JP2694441B2 - 密着露光装置 - Google Patents

密着露光装置

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JP2694441B2 JP63028227A JP2822788A JP2694441B2 JP 2694441 B2 JP2694441 B2 JP 2694441B2 JP 63028227 A JP63028227 A JP 63028227A JP 2822788 A JP2822788 A JP 2822788A JP 2694441 B2 JP2694441 B2 JP 2694441B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光材料上に原稿画面を密着させて走査露光
を行う露光装置における、再現精度の向上と一様露光性
の改良に関する。
〔従来の技術〕
従来、露光装置は、光源光を原稿面に照射して拡大、
縮小又は等倍の機能をもった投影レンズで感光材料上に
結像させる方法と、原稿と感光材料を重ねて光源光を照
射して密着露光させる方法とがある。
又、光源光の照射手段としては走査露光と静止露光が
あるが、前者では比較的小さな光源でコンパクトな露光
装置が実現するのに対し、後者では比較的輝度の高い光
源を使用し光の平行性、均一性を出すため、光源から露
光面までの距離を大きくするため大型の露光装置となっ
ていた。
このような工程に使う露光装置で投影レンズを使って
静止露光を行う方式のものは、かなり大型であり、複数
の光源を適当に配設する等して照射する原稿画面の周辺
部の光量は中心部より大きくなるようにし、投影レンズ
を通じて感光材料上に結像させるとき該感光材料上の露
光量分布がレンズのコーサイン4乗則によって自然に補
正されて一様になるようにしてある。
これに対して密着露光方式で静止露光をさせるもの
は、原稿面を一様照射するための補正方法が複雑であり
複数の光源を適当に配しても満足な一様性は得られにく
かった。又この方式で走査露光する場合は一様な露光量
分布のスリット光が必要であるが一般に棒状ランプの端
部の光量は低くなる傾向にあり、その他の光源を用いた
場合にも一様性を得ることは非常に困難であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述のように走査露光による密着露光をするには一様
なスリット光を得るために一様な照度分布を示す棒状ラ
ンプは実現されていない。
通常コピアの様なスキャニング露光装置においては、
光の平行性、均一性はさほど重要ではない。一方、印刷
製版分野における分解網原稿を用いてカラープルーフを
作成する装置においては網階調の再現は重要な問題であ
る。小点部が飛んだり、大点部がつぶれたりという現象
を生じると分解網原稿の階調性を校正物上で十分に把握
する事が困難となり、再度フィルム上で確認する必要が
生じ、手間がかかるばかりでなく、正確な階調再現性や
混色による色再現性を把握する事が著しく困難となる。
さらにネガの分解網原稿をネガカラー感光材料上に分
色露光する場合は原稿フィルム1枚を感光材料に密着す
れば良いが、ポジの分解網原稿をポジカラー感光材料上
に分色露光する際には最低でも色版(Y,M,C版)の1つ
と墨版の計2枚の分解網フィルムを感光材料に密着する
必要があり、2枚のうち1枚の分解網フィルムは1枚分
のベース厚を介して感光材料に露光される事になる。さ
らに特色とよばれる専用インキによる印刷が同時に入る
印刷物用のポジ分解網フィルムの露光等においては2枚
以上の複数枚の分解網フィルムを同時に重ねて露光する
事が必要となる。これらの系においては、光の平行性、
均一性が画像の再現性に大きく影響し、これらが不充分
な場合には、充分な階調再現性が得られない、部分的に
かぶりを生ずる等の画質の劣化を生ずる。
本発明はこのような問題点を解決し、原稿及び感光材
料が安全に正しく重ね露光され、しかも正確な安定した
一様露光が得られる網点精度の高い密着露光装置を提供
