JP2811114B2 - 露光装置 - Google Patents

露光装置

Info

Publication number
JP2811114B2
JP2811114B2 JP14465590A JP14465590A JP2811114B2 JP 2811114 B2 JP2811114 B2 JP 2811114B2 JP 14465590 A JP14465590 A JP 14465590A JP 14465590 A JP14465590 A JP 14465590A JP 2811114 B2 JP2811114 B2 JP 2811114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
mounting table
exposure
light
traveling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14465590A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0437736A (ja
Inventor
茂 水尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP14465590A priority Critical patent/JP2811114B2/ja
Publication of JPH0437736A publication Critical patent/JPH0437736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2811114B2 publication Critical patent/JP2811114B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は写真感光材料(以下単に感光材料という)を
露光台を構成する感材載置台上の載置面の基準位置に合
わせて密着固定及び搬入、搬出する手段の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、密着露光又は投影露光を行うに当って原稿とし
てのシート、焼付けられる感光材料シートは共にすり傷
や折れ等の損傷から防御され平滑性が確保されることが
良好な画像形成がなされるための必須の要件である。
感材載置台への感光材料の搬送が無理なく慎重に行わ
れ、かつ、該感材載置台の上面や周辺部分にあけられた
吸気孔からの吸着によって平面性を出す方法が本出願人
により特願昭63−20341号等で提案されている。更に、
ガラス板、板、ゴムなど平滑性のいい台への圧着、真空
密着の方法、感光材料、原稿フィルムへのカバーシー
ト、カバーグラスの添付等の方法等が一般的にとられて
いた。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかし、印刷版を作るための原稿の作成のための露光
や、逆にその原稿の誤り等を途中でチェックするための
前記原稿をカラー感光材料上に密着多重露光し、印刷物
と同じ色合の画像形成を行ってその画像を観察し、原稿
の良否を判断する検版装置,引きのばし装置等にあって
は、用いる原稿も感光材料もそのシートのサイズが極め
て大きく、又、感光材料の厚さも薄い場合があり取扱い
がむずかしく搬送速度を下げてゆっくり送る必要があ
る。あまり搬送速度を上げると折れ傷やすり傷を生じて
しまう。したがって、このような状況の下で、効率よく
露光を進めることが非常に困難となる。
本発明はこのような問題点を解決して大サイズの感光
材料シートに対しても安定して平面性が確保でき、しか
も、しわや爪折れやすり傷を生ずることなく感光材料シ
ート材の吸引密着固定の機能や、搬入、搬出の効率化手
段を含めた露光装置を提供することを目的にする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は写真感光材料の先端部を走行ヘッドに設け
た保持手段により保持させ露光台を構成する感材載置台
上の規定位置まで搬送して該載置台上に該感光材料を密
着固定するようにした露光装置において、該走行ヘッド
が露光が完了するまで、走行路往路の終着端で待機し前
記載置台が昇降して原位置復帰後、該走行ヘッドの小移
