプや反射鏡
等からなる光源ユニット部6が設けられている。
【0013】又、本体フレーム3内部には第2室として
感光材料が載置される露光台7が設けられている。この
露光台7の上面には感光材料位置決めピンバー8が設け
られる。勿論、この位置決めピンバー8は、感光材料の
露光部画像域外に形成される。又、露光台7は図示しな
いモータにより駆動されて上下に移動可能に構成され
る。
【0014】更に、図示しないが、遮光部材としてエン
ドレスの遮光幕が設けられており、該遮光幕が第1室と
第2室の境界域を走行することによって、前記露光台7
が収納された第2室の第1室に対する光密の形成及び解
放が切換可能になっている。ここで、本体フレーム3内
部における感光材料入口側には、感光材料の長尺ロール
が収納されたカートリッジ9を装填してなる感光材料カ
ートリッジ装填部10と、感光材料を一時的に巻き取り
保持する入口側巻取カートリッジ11とが配設される。
【0015】又、本体フレーム3内部における感光材料
出口側には、感光材料を一時的に巻き取り保持する出口
側巻取カートリッジ12が配設される。そして、感光材
料カートリッジ9又は入口側巻取カートリッジ10から
カラープルーフ所定枚数分の長い感光材料を引き出して
順次露光台7上を移動しつつ露光台7上から出口側巻取
カートリッジ12へと搬送する第1の搬送手段と、出口
側カートリッジ12から感光材料を順次露光台7上を移
動しつつ露光台7上から入口側巻取カートリッジ11へ
と搬送する第2の搬送手段とが設けられている。
【0016】即ち、本体フレーム3内部における感光材
料入口側には、感光材料カートリッジ装填部10から露
光台7の方向に延びる搬送経路13が設けられており、
該搬送経路13には、挟持ローラ14が設けられてい
る。かかる挟持ローラ14によって、感光材料の長尺ロ
ールの先端部が露光台7の入口部に配設された正・逆転
可能な挟持ローラ15まで搬送される。前記挟持ローラ
14間には、感光材料を切断するカッタ部16と、感光
材料に前記位置決めピンバー8が挿入される穴を明ける
穴明けパンチャー17とが設けられている。勿論、この
位置決めピンバー8が挿入される穴は、感光材料の露光
部画像域外に形成される。
【0017】感光材料入口側には、入口側巻取カートリ
ッジ11から露光台7の方向に延びて、前記搬送経路1
3と接続される搬送経路18が設けられており、該搬送
経路18には、正・逆転可能な挟持ローラ19が設けら
れている。一方、本体フレーム3内部における感光材料
出口側には、後述する現像機20側の搬送手段21から
露光台7の方向に延びる搬送経路22が設けられてお
り、該搬送経路22には、挟持ローラ23が設けられて
いる。露光台7の出口部には正・逆転可能な挟持ローラ
24が設けられており、該挟持ローラ24によって、感
光材料の長尺ロールの先端部が前記挟持ローラ23まで
搬送される。又、感光材料出口側には、出口側巻取カー
トリッジ12から露光台7の方向に延びて、前記搬送経
路22と接続される搬送経路25が設けられており、該
搬送経路25には、正・逆転可能な挟持ローラ26が設
けられている。
【0018】尚、前記搬送経路22と搬送経路25と
を、夫々選択的に切り換えて、搬送経路22を介した感
光材料の排出と出口側巻取カートリッジ12への供給と
を選択的に行う切換手段が設けられている。又、前記搬
送経路13と搬送経路18とを、夫々選択的に切り換え
て、感光材料の露光台7上への搬送と入口側巻取カート
リッジ11への供給とを選択的に行う切換手段が設けら
れている。
【0019】かかる構成において、搬送経路13、挟持
ローラ14、挟持ローラ15、搬送経路18、挟持ロー
ラ19、搬送経路22、挟持ローラ23、挟持ローラ2
4、搬送経路25及び挟持ローラ26によって、前記第
1の搬送手段、第2の搬送手段及び第3の搬送手段を夫
々構成する。前記第1の搬送手段による搬送が行われる
間に各色の版に色分解された複数の原稿のうちの一つと
感光材料の一枚のカラープルーフ分とを順次密着させて
夫々露光焼付を行い、かつ前記第2の搬送手段による搬
送が行われる間に複数の原稿のうちの他の一つと感光材
料の一枚のカラープルーフ分とを順次密着させて夫々露
光焼付を行う露光制御手段が設けられており、かかる露
