JPH05146183A - スターデルタタイマ - Google Patents

スターデルタタイマ

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JPH05146183A
JPH05146183A JP33401191A JP33401191A JPH05146183A JP H05146183 A JPH05146183 A JP H05146183A JP 33401191 A JP33401191 A JP 33401191A JP 33401191 A JP33401191 A JP 33401191A JP H05146183 A JPH05146183 A JP H05146183A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
switch
connection
motor
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP33401191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Mori
健 森
Tetsuo Taikai
哲夫 大開
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP33401191A priority Critical patent/JPH05146183A/ja
Publication of JPH05146183A publication Critical patent/JPH05146183A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ等をY結線で起動させるY時間ならび
に△結線での定常運転に入るまでのY−△切換時間を、
負荷状態に合わせて自動的に最適値に設定できるように
し、さらに相間短絡や焼損事故の発生を防止する。 【構成】 負荷電流検出手段31からの負荷電流値をA
/D変換回路33でA/D変換し、その電流値データか
ら演算手段38によりその時に最適なY時間T1および
Y−△切換時間T2を算出させ、この結果に従って制御
手段37によりY開閉器4および△開閉器5を開閉制御
するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばモータ等の起
動用に使用されるスターデルタタイマに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】スターデルタタイマで制御されるモータ
を運転する場合、Y(スター)結線で起動し、一定の切
換時間をおいてから△(デルタ)結線に切り換えて定常
運転に入るような運転切り換えがおこなわれる。従来の
スターデルタタイマでは、起動時にY結線させる時間、
つまりY時間を、0.5〜100secの範囲で可変と
し、Y−△切換時間を、0.05,0.1,0.25,
0.5secのいずれかに選択可能として、モータの特
性や負荷の状態等に合わせて使用者が経験的に判断し
て、上記Y時間およびY−△切換時間を選択・設定する
ように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のスター
デルタタイマでは、Y−△切換時間等の設定を使用者の
判断に従って行なう構成であるので、モータの経年変化
や負荷の大小等に対して厳密に対応させて最適な時間を
設定することが難しい。とくに、上記Y−△切換時間は
可及的に短時間に設定するこのが好ましいが、負荷状況
に合わない程の短い時間を不用意に選択してしまうと、
相間短絡やコイル焼損等の事故を招来することになる。
【0004】この発明は上記従来のものの課題を解決す
るためになされたもので、負荷状況に応じて最適なY時
間およびY−△時間を自動的に設定でき、相間短絡や焼
損事故等を確実に防止することができるスターデルタタ
イマを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係るスターデ
ルタタイマは、負荷に流れる負荷電流を検出する手段
と、この負荷電流検出手段からの出力をディジタル化す
るA/D変換回路と、このA/D変換回路の出力からそ
の時の負荷状況に見合ったY時間およびY−△切換時間
を演算する演算手段と、この演算手段の演算結果に基づ
いてY結線用のY開閉器および△結線用の開閉器をそれ
ぞれ開閉する制御手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明によれば、負荷電流の電流値を検出し
てその時の負荷状況に見合ったY時間およびY−△切換
時間が自動的に算出・設定されるので、最適なY時間お
よびY−△切換時間でY−△の切換運転が円滑に行な
え、しかも、相間短絡等のおそれも解消される。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にしたがっ
て説明する。図1はこの発明に係るスターデルタタイマ
で制御されるモータ周辺の結線図である。
【0008】図1において、1は三相電源2に接続され
た3相誘導モータである。三相電源ライン3には、Y結
線を構成するためのY開閉器4と、△結線を構成するた
めの△開閉器5が接続されており、Y開閉器4は図2に
示すように上記モータ1の起動時に一定時間T1だけ閉
成し、その後、Y−△切換時間T2を経て△開閉器5が
閉成してモータ1を定常運転させるようになっている。
【0009】上記各開閉器4,5を開閉制御するための
スターデルタタイマの構成を図3に示す。同図におい
て、31は上記三相電源ライン3に設けられて負荷電流
を検出する手段としての変流器(CT)であり、この変
流器31の出力には、CT入力インターフェース32を