することを目的にする。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的は、次の技術手段(a)又は(b)によって
達成される。
(a)棒状の露光用光源と該光源によって照射される原
稿を保持する原稿台との間に、該原稿の法線方向に出光
させるオプチカルファイバーを密に配した出光面が該光
源に平行なスリットを形成し、前記光源と前記オプチカ
ルファイバーが一体で前記スリットと直角方向に原稿面
に沿って走行して原稿面及びそれに重なる感光材料面を
走査することを特徴とする密着露光装置。
(b)前記光源の照度むらを相殺する様に原稿側端面の
オプチカルファイバーの専有面積をスリット方向に変化
させる様に配列することにより、均一な平行光を作成す
る手段を設けたことを特徴とする(a)項に記載の密着
露光装置。
〔実施例〕
本発明の1実施例の密着露光装置を装着したカラープ
ルーフ作成装置を第1図の正面図、第2図の側面図、第
3図の上面図によって説明する。しかし、本発明は本実
施例に限定されるものではない。
カラープルーフ作成装置はC版、M版、Y版及び墨版
に色分解された各分解網原稿フィルムを使って本番の印
刷版を作成する前に原稿フィルムのレイアウトに間違い
がないか、色違いがないか、文字の誤りがないか等を検
査し印刷物の仕上りを事前に確認するための校正物を得
るための装置で、前記分解網フィルムを一枚ずつないし
数枚位置決めしてカラー感光材料に重ねて多重密着露光
してカラー感光材料を用いた校正物を作成し、分解網原
稿の誤りを発見すると共に印刷仕上りを事前に確認し分
解網原稿修正のアクションがとれるようにしたものであ
る。
その本部分100は脚部102に支えられた本体フレーム10
1の上側に原稿位置決めピンバー143を設置するための上
面141と下面142を有する原稿台140を有し、その上部に
第1室として暗室形成を可能にした遮光カバー120が開
閉自在に設けられている。
又前記第1室に原稿台の密着露光面を走査露光する露
光部300が設けられている。該露光部の中心部には単数
又は複数(実施例では3個)の棒状光源ランプ302A,302
B,302Cが筐体316に固定されたドラム状の内面反射鏡306
及び透過窓304に囲まれて設けられている。そしてその
外側に前記中心部に同心に多角筒301が各筒面にB,G,R,N
D等のフィルタを配して回転可能に設けられ、フィルタ
面及び前記透過窓が前記密着露光面に向き合うようにし
てある。そして、その外側に遮閉板308及びそれを作動
させるソレノイド312及び復帰バネ314と露光窓310を有
する、筐体316が設けられている。そして、露光部300は
レール317A,317B上を走査のための走行可能にしてあ
る。
ここで棒状光源ランプとして蛍光灯を用いるときは、
その白露光についての蛍光灯の長さ方向の照度分布は第
5図に示すようになる。第5図は撮影用ポジ型カラー感
光材料に適応するエネルギー分布をもつ3波長蛍光灯の
該蛍光灯から10cm離れた平行平面上の照度分布であり、
長さ950mmの蛍光灯に対して、中心部より200mmの所まで
は照度が一様に4400lxであったものがそこから照度が落
ち始め端末までは、2000lxに低下する。いかも感光材料
の必要露光域は850mm(中心から測って425mm)あるので
感光材料端末部の照度は3200lxまで低下しており光量不
足をきたしてしまう。
又、前述のような一様露光不全とは別に密着露光にお
ける網点画像の正確な階調再現、文字、線画原稿の正確
な線幅再現等を維持させるためには、散乱光による原稿
フィルムベース中の光のまわり込みを防止する手段が必
要になる。これには原稿面を照射する光源光は、該面に
できるだけ垂直であることが望ましい。
したがって本発明では一様露光の達成と網点画像の正
確な階調再現、文字線画原稿の正確な線幅再現等の維持
のため第2図に示すように光源光の光路調整機構とし
て、オプチカルファイバ装置710を設けた。
このオプチカルファイバ装置710は第6図の正面図第
7図の上面図、第8図の下面図に示すような構造にして
ある。
即ち前記多角筒301のフィルタ面に対応して前記オプ