光制御手段からの指令によって搬送手段や露光部5の各
部の制御を行うようになっている。
【0020】かかるカラープルーフ作成装置の出口側に
は、露光済みの感光材料が供給される現像機20が配設
される。この現像機20は、感光材料をローラ等により
搬送する方式のもので、現像部27,定着部28,2つ
の安定部29,30、乾燥部31等を備えている。。
【0021】次に、かかる構成のカラープルーフ作成装
置の作動について説明する。即ち、感光材料カートリッ
ジ10から引き出された感光材料の長尺ロールの先端部
が挟持ローラ14によって、露光台の入口部に配設され
た正・逆転可能な挟持ローラ15まで搬送される。この
際、感光材料に穴明けパンチャー17により穴が明けら
れる。感光材料の先端部は、挟持ローラ15によって露
光台7の出口側端部まで移動される。
【0022】この状態で、感光材料の穴には位置決めピ
ンバーが挿入され、該感光材料の位置決めがなされる。
そして、感光材料はカッタ部16によってカラープルー
フ所定枚数分の長さで切断され、該カラープルーフ所定
枚数分の長い感光材料は順次露光台7上を移動されつつ
露光台7上から出口側巻取カートリッジ12へと搬送さ
れ、その間に複数の原稿、即ち、Y版、M版、C版、B
K版のうちの原稿台に位置決めされてセットされた一つ
原稿、例えばY版aと感光材料bの一枚のカラープルー
フ分とを順次密着させて夫々露光焼付を行う(図2
(A)参照)。即ち、露光台7上を、感光材料をコマ送
りする如く移動し、各コマ毎にY版についての露光焼付
を行って、所定コマ数(カラープルーフ所定枚数に相
当)に対してY版についての露光焼付が終わったなら
ば、出口側巻取カートリッジ12から所定コマ数に対し
てY版についての露光焼付が終わった感光材料を順次露
光台7上を移動しつつ露光台7上から入口側巻取カート
リッジ11へと搬送し、その間にY版、M版、C版、B
K版のうちの他の原稿、例えばM版cと感光材料bの一
枚のカラープルーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付
を行う(図2(B)参照)。尚、原稿を交換する際に
は、遮光幕ベルトを作動して、露光台7の収納された第
2室の第1室に対する光密の形成及び解放を切り換え
る。そして、露光台7上を、上記と同様に、感光材料を
コマ送りする如く移動し、各コマ毎にM版についての露
光焼付を行って、所定コマ数に対してM版についての露
光焼付が終わったならば、入口側巻取カートリッジ12
から所定コマ数に対してY版,M版についての露光焼付
が終わった感光材料を順次露光台7上を移動しつつ露光
台7上から再び入口側巻取カートリッジ11へと搬送す
る。
【0023】この間に、Y版、M版、C版、BK版のう
ちの更に他の原稿、例えばC版dと感光材料bの一枚の
カラープルーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付を行
う(図2(C)参照)。即ち、露光台7上を、上記と同
様に、感光材料をコマ送りする如く移動し、各コマ毎に
C版についての露光焼付を行って、所定コマ数に対して
C版についての露光焼付が終わらせる。この段階では、
感光材料は所定コマ数に対してY版,M版,C版につい
ての露光焼付が終わった状態となる。このようにして、
更に、BK版のについての露光焼付を行って、最終的に
は、感光材料を露光台7上から現像機20側へと搬送す
る。現像機20に搬送された感光材料は、該現像機20
の各ユニットを通る間に現像処理され、該現像機20の
出口側に設けられたカッタ部32により、1コマずつ切
断されて外部に取り出される。この段階で、複数の同一
カラープルーフ(検版用プリント)が完成する。
【0024】次に、図3に基づいて請求項2に基づく発
明の一実施例のカラープルーフ作成装置の構成について
説明する。即ち、図において、本体フレーム3内部にお
ける感光材料入口側には、感光材料カートリッジ9の装
填部10が配設される。又、本体フレーム3内部におけ
る感光材料出口側には、感光材料を一時的に保持する2
つのトレイ33,34が配設される。
【0025】このトレイ33,34の内底面には夫々感
光材料位置決めピンバー35が設けられている。そし
て、感光材料カートリッジ9から感光材料の一枚のカラ
