JPH0515008U - 光コネクタ - Google Patents
光コネクタInfo
- Publication number
- JPH0515008U JPH0515008U JP6772391U JP6772391U JPH0515008U JP H0515008 U JPH0515008 U JP H0515008U JP 6772391 U JP6772391 U JP 6772391U JP 6772391 U JP6772391 U JP 6772391U JP H0515008 U JPH0515008 U JP H0515008U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- fiber cable
- clamper
- shield case
- optical connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】芯線の外周が樹脂で被覆されてなる光ファイバ
ケーブル20が挿入されるハウジングとこのハウジング
に装着されて光ファイバケーブル20を上記ハウジング
から抜け出ないように固定するクランパ10とを具備す
る光コネクタにおいて、クランパ10に、周方向に略等
角度間隔をもって3箇所、光ファイバケーブル20の被
覆部22に圧接もしくは圧入される押さえ部11,1
2,13が設けられる。 【効果】光ファイバケーブルを確実にかつ安定して保持
できる。
ケーブル20が挿入されるハウジングとこのハウジング
に装着されて光ファイバケーブル20を上記ハウジング
から抜け出ないように固定するクランパ10とを具備す
る光コネクタにおいて、クランパ10に、周方向に略等
角度間隔をもって3箇所、光ファイバケーブル20の被
覆部22に圧接もしくは圧入される押さえ部11,1
2,13が設けられる。 【効果】光ファイバケーブルを確実にかつ安定して保持
できる。
Description
【0001】
本考案は、芯線の外周が樹脂で被覆されてなる光ファイバケーブルが挿入され るシールドケースとこのシールドケースに嵌入されて上記光ファイバケーブルを 上記シールドケースから抜け出ないように固定するクランパとを具備する光コネ クタに関する。
【0002】
この種の光コネクタの一例を図4に示す。この例の光コネクタは、円筒形のシ ールドパイプ1と、このシールドパイプ1と一体にその後端部に連結された支持 プレート部2と、この支持プレート部2の上下端から折り曲がって図の下方に伸 びる対向側板部3とを有するシールドケース25を有し、このシールドケース2 5内に、基板6,プラグモールド7,コンタクトピン8,光電変換素子10等か らなる光電変換部5が設けられている。
【0003】 一方、かかるシールドケース25に接続される光ファイバケーブル20は、コ アとクラッドから形成された芯線21とこの芯線21の外周を覆う樹脂からなる 被覆部22とからなっており、その先端側にはフェルール9が嵌着されている。 シールドケース25に光ファイバケーブル20を連結するにあたっては、対向側 板部3間にフェルール9を挿入し、対向側板部3に設けられた係止開口部4にフ ェルール9に設けられた凸部9aを嵌合させる。それにより、フェルール9と光 電変換素子10とが対向配置され、光電変換可能な状態に位置決めされる。
【0004】 かかる状態では、光ファイバケーブル20は後方に向けて引っ張られた際等に シールドケース25から抜け出たり、光電変換素子10に対する位置が変化して しまうおそれがある。そのため、本例の光コネクタでは、図5に示される如くの 、二股形状のクランパ17を、対向側板部3に設けられた溝16に嵌入するよう にされる。それにより、クランパ17の二股状の押さえ部が光ファイバケーブル 20の被覆部22に圧入されて食い込み、かかる光ファイバケーブル20の軸方 向の移動が阻止されて、当該光ファイバケーブル20がシールドケース25に保 持される。
【0005】
しかしながら上述の如くの従来の光コネクタにあっては、光ファイバケーブル の両側を二股形状のクランパで挟み込んで固定するようにされているため、光フ ァイバケーブルに対する一つのクランプ部の圧接箇所は2箇所だけとなり、保持 強度及び安定性が充分ではなかった。
【0006】 即ち、光ファイバケーブルを両側2箇所だけを押さえる場合には、クランパの 押さえ部を光ファイバケーブル被覆部に相当深く食い込ませる必要があり、その ためクランパのシールドケースへの装着作業等が面倒なものとなり、また、両側 だけで押さえられるため光ファイバケーブルに斜め後方に向けて引っ張り力が加 わったとき等には外れるおそれもあり、さらに、光ファイバケーブルが上下方向 に動くおそれもある。
【0007】 かかる点に鑑み本考案は、光ファイバケーブルを確実にかつ安定して保持でき るようにされた光コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
上述の目的を達成すべく、本考案に係る光コネクタは、芯線の外周が樹脂で被 覆されてなる光ファイバケーブルが挿入されるシールドケースとこのシールドケ ースに装着されて上記光ファイバケーブルを上記シールドケースから抜け出ない ように固定するクランパとを具備する光コネクタにおいて、上記クランパに、上 記光ファイバケーブルの被覆部に圧接もしくは圧入される押さえ部が周方向に略 等角度間隔をもって3箇所設けられていることを特徴としている。
【0009】
【作用】 上述の如くに構成される本考案に係る光コネクタにおいては、クランパに、光 ファイバケーブルの被覆部に圧接もしくは圧入される押さえ部が周方向に略等角 度間隔をもって3箇所設けられているので、クランパの押さえ部を光ファイバケ ーブル被覆部にさほど深く食い込ませる必要がなく、そのためクランパのシール ドケースへの嵌入作業等が容易なものとなり、また、3箇所で押さえられるため 光ファイバケーブルに斜め後方に向けて引っ張り力が加わったとき等にも外れる おそれがなく、しかも、光ファイバケーブルが上下方向に動くおそれもない。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案に係る光コネクタの主要部を構成するクランパを示し、図2はか かるクランパを装着した状態の光コネクタを示す。
【0011】 図2において、光コネクタ60は、前述の図4に示されるものと同様に、シー ルドパイプ54と、このシールドパイプ54と一体にその後端部に連結された支 持プレート部52と、この支持プレート部52の両端から折り曲がって図の下方 に伸びる対向側板部53とを有するシールドケース50を有し、このシールドケ ース50内に、基板6,プラグモールド,コンタクトピン,光電変換素子等(図 示省略)からなる光電変換部が設けられている。