チカルファイバ装置710の上面711が配置され、該上面に
は等径の細いオプチカルファイバの各端面が、フィルタ
面に対応して等密度に配置されている。そしてこの上面
は蛍光灯の全長にわたって効率よく受光できるように透
過窓304及びそれに対応するフィルタを通過する全光量
を受光するように前記窓やフィルタとほぼ同じ大きさの
占有面積をもっている。
尚、上面711に円筒内面を形成されているのは多角筒3
01がフィルタ変換のための回転を行うとき支障をきたさ
ないようにするためである。
このような上面を有するオプチカルファイバの束は平
行部713、光路変換部716、平行部714を経て下面712上に
各ファイバー端面を等密度に分布させてある。
そして下面712の形状は第8図に示すように両端部の
面積が広く中心部は狭くなるようになっており、この下
面の面積分布は、第5図に示す蛍光灯の照度分布と逆比
例するような分布になっている。
このように受光面即ち上面711はそのままにして該面
で受光した光を、光路変換部716でオプチカルファイバ
の束を組みかえて進路を変えながら投光面即ち下面712
の形を変更することで均一な露光量にして原稿面を照射
するようにしてある。
本実施例のオプチカルファイバ装置710の受光面であ
る上面711の総面積は投光面である下面712の総面積より
大きく従って前者の方が後者よりもオプチカルファイバ
の密度が小さくなっている。
これは透過窓304及びフィルタの面積を露光窓310の面
積より大きくしたからであり、これにこだわることな
く、この面積は或る程度自由に選べるものであり、勿論
同等にすることができる。
即ちこの場合は第2の実施例として第9図、第10図、
11図に示すように上面、下面とも同密度にオプチカルフ
ァイバを配することができるので、製作が容易であり密
度分布がより正確になる。
前記オプチカルファイバ装置710の下面712と原稿面の
間にある程度間隔があるので、オプチカルファイバの投
光側から出る光束は若干拡がりを見せて原稿面の照射は
ファイバー1本1本のすき間をうめることとなりより微
細に均一になる。
このようにして光源としての蛍光灯端部の光量の不足
は解消され原稿面を照射する照度も均一化され又垂直に
近い平行光が照射されるので原稿の露光に光のまわりこ
みによる画像の太り細りを生ずることなく網点の再現性
の高い画像が得られることになる。
本体フレーム101の内部には第2室として感材載置部2
00が設けられている。そして感材載置台201は、モータ2
14に駆動されて上下に移動可能にしてある。
一方遮光部材としてエンドレスの遮光幕ベルト242が
ローラ241,242A,243,244にかれられて長さの1/2が完全
遮光幕、それにつづく1/2の長さの部分の略中央に少く
とも感材載置台移動領域の横断面以上の大きさをもつ露
光窓をあけられている。このような遮光部材240では、
前記原稿台下面142よりやや低い面即ち第1室と第2室
の境界域を前記遮光幕ベルトが走行することによって前
記感材載置台201の収納された第2室の第1室に対する
光密の形成及び解放を切換えられるように設けられてい
る。
又、銀塩カラー感光材料の長尺ロール402はマガジン4
01に装填されて感材装填部400を形成し、該感光材料長
尺ロールの先頭部は挟持ローラ511により送り出され、
先端部はカッタ部510の所に揃えられて待機する。そし
て更に挟持ローラ511で固定台527の左端まで該先端部が
送りこまれ吸盤523にて該先端部が吸着され、該吸盤を
有する走行ヘッド522がそのローラ525,526を両側の走行
レール521にガイドされ感光材料の所定長さが計尺され
る位置まで移動して停止する。該感光材料はカッタ部51
0で切断され、更に感材載置台201の所定位置に感光材料
の先端が位置するように移動される。該走行ヘッドの吸
盤のサクションをきった上で、該走行ヘッド522は元の
位置に戻る。
ここで走行ヘッド522はブラケット534を介して両側に
ソレノイド535が取付けられ、その可動鉄心536にフレー
ム531が固設され、該走行ヘッド522、該フレーム531に