ープルーフ分を引き出して露光台7上に搬送した後該露
光台7上から複数のトレイ33,34のうち一つへと搬
送する第1の搬送手段と、該トレイから感光材料の一枚
のカラープルーフ分を引き出して露光台7上に搬送した
後該露光台7上から他のトレイへと搬送する第2の搬送
手段と、該トレイから感光材料の一枚のカラープルーフ
分を引き出して露光台7上に搬送した後該露光台7上か
ら外部に排出する第3の搬送手段とが設けられている。
【0026】即ち、本体フレーム3内部における感光材
料入口側には、感光材料カートリッジ10から露光台7
の方向に延びる搬送経路36が設けられており、該搬送
経路36には、挟持ローラ14が設けられている。かか
る挟持ローラ14によって、感光材料の長尺ロールの先
端部が露光台7の入口部まで搬送される。前記挟持ロー
ラ14の前方には、図1の実施例と同様のカッタ部16
と穴明けパンチャー17とが設けられている。
【0027】露光台7の入口部の上側には、吸盤37を
上下動させると共に露光台7に沿ってその入口側と出口
側の間を移動させる感光材料搬送装置38が設けられて
いる。一方、本体フレーム3内部における感光材料出口
側には、前記トレイ33,34の上方に配設され、感光
材料の複数箇所を吸着保持する複数の吸盤39を下面に
取り付けたプレート40を備え、該プレート40を上下
方向及び左右方向に移動させる感光材料搬送ユニット4
1が設けられている。
【0028】かかる構成において、搬送経路36、挟持
ローラ14、感光材料搬送装置38及び感光材料搬送ユ
ニット41は前記第1の搬送手段、第2の搬送手段及び
第3の搬送手段を夫々構成する。そして、前記第1の搬
送手段により露光台7上に感光材料の一枚のカラープル
ーフ分を搬送した際に、各色の版に色分解された複数の
原稿のうちの一つと感光材料の一枚のカラープルーフ分
とを密着させて夫々露光焼付を行い、かつ前記第2の搬
送手段により露光台7上に感光材料の一枚のカラープル
ーフ分を搬送した際に、複数の原稿のうちの他の一つと
感光材料の一枚のカラープルーフ分とを密着させて露光
焼付を行い、第3の搬送手段により露光台7上に感光材
料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際に、複数の原
稿のうちの更に他の一つと感光材料の一枚のカラープル
ーフ分とを密着させて露光焼付を行う露光制御手段が設
けられており、かかる露光制御手段からの指令によって
搬送手段や露光部5の各部の制御を行うようになってい
る。
【0029】次に、かかる構成のカラープルーフ作成装
置の作動について説明する。即ち、感光材料カートリッ
ジ9から引き出された感光材料の長尺ロールの先端部が
挟持ローラ14によって、露光台7の入口部まで搬送さ
れる。この際、感光材料に穴明けパンチャー17により
穴が明けられる。挟持ローラ14によって搬送されてき
た感光材料の先端部は、吸盤37に吸着保持され、露光
台7に沿って該露光台7の出口側端部まで移動される。
【0030】この状態で、感光材料の穴には位置決めピ
ンバーが挿入され、該感光材料の位置決めがなされる。
そして、感光材料はカッタ部16によって一枚のカラー
プルーフ分の長さに切断され、Y版、M版、C版、BK
版のうちの原稿台に位置決めされてセットされた一つ原
稿、例えばY版aと感光材料bとを順次密着させて露光
焼付を行う(図4(a)参照)。この露光焼付が終わっ
たならば、感光材料搬送ユニット41によって感光材料
をトレイ33まで搬送して離脱し、トレイ33内に一時
的に保持する。
【0031】更に、順次一枚のカラープルーフ分の長さ
に切断された感光材料を露光台7に保持して、夫々同様
にY版についての露光焼付を行い、同様にトレイ33内
に一時的に保持する。次に、トレイ33内の各感光材料
を感光材料搬送ユニット41によって露光台7上に搬送
して離脱し、露光台7上にセットする。
【0032】そして、他の原稿、例えばM版cと感光材
料bとを密着させて露光焼付を行う(図4(b)参
照)。この露光焼付が終わったならば、感光材料搬送ユ
ニット41によって感光材料を別のトレイ34まで搬送
して離脱し、トレイ34内に一時的に保持する。更に、
順次一枚のカラープルーフ分の長さに切断された感光材
