JPH051495U - 乾燥空気分配装置 - Google Patents

乾燥空気分配装置

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Publication number
JPH051495U
JPH051495U JP4803591U JP4803591U JPH051495U JP H051495 U JPH051495 U JP H051495U JP 4803591 U JP4803591 U JP 4803591U JP 4803591 U JP4803591 U JP 4803591U JP H051495 U JPH051495 U JP H051495U
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JP
Japan
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dry air
air
space
curtain
dry
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Pending
Application number
JP4803591U
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English (en)
Inventor
登志樹 近藤
浩司 新藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH051495U publication Critical patent/JPH051495U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エネルギー効率よく、且つ、空間を有効に利
用し乍ら被乾燥物に乾燥空気を供給することができる乾
燥空気分配装置を提供すること。 【構成】 空間を仕切るためのカーテン又はつい立て
に、乾燥空気を分配するための空気流路を付設すると共
に、この空気流路に乾燥空気を供給するための給気口
と、空気流路からカーテン又はつい立ての一方側に乾燥
空気を吹き出すための吹出口とを設けてある

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、被乾燥物を配置した空間に乾燥空気を供給することができる乾燥空 気分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の乾燥空気分配装置は、通常、乾燥室の天井や壁面に、乾燥空気供給装置 からの乾燥空気を室内に供給する吹出口を設置した埋め込み式や、乾燥空間へ据 置きした乾燥給気供給装置の本体に乾燥空気吹出口を取り付けたものが知られて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来構成による場合、被乾燥物が少量で、その被乾燥物に対 する乾燥機を設置した乾燥用空間が、必要以上に広い場合などは、必要以上の乾 燥空気を供給することになり、エネルギーの浪費となり、且つ、乾燥効果の低下 を招く欠点があり、また、据置き乾燥空気供給装置に取付けたものの場合、非使 用時においても、装置全体が場所をとることになる欠点があった。 本考案の目的は、上記事情に鑑み、エネルギー効率よく、且つ、空間を有効に 利用し乍ら被乾燥物に乾燥空気を供給することが出来る乾燥空気分配装置を提供 することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案による乾燥空気分配装置の特徴構成は、空間を仕切るための可動仕切体 に、乾燥空気を分配するための空気流路を付設すると共に、この空気流路に乾燥 空気を供給するための給気口と、前記空気流路から前記可動仕切体の一方側に乾 燥空気を吹き出すための吹出口とを設けてあることにあり、その作用効果は次の 通りである。
【0005】
【作用】
つまり、乾燥空気分配装置は、可動式の仕切体から成っているので、空間を被 乾燥物の量に合わせて仕切ることによって、必要な大きさの被乾燥空気を自在に 作ることができ、乾燥空気供給装置から給気口に乾燥空気を供給することによっ て、被乾燥空間内に配置した被乾燥物に対して、吹出口から乾燥空気を吹き付け て効率よく乾燥することができる。また、被使用時には、取り外したり、折り畳 んで縮めることによって、乾燥空間から除去し、邪魔にならない所に収納するこ とができるので、本来の空間の機能を損なわない。
【0006】
【考案の効果】
従って、本考案によれば、可動仕切体から成る乾燥空気分配装置で空間を仕切 ることにより、乾燥空気を供給する乾燥のための空間を自在に拡張又は縮小する ことができるので、被乾燥物の量に応じた空間を確保でき、しかも、被乾燥物が 少量である場合に、不必要に大きな空間の乾燥のための空気を供給しなくても良 い。つまり、乾燥のために供給した空気を効率良く利用する事ができ、エネルギ ーの浪費を防ぐことができる。 また、居室やバスルーム等、従来、他の目的に使っていた空間でも、可動仕切 体で仕切るだけで、乾燥のための空間を任意の場所に、且つ、任意の広さに自由 に形成することができ、乾燥のための空間を乾燥専用に固定して使用する必要が ない。 その上、非乾燥時においても、空間の間仕切りとして使用することができる。 さらに、非乾燥時に、折り畳んで縮めたりすることによって、乾燥空間から除去 すれば、空間を本来の目的に使用することができる。 特に、バスルームのように湯や水を使う場所を乾燥空間として利用しようとす る場合、特に、下方から乾燥空気を供給するために、従来のように、バスルーム の壁の下方に乾燥空気吹出口を設けると、入浴時に、乾燥給気吹出口より水が侵 入しやすいために、防水構造を完ぺきにする必要があり、施工費が高価なものと なる欠点があるが、本考案は、入浴時に、可動仕切体を折り畳んで乾燥空間から 除去することにより、防水のための構造を必要としないので、装置全体を安価、 且つ、簡単に設置することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1、図2に示すように、浴槽部1と洗い場2を備えさせて構成してあるユニ ットバスの天井3より上部には、乾燥空気発生機4と換気扇5が配置され、浴槽 部1と洗い場部2の間に設けられたカーテンレール6に、乾燥空気分配装置を吊 り下げた状態で設置してある。 