ホース524に結合された吸着盤523が取付けられ該吸着盤
の保持パイプ537は前記ヘッド及びフレームにあけられ
たガイド孔に貫通して設けられ、前記フレームにはスラ
スト方向を固定され、前記ヘッドには前記孔に沿ってス
ライド可能に設置され該走行ヘッド522とフレーム531の
間に入れられたつる巻きばね532を介して露光台面から
浮上っている。そして前記ソレノイドが通電され更にサ
クションバルブが開かれると吸盤が下降して感光材料を
吸着し、その後ソレノイドの通電を切ることにより吸盤
がもち上り感光材料が搬送されるようにしてある。
このようにして感材載置台201上に感光材料が搬送さ
れて載置されるとフレキシブルホース205を介してブロ
ア204Aの駆動により、感材載置台上にあけられたサクシ
ョン孔にサクション圧がかかり、感光材料は該感材載置
台上に密着固定される。この密着固定された状態は複数
回の全露光が完了し、感光材料が現像部へ搬送開始する
まで保持される。
又、この状態では前記遮光幕242は、遮光位置をとっ
ているので感材載置台のある第2室は暗室が形成された
状態のままになっている。
ここで上部の遮光カバー120をはぐって第1室を外光
で明るくし上面部141に設定したレジストピン(ピンバ
ー)143に分解網原稿(墨板及びY,M,Cのうち1つ例えば
Y版、もしくはY,M,C、墨版のいずれか1つもしくはこ
れらのうち数枚又は全部)の基準孔を入れて該原稿の大
部分は前記遮光幕上に載置した状態にする。
この状態で遮光カバー120を閉じ第1室を暗室にして
光密にし、感材載置台を遮光幕ベルト面よりわずかに下
まで上昇させた後遮光幕ベルト242を移動して開放にす
る。そして、原稿台上面のある第1室及び感材載置台の
ある第2室共に共通の暗室になった状態で感材載置台20
1を上昇させ露光面即ち分解網原稿基準面と一致させ
る。この際、第2室の感材載置台周囲の突き当て面に設
けられた気密パッキン201cが第1室の原稿台140の下面1
42と密着し、開口部への感材載置台の嵌入面が作る隙間
がサクション流路溝204を形成して、かつ原稿台面及び
嵌材載置台面と透明カバーシートにはさまれた原稿及び
感光材料間の気密が保持される。
即ち、透明カバーシートロール274を軸273で巻込みそ
の先端がスクイズローラ276を経由して、止め具272で止
められたカバーシート装置270のヘッド271がレール281
A,281Bにガイドされて第2図の右方に移動することによ
りカバーシートロール274からほどかれるカバーシート2
75はばね278で押圧され軸277で回転可能に軸止されたス
クイズローラ276にしごかれて原稿及び感光材料が、カ
バーシートにかぶせられて行き、右端に前記ヘッドが達
したところで減圧装置としてのブロア206が働き感材載
置台201にあけられた吸引孔201fに接続されたサクショ
ンホース207を介して、前記流路溝204を通して吸引され
露光台及び上面部とカバーシートの間に介在する空気は
吸引され、感光材料、各原稿及びカバーシートは重ねら
れて平面状に密着保持される。但し、前記吸引孔201fは
原稿載置台にあけられた孔であってもよい。
第4図に示すようにこの際、原稿台140の上面141と感
材載置台201の上面201aが同一平面となるように前記突
き当て面201b及びそこに貼られる気密パッキン201c及び
原稿台140の下面142の間の寸法関係を調整してある。そ
してこのようにすることによって、透明カバーシート
と、原稿台及び感材載置台との間の空気の流れが流路溝
から円滑に行われ、前記カバーシート、原稿及び感光材
料は、正しい平板状の密着が達成されるのである。また
感材載置台は原稿台にくらべ若干低い位置にあってもよ
い。
そしてこの状態で露光部300がガイドレール317A,317B
上を走行して走査露光を行い、1回目のフィルタによる
色露光を終了する。
次に2回目の別の色のフィルタによる像露光を行うた
め、カバーシートを元に戻し感材載置台を遮光幕の走行
経路のやや下まで下降させここでノズル215によってエ
アを吹き込むか、前記ブロア206の吹き出し側を切り換