介してA/D変換回路33が接続されている。34は動
作プログラムを記憶しているROM、35は各種データ
を読み書き可能に記憶するRAMである。36はCPU
であり、上記動作プログラムに従ってタイマ動作を実行
させる制御部37や演算部38を有し、上記演算部38
は上記A/D変換回路33からの負荷電流値にもとづい
て上記Y時間およびY−△切換時間を演算するようにな
っており、その演算結果に基づいてY開閉器4および△
開閉器5が制御される。
【0010】39,40は上記CPU36の制御部37
からの制御出力をI/Oポート41を介して受けて、そ
れぞれY開閉器4および△開閉器5を開閉駆動する出力
リレーである。42は上記出力リレー39,40の動作
表示部である。
【0011】つぎに、上記構成のものの動作について、
図4のフロチャートを参照しつつ説明する。三相電源2
によりモータ1を起動させる時には、上記出力リレー3
9によりY開閉器4がONしており、Y結線が構成され
てモータ1への通電が開始される(処理ステップ10
1)。この状態で、変流器31により負荷電流(モータ
電流)が検出され、これの検出電流値がA/D変換回路
33でディジタル値に変換されてCTデータとしてCP
U36に取り込まれる(処理ステップ102)。CPU
36の演算部38により上記電流値データからこの時の
負荷状況に見合ったY時間T1を算出し、上記電流値デ
ータが変化しているか否かを判別する(判断ステップ1
03)。上記電流値が変化しなくなるとの判別がなされ
ると、上記CPU36の制御部37が出力リレー39を
OFFさせる(処理ステップ104)。つまり、上記Y
開閉器39がONして通電が開始された時点t0からO
FFするまでの時点t1(図2)がY結線によるモータ
1に対する始動期間としてのY時間T1となる。この始
動期間T1は上記負荷電流値に従って自動的に決定され
るので、モータ1の起動は円滑に行なわれる。
【0012】ついで、上記負荷電流値のデータは逐次、
演算部38で演算され(処理ステップ105)、上記負
荷電流値がほぼ零となるか否かが判別される(判断ステ
ップ106)。上記負荷電流値がほぼ零になっていると
判断されると、CPU36の制御部37が上記出力リレ
ー40をONさせるので、ここで△開閉器5がONする
ことになる(処理ステップ107)。つまり、上記Y開
閉器39がOFFした時点t1から上記△開閉器40が
ONする時t2までがY−△切換時間T2となり、この
時点t2から後はモータ1の定常運転が行なわれる。
【0013】上記Y−△切換時間T2も上記負荷電流に
従って自動的に決定されるので、最適なY−△切換時間
T2が選ばれることになり、したがって、負荷の大小や
経年変化を勘案して使用者が起動時間等をわざわざ調整
する手間が要らず、安定的にモータ1を定常運転に移行
させることができる。とくに、上記Y−△切換時間T2
の設定が厳密に設定されるので、相間短絡やコイル焼損
などの事故を起こすおそれもなくなる。
【0014】なお、上記Y時間T1やY−△切換時間T
2の限界値は、図示しない前面パネル側で設定できるよ
うにして、変流器31等が仮に故障した時でも、Y結線
から△結線への切換が自動的に行なえるように構成して
おけば、一層の安全運転が確約される。
【0015】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、負荷
電流を検出し、その検出データからモータに対する起動
のためのY時間およびY−△切換時間を自動的に設定す
るように構成したので、モータに対して最適なY時間お
よびY−△切換時間を選択・設定することができ、コイ
ルの焼損等の事故のおそれもなくなり、モータ寿命の向
上を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスターデルタタイマにより制御
されるモータ周辺の結線図である。
【図2】モータ電流やモータ速度とY開閉器および△開
閉器の時間的開閉状態との関係を示す図である。
【図3】同スターデルタタイマの構成を示すブロック図
である。
【図4】同スターデルタタイマの要部の動作説明用のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 負荷 2 三相電源 4 Y開閉器 5 △開閉器 31 負荷電流検出手段 33 A/D変換回路 37 制御手段 38 演算手段 T1 Y時間 T2 Y−△切換時間

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相電源に接続された負荷をY結線で起
    動させてから一定のY−△切換時間を経て△結線で定常
    運動させるスターデルタタイマにおいて、上記負荷に流
    れる負荷電流を検出する手段と、この負荷電流検出手段
    からの出力をディジタル化するA/D変換回路と、この
    A/D変換回路の出力からその時の負荷状況に見合った
    Y時間およびY−△切換時間を演算する演算手段と、こ
    の演算手段の演算結果に基づいてY結線用のY開閉器お
    よび△結線用の△開閉器をそれぞれ開閉制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とするスターデルタタイマ。
JP33401191A 1991-11-21 1991-11-21 スターデルタタイマ Pending JPH05146183A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2024008335A (ja) * 2022-07-08 2024-01-19 三和産業株式会社 吹付機及びその始動方法

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