動により、前記保持手段が前記感光材料先端部を搬出口
に移送してから該ヘッドが復路を出発位置に復帰するよ
うにしたことを特徴とする露光装置によって達成され
る。
〔実施例〕
本発明を用いて感光材料シートを載置するようにした
印刷版検査装置を第1図の正面図、第2図の側面図、第
3図の上面図、第4図の原稿台及び感材載置台の位置関
係図及び第5図の感材搬送部の上面図によって説明す
る。しかし、本発明は本実施例に限定されるものではな
い。印刷版検査装置はC版、M版、Y版及び墨版に色分
解された各分解網原稿フィルムを使って本番の印刷版を
作成する前に原稿フィルムのレイアウトに間違いがない
か、色違いがないか、文字の誤りがないか等を検査し、
印刷物の仕上りを事前に確認するための校正物を得るた
めの装置で、前記分解網フィルムを一枚ないしは数枚ず
つ位置決めしてカラー感光材料に重ねて多重密着露光し
てカラー感光材料を用いた校正物を作成する事により、
分解網原稿の誤りを発見すると共に印刷仕上りを事前に
確認し、分解網原稿修正のアクションがとれるようにし
たものである。
その本体部100は脚部102に支えられた本体フレーム10
1の上側に原稿位置決めピンバー143を設置するための上
面141と下面142を有する原稿台140を有し、その上部に
第1室として暗室形成を可能にした遮光カバー120が開
閉自在に設けられている。
又前記第1室に原稿台の密着露光面を走査露光する露
光部300が設けられている。該露光部の中心部には単数
又は複数(実施例では3個)の管状光源ランプ302A,302
B,302Cが筐体316に固定されたドラム状の内面反射鏡306
及び透過窓304に囲まれて設けられている。そしてその
外側に前記中心部に同心に多角筒301が各筒面にB、
G、R、ND等のフィルタを配して回転可能に設けられ、
フィルタ面及び前記透過窓が前記密着露光面に向き合う
ようにしてある。そして、その外側に遮閉板308及びそ
れを作動させるソレノイド312及び復帰バネ314と露光窓
310を有する、筐体316が設けられている。そして、露光
部300はレール317A,317B上を走査のための走行可能にし
てある。
本体フレーム101の内部には第2室として感材載置部2
00が設けられている。そして感材載置台201は、モータ2
14に駆動されて上下に移動可能にしてある。
一方遮光部材としてエンドレスの遮光幕ベルトト242
がローラ241,242A,243,244にかけられて長さの1/2が完
全遮光幕、それにてづく1/2の長さの部分の略中央に少
くとも感材載置台移動領域の横断面以上の大きさをもつ
開口窓をあけられている。このような遮光部材240で
は、前記原稿台下面142よりやや低い面即ち第1室と第
2室の境界域を前記遮光幕ベルトが走行することによっ
て前記感材載置台201の収納された第2室の第1室に対
する光密の形成及び解放を切換えられるように設けられ
ている。
そして遮光幕ベルト242が移動できるのは、感材載置
台を遮光部材である遮光幕ベルトに触れない位置に下降
したときであり、該載置台が原稿位置へ上昇できるのは
遮光幕が開口しているときだけである。
又、銀塩カラー感光材料の長尺ロール402はマガジン4
01に装填されて感材装填部400を形成し、該感光材料長
尺ロールの先頭部は挟持ローラ511により送り出され、
先端部は切断手段としてのカッタ部510の所に揃えられ
て待機する。そして更に挟持ローラ511で固定台527の左
端まで該先端部が送りこまれ吸盤523にて該先端部が吸
着され、該吸盤を有する走行ヘッド522がそのローラ52
5,526を両側の走行レール521にガイドされ感光材料の所
定長さが計尺される位置まで移動して停止する。該感光
材料は、カッタ部510で切断され、更に感材載置台201の
所定位置に感光材料の先端が位置するように該走行ヘッ
ド522によって往路を移動される。該走行ヘッドの吸盤
のサクションをきった上で、該走行ヘッド522は更に、
往路を少し進み、第1図の左側2点鎖線で示すように、
感材載置台201を外れたところで待機する。
ここで走行ヘッド522は両側にブラケット534を介して
ソレノイド535が取付けられ、その可動鉄心536にフレー
ム531が固設され、該走行ヘッド522、該フレーム531に
ホース524に結合された吸着盤523が取付けられ該吸着盤