え前記流路溝204に空気を吹き込み更に遮光幕を閉じる
ようにすると原稿と感光材料は簡単に完全に分離され
る。このブロアの吹き込みと感材載置台の下降の順序は
逆でもよく同時でもよい。そして遮光カバー120をあけ
ると第1室は明室の状態になるが第2室は第1室に対し
て光密で暗室が形成されていることになる。
この状態で第2の原稿(墨版及びY,M,Cの1つ例えば
M版、もしくはY,M,C、墨版のいずれか1つ、もしくは
これらのうちの数枚、もしくは全部)をレジストピンに
セットし、遮光カバーをかぶせたのち、遮光幕を開き感
材載置台を原稿台面に上昇させ、カバーシートを再びか
ぶせサクションをかけて、各シートの密着を行い多角筒
301をまわして、別のフィルタに設けた筒面を対向させ
第2の色フィルタによる走査密着露光を行い第2回目の
露光を終了する。
同様に第3番目の原稿(墨版及びY、M、Cの1つ例
えばC版、もしくはY,M,C、墨版のいずれか1つ、もし
くはこれらのうちの数枚、もしくは全部)とそれに対応
するフィルタによる露光も同じ手順で行い第3回目の露
光を完了する。このようにして必要に応じ1回から数回
の露光を繰り返し行う。
そして最後に感材載置台を最下部まで下降させ、感光
材料の密着状態をサクションを解除して解放し、挟持ロ
ーラ552に該感光材料の先端を図示してない装置で送り
こむ。
挟持ローラ552に、先端が到達した感光材料は搬送シ
ュート部550のガイド561,562,563,564,565及び切換シュ
ート566及びガイドローラ552,553,554,555,556によって
下方に送りこまれたのち前記切換シュート556の揺動支
軸568まわりの切換により、今までの後端部を先頭にガ
イド564,565,567,568の間をガイドローラ556,557,558,5
59によって搬送され現像処理部600に送りこまれる。そ
して内部潜像型ダイレクトポジ感光材料を使用する場合
には発色現像槽601の中を搬送中、第2露光部350の露光
ランプ351及びフィルタ装置352、反射板353,354、露光
窓355よりなる露光ボックス356によってかぶり露光がか
けられるようにしてある。そして漂白定着槽、安定化槽
を通過し、乾燥部680を搬送ローラ681,682でゆっくり搬
送されながら乾燥されて装置の右端で現像処理済みの感
光材料が回収される。
尚、露光済感光材料が前記搬送シュート部550の中を
搬送され始めるとともに後続の感光材料が感材載置台20
1上に搬送されてきて計尺されカッタ部510で切断された
のち、密着セットされる工程が、前述した通りに繰返さ
れる。
感光材料は内部潜像型ダイレクトポジを使うときは第
2露光が必要であるが、ネガカラーの感光材料及びソラ
リゼーション型ダイレクトポジ感光材料を用いるときは
第2露光は必要でなく、消灯したままにする。またその
他の染料漂白型カラー感光材料、カラーリバーサル拡散
転写等の感光材料を使用する場合には、各々これ等に適
した処理浴を設けることにより、同様のシステムで露光
現像処理することが可能である。
勿論、ダイレクトポジ感光材料に対しての露光につい
ては、各Y版、M版、C版の原稿に対しそれぞれ墨版を
重ねてY版と墨版にはB、M版と墨版にはG、C版と墨
版にはRのフィルタを対応させて3回露光するのである
が、ネガカラー感光材料に対しての露光については、該
感光材料に各Y版、M版、C版の原稿を単独で重ねてY
版にはB、M版にはG、C版にはRのフィルタを重ねて
3回露光し、更に4回目に墨版を重ねてNDフィルタ、必
要ならば色補正のための色フィルタを対応させて露光す
る。
さらに必要ならば、上記各分色露光の他に異なった色
分解に相等する光を用いてさらに露光を加える事によっ
て印刷インキに適合した基本色を出す様にしてもよい。
またあらかじめ異なった色分解に相等する光をブレンド
する為、BGRの発色光をブレンドしたり、フィルタを組
み合わせて露光する等の処理を行ってもよい。同様に一
般に特色といわれるY,M,C,BLの標準インキ以外の専用イ
ンキに適合した色を再現する為、繰り返し露光、もしく
は発色光のブレンド、もしくはフィルタの組み合わせ等
