JPH0514671B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0514671B2
JPH0514671B2 JP59005813A JP581384A JPH0514671B2 JP H0514671 B2 JPH0514671 B2 JP H0514671B2 JP 59005813 A JP59005813 A JP 59005813A JP 581384 A JP581384 A JP 581384A JP H0514671 B2 JPH0514671 B2 JP H0514671B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
piston
control device
stepped
wheel brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59005813A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59137244A (ja
Inventor
Rainarutsu Hansuudeiiteru
Sutefuesu Herumuuto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Continental Teves AG and Co OHG
Original Assignee
Alfred Teves GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alfred Teves GmbH filed Critical Alfred Teves GmbH
Publication of JPS59137244A publication Critical patent/JPS59137244A/ja
Publication of JPH0514671B2 publication Critical patent/JPH0514671B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/26Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
    • B60T8/262Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels using valves with stepped characteristics
    • B60T8/265Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels using valves with stepped characteristics for hydraulic brake systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T11/00Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant
    • B60T11/10Transmitting braking action from initiating means to ultimate brake actuator without power assistance or drive or where such assistance or drive is irrelevant transmitting by fluid means, e.g. hydraulic
    • B60T11/28Valves specially adapted therefor
    • B60T11/34Pressure reducing or limiting valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車の前輪のホイールブレーキと後
輪の少なくとも1個のホイールブレーキとの間の
油圧管路に接続される圧力制御装置に関する。
この圧力制御装置は、前輪のホイールブレーキ
における圧力に応じて後方軸のホイールブレーキ
における油圧力を設定する。この装置では、並列
に接続された2個の弁における2個のピストン
が、前輪のホイールブレーキの圧力によつて圧縮
スプリングの付勢力に抗して変位可能にシリンダ
内に挿入されている。両ホイールブレーキの圧力
が上昇して、所定の切換え圧力に到達した後、前
輪のホイールブレーキにおける圧力に対して減圧
された圧力が後輪のホイールブレーキに供給され
る。
[従来の技術] ブレーキ系統の圧力制御装置は、米国特許第
3359729号から公知である。この装置はシリンダ
内で案内される2個の弁ピストンを備えており、
これらピストンの各々にはマスターシリンダの圧
力が作用する。これら弁ピストンは、シリンダ内
で密封関係をなして軸方向に摺動可能に案内さ
れ、かつマスターシリンダ内の圧力に対抗する圧
縮スプリングによつて付勢されている。