の保持パイプ537は前記ヘッド及びフレームにあけられ
たガイド孔に貫通して設けられ、前記フレームにはスラ
スト方向を固定され、前記ヘッドには前記孔に沿ってス
ライド可能に設置され該走行ヘッド522とフレーム531の
間に入られたつる巻きばね532を介して感材載置台面か
ら浮上っている。そして前記ソレノイドが通電され更に
サクションバルブが開かれると吸盤が下降して感光材料
を吸着し、その後ソレノイドの通電を切ることにより吸
盤がもち上り感光材料が搬送されるようにしてある。
ここで感光材料の切断長さ設定検知装置について説明
する。
走行レール521の下部に該レールに平行して、スクリ
ューシャフト543が両端を感材載置台保持フレーム529に
固設された軸受ブラケット541、542に回転可能に保持さ
れている。そして中間のスクリュー部に検知器545を保
持した走行台544がねじ嵌合され、前記保持フレーム529
の壁部に該走行台の一部が接触することにより該走行台
544の姿勢は常に維持され、スクリューシャフト543が回
転することによって、スクリュー上の任意の位置に走行
して停止させることが可能にしてある。スクリューの回
転駆動は第1図に示すように手動ハンドルであってもよ
く、モータによるものであってもよい。いずれにしても
正確な回転数とクランプを施すことによって検知器545
は任意の所定位置に設定することができる。本検知器54
5はマイクロスイッチを用いているが、これに限定され
るものではない。
挟持ローラ511より引出された感光材料の先端は固定
台527の左端で待機しているが、走行ヘッド522の吸盤52
3に吸着されて所定の長さに切断するための走行を開始
する。そして、走行ヘッド522に取付けられたガイドロ
ーラ526が前記検知器545に接触するとともに信号が入り
走行停止がなされ、カッタ部510のロータリカッタ514が
下刃513上を摺動しながら走行して感光材料は切断さ
れ、切断された感光材料シートの長さは所定の設定値に
なっている。これは前記走行台544が、そのような所定
長さのシートが得られるように停止位置をプログラムさ
れているからである。このように感光材料の切断長さを
所用の最適な大きさにするために走行台544をあらかじ
め計算して求めてある位置に設定できるようにしてあ
る。その値は、スクリューシャフトの回転数で対応させ
ている。したがってあらかじめ所用長さに応じた回転数
をセットすることにより任意の所用の切断長さが得られ
るものである。
このようにして切断長さはほとんど無段階に任意の長
さに選択できるようにしてある。この選択による設定は
手動ハンドル546を廻して目盛数を合わせる方法もあ
り、パルスを設定してモータを回転させて行うこともで
きる。
ここで、感材載置台の内部は第1図に示すように空洞
ブロックになっており、該ブロックの上部には感材載置
台表面201にあけられた多数の吸気孔221に下部はサクシ
ョンホース205につながっている。
計尺切断され、更に先端が感材載置台上の所定位置即
ち基準位置まで運ばれた感光材料シートはそこで走行ヘ
ッド522の吸盤523のサクションを断たれて、感光材料の
先端部を感材載置台201上に乗せたまま該走行ヘッド522
は更に少量前進して該感材載置台201の左端を離れた位
置で待機する。
そして、同時に、該載置台上の吸気孔221が感光材料
を該載置台上に吸着するための吸引を開始する。
感光材料シートはそれぞれ所用の長さに計尺されいろ
いろの長さのものが載置される。
このようにして感材載置台の所定位置に搬送された感
光材料は該台上でわん曲したまま載置されており多くの
場合、中間部が高くなっている。この状態でサクション
をかけても吸引されにくく又吸引されても中央部にふく
らみが出たままになってしまうといった不都合が起きて
正し平面性が得られないことがある。このような現象を
防止するために感光材料を所定位置に送ったときに、感
光材料の中央のふくらみ部を押さえ込むことによって、
各吸気孔との距離を平均化した後サクションをかけるこ
とにした。これによって載置台上への固定は安定して正
確な平面性が得られるようになった。
この押え込み手段は平板状のもの又はローラ状のもの
を感光材料のふくらみ部に接して押えるようにしてあ
る。
又、感光材料のシートの大きさは前述のように各種作