を行ってもよい。この際は場合により、特色版と呼ばれ
る分解網フィルムを用いたり、他のフィルムと特色用分
解網フィルムと組み合わせたりする事が必要であり、他
の分解網フィルムも場合により数枚重ねた状態で密着焼
付けを行う必要がある。
尚、露光済の感光材料は一度ガイドシュート565に入
り、反転して、乳剤面を上にして現像装置に入るが、ガ
イドシュート565に入れないでそのままユーターンして
現像装置に入れることも出来る。しかしながら感光材料
として内部潜像型ダイレクトポジ感光材料を用いる場合
には、第2露光の光源位置は現像装置の上方から感光材
料搬送路より下方に設けなければならなくなり、保守や
取付がやや困難であり、現像槽の側面に露光窓をあけな
ければならず、液もれ清掃などの点で困難を伴うのであ
まり好ましくはない。
感光材料としては、高感度のものとそうでないものと
があり、低感度の感光材料を使用するときは、露光部30
0の多角筒301の光源ランプ302を複数にしておき多数点
灯して露光を強力にできるようにしてもよい。
又、走査速度を低くする処置により、相反則不軸条件
を悪化させることなく良質の露光を行うことができる。
〔発明の効果〕
本発明により露光装置がコンパクトになり、光の伝達
効率が良く、且つ平行光が形成できるため、良好な網階
調の再現が可能となった。また、露光用光源の長手方向
の光量むらを補正し、感光材料に対する走査露光量を一
様にさせたことにより、更に網点の再現性を高くするこ
とができるようになり、優れた画像再現が得られるよう
になった。従って本発明をカラープルーフ作成装置に適
用した場合には原稿フィルムを感光材料上に密着露光し
て印刷物と同時の画像形成がなされ正確な現行検査が適
確に行われるようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の露光装置を装着したカラープルーフ作
成装置の正面図。 第2図は本発明の露光装置の1実施例の側面図。 第3図は第1図に示したカラープルーフ作成装置の上面
図。 第4図は原稿台及び感材載置台の位置関係を表わす側断
面図。 第5図は本発明の露光装置に使用する蛍光灯の長さ方向
の照度分布を示す図。 第6図はオプチカルファイバ装置の1実施例の正面図。 第7図は第6図の上面図。 第8図は第6図の下面図。 第9図はオプチカルファイバ装置の他の実施例の正面
図。 第10図は第9図の上面図。 第11図は第9図の下面図。 141……上面、142……下面 200……感材載置部、201……感材載置台 201a……上面、201b……突き当て面 201c……気密パッキン、204……サクション流路溝 240……遮光部材、242……遮光幕ベルト 270……カバーシート装置、275……カバーシート 300……露光部、304……透過窓 310……露光窓 302A,302B,302C……棒状光源ランプ(蛍光灯) 306……内面反射鏡 710……オプチカルファイバ装置 711……上面、712……下面 713,714……平行部、716……光路変換部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状の露光用光源と該光源によって照射さ
    れる原稿を保持する原稿台との間に、該原稿の法線方向
    に出光させるオプチカルファイバーを密に配した出光面
    が該光源に平行なスリットを形成し、前記光源と前記オ
    プチカルファイバーが一体で前記スリットと直角方向に
    原稿面に沿って走行して原稿面及びそれに重なる感光材
    料面を走査することを特徴とする密着露光装置。
  2. 【請求項2】前記光源の照度むらを相殺する様に原稿側
    端面のオプチカルファイバーの専有面積をスリット方向
    に変化させる様に配列することにより、均一な平行光を
    作成する手段を設けたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の密着露光装置。
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