【0012】 一方、かかるシールドケース50に接続される光ファイバケーブル20は、コ アとクラッドから形成された芯線21とこの芯線21の外周を覆う樹脂からなる 被覆部22とからなっており、その先端側にはフェルール9が嵌着されている。 光コネクタ60に光ファイバケーブル20を連結するにあたっては、対向側板部 53間にフェルール9を挿入し、対向側板部53に設けられた係止開口部4にフ ェルール9に設けられた凸部9aを嵌合させる。それにより、フェルール9と光 電変換素子10とが対向配置され、光電変換可能な状態に位置決めされる。
【0013】 そして、本例の光コネクタ60のクランパ10は、図1に示される如くに、シ ールドケース50内に嵌入されるクランプ部15とシールドケースに取着される 取着部14とからなり、全体外形がL字形とされている。上記クランプ部15に は、周方向に略等角度間隔をもって3箇所、光ファイバケーブル20の被覆部2 2に圧接もしくは圧入される押さえ部11,12,13が設けられている。これ らの押さえ部11,12,13の先端は光ファイバケーブル20の外径より若干 小さい外径をもつ同心円上に位置する円弧面とされている。
【0014】 上述のクランパ10をシールドケース25に形成された溝56に装着すると、 図1に示される如くに光ファイバケーブル20の外周をクランパ10の押さえ部 11,12,13が取り巻くように圧接もしくは圧入され、それにより、かかる 光ファイバケーブル20の軸方向の移動が阻止されて、当該光ファイバケーブル 20がシールドケースに保持される。
【0015】 上述の如くの構成とされた本実施例の光コネクタにおいては、クランパ10に 、周方向に略等角度間隔をもって3箇所、光ファイバケーブル20の被覆部22 に圧接もしくは圧入される押さえ部11,12,13が設けられているので、ク ランパの押さえ部を光ファイバケーブル被覆部にさほど深く食い込ませる必要が なく、そのためクランパのシールドケースへの嵌入作業等が容易なものとなり、 また、3箇所で押さえられるため光ファイバケーブルに斜め後方に向けて引っ張 り力が加わったとき等にも外れるおそれがなく、しかも、光ファイバケーブルが 上下方向に動くおそれもない。それに加えて、本例のクランパ10は打ち抜き・ 折り曲げ等の簡単な板金加工により容易に製作でき、そのコストを低くおさえる ことができる。
【0016】 なお、上述の例のように、クランパに押さえ部11,12,13を有したクラ ンプ部を一つだけ設ける必要はなく、図3に示される如くに、2つのクランプ部 35、36を所定距離を隔てて直列的に設けてもよいしそれ以上のクランプ部を 設けてもよい。なお、図3において、クランパ30は、その両端に連結部32で 繋がるクランプ部35,36が設けられ、それらの間に取着部33,34が設け られおり、それらの各部は、板金加工により一体に成形されている。
【0017】
以上の説明から明らかな如く、本考案に係る光コネクタは、クランパに、光フ ァイバケーブルの被覆部に圧接もしくは圧入される押さえ部が周方向に略等角度 間隔をもって3箇所設けられているので、クランパの押さえ部を光ファイバケー ブル被覆部にさほど深く食い込ませる必要がなく、そのためクランパのシールド ケースへの嵌入作業等が容易なものとなり、また、3箇所で押さえられるため光 ファイバケーブルに斜め後方に向けて引っ張り力が加わったとき等にも外れるお それがなく、しかも、光ファイバケーブルが上下方向に動くおそれもない。従っ て、光ファイバケーブルを確実にかつ安定して保持できる効果が得られる。
【図1】本考案に係る光コネクタの一実施例に使用され
るクランパの一例を示す斜視図。
るクランパの一例を示す斜視図。
【図2】図1のクランパが用いられた本考案に係る光コ
ネクタの一実施例を示す斜視図。
ネクタの一実施例を示す斜視図。
【図3】本考案に係る光コネクタの一実施例に使用され
るクランパの他の例を示す斜視図。
るクランパの他の例を示す斜視図。
【図4】従来の光コネクタの一例を示す正面図。
【図5】従来の光コネクタの一例に使用されるクランパ
を示す正面図。
を示す正面図。
10 クランパ 11,12,13 押さえ部 20 光ファイバケーブル 21 芯線 22 被覆部 50 シールドケース 60 光コネクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 芯線の外周が樹脂で被覆されてなる光フ
ァイバケーブルが挿入されるシールドケースとこのシー
ルドケースに装着されて上記光ファイバケーブルを上記
シールドケースから抜け出ないように固定するクランパ
とを具備する光コネクタにおいて、上記クランパに、上
記光ファイバケーブルの被覆部に圧接もしくは圧入され
る押さえ部が周方向に略等角度間隔をもって3箇所設け
られていることを特徴とする光コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6772391U JPH0515008U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 光コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6772391U JPH0515008U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 光コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515008U true JPH0515008U (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=13353169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6772391U Pending JPH0515008U (ja) | 1991-07-31 | 1991-07-31 | 光コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515008U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014206602A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 古河電気工業株式会社 | 光コネクタ |
-
1991
- 1991-07-31 JP JP6772391U patent/JPH0515008U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014206602A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 古河電気工業株式会社 | 光コネクタ |
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