第1の弁ピストンには密封部材が装着されてお
り、この密封部材は予め設定可能なマスターシリ
ンダ内の圧力下で弁座に当接するように動き、か
つマスターシリンダとホイールブレーキとの間の
制御すべき2つの油圧管路を遮断するようになつ
ている。第2の弁ピストンは、その端面がマスタ
ーシリンダに接続された入口室内にシール密に突
出しており、第1の弁ピストンが油圧配管を閉鎖
した後、マスターシリンダの圧力がさらに増大す
ると弁開状態となる。入口室から遠い方の第1の
弁ピストンの端面は出口室内に突出し、この出口
室はホイールブレーキと共に閉じた油圧系を構成
している。
従つて、マスターシリンダ内の圧力が増大する
と、第1の弁ピストンは圧縮スプリングの力に対
向して出口室内に変位し、ホイールブレーキに連
結されたブレーキシステム部分の容積が減少し、
ホイールブレーキに圧力上昇が生じる。これは第
1の弁ピストンを支持している圧縮スプリングの
ばね係数によつて設定され、そして、マスターシ
リンダの圧力に対して所定の比で減少する。
[発明が解決しようとする課題] このような従来の圧力制御装置では、全体とし
て比較的複雑な構成のものであること、および第
1の弁ピストンの弁部に自然磨耗を受けるゴム部
材を必要とすること等の問題がある。
本発明の目的は、2個の弁に構造上ほぼ同じ構
成要素を使用し、かつゴム製の密封手段なしに所
望の機能を達成し得る簡単な構成の圧力制御装置
を提供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明の目的は以下の圧力制御装置によつて達
成される。すなわち、自動車の前輪のホイールブ
レーキと、後輪の少なくとも1個のホイールブレ
ーキとの間の油圧配管に接続され、前輪のホイー
ルブレーキにおける圧力に応じて後輪のホイール
ブレーキにおける油圧力を設定し、並列に接続さ
れた2個の弁における2個のピストンが、前輪の
ホイールブレーキの圧力によつて圧縮スプリング
の付勢力に対向して変位可能にシリンダ内に配置
されており、両ホイールブレーキに均一に圧力が
上昇して所定の切換え圧力に達した後、前輪のホ
イールブレーキにおける圧力より小さい圧力が後
輪のホイールブレーキに設定されるようにした圧
力制御装置において、2個のピストンがシリンダ
としての段付き穴内で案内される段付きピストン
として構成され、第1及び第2の段付きピストン
における直径の小さいピストン段部の有効表面が
前輪のホイールブレーキにおける圧力を受ける一
方、直径の大きいピストン段部の有効表面が後輪
のホイールブレーキにおける圧力を受け、第1の
段付きピストンの小さいピストン段部には、ホイ
ールブレーキ間の弁通路を開閉するための第1の
弁部が形成され、第2の段付きピストンの大きい
ピストン段部には、後輪のホイールブレーキと非
加圧槽との間の弁通路を開閉するための第2の弁
部が形成されていることを特徴としている。
本発明では、第1に直径の小さいピストン段部
の有効表面が前輪のホイールブレーキの圧力を受
け、直径の大きいピストン段部の有効表面が後輪
のホイールブレーキの圧力を受ける。第2に第1
の段付きピストンの小さいピストン段部に、両ホ
イールブレーキ間の弁通路を開閉するための弁部
が形成されている。第3に第2の段付きピストン
の大きいピストン段部に、後輪のホイールブレー
キと非加圧槽との間の弁通路を開閉するための弁
部が形成されている。
従つて、段付きピストンと段付きピストンを受
け入れるハウジングに、2個の弁において構造上
ほぼ同じ構成要素を使用することができ、しかも
ゴム製の密封手段が使用されていないので、耐久
性を向上させることができる。
請求項2の実施態様においては、ピストン段部
の弁部が相応の弁座と共に開閉弁を構成してい
る。
請求項3の実施態様においては、第2の段付き
ピストンが弁通路の閉鎖方向に付勢され、この付
勢力は圧縮スプリングによつて生じている。
請求項4の実施態様においては、第2の段付き
ピストンが弁通路の閉鎖方向に付勢され、この付
勢力は可変の油圧力を第2の段付きピストンに弁
通路の閉鎖方向に作用させることで生じている。
請求項5の実施態様においては、第2の段付き
ピストンにブレーキスリツプ制御装置の制御圧力
を弁通路の閉鎖方向に作用させている。本発明の
圧力制御装置は、ゴム製密封手段の不存在により
レイアウトおよび構成により異なるが、多少の脈
動制御圧力が生じるブレーキスリツプ制御装置に
も利用することができる。
請求項6の実施態様においては、第1の段付き
ピストンが弁通路の開口方向に付勢されている。
そして、請求項7の実施態様においては、スプ
リングの使用により圧力制御装置の切換点を正確
に形成することができ、また、前輪のホイールブ
レーキと後輪のホイールブレーキとの間の油圧通
路が、いずれの場合でもブレーキの解除位置で確
実に開かれる。好適には、圧縮スプリングがハウ
ジングの肩部と第1の段付きピストンの大きいピ
ストン段部との間に設置される。
請求項8の実施態様においては、第1の段付き
ピストンのピストン段部とハウジングとの間に環
状室が形成され、この環状室は圧力制御装置をブ