料を露光台7に保持して、夫々同様にM版についての露
光焼付を行い、同様にトレイ34内に一時的に保持す
る。
【0033】次に、トレイ34内の各感光材料を感光材
料搬送ユニット41によって露光台7上に搬送して離脱
し、露光台7上にセットする。そして、他の原稿、例え
ばC版dと感光材料bとを密着させて露光焼付を行う
(図4(c)参照)。以上のようにして、更に、BK版
のについての露光焼付を行って、最終的には、感光材料
搬送ユニット41によって感光材料を露光台7上から現
像機20側へと搬送する。現像機20に搬送された感光
材料は、現像され、外部に取り出される。この段階で、
複数の同一カラープルーフ(検版用プリント)が完成す
る。
【0034】かかる構成の、カラープルーフ作成装置に
よると、複数のカラープルーフを作る場合、1枚の感光
材料に各原稿を順に連続して焼き付けて、1枚ずつカラ
ープルーフを作成する構成ではなく、図1の実施例で
は、カラープルーフ所定枚数分の長い感光材料を順次露
光台7上を移動しつつ露光台7上から巻取カートリッジ
12へと搬送し、その間に複数の原稿のうちの一つ原稿
と感光材料の一枚のカラープルーフ分とを順次密着させ
て夫々露光焼付を行い、その後巻取カートリッジ12か
ら感光材料を順次露光台7上を移動しつつ露光台7上か
ら巻取カートリッジ11へと搬送し、その間に複数の原
稿のうちの他の一つ原稿と感光材料の一枚のカラープル
ーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付を行い、原稿毎
にかかる露光焼付を繰り返し行った後、露光台7上から
露光焼付済の感光材料を排出するようにしたから、原稿
のセット作業数を低減でき、作業者が装置から一時的に
離れても問題がなく、付ききりでその作業を行う必要が
ない。又、原稿のセット作業を低減できる結果、労力を
緩和できると共に、手間の掛かる原稿のセットを頻繁に
行う必要がなくなる等作業性の向上を図ることができ
る。
【0035】図3の実施例においては、装置の出口側
に、感光材料を一時的に保持する複数のトレイ33,3
4を配設し、第1の搬送手段により露光台7上に感光材
料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際に、各色の版
に色分解された複数の原稿のうちの一つと感光材料の一
枚のカラープルーフ分とを密着させて夫々露光焼付を行
い、かつ第2の搬送手段により露光台7上に感光材料の
一枚のカラープルーフ分を搬送した際に、複数の原稿の
うちの他の一つと感光材料の一枚のカラープルーフ分と
を密着させて露光焼付を行い、第3の搬送手段により露
光台7上に感光材料の一枚のカラープルーフ分を搬送し
た際に、複数の原稿のうちの更に他の一つと感光材料の
一枚のカラープルーフ分とを密着させて露光焼付を行う
ことにより、同様に作業性の向上を図ることができる。
【0036】尚、以上のように、特定の実施例を参照し
て本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、当該技術分野における熟練者等により、本発
明に添付された特許請求の範囲から逸脱することなく、
種々の変更及び修正が可能であるとの点に留意すべきで
ある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のカラープ
ルーフ作成装置によれば、複数のカラープルーフを作る
場合の複数の分解網原稿を用いた感光材料への露光順序
として独特の順序を持つ構成を採用したから、原稿のセ
ット作業数を低減でき、作業者が装置から一時的に離れ
ても問題がなく、付ききりでその作業を行う必要がな
い。又、原稿のセット作業を低減できる結果、労力を緩
和できると共に、手間の掛かる原稿のセットを頻繁に行
う必要がなくなる等作業性の向上を図ることができる有
用性大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカラープルーフ作成装置の一実
施例を示す側面断面図
【図2】 同上実施例の作動を説明する概略断面図
【図3】 他の実施例を示す側面断面図
【図4】 同上実施例の作動を説明する概略断面図
【符号の説明】
