JP2014206602A - 光コネクタ - Google Patents

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武宣 三浦
Takenobu Miura
武宣 三浦
季晋 近藤
Toshikuni Kondo
季晋 近藤
上田 哲也
Tetsuya Ueda
哲也 上田
佐藤 和義
Kazuyoshi Sato
和義 佐藤
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Abstract

【課題】かしめ寸法を厳密に管理することなく、被覆材が熱収縮することによって光ファイバ芯線が露出すること。【解決手段】本発明の一実施形態である光コネクタ1では、熱劣化によってケーブル被覆部2dが長さ方向に熱収縮した場合、スプリングリング5が中心軸方向に向かって付勢力Fを光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dに付与する。このため、ケーブル被覆部2dが長さ方向に熱収縮することによって光ファイバ芯線2a等の抗張力体2cより径方向内側の部材が露出することを抑制できる。また、本発明の一実施形態である光コネクタ1では、スプリングリング5に光ファイバケーブル2を挿通するだけで光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dを固定できるので、かしめ寸法を厳密に管理する必要性がなくなる。【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバケーブルを固定保持する光コネクタに関する。
近年の車両内での情報通信量の増大に伴い、情報信号の伝送に用いられる信号伝送路として、従来のメタルケーブルに代えて、光ファイバケーブルが用いられるようになってきている。光ファイバケーブルは、メタルケーブルのように通信速度の高速化に伴い周囲にノイズを放出するという問題がないため、高速及び大容量の情報通信に適した信号伝送路である。
光ファイバケーブルは、その端末に光コネクタを有している。光コネクタは、光ファイバケーブル内の光ファイバ芯線を固定保持するフェルールと、フェルールを収容し、他の光コネクタ等と接続するための構造を有するハウジングと、を備えている。一方、通信装置にも光コネクタが備えられ、光コネクタ同士を接続することによって、光ファイバケーブルと通信装置とを接続することができる。また、光ファイバケーブル同士の接続も光コネクタによって実現される。
ところで、従来の光コネクタでは、光コネクタに光ファイバケーブルを固定する際、カシメ部材をかしめることによって、光ファイバケーブルの被覆材を固定している。具体的には、特許文献1には、光ファイバケーブルのシースに係合部材を食い込ませることによって、光ファイバケーブルのシースを固定する技術が記載されている。また、特許文献2には、バレル部をかしめることによって、光ファイバケーブルのシースを固定する技術が記載されている。
特開2012−58368号公報 特開2011−112749号公報
しかしながら、カシメ部材を利用して光ファイバケーブルの被覆材を固定する場合、熱劣化によって被覆材が長さ方向に熱収縮し、被覆材がカシメ部材及びハウジングから外れることによって、光ファイバ芯線が露出し、外部からの干渉によって光ファイバ芯線が傷つき壊れる可能性がある。また、カシメ部材をかしめた際、光ファイバケーブル内の光ファイバ芯線が壊れず、且つ、被覆材を確実に固定できるように、かしめ寸法を厳密に管理する必要がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、かしめ寸法を厳密に管理することなく、被覆材が熱収縮することによって光ファイバ芯線が露出することを抑制可能な光コネクタを提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る光コネクタは、光ファイバ芯線を被覆材によって被覆した光ファイバケーブルと、前記光ファイバケーブルの光ファイバ芯線を固定保持するフェルールと、前記光ファイバケーブルの被覆材に当接し、該光ファイバケーブルの中心軸方向に向かって付勢力を作用させる付勢部材と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る光コネクタは、上記発明において、前記付勢部材は、周方向一箇所に開口部を有する平面視C字形状の弾性部材であって、内径が光ファイバケーブルの外径より小さい部材によって形成され、光ファイバケーブルが挿通されることを特徴とする。
本発明に係る光コネクタによれば、かしめ寸法を厳密に管理することなく、被覆材が熱収縮することによって光ファイバ芯線が露出することを抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態である光コネクタの全体構成を示す断面図である。 図2は、本発明の一実施形態であるスプリングリングの構成を示す模式図である。 図3は、図2に示すスプリングリングの作用を説明するための模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である光コネクタについて説明する。
〔光コネクタの全体構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態である光コネクタの全体構成について説明する。なお、以下では、光ファイバケーブルの長さ方向をY方向、水平面内においてY方向に直交する方向をX方向、X方向及びY方向に直交する方向をZ方向と定義する。
図1は、本発明の一実施形態である光コネクタの全体構成を示す断面図である。図1に示すように、本発明の一実施形態である光コネクタ1は、光ファイバケーブル2と、フェルール3と、カシメ用リング4と、スプリングリング5と、ブーツ6と、ハウジング7と、を備えている。
光ファイバケーブル2は、軸心に位置するガラス製のファイバである光ファイバ芯線2aと、Y方向に沿って光ファイバ芯線2aの外周に外装されたUV樹脂やナイロン等によって形成された光ファイバ芯線被覆部2bと、Y方向に沿って光ファイバ芯線被覆部2bの外周に外装されたケブラー(登録商標)等のアラミド樹脂繊維によって形成された抗張力体2cと、Y方向に沿って抗張力体2cの外周に外装されたケーブル被覆部2dと、を備えている。光ファイバケーブル2の端末では、光ファイバ芯線被覆部2b、抗張力体2c、及びケーブル被覆部2dがそれぞれ所定長さずつ除去されて、フェルール3内において光ファイバ芯線2a及び光ファイバ芯線被覆部2bが段階的に露出するようになっている。
フェルール3は、ジルコニア等のセラミック材料によって形成された略円柱形状の部材であり、その中心軸に沿って細孔3aと細孔3aより径が大きい細孔3bとが形成されている。フェルール3の細孔3aには光ファイバ芯線2aが、細孔3bには光ファイバ芯線被覆部2bがそれぞれ挿入され、固定保持される。
カシメ用リング4は、アルミニウム等の金属材料からなるリング状の部材である。カシメ用リング4は、光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dと抗張力体2cを介してフェルール3とをかしめることによって、光ファイバケーブル2とフェルール3とを固定保持する。これにより、光ファイバケーブル2とフェルール3とは、一体化して強固に保持され、振動や衝撃に対して強くなる。
スプリングリング5は、弾性材料からなる平面視C字形状の部材である。スプリングリング5の内径R1は、光ファイバケーブル2の外径R2より小さく形成されている。スプリングリング5は、光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dを固定する。スプリングリング5の作用については後述する。
ブーツ6は、ゴムや弾性を有するプラスチックによって形成された部材であり、光ファイバケーブル2の外周に外装される。ブーツ6は、光ファイバケーブル2とフェルール3との接続部が許容半径よりも小さい曲げ径で折れ曲がることを抑制し、光ファイバケーブル2内の光ファイバ芯線2aが折損することを抑制する機能を有している。
ハウジング7は、PPS樹脂やPBT樹脂等の樹脂材料によって形成された部材であり、フェルール3とブーツ6の一部とを収容する。ハウジング7を形成する樹脂材料は、車内での利用を考慮すると、耐熱性を有し、熱膨張率が小さい樹脂材料であることが好ましい。
このような光コネクタ1を組み立てる際には、始めに、光ファイバケーブル2をブーツ6に挿通し、光ファイバ芯線2a及び光ファイバ芯線被覆部2bを露出させた光ファイバケーブル2の端末をフェルール3に差し込み、光ファイバ芯線2aの端面をフェルール3の端面と略同一平面上に位置させる。次に、フェルール3の後方部を露出させた抗張力体2cで覆い、フェルール3の後方部とケーブル被覆部2dとに跨がった状態でカシメ用リング4をかしめた後、スプリングリング5に光ファイバケーブル2を挿通する。そして最後に、スプリングリング5の後方部にブーツ6の前端を外装させ、フェルール3とブーツ6の一部とをハウジング7内に収容する。これにより、光コネクタ1の組立作業は完了する。
〔スプリングリングの作用〕
次に、図2及び図3を参照して、スプリングリング5の作用について説明する。図2は、本発明の一実施形態であるスプリングリング5の構成を示す模式図である。図3は、図2に示すスプリングリング5の作用を説明するための模式図である。
図2に示すように、本発明の一実施形態であるスプリングリング5は、周方向1箇所に開口部5aを有する平面視C字形状の弾性部材によって構成され、その内径R1は光ファイバケーブル2の外径R2より小さく形成されている。このようなスプリングリング5によれば、光ファイバケーブル2が挿通された際、開口部5aが広がることによってスプリングリング5が変形し、スプリングリング5が元の形状に戻ろうとする中心軸方向の力が付勢力Fとして光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dに作用する。
従来の光コネクタのように、カシメ部材を利用して光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dを固定した場合、熱劣化によってケーブル被覆部2dが長さ方向に熱収縮したとしても、カシメ部材が中心軸方向に向かって変形しないために、ケーブル被覆部2dがカシメ部材及びハウジングから外れ、光ファイバ芯線2a等の抗張力体2cより径方向内側の部材が露出する可能性がある。これに対して、本発明の一実施形態である光コネクタ1では、熱劣化によってケーブル被覆部2dが長さ方向に熱収縮した場合、スプリングリング5が元の形状に戻ろうと中心軸方向に向かって変形し、スプリングリング5が中心軸方向に向かって付勢力Fを光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dに付与する。このため、本発明の一実施形態である光コネクタ1によれば、ケーブル被覆部2dが長さ方向に熱収縮することによって光ファイバ芯線2a等の抗張力体2cより径方向内側の部材が露出することを抑制できる。また、本発明の一実施形態である光コネクタ1では、スプリングリング5に光ファイバケーブル2を挿通するだけで光ファイバケーブル2のケーブル被覆部2dを固定できるので、かしめ寸法を厳密に管理する必要性がなくなる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者などによりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 光コネクタ
2 光ファイバケーブル
2a 光ファイバ芯線
2b 光ファイバ芯線被覆部
2c 抗張力体
2d ケーブル被覆部
3 フェルール
4 カシメ用リング
5 スプリングリング
6 ブーツ
7 ハウジング

Claims (2)

  1. 光ファイバ芯線を被覆材によって被覆した光ファイバケーブルと、
    前記光ファイバケーブルの光ファイバ芯線を固定保持するフェルールと、
    前記光ファイバケーブルの被覆材に当接し、該光ファイバケーブルの中心軸方向に向かって付勢力を作用させる付勢部材と、
    を備えることを特徴とする光コネクタ。
  2. 前記付勢部材は、周方向一箇所に開口部を有する平面視C字状の弾性部材であって、内径が光ファイバケーブルの外径より小さい部材によって形成され、光ファイバケーブルが挿通されることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
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