レーキスリツプ制御装置内に使用するときに、ブ
レーキスリツプ制御装置の制御圧力を受ける。
そして、請求項9の実施態様では、ブレーキス
リツプ制御装置の制御圧力に対抗する圧縮スプリ
ングを第1の段付きピストンに押接させている。
そのため、この圧縮スプリングは様々な作動状態
に順応することができる。
請求項10の実施態様では、大きいピストン段
部の直径および小さいピストン段部の直径が各々
等しく形成されているので、簡単な構成を達成す
ることができる。また、必要な製造手段を簡単化
することができるので、圧力制御装置はコストの
点で好適である。
請求項11の実施態様では、圧縮スプリングの
予備荷重は調節可能にすることができ、それによ
り様々な自動車の特性に適合させることができ
る。
請求項12の実施態様では、段付き穴はハウジ
ング内にその軸方向を平行にして位置するように
形成され、圧力制御装置の製造が容易となる。
請求項13の実施態様では、各ピストンのピス
トン段部を1:2の有効表面比に設定するので製
造上有利である。
[実施例] 以下、図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。図中、同一部分には同一参照番号
が付されている。
第1図において、参照番号1はブレーキペダル
2によつて作動可能であるマスターシリンダを示
している。マスターシリンダ1には、自動車の前
輪に設けられたホイールブレーキ3が油圧配管に
よつて接続されている。自動車の前輪のホイール
ブレーキ3は、圧力制御装置4を介して後輪のホ
イールブレーキ5と油圧配管によつて接続されて
いる。
上記圧力制御装置4は、第1の段付きピストン
6と第2の段付きピストン7とを備えており、こ
れらピストンは、それぞれ段付き穴8,9内で案
内される。第1の段付きピストン6は、直径の小
さいピストン部分10と直径の大きいピストン部
分11とを有している。直径の小さいピストン部
分10は入口室12の一側壁を形成し、弁部13
が設けられており、弁部13は弁座14とともに
第1の弁通路を形成している。その一方、直径の
大きいピストン部分11の端面は出口室15の一
側壁を形成し、出口室15は自動車の後輪のホイ
ールブレーキ5に油圧配管によつて接続されてい
る。さらに、入口室12と出口室15とが油圧配
管によつて接続されている。
第1の段付きピストン6は、ピストン部分10
と11との間に小径部分16を備えており、小径
部分16はハウジング17とともに圧縮スプリン
グ19を収容した環状室18を形成している。圧
縮スプリング19は一方でハウジングの肩部20
に、他方で直径の大きいピストン部分11に支持
されているので、第1の段付きピストン6は、第
1の弁通路の開方向に常に付勢されている。第1
の段付きピストン6のピストン部分10,11の
周面には、環状シール23,24を収容した環状
溝21,22が設けられている。
第2の段付きピストン7の段付き穴8は、段付
き穴9に隣接して配置され、第2の段付きピスト
ン7は、その直径の小さいピストン部分25で自
動車の前輪のホイールブレーキ3からの圧力を受
けるようになつている。第2の段付きピストン7
の直径の大きいピストン部分26には、弁座28
とともに第2の弁通路を形成する弁部27が形成
されている。第2の弁通路は、自動車の後輪のホ
イールブレーキ5と非加圧槽29とを接続してい
る。第2の段付きピストン7は、ピストン部分2
5,26間に小径部30を有しており、この小径
部30は、ハウジング17とともに第1の段付き
ピストン6における環状室18に相当する環状室
31を構成している。これら環状室18,31は
油圧配管により相互に連通している。ピストン部
分25,26の周面には、それぞれ環状溝32,
33が形成され、これら環状溝32,33には密
封リング34,35が配設されている。第2の段
付きピストン7は、第2の弁通路の閉鎖方向に圧
縮スプリング36によつて付勢されている。
次に、上記圧力制御装置の動作について説明す
る。
第1図に示すようにブレーキは解除状態にある
とする。第1の弁通路は、圧縮スプリング19の
付勢力によつて開かれ、それにより入口室12と
出口室15とは連通している。さらに、第2の弁
通路は圧縮スプリング36の付勢力によつて閉じ
られ、その結果、自動車の後輪のホイールブレー
キ5は、非加圧槽29に対して遮断される。
作動力がブレーキペダル2に及ぼされると、油
圧力がマスターシリンダ1に発生し、この油圧力
は自動車の前輪のホイールブレーキ3に送られ
る。ホイールブレーキ3における圧力はさらに入
口室12に伝わり、そこから出口室15を経て後
輪のホイールブレーキ5まで流れる。また、前輪
のホイールブレーキ3における油圧力は第2の段
付きピストン7のピストン部分25の有効表面に
も作用し、かつ圧縮スプリング36の付勢力を助
成するので、弁部27は相応の力によつて弁座2
8に押圧される。その結果、第2の弁通路は確実
に閉鎖され、それによりホイールブレーキ5から
非加圧槽へ作動油が放出されなくなる。
出口室15における油圧力は、自動車の後輪の
ホイールブレーキ5のほかに、直径の大きいピス
