JPH05149490A - 排水管用継手 - Google Patents

排水管用継手

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Publication number
JPH05149490A
JPH05149490A JP3312284A JP31228491A JPH05149490A JP H05149490 A JPH05149490 A JP H05149490A JP 3312284 A JP3312284 A JP 3312284A JP 31228491 A JP31228491 A JP 31228491A JP H05149490 A JPH05149490 A JP H05149490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
pipes
joint
bolt
bolts
Prior art date
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Pending
Application number
JP3312284A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Watanabe
満博 渡辺
Tetsuhiro Okuyama
哲弘 奥山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】管と管とをしっかりと接続することができるこ
とは勿論のこと、接続によって管底部の内壁面に突出部
が形成されない排水管用継手を提供する。 【構成】接続される2つの管が両側から嵌挿される継手
本体2を有し、ねじ込むことで、その先端部が前記管の
外壁面に食い込んで継手本体2からの管の離脱を防止す
るボルト22,23が、この継手本体の両側部にそれぞ
れ複数本ずつ放射状に設けられている排水管用継手であ
って、ボルト22,23の管への食い込みを防止する当
て金23aが、前記管の管底部の外壁面に当たる前記ボ
ルトの先端22aに取り付けられている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、抜け止め用ボルトによ
って接続する管の抜け止めを行うようになっている排水
管用継手に関する。
【0002】
【従来の技術】排水管を接続する継手として、図4にみ
るような継手101が従来より使用されている。この継
手101は、継手本体102の両側から接続する排水管
となる管103を嵌挿し、継手本体102の両側に放射
状に設けられた複数本のボルト104をねじ込んで、そ
の先端部を管103の外壁面に食い込ませることで抜け
止めが成されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、管103が金
属管や樹脂ライニング金属管である場合、管103同士
をこの継手101を用いて接続すると、図にみるよう
に、ボルト104の先端部を食い込ませた部分では、管
103の壁が突出部105となって管内部に入り込むよ
うになる。
【0004】そして、このような突出部105が管底部
(すなわち、排水管を敷設した場合、その中心軸より下
側になる部分)に形成されていると、この突出部105
のところで汚物等が堆積して流れを阻害する恐れがあ
る。本発明は、このような事情に鑑みて、管と管とをし
っかりと接続することができることは勿論のこと、接続
によって管底部の内壁面に突出部が形成されない排水管
用継手を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる排水管用
継手は、このような目的を達成するために、接続される
2つの管が両側から嵌挿される継手本体を有し、ねじ込
むことで、その先端部が前記管の外壁面に食い込んで継
手本体からの管の離脱を防止するボルトが、この継手本
体の両側部にそれぞれ複数本ずつ放射状に設けられてい
る排水管用継手であって、ボルトの管への食い込みを防
止する当て金が、前記管の管底部の外壁面に当たる前記
ボルトの先端に取り付けられている構成とした。
【0006】なお、上記構成において、ボルトの本数
は、特に限定されないが、継手本体の片側に3本以上で
放射状に配置されていることが好ましい。当て金(座
金)は、ボルトを継手本体にセット後、その先端にスポ
ット溶接或いはメカニカルな構造で取り付けることがで
きるが、ボルトの回転と供回りしないようなメカニカル
な取付構造が好ましい。
【0007】また、当て金が取り付けられたボルト(以
下、「押さえボルト」と記す)以外のボルト(以下、
「抜け止めボルト」と記す)は、その先端が管に食い込
みやすいように先端部を60〜120°の先端角で尖ら
せておくことが好ましい。継手本体は、強度が十分であ
れば、どのような材質で形成しても構わないが、金属材
料で形成する場合は、異種金属同士の接触による腐食を
防止することができることからボルトと同じ材質とする
ことが好ましい。なお、金属材料としては、特に限定さ
れないが、たとえば、鉄,アルミニウム,ステンレス
鋼,真鍮等が挙げられる。
【0008】さらに、継手本体を金属材料で形成した場
合、継手本体内部を熱可塑性樹脂でライニング層を形成
しておくことが好ましい。ライニング層は、継手本体と
なる金属短管の内面に熱可塑性樹脂によって形成した内
管を接着剤を介して固着する等して形成できる。ライニ
ング層を形成する熱可塑性樹脂としては、特に限定され
ないが、たとえば、塩化ビニル,ポリエチレン,グラフ
トポリエチレン,ポリプロピレン等が挙げられる。
【0009】また、ライニング層に接続管の外周面に密
着してシールするOリングをセットする溝を形成してお
くことが好ましい。
【0010】
【作用】上記構成によれば、ボルトを弛めて継手内に接
続する管を挿入できるようにし、かつ、継手を当て金が
設けられたボルトが管底部に当たるように配置した状態
で、接続する管を継手本体に両側から嵌挿する。そし
て、管同士を水密に接続する。つぎに、各ボルトを締め
込んでその先端を管外壁面に圧接させる。この圧接によ
り、管が薄い金属管やその内面にライニングが施された
ライニング管の場合、抜け止めボルトの先端部が金属管
の周壁を凹ませ、管内部に突出部を形成する。しかし、
押さえボルトの当て金は食い込むことがない。したがっ
て、管底部に突出部が形成されないようになる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は、本
発明にかかる排水管用継手の1実施例をあらわしてい