1 カラープルーフ作成装置 3 本体フレーム 4 遮光カバー 5 露光部 6 光源ユニット部 7 露光台 9 感光材料カートリッジ 10 感光材料カートリッジ装填部 11 入口側巻取カートリッジ 12 出口側巻取カートリッジ 13 搬送経路 14 挟持ローラ 15 挟持ローラ 18 搬送経路 19 挟持ローラ 22 搬送経路 23 挟持ローラ 24 挟持ローラ 25 搬送経路 26 挟持ローラ 33 トレイ 34 トレイ 36 搬送経路 38 感光材料搬送装置 41 感光材料搬送ユニット a Y版 b 感光材料 c M版 d C版

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の下に感光材料を重ねて露光台上に載
    置した後、前記原稿と感光材料とを密着させて露光焼付
    を行うカラープルーフ作成装置において、装置の入口側
    に、感光材料が収納されたカートリッジを装填してなる
    感光材料カートリッジ装填部と、感光材料を一時的に巻
    き取り保持する入口側巻取カートリッジとを配設すると
    共に、装置の出口側に、感光材料を一時的に巻き取り保
    持する出口側巻取カートリッジを配設し、感光材料カー
    トリッジ又は入口側巻取カートリッジからカラープルー
    フ所定枚数分の長い感光材料を引き出して順次露光台上
    を移動しつつ露光台上から出口側巻取カートリッジへと
    搬送する第1の搬送手段と、出口側カートリッジから感
    光材料を順次露光台上を移動しつつ露光台上から入口側
    巻取カートリッジへと搬送する第2の搬送手段と、前記
    第1の搬送手段による搬送が行われる間に各色の版に色
    分解された複数の原稿のうちの一つと感光材料の一枚の
    カラープルーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付を行
    い、かつ前記第2の搬送手段による搬送が行われる間に
    複数の原稿のうちの他の一つと感光材料の一枚のカラー
    プルーフ分とを順次密着させて夫々露光焼付を行う露光
    制御手段と、露光台上から全原稿の露光焼付済の感光材
    料を外部に排出するべく搬送する第3の搬送手段とを設
    けたことを特徴とするカラープルーフ作成装置。
  2. 【請求項2】原稿の下に感光材料を重ねて露光台上に載
    置した後、前記原稿と感光材料とを密着させて露光焼付
    を行うカラープルーフ作成装置において、装置の入口側
    に、感光材料が収納されたカートリッジを装填してなる
    感光材料カートリッジ装填部を配設すると共に、装置の
    出口側に、感光材料を一時的に保持する複数のトレイを
    配設し、感光材料カートリッジから感光材料の一枚のカ
    ラープルーフ分を引き出して露光台上に搬送した後該露
    光台上から複数のトレイのうち一つへと搬送する第1の
    搬送手段と、該トレイから感光材料の一枚のカラープル
    ーフ分を引き出して露光台上に搬送した後該露光台上か
    ら他のトレイへと搬送する第2の搬送手段と、該トレイ
    から感光材料の一枚のカラープルーフ分を引き出して露
    光台上に搬送した後該露光台上から外部に排出する第3
    の搬送手段と、前記第1の搬送手段により露光台上に感
    光材料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際に、各色
    の版に色分解された複数の原稿のうちの一つと感光材料
    の一枚のカラープルーフ分とを密着させて夫々露光焼付
    を行い、かつ前記第2の搬送手段により露光台上に感光
    材料の一枚のカラープルーフ分を搬送した際に、複数の
    原稿のうちの他の一つと感光材料の一枚のカラープルー
    フ分とを密着させて露光焼付を行い、第3の搬送手段に
    より露光台上に感光材料の一枚のカラープルーフ分を搬
    送した際に、複数の原稿のうちの更に他の一つと感光材
    料の一枚のカラープルーフ分とを密着させて露光焼付を
    行う露光制御手段とを設けたことを特徴とするカラープ
    ルーフ作成装置。
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