トン部分11の有効表面にも同様に作用する。そ
して、マスターシリンダ1及びホイールブレーキ
3にそれぞれ所定の圧力が作用すると、出口室1
5内の圧力が上昇し、圧縮スプリング19の付勢
力に抗して第1の段付きピストン6を図面上の左
側に変位させる。第1の段付きピストン6の弁部
13は、最終的に弁座14に当接するので、入口
室12と出口室15との連通は遮断される。マス
ターシリンダ1内で圧力がさらに増大すると、弁
座14によつて限定される第1の段付きピストン
6の弁部13の有効表面に油圧力が作用する。
マスターシリンダ1内が所定の圧力まで上昇す
ると、弁部13は最終的に弁座から再び離間する
ので、増大した油圧力は入口室12を経て出口室
15および後輪のホイールブレーキ5にそれぞれ
伝わる。しかしながら、出口室15内の圧力が増
大すると、その結果、第1の段付きピストン6が
より高い力によつて図面上の左側に変位するの
で、第1の弁通路は再び閉じられる。この運動工
程は、マスターシリンダ1内の圧力増加により一
定してくり返され、後輪のホイールブレーキ5に
は、前輪のホイールブレーキの圧力に対して一定
の割合で減少した圧力が生じる。この圧力減少は
第1の段付きピストン6のピストン部分10,1
1の有効表面積の比によつて定められる。
この圧力上昇の段階では、第2の段付きピスト
ン7は図面上で右側端位置にあり、この位置で弁
部27は弁座28に当接し、ホイールブレーキ5
と非加圧槽29との連通を遮断している。ペダル
2に及ぼす作動力が減少すると、自動車の前輪の
ホイールブレーキ3に発生する圧力も同様に降下
する。この場合、第1の弁通路が閉じられるの
で、出口室15および後輪のホイールブレーキ5
における圧力は、それぞれ直接的には下降しな
い。しかしながら、前輪のホイールブレーキ3に
おける圧力が降下する結果、第2の段付きピスト
ン7を第2の弁通路の閉鎖方向に付勢する力が減
少するので、弁部27が弁座28から離間し、前
輪のホイールブレーキ5と非加圧槽29とを連通
させる。
第2の弁通路が開いた後、ホイールブレーキ5
およびこれに接続された出口室15の圧力が減少
する。その結果、第1の段付きピストン6が圧縮
スプリング9により図面上の右側に変位し、第1
の弁通路が開き、ホイールブレーキ3と5とが連
通する。次いで、第2の段付きピストン7は図に
示す位置、すなわち第2の弁通路が閉鎖する位置
に再び戻る。ブレーキを更に解除する過程におい
て、ホイールブレーキ5の圧力はブレーキの解除
位置に達するまで、開放された第1の弁通路を介
して減圧される。
第2図は、上記圧力制御装置によつて得られる
圧力曲線を示している。この圧力曲線は、前輪の
ホイールブレーキ3の圧力によつて定まる後輪の
ホイールブレーキ5の圧力を示している。このグ
ラフから明らかなように、ホイールブレーキ3,
5における圧力は、圧力値P1に達するまでは等
しく、前輪のホイールブレーキ3において圧力が
連続して上昇するときに、後輪のホイールブレー
キ5においては、圧力が最終的に全制動圧P2に
達するまで比例して減少する。
次に、第3図を参照しながら本発明の第2実施
例について説明する。
この実施例では、第1の段付きピストン6は、
圧縮スプリング37によつて弁通路の閉鎖方向に
付勢されている。しかしながら、環状室18には
スプリングが設けられていない。また、本実施例
のブレーキシステムは、ブレーキスリツプ制御装
置38を備えている。このブレーキスリツプ制御
装置38は、ホイールのスリツプによつて異なる
制御圧力を環状室18に供給する。また、第2の
段付きピストン7の小さいピストン部分25の有
効表面にも、この制御圧力が作用して付勢する。
さらに、油圧配管39が遮断されると、スリツプ
に応答して作用するブレーキスリツプ制御装置3
8は、自動車の前輪のホイールブレーキ3におけ
る圧力にも影響を及ぼす。
第2実施例に係わるブレーキシステムの動作
は、第1実施例で説明した動作とほとんど同じで
ある。異なる点としては、第1の段付きピストン
6が圧縮スプリング37の付勢力ではなく、油圧
力によつて第1の弁通路を開く方向に付勢される
という点にある。環状室18に供給される制御圧
力は、個々の車両状態に応じて選定された圧縮ス
プリング37による反作用を受ける。また、第2
の段付きピストン7の小さいピストン部分25
は、圧縮スプリングによつて付勢されていない
が、スリツプに応答して作動する制御装置38の
制御圧力によつて同様に付勢される。
第2実施例に係わるブレーキシステムは、図2
に示す圧力曲線と実質的に同一の圧力曲線を得る
ことができる。しかしながら、圧力P1での圧力
曲線におけるブレーキのシフト作用は、ブレーキ
スリツプ制御装置38の圧力に応じて発生する。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の圧力制御装置で
は、段付きピストンと段付きピストンを収容する
ハウジングに、構造上ほぼ同じ構成を適用するこ
とができ、しかもゴム製の密封手段を必要としな
いので、圧力制御装置の構造が簡単となり、しか
も耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による圧力制御装置の略図、第
2図は第1図における圧力制御装置により達成さ
れる圧力曲線のグラフ、第3図は他の圧力制御装
置の断面図である。 1…マスターシリンダ、2…ブレーキペダル、
3…前輪のホイールブレーキ、4…圧力制御装
置、5…後輪のホイールブレーキ、6…第1の段
付きピストン、7…第2の段付きピストン、8,
9…段付き穴、10…直径の小さいピストン部
分、11…直径の大きいピストン部分、12…入
口室、13…弁部、14…弁座、15…出口室、
16…直径の小さい部分、17…ハウジング、1
8…環状室、19…圧縮スプリング、20…ハウ
ジングの肩部、21,22…環状溝、23,24
…環状シール、25…直径の小さいピストン部
分、26…直径の大きいピストン部分、27…弁
部、28…弁座、29…非加圧槽、30…直径の
小さい部分、31…環状室、32,33…環状
溝、34,35…密封リング、36…圧縮スプリ
ング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車の前輪のホイールブレーキと、後輪の
    少なくとも1個のホイールブレーキとの間の油圧
    配管に接続され、前輪のホイールブレーキにおけ
    る圧力に応じて後輪のホイールブレーキにおける
    油圧力を設定し、並列に接続された2個の弁にお
    ける2個のピストンが、前輪のホイールブレーキ
    の圧力によつて圧縮スプリングの付勢力に対向し
    て変位可能にシリンダ内に配置されており、両ホ
    イールブレーキに均一に圧力が上昇して所定の切
    換え圧力に達した後、前輪のホイールブレーキに
    おける圧力より小さい圧力が後輪のホイールブレ
    ーキに設定されるようにした圧力制御装置におい
    て、 2個のピストンがシリンダとしての段付き穴
    8,9内で案内される段付きピストン6,7とし
    て構成され、第1及び第2の段付きピストン6,
    7における直径の小さいピストン段部10,25
    の有効表面が前輪のホイールブレーキ3における
    圧力を受ける一方、直径の大きいピストン段部1
    1,26の有効表面が後輪のホイールブレーキ5
    における圧力を受け、第1の段付きピストン6の
    小さいピストン段部10には、ホイールブレーキ
    3,5間の弁通路を開閉するための第1の弁部1
    3が形成され、第2の段付きピストン7の大きい
    ピストン段部26には、後輪のホイールブレーキ
    5と非加圧槽29との間の弁通路を開閉するため
    の第2の弁部27が形成されていることを特徴と
    する圧力制御装置。 2 ピストン段部10,26の弁部13,27が
    相応の弁座14,28とともに開閉弁を形成して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の圧力制御装置。 3 第2の段付きピストン7が圧縮スプリング3
    6によつて付勢されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第2項に記載の圧力制御装置。 4 第2の段付きピストン7が可変の油圧力によ
    つて弁通路の閉鎖方向に付勢されることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項に記載の圧力制御装
    置。 5 可変の油圧力がブレーキスリツプ制御装置3
    8から供給される制御圧力であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項に記載の圧力制御装置。 6 第1の段付きピストン6が弁通路の開放方向
    に付勢されることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第5項のいずれか1項に記載の圧力制御
    装置。 7 圧縮スプリング19がハウジング17と第1
    の段付きピストン6の大きいピストン段部11と
    の間に配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第6項に記載の圧力制御装置。 8 ブレーキスリツプ制御装置38の制御圧力が
    供給される環状室18が第1の段付きピストン6
    の直径の大きいピストン段部とハウジング17と
    の間に形成されることを特徴とする特許請求の範
    囲第5項に記載の圧力制御装置。 9 制御圧力に対抗する圧縮スプリング37が第
    1の段付きピストン6に当接していることを特徴
    とする特許請求の範囲第8項に記載の圧力制御装
    置。 10 大きいピストン段部11,26の直径およ
    び小さいピストン段部10,25の直径が各々同
    じであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    乃至第9項のいずれか1項に記載の圧力制御装