る。図にみるように、この継手1は、鉄製の継手本体2
の内部にポリ塩化ビニル樹脂製のライニング層3が接着
剤を介して一体に設けられている。
【0012】ライニング層3の両端部内周面には、それ
ぞれ2本の突条31が平行に設けられていて、この2本
の突条31によって、Oリング4をセットする溝32が
形成されている。継手本体2の両端部には、それぞれ4
つのねじ孔21がライニング層3を挟むようにして放射
状に形成されていて、このねじ孔に3本の抜け止めボル
ト22と1本の押さえボルト23がそれぞれ先端部を継
手本体2内に臨ませるように螺着されている。
【0013】抜け止めボルト22の先端部22aは60
〜120°の角度で尖っている。押さえボルト23の先
端には、当て金23aが押さえボルト23の軸を中心に
して回転自在に設けられている。つぎに、図3を参照し
つつ2本のライニング管を本実施例の継手1を用いて接
続する方法を工程順に詳しく説明する。
【0014】 接続するライニング管5a,5bが自
由に継手本体2内へ入り込むように継手本体2に螺着し
た抜け止めボルト22および押さえボルト23を弛めて
おく。 押さえボルト23がライニング管5aの管底部とな
る部分に当たるように継手1を配置させた状態で、一方
のライニング管5aをその先端が継手本体2の中央部ま
で挿入する。
【0015】この挿入により、一方のOリング4がライ
ニング管5aの外周面に圧接される。 パッキンとして断面略T字形のゴムリング6を継手
本体2の逆方向から継手1内へ挿入して、ライニング管
5aの管端にセットする。なお、ゴムリング6は、接着
剤等を塗布しておけば、施工作業中の脱落防止および使
用時の止水性の向上を図ることができる。
【0016】また、このゴムリングに代えて、ライニン
グ層3の中央部に簡単が当たるゴム等の弾性体で形成さ
れたストッパをリング状に設けておいても構わない。 継手1の他端から他方のライニング管5bをゴムリ
ング6に嵌合するまで継手1内に挿入する。この挿入に
より、他方のOリング4がライニング管5bの外周面に
圧接される。
【0017】 両側の押さえボルト23を回して、両
ライニング管5a,5bの軸が同一線上に配置されるよ
うにする。 各抜け止めボルト22を締め込み、その先端部22
aがライニング管5a,5bの管壁に食い込ませ、ライ
ニング管5a,5bの接続を完了する。この時、抜け止
めボルト22の先端部22aによって管壁が図にみるよ
うに内側へ突出するように凹んで、ライニング管5a,
5bが抜けないようにしっかりと接続される。しかも、
管底部が押さえボルト23によって押さえられており、
管底部内壁面に突出部がないので、流れが阻害されて汚
物が堆積すると言う心配が全くない。
【0018】
【発明の効果】本発明にかかる排水管用継手は、以上の
ように構成されているので、管底部に内壁面に突出部が
形成されず、しっかりと、管と管とを接続することがで
きる。従って、管の離脱がないことは勿論のこと、汚物
などの蓄積による流れの阻害と言う問題がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる排水管用継手の管端方向から見
た正面図である。
【図2】そのA−A線断面図である。
【図3】そのライニング管を接続した状態をあらわす断
面図である。
【図4】従来の排水管用継手にライニング管を接続した
状態をあらわす断面図である。
【符号の説明】
1 継手 2 継手本体 5a ライニング管 5b ライニング管 22 抜け止めボルト 22a 先端部 23 押さえボルト 23a 当て金

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】接続される2つの管が両側から嵌挿される
    継手本体を有し、ねじ込むことで、その先端部が前記管
    の外壁面に食い込んで継手本体からの管の離脱を防止す
    るボルトが、この継手本体の両側部にそれぞれ複数本ず
    つ放射状に設けられている排水管用継手であって、ボル
    トの管への食い込みを防止する当て金が、前記管の管底
    部の外壁面に当たる前記ボルトの先端に取り付けられて
    いることを特徴とする排水管用継手。
JP3312284A 1991-11-27 1991-11-27 排水管用継手 Pending JPH05149490A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3312284A JPH05149490A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 排水管用継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3312284A JPH05149490A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 排水管用継手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05149490A true JPH05149490A (ja) 1993-06-15

Family

ID=18027396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3312284A Pending JPH05149490A (ja) 1991-11-27 1991-11-27 排水管用継手

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JP (1) JPH05149490A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012167786A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Bridgestone Corp パイプ継手
JP2020024030A (ja) * 2018-08-01 2020-02-13 株式会社NejiLaw 位置可調固定支持部材及び支持構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012167786A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Bridgestone Corp パイプ継手
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