成できるようにしてある。したがって各サイズに応じて
ふくらみ位置が異っている。そして、その長さは前記検
知器545の位置を設置したときの設定値として記憶され
ているので、その値を活用してふくらみ位置の対応値を
記憶させサイズに応じた位置を読み出すことができるよ
うにしてある。又、ふくらみの高さもサイズに応じて変
ってくるのでこのような値はあらかじめ測定しておいた
実験値を記憶させる手段によって前記押え込み手段の平
板又はローラを移動させて、効率のよい各シートのふく
らみの平均化手段をとってある。
このような状態で前記搬送用吸盤523のサクションを
切りそれとともに載置台吸引孔221にサクションをか
け、たちどころに安定した平面性の確保された感光材料
の固定がなされるようにした。そして、このあと、吸盤
ヘッド522は前述のように少し前進して載置台を離れた
位置で待機し、一方、ふくらみ軽減手段730は原位置に
戻り感材載置台が上昇可能になるようにしてある。
次にふくらみ軽減手段730を第1図及び第2図を用い
て具体的に説明する。
走行レール521に平行して設けられた一対のレール731
上をローラ735,736を介してふくらみ軽減手段730のフレ
ーム732が両側に走行可能にしてある。しかし、その駆
動機構は図示していない。該フレーム732には、摺動孔7
38が設けられ、ローラ741の軸受ブロック733が嵌設され
上下に移動可能にしてある。該フレーム732は、ブリッ
ジ745に連結され、2基のステッピングモータ742が設け
られ、該モータに直結して設けられたプーリ743の外周
部に巻付け固定されたワイヤー744の他端が前記軸受ブ
ロックに固定されている。そして感光材料のサイズに応
じて、ローラ741の感材載置台からの高さが指令されそ
の指令値に応じてステッピングモータ742が回転し、ワ
イヤ744の巻上げ量が前記高さを決めるようにしてあ
る。
左右のモータはお互に同期して回転量が同じになるよ
うにしてある。
このようにして感材載置台201上に感光材料が搬送さ
れて載置されフレキシブルホース205を介してブロア204
Aの駆動により、感材載置台上にあけられた複数の吸気
孔(221)にサクション圧がかかり、感光材料は該感材
載置台上に密着固定される。この密着固定された状態は
複数回の全露光が完了し、感光材料が現像部へ搬送開始
するまで保持される。
又、この状態では前記遮光幕242は、遮光位置をとっ
ているので感材載置台のある第2室は暗室が形成された
状態のままになっている。
ここで上部の遮光カバー120をはぐって第1室を外光
で明るくし上面部141に設定したレジストピン(ピンバ
ー)143に分解網原稿(墨版及びY,M,Cのうち1つ例えば
Y版、もしくはY,M,C,墨版のいずれか1つ、もしくはこ
れらのうちの数枚、または全部)の基準孔を入れて該原
稿の大部分は前記遮光幕上に載置した状態にする。
この状態で遮光カバー120を閉じ第1室を暗室にして
光密にし、感材載置台を遮光幕ベルト面よりわずかに下
まで上昇させた後、遮光幕ベルト242を移動して解放に
する。遮光カバーが完全に閉じられない限り遮光幕ベル
ト242は解放のための移動をしないように回路構成させ
ている。そして、原稿台上面のある第1室及び感材載置
台のある第2室共に共通の暗室になった状態で感材載置
台201を上昇させ露光面即ち原稿基準面と一致させる。
この際、第2室の感材載置台周囲の突き当て面に設けら
れた気密パッキン201cが第1室の原稿台140の下面142と
密着し、開口部への感材載置台の嵌入面が作る隙間がサ
クション流路溝204を形成して、かつ原稿台面及び感材
載置台面と透明カバーシートにはさまれた原稿及び感光
材料間の気密が保持される。
即ち、透明カバーシートロール274を軸273で巻込みそ
の先端がスクイズローラ276を経由して、止め具272で止
められたカバーシート装置270のヘッド271がレール281
A,281Bにガイドされて第2図の右方に移動することによ
りカバーシートロール274からほどかれるカバーシート2
75はばね278で押圧され軸277で回転可能に軸止されたス
クイズローラ276にしごかれて原稿及び感光材料が、カ
バーシートにかぶせられて行き、原稿台右端に前記ヘッ
ドが達し露光部の移動をさまたげないように原稿台上面
より下部に沈ませたところでブロア206が働きサクショ