    置。 11 圧縮スプリング19,36,37の予備荷
    重が調節可能であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項乃至第10項のいずれか1項に記載の
    圧力制御装置。 12 段付き穴8,9がハウジング17内に軸方
    向を平行にして形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項乃至第11項のいずれか1
    項に記載の圧力制御装置。 13 各段付きピストン6,7のピストン段部1
    0,11;25,26が1:2の有効表面比に設
    定されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項乃至第12項のいずれか1項に記載の圧力制
    御装置。
JP59005813A 1983-01-21 1984-01-18 圧力制御装置 Granted JPS59137244A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3301901.0 1983-01-21
DE19833301901 DE3301901A1 (de) 1983-01-21 1983-01-21 Druckregeleinrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59137244A JPS59137244A (ja) 1984-08-07
JPH0514671B2 true JPH0514671B2 (ja) 1993-02-25

Family

ID=6188817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59005813A Granted JPS59137244A (ja) 1983-01-21 1984-01-18 圧力制御装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4564244A (ja)
JP (1) JPS59137244A (ja)
DE (1) DE3301901A1 (ja)
FR (1) FR2539688B1 (ja)
GB (1) GB2133849B (ja)
IT (1) IT1173089B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60252084A (ja) * 1984-05-26 1985-12-12 本田技研工業株式会社 車輪角減速度センサの支持・駆動装置
JPS60252054A (ja) * 1984-05-30 1985-12-12 Honda Motor Co Ltd 車両の制動装置
JPS60261765A (ja) * 1984-06-07 1985-12-25 Honda Motor Co Ltd 車両の制動装置
JPS6232369A (ja) * 1985-08-02 1987-02-12 Honda Motor Co Ltd 角減速度センサ
GB2181804B (en) * 1985-08-21 1989-01-18 Honda Motor Co Ltd Braking system for vehicles
JPS6246750A (ja) * 1985-08-23 1987-02-28 Honda Motor Co Ltd 車両の制動装置
DE3931858A1 (de) * 1989-09-23 1991-04-04 Bosch Gmbh Robert Bremsanlage fuer kraftfahrzeuge
US5169212A (en) * 1990-12-21 1992-12-08 Ford Motor Company Reversible proportioning valve
JP2668751B2 (ja) * 1991-11-30 1997-10-27 三菱自動車工業株式会社 後輪制動力制御装置
DE102015006738A1 (de) * 2015-05-23 2016-11-24 Wabco Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum elektronischen Regeln einer Fahrzeugverzögerung in einem ABS-Bremssystem
DE102016009996A1 (de) * 2016-08-17 2018-03-15 Wabco Gmbh Verfahren zum Einstellen von Bremsdrücken, Bremsanlage eines Kraftfahrzeugs zur Durchführung des Verfahrens sowie Kraftfahrzeug mit einer solchen Bremsanlage

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2947387A (en) * 1958-03-31 1960-08-02 Bendix Aviat Corp Power operated braking system