前記、乾燥空気発生機4からは、そこで作られた乾燥空気を壁Wに取り付けた 接続部8に供給するためのダクト9が、ユニットバスの外壁面に沿って配設され ている。 前記乾燥空気分配装置7を構成するに、浴槽部1と洗い場部2の空間を仕切る カーテン10を設け、カーテン10の浴槽部1に面した側面には、乾燥空気を吹 き出すための吹出口としてノズル11が多数分散して配置してある。さらに、カ ーテン10本体には乾燥空気を給気口12からノズル11に供給するための空気 流路Rが設けてある。 前記給気口12を、壁に取り付けた接続部8に接続自在に構成し、カーテン1 0の空気流路Rに内部を連通接続するジャバラホース13の遊端に給気口を設け ている。 前記カーテン10は、天井3に設けられたカーテンレール6に付属のランナー 14に、カーテンフック15を介して吊り下げられており、カーテンレール6に 沿って自在に開閉移動することができる。 つまり、入浴時においては、前記カーテン10を開いて、片方の壁側によせて 収納しておける。
【0009】 次に、前記乾燥空気分配装置7の使用方法を説明する。 乾燥時には、予め、接続部8に給気口12を接続しておき、先ず、カーテン1 0を延ばし、ユニットバス内部を区切る。次に、カーテン10に設けられた乾燥 空気吹き出しのためのノズル11が面している方の側の空間に、例えば、カーテ ン10に面するように、被乾燥物Aを設置する。 前記天井部に設置された乾燥空気発生機4を作動させて、乾燥空気を発生させ る。発生された乾燥空気は、前記、乾燥空気発生機4より天井部上面から外壁面 に沿って接続部8へと設置されたダクト9を介して送り込まれる。ダクト9を通 じて送り出された乾燥空気は、壁Wに設けられた接続部8から接続されたジャバ ラホース13を介してカーテン10の空気流路Rへ供給される。供給された乾燥 空気はカーテン10の表面に設けられた多数のノズル11から吹き出され、被乾 燥物Aに吹き付けた乾燥空気によって被乾燥物Aを乾燥させる。 乾燥のための空間に一端排出された乾燥空気は、前記天井3に設置された換気 扇5により回収され、ユニットバスの外部へ接続されたダクト9を通じて外部に 排出される。
【0010】 次に本考案の別実施例を列記する。
【0011】 被乾燥空間はユニットバスの浴槽側、或いは、洗い場側のどちら側であっても 良い。
【0012】 カーテン10は布製以外に、樹脂シート製、金属パネル製等、他の素材、或い は、それらの複合製であっても良い。
【0013】 吊り下げ式のカーテン10以外に、屏風のように、立てて設置するものでも良 く、それらを可動仕切体と総称する。
【0014】 乾燥空気の吹出口11は、カーテン10の片側表面にまんべん無く設ける以外 に、左右両端、或いは、上部や下部のみ等、四辺部の何れかに片寄せて設けても 良い。
【0015】 前記給気口12は、天井3裏等に設置した乾燥空気発生機4の接続部8に接続 自在な構造以外に、可搬型の乾燥空気発生機4の接続部8に接続自在な構造であ っても良い。
【0016】 前記乾燥空気は、温風であっても冷風であっても良く、つまり、相対湿度が少 なければ良い。
【0017】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の使用状態を示す断面図
【図2】使用状態の説明図
【図3】別実施例を示す正面図
【図4】さらに、別実施例を示す斜視図
【符号の説明】
10 カーテン(可動仕切体) 11 ノズル(吹出口) 12 給気口 R 空気流路

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 空間を仕切るための可動仕切体(10)
    に、乾燥空気を分配するための空気流路(R)を付設す
    ると共に、この空気流路(R)に乾燥空気を供給するた
    めの給気口(12)と、前記空気流路(R)から前記可
    動仕切体(10)の一方側に乾燥空気を吹き出すための
    吹出口(11)とを設けてある乾燥空気分配装置。
JP4803591U 1991-06-25 1991-06-25 乾燥空気分配装置 Pending JPH051495U (ja)

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JP4803591U JPH051495U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 乾燥空気分配装置

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JP4803591U JPH051495U (ja) 1991-06-25 1991-06-25 乾燥空気分配装置

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JPH051495U true JPH051495U (ja) 1993-01-14

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114075766A (zh) * 2021-11-15 2022-02-22 江苏光芒新能源股份有限公司 一种快速烘干机及其控制方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5623391B2 (ja) * 1974-04-22 1981-05-30

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