ンホース207を介して、前記流路溝204を通して吸引され
感材載置台及び上面部とカバーシートの間に介在する空
気は吸引され、感光材料、各原稿及びカバーシートは重
ねられて平面状に密着保持される。
尚、スクイズローラ276はカバーシート装置に設けな
いで、露光部300の下部に設ける手段も実施し、同様の
効果をあげている。
第4図に示すようにこの際、原稿台140の上面141と感
材載置台201の上面201aが同一平面となるように前記突
き当て面201b及びそこに貼られる気密パッキン201c及び
原稿台140の下面142の間の寸法関係を調整してある。そ
してこのようにすることによって、透明カバーシート、
原稿台及び感材載置台との間の空気の流れが流路溝から
円滑に行われ、前記カバーシート、原稿及び感光材料
は、正しい平板状の密着が達成されるのである。また感
材載置台は原稿台に比べ若干低い位置にあっても良い。
そしてこの状態で露光部300がガイドレール317A,317B
上を走行して走査露光を行い、1回目のフィルタによる
色露光を終了する。
次に2回目の別の色の原稿、別の色のフィルタによる
像露光を行うため、カバーシートを元に戻し感材載置台
を遮光幕の走行経路のやや下まで下降させてここでノズ
ル215によってエアを吹き込むか、前記ブロア206の吹き
出し側を切り換え前記流路溝204に空気を吹き込み更に
遮光幕を閉じるようにすると原稿と感光材料は簡単に完
全に分離される。このブロアの吹き込みと感材載置台の
下降の順序は逆でもよく同時でもよい。そして遮光カバ
ー120をあけると第1室は明室の状態になるが第2室は
第1室に対して光密で暗室が形成されていることにな
る。
この状態で第2の原稿(墨版及びY、M、Cの1つ例
えばM版、もしくはY,M,C,墨版のいずれか1つもしくは
これらのうちの数枚、もしくは全部)をレジストピンに
セットし、遮光カバーをかぶせたのち、遮光幕を開き感
材載置台を原稿台面に上昇させ、カバーシートを再びか
ぶせサクションをかけて、各シートの密着を行い多角筒
301をまわして、別のフィルタに設けた筒面を対向させ
第2の色フィルタによる走査密着露光を行い第2回目の
露光を終了する。
同様に第3番目の原稿(墨版及びY、M、Cの1つた
とえばC版,もしくはY,M,C,墨版のいずれか1つもしく
はこれらのうちの数枚、もしくは全部)とそれに対応す
るフィルタによる露光も同じ手順で行い第3回目の露光
を完了する。このようにして必要に応じ、1回から数回
の露光をくり返して行う。
そして最後に感材載置台を最下部まで下降させ、第1
図の2点鎖点で示す位置に待機していた走行ヘッドを僅
か戻した後、感光材料の密着状態をサクションを解除し
て解放し、前記走行ヘッド522の吸盤523により感光材料
先端を吸引し、該ヘッドを再び僅か進め挟持ローラ552
に該感光材料の先端を送りこむ。
そして、直ちに該走行ヘッド522は復路を原位置に戻
る。そして、原位置で待機している後続の感光材料先端
を吸盤523で吸引して再び該走行ヘッドが往路を走り該
感光材料先端を所定位置に搬送してカッター部510で切
断したあと、前述の工程を繰返して行く。
これにより、吸盤523を走行ヘッド522の1サイクル中
の走行距離は、従来、本出願人が、特願昭63−20341
号、62−239130号等で提案したものの半分近くまで短縮
されることになった。即ち、従来走行路を2往復してい
たものが約1往復強で済むようになり生産効率上も大き
な効果が生じた。
さて一方、挟持ローラ552に、先端が到達した感光材
料は搬送シュート部550のガイド561,562,563,564,565及
び切換シュート566及びガイドローラ552,553,554,555,5
56によって下方に送りこまれたのち前記切換シュート56
6の揺動支軸568まわりの切換により、今までの後端部を
先頭にガイド564,565,567,568の間をガイドローラ556,5
57,558,559によって搬送され現像処理部600に送りこま
れる。そして内部潜像型ダイレクトポジ感材を使用する
場合には発色現像槽601の中を搬送中、第2露光部350の
露光ランプ351及びフィルタ装置352、反射板353,354,露
光窓355よりなる露光ボックス356によってかぶり露光が
かけられるようにしてある。そして漂白定着槽、安定化
