JP5562155B2 - 光コネクタ - Google Patents
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Description
このような光ファイバ通信システムでは、光ファイバコードの端部に設けたフェルール同士を互いに突き合わせることにより、互いの光ファイバコードを光接続する光コネクタが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
このため、光ファイバコードの端部を挿入保持するハウジング本体部に、光ファイバコードの曲げ半径の最小値を規制する内周側曲げ規制部を有する弧状の曲げガイド部を形成し、光ファイバコードを許容曲げ半径で湾曲させ、急激な曲げによる損失特性低下を抑える技術が知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、光ファイバコードの先端部は、高い精度で配置して固定する必要があるが、円弧状の配線経路に沿って光ファイバコードを湾曲させながら挿入して配線すると、光ファイバコードの先端に傾きが生じ、光通信が良好に行われなくなる虞がある。
また、同文献には、光ファイバコードを曲げガイド部に沿って曲げた後に光ファイバコードの湾曲外周側を保持する押え部材を設けることも示されているが、別個の押え部材あるいは曲げガイド部に対して回動可能な複雑形状の押え部材を設けることにより、コストアップを招いてしまう。
(1) 光ファイバの端部が接続されるフェルールと、該フェルールに装着されて前記光ファイバを保持するプロテクタとを備えた光コネクタであって、
完成品状態の前記プロテクタは、前記フェルールから引き出された光ファイバを収容する湾曲形状の配線路と、前記フェルールに前記光ファイバを直線状に挿し込むときに前記光ファイバが挿通可能な開口部とを有し、
前記配線路及び前記開口部は、前記プロテクタにおける同一側方側が開放されていることを特徴とする光コネクタ。
フェルール21は、中心にファイバ挿通孔22を有する円筒形状に形成されており、ファイバ挿通孔22へ光ファイバコード13の端部が挿入されて接続されている。フェルール21に接続された光ファイバコード13は、その端面がフェルール21の端面において露出される。このフェルール21には、その外周に、フランジ部23が形成されている。そして、このフェルール21を光レセプタクル15に形成された接合孔15aへ、フランジ部23が当接するまで嵌合させることにより、光レセプタクル15側の光受発光部(図示略)と光ファイバコード13の光ファイバの端面との間で光通信が可能となる。
この配線路32は、内周壁32aと外周壁32bとの間に形成されており、プロテクタ31の一側方側が開放されている。これにより、この配線路32は、その開放された一側方側から光ファイバコード13を押し込んで収容させられるようになっている。
この開口部35は、プロテクタ31における配線路32の開放側と同一側方側が開放されている。
図5は光コネクタへの光ファイバコードの接続の仕方を示す図である。
図5(a)に示すように、装着端31aにフェルール21が装着されたプロテクタ31に対して、図5(b)に示すように、開口部35へ光ファイバコード13の端部を真っ直ぐ挿し込む。これにより、光ファイバコード13は、その端部が、フェルール21のファイバ挿通孔22へ案内されて導かれる。
これにより、光ファイバコード13は、許容最小曲げ半径以上の半径の湾曲形状のプロテクタ31の配線路32に収容されて湾曲された状態に保護される。
なお、配線路32に収容した光ファイバコード13を、レーザー溶着、接着剤による接着あるいは加締めによってプロテクタ31へ固定しても良い。
この光コネクタ11Aでは、プロテクタ31の装着端31aに、側方側が開放された装着溝31cが形成されている。また、この光コネクタ11Aでは、フェルール21のプロテクタ31への取り付け側に、係合フランジ21aが形成されている。そして、この光コネクタ11Aでは、プロテクタ31の装着端31aに形成された装着溝31cに、フェルール21の係合フランジ21aを側方から嵌め込むことにより、極めて容易に、フェルール21とプロテクタ31とを一体化させることができる。
図7は参考例の光コネクタを示す側面図である。
この光コネクタ1は、開口部のないプロテクタ2を備えたもので、プロテクタ2は、湾曲形状の配線路3を有している。このプロテクタ2の一端側は、フェルール4が装着される装着端2aとされ、プロテクタ2の他端側は、光ファイバケーブル5が引き出される引出端2bとされている。
13 光ファイバコード(光ファイバ)
21 フェルール
31 プロテクタ
32 配線路
32a 内周壁(側壁)
32b 外周壁(側壁)
33 係止爪
35 開口部
Claims (2)
- 光ファイバの端部が接続されるフェルールと、該フェルールに装着されて前記光ファイバを保持するプロテクタとを備えた光コネクタであって、
完成品状態の前記プロテクタは、前記フェルールから引き出された光ファイバを収容する湾曲形状の配線路と、前記フェルールに前記光ファイバを直線状に挿し込むときに前記光ファイバが挿通可能な開口部とを有し、
前記配線路及び前記開口部は、前記プロテクタにおける同一側方側が開放されていることを特徴とする光コネクタ。 - 前記配線路の開放側には、前記配線路を形成する側壁に、前記配線路へ収容された前記光ファイバを係止する係止爪が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光コネクタ。
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