DE1554779A1 (de) * 1964-10-31 1970-12-17 Anton Maier Hydraulischer Antrieb fuer Arbeitsmaschinen,z.B. Spritzgussmaschinen
FR89552E (fr) * 1966-01-31 1967-07-13 Renault Limiteur de pression pour freins hydrauliques
US3393511A (en) * 1966-09-26 1968-07-23 Bendix Corp Fluid pressure control device
US3697138A (en) * 1970-05-08 1972-10-10 Wagner Electric Corp Control valve and system
JPS5541935B2 (ja) * 1973-05-29 1980-10-27
JPS5780955A (en) * 1980-11-10 1982-05-20 Toyota Motor Corp Anti-skid device for isolatedly dual rear-brake system
JPS584657A (ja) * 1981-06-27 1983-01-11 Honda Motor Co Ltd アンチロツク制動装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE3301901C2 (ja) 1990-07-26
DE3301901A1 (de) 1984-07-26
JPS59137244A (ja) 1984-08-07
US4564244A (en) 1986-01-14
FR2539688A1 (fr) 1984-07-27
GB2133849B (en) 1986-10-22
IT1173089B (it) 1987-06-18
IT8419252A0 (it) 1984-01-20
FR2539688B1 (fr) 1987-04-24
GB2133849A (en) 1984-08-01
GB8400622D0 (en) 1984-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4685749A (en) Hydraulic pressure control device for use in vehicle anti-skid braking system
JPH052542B2 (ja)
JPH0130663B2 (ja)
JPH0130662B2 (ja)
JPH01204853A (ja) トラクションスリップ及びブレーキスリップ制御付きブレーキシステム
US3712057A (en) Control valve
JPH0120100B2 (ja)
US3967536A (en) Pneumatic and hydraulic power brake apparatus
US4586591A (en) Pressure-fluid-operable vehicle brake system
JPH0514671B2 (ja)
US4708405A (en) Brake pressure generator for a hydraulic brake system for use with motor vehicles
US4184716A (en) Control valve assembly for hydraulic brakes
US5234086A (en) Fluid pressure type booster device
US4203631A (en) Hydraulic servo-assisted braking system for motor vehicles
EP0127378A1 (en) A vehicle hydraulic braking system
GB2073346A (en) Hydraulic brake boosters
JPH0535900Y2 (ja)
JPH035337B2 (ja)
US3462200A (en) Fluid pressure proportioning means
US4781026A (en) Fluid pressure brake booster for motor vehicles
US4844553A (en) Dash control valve with differential trip
US4068900A (en) Blend back proportioning brake control apparatus
US2910051A (en) Pneumatic brake valve to provide feel
JPS59109447A (ja) 車輌用の流体圧作動の制動系統
US3771837A (en) Three slope proportioning valve