槽を通過し、乾燥部680を搬送ローラ681,682でゆっくり
搬送されながら乾燥されて装置の右端で現像処理済みの
感光材料が回収される。
感光材料は内部潜像型ダイレクトポジを使うときは第
2露光が必要であるが、ネガカラーの感光材料及びソラ
リゼーション型ダイレクトポジ感光材料を用いるときは
第2露光は必要でなく、消灯したままにする。またその
他の染料漂白型カラー感光材料、カラーリバーサル、拡
散転写等の感光材料を使用する場合には各々これらに適
した処理浴をもうける事により同様のシステムで露光現
像、処理する事が可能である。
勿論、ダイレクトポジ感光材料に対しての露光につい
ては、各Y版、M版、C版の原稿に対しそれぞれ墨版を
重ねてY版と墨版にはB、M版と墨版にはG、C版と墨
版にはRのフィルタを対応させて3回露光するものであ
るが、ネガカラー感光材料に対しての露光については、
該感光材料に各Y版、M版、C版の原稿を単独で重ねて
Y版にはB、M版にはG、C版にはRのフィルタを重ね
て3回露光し、更に4回目に墨版を重ねてNDフィルタ、
必要ならば色補正の色フィルタを対応させて露光する。
さらに、必要ならば上記各分色露光の他の異なった色
分解と相等する光を用いてさらに露光を加える事によっ
て印刷インキに適合した基本色を出す様にしてもよい。
またあらかじめ異なった色分解に相等する光をブレンド
する為、BGR発色光をブレンドしたり、フィルターを組
み合せて露光する等処理を行ってもよい。同様に一般に
特色といわれるY,M,C,BLの標準インキ以外の専用インキ
に適合した色を再現する為、繰り返し露光もしくは発光
光のブレンドもしくはフィルターの組み合せ等を行って
もよい。この際は場合により、特色版と呼ばれ分解網フ
ィルムを用いたり、他のフィルムと特色用分解網フィル
ムとを組み合せたりする事が必要であり、他の分解網フ
ィルム場合により複数枚重ねた状態で密着焼付けを行う
必要がある。
尚、露光済の感光材料は一度ガイドシュート565に入
り、反転して、乳剤面を上にして現像装置に入るが、ガ
イドシュート565に入れないでそのままユーターンして
現像装置に入れることも出来る。しかしながら、感材に
内部潜像型ダイレクトポジ感光材料を用いる場合には、
第2露光の光源位置は現像装置の上方から感光材料搬送
路により下方に設けなければならなくなり、保守や取付
がやや困難であり、現像槽の側面に露光窓をあけなけれ
ばならず、液もれ清掃などの点で困難を伴うのであまり
好ましくはない。
感光材料しては、高感度のものとそうでないものとが
あり、低感度の感光材料を使用するときは、露光部300
の多角筒301の光源ランプ302を複数にしておき多数点灯
して露光を強力にできるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明の装置により印刷版検査装置等における大サイ
ズの感光材料シートを感材載置台上に搬送載置すると
き、感光材料の吸着走行ヘッドの走行距離をほぼ半減さ
せることが可能になり、生産効率が向上すると共に該シ
ートはしわや折りきずを受けることなく正確な平面性が
容易に保たれるようになり感光材料上に形成される大サ
イズの画像品質が飛躍的に向上できるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を装着した印刷版検査装置の正面
図。 第2図は本発明の装置を装着した印刷版検査装置の一部
の側面図。 第3図は第1図に示した印刷版検査装置の上面図。 第4図は原稿台及び感材載置台の位置関係を表わす側断
面図。 第5図は本発明の1実施例の感材搬送部の上面図。 100……印刷版検査装置本体 120……遮光カバー、140……原稿台 141,201a……上面、142……下面 200……感材載置部、201……感材載置台 201b……突き当て面、201c……気密パッキン 204……サクション流路溝 215……ノズル、240……遮光部材 221……吸気孔 241,242A,243,244……ローラ 242……遮光幕ベルト、270……カバーシート装置 275……カバーシート、300……露光部 400……感材装填部、510……カッタ部 513……下刃、514……ロータリカッタ 520……感材搬送部、521……走行レール 525,526……ローラ 543……スクリューシャフト 544……走行台、545……検知器 730……ふくらみ軽減手段 731……レール、732……フレーム 733……軸受ブロック、735,736……ローラ 738……摺動孔、741……ローラ 742……モータ、743……プーリ 744……ワイヤ、745……ブリッジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真感光材料の先端部を走行ヘッドに設け
    た保持手段により保持させ露光台を構成する感材載置台
    上の規定位置まで搬送して該載置台上に該感光材料を密
    着固定するようにした露光装置において、該走行ヘッド
    が露光が完了するまで、走行路の往路の終着端で待機
    し、前記載置台が昇降して原位置復帰後、該走行ヘッド
    の小移動により前記保持手段が前記感光材料先端部を搬
    出口に移送してから該ヘッドが復路を出発位置に復帰す
    るようにしたことを特徴とする露光装置。
JP14465590A 1990-06-01 1990-06-01 露光装置 Expired - Fee Related JP2811114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14465590A JP2811114B2 (ja) 1990-06-01 1990-06-01 露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14465590A JP2811114B2 (ja) 1990-06-01 1990-06-01 露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0437736A JPH0437736A (ja) 1992-02-07
JP2811114B2 true JP2811114B2 (ja) 1998-10-15

Family

ID=15367141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14465590A Expired - Fee Related JP2811114B2 (ja) 1990-06-01 1990-06-01 露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2811114B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0437736A (ja) 1992-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2811114B2 (ja) 露光装置
JP2709945B2 (ja) 密着露光装置
JP2748123B2 (ja) 密着露光装置
JP2759080B2 (ja) 密着露光装置
JP2759287B2 (ja) 密着露光装置
JPH01195454A (ja) 露光装置
JPH01170923A (ja) シート材の吸気密着方法
JP2704262B2 (ja) カラープルーフ作成装置
JP2684043B2 (ja) 多重露光装置
JP2808287B2 (ja) 露光装置
JP2563939Y2 (ja) カラー検版装置
JPH01187566A (ja) 密着露光装置
JPH077210B2 (ja) 明室操作可能な密着走査露光装置
JP3057234B2 (ja) 露光装置
JP2694441B2 (ja) 密着露光装置
JP2004271730A (ja) 画像記録装置
JPH01171796A (ja) 感光材料の切断長さ設定検知装置
JPH01161353A (ja) カラープルーフ作成装置
JPH01170930A (ja) 走査露光用光源フィルタ装置
JPH01161352A (ja) 密着露光装置
JPH01164947A (ja) 密着露光装置
JPH01196065A (ja) カラープルーフ作成装置
JPH01164944A (ja) 密着露光装置
JPH01171794A (ja) ロール状感光材料の送り出しカット方法
JPH01136139A (ja) 複